田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その②
前回からの続きです。
孫崎亨が、かつて我が国の外務省国際情報局局長だったとは思えない発言をした後です。↓
田原聡一郎
これをね、中西さんは侵略戦争という。僕は違うと思う。普通の戦争だと思う。長谷川さん、国権の発動としての戦争って、侵略戦争って事ですか?
(田原は自分だけが知らなかったんじゃ無い!まだもう1人いるんだよ、俺だけ無知なんじゃ無い!長谷川さん、俺に同調してくれ~!)
長谷川幸洋
僕にはそういうふうには読めないなぁ~。
(あれれ~?長谷川さん、憲法解釈論議を今まで知らなかったのかな~?でも、田原は少し助かったと安堵の表情。)
中西輝政
いやいや、
(まいったな~、朝まで生テレビで憲法改正の論客で討論とちゃうんかい?)
田原
読んでるのはこの2人だけなんだ。
中西
もともと英語で書いてあったか、その当時の解釈はどうだったかというと
長谷川
自衛の為の戦争だって国権の発動じゃないの?
中西
いや、違うんです。
長谷川
違うの?
中西
だから問題なんです。日本の国権っていう言葉をそういうふうに理解する、そういう流れがどうしてもできますよ。
田原
手島さん、国権の発動としての戦争って、これ侵略戦争ってことなの?
手島龍一
僕らはそういうふうに解釈しているんですが、しかし、まさにいろんな解釈がでてきますよね。日本語としても、そもそもアメリカが作ったものですから、そこのところ含めて議論をどんどんしていった方がいいと思いますよ。
田原
こんなのが侵略戦争の意味なんていうのはね、そりゃインチキだと思うよ。
中西
いや、違いますよ。
田原
一般の国民にね、これ、侵略戦争だって思う人はいないよね。
辻元清美
まあ、読む人が少ないと思いますよね。
田原
いや、いますかね、孫崎さん。これ侵略って読める?
孫崎
。。。。。。。。
(なんか言えよ!)
長谷川
だって、自衛ってね、国を守るってことじゃないですか。
佐藤正久(髭の隊長)
自衛戦争は否定してないんですよ。侵略戦争まで含むかどうかという解釈の時に、、、
辻元
だから佐藤さん、その時にさっきから出てる集団的自衛権の行使は、この自衛の中に入るかって聞いてるわけですよ。
佐藤
入りますよ。
(キッパリ!)
辻元
ということは、アメリカがさっきのイラクの話になると集団的自衛権の行使で参戦していく可能性があるということです。
中西
さっきまさに田原さんが仰った事、自衛権は自然権。
田原
というように今言われてきた。
中西
今もそうです。ここでいう国権と自衛権は違うんです。
田原
ならこんなこと書かなきゃいい。こんなのいらないじゃない。
中西
その1行が、いま、田原さんのような誤解を招くそういう余地がこの60年間絶えなかったから、2項を自民党、わざわざ入れておられるんでしょう。
田原
これ(1項)でよく、ここ(2項)を変えりゃいいと思ってんのよ。ここ(2項)を変えた方がいい。
中西
まぁそうでしょうね。
CM後
田原
実はね、いま、中西さんやなんかとケンカに近い論議やってんですが、実は私が知る限り、テレビであるいは新聞で憲法改正論議をまともにやったのは初めてだと思う。中西さんは学者だから、学者の世界ではやってるらしいけど、初めてなんですよ。例えば、国権の発動のね、僕は本当に、国権の発動としての戦争が侵略戦争だってのは、いま、初めて、中西さんに聞いて知ったの。
中西
ほ~~~。
(憲法改正で議論するのに、ちゃんと予習しとけよ!)
田原
そういうもんなんですよ。どうですか?あなた知ってましたか、これ侵略戦争って。
(開きなおるぜ!今日からは改憲論者だ!)
孫崎
いや、いや、ちょっとわかりません。
(とうとう認めたか、、、こいつがかつて我が国の外務省国際情報局局長だったとは、、、)
↑
今日の企画はテレ朝が意図する憲法改正阻止に逆行する結果となってしまった。
いいお勉強になったのは、司会者ご本人だった。
それにしても、孫崎、、、、、
日本の外交大丈夫か?
| 固定リンク
« 田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その① | トップページ | 田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その後の田原。 »
「田原総一朗」カテゴリの記事
- 田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その後の田原。(2013.11.26)
- 田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その②(2013.11.26)
- 田原聡一郎が思いこみで番組を先導し、孫崎(元外務省国際情報局局長)が無知をさらけ出す時。その①(2013.11.25)
コメント