渡辺周

平成29年の希望の党大騒ぎの年に、政治資金規正法違反をしていた立憲民主党幹事長代行の渡辺周。デタラメな収支報告書を見て驚いた!

*個人がその他の政治団体及び公職の候補者に対してする寄付は150万円までです。
しかし、政治家が1つだけ持てる政治団体である資金管理団体には1000万円まで寄付ができます。
逆に言うと、1000万円までしか寄付が出来ません。
自分(渡辺周)の資金管理団体に自分(渡辺周)が寄付できる限度額は1000万円以下!という事です。
では、平成29年の渡辺周衆議院議員の資金管理団体である「未来都市構想研究会」を見てみましょう!

 

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個人寄付の内訳のページをめくって15ページにある渡辺周議員が
「未来都市構想研究会」に寄付しているページを拡大します。
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「政治資金規正法のあらまし」(11ページ6行目から)によると、→公職の候補者が自らの資金管理団体に対してする特定寄付以外の寄付(歳費等の自己資金による寄付)については、個別の制限の適用がありませんので、総枠制限(1000万円)の範囲内において寄付することができます。 
が、渡辺周議員は、平成29年に合計12,093,626円の寄付をしているのです。2,093,626円が寄付制限を超えています
明らかに、政治資金規正法違反です。
そして、この資金管理団体は、無い袖を振っている、本来なら、他の政治団体から寄付を受けるか、借入を記載していないと支払いができないはずなのに、支払っている。という政治資金規正法違反も疑われるのです。
上記の寄付の内訳のページから分かるように、渡辺周議員自身が12月4日に9,163,626円の寄付をしています。
では、この寄付をする前の11月末まで、この政治団体(資金管理団体)は、幾らのお金を持っていて、幾らの支払をしたのか?
もしかすると、この政治団体は、お金が無いのに、支払していはいないのだろうか?という疑問が生じたのです。*もしも他人や他の団体からお金を借り入れて支払いを済ませていたいたのであれば、その借りれを記載していなければなりません。政治資金報告書不実記載となります。
では、やってみます!
*先ずは、個人献金です。11月末までの個人献金を計算しますね。
H29年の1年間の個人献金の合計15,742,626円の中から、12月の個人献金分を引きます。
12月の個人献金合計は 9,268,626円(各個人からの12月の献金も含む)なので、15,742,626円−9,268,626=6,474,000(11月末までの個人献金の合計です)
*そして、11月末までの団体からの寄付の合計は
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その他の寄付を入れて780,000です。(この年は10月10日公示10月22日投票の衆議院選挙があった年です。この年に限り10月6~14日の間に寄付を受けているのですが、通常寄付として処理しているみたいです)
そして、前年(H28)からの繰越金が451,865円あります。
他に収入は無いので、「未来都市構想研究会」は平成29年11月末までお金を幾ら保有していたのか?赤数字の合計金額は?
6,474,000円+780,000円+451,865円=7,003,865円
となります。
では、11月末までに、「未来都市構想研究会」は幾らの支払をしたのか?支出のそれぞれの項目別に12月に支払っている金額と、1万円以下の支払の合計金額であるその他の支出を引いて、確実に11月末までに支払っている金額を出してみます。
*光熱水費(1万円以下のその他の支出の合計が49,537円ありますが、支払日が明確ではないので、11月末までの支出に加えません)
  光熱水費の合計259904円-15,856円(12月分)-49527円(その他の支出)=194,521円
*備品消耗品費(1万円以下のその他の支出の合計が83,535円ありますが、支払日が明確ではないので、11月末までの支出に加えません)
  備品消耗品費の合計221,023円-11580円(12月分)-83,535円(その他の支出)=125,908円
*事務所費(1万円以下のその他の支出の合計が221,662円ありますが、支払日が明確ではないので、11月末までの支出に加えません)
 事務所費の合計1,422,668円-81,956円(12月分電話代)-195,580円(監査報酬)-221,662円(その他の支出)=923,470円
 
*旅費交通費491,160円は全て1万以下の支出で、支払日が明確ではないので11月末までの支出に加えません。
*行事会議費(1万円以下のその他の支出の合計が755,000円ありますが、支払日が明確ではないので、11月末までの支出に加えません)
 行事会議費の合計934,600円-10,800円(12月分)-755,000円=168,800円  
*調査研究費11,435円は全て1万以下の支出なので、支払日が明確ではないので11月末までの支出に加えません。
*寄付の支出の合計7,643,293円-1,300,000円(希望の党第6区)=6,343,293円
その他の支出(1万円以下の支出すべて)を11月末までの支払にしていない事にしているのに、上記の支出(青数字)の合計金額はなんと!
7,755,992円となります。11月末に「未来都市構想研究会」が保有していたお金は7,003,865円でした。
保有していたお金以上の支払をしているわけです。
し、か、も!
「未来都市構想研究会」は年間4,390,445円の人件費↓も支出しているのです。ですが、、支払日が明確ではないので百歩譲って11月末までの支出には加えず11月末までの支出が明確なものだけを取り上げたものが7,755,992円なのです。
実際には、人件費やその他の支出が11月末までにかなり支払われていたでしょうから11月末までの支出は7,755,992円よりももっと多いお金が支出されていたのですが、保有していたお金は7,003,865円です。
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いかがですか?
ご理解いただけましたか?お金が無いのに支払っているんですよ。
政治団体にお金がなくて、それでも支払いをしなくてはいけない場合、その時点で議員本人も含めてお金を入金するか、他人に寄付してもらうか、借入をするか、明確に記載していないと「政治資金収支報告書不実記載」を指摘されるのです。
年末の12月に帳尻を合わせたような議員本人からの多額の献金をして余ったお金を来年への繰越金があるように収支報告書を作っているようですが、11月末までの帳尻があっていない。会計責任者が立替でもしたのなら、その立替払いを記載していなければいけない。お金がどこから出現したのか?誰が立替えたのか?はたまた、借り入れたのか?実際お金の入っていない政治団体がどうして支払えたのか?
謎は深まるばかりです。
しかも、帳尻合わせのお金は合計で1000万を超える議員本人からの寄付となっており、寄付制限額を超えている!
さて、この政治資金規正法違反はちゃんと追及される日がやってくるのか?
おそらく、野党のままが居心地良さそうだから、マスゴミも協力して「報道しない自由」を貫くのでしょうね~。

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