江田憲司

企業団体献金を受け取らないから政治腐敗はない?と言って企業の社長から大グチ個人献金を貰った江田けんじ。

維新の党の議員さんが、本日衆議院予算委員会で下村文部大臣が任意の団体から金集めをしていると言って、攻撃していた。が、下村氏はお金を集めていない。だから収支報告書には記載されていない。と答弁していた。

 

でもね、維新の会の代表である江田けんじさんはね、収支報告書に記載しているのに、記載した事が間違いだった。と言っています。
お金を集めておいて、収支報告書に記載した事が間違い?
江田ウィメンズクラブという任意の団体の金の出入りを自分の資金管理団体の収支報告書に記載していた事を読売新聞に聞かれ、
「収支は有志団体で完結しており、収支報告書に記載する必要はなかった」と説明している。
お金を集めて「緑の風まつり」を開催したのは、「江田ウィメンズクラブ緑」。
お金を集めて「コンサート」を開催したのは、「江田ウィメンズクラブ青葉」。
どちらも任意の団体で、江田けんじの収支とは関係ないので、記載した事が間違えだとする言いわけだ。
しかし、この「江田ウィメンズクラブ緑」らは、政治活動する政治団体じゃないのでしょうか?
それでお金集めて催しを開催し、収支を報告しなくてもいいのでしょうか?

しかも、催しものをする場所は選挙区内ですから、来る人も彼の有権者です。どんどんやってもらいたいくらいでしょう。こんなことが出来るなら、どんどん任意の団体でを作ってお金集めてもらって勝手にやってもらって集票活動が出来てしまうのです。ですから、

 

今回の江田けんじが出した回答は間違いなんですね。

 

何でか?
それはね、
江田さんのホームページに堂々とかいてある、江田ウィメンズクラブの紹介文なんですよね。

輝く未来を女性の手でつくろう!江田ウィメンズクラブ
(EWC)は、混迷する日本の政界へハッキリとものが言え、真の改革を目指す若い江田けんじさんに、これからの日本を託したいと考え、力強い支援活動を続けて参りたいと思っております、私達女性一人一人が、政治にもっと関心を持ち、子供や孫達の明るい将来のために政治を変え、社会を変えるべく行動を起こして行かなくてはならない時に来ています。
希望のもてる未来の日本を作るために、この地域から女性の輪を広げて行きましょう。
(青葉区、緑区在住の方限定。会費は無料です。)

選挙区の女性に会費が無料だからといって、勧誘する文章です。選挙区なのでコンサートやお祭りなどを開催し、その対価として無料ではできません。その為、開催するたびに会費をとっているわけですが、ウィメンズクラブの会自体の会費は無料という事です。

 

しかし、ここで大問題です。「江田けんじさんに、、、、力強い支援活動を続けて参りたい、、、」会なんです。

 

政治家個人に対して支援活動をする団体なわけです。

 

これは「任意」の団体ではありませんね。

 

特定の政治家を応援する為の、「政治団体」です。なお且つ、この団体でお金を集めて祭りや、コンサートを開催している。

 

ですから、江田けんじ氏のマスコミに対する回答は、「政治団体の届け出をしていなかったので、すぐに政治団体の届け出をします。」が正解の回答となります。

 

しかし、それを認めてしまうと、既に毎年開催されているわけで、何年も政治資金規正法違反をしていた事になってしまう。

 

だから、間違ったコメントを出しているのですが、江田けんじさんにとってはこう言うしかなかったのでしょうね。

 

堂々と自分の名前が入った団体で毎年金集めて祭りやコンサートを開催する。そこで挨拶している。収支報告書に届け出ない方がおかしい。だから収支を記載していたのでしょう?

 

任意の団体が開催した会で、収支はその会で行われていて、私は少し挨拶しただけ。だから、収支報告する必要がなかった。

 

と答えているわけです。ですよね~。

 

全く同じ構図ですね。

しかも江田けんじさんの場合は選挙区で集票活動につながるのです。どちらが悪質かは読者のご判断にお任せします。

 

維新の会の議員さん!あなたの党の代表さんの事ですよ!

 

ご自分達は大丈夫ですか?

 

それからね、江田さんのホームページ見たら、「ご承知のように政治腐敗の元である『企業団体献金』を将来にわたって受けないことを公約にしております。
と、まあ、清廉潔白、クリーンのような事を売り物にしてますけど、
あの渡辺善美議員を落選に追い込んだ献金をした、DHCの社長Y氏から毎年150万円の献金を頂いていたわけですが、企業献金を20万や30万いただくより、むしろ150万個人献金の方がいいわけで、しかも、企業献金は払った方に還付金は確定申告後貰えませんが、個人献金者は確定申告すれば半分くらいお金が返ってくるんですよね。本来なら、税金(所得税)の収入として国家が使えるのにそれをかなりの額、国は還付することになる。これだけの額になるとどっちがお国の為なのかわからなくなりませんか?
企業献金は頂きません!でも、企業の社長さんからは限度額まで頂きます!
って、ことです。

 

いいですか?

 

企業団体献金を貰うからダーティーなのではありません。
企業団体だから使える経費の1部として献金できるので献金する。だから経費を使えない赤字企業からの献金を禁止している。
そしてそれらの企業団体から業界の発展や職場を良くするご提案を頂いて国政に反映させるのも大事な国会議員のお仕事です。
許認可のお手伝いや、違反のもみ消しなど、公序良俗に反しないでちゃんとつき合う事が大切なのです。
これが、「私には出来ない!」というのであれば、個人献金のみでやってくしかないでしょうね。
献金は貰わないが、パーティー券は買わせている日教組支援議員たちも同じ事が言えると思います。

 

人の振り見てわがふり直せ。

 

他人の不祥事を見て、自分は大丈夫だろうか?何故この人はこんな事になってしまったのか?問い直す。そして自分は気をつける。とっても大事な事です。

 

他人の不幸に付け込んで追及する前に、もう1度自分を見つめ直す事。出来ないのなら、いつか自分が当事者になってしまいますよ。






| | コメント (2) | トラックバック (0)