椿事件のテレ朝は星浩を使って椿事件を実行中!これほど酷い星浩を公共の電波で使うと放送法違反だ!
平成21(2009)年7月10日(金)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
都議選前にもかかわらず、永田町の「麻生降ろし」の動きを延々と24分間にもわたって自民党の混乱ぶりをここぞとばかりに報道する報ステ。星浩朝日新聞編集委員は麻生首相の「退陣」の可能性ばかりを語っていたが、結果的には誤報。ウイグル族弾圧のニュースでは、コメンテーターの月尾嘉男東大教授が、「情報通信が世界を変えた」と言っているのに、全然変わらないテレビ朝日。日本テレビがBPOからの勧告を受けて、古館キャスターは、「1方向じゃなくて2方向、3方向。慎重に裏取りをしてですね、皆様方にお伝えをするというのを、本当に身を引き締めなくてはいけないと思います」と語っていたが、まったく説得力がない。
●麻生総理「解散は近々判断する」と語るも、永田町の動きは?(約24分)
今日午前
(舛添厚労大臣) 「首都決戦ですから、それは大きな影響を与えると思います」
(ナレーション) ①既に与党内は解散先送りで一色。“麻生降ろし”も動き始めた。野党は内閣不信任案を提出する予定だ。帰国後の麻生総理を待ち受ける危機。“サミット花道論”が現実のものとなるのか。
日本時間午後9時すぎ、ラクイラでの記者会見
(麻生総理) 「G8が指導力を発揮して、重要な経済問題について、文書にすることができたということは、問題意識を共有した上でのことで、大変大きな成果があったと思っております」
(記者) 「東京都議選の投開票が行われますけれども、総理は結果の如何にかかわらずですね、政権運営、政権を今後担っていくというお考えに変わりはないかということが1点。もう1点ですが、繰り返しになりますが、結果の如何にかかわらず、衆院の解散は自らの手でやるというお考えに変更ないかという点をお願いします」
(麻生総理)① 「東京都議選の選挙については、極めて厳しい戦いであるということは、最初から承知をしておりますし、目下、与党の関係者の方々が全力を挙げておられるとこだと思っております。今、言われましたけども、これは度々、この質問をいただいておりますが、都議選というものは、これはあくまでも地方の選挙であります。都議選の争点というのは、基本的には東京都政というものにおける諸課題について、東京都民の方が判断をされる、そういうもんだと思っておりますんで、あの、国政に直接関連するものではないということは、もう従前から申し上げておるところです。あのー、政権を担っていくかというお話でしたけど、私は内閣総理大臣として、日本の政治というものに関して、責任を持っています。国民を守り、日本を守る。今後ともその責任を果たしていくということに関しましては、変わりは全くありません」
(記者) 「任期満了まであと2ヶ月となりました。総理はこの間、度々、しかるべき時期にしかるべき判断をするというふうにおっしゃっておられますけども、この段階に至っては、もはやはっきりと明言すべきではないでしょうか? 明確なお答えをお願いいたします」
(麻生総理)② 「あの、衆議院の解散、任期満了まで残り2ヶ月、9月の10日ですから。たしかに、解散の時期についての選択肢というものは広くあるわけではありません。判断の時期が近づいてきてるというのは事実だと思います。今、国会において臓器移植法とか、それから貨物の検査法などなどが今、審議中だと思いますが、これは今、党の内外で解散の時期についてもいろいろな方々が、日本のいろいろな場所で発言をしておられるということも承知をしておりますが、こういったいろいろな諸条件というものを十分に勘案して、近々、判断をさせていただきたいと思っております」
(珍しい麻生首相のコメント①②)麻生首相のコメントは、いつもなら自分に都合のいいところだけ切り貼りするのに、今日に限っては全部報じている。その訳は・・・。
(ナレーション) ②麻生総理は明日、帰国するが、待っているのは麻生総理の命運を握る東京都議選。
(舛添厚労大臣) 「どんなにタマがよくても、自民党とつくと忌避される傾向があり、やはり一般的に言って、政府与党、つまり自民党・公明党の候補者は苦しい状況にあるんじゃないかなと」
(ナレーション) ③与党内では都議選の勝敗ラインを自民・公明で過半数としているが、その達成は容易ではないとの見方が出ている。このため、麻生総理を支えるグループからも反麻生グループからも都議選直後の解散を先送りする声が出ている。
(問題ナレーション①②③)「都議選で負ければ、麻生首相は退陣」という布石を置くナレーション。ある種の視聴者へのすり込み作業だ。どうりで麻生首相のコメントと長々と取り上げるはず。
午後7時すぎ、三重県亀山市、講演か会合の挨拶で
(古賀選対委員長) 「28日のね、会期までに重要法案が残ってるだから、(重要)法案はしっかり成立させることに、まずはみんなが心を1つにすること。すこしは落ち着いていいじゃないですか。2ヶ月しかないんだもん、僕らもう、残された任期は。そこであんまり、これ以上の騒ぎは決して自民党を支持いただく皆さん方にプラスになることではないなと」
昨日、北海道礼文町
(記者)① 「解散についてはいつごろがいいとお考えですか?」
(小泉元総理)② 「もうね、もう任期満了だね、これ」
(記者)③ 「任期満了ということですけれど、麻生さんで戦うべきだとお考えですか?」
(小泉) ④「まあ、どうなのかねえ」
(最後まで自民党を混乱させたい取材やり取り①②③④)小泉元首相にわざわざ取材しに行き、麻生首相を退陣させるように持っていくための取材とコメント。混乱に拍車をかけるテレ朝。
午後3時
(石原東京都知事) 「解散して(総選挙を)うつもっといいタイミングみたいなのは、前にいくつかあったと思うね。それはやっぱり狙って撃たないと。彼(麻生総理)だって射撃の選手だからさ、見送って、見送ってるうちに的が飛んでいっちゃってね、弾が届かなくなるんだよ」
テロップにて
(総理経験者) ①「麻生さんは解散できないね。公明党も反対ですから、斉藤大臣が解散詔書に署名しないでしょ。罷免して解散したら、(公明の)選挙協力がなくなる」
(ナレーション) ②そうなると、麻生総理はどうするのか。
テロップにて
(総理経験者)③ 「麻生さんは自発的に退陣すべきだ。自発的に自分で気づいて退陣する方がいい。その方がまだ影響力が残る」
(問題テロップとナレーション①②③)いつも出てくる「麻生さんは解散できない」という謎の総理(閣僚)経験者。12日には麻生首相による解散が決まり、これは大誤報。この総理経験者の名前を明らかにするべきだ。
午後4時すぎ、記者会見
(記者) 「自主的退陣を求める声もシワリと広がっているような?」
(河村官房長官) 「こと解散は、これは麻生総理が決断をされることであってですね、総理の決dさんによるものであろうと」
(ナレーション) 東京都議選の結果が判明する12日の深夜には、早くも“麻生降ろし”が再び動き始める。
(以下、「退陣」「麻生降ろし」の連続。もういい加減、世間をミスリードする情報操作はやめるべきだ)
午前11時すぎ、北海道稚内市
(武部勤元幹事長) 「都議会議員の選挙が12日投票日です。これを機に大きなうねりが起こってくると。これからの1週間は私にとりましても、一身を投げ打って頑張らなければならない場面になるのではないかと、このように覚悟を決めております」
(ナレーション) 一方、野党は“麻生降ろし”を警戒する。麻生総理の下での解散・総選挙の方が有利だからだ。このため週明けにも麻生総理に対する不信任案を提出する方針だ。
午後5時すぎ、日本記者クラブ
(記者・田崎) 「内閣不信任案の提出、日曜日に都議選があって、その結果を受けて速やかに出されるんではないかと思うんですけれども?」
(民主党・鳩山代表) 「(選挙)結果というものを見ながら、判断をしていきたいと思っておりまして、13日に私ども三役を中心に集まりましてそこで他の野党とも相談して結論を出してまいりたいと」
(ナレーション) 夕方、日本記者クラブで会見した鳩山代表は、総選挙の勝利を前提に、民主党政権の青写真を描いてみせた。
(鳩山代表) 「政権をとって4年間は徹底して無駄遣いの排除を行ってまいりたい。次の(民主党)政権が発足するまでの間、ある意味で何か大きな危機管理の必要な事態が生じないとも限らないと。準備期間の時期とその時期を位置づけて、自民党と我が党・民主党を中心として、まあ与党と野党と呼んでも結構だと思いますが、“連絡協議会”というものを発足をさせるべきではないかと」
(ナレーション) しかし、その鳩山代表も足元はおぼつかない。自身の政治資金収支報告書に、実際は寄付していない個人や亡くなっている人まで記載していた問題で、与党側から追及されているのだ。会見でも、質問はその問題に集中した。
(記者) 「どうしてその虚偽の記載をしたのか?」
(鳩山代表) 「(当事者の私ではなく)弁護士を通じて全て今、元秘書と弁護士が会話していると」
(ナレーション) 鳩山代表は虚偽記載された個人献金については秘書が勝手に処理したものだと改めて説明し、謝罪した。
(鳩山代表) 「収支報告書に事実とは異なる記載が行われておりましたことに関して、国民の皆様方に率直にお詫び申し上げたいと思います」
(記者) 「政治倫理審査会に自ら出席されてですね、開催を要求されて、その場で決着をつけるということについては?」
(鳩山代表) 「私は(出席拒否という)党の決定に従ってまいりたいと思っています」
(記者・田崎) 「現場の判断とか、あるいは弁護士さんに任せてるってことですけれども、自分のことでは曖昧模糊としている、何か人任せっていう感じがするんですけれども」
(鳩山代表) 「曖昧模糊にしてるというのは、この調査においてですか?」
(記者・田崎) 「はい」
(鳩山代表) 「(弁護士が)正確に情報を収集する方が、国民の皆様方にも信頼度が高いのではないかと、そう思っておるものですから、そのように今、弁護士に全力投球をお願いしているところです」
(古館) 「永田町のいろんなテクニックがこれから来週以降も飛び交いそうな気配であります。(中略) 星さん、まず、今VTRの最後にね、鳩山さんの個人献金の問題出てきましたけども、たしかに自民党もいろいろ不明朗な点、相変わらず抱え込んでますし。だけどまあ、その、ゼネコンからね、たとえばもらってるっていうんじゃなくて、自分のお金だっていうのはわかるんだけれども、やはり懐刀であるはずの秘書と直接話して、正確に透明性をもって、こう解決してくれるならいいんだけども、弁護士さん、弁護士さん、弁護士さんって言ってるのはやっぱりちょっと引っかかるんですが、どうですか?」
(朝日新聞・星浩編集委員)① 「まあ、ただ、そのー、鳩山さんご自身が当事者になってますからね、当事者っていうか、もう鳩山さんが雇ってる秘書ですから、そこにその、お2人のやり取りで、いろんなことを明らかにするとなると、ちょっとまた、力関係が違ってきますからね。正確な事実関係を把握するにはやっぱり、専門家の人が入ってですね、公開すればいいんじゃないですか。まあ、かなり実務的な問題もありますからね。そこはその、鳩山さんが直接っていう面も、もちろん一部は必要でしょうけども、当事者が雇ってる人に対してまた命令をするとかしないとかって話よりは、まあ公平にやってもらった方がいいと思いますけどね、そこは」
(古館) 「ただ有権者は、自民、民主双方にいろんな思いを抱えてる人が多くいると思うんですけどね」
(星)② 「ただですね、あまりそのー、だからといって自民と民主党もカレーライスとライスカレーで同じだと、変わらないということでは、私はですね、政治は進まないと思うんですね。ここはやっぱり、難しいけれども、どっちかに点数をつけて、いい方を選んでもらわないと、シラけてるだけではですね、今度の政治は進まないという、今、そういう、ある意味では日本の政治としては初めての局面にきてるわけですから、我々メディアもですね、これ、単なるシラけて、外見から見てですね、カレーライスとライスカレーで変わりませんよというんでは、私はちょっともう、政治はそこまで進まないという事態ではない、これからはですね。そういう段階はもう過ぎてると思いますね」
(古館) 「そうですか。悩んだにせよ、シラけようが何にせよ、いつかはわからないけども、ホント近いうちに選挙がある」
(星) ③「選択をするという選挙ですから、あんまり面白くないとか、シラけてるっていう選挙ではないと思います、今度の選挙は」
(古館) 「なるほど」
(星) ④「それだけもう、国もかなり行き詰まるところまできてますのでね、これはやっぱり有権者の力で選択をしていただくという選挙ですから、そこは注意しないとですね、何かシラけてばかりいると、結局何か、いつの間にか官僚が笑ってるっていう選挙になっちゃいますからね」
(問題コメント①②③④)星浩朝日新聞編集委員の解説は、①鳩山由紀夫代表の調査に弁護士が入るのは仕方がないー②③それよりも国民は次の政権選択の選挙で、できれば官僚支配にならない民主党に投票すべきだ、と聞こえるー④だから白けている場合ではない(自民党にとどめを刺そうと聞こえる)という完全に民主党よりのコメント。完璧に椿事件を実行している。
(古館) 「それじゃあもう話になりませんね」
(星) 「はい」
(古館) 「だからこそ、今日、ちょっとカレンダーありますけど(背後の8月のカレンダーを指差す)、来週以降の動き、どうなるかっていうのもね、見立てていただきたいんですけど、ちょっとその前にね、ラクイラで、イタリアで麻生総理が先ほど記者の質問に答えてました。まあいろいろ“しかるべき時に”とか、いろいろ“そう遠くない時に”とか、今回“近々”というふうにはなってきましたけども、ズバリどうなんですかね。周りはね、自発的退陣なんていう声が出てきましたね。自発的退陣に対して麻生さんの本音は解散、自分でする、あるいは解散、自分でできると思ってると思います?」
(星) 「あのー、麻生さんの会見、やはりまあ予想通りと言いますかね、強気ですよね。2つポイントがあって、1つは都議選と国政は違うんだというのをはっきり言いましたけど、まあこれはある意味では当たり前といいますか、相当強気に出て、仮に都議選で苦しい状況でも、頑張りたいという意思表示なんでしょうね。それからもう1つは、解散は自分の手でやりますよと。都議選の後ですね、おそらく来週は何が起こるかわからないような局面が続くわけですが、そこでも自分の手で解散をするという意思表示、この2つなんですが、まあ逆に言うと、それだけちょっと追い込まれてるので、ここで強気の意思表示をしたということですが、これは私は12日以降ですね、必ずしもこの強気のまま押し通せるとは限らないといいますか、実際は相当厳しい局面だと思いますね」
(古館) 「ああ、そうですか。月尾先生、月尾先生は麻生総理の心理も含めて、どんなふうな今、現段階でイメージをお持ちですか」
(月尾) 「まあ全然違った角度から見てましてね、この麻生さんのずっと10ヶ月近い。大学で実は工学部でオペレーションズリサイアスと言いましてね、物事をどう決めたら一番いいかということを教えてたんですが、その中にね、最適化理論というのがあるんです。その中でね、部分最適は全体最適にはならないというね」
(星) 「勉強しました(笑)」
(古館) 「あっ、そうですか。部分、部分が最も適してることは、全体が最も適してることにならないということですか?」
(月尾) 「ならない場合がほどんどで、なる時もたまにはある。登山でいうとわかりやすいんですけど、山に登りたいと。スタートしたら急な崖がある。じゃあ楽な方から回っていけと。そういうことを次々繰り返して、じゃあ最後に目的である頂上まで行けますかということなんですね。その時ね、絶対行ける方法は、あそこに行くんだという目標があれば、それは紆余曲折しても最後は行くんですけど、じゃあ麻生総理、ここまで見ててね、いろいろな政策やられました。じゃあ、最後、何やるんですかというと、私なんか素人から見ると、自民党を維持するか、もっときつく言えば、自分の保身だとかね、そういう目標しかないというふうに見えてしまう。だからまあ、学生によく教えるんです、最適の例じゃないかという気がしてる(笑)」
(古館) 「星さんもかなり頷いてましたけどね。あの、自分が頂上の位置にいるような気になってると、頂上目指しようがないですね(笑) じゃあ、早速ちょっと、今後のスケジュール、星さんに解説していただきましょう」
(星) 「12日以降はですね、本当に何があってもおかしくないっていう1週間ですね、来週は。12日の夜に都議選の開票結果。ここで私はおそらく麻生さんの分かれ道は2つしかないと思いますね。退陣か、解散ですね、衆議院の解散。それを決断するんですが、仮に12日、退陣を決意すればですね、これは自民党は新総裁選びというところにバタバタと動き始めるわけですね、12日の夜ないし13日。
(古館) 「まだわかりませんが、とにかく都議選の結果も含めて考えると、結果如何ではこの日の(12日)夜に麻生総理退陣という可能性も無きにしも非ず」
(星) 「一番早ければそうかもしれませんね。そうすると次はもう総裁選びですね」
(古館) 「まず、13日、ここからいきますとどうです?」
(星) 「その時に麻生さんが辞めてなければ、民主党は内閣不信任案を出すということで、それはだから辞めないケースですね、次の不信任案は」
(古館) 「まず、ここ(12日)で辞める決断をしてない。都議選の結果もわからないと。そうなった場合、13日の月曜日っていうのは大事な法案ありますね。臓器移植」
(星) 「臓器移植法と並行して、おそらくそれが終わった段階で、民主党を中心に野党が内閣不信任案を衆議院で出す。13日になると思いますね。それをどうするか。仮にこの内閣不信任案が、おそらく自民党が今、圧倒的に多数ですから否決されれば、むしろ麻生さんは信任されたということでしばらく続きますよね」
(古館) 「そういうことですね。民主党もそれを狙ってるという話になってますが」
(星) 「それが1つ。それから逆にですね、昔の加藤の乱みたいに自民党の中で造反が起きるのか、起きないのか。それからですね、不信任案、否決したくないので、麻生さんを応援したというふうに見られたくないので、もうちょっと不信任案の採決をズルズルと少し待ってくれということになって、それと同時に自民党の中がザワザワと“麻生降ろし”が動くってこともあり得ます。だから来週は12、13、14というのはそういう局面になるでしょう。仮に、麻生さんが今度は辞めない場合ですね。辞めない時は麻生さんは解散のタイミングを来週、狙いますね。そうすると13、14、15ぐらいで臓器移植法案が成立した後ぐらいからですね、今度は麻生さんは解散のタイミングを狙いますが、これにはいくつかハードルがあるんですね。解散というのは内閣で閣議決定しないといけませんので、17人の閣僚がOKして署名しなくちゃいけませんが、何人か、もしかする反対するかもしれない。それから仮にですね、公明党も今、斉藤環境大臣が反対するということになったら、これは自民党と公明党の連立にも関係してきますので、これはかなり大ごとですね。次の選挙にも響いてきます。
(古館) 「公明党が引き揚げちゃっていうような」
(星) 「そうなったらもう、これは大変ですね」
(古館) 「総理経験者の話として、さっき紹介されてましたね。なかなか解散難しいと」
(星) 「そうすると、それがズルズルズルズルといって、28日の会期末ぐらいまで引っ張ってしまうのかどうかですね。その間におそらく、自民党の中が“麻生降ろし”というのが続くでしょう」
(古館) 「そうすると、総裁選は?」
(星) 「総裁選は、だから辞めた場合はすぐ動き出しますが、辞めない場合でも、総裁選を早くやれという動きが13日の週の後半ぐらいから出てくるということですかね。最後に、その頃から動き出して、28日までには総裁選の段取りを整えましょうという話になるかもしれません。まあいずれにしても、もう9月10日が任期満了ですから、それに向けてどういう態勢をを整えるかということ動き出しがまあ、来週の日曜の夜以降ということですね」
(古館) 「端的に言うと、やっぱり星さんは現段階では、どちらかというと、まあ麻生さんが解散権持ってるけれども、解散は容易にできなくて、結果、総裁選の、この、今お話くださった流れになるんじゃないかとご覧になってる?」
(星) 「あのー、麻生さんがですね、都議選の結果を受けて辞めるか辞めないか、これは本当に私はまだ半々だと思いますし、辞める可能性も残ってますし、麻生さんのことだから頑張るっていう可能性もあります。ただし、解散はですね、みんなその、総理大臣が決意すればできるって、よく言われますが、私は実は、そう簡単ではないと。三木政権の時も20人の閣僚のうち15人が反対してできなかった。ですから麻生さんも、仮にですね、公明党との連立という問題もありますので、解散というのはそう簡単に、言ってるほど簡単ではないんですよね。ですから、麻生さんが自分の手で解散を選ぶっていうのは、なかなかこれからいろんなハードルがありましてですね、私は麻生さん自身の手で解散っていう可能性はだんだん低くなりつつあるのかなという気がします」
(古館) 「やっぱりそうですか。だとすると、もう1言。総裁選、誰が筆頭ですか?」
(星) ①「総裁選は今、何と言っても人気は舛添さんでしょうし、それから石原伸晃さんが手を挙げるでしょうし、前回、手を挙げた谷垣さんとかですね、いろんな人がおそらく手を挙げてくると思います。それで、いろいろ、“また代えるのか”っていう議論があるでしょうが、まあそれも1つの自民党の生き残りの、最後のもがきと言いますかですね、最後の生き残りのための自民党の、まあ1つの工夫と言いますか、悪あがきと言っていいのかどうかわかりませんが、そういうことになるでしょうね」
(星浩のズバリ本音①)「自民党の最後のもがき」と表現してしまった!
完璧な犯罪である!
(古館) 「そうすると、会期末でその流れで解散するとすれば、実際の我々の投開票っていうのは、8月の末?」
(星) 「8月の30日の日曜日、9月の6日の日曜日、このへんにだんだんシフトしてきているんでしょうね、実際は」
(古館) 「そうですか。来週月曜日から目が離せない状況になってきますね」
(星) 「ただまあ、もうちょっと大きい基点がいずれありますので、まあ結局は最後はマニフェストを中心とした政策論争にどうやって持っていくかということですね」
(古館) 「そこですよね。そこ、一番注意しなきゃいけないわけですね、はい」
●温室効果ガスの具体的数値目標先送り(4分20秒強)
(ナレーション) 主要8ヶ国に中国、インドなどの新興国を加えた主要経済国フォーラムの首脳会合は、地球温暖化問題に関する共同宣言を発表した。G8サミット初参加のオバマ大統領は温暖化問題で新興国との協力に苦戦した。
日本時間今日未明
(オバマ大統領) 「私たちはよいスタートを切ったが、ことはそう簡単ではないと認めざるを得ない」
(ナレーション) この会議の最大の焦点は、温室効果ガスの排出量について、2050年までに世界全体で50%を削減するという目標を盛り込めるかどうかだった。しかし、インドなど新興国側は強く反発した。合意すれば、一定量の削減が必要となり、経済成長の足かせとなると懸念したためだ。
(オバマ大統領) 「私たちがしなければならないのは、利己的な誘惑と戦うことだと思う。17人の首脳にとって、気候変動のような問題の認識の差を埋めるのは大変だ」
(ナレーション) 結局、首脳宣言では、世界全体の排出量を2050年までに相当量を削減する」という表現にとどまり、具体的な数値目標は盛り込まれなかった。
(国連・潘基文事務総長) 「これまでに首脳たちが打ち出した対策では不十分だ。これは政策的にも道徳的にも緊急の課題だ。首脳たちには人類の未来に対する歴史的な責任がある」
(古館) 「あの、月尾先生、前にも一緒にこの地球温暖化のスペシャル番組やらせていただいたりしててね、まあちょっとかじったなんて生意気、ちょっと言いたいんですけども、まあ、ずーっと言われてるように、産業革命以前から、とにかく気温の上昇は2度以内にするっていうことをわかっていても、結果、手前手前でいろんな目標、削減目標っていうと出ない。新興国と先進国でもめる。人間っていうのは、わかっちゃいるけどやめられないっていうかね、CO2出すの、もうそんなのがずーっと停滞してる感じがするんですけど」
(月尾) 「人間っていうのは緩やかな変化というのは気がつかないんですね」
(古館) 「ああー」
(月尾) 「しかもそれ一定の加速度っていうんですか、加速度が一定の割合で変化していく時は全く気がつかなくて」
(古館) 「ドーンと来ないとわからない?」
(月尾) 「茹で蛙になるというのは昔からよく言われてる」
(古館) 「茹で蛙って昔からよく言われますね。じわじわじわじわ温めていくと、自分が熱くてもうダメだというのがわからないまま死んでしまうという。あと、どういう視点が、今回のこれも煮え切らない、80%だ、50%だ、それも決まらなかったんですが」
(月尾) 「これ、なかなか大変なことで、まあ80(%)は一応、宣言に盛り込まれましたけどね。あの、これ、100のものを20にしろということですよね。ということは、エネルギー効率、社会全体で5倍にしなさいってことなんです。それがこれから40年程度で本当にできるか。全てのものが平均数をとにかく5倍にするというようなことになるんです。それでね、もう1つ大変だと思ってるのは、ほとんどこの、いろいろな新聞、その他を見てても議論されてないのは、人口問題が入ってないんですよ。人口っていうのは2000年を基準にすると、だいたい2050年には1.4倍から1.5倍近くに増えると言われてる」
(古館) 「90億人ぐらいになる?」
(月尾) 「90億人になるんですね。そうすると1人あたりはね、たとえば100のものを20にするんではなくて、15ぐらいまで減らさないと、1人はね」
(古館) 「人口分で考えたらそうか」
(月尾) 「人口が増えていってしまうんだから、総量を2割にするということは、1人あたりではもっと厳しくするということでね、この視点も入れると、これはね、本当に目標はすばらしい目標です。しかし、具体的にやるのをどうするのかっていうのはね、まあ人知を尽くしてとか、英知を絞ってってことぐらいやらないと、ちょっとむずかしいんじゃないかと思いますけどね」
(古館) 「人間は賢くて愚かですね」
(月尾) 「はい」
(古館) 「どうなるんでしょう」
●中国雲南省でM6.0の地震発生(約55秒)
雲南省の省都・昆明の近くにある少数民族楚雄イ族自治州で昨日午後7時すぎ、マグニチュード6.0の地震が発生し、1人死亡、325人がケガをし、うち24人は重傷。1万8000戸の家屋が倒壊したほか、7万5000戸が被害を受け、被災者は126万人にのぼっている。雲南省当局は2000万元(約2億7000万円)を緊急に拠出した。テントや毛布などを用意して救助活動を続けている。
●新疆ウイグル自治区、イスラムの金曜礼拝禁止(3分20秒弱)
(ナレーション) 新疆ウイグル自治区ウルムチは暴動後、初めての金曜日を迎えた。イスラム教では今日はモスクに集まり、礼拝をする。しかし
(ウイグル族の住民) 「今日は金曜礼拝がなくなって、モスクにはいけないんです」
(ナレーション) 金曜礼拝が禁止されたという。イスラム教を信仰するウイグルの人々にとっては、極めて神聖な祈りの時間。平静を装う街に火種が今もくすぶっている。礼拝禁止という措置に、イスラム教徒は反発している。
(日本ウイグル協会・イリハム・マハムティ会長) 「信仰がなかったら、今まで、もうこの民族は存在しなかったと思います。ウイグル人のジャーミー(モスク)が禁止されたっていうことはね、私たち民族そのものを完全に否定し始めたっていうこと」
(ナレーション) 一方で中国政府は批判をかわすためか、外国メディアをあるモスクに案内した。ここでは礼拝が許可されているという。
(中国政府が取材させたモスクの指導者) 「外国から私たちウイグル族を扇動するものがいて暴動が起きた。大きな災難だ」
(ナレーション) 当局は事態の収拾を急いでいる。ウルムチ市政府は犠牲者の遺族に補償金を支給することを決めた。
(ウルムチ市民生局・王鳳雲局長) 「1人につき補償金20万人民元を支給し、葬儀費用として1万人民元を補助する」
(ナレーション) 日本円にして1人合計300万円近くにのぼる補償金。中国では異例の措置だ。だた、中国当局の発表では死者は156人だが、亡命ウイグル人の組織は、ウイグル族だけで最大800人が死亡したとしている。両者に大きな食い違いが生じている。
(古館) 「あの、月尾さん、いったん火を消したつもりでも、当局は、これ、火種はものすごい状況になってると思うんですが」
(月尾) ①「これ見てて思うのは、いろんな背景があるにしてもね、情報通信の技術がやはり社会を変えてるっていうふうに思いますね」
(古館)② 「はあ、大きいですね」
(月尾) ③「1980年代、東欧社会が崩れたのは、あれ、衛星放送だったんですよね。今回はYou Tubeをはじめとするインターネット、それから携帯電話ですね。これがやはり、もう社会を変えるということを非常に如実に示してるんじゃないかと思いますね」
(問題コメント①②③)情報通信がいくら発達しても、全然変わらないテレ朝。結局、月尾教授は、テレ朝の思惑に乗せられているだけ。それは以下の問題を見ても明らかだ。
●日本テレビの「真相報道 バンキシャ!」が虚偽の証言をもとに、岐阜県に裏金があるとした問題でBPOの放送倫理検証委員会は日本テレビに検証番組を作るよう勧告することを決めた。放送倫理検証委員会が勧告を出すのは初めて。
(古館)① 「1方向じゃなくて2方向、3方向。慎重に裏取りをしてですね、皆様方にお伝えをするというのを、本当に身を引き締めなくてはいけないと思いますね」
(問題コメント①)これまで金正雲の顔写真の誤報、自民党へのミスリードなどいくらやっても懲りないのはお前たちだ!
(市川アナ) 「はい」
平成21(2009)年7月10日(金)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
都議選を前にした政局のニュースでは、過度に「麻生降ろし」や「退陣」を取り上げないZERO。すでにこの問題は12日に決着し、麻生首相の下で戦う可能性が濃厚だ。アメリカの核兵器基地への取材レポートは出色。テレビ朝日には逆立ちしてもできないだろうと思われる企画だ。
●麻生総理「解散は近々判断する」と語り、民主党は来週内閣不信任案提出へ(5分半)
(ナレーション) (前略) 発言の大半はサミットに割かれたが、質問はやはりあのことへ。麻生総理が自分の手で解散できるかどうかに集中した。
日本時間午後9時すぎ、ラクイラ
(記者) 「都議選の結果の如何にかからず、衆議院の解散は自らの手でやると?」
(麻生総理) 「今、言われましたけども、これはたびたびこの質問をいただいておりますが、都議選というものは、これはあくまでも地方の選挙であります。都議選の争点というものは、基本的には東京都政というものにおける諸課題について、東京都民の方が判断をされる。国政に直接関連するものではないということはもう、従前から申し上げておるところで」
(ナレーション) 都議選の結果は自らの進退問題にはつながらないと強調。
(記者) 「任期満了まであと2ヶ月となりました。この段階に至っては、もはやはっきりと明言すべきではないでしょうか?」
(麻生総理) 「衆議院の解散、任期満了まであと2ヶ月。解散の時期についての選択肢というものは広くあるわけではありません。判断の時期が近づいてきてるというのは事実だと思います。近々、判断させていただきたいと思っております」
(ナレーション) 自らの手で解散する考えは変わらず、「近々判断する」と言い切った。そもそも麻生総理は、あさっての都議選の直後に解散、8月上旬の総選挙を検討していた。しかし、麻生総理の留守中、自民党幹部からも「すぐには解散すべきではない」との声が次々と挙がった。
今夜、(講演か会合での挨拶で)
(古賀選対委員長) 「重要法案が残ってるんだから、法案はしっかりと成立させることに、まずはみんなが心を1つにすること」
8日、(講演か会合での挨拶で)
(菅選対副委員長) 「法律を成立させるとなると、必然的に選挙の時期というのは、お盆の後になってしまう」
(ナレーション) 自民党内は、解散を28日の国会会期末くらいまで先送りし、総選挙を8月下旬以降にすべきとの声が大勢になりつつある。追い詰められる麻生総理。自民党内からはこんな声も出始めた。
テロップにて
(首相経験者) 「麻生さんが自分で止めるのが一番いい」
(自民党議員) 「派閥のトップクラスが麻生さんの引き際を作るのを待つよ」
(ナレーション) さらに自民党内では、都議選後に“麻生降ろし”も一気に吹き出しかねない情勢だ。これに対して民主党は、麻生総理のまま選挙を戦いたいところ。そこで、
午後5時すぎ、日本記者クラブ
(民主党・鳩山代表) 「(内閣)不信任のことでありますが、13日に私ども(民主党執行部)3役を中心に集まりまして、そこで他の野党とも相談をして、結論を出してまいりたいと」
(ナレーション) 週明けにも内閣不信任案を国会に提出することを検討しているが、実はこんな狙いもあるのだ。与党が内閣不信任案を否決すれば、与党は麻生内閣を信任することになる。つまり、麻生総理はそのまま総理を続けることになる。そうすれば民主党は麻生総理のまま選挙を戦えるのだ。麻生総理はサミットから明日帰国、週明け、政局は大きなヤマ場を迎える。
(村尾) 「(麻生総理に同行している)青山さん、麻生総理の会見、」どう見ていますか?」
(青山和弘記者) 「麻生総理は今までのように自ら解散に打って出る考えを強調したんですが、その様子はこれまでとちょっと違っていました。(会見の様子を映したVTR) このように何度も手元のメモに目を落として、慎重な言い回しに終始したんです。自らの発言で政局に波風を立てないようにという配慮が伺えます。麻生総理は月曜の夜からほぼ1週間、日本を空けましたが、その間に恐れていたことが起こってしまいました。それは解散の先送り、そして総理退陣に向けた環境整備が進んだことなんです。総理周辺は今夜、「予想以上に包囲網が狭まった。本人もかなり厳しいと感じているのでは」と嘆きました。麻生総理は会見で、「都議選はあくまでも地方選挙」と言い切り、予防線を張りました。しかし、包囲網の中で本当に解散が打てるのか、帰国後の麻生政権は、退陣の可能性も含んだレッドゾーンにいよいよ突入することになります」
●サミット総括(約4分)
(村尾) 「(サミットの取材にあたった)伊佐治さん、今日はどんな話し合いが行われたんでしょうか?」
(伊佐治健記者) 「今日はアフリカ諸国も含めた拡大会合が行われました。史上最大規模のおよそ40の国と地域が集まって話し合いをしています。焦点だった温室効果ガスの削減目標で、結局、今回も合意に応じなかった新興国、途上国を相手に、G8としては援助面で誠意を見せておく必要がありました。農業、食糧援助について、事務方が合意していた額よりも50億ドル上積みして、3年間で200億ドル以上の目標に言及しています」
(村尾) 「今回のサミットの成果、これ、どう評価しますか?」
(伊佐治) 「焦点の地球温暖化、そして金融危機では、目立だった成果はなく、サミットの存在意義そのものが疑われる結果になっています。そんな中でオバマ大統領のリーダーシップが光っていました。議長国、イタリアのベルルスコーニ首相も終了後の記者会見で、“(オバマ大統領は)国際政治で一度も間違いを犯していない”と持ち上げました。オバマ大統領、G8のあり方について、気になる発言をしています。
日本時間、午後9時ごろ
(オバマ大統領) 「国際会議の枠組みはこれから議論されるべき問題」
(伊佐治) 「G8、G20など、会議の数が多いと指摘し、より効果的な枠組みを模索する考えを示したんです。G8にこだわる日本としてはドキッとする発言です。G8不要論を吹き飛ばすためにも、日本の外交力が今、改めて問われています」
(村尾) 「今回のラクイラサミットですけれども、3つテーマがあったんですね。このポイントを私なりに示してみたいと思いますが、まず1番目の経済危機の克服ですけれども、これはですね、貿易の分野に注目してみたいと思うんですね。これは保護主義を防いで、みんなが自由に貿易できるようにですね、各国が関税を下げたり、輸入制限措置を下げる。そういう、今、国際的な貿易交渉をやっているんですけれども、これを来年の2010年までに妥結させようと、文書で確認されたんですね。これが保護主義が第二次世界大戦につながったという苦い歴史があるものですから、それを含めて、自由貿易体制を守ろうという強い決意表明がされたんです。次に2番目、気候変動の問題なんですが、これは先進国はですね、20年までに温室効果ガスを半分に減らそうと確認したんですが、新興国との間ではこれ、合意できませんでした。結局、50年までに相当程度減らそうという平静的な表現に落ち着いてしまったんですね。この課題は今年12月に開かれるコペンハーゲンの国際会議に持ち越されたんです。3番目はこの核軍縮なんですけど、この核軍縮についてはですね、G8の声明で「核兵器のない世界をつくろう」ということが文書に書かれたんですね。これは核軍縮に向けて大きな前進だと思います。私が一番評価したいのは、実はこの点なんですね。オバマ大統領はですね、来年の3月、ワシントンで“世界核・安全保障サミット”を開こうと提唱しているんです」
●アメリカ核兵器基地の実態リポート(約6分40秒)
モンタナ州のマルムストローム空軍基地の一帯には、核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル150基が配備されている。大陸間弾道ミサイルは地下20~30メートルのところにあるサイロ(地下格納庫)に収められており、常に発射できる状態にある。大陸間弾道ミサイル・ミニットマンⅢは高さ18メートル、射程1万3000キロで、モスクワを直接攻撃することも可能。先端部分に核弾頭を3個搭載するという。サイロから5キロ離れた場所の地下15メートルのところに司令室がある。司令室の中では常に2人のオペレーターが発射のための待機をしている。(発射訓練の様子……誤発射を防ぐために、全ての手順を2人で行わないと発射されない。発射キーを回すのも2人同時)。冷戦の終結で、かつて2万発近くあったアメリカの核弾頭は現在、2700発にまで減少。しかし、2008年度カーネギーリポートによると、アメリカ軍が核兵器の保持にかかった費用は2兆7000億円を超えるという。
核兵器に関しては、テロリストなどに奪われる危険性という新たな問題が出てきた。基地では核物質が盗まれたことを想定した訓練も行われている。この基地では約3400人の隊員が任務に就いているが、3分の1以上が警備部門の隊員。
(マルムストローム空軍基地司令官・マイケル・フォートニー大佐) 「核兵器がなければよいと思いますが、現実に存在しています。今、危機が起きたととしても、任務を遂行する準備は整っています」
(村尾) 「アメリカはこの核兵器の管理に多大な労力やコストをかけてるんですよね。アメリカにとって最大の懸念というのは、核兵器がテロリスト集団に渡るのではないか。それが現実的な脅威となってるんですね。(米ソ対立時代には、核兵器が厳格な国家管理の下で、戦争を抑止する手段と考えられていたが、現在はテロリスト集団の脅威、北朝鮮、イランの核開発が懸念され始めて、アメリカにとっては核兵器が安全を保障するものではなく、脅かすものになってきたと、核兵器の持つ意味合いが変わってきたことを説明) だからオバマ大統領は核兵器のない世界を目指すということを言ってるんです」
●新疆ウイグル自治区、地元政府がモスクでの礼拝禁止、デモ隊を拘束(約1分15秒)
(新華社通信によると)ウルムチ市内では、主要なモスクが閉鎖され、イスラム教にとって重要な金曜礼拝が禁止された。自治区当局は「安全への配慮のため、モスクを閉鎖した」と説明しているが、ウイグル族が多数集まり、デモ拡大などの事態に発展することを恐れたための措置とみられている。市内では、デモを行ったウイグル族とみられる10数人が警察に身柄を拘束された。一部の警官はデモ参加者を激しく殴るなどして拘束。警官隊がデモ隊を包囲すると、付近は騒然となり、取材を続けた外国メディアの記者数人も身柄を拘束された。
●「真相報道バンキシャ!」の岐阜県庁裏金疑惑誤報問題で、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は今日、「客観的裏づけを得ないで情報提供者の話をそのまま放送した」として、放送倫理上の問題を認め、日本テレビに対し、誤報が起きた構造的な体質を指摘する見解と、その見解に基づく検証番組の製作と放送を求める勧告を出すことを決定。川端委員長が今月末に記者会見し、詳しい決定内容を公表することにしている。
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