朝日新聞の中韓への「ご注進報道」前号からの続きです
朝日新聞は、これまで政権批判の常套手段として、従軍慰安婦問題についても靖国参拝問題についても、「中国や韓国が反発している」ということを自らの批判の根拠としてきた。
たとえば、安倍首相が靖国神社に参拝した12月26日当日夕刊では、「中韓、強く抗議」「中韓との関係悪化を懸念」と2つも大きな見出しを使って取り上げ、参拝翌日の社説でも
<安倍首相の参拝に、侵略の被害を受けた中国や韓国は激しく反発している。外交にいらぬ火種をつくる。下策である>
と重ねた。ちなみに本誌(週刊ポスト)は、安倍首相の参拝を「自己都合によるもの」で「国際社会へ説明不足」と判断してきたが、「中韓が反発するからやめろ」といったことは1度もない。
自分(朝日)たちの批判の根拠をあくまで中韓の反発に置く、というやり口なのだ。
「これは朝日に限りませんが、どこかの発表に基づく「発表報道」が主流になっていて、取材に基づく言論というものが非常に貧弱になっている。いわゆる「ご注進報道」などといわれる、記事の持つべき力を他国の「外圧」に頼るこの種の報道は、その流れの上にあるものだと思います。
主張すべきことがあるなら、きちんと自分らで取材をして、自前の議論をすべきです」(田島泰彦、上智大学教授)
だからこそ、朝日は韓国で起きたこと、発表されたことは、過剰なほど大きく取り上げる。
たとえばこの2月、村山富市、元首相は訪韓し、元慰安婦と面会し、植民地支配を謝罪した「村山談話」の継承をアピールした件では、2度も写真入りで報じる力の入れようで、他紙を圧倒した。
ほかにも、韓国の外相が元慰安婦を訪問すれば「日本の指導層の歴史を歪曲した妄言には断固対応する」(外相)「日本の暴言がひどくなっている。私が死ぬ前に間違いを認めさせて欲しい」(元慰安婦)
といった発言を論評抜きでそのまま紹介し、韓国の女性家族省が「慰安婦の日」を制定しようとすれば、これも取り上げる。
週刊誌よりも朝日新聞のほうが、よほど「韓国」や「慰安婦」の見出しが好きなようだ。
ただし、中韓おトピックを取り上げようとする熱心さは、ときに軋轢も生む。
橋下徹、大阪市長の従軍慰安婦に関する発言が批判を呼んでいた12年9月、韓国から来た元慰安婦女性に橋下氏が面会しなかったことに対し、朝日大阪本社の女性記者がこうツイッターで言い放った。
「ふざけんな。出て来い!」
橋下氏が「記者ってそんなに偉いんですか?」と反論し、最終的にこの記者は「橋下市長に失礼な発言をしたことをおわびします」と謝罪した。
また最近では、昨年12月、安倍首相の靖国参拝をめぐって新藤義孝、総務相と朝日の記者がやりあった。
会見で朝日の記者が「靖国参拝は海外からの批判を招いている」と問うと、新藤氏は「海外からの批判というのは、どこからの批判なのでしょうか」と逆質問。
ー例えば、韓国ですとか。
「例えばではなくて」
ー韓国、中国。
「、、、、、、と?」
ー、、、、と、いや、もう私が直接、ニュースでよく見るのは、その2カ国ですね。
「ほかにありますか?」
ーどうでしょう。私の記憶にはありません。
「それは、海外とはいわずに、その2カ国からのご批判ということだと思いますね」
こう、あっさり言いくるめられてしまったのだ。
本誌(ポスト)が報じてきたように、中国、韓国の国際宣伝により、世界各国で安倍首相の靖国参拝への批判は続出している。にもかかわらず朝日の記者は、中韓の2カ国しか頭にないためにこんな受け答えしかできなかったのではないか。そうとしか思えない。
韓国紙に元主筆が
これほどまでに中韓への愛情が深い朝日だが、両国とは「相思相愛」の関係といっていい。
中韓の反日動向を朝日が報じ、朝日の反日記事を中国が報じる。この相互作用によって、両国の反日は過熱していった部分があるからだ。
たとえば中韓のメディアが靖国参拝を批判すれば、
朝日は「日本、さらに右傾化」首相靖国参拝、中韓各紙が批判」(12月27日夕刊)
と大きく取り上げる。
すると中韓メディアも「朝日新聞は靖国参拝に対する日本の一般市民からの批判の声を掲載した」(中国、人民網)
などと朝日の声を紹介した。
さらに12月30日付の韓国、中央日報には、
「日本の代表的な知韓派」との触れ込みで若宮啓文、元朝日新聞主筆が登場。
「まさか本当に参拝するとは思わなかった。非常に残念だ」との談話が、
「日本人の専門家たちは揃って深い憂慮を示した」という記述の後に掲載された。
韓国メディアは朝日が大好きなのだ。韓国大手新聞社のデスクは、その事情をこう説明する。
「韓国メディアは日本の新聞を参考にしたり、抜粋する場合が多々ある。特に、安倍の靖国参拝、NHKの会長の発言など、韓国にとって敏感な話題があるときは、なおさら注目して日本の新聞社の報道を確認する。
僕自身がソースとして利用する新聞は朝日と読売たまに産経もありますが、歴史問題に関しては圧倒的に朝日が多い。
韓国の新聞は歴史問題に関して朝日新聞の論調に近いからです。
もうひとつは、韓国国内で、朝日は日本で1番格調が高い新聞メディアだと認識されているからです。
発行部数は読売が多いですが、ジャーナリズムという意味では朝日の姿勢がもっとも忠実だと思います。読売や産経の記事もソースとして利用しますが、論調はあまり参考にしない。やはり朝日新聞です。」
中国でも事情は似ている。
「日本の出版界で盛り上がる「嫌中憎韓」」
このタイトルの記事が新華社通信で配信されたのは2月12日。
「日本のメディアが日本の出版界において「嫌中憎韓」が流行になっている」と紹介しているのはもちろん、
2月11日付の朝日記事だ。
そのあとは「朝日新聞のよる」として全文が翻訳され伝えられている。
この記事の波及のしかたを見れば、朝日と中韓が相互作用によって両国の「反日世論」を煽ってきや実態がよくわかるだろう。
次号に続く、、、
デマが生んだ反日。
朝日新聞は「凶器」です。決して「公器」なんかではありません。中韓の反日を煽り続ける日本の報道機関。次号はウソ捏造記事を書いて知らんぷりの反日。
3月7日号、週刊ポスト書店コンビニで今売ってます。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)


最近のコメント