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小沢が右向きゃ、僕も右。慶応大学の小林(変)節がPKO法案の時に言ってた事。

九一年の国連連平和維持活動で、マスコミが「海外派兵だ!」「憲法違反だ!」と騒いでいた時、慶応大学法学部教授 小林節氏は小沢調査会と言われる自民党の憲法調査会に呼ばれて、持論を述べている。

 

小林 節

 

「敗戦直後の日本は、第二次世界大戦の前科者で、まともに口をきくことも、腰に刀を差すことも許されない立場にいた。
でも、東西冷戦構造のなかで、アメリカが守ってくれたから安全だった
ただ、そのすべてがもう変わっているわけで、客観情勢が変わった以上、事情変更の原則があり、解釈を変えるのは当たり前のこと。時代状況に応じて合せるのが、政権政党の責任だ
その意味で、自民党はきわめて無責任だったと思う。
内閣法制局とマスコミ、野党にも責任があると思う。

 

内閣法制局は、国会答弁などを見ていると、「解釈でこうなる」とか言っている。「憲法はこう命じている」とは言っていない。
総理大臣が「私はそうは思わない」と言えば、内閣法制局長官は総理大臣のしもべだから、解釈を変えれば済む。
どうも、法制局を政策選択の道具に使ってきたような雰囲気がある。その雰囲気はどこが作ったか。つまり、「解釈ではこうなる」と法制局が言っているものを、マスコミが「憲法ではこうなる」と報道する。野党がそれを居丈高に引用するわけだ。

 

最後に、シビリアンコントロールに触れる。軍隊の海外出動に国会の承認がいるか、いらにか。これは「やってみた、あっ、しまった、国が滅んじゃった、ごめんね、またやり直そう」というわけにはいかない。
軍人だけが責任をとればいいものではなくて、国民全体が責任を負わされるから、こと、軍事については、いちいち主権者の代表たる国会の了承をとるわけだ。
もう一つ、シビリアンコントロールが必要なのは、軍隊の特殊性だ。
ある意味で軍隊というのは非常に気持ち悪い集団であり、他の集団と違うのは男同士が命をかけた運命共同体であることだ。
軍人には独特のメンタリティがあり、外の世界の言うことを聞かず内部秩序に完全にはまりきる。だからこそ死にに行けるわけだが、抑えのきかない場面も出てくる。ふだんからシビリアンコントロールを教えておかないと危ないわけだ。
まさに制服と武器を持った者が海外に出ていくわけだから、国会承認が原則だと思う。ただ、PKOは典型的な意味での軍事行動ではないから、通常の行政の延長線上で考えればいいという理解で、国会承認の問題をクリアすることも、今回のケース可能だ。そこにこだわって、すべてをつぶしてしまうことのほうが、国際社会で信用されない
日本みたいな大国はカネを出したって当たり前であり、一緒に生命のリスクを負うからこそ仲間と見られる。
とにかく今は、自衛隊に出かけてもらうべき時だと思う。」

 

(中略)

 

小林 節

 

しょせん憲法などというものは基本的原則以外、たいしたことは決めていないものと思っている。国民の直接代表たる最高機関、国会が判断することは、すなわち私たちの判断であるし、また、私たちがその責任を負うわけだから、お互いその覚悟を持っている限り、よろしいと思う。」

 

鯨岡議員

 

「憲法学者がそういうことを言うんじゃ、困るなぁ」

 

小林 節

 

「憲法学者という特殊な憲法教の神官がいるわけではない。憲政を科学する憲法学者である以上、われわれも一人ひとり、政治的判断を心の中で固めなければならないし、それについて話が及んだから、申し上げたんで、今後、この態度を変えるつもりはない。」

 

大石千八議員

 

「政治判断と言うから、話がおかしくなる。今回のPKF(平和維持軍)はそういう侵略的なことに関して(停戦合意が崩れた場合の撤収規定など)五原則で縛りがかけてあるので、普通の戦力で出て行くときのシビリアンコントロールとはまた違って、国会承認は厳密にやらなくていい、という意味だろう。」

 

小林 節

 

「憲法が明確にどっちだと言っていない領域の問題だ。憲法の許容範囲内での政策選択の問題であり、どっちを取っても憲法は許す。責任を持って政治が決めることだ。」

 

(中略)

 

小林 節

 

「昔、日本は第二次世界大戦の前科者として保護観察の身だった。まさに、政治的、歴史的な保護観察下にあって、その一手段として、あの憲法が与えられていた。が、事実として、もはや日本は一人前の立場に復帰している。だから、アメリカやイギリスと変わらない行動様式をとれるよう憲法解釈を工夫する」

 

                                                  以上

 

海を渡る自衛隊  佐々木芳隆著 (お金を払って買ったことは一度もない岩波新書)より

 


小林さん、お名前を「節」→「変節」にでも改められた方が良いのではないでしょうか?

 

42歳で慶応大学の教授になっている小林先生。ご立派でしたね~。

 

当時の法学部の学生はどう思っているんでしょうかね?

 

この変節ぶり、「バリバリ変節。」*昔読みましたね~「バリバリ伝説」略して「バリ伝」週刊少年マガジンでしたか、、、

 

それにしても過去に自分がなんて言ってたかお忘れなのか、恥ずかしくないのかね?

 

時の政権に相手にされなくなると自説を曲げる、慶応大学大学名誉?教授。

 

これじゃ、慶応大学不名誉教授じゃん。

 

死後、福沢諭吉先生が待っているぞ~。舌をハサミでチョッキンチョツキン。

 

それともペンチで~?





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