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朝日新聞が「日韓関係」をここまで悪くした張本人だった。

朝日新聞が「日韓関係」をここまで悪くした張本人だった。ことは皆さんも良くご存知の事と思います。

 

では、なぜそうなってしまったのか?

 

 

 

西岡(東京基督大学教授)

 

(慰安婦が騒がれはじめた)当時冷戦が終了して共産主義運動が敗れ去った直後でした。

 

左翼運動に携わった人達は、次々と日本の過去の批判にシフトしていったのです。

 

毛沢東を賛美していた人達は、文革の実態が明るみに出るとしぼんでいきました。

 

ベトナム戦争がアメリカの侵略戦争だと叫んでいた人達は、ベトナムがカンボジアに戦争をしかけ、カンボジアで大虐殺が起きると、弁明のしようがない赤っ恥をかいたわけです。

 

ところが過去の話は一切、反論されることがありません。

 

過去の日本が悪いと言っている限り、自分はいつまでも良識派を演じられた

 

朝日新聞も冷戦終結時にそれまで掲げてきた「反米、親中、親北朝鮮」路線を反省すべきでした。

 

ところが、決してそうはなりませんでした。

 

彼らもまた「反日の砦」に立て籠もったわけです。

 

過去を糾弾する論理はインテリに広がり、それを北朝鮮や中国共産党が利用したのです。

 

 

 

山田(衆議院議員議員)

 

なるほど。しかし、それでは韓国も被害者といえば被害者ですね。

 

 

 

西岡

 

そうですよ。今も覚えていますが、92年の取材のさい、当時はまだ植民地時代に生きていた人達が韓国にもたくさんいたのです。

 

北朝鮮問題の大家の大学教授朝鮮日報の元編集長とか、野党でも金大中、金泳三大統領らの先輩のあたる大物政治家がいて

 

「何バカなこと言っているのか。当時朝鮮は貧しかったのだ。女衒がいたんだよ」

 

と口を揃えていました。

 

なぜ日本から自ら自国ことを悪くしたい輩がやって来るんだ、日本は何を考えているのかと盛んに怒っていたいたんです。

 

彼らは韓国の後輩の記者や政治家にもバカな事はやめろと論し続けていた。私にはそれが原体験として焼きついているのです。

 

ところが、この20年間でそういう良識的な人たちの多くが他界してしまった。宮沢喜一首相が8回も韓国に謝って韓国のテレビでは「実録ドラマ」と称する番組が次々と放送されました。

 

平和な村に日本の憲兵が訪れ、レイプして連れていくというドラマがたくさん流されたのです。

 

韓国の教科書に慰安婦の強制連行が書かれたのも、宮沢首相の訪韓や「河野談話」の後からでした。

 

 

本日発売の正論5月号より、絶賛発売中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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