小沢一郎公判を見て週刊文春と週刊新潮を黙って見ている事しかできない小沢。文春編
小沢一郎を「証人喚問」せよ
「政治資金収支報告書は見た事ない」
法廷を愚弄する男を許すな
これまで小沢弁護団は、元秘書たちへの検察の捜査について、威迫や利益誘導があったとし、捜査段階での供述調書が無効だと主張してきたが、今回、指定弁護士が持ちだしているのは、法廷における元秘書の証言だ。しかし、小沢が法廷で「知らない」を強調するあまり、そこに明らかな矛盾が生じている。
2007年2月27日付けの週刊文春の取材に対する回答書の事。
購入代金4億円の出所を尋ねると、小沢事務所では「銀行借り入れ」だと回答している。
「貴方自身が事前に(回答書の原案に)意見を述べた?」
「(そんな事実は)ないと思います。」
というやりとりの後、またも大室(指定弁護士)の突っ込みが入る。
「第7回ですが、この法廷で「小沢被告人が(回答書の)原稿を見て電話で訂正を指示したか」という問いに、池田(元秘書)さんは「確かにそうだったように記憶しています」と証言されたんですが、」
その後当人は、「当時マスコミの対応が殺到していたから、文春への対応など覚えていない」と取り繕った。
池田の公判証言は石川よりさらに最近の12月7日のことである。これも昨年の秘書裁判以降、ずい分話題になってきた。打ち合わせ不足なのか、それとも調子に乗り過ぎ、ついうっかり口を滑らせてしまったのだろうか。何でもかんでも「覚えていない」で済むと思ったら、大間違いである。
政治資金の次は銀行融資、父親からの相続遺産、、、。土地購入代金の4億円の原資について、小沢一郎の説明が二転三転してきたことは、これまで報じられてきた通りだ。
そして今回、小沢は4億円の原資として、そこへ議員歳費や自著単行本の印税など、個人収入もあると証言。が、当時その個人収入が振り込まれる口座から、4億円の原資と見られる目立った出金はない、と指定弁護士が指摘する。この点、弁護団は、土地取引以前の出金は相当額あると弁明するが、思いついた実入りをよせ集めただけではないだろうか。*4億円は綺麗なビニールパックに1億円ごと座布団にされていたのですよ。
公判の焦点である元秘書たちとの共謀についても同じく、小沢は「報告も了承も一切ない」と繰り返し強弁した。だが自らの裁判にあたり、元秘書の石川がおこなった隠し録音では、問題の土地登記を翌年にずらすことについて小沢先生に報告した、と白状している。
かたや無理な否定を繰り返して矛盾を露呈している政治の師匠。こなた自ら隠しどりした罠に落ち、師匠の足を引っ張る弟子。いずれもうまく説明がつかず、窮地に陥っている。
小沢は収支報告書をはじめ、問題となった土地取引の関係書類などの署名、捺印も秘書任せ。日頃から、預金通帳や実印まで自由に使わせていたと言う。唯一、4億円を借りたときの融資だけは直筆のサインだと認めたものの、「では、印鑑は?」と尋ねる大室弁護士に対し、憤然と答える。「えーっ、印鑑なんか、わたしゃ押しません」
「私の関心と仕事は、天下国家の話でして、それに邁進する日常を送っているつもりでございます」
という小沢が、
「ビニールパツクが4つかどうかは覚えてないが、確かに1つはあった」
するとすかさず大室弁護士が突っ込んだ。
「紙袋に入れたり、新聞紙で包んだりしたのは、誰ですか」
予想外の質問に小沢がたじろぐ。
「うー、それはたぶん、僕だと思います」
「(1億円で)10キロのそうとう重いものを、貴方が紙袋に入れて新聞紙で見えない様にする。どうして秘書にそういう作業をさせなかったんですかね。お忙しいあなたが、、、、」
↑週刊文春2012,1,26
証拠になるものは出て来なかったが、以前小沢は鳥越との対談でこう答えている↓
鳥越 すると4億円の出所についても検察の事情聴取はあったと?
小沢 ぜ~んぶ(笑)検察は知っています。預金通帳から何から、銀行の原簿まで持っています。強制捜査ですよ、鳥越さん。*しかし、小沢の自宅は強制捜査されていない。自宅のタンス預金は分らないまま。
鳥越 一部説明していましたが、お父さんからの遺産も、、、
小沢 もちろんそれもあります。*それがいくらかは絶対言わない。親からの相続は(4億の中では)大きかった。僕自身だって稼いでいます。印税だけでも1億何千万もありますし。
鳥越 あの本(日本改造計画)は売れましたから。
小沢 本はそれだけじゃないですから(笑)。
鳥越 そこに建設業者から裏献金が紛れ込んでいることは?
小沢 絶対ありません。第一義的には、後援会のお金と私有財産は絶対混同しない様にずっと心がけてきていますし、もしも違法献金があるなら、これだけ調べたら必ず出てくるでしょう。検察は噂の類から全部、全員呼んで調べているんですから。それでも出ないんですから。ないものは出るはずがありません。カネが無くなっちゃうということだから、用立てしたということ。
↑4億円の原資は自分が書いた著書の印税。給料(歳費)、親からの相続と言っているがその預金口座から出金された形跡は見当たらない。検察が捜査して原資を探されても法律に違反した金は出て来なかったんだからね、強制捜査ですよ!なんて言っているが説明出来ていない。高橋嘉信(元小沢事務所の責任者)が言うように原資は経世会の金庫から略奪して自宅にかつぎ込まれた13億円の金。もしくは岩手めんこいテレビの架空株式売買で得た何10億。自宅に強制捜査してない検察はぜ~んぶ知らないんですね。原資は不正に入手した金の可能性が高い。だからはっきり示す事が出来ない。
強制捜査で深沢の小沢の自宅に踏み込まなかった事をいいことに、それらの現金が原資だと断定する事ができない。そしてしらを切る小沢。強制捜査まで受けたのだ!起訴できなかったじゃいか!とね。
そして将来その何10億と政治生命温存を当てにして、守ろうとする秘書たち。
お天道様が見ている。正義は最後には勝つのだと、この法治社会の日本に期待するしかない。
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