2019、2月18日衆議院予算委員会で今井雅人衆議院議員が「皆さん、聞いていて分かって頂いたと思いますが、安倍総理は、都合の悪い事は自分で勝手に作り話を作って、さもホテル側が答えているような詭弁をしているわけですよ。こういうのに皆さん、騙されちゃダメですからね!」
と発言した。
しかし、騙しているのは今井議員の方だったことが分かってきた。
辻元議員が前日の質問でホテル(ANAインターコンチネント)の広報室に確認したという内容は、今井議員が以下の通り述べている
今井雅人議員
なぜ、私がこんな質問をしているかと言ったら、昨日辻元委員が紹介したメール、これには、2013年以降の7年間に貴ホテルで開かれたパーティー、宴会についてお伺いします。これは一般論じゃありませんよ。ちゃんと個別に聞いていますから。ここで実際はどうだったかと。
そこで、1、見積書や請求書明細を主催者側に発行しないケースがあったでしょうかと言ったら、ございません。
それから、2、宛名を空欄のまま領収書を発行したケースがあったでしょうか、ありません。
それから、3、ホテル主催者じゃない数百人パーティーで、代金を主催者じゃなく参加者個人1人1人から、会費形式で貴ホテルが受け取ることはありましたか、この期間の間にありましたか、ございません。
1~3について、主催者が政治家及び政治関連の団体であることから、対応を変えた事はありますか、ございません。
こういう回答を得ましたので、このホテルに確認してくださいというお願いをしたわけです。
具体的に4つあるじゃないですか。このことを確認してくださいと、きのうお願いしたんです。だから、この事を昨日ちゃんと確認して総理は答弁したのか、してないのか、これはとても重要なんですよ。だからそれを答えてください。
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何度も同じ質問をするので、何度も同じ答弁をする菅官房長官です。
辻元議員には(ホテル側は)あくまで一般論として答えたものであり、個別の案件については回答に含まれていない。
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そうなんです。辻元氏がホテル側から頂いた返答の中に、個別(安倍首相)のケースは含まれていない!
と総理がホテル側から返答を貰っているので、辻元氏がもらったホテルの回答は全く役に立たないということなのです。
確認も何も、辻元の質問には総理の案件は含まれていないので、確認する必要は全く無く、確認したところで同じことを言われるのです。
総理のホテル側から聞いた返答は
「私の事務所が全日空ホテルに確認したところ、辻元議員にはあくまで一般論でお答えしたものであり、個別の案件については、営業の秘密に関わるため、回答には含まれていない」
です。
要は、安倍総理の案件は個別の案件であり、それは除外している(含まれていない)。ということをホテル側は言っているのです。
今井議員はホテル側が一般論としている説明を、「一般論じゃありませんよ~、ちゃんと個別に聞いてますから」という印象操作をしていますが、個別に聞くという事は、何月何日の誰それのパーティーで、どういう内容だったのか?と聞く事なのです。騙されてはいけません。
そして、おそらく、ホテル側は個別に聞かれたら、(営業上の秘密ですから)お答えできません!」と返答するでしょう。
ホテルが一般論で答えているのに、それを個別の(安倍首相の)案件に当てはめて、総理が嘘を言っている!と叫んでいるのです。
朝日新聞も毎日新聞も、ホテルから一般論での回答を聞き出して、総理が嘘を言っているかの如く、宣伝しているのですね。
そこで、呆れた読売新聞が動き出しました。
読売新聞としては、日本中がコロで大変な時に、バカな質問で国会を開いている事に堪忍袋の緒が切れた!という感じです。
https://tsuiran.jp/word/1265639/hourly?t=1582156800#
記事
安倍首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した前夜祭を巡り、会場となった「ANAインターコンチネンタル東京」は19日、野党が首相答弁との矛盾を指摘しているホテル側の回答は「一般論として答えたつもりだった」と述べた。
読売新聞が18日に取材を申し込んだ。19日になって広報担当者が応じた。
首相は国会で前夜祭に関し、明細書は発行されておらず、参加者個人が会費を支払ったなどと説明してきた。立憲民主党の辻元清美幹事長代行は17日、ホテルから、<主催者に明細書を発行しないケースはない>代金は主催者からまとめて支払ってもらっているーとの回答があったとして、首相を批判した。
ホテルの広報担当者は明細書の有無について、「個別には答えられない」と説明。会費の支払い方法は「主催者の相談に応じている」と述べた。
辻元氏の指摘については、「一般論として答えたつもりだったが、それ以上に解釈されている」と語った。
領収書を巡っては、首相は「『上様』としていた可能性がある」としているが、広報担当者は「空欄で発行することはないが、『上様』などの要望があれば入れている」と述べた。
また、首相は17日、「ホテルから『辻元氏には一般論で答えたもので、個別の案件は営業の秘密に関わるため、回答には含まれていない』と説明された」と答弁した。朝日新聞などは「『個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれない』と申し上げた事実はございません」と、首相答弁を否定するホテルの回答を掲載した。
ホテル広報担当者は首相の事務所に説明に行ったのは、営業担当だとした上で、「『営業の秘密』とは伝えなかったが、個別案件については申し上げないということで、趣旨としては(営業の秘密と)同じことを言ったつもりだった」と述べた。
以上
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安倍首相が答弁した事の何処に矛盾がありますか?
辻元ら、立憲民主党の野党議員達は、ホテル側から「一般論で答えたつもりだったが、それ以上に解釈されている」と批判されているのだ。
立憲民主党の質問に立った議員達は、自分たちに都合よく解釈し、いくら「一般論で答えているので、私(安倍首相)のケースは含まれていない!」と説明しても、「ワ~ワ~ギャ~ギャ~」そりゃもう死に物狂いでした。
予算委員長から、何度も、何度も「お願いだから静かにしてください!」と頼み込まれても、無視!
挙句の果てに、今井議員は総理の今までの答弁を「詭弁」だ。「騙されちゃいけませんよ!」とまで言い放ちました。
詭弁を弄しているのは野党の側だ。
貴重な予算委員会の時間を浪費しているだけでなく、詭弁で疑いを作り出し、罵詈雑言を国会で叫ぶ野党!
私たちの税金で飯を食っているのだから、私たちの生活、安心、安全、に貢献するのが当たり前なのだが、全く国民には興味が無いようだ。
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