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内閣激震スクープ?これって、小学館激震スクープになっちゃいませんか?

週刊ポスト、2015、4,17号

 

高市早苗 実弟秘書官が関わった「消えた1億円」重大疑惑を追う

 

[内閣激震スクープ]

 

高市早苗総務相      「議員案件だから信用した」内部情報を入手!

 

実弟秘書官が関わった「消えた公庫の1億円」

 

重大疑惑を追う

 


この見出しですが、こりゃ高市大臣の弟が公庫に口利きでもして、焦げ付いたのか!

 

と読者はもちろん、新聞の広告や電車のつり広告を見た人は騙されてしまいます。

 

記事を2度読んで整理してみても、弟が公庫に口利きした証拠や証人は出て来ない。何でこれが激震スクープになるのか、さっぱり分からなかった。記事中に

 

週ポ記者が3カ月にわたって関係者の足取りを追跡し、数々の証言から疑惑の全容と高市事務所の具体的な関与の事実を掴んだ。

 

とあるのだが、何度読んでも、高市事務所の具体的関与の事実は見当たらない。

 

こりゃ、朝日新聞がよくやる、「思いこみ取材」「先に結論あり企画取材」ではないのか?

 

とさえ、思えてきた。

 

3か月も給料もらって、取材経費使って、どうしても書かなくてはいけなくなった記者が、1番やっちゃいけない、事実の確認を怠った。そうとしか思えない。

 

(記事の要約)

 

N社という農業法人の元社長は奈良県のビルメンテナンスや介護事業や警備事業、加工食品をあつかうグループの会長M氏であり、県政などを扱う地元誌の発行している会社の理事長でもある。

 

M氏が経営する奈良のA社の相談役には「高市代議士が当選の頃から世話になってきた」(高市事務所元秘書)という、

M氏が経営する会社の相談役と親しいのは、わかったけれど、何で地元の有力者のはずのM氏と直接親しかったという取材が出来ていないのだろうか?

 

(記事)
M会長の元でN社の社長を務めたK氏は福祉施設などを運営していた人物で農業は素人だったが、「俺には大きなバックがいる。国からカネを引っ張れる」と吹聴して4年ほど前にイチゴとレタスの水耕栽培を始めた。

 

N社は日本政策金融公庫から3回にわたって、計2億2千万の融資を受ける。

 

N社の土地、建物の資産価値は6千万円と査定されているのに、担保不足の過剰融資ではないか。審査が甘い融資だった疑いが生じる。

 

N社の経常実態を心配する関係者の1人の証言で
「Mさん『高市先生の案件だから公庫からの借金は心配いらない。高市先生がなんとかしてくれる。絶対に大丈夫だ』と何度もいいました。それですっかり信用した」
とある。

こういう証言がとれたのなら、その証言の裏を取る取材をする事が肝心。K氏もしくはM氏に直接当たらなければならない。しかし、K氏は既に(病院で)糖尿病で死亡している。ではM氏なのだが、

 

(記事)
N社の元役員は「私は名義貸ししていただけ」
「K社長たちは農業なんか全く興味がなく、最初から農業をダシに国からカネを引っ張るのが目的だったと思う。他にも詐欺まがいのトラブルを抱えていたし、ヤクザに追われていた、使途不明金はおおかた仲間と山分けしたんでしょう」

 


とM氏ではなく、N社の元役員の取材を載せている。そして、そこには高市の「た」の字も出て来ない。

 

(記事)
現地で(イチゴ、レタスではなく)椎茸栽培をしている別の農業法人はM会長の「高市先生の案件だから心配いらない。公庫からの借り入れはすぐにすべて返済する」といった言葉を信用して公庫融資のうち1億円を債務保証している。

この別の農業法人がM会長の「高市先生の案件だから心配いらない。公庫からの借り入れはすぐにすべて返済する」といった言葉を信用して公庫融資のうち1億円を債務保証をしたという記事は誰の証言なのですかね?

 

この別の農業法人の社長さんですか?役員ですか?
ここのところ、記者が主観で記事書いてませんか?普通は誰が言ったか書くと言うか、書かなければならないところですが、書いていません。発言者不明。

 

(記事)
公庫からの多額融資の返済目処が立たないことが明らかになり始めると、「高市先生が何とかしてくれる」のM会長の言葉通りにN社の救済に動いたのが、高市事務所だった。

目処が立たないことが明らかになり始める時期は内部の人間しか分からない。高市事務所はあたかも「目処が立たないこと」を知っていたのごとく書きたかったわけだが、どこにも、高市事務所が当初からからんでいたのかという取材は出て来ない。

 

(記事)
関係者が語る。
「高市大臣の実弟で現在、総務大臣秘書官を務める高市知嗣氏がN社の新しいスポンサーとしてM会長サイドに東京の会社を紹介した。そこでは『利益率10%のビジネスになる。ゆくゆくは上場したい』という儲け話として検討された。M会長が新たな会社を設立してN社の事業を引き継ぎ、東京の企業には最大2億4千万円出資してもらう。そのうえで政府が出資する農林漁業成長産業化ファンドからニューマネーを引き出す、というスキームが作り上げられた」

この証言ですが、N社の関係者ですか?M会長の関係者ですか?それとも事務所関係者ですか?何の関係者ですか?ここが重要です。そんな関係者はいなくて、記者が取材源の秘匿を武器に勝手に登場させたものなのではないのか?と、疑いたくたくなる。
M会長の関係者であれば、M会長はまさしく詐欺の親玉なのだが、どの関係者かは書いていない。

 

(記事)
資料にあるような「1億円以上の使途不明金」を抱える会社を税金を使って生きながらえさせるスキームに高市氏の実弟が関与したとなれば、単に、‘困っている人がいたから助けてあげた‘というのとは別の意味を帯びてくる。

高市事務所が税金を使って生きながらえさせるスキームに関与したという取材は全く裏のとれていない、記者の主観のみで書かれている事に気付く。よく恥ずかしくもなく、これだけの記事を書けるものだと逆に驚いてしまう。

 

(記事)
一見まともな事業をやっているように見せかけて商品を発注したり、金融機関から融資を受けたあと、返済を踏み倒す「取り込み詐欺」は昔から詐欺の常套手段である。

この詐欺だと言っているネタでM会長の取材を徹底的にやらないと、この記事は成立しないのに、このあとに

 

(記事)
また、政治家や秘書が陳情を受けて政府系金融機関に融資の口利きをすることは「マル政案件」と呼ばれ、政界ではたびたびスキャンダルとなってきた歴史がある。

高市事務所が政府系金融機関に口利きしたと言う証拠も証言もなく、思いこみでスキャンダルだと決めつけている。

 

(記事)
10年ほど前には(中略)、、政府系金融機関の融資部門の元幹部は、「マル政案件は枚挙に暇がないし、有力政治家の案件は審査が甘くなる事もあった。そこで昔から、決して表には出さないものの、内部資料には紹介した事務所と秘書の名前などを残すことになっている」と語る。

内部資料にあたかも「高市事務所」と書かれているのではないか、と思わせる文章である。その内部文章を入手しているなら別だが、入手してもいない内部資料の事を持ち出す始末だ。

 

(記事)
本誌は高市知嗣秘書官に対面取材を申し込んだが、知嗣氏は書面で回答した。
「民間企業の日本政策金融公庫からの借り入れについて、関係したことはない。N社との面識もない」
としながらも、N社救済のためにスポンサーを紹介したした事実を認めた。

ここのところ重要なところ、高市秘書官が書面で「N社」と面識もない。と言いきっている事に「何故なのか?」という疑問を抱き、N社の関係者や、M会長に取材をしないといけない。文字にして回答するという事は重く、絶対に嘘はつけないのだ。何故にN社と面識が無い、と言いきったのか。疑問に思わなければいけないところだ。
面識が無いのに、スポンサーを紹介した?本当にスポンサーになった会社があるのだろうか?
全く取材で来ていない。

 

(記事)
「地元の方からの紹介でご指摘の企業(N社)をマネージメントしている企業と初めて会って●●株式会社(N社のスポンサー候補の東京の会社)を紹介した。その後のことは民間同士のことなので知らない」(括弧内は編集部)

これって、スポンサーになっているかどうか分からないという事ですよね。スポンサーを断っているかもしれませんよね。高市先生の付き合いのある会社を紹介しているようなのですが、スポンサーを紹介したわけではありませんね。記事にはスポンサーを紹介したと書いてありますが、、

 

(記事)
しかし、相手は公庫融資の半額近い1億円以上の使途不明金を出している企業である。「初対面」の相手から資金繰りの陳情を受けてスポンサーを探し、「紹介しただけ」という説明は説得力がない。

だから、高市氏は「面識がない!」と応えているいるではないか!辻褄が合わない。取材を振り出しに戻して、1番要のM会長の取材を徹底的にする事からやり直すべきだったのではないのか。

 

(記事)
仮に、初対面の相手でも陳情を受ければ相手の経営実態を確認しないままホイホイ融資や投資の口利きをするのが高市事務所のやり方だというのであれば、この先、高市大臣は詐欺の片棒を担がされる危険がある危ない政治家というほかない。

先ずは、スポンサーになったのでしょうか?それを調べるべきでしょう。断ってる可能性も大ですよね。高市事務所はスポンサになるように命令したのでしょうか?仕事になるならなるで、民間会社の判断だと言う事であれば、一向に問題は無いわけだ。もしかしたら取材したら断ってた事が分かったけれど、それを書くと圧力掛けて口利きしたことにしたいストーリーが薄れてしまうから書かなかったのか?

 

(記事)
本誌は「N社は高市案件だ」と周囲に話していたキーマンのM会長を奈良のホテルで直撃した。

遅すぎる!
このM氏が1番の生き証人なのだ。高市事務所との関係を聞き出してそこから取材を始めるべきなのだ。

 

(記事)
M会長は高市事務所の秘書と面識あることを認めたうえで、「N社への融資に口を利いてもらったのではないか」と問うと、慌てた様子で、「え?用があるならアポを取って来て欲しい」と答えた。

同じ奈良県で式典や催しなどで、高市事務所の秘書の誰かとは面識はあるだろう。一体誰とどれだけの面識があるのか取材できていない。

 

(記事)
あなたはN社が日本政府金融公庫から借りて焦げ付かせている借金について、関係者に「高市事務所がついているから心配ない」と説明したとの証言がある。
「俺は(N社)株を持っていただけで、借りた金は関係ないやん」

 

あなたが創業した会社でしょう。
「昔は関係ない。俺はキーマンでも何でもないんや」

 

狼狽してドアを閉めた。

 


聞くべき事、確認しなければいけない事は何一つ取材できず、この一回きりの突撃取材のみでM会長からの取材は終わる。

 

(記事)
消えた金は国民の血税である。官邸と高市氏は「名前を使われただけ」で逃げる事はできない。
本稿締め切り直前、自民党や政府政策金融公庫内部で慌ただしい動きがあった。新たに掴んだ情報や証言を含め、本誌はさらにこの重大疑惑を明らかにしていく。

 


この程度の取材で、大臣の秘書が口利きした~!と言い、最後っ屁では、公庫が大騒ぎしていると、何の事例を挙げる事なく記事にするしまつ。

 

たちが悪いというか、頭も悪い。

 

本誌はさらに明らかにすると言っているが、ホントのところが明らかになってから記事にするのとちゃいますか?

 

訴えられたら大変だ~~~~!!!!!!

















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