報道ステーション2014年3月19日
クリミア緊迫”対ロ制裁”実効性に疑問符
古館
ロシアのプーチン大統領は、力をもってして、このクリミアをロシアの図版の中に組み入れました。そしてそれに対して、ヨーロッパ、アメリカと、制裁をすると。現に、第一弾をやり始めていくというふうに言ってますが、それぞれの制裁にもやはり効果の度合い、疑問符が付けられ始めております。
さらにですね、このロシアと欧米の狭間に立って、日本は外交戦略、どう舵とりしていくのか非常に難しい局面になってきました。そのあたりのことを今日はお伝えします。
ナレーション
プーチン大統領が、クリミア半島の編入を発表してから一夜明け、クリミアではウクライナ海軍司令部に親ロシア派の群衆が流れ込んだ。中には、軍服を着ている者もいる。
親ロシア派の群衆は、ウクライナ国旗を降ろし、ロシア国旗を掲げた。そして、基地を後にするウクライナ兵。クリミア編入に向けた動きが着々と進んでいる。
VTR
ウクライナ将校
政治的な方法ではなく、暴力で乗っ取られた。我々は何もできない。
ナレーション
演説でプーチン大統領は、「クリミアは衝突も死者も無く侵略ではない」としていた。
しかしその直後、建物の屋上で、ライフルを構える人影。ここはクリミア半島にあるウクライナ軍の施設だ。ウクライナのメディアによると、銃声が発生し、ウクライナ兵と親ロシア派の自警団、それぞれ1人死亡した。
VTR
近所の住民
何者かが窓を壊して急に襲ってきた。床に伏せさせられた。
ナレーション
この衝突により、対立がさらに深まる可能性がある。
VTR
ヤチエニユク(ウクライナ首相)
今ある問題は、ロシア軍が原因で、政治的対立から軍事的対立に移りつつある。
ナレーション
トウルチノフ大統領代行は、ウクライナ軍に対し、自衛目的の武器使用を許可した。首都キエフでは、クリミア編入を進めるロシアへの反発が強まっている。
VTR
男性市民
プーチンの演説を見ました。クリミア半島に関するくだらない条約が結ばれるのを見ました。
女性市民
(ロシア)は悪の帝国です。世界の為に領土を拡大しているわけではありません。
自警団の男性
血を流さず、外交的に解決すべきだ。それでも必要があれば、領土、国家、家族の為に戦う。
ナレーション
一方、モスクワ中心部、赤の広場。市民はお祝いムードに沸いた。
VTR
プーチン大統領
親愛なるクリミアとセバストポリの皆さん。長くつらく厳しい航海を終えて、クリミアとセバストポリは母港(ロシア)に帰ってくる。
ナレーション
クリミア編入の動きを受け、アメリカは追加の制裁を課す構えをみせた。
VTR
ケリー国務長官
(プーチン大統領には)衝撃を受け、驚き、失望した。彼とロシアの行いは歴史的な間違いだ。
ナレーション
オバマ大統領は、来週オランダで開かれる核安全サミットの場で。G8からロシアを除いた7カ国による首脳会議を開催することを発表した。
プーチン大統領は、サミットの欠席を決めていて、G7は、この場でロシアへの対応について協議するとみられる。
現在、アメリカの制裁の対象は、副首相や大統領補佐官ら、プーチン氏の側近を含む11人。その中身は、アメリカ国内である資産の凍結や渡航の禁止で、制裁の効果は薄いと見られている。
EUはどうなのか。21人を対象に資産の凍結や渡航禁止を課しているが、アメリカとは違い、プーチン大統領の側近は対象外で、下院の副議長レベルにとどまっている。
プーチン大統領はEUの弱みを見透かしているのか。EUは20日から首脳会議を開き、制裁強化について検討する。しかし、制裁には積極的ではない。
VTR
シコルスキ(ポーランド外相)
ヨーロッツパは近くて、だからこそロシアへの制裁では大きな代償を払うことになる。
ファイマン(オーストリア首相)
制裁では問題は解決しない。唯一の解決策は交渉に持ち込むことだ。
ナレーション
28カ国によって構成されるEU.ロシアに経済制裁を課すうえで問題となるのが国によって利害が異なる事だ。
VTR
シコルスキ(ポーランド外相)
アメリカでは1人を男(大統領)が重要な決定を下すが、ここヨーロッパでは制裁を法的に決定するには、28カ国の合意が必要だ。それはたいていの場合、妥協を意味する。
ナレーション
例えばドイツは、ロシア産天然ガスの輸入量が多く、フランスはロシアへの武器輸出が大きい。イギリスの金融業界はロシアの実業家との結びつきが強い。
ガスの輸入制限か、武器の禁輸か、金融資産の凍結か。どれを制裁対象にするか、各国の思惑は異なる。
強襲揚陸艦をロシアに売却する契約を結んでいるフランス。難しい選択を迫られている。
VTR
ファビウス(フランス外相)
この状況で(ロシア)に武器輸出を継続することは不可能だが、もう一方では、雇用と経済の現実がある。
蓮見 雄(立正大学教授)
各国、利害はバラバラで、それぞれ最終的な政治行動に関しては、各国が主権を持っているという状況ですから、そう簡単に一致団結してですね、ロシアを制裁するということは難しい。相当の返り血があって、その返り血の程度が国ごとに大きく違う。
そういう意味では、強い態度が実はとれないっていうのが実態だろうと思います。
そこがやはりEUがある意味で国ではなくって、国の集まりだというところのある意味では弱さというふうに言えるかもしれません。
スタジオ
古館
ここまでお伝えしたのはですね、ある見方をすれば、ロシアとEU,違いが大きくあっても共通しているのは経済事情で、これ以上痛手を被れないという事情があるんだと思います。
まあ、それで考えると、ウクライナの東部の問題がありますが、それも含めてガラス細工のような秩序がロシアとヨーロッパで生まれるのかもしれないっていう見方もあります。
さぁ、そして日本はということになります。
追加制裁で安倍外交正念場
古館
日本は狭間に立つような形で、来週に迫りくる核セキュリティーサミットでは明らかに、思惑というのがありました。しかし、このロシアの問題、ウクライナの問題で、どうも、その、潮目が変わってきた。
ナレーション
ロシアへの経済制裁を、どの程度打ち出すのか、安倍総理は今日、国会でロシアを非難した。
VTR
安倍総理
政府としての考え方を申し上げます。クリミアをロシアに編入する条約への署名がなされたことは、ウクライナの統一性、主権および領土の一体性を侵害するものであり、これを非難いたします。
我が国は力を背景とする現状変更の試みを決して看過できません。
ナレーション
力を背景にする現状は許されない。安倍総理が念頭に置いているのは、尖閣諸島の問題だ。
中国から強烈な圧力がかけられている中、武力による現状変更は、決して認めてはならない一線だ。
これまで日本は中国に対抗する意味でロシアとの関係を深めてきた。安倍総理とプーチン大統領との会談は5回にも及び、親密な関係を築きあげる事自体が中国へのけん制となる。
北方領土問題への解決にも安倍総理は力を入れてきた。その日本外交はロシアがクリミアの編入に踏み切ったことで、大きな岐路に立たされている。
ナレーション
(自民党中堅議員)
北方領土問題とかを考えた時に、あまりに過敏に反応するのが得策では無いのはみんな分っている。欧米の後ろからそっと遅れてついていく感じが現実的でしょう。
VTR
後藤謙次
日本として厳しい抗議声明、非難声明ってのは避けてるんです。英仏、それからアメリカというフロントラインと2番手にドイツ、それからイアタリアがいて、そのあとに日本がそろりそろりとついていっているという状況にあると思うんですよね。
ナレーション
日本はこれまでロシアへの制裁には慎重な姿勢を続けてきた。アメリカやEUに遅れる事10日以上、ようやく昨日m制裁内容を発表したが、その中身は、ビザ発給条件を緩和するために行っている交渉を停止することや、新たな投資の整備交渉の開始を一旦凍結。つまり、今までの投資については、制裁の対象に入っていない。経済は既に走り出している。
VTR
富川アナ
ロシアへの追加経済制裁が検討される中、こちらのホテルでは、日露投資フォーラムが行われています。両国の大臣らは欠席しているんですが、ご覧のように多くのビジネスマンが集まりまして、産業分野ごとに分れて、分科会、報告会を行っているんですね。こちらの部屋では自動車産業の部会が開かれています。日本企業の現地生産に関して、現状や展望の報告が行われています。
ナレーション
ロシア側、日本側、それぞれに現状をどう見ているのか話を聞いた。
VTR
ミハイルVスリベンチェックス(ロシア下院議員)
個人的な意見だが、ウクライナ情勢への日本側の配慮に感謝しています。
岡田大介(丸紅常務)
穀物の担当としてみれば、やはり産地としては、非常に大きい産地ですから、そのへんはやはり、日本への食料の安定供給ってことを考えますとね、全く無視できる国じゃなおので。我々国内に居る企業ですから、制裁内容によってはもちろん影響は受けます。
ナレーション
ロシアをめぐって国際政治の潮目が大きく変わろうとしている中、日本はどう対応しようとしているのか。
目前に重要な会議が迫って来ている。5日後にオランダ、ハーグで開かれる核安全サミット。そもそもそこでは、アメリカ主導で日本、韓国、アメリカ、3カ国の首脳会談が開かれる方向で調整が進められてきた。
3カ国が結束することで。北朝鮮はもちろん、中国をけん制する狙いがあった。
ところが急転直下、核安全保障サミットは、プーチン大統領の欠席を利用し、G7が団結し、ロシアへの対抗措置を打ち出す場に変質したのだ。
そのG7がまとまる上で重要になって来るのが、皮肉にも日本がけん制しようとしていた中国の存在だ。オバマ大統領は核サミットの場を利用して習金平国家主席と会談。今後の対ロシア制裁への協力を求めるとみられている。
一方プーチン大統領も昨日の演説で、中国を引き入れようと布石を打っていた。」
VTR
プーチン大統領
クリミアへのアプローチを理解をもって接してくれた方々には感謝したい。中国国民に感謝している。中国指導部は、ウクライナとクリミアの歴史的政治的側面を広範囲理解している。私はアメリカ国民に呼びかけたい。クリミア住民が自らの運命を自由に選択するという欲求は、自由の価値観に合致していなというのか。
ナレーション
アメリカがロシア対策へと主軸を移す中、日本は厳しい立場に立たされている。
春名幹雄(早稲田大学大学院客員教授)
日本とアメリカと韓国の首脳会談っていうのをですね、予定しているわけなんですね。本来はですね。東アジアにおいてですね、中国に対応して、日米韓の結束を固める意義があるわけなんですけども、中国に対するメッセージもあるんですが、その場でもやはりウクライナの問題も出てくると思いますので、中国も一緒になって何らかの形でロシアに対してプレッシャーをかけるというふうなことが大事になってくると思います。
当初の描いた目標というのは、なかなか達成されないかもしれませんけども、、、、
スタジオ
古館
恵村さん、安倍総理は、河野談話の見直しはしないというメッセージも、国会での発言を通じてある意味韓国に送り、韓国もそれに応えるという形は、まあ、後ろ盾にアメリカがあって、核セキュリティーサミットに向けてですね、日米韓の1つの話し合いの場へ持ち込む流れだったと思うんですが、大きくこの問題変わりましたね。
恵村順一郎
そうですね。ロシア問題表に出て来ましたですね。
安倍政権は、今、アメリカとの関係は微妙ですし、中国、韓国との関係は悪いですので、ロシアとの関係は良好な関係を維持してますので、それは崩したくないという思いはあるわけですよね。
そこに北方領土返還を目指す安倍首相の思いというのがあって、で、先走って、ロシアとの関係悪くする必要はないじゃないかという判断をしてきたわけですね。
制裁についても欧米より、中身も時期も一歩、後をついていくという形をとってきたわけです。クリミア編入を受けて、首相は、今日初めてロシアに対する非難というのを言ったわけですけども、一方で、日ロ投資フォーラムっていうのをやるっていうどっちつかず対応になってるわけですね。*だったら中止させときゃ良かったんか?
日本政府としては、4月の岸田外務大臣の訪ロ、それからプーチン大統領の秋の訪日、予定通り進めたいと。
一方で、アメリカは24日からの核安全保障サミットにおいてですね、ロシア抜きのG7の首脳会談やりましょうと。
日米韓の首脳会談もやりましょうと。
それから4月下旬にはオバマ大統領が来日するわけですね。
このまま日本がロシアの武力による領土拡張に批判を手控えているような印象を国際社会に与えるとですね、尖閣をめぐる中国の干渉に対する悪影響という恐れもあるわけで、
*(だったらもっと制裁強化すべきだと言わんかい!中国の覇権主義を批判してきた事があったのか?)
日本の遠からず、アメリカかロシアか、その両にらみということは許されなくなるだろうというふうに思います。
*(外交をやったことが無いど素人が評論してます。日本がいつロシアとアメリカとを両にらみ?で天秤にかけたことがあったのか!ロシアと同盟を結んでるのか?)
古館
非常に難しいですね。もう、直近でいうと、中国がカギを握っているわけでしょう、今、ありましたように。セキュリティーサミットでは、ロシア側からもアメリカ側からもラブコールみたいな、ちょっとある局面があるわけですよね。
恵村
本来は日本も、プーチン大統領との個人的関係があるわけですから、間でうまく役割を果たすこともできたと思うんですけど、少し、引いてしまったもんですから、そこに中国が大きく出てきましたですよね。
↑
最後の締めくくりの恵村の発言です。
ロシアは(プーチンの演説にあったように)中国に感謝している状態です。ということは中国はロシアの武力による領土拡張を支持したという事です。
ロシアの行動はクリミアを奪還すること。それを個人的関係がある安倍総理がロシアと事前に話をして何をどうすれば良かったのか?なんて話せば良かったのか言ってもらいたいものだ。
この恵村の発言はただ単に、安倍を批判したい!その一心なのだ。
それと、古館の発言もバカか?春名という大学院教授の脳天気発言が言わしたのかも知れないが、中国がロシアに制裁するわけないだろう!バカじゃないだろうか?
中国は虎視眈眈と尖閣諸島を狙っている。フィリピンやベトナムでも同じだ。
それを武力で占領した時の後ろ盾にロシアになってもらおうとしている事を知っててそんな事は絶対言及しない。
テレ朝は憲法改正に大反対の政治活動をしている団体なのだから、今こそ叫べばいいのだ、
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」前文より
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
」9条より
平和を愛する諸国民ばかりじゃ無い事がよ~くわかったではないか!
エネルギィー(ガス)の供給で脅しをかけてくるロシア。
軍隊を派遣して脅しをかけてくるロシア。
そのことについて大批判を浴びせるべきなのにどうだろう?
最後にしめくくった恵村は、まるでこうなってしまったのはまるで「安倍のせい」にしたいという事だった。
さすが、朝日新聞の社是だ。さすが朝日新聞の社員だ。
事実を自分達の企画でつまみ食い。編集権を行使して、国民を不安にしたり、政権を批判したり。
とんでもないやつらだ。
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