朝日新聞がどういう新聞なのか知って欲しい。誣告と姑息に生きる朝日新聞の醜さ。高山正之氏の変見自在「安倍外交」と朝日新聞を支えている紙面を飾る今日の広告企業(東京版)
週刊新潮2022.7.28
変見自在 高山正之「安倍外交」
下校途中の横田めぐみさんが失踪したのは1977年11月だった。
父滋さんは未明まで娘を探し回った。校舎のトイレを全部開けて探し、翌日も翌々日も下校路も小道も海辺も歩き回ったが何の痕跡も見つからなかった。最後はしゃがんで哭(な)いた。
そんな日々が10年続いた1988年、大韓機爆破事件の金賢姫(キムヒョンヒ)が「拉致された日本女性」を語った。
彼女はバーレーンの日本大使館員が捕まえた。ただ韓国が身柄を欲しがった。
日本は戦前、未開朝鮮に教育や医療を施(ほどこ)しインフラも整えてやった。が、彼らは逆に酷いことをされたと絡(から)んできてカネや援助をたかった。金賢姫の身柄要求もその一つだった。
韓国はしかしそれ以上の拉致情報を出し渋った。金賢姫の身柄引き渡しは痛恨のミスだった。
それでも横田夫妻には小さい希望の灯(ともしび)に見えた。
追いかけるように英国留学中に失踪した有本恵子さんの親元に「北朝鮮に囚われ中」という私信が届けられた。北朝鮮の日本人拉致を証明する最初の物証だった。
しかし外務省は「日朝交渉に障(さわ)るから」と調査どころか逆に両親に口止めして追い返した。
両親は土井たか子事務所を訪ねた。結果から言えば大失敗で、土井は外務省と同じに口外を禁じ、すぐ朝総連に報告した。
北の秘密を暴露した恵子さんと夫と子供の三人はその2カ月後、不審な死を遂げる。
役所も政治家もだれも相手にしようとしない。そんな中、恵子さんの両親の言葉に耳を貸し、解決を約束した人がいた。
それが「当時、父晋太郎外相の秘書だった安倍さんだった」と早紀江さんが元首相を悼(いた)んで産経新聞に寄せた一文にあった。
それからまた10年後の1997年、めぐみさんの消息が俄(にわ)かに出てきた。北の工作員の話として「13歳の少女の拉致」の証言があり、脱北者からもめぐみさんの目撃談が語られた。
しかし田英夫、埼玉大の吉田康彦らが「韓国の捏造だ」と否定に走る。北朝鮮が拉致などするわけがないという日本の進歩的文化人の反応だった。
拉致は外交分野でも度外視されたまま。それを象徴したのが阿南惟茂(あなみ これしげ)アジア局長と霞クラブこと外務省記者会の懇談会だ。
朝日の記者が「拉致疑惑は証拠もないのに盛り上がっている」と口上(こうじょう)する。モリカケの時にそういうセリフを聞きたかったけど、それは惜(お)く。
この誘導に乗って阿南も「証拠がない。疑惑では動けない」と頷(うなず)く。
そう誘導した朝日は社説でも「拉致疑惑が日朝正常化交渉の障害になっていないか」と書く。
阿南の次の槇田邦彦アジア局長もそれを真似て自民外交部会の席上、「たった10人(の拉致疑惑)で日朝正常化交渉がとまっていいのか」と言った。朝日と同じ主張だ。どこが悪いと。
北は朝日が日本の世論を丸め込んだと見たか。2002年、小泉首相を招いて日本人拉致を認めた。
そう認めたら日本側がニコニコして1兆円よこすと外務省が保証していた。
しかし随行した安倍官房副長官が盗聴を承知で拉致被害者の帰国がなければ決裂しかないと言った。
かくて5人の帰国が実現するが「めぐみさんら8人は死亡」とされた。
でも「安倍さんは死亡した証拠はないと強いまなざしで北の虚構を明かしてくれた」と早紀江さん。
事実、北が「めぐみさんの骨」と言った骨片はDNA鑑定の結果「全くの別人の、それも複数人のもの」と判明している。
いったん帰国した5人も外務省の田中均が「北との約束だから送り帰す」というのを安倍副長官は「外交交渉の人質にはさせない」と断固やめさせ、その家族も日本に取り戻した。北は1円も手にできなかった。
丸腰の日本が悪辣な国とだって堂々交渉できることを安倍元首相が示した。
比べて誣告(ぶこく)と姑息に生きる朝日新聞の醜さが妙に目につかないか。
(終)
若者たちよ知っておかなければなりません。朝日新聞がどういう新聞なのかを。
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本日令和4年7月26日
朝日新聞を支える広告宣伝収入。
さて今日はどの企業が朝日新聞を支えているのか、見てみよう!
「松竹梅」宝酒造
ベリーベスト法律事務所
アートネーチャー
味の素
カルピス(全面広告で高額な広告収入です)
↑
大きな会社はこの程度しかありません。広告収入の激減。赤字の理由が納得できます。
それでも未だに朝日新聞に広告料を支払って支えている企業がこれらの企業です。
筆者が今まで使ってきた企業の商品も見受けられますが、今後はよく注意して同等な製品で他企業の商品を購入しようと心がける所存です。
宝酒造に味の素、カルピスにアートネーチャー。
本日は4社覚えておくことにします。
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