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2009年6月

良識ある国民の意識とは完全にかけ離れている報ステ、今日も意味不明の古館のコメントで視聴者を惑わせる。

平成21(2009)年6月26日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成と内容)
 トップはマイケル・ジャクソンの急死のニュースだが、後は延々と政治が「麻生降ろし」と「地方分権知事」の動きで、大混乱しているというニュース。普段調子に乗って「地方分権」と訴え続ける古館キャスターは、この日はコメンテーターとしてスタジオに呼んだ寺島実郎氏に遠回しに怒られるが、本人は「一人の人間の背中を後ろから回って見る」と意味不明の発言を行う。このキャスターはもしからしたら、日本の歴代最低かもしれない。この国の深刻さにまったく気づいていない脳天気さ。もうそろそろこの男をキャスターから降ろさないと、日本は大変なことになりそうだ。

自民党中川元幹事長、麻生総理に退陣要求。今日の自治体首長の動き(約13分)

午後5時すぎ、函館市
(中川秀直) 「たとえ自分の政権が終わっても、自民党政権は続くと。そのような、それこそが総理総裁としての、私は名誉ある決断だと、このようにも思います。福田前総理はそういう決断をされたわけでございます。自由民主党が勝つという観点から、麻生総理は必ず名誉ある決断をなさる。このように考えております。信じております」

(ナレーション) ①麻生総理と距離を置く中川元幹事長から飛び出した退陣要求。

(中川) 「そういう名誉ある決断というものは、総理が自分ただ1人で決断をされていくものであろうと、そういうふうに考えております」

(ナレーション) ②週末を控えた永田町に衝撃が走った。総裁選の前倒しの署名を110人以上集めている山本議員は

午後8時半すぎ、都内
(山本拓) 「(中川氏の発言は)非常に頼もしい限りですね。(総理が)“解散しちまえ”という、そういう脅しともいえるような動きの準備を始めたということが、仮に事実ならば、総裁選挙前倒し手続き要求に入りたいと思います」

午後9時すぎ、松山市
(塩崎恭久) 「重要法案がたくさんある中でですね、それを全部廃案にするような解散をするというのは、やはりおかしいと。そう思っている人たちは、やはり行動を起こすんじゃないでしょうか」

(ナレーション)③ 中川元幹事長の突然の退陣要求の背後に何があるのか。

(時事通信・田崎史郎解説委員長) 「7月2日にも解散するんじゃないか。まあ来週木曜日ですよね。それで8月2日投票・総選挙に向けて動き出したという見方が一斉に流れまして、麻生さんに解散されたら“自殺行為だ”という意見の人たちが一気に動き出したと」

(ナレーション) 総理周辺は来月2日にも自民党の役員人事に踏み切る可能性を示唆している。
今日午前、記者会見
(甘利行革担当大臣) 「総理はあらゆる持てるカードを駆使してですね、勝利をするめにまい進をされるというふうに思っております」

(ナレーション) ④選挙の顔になる幹事長にはこの人の名前も取りざたされている。

今日午前、記者に囲まれ
(記者) 「舛添大臣を幹事長に抜擢するような声も挙がっていますが?」

(舛添厚労大臣) 「いや、誰が声を挙げているのか知らないけど、いろんなところでいろんな声を挙げる人がいますけど、まあ、あの、一切いろんな声には耳をふさいでおりますんで、ひたすら厚生労働大臣として仕事をすると」

(ナレーション) ⑤交代がささやかれている当事者たちは

今日午前、記者会見
(細田幹事長) 「いや、全く聞いておりません」

今日午前
(笹川総務会長) 「総理もそんなこと言わないもん。それは僕らに言わなくちゃ、総理が。誰が言ったんだか知らないけど」

(ナレーション) ⑥党内には人事の刷新に反対する声が強い。
(問題ナレーション①②③④⑤⑥)
 これらの「退陣要求」をしたというすべてのナレーションの根拠が、麻生首相周辺ではなく、中川秀直氏や山本拓氏ら中核にいない人間で構成されている。彼らは、このまま総選挙をやれば、自民党が負ける、という恐怖感で一杯で自分のことだけで精一杯な人間たち。国家戦略から変えるといっているわけではなく、とにかく自民党内で騒動があれば、面白くしてやとうという意図が見え見えの報道ステーション。
今日午前
(武部勤) 「なぜそういう必要があるのか、さっぱりわからない。じたばたしちゃダメなんですよ。こういう時にはどっしりと」

(ナレーション) 7月2日解散説が流れる中、公明党の太田代表が総理官邸に入った。太田代表は来月12日の東京都議会議員の選挙の前の解散は避けるべきだという考えだ。

午後1時前、記者に囲まれ
(公明党・太田代表) 「都議選は非常に大事だし、厳しい選挙戦だけども、何とか勝ち抜かなくちゃいけないということでは、私も総理も両方とも一生懸命走ってますから、そういう状況分析と、力を入れようという話になりましたね」

(時事通信・田崎解説委員長) 「2日解散というのは今のところ考えていなくて、麻生さんに解散させないっていう動きが強まりますと、それならば今解散するほかないじゃないかというふうに麻生さんが考えかねない。91年に当時の海部総理が解散したくて、しようとしたんですけれども、党内の反発でできなくて、それで退陣に追い込まれたケースがあるんですね。だから来週以降はやっぱり、自分の手で解散しようとする麻生首相の動きと、一方でそれを封じ込めたい党内の勢力との激烈な戦いになってくるでしょうね」

(ナレーション) ①永田町が風雲急を告げる中、今日はもう1つの動きがあった。(横浜市の中田市長ら、政令指定都市市長会の3市長が地方分権を要請するため、各党を訪問) 午前11時半、まず訪れたのは民主党。

午前11時半、衆議院第一議員会館
(神戸市・矢田立郎市長) 「政権公約(マニフェスト)に、我々が掲げております地方分権をはじめとする諸制度の内容につきまして、要請をさせていただきたい」

(民主党・直嶋正行政調会長) 「地方分権の推進は、民主党結党以来の1つの大きな政策でございまして」

(ナレーション) ②中田市長らが要望しているのは、国の直轄事業の負担金を廃止することや、国が6、地方が4という現在の税の配分を、当面5対5にするというものだ。こうした内容をマニフェストに盛り込むよう求めている。

午後0時半
(横浜市・中田宏市長) 「市民が税金をはらっていることの実感できる社会にしないとダメです。国が(税金を)1回集めて、そしてそれを地方に流していくというこの構造の中で、ピンハネもあるし、無駄も生まれるし、癒着も出てくるし、口利きも。まあそういう状態がずっと長らく続いているわけですね」

(ナレーション) ③自民党で要望を受けたのは笹川総務会長。

午後2時半、国会内
(笹川総務会長) 「絶対的に自民党がね、パワーのある時は、非常に下手に出てくるだけの話。力がなくなってくるなと思うと、結構、高飛車に出てくる」

(ナレーション) 地方分権に関する要望は既に全国知事会が行っており、今回の市長の要望はそれに続くものだ。

午後2時20分、国会前
(中田市長) 「(各党の反応は)率直に、“帯に短し、たすきに長し”という感じで、はっきりと今後の分権についてね、満足いく内容になっているものは、率直に言って(どの政党にも)ない」

(ナレーション) ④中田市長と一緒に行動する大阪府の橋下知事。

午前9時、記者会見
(橋下大阪府知事) 「この時期はもう、僕は焦んなきゃいけないと思っているんでね、自治体の長は何をのんびりしてるんだと。仲間と一緒に次の選挙に向かって、どっちかの政党を応援するところを決めます」

(ナレーション)⑤ 橋下知事は、仲間を増やそうと積極的に自治体のトップに声をかけている。その中にはこの人も。

午後3時すぎ、記者会見
(石原東京都知事) 「昨日、実はね、諸君、メディアの目をくらませてね、僕は橋下君と会ったんだ。相手の返答によっては支持政党をね、首長が鮮明にするということは、ちょっと私はやっぱりいろんな問題があるし、私はそれはしません」

(ナレーション) ⑥地方分権を旗印に、国政への進出に意欲を見せる東国原知事。今夜、県民を前に、初めてその真意を説明した。
(騒ぎすぎナレーション①②③④⑤⑥)
 ハッキリ言って騒ぎすぎ。こんな報道をやればやるほど、「日本の政治は末期的状況だ」と国民は判断し、国家の将来は危なくなると考えるものだ。良識ある国民の意識とは完全にかけ離れている報道ステーション。
午後7時すぎ、日南市
(東国原宮崎県知事) 「1期務めて、それから国政に行けばいいという意見もあります。じゃあ1期務めました。その次に、国政がこんなに動くような状況に、はたしてそれがなっているかどうか。チャンスが何回も来るかどうか。もう、ちょっとどげんなるかわかりませんけどもですね、私が考えているのはもう宮崎の浮揚しかない。宮崎からどうやって総理大臣を出すかですから」(会場から笑いと拍手)

(古館) ①「消費者物価も下がりまして、国民生活が風雲急を告げてる時期なんですけれども、まあ、いろんな動きがあります、選挙前。寺島さんに伺いたいのはまず、知事、あるいは市長、町長、そういった方々がグッと動き出しました。これについてどういうふうに捉えてらっしゃいますか?」
(騒ぎすぎコメント①)「国民生活が風雲急を告げている」という大げさな表現で、とにかく「地方分権で日本を変えろ」ということしか言わない古館。だが、これから寺島実郎に怒られてしまう。
(日本総研会長・寺島実郎)① 「あの、今週の報道ステーションもこれをバシッとフォローしてるんですけども、私自身ね、要するに、地方にできることは地方にというね、まあ税源移譲を含めですね、霞ヶ関の過剰介入っていうものを変えていきたいっいう気持ちはものすごくわかるし、共感もしてるしですしね、そういうスタンスなんですけども、ただもう一方でね、今、世界動いて見てるとですね、日本に求められているのはね、実は地方分権も大事だけども、戦略的でですね、効率的で、ガバナンスのある、いわゆる国家力ていうかね」

(古館) 「統治能力のある?」

寺島)② 「統治能力、つまり、日本人がですね、次に隆々とメシを食っていけるような産業を興しですね、日本の安全と安心を保つための国家戦略をしっかり持たなきゃいけない。地方分権って言うけれどってこと、よく突き詰めていきたいんですけれども、実際に私、地方のですね、いろんな活性化だとか、県だとかのあれにも関わってるし、それから中央の審議会等にも関わってますけれども、その、分権化した地方がですね、それに耐えていけるだけの人的資源だとか、布陣とかをしっかり持った形で分権していかないとですね、バラバラになっちゃってね、幕藩体制みたいになってっちゃうわけですよね。あの、中央集権のない幕藩体制みたいになって、バラバラになってっちゃうっていうかですね。そこでね、本当に戦略的で統治能力のある日本国とね、バランスのとれた地方への分権っていうことをしっかり構想しなきゃいけないんで、地方分権だけを争点にしたね、選挙だとか政局をつくっていくっていうことに対しては、我々はものすごく慎重じゃなきゃいけないし、メディアがですね、問題を単純化しすぎてね、国民に突きつけたことによってですね、日本が間違ったってのは、4年前の選挙を思い出さなきゃいけないですね。あの時、郵政民営化だっていうようなことが、1つだけシングルイシューで出てきて、その他のこともあるじゃないですかと。外交だ、安全保障だなんて言ってみても、いや、冗談じゃないと。今度の選挙は郵政民営化にイエスかノーかだって戦ってですね。それと同じ徹を踏まないためにね、また別な意味でですね、変にポピュリズムに走ってね、あの、自己顕示欲で、はたしてそのメッセージを発信してるのか、よく見極めてですね、我々側が受け止めないとですね、日本自身の選択を間違うっていうことを、よ-く考えなきゃいけないと思うんですよ。それで、政治っていうものが本当に今、問われてる、いろんな政治とカネの問題も含めて。で、政治っていうのはね、政治に関わる人間の覚悟っていうのは何であるべきかっていったらですね、自分が自分を表現するかどうか。自分が夢を果たすなんていうこと、はるかに超えて、人の人生とか、人の生き方だっていうのをね、変えてしまうような制度にかかわる、権力の配分にかかわるところに踏み込むことなんですよね。そのことっていうのはものすごい厳粛なことだし、覚悟が要るしですね、バランス感覚が要るしですね、自分の主張してるシングルイシューってやつなんですけど、単一争点をぶつけてね、俺のこれに賛成してくれない奴は否定するんだっていうようなかたちでの手法に、まずメディアが乗ってはいけないし、国民は本当にバランス感覚をよく持って保たないとですね、今週、我々が見てきたものを静かに整理しながらね、来週、また政局、荒れてきますから、よーくこれを踏まえて、僕、週を越すべきだと思ってるんですけどね」
(久しぶりに良いコメント①②)寺島実郎氏は民主党の閣僚候補に名前が上がっている人間だが、今回はいいことを言っている。現在の状況は、「日本の戦略がなく、大混乱している」という状況であり、それを憂い、地方分権後の日本をどうするのか議論する必要がある局面だ。ところが、この国をまったく愛していない報道ステーションは、とにかく騒ぐだけ騒げばいいと考えている。古館を含めて叱責している寺島。
(古館)② 「なるほど。政治が軽いという点、その、他人の生活、人生を左右するっていう覚悟があるのかという、その問いかけを、寺島さんおっしゃるように、した時には、私たちメディアの責任としては、1人の人間やいろんな動きを見る時にですね、じーっとまず正面から見て、閉塞感ある政治があって風が吹けば、その日はじーっと正面から見るんでいいと思うんです、私。しかし次の日にですね、完全に後ろに回りこんで、その人の後ろ姿を冷静に見るっていう、そこがヘッジされてないと、私たちは役目を果たせないってことですね」
(おバカコメント②)そういうことではなく、日本には国が生き残るためのありとあらゆる「戦略」が必要だ、と言っているのだ。なぜ後ろに回り込んで、一人の人間の背中をじっと見ていなければならないのか。古館はやっぱりどうしようもないバカだ。
(寺島) 「そういうことですね。ですから、地方分権を語る人がね、その一方で、この国の国家のあり方として、たとえば安全保障の問題だとか、国際関係の問題なんかも含めてね、どれだけの構想力と問題意識の深さを持ってるのかっていうことを見極めないとですね、またシングルイシューではしゃいでね。今、これだけ政治が液状化してきますとね、本当に下手間違うと、“ええじゃないか”運動みたいになってきて、何でもかんでも“ええじゃないか”ってはしゃいでるうちにですね、何やら笑い転げたりね、興奮したりしてるうちに、あっという間にですね、この国自体の、まさに何て言いますか、存在感がどんどんどんどん薄れていくっていうこと、僕はむしろ恐れますね」

(古館) ③「なるほど」
(おバカコメント③)「そういうことですね、と適当に合わせてしまう寺島も寺島だが、古館はこのコメントを聞いても物事をの本質をまったく理解していないことがわかる。
二階派パーティー券問題、西松建設元社長は起訴だが二階側は不起訴(約3分50秒)

午後7時半すぎ、WTO閣僚会合から帰国し、成田空港で
(記者) 「国沢元社長が今日、起訴されましたが」

(二階経産大臣) 「そんなこと言ったって、今到着したばっかりじゃない」

(ナレーション) 西松事件で初めて自民党側への資金提供が起訴された。西松建設が、自民党二階派のパーティー券をダミー団体を使って購入していた問題。ただ、新たに追起訴されたのは、西松側の国沢幹雄被告1人。

(記者) 「道義的責任についてはどうお考えでしょうか、大臣?」

(二階大臣) 「何も聞いてない」

(ナレーション) 東京地検特捜部が今日、追起訴した西松建設の元社長・国沢幹雄被告。民主党・小沢前代表側にダミー団体を使って違法献金をしたとして、禁固1年6ヶ月が求刑されている。一方で、特捜部がいったん不起訴としたのが、西松側による自民党二階派の政治団体「新しい波」のパーティー券購入問題。やはりダミー団体を通して、2006年までの3年間に838万円分を購入している。先月16日、検察審査会の議決「十分な証拠があるのだから、起訴すべき」。これを受け、特捜部は他人名義でパーティー券を購入したとして、国沢被告を在宅のまま追起訴した。検察審査会は、受け取った二階大臣側についても捜査が尽くされていないとして、不起訴不当を議決していた。しかし特捜部は、二階大臣側は再び不起訴とした。取材に対し、二階派の政治団体は文書でこう回答した。

(二階派政治団体「新しい波」) 「政治資金は法令に従って、適切に処理しています」

(ナレーション) 今日、株主総会を開いた西松建設。冒頭で石橋社長が事件について謝罪した。

(株主の女性) 「私なんかはっきり言って大損しているのよ」

(株主の男性) 「まあ小学生までね、社名が頭の中にこびりついちゃうような状況になったみたいですけど、まあ早く立ち直ってほしいなと思ってます」

(ナレーション) 総会では、現経営陣が交代し、法令遵守強化のためとして、検察出身者を役員に入れることが了承された。

(古館)① 「検察出身者を役員として入れるっていうのは、まあそれは法令を遵守するっていう建前はあるんでしょうけど、ホントの狙い、そこでしょうかねえ?それから、非常にこれ、わかりづらいのはですね、まあ、あのー、パーティー券を買った方が起訴されて、そして買ってもらった方が起訴されないっていうのは、これは国民にとってわかりづらいと、私個人としては思うんですね。ここはやはり、このダミー団体だったのに違法だという認識が、二階派側にはその認識がなかった、あるいはあったという、その証拠が不十分だということなのかもしれません。だったらやっぱり検察はこのあたりをですね、わかりやすく説明してほしいなと思います」
(悔しまぎれコメント①)二階氏が不起訴になったことが悔しくてたまらない構成とコメント。株主が「大損した」と言っているだろう?

自民党、公明党、国連の北朝鮮制裁決議に基づく「貨物検査特別措置法案」の骨子案を了承

(ナレーションとまとめ)与党の協議では、焦点となっていた貨物検査の実施について、「基本的には海上保安庁が行うが、特別の必要がある場合は海上警備行動として自衛隊が出動できる」とすることで一致。「貨物検査特別措置法案」では、貨物検査に応じない場合は日本の港に向かうよう命じ、従わない場合は罰則を科すなどとしている。

(古館)① 「これ、疑問がいくつもありますね。この件に関してはですね、警察行動で、海上保安庁でいくことがあり得るのではないか、それでいけるんじゃないかという1つの議論があると思います。それから、この法案がですね、何か政治日程の1つの建前に使われているんじゃないかという見方もあるわけです。さらには実際問題、北朝鮮の船がこの検査を受け入れるのか、実効性の問題。これは臨検ではないわけですから。そのさまざまな問題がですね、ズズズッとこう、置き去りになっている感じがあります」
(戦略性のない情緒だけの古館コメント①)多くの国家から日本の海上自衛隊に救助を求められているのにもかかわらず、相変わらず「何もしないのが日本の国益だ」といいたげなコメント。北朝鮮の話を取り上げるにしても、「実効性がない」のなら、「実効性がある」ようにすればいいだけの話。せっかく「日本の戦略」について議論している番組だったのに、やっぱり大事なことがわかっていない古館キャスター。
エンディング
(古館) 「まあ、そしてですね、雇用と所得の低迷がありましてですね、物価下落が続く可能性というのが出ておりまして、これも何とか景気の足かせにならないように、政治の動き、ここが大変なとこだと思うんですけど」
(「日本が大変になっている」という認識がない脳天気コメント)


平成21(2009)年6月26日(金)のZERO
 (本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 24Hに続いてのトップはマイケル・ジャクソン急死のニュース。そして、党役員人事と東国原知事の動きのニュースだが、取り上げたのは報道ステーションの3分の1以下。村尾キャスターのコメントも、解散前倒しや混乱の動きで、臓器移植法の改正案が廃案になってしまうことを危惧したものだ。さすが「日本の浮揚」を図るZEROと、「日本の転覆」を図る報道ステーションの差が明らかに出ている。

麻生総理、党役員人事と内閣改造を検討。中川元官房長官は公然と総理の退陣要求を(約4分10秒)


(ナレーション) 麻生総理が今夜も向かったのは東京都議選の応援。

(麻生総理) 「東京都議会議員選挙はみんなでやると言ったんだから、総裁が先頭切って走って何が悪いんだと」

(ナレーション) その後の総選挙に向けても弾みをつけたい麻生総理、新たな一手の検討に入った。それは自民党役員人事。注目されるのがこの人(舛添厚労大臣)。党の要、幹事長ポストに名前が浮上している。

午前9時すぎ、記者に囲まれ
(舛添厚労大臣) 「いろんなとこで、いろんな声を挙げる人がいますけど、まあ、一切いろんな声には耳をふさいでおりますので、ひたすら厚生労働大臣として仕事をする」

(ナレーション) 耳をふさいでいるという舛添大臣。ただ、麻生総理に近い自民党幹部からは

テロップにて
(自民党幹部) 「舛添幹事長、いいじゃねーか。やっぱり一番人気があるのは舛添だよな」

(ナレーション) さらに

(自民党幹部) 「石原とか小池とか石破とか、総裁選に出た人はみんな使えばいい。オールスターでやればいいんだ」

(ナレーション) 麻生総理は役員人事だけでなく、小規模ながら内閣改造も検討している模様だ。お目当てはやはりこの人(東国原宮崎県知事)か。東国原知事を、地方自治体を担当する総務大臣に起用する案も出ているという。当の本人は

午後7時すぎ、日南市での講演かイベントでの挨拶で
(東国原知事) 「私が考えているのは、もう宮崎の浮揚しかないですから。宮崎からどうやって総理大臣を出すかですから」 (会場から笑いと拍手)

(ナレーション) 総理の椅子を目指すことを強調。総務大臣ポストについては

今日、宮崎県庁での記者会見で
(東国原知事) 「首相の次でしょうね。伺っておりませんので。ちょっと何と申し上げていいのやら」

(ナレーション) 党役員人事や内閣改造は来週にも行われることが検討されている。その後、解散に向け、こんなシナリオも想定される。人事を刷新した勢いで東京都議選に突入。勝利して、解散・総選挙に踏み切るというもの。もう1つは、都議選後の麻生降ろしを警戒し、都議選の前に一気に解散してしまい、その後、総選挙という案だ。昨日、解散の時期が「そう遠くない」と言った麻生総理は

午後6時半ごろ、官邸
(麻生総理) 「時期については、しかるべき時に自分で判断します」

(ナレーション) しかし、“麻生総理に解散はさせない”という動きが今後、本格化しそうだ。午後、自民党の実力者、中川元幹事長が公然と退陣を求めた。

午後5時すぎ、函館市
(中川秀直) 「たとえ自分の政権が終わっても、自民党政権が続くと、そのような、それこそが、総理総裁としての、私は名誉ある決断だと、このようにも思います」

(ナレーション) 週明けには「反麻生」の議員らが麻生総理の退陣を求めて決起する構えも見せている。来週、政局は大きなヤマ場を迎えそうだ。

(村尾) 「解散の時期を考える時に、私が気になるのは、臓器移植法の改正案の取り扱いなんですよね。この問題、衆議院の意思は示されたんですけれども、参議院はこれからなんですよね。参議院の法案の審議中に、もし衆議院が解散されるようなことになると、この法案は廃案となってしまうんですよね。私ね、もうこの問題は先送りすべきではなくて、解散前に両院の意思をきちんと示すべきだと思います」

●二階派パーティー券購入問題、西松建設元社長を起訴(約1分10秒)

 西松建設元社長・国松幹雄被告がダミー団体の名義で二階派「新しい波」のパーティー券340万円分を購入したとして刑事告発されたが、東京地検特捜部は今月1日、起訴猶予処分にした。その後、検察審査会が「法廷で説明した方が国民が納得する」などとして「起訴相当」の議決を出したため、今回、一転して政治資金規正法違反で起訴することを決定。
 先月の法改正で、検察審査会が「起訴相当」の議決を2度すると、起訴されることになっている。

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報ステ、だらだらとつまみ食い報道(架空の総理周辺の弁を使っても)何が事の本質なのか解らない。ZEROとの格差ありすぎる。

平成21(2009)年6月25日(木)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 普段から「地方分権」ばかりを叫び散らす古館キャスターが、この日も「地方分権」と「地域主権」を主張する首長グループを絶賛。しかし、「地方分権」と「地域主権」は明らかに違うものであることをちゃんと報道してくれない。自民党側についている人間が「地方分権」という言葉を使い、民主党側についている人間が「地域主権」と言っているビミョーに見えるが大きな違いを古館はわかっているのかな?本質をつかない報道ばかりをしているから、ZEROとの差は開くばかり。麻生首相の記者会見を意図的に出すべき部分を出さずに情報操作し、母子家庭への生活保護は、「政局」と断じる。この報道にはバイアス(偏向)がかかりすぎだ。
橋下大阪府知事、中田横浜市長らがグループ結成(約23分45秒)

(ナレーション) 今度は大阪府の橋下知事が動いた。

午前11時、港区、記者に囲まれ
(橋下大阪府知事) 「自治体の長でグループを作って、次の衆院選の時の応援する政党を態度表明しようと」

(ナレーション) 橋下知事と行動を共にするのは、横浜市の中田市長らおよそ20人。掲げる旗は「地方分権」

(橋下知事) 「要望する、お願いする。それから、地方分権っていったって、紙(要望書)をまとめてね、これまで何十年やってきても何も進まなかったわけですよね」

(ナレーション) ①このため、今度の総選挙では地方分権で支持する政党を打ち出すという。今日の橋下知事らの行動は東国原知事と連携したものだった。東国原知事は、自民党のマニフェストに「地方分権」を盛り込むよう要求した。

(問題ナレーション①)橋下知事と東国原知事を単なる「連携」としているが、そうではない。一時、自民党側についていた橋下知事が、民主党寄りに替わるのを見て、東国原知事が自民党を変えるために動き出した。自民党と民主党で猛烈な駆け引きが行われているという本質がこのナレーションではさっぱりわからない。
午後1時半、宮崎県庁
(東国原宮崎県知事) 「橋下さんからは一緒にやってほしい、やってほしいというのは、もう依頼はきてますから。これはもう地方分権選挙なんですよ」

(ナレーション) 来るべき総選挙を前に巻き起こった地方の反乱。2人の知事が中央政党を揺さぶる。

(橋下知事) 「地方分権です。東国原知事がああいう形で、僕なんかが想像もつかないようなね、すごい、こう、根性のある、僕はあそこまで根性ないですから、自分のできることで(横浜の)中田市長や松山の中村市長、(神奈川県開成町の)露木町長、まず、みんなでいろんな自治体の長に呼びかけていこうと」

(ナレーション) 橋下知事は「地方分権」や「霞ヶ関改革」を旗印に、新たな政治グループの立ち上げを目指して動き出した。賛同者は現時点で20人規模になるという。横浜市の中田市長もその1人だ。

午前10時すぎ、横浜市
(横浜市・中田宏市長) 「霞ヶ関のあり方を根本から改めていく。ここは、日本のこれからにとって極めて重要なことなので、こういったことについての意見表明、支持表明、このことは私はあり得ると思ってると」

午前11時すぎ、松山市
(松山市・中村時広市長) 「各政党にね、地方分権をどこまでやるつもりなんだということを突きつける。片方がやるけど、片方がやらないっていうんだったら、この分野についてはこの政党の方が非常に優れた取り組みをしようとしてるっていうのは、メッセージとして出すべきだと思いますよね」

(ナレーション) 開成町の露木町長は、話が新しい政党の結成まで進んでいると打ち明けた。

(開成町・露木順一町長) 「これは単に政策集団というんではなく、政治的な行動も伴う政治集団。まあすなわち、政党にしていこうというところは、皆さん、一致をしました。地方分権改革の一点突破・全面展開で政治集団を作ろうと」

(ナレーション) 中心メンバーの橋下知事と中田市長。2人の関係は(橋下知事のパーティーに中田市長が出席するほど)深い。既にこんな発言をしていた。

12日、大阪市北区
(中田市長) 「今回の総選挙ということに対して、我々地方サイドから何ができるのかということについては、これはやっぱり、このチャンスというものを生かしていきたいとは真剣に考えてます」

(橋下知事) 「だから、そういう意味では、僕は霞ヶ関のシステムの変更にまず焦点を当てて、そこで有権者に判断をしてもらいたいっていうふうに僕は思ってます」

(ナレーション) ②この時点で、今回の行動についての話はできていたことになる。各政党に、地方分権に対する本気度を突きつけていく。東国原知事の行動とも通じるものがある。既に伏線はあった。5月に開かれた全国知事会。

5月18日、全国知事会
(東国原知事) 「知事会が要望、アピールする案に、より近い政党、あるいは政治家を支持し、応援するということに踏み込まないと、これはいつまでたっても(地方)分権、あるいは直轄負担金の問題も解決するべき問題ではないんじゃないかと、私は考えます」

(橋下知事) 「東国原知事と全く同じです。(政党支持を)態度表明するということになればですね、これはもう、自民、公明も、民主も、必死になってこれ、地方分権の取り組みが進んでくると思うんですね。それぐらいの僕は覚悟がなければ、何にも国は動かないと思います」

(ナレーション) ③この後、橋下知事は霞ヶ関の解体を掲げる民主党の政策を評価するようになっていた。
(問題ナレーション②③)自民党側から取材していないため、報道ステーションではこの知事、自民党、民主党の3者の思惑がまったくわからない。わざとわからないようにしているのか?
5月27日、大阪府議会
(橋下知事) 「僕自身も(民主党が)霞ヶ関の解体・再編ってことを真正面から表題に出していただいたということは、本当に心強い限りです」

(ナレーション)④ 自民党(自民党府連推薦)と公明党(公明党府本部支持)の支援を受け、無所属で知事選を戦ったのにもかかわらず、橋下知事は先週(17日)、民主党(大阪府連)主催のシンポジウム(地域主権シンポジウム)に出席した。ところが民主党が主張する将来の市町村の数を300程度にするという文言に噛み付いた。

17日、大阪市内
(橋下知事) 「この、基礎自治体300を最終形として、理想構造を目指すということになると、広域行政部分が全部国に集まってですね、とてつもない中央集権の国ができるんじゃないかっていうのが、ものすごい僕は疑念があります」

(ナレーション) ⑤総論では賛成しつつも、細かく注文をつける。

22日、記者会見
(橋下知事) 「民主党さんの国のかたち、民主党さんが描かれている国のかたち、国の姿、これはもう絶対に間違いです」

(ナレーション) ⑥橋下知事の批判が影響したのか、民主党は参議院選挙の時のマニフェストの中にあった「将来の市町村の数を300程度にする」という文言を削除し、700~800にする方針だ。そして昨夜、横浜市の中田市長ら3人と会合を持った。

(問題ナレーション③④⑤)
 知事は「地方分権」を行った方を支援するというスタンスなのに、「民主党に文句をつける」こと自体をこのナレーションでは問題視している。だから違うんだってば。
午前11時、港区
(橋下知事) 「応援する政党をどっちかって決めないのにね、政党がこっちに振り向いてくれるわけがないんですよ」

(ナレーション) 今回のこの行動について、橋下知事は東国原知事に連絡を入れていた。

午後1時半、宮崎県庁
(東国原知事) 「はい、連絡ありました。理念とか思想とか信条は同じなので、どういう手法でやっていくか。要するに地方分権なんですよ。この意思では、橋下さんとももう意思疎通はできておりますので」

(ナレーション) ⑦橋下知事は民主党を揺さぶり、東国原知事は自民党を揺さぶる。2人の行動は連携したものなのか。
(問題ナレーション⑦)お前、最初に「連携している」と言っていただろう。なぜ、このような矛盾したナレーションを流すんだ。視聴者を困らせようとしているのか?
午後4時半、千代田区
(記者) 「東国原知事が今日の会見で、橋下知事とは意思の疎通はできているんだというようなことをおっしゃってるんですけど、やはりそのあたりは認識は一緒ですか?」

(橋下知事) 「ええ。あのー、いや東国原知事にそう言っていただいてるんであれば、もうありがたいですね。僕は東国原知事がそう言っていただいてるんだったら、もう意思の疎通はできてると思いますよ。もう、地方から行動を起こして、何とか国の形を変えていこうというところでは完全に一致していると思います。アプローチの仕方はね、ちょっと違いますけどもね」

午後7時15分、宮崎市内
(東国原知事) 「橋下さんとはもう1年ぐらい前から、地方分権については意見交換させてもらって、いつか行動を起こそうねということは言っておりますので、どっちが先とか、そういう問題ではないと思いますね」

(ナレーション) この地方の反乱をどう受け止めるのか。

午後4時すぎ、静岡市内
(民主党・鳩山代表) 「橋下知事などが何を求めているのか。地域主権ということであるならば、明らかに民主党だねという結論なんですよ」

午後5時半、日本記者クラブ
(麻生総理) 「あの、東国原さんの話と橋下さんの話とを同じ次元で考えたことはありません。かなり別人格の方だと思っておりますんで。両方、それぞれお目にかかったことがありますんで、あのー、ちょっとかなり違うんじゃないかと思いますが」
テロップにて
(総理周辺)① 「全体として東国原さんのイメージはいいですよ。しかし、橋下さんとか中田さんが支持する政党を打ち出すっていうけど、許していいのかね。無所属で出ておきながらそんなことしていいのかね。有権者に対する裏切りだと思う」
(問題匿名コメント①)本当にこんなことを言っている「総理周辺」っているの?こんなこと言っているのであれば、相当なバカだけど。
(ナレーション) 地方分権で政党支持を鮮明にするという橋下知事の決断。しかし、それはかなりのリスクを背負ったものとなる。

(橋下知事) 「自分たちが推したところ(政党)が負けたっていうことになると、これは相当、予算面でぎゅっと絞られるでしょうから、これまた行政運営、大変なことになるかもわかりません。そこで大阪府が大混乱に陥ってしまうんであれば、自分の身の処し方ってというのも考えなければいけないでしょうからね」

(古館) 「この新しいグループ、地方から国のかたちを変えていくんだという、その提言のもとに立ち上がったと見られる新しいグループをプロデュースしたのが、横浜市の市長である中田宏さんだということなんで、早速、中継をつなぎました。(中略) あの、中田さんが声かけをして、まあだいぶ前からなんでしょうけども、橋下さん、そして松山の市長さん、そして開成町の町長さんということで、まあ昨日の夜、4人でお会いになったんですかね?」

(中田市長) 「そうです。まあ、昨日だけでは率直に言ったら、ありませんけれども。既に何回かやってきました」

(古館) 「そしてね、これでグッとこれが結集して、大きな1つの風になるのかなというふうに思う部分と、早速なんですけど、中田さん、一方で、今VTRご覧になってました? 橋下さんがね、今日、とにかく支持政党を鮮明に打ち出すんだってことを強調された。それに対して中田さんご本人は、声をかけた張本人だけども、“いやいや、そうじゃないんだ”って、ちょっと抑制するようなニュアンスになった。そのあたり、ちょっと違いを教えてもらえますか」

(中田市長) 「これは違いと言うよりはですね、まだ結論を出せるという状況ではなくて、とにかく我々で、責任ある立場のものが、国に対して、特に今回、国政選挙を控えて、やっぱり、はっきりとものを言わないと、いつまで経っても日本の構造は変わらないということが一致してるわけであって、そのためのアプローチをどういうふうにしていくのかっていうのは、まさに今、喧々諤々、もう忌憚なく議論し合ってるんですね。ですから、その中でいろんな意見が飛び出しているということであって、今の段階で“これでいく”ということがはっきり決まっているわけではありません。まさにそれを始めたとこですから」

(古館) ①「うーん、わかるんですけれども、中田さん、やっぱりこれは覚悟を持ってバーンと打ち出すなら、もう単刀直入にわかりやすく、まず訴えるってことも必要だと思うんですけども、考え方で共通点があるんだったら、もっと、もうちょっとはっきり打ち出されたらどうですか?」
(問題コメント①)まず、「地方分権」を主張している首長=善、という構図を作り、「支持政党をハッキリさせない」とダメだと誘導する古館。その発言の裏には、「早く民主党を支持しろ」と言っているのが見え見え。よく考えればわかることだが、民主党は「地域主権」と言っているのであって、首長たちは「地方分権」と言っている。そのココロは、「自民党にも頑張ってもらいたい」ということ。こういう向け方をしても、首長たちはそう簡単に乗ってこない。というわけで、
(中田) 「ええ、まあマスコミの皆さんはね、いつも、形がどうなるか、名前がどうなるか、いつから始まるか、どういうメンバーか、こういうこと、5W1Hがやっぱり一番重要ですから、そのご質問はよくわかります。ただですねえ、そんな簡単に話は進むんだったら、もう今頃、世の中ひっくり返ってるわけですけれども、我々はとにかく、橋下さんは政党支持と言ってますけれども、私は政策支持まではもう明確にしていった方がいいと思ってるんですよ。すなわちね、地方分権ということは、さっきのVTRの中でもさんざん出てきたように、みんな一致してるわけです。じゃあ、地方分権と言った時にですね、なぜそれを我々が言ってるかといったら、それを国民を幸せにしない日本の社会構造、もしも、まあ我々の立場に置き換えて言うならば、国民を幸せにできないという、この日本の社会構造というものを変えるということが、我々の目指すところなんです。その地方分権に関してのみは、もう徹底して一致して意見を言い続けていこうということをやってるわけですね。そのためのアプローチをどうしてくのかっていうのは、今から議論するということで」

(古館) 「そのアプローチの、まず、仕方に関してはちょっと違いが出てるということですか?」

(中田) 「いや、違いも何も、昨日、議論をやっただけで、まあはっきり言って、昨日ワーッと、皆さん押しかけて来ていただいたもんですから、そういう意味で今日、こうなってますけれども、まあ、我々、今、その議論を進めている、始めたところ、まあこうい状態ですね。これからもう、忌憚なく議論をやります」

(古館) 「昨日っていうけども、中田さん、何ヶ月も前から、水面下でいろいろ動いたり、パーティーで大阪へ出向いたりして、いろいろ下準備の話はされてるわけでしょ?」

(中田市長) 「まあ橋下さんと私がやったり、私がまた別の人に声かけたりという形は確かにやってきて、今回、呼びかけた。ただ、昨日にしてもね、全員が集まれたわけではないわけですね。そういう意味では、昨日、何か組織決定をする、そういうような組織ではまだありませんから、その意味においてはもう少し待っていただきたい。そう思います」

(古館) ②「わかりました。根本が一緒だっていう点に鑑みて言えば、とにかく地方分権、これせずして霞ヶ関改革はない。官僚主導の政治をぶち壊して、無駄をとにかく排斥して、まともな国にしなきゃいけないっていう考え方がまず、それを1つにしてるとすればですね、そこまでいいですね?」
問題コメント②)「地方分権後に何をやるかをまったくわかっていないまま絶賛だけする古館。いま自民党と民主党が乗ってくるように仕掛けている首長たちも、これではこういうしかない。
(中田市長) 「もう間違いない、はい」

(古館) 「だとすると、具体的に政策集団としてもですね、政治グループとは呼ばないようにします。まず政策集団として、提言集団として考えた時にも、これはたとえば、公開討論会をやったりとか、この党のマニフェストを分析する、この党のマニフェストを、まあ徹底的に検証するとか、そういう吟味をもうやっていくってことは具体的に考えてらっしゃる?」

(中田市長) 「うん、それは考えてますね。それは地方分権という、総選挙で問われるテーマはいくつももちろんあると思うんですよ。そういう意味で言ったら、政党支持を単純に打ち出すことはもしかしたらミスリードをするかもしれませんね。いろんな、安全保障の問題であったり、経済の問題であったり、いろいろあるわけですから。しかし、我々が共通して日本の国民をもっと幸せにするための、幸せにできないシステムの根本にある霞ヶ関の問題、この霞ヶ関というのが、我々、地方がものを考えて、そして自主的に優先順位を考えて、税金を効果的に使うことを妨げてるしくみなんですよ。だって、広い公園の中に福祉の施設を作って何とかしたいと思っても、そんなこと1つが我々、できないんですね。戦後60年経ってきてですよ、30歳、40歳の、たとえば大人が親と同居してて、“今日暑いから、あんた半ズボンはいて行きなさい”と。“今日は寒そうだからマフラーしてきなさい、コート着て行きなさい”、そういう1つ1つを我々は義務付けとか、枠付けという中で奪われているわけですよ。そんなのはね、国民を幸せにしないですよ。ですから、その地方分権っていうことに関しては、これはもう一致して、しっかりと政党に対して突きつけていく。今まで知事会とか、あるいは政令市長会というところでやってきました。政令市長会でも私は明日、自民党、公明党、民主党を回って、やっぱり要望をします。マニフェストについての政令市長会としてのこれを言います。言いますけどね、そのことはどうしても知事会とか政令市長会というのは最大公約数だったり、最小公約数(公倍数の間違い)だったり、その間なんですよ。みんなが一致できることしか言えないんです。その意味では、言いたくても言えない首長さん、市長さん、知事さん、います。我々は1本ネジ外れたようなね、そういう、まあ、ある意味では政治家ですから、1本ネジ外れた我々のような人間が、もう国に対して、他の人が言えないことも含めて言っていこう。そのことはリスクをとってでもやってこうというのは、確かに総選挙全体の中の、我々が一致してるポイントです」

(古館)③「あの、中田さんね、あのー想像するんですよ。たとえば横浜市で言えばね、国政から転じた中田さんがですね、たとえば最近の話で言うと、定額給付金に寄付制度を設けたりとかねですね、それから補正でいろいろ盛られてきたエコカー減税なんかに関しても、横浜市が独自にですね、そういうふうな補助をつけるとか、いろんなことをやられてると思うんです。大したもんだと正直、思うんですね。ただ、やっぱり財源ありきというところもあって、東京にしても横浜にしても。これ、本当に財政難で、もっともっと厳しくて、何にも、この、行政側がやりたくてもできないっていうんでね、いろんな悩みを抱えてる、別の悩みを抱えてるところって、いっぱい、今、日本にあるわけじゃないですか。そこに対してまず訴えて、大きな結集となってやる時には力がまた変わってくると思うんですけど、そのあたり、具体的に考えてらっしゃいます? こういうところでみんなを口説こうというような?」
(問題コメント③)「大したもんだ、と正直思うんですね」という古館は、中田市長がゴミ問題やさまざまな失敗をしており、女性スキャンダルがあって横浜市民に嫌われ始めている、ということを知らないのだろうか?
(中田市長) 「そういう意味ではですね、あの、今回、開成町の露木さんなんかも私の方で声をかけたのも、やっぱり小さい町ですよ。だけど、そういうところも含めて、やっぱり意思ある者が一緒に行動して行こうということは、やはり考えてます。これは大きいところは大きいところなりに、財政なんて豊かじゃないですよ。だって、横浜市なんか336万人もいるんですから。そういう意味では、それぞれに工夫することが大事なんです。たとえば保育園1つ設けるんでも、都会で設ける設け方と、一方では田舎で、地方で土地が十分あるところで保育園1つ設けるのとでは、全然違う。たとえば都会だったら、駅前に保育園作って、近くの公園で遊ぶでもいいんですね。だけど、そこに園庭というのがどうしても、1人あたり3.3平米なければいけないとか、こういう枠付けとか義務付けなんてのは要らないんです。それぞれの地方が自分たちで考えればいい。ですから、財政がありそうなところとか、なさそうなところとか、こんなこと言っててもしょうがないわけであって、国民を幸せにすることは、基礎自治体が大いにできる。県も含めてできるんです。国は北朝鮮がミサイルをこの数ヶ月で何発発射してるのか、そういうことに対してしっかりとした政策を出して、そしてそれを国は資源を投入してやってかなきゃいけないんですよ。いつまでもいつまでも地方のことに口挟んでやってる場合じゃないんですよ。そういうことの、国全体の構造というのは霞ヶ関の問題であり、そして霞ヶ関をしっかりと引っ張る部分ができない永田町の問題なんです。霞ヶ関と永田町という、なあなあ町内会の議論で物事が決まってるんです。ですから、町内以外の我々、町内会以外の我々からものを言ってくというのが今、大事だという責任を、我々は感じて発言しているということです」(と延々と喋る)

(古館)④ 「つくづく今、お聞きしててね、あの、わかったつもりになりましたのは、地方分権に絞って、それで国のかたちが変わるんだから、そこに絞ってやって、ミスリードをしないようにというふうんで、あんまり先走った発言を、たとえば橋下知事が今日」
(問題コメント④)首長側の思惑を絶賛ばかりするため、3者の駆け引きであるという物事の本質がまったくわからない古館。
(中田市長) 「そうそう」

(古館) 「言ったようなね、ところはちょっと私も……(聞き取れず)にかかるっていうのは、私もわかったような気がした。だけど中田さんね、そういうふうに言っていても、今のなあなあ政治、永田町、えー、それからね、霞ヶ関、まあ虎ノ門とは言わなかったけども、えー、独立行政法人まで入れればいろいろある。そこをね、ぶっ壊すというようなことを言うこと自体、大変な揺さぶりですから、たとえば自民党サイドからのプレッシャー、政権からのプレッシャーってことは、こう想定してたり、実際にあったりとか、どうなんですか、その辺は?」

(中田市長) 「いや、それはあると思います。実際問題、先ほども申し上げたように、言いたくても言えない、やっぱり人たちもいるわけですね。知事やってる方、市長やってる方でもいるわけですよ。そういう意味では我々は、そのことの先陣を切っていく必要があると思います。ただしですね、私たちは、自民党がいいとか、民主党がいいとか、どっちの味方をするなんて、そんな決めつけ方を、まあ私たちというか、私は少なくともするつもりは全然ないですよ。どっちかを支持しよう、そして自民党を勝たせよう、あるいは民主党を勝たせよう、そんなつもりはないんです。国民は冷静に、国民自身もしがらみから解き放たれて、本当に日本のための政党を選ぶというのが、今までの総選挙でできてなかったじゃないですか。みんな、頼まれたら、あるいはあっちからの仕事関係だ、そういう中で投票を決めてたんですよ。その結果が今、日本全体を大掃除しなければいけないだけの、この構造の問題になっちゃってるんですよ。そうであるならば、今回、我々は自民党の味方するとか、民主党をよいしょしようなんて、そんなつもりは全然ないわけであって、少なくとも私は、これは政策支持はすると。地方分権に関して、国民を幸せにするシステム、それをつくるためには地方分権をして、霞ヶ関を壊さなければいけない。そのためには政治を選ばなければいけないという、この1点においては、何がしかの判断をする」

(古館) 「その1点において何がしかの判断、その何がしかの判断こそがですね、自民党のマニフェスト、あるいは民主党のマニフェスト、これを地方分権のところを徹底的に検証し、政策提言するってことは、総選挙に大いに影響、投票行動にも影響しますから、これは冷静に、そしてかつ、覚悟を決めて頑張っていただきたいと思います」

(中田市長) 「私はこういうものを盛り込むべきだって言いに行きます」

(古館) 「その動きをよーく見てますんでね、中田さん。ありがとうございました。田崎さん、今のお話聞いていて、いかがでしょうか?」

(時事通信解説委員長・田崎史郎) 「あのー、すごいなと思ったんですけどね、既成政党、自民党にとっても民主党にとっても、非常に不愉快な動きだと思うんですよ。それは自民党や民主党が推薦することによって市長が誕生したりしてますから。しかし、自治体の方々は無党派層の支持を得てるんですね。今、世の中の人は自民党も嫌だけど、民主党も嫌だ。民主党が支持が高く出てるのは、自民党が嫌な人たちが民主党を支持してるのが現状で、本当のところの4割強の人たちは無党派層なんですよ。その人たちを彼らが掴んでるから、今後、大きなパワーになっていくでしょうね」

(古館)⑤ 「そうですね。まあ一番多いんじゃないかと思いますよねえ」

(田崎) 「そうですね、ええ」

(古館) 「そのあたりの感覚の方ってね、うーん。一色さん、どうご覧になりますか?」

(一色) 「あの、経団連が経済政策について、やっぱり民主党と自民党の点数をつけてですね、支持政党を決めたりする、あれのまあ地方分権版に、特に橋下さんの言ってることは似てるのかなという感じはしましたけど。まあ経団連よりは少しこう、それぞれの首長さんの抱えてる事情が違ったりするんで、どこまで強力な、まあ圧力団体と言っていいのかどうかですけど、その辺のパワーになるのか、その辺がまだ私にはちょっとよくわからないところがありますけどもね」

(古館)⑥ 「そうですね。あの、中田市長のお話を聞いている限り、私は頼もしいと思いました、本当に。なるほどなと思うところある。で、橋下さんと違いはないと言っても、根本は一緒でも、やっぱりアプローチの仕方が違う。で、東国原知事の動きはちょっと、また違いますね。自民党の中に入ってっていう前提の下に今、駆け引きやってるわけですね」
(問題コメント⑤⑥)都市における「地方分権政策」と地方における「地方分権政策」の違いがまったくわからず、「多い」とか「頼もしい」という評価しかできない古館。こんな程度で視聴率が取れるのだから、テレビというのは本当にいい商売だね。
(田崎) 「そうですね、はい」

(古館) 「だから、その辺でワーっと1つにはなってないわけでね」

(田崎) 「そうですね。ただ、それぞれに、既成政党と駆け引きしてるわけですよね。それが、いずれまた一致したり、時には離れたりしながら、やっぱり既成政党に対するチェック、自分たちの思いを実現させていくパワーになっていくんだと思いますよ」

(古館) 「まあ、今までに、この地方から声を挙げるっていうのはね、これ、なかったと思うんですよね」

(田崎) 「非常に勇気ある行動だと思うんですよ」

(古館) 「中央の言いなりになって、唯々諾々と、えらいジレンマをそれぞれ自治体抱えてきたわけですよね。そしたら、これが突破口になるかどうかっていうのは、よく見なきゃいけないですね」

(田崎) 「そうですね」

麻生総理、衆議院解散の時期を「そう遠くない」と話す一方、永田町では早期の改造案が急浮上(7分40秒弱)

午後5時、日本記者クラブ
(麻生総理) 「解散の時期を今日、申し上げることはありません。しかし、そう遠くない日だと思います」

(ナレーション) 夕方行われた麻生総理の会見。質問は解散と内閣改造に集中した。

(麻生総理) 「今現在、私どもは人事を直ちに変えねばならん、今、この現在、思ってるわけではありません。(解散前に)もう1回、総裁選挙をやってというような、この時期にするということは、自由民主党のイメージとしては、むしろそちらの方がマイナスになると、私自身はそう判断しています」

(記者) 「総理はご自身で解散すれば勝てるというふうに思ってらっしゃるんですか?」

(麻生総理) 「私自身はもちろん勝てると、勝たねばならんと思っています」

(ナレーション) 1割台(17.9%)にまで落ち込んだ内閣支持率。改造は政権の浮揚策として急浮上している。

午後0時半、記者に囲まれ
(津島派・津島雄二会長) 「経済閣僚っていうよりね、やっぱりしっかりしたスポークスマンがいないとね」

(記者) 「やはり少々入れ替えて、少し発信力のある内閣にした方がいい?」

(津島) 「もし、そういうことができるんならば、その方がいいかもしれないね」

(ナレーション) 麻生総理は早期の改造と解散を求める側近らと極秘に会合を重ねていた。

(『インサイドライン』歳川隆雄編集長) 「最側近の菅さん、盟友の安倍さんという方と、この2、3日の間に、それぞれ単独で会ってるわけですね。相当踏み込んだね、話がそれぞれの二者会談で行われたのはほぼ間違いないと思いますね」

(ナレーション) 総理は内閣改造と党役員人事にまもなく踏み切ると、歳川氏は見ている。

(歳川)① 「遅くても7月2日、早ければ明日6月26日に断行される。まあ与謝野さんの官房長官への起用、(迂回献金報道で)異論が出た場合には、私はあの、中堅若手の大抜擢、具体的にはですね、河野太郎さん。幹事長にはおそらくは石破茂、現在の農水大臣。東国原さんをたとえば総務大臣に起用すると」
(問題コメント①)あーあ、言っちゃった。はずれたら責任を取らされるのは報ステではなく、あなたなのに・・。
(ナレーション) 閣僚起用が取りざたされる東国原知事。既に派閥入りまで皮算用されている。

テロップにて
(自民党若手議員) 「出馬要請には町村派がかかわっているから、町村派に入るんじゃないか」

(ナレーション) ただ、麻生降ろしの中、改造への反対論も広がっている。

午後1時、記者に囲まれ
(谷津義男) 「こういう時に、党人事だとか内閣改造をやっても、私は何ら益することはないと思いますね」

午後2時半すぎ、記者に囲まれ
(武部勤) 「そういうことをやってる暇はないんじゃないですか。国民はそんなこと望んでません」

午後1時、
(記者) 「内閣改造について」

(麻生派・中馬弘毅座長) 「ないです。全然ありません。やるつもりも麻生さんもないし。そんなこと、今頃したって、何の効果もありません」

(ナレーション) そして、こんな声まで。

午後1時、
(山本拓) 「党首をそのままにして、その他を代えるというよりも、党首そのものの信を問うということが一番大事だと思います」

(ナレーション) 麻生総理は党内の反発を押し切って改造に踏み切れるのか。

(古館) 「まあ、いろんな情報飛び交いますんでね、もう見てらっしゃる方も混乱するんじゃないかと思うんですよね。奇しくも、田崎さんも一色さんも今日は夕方の麻生総理の会見、行かれていて、特に田崎さんは質問されましたよね」

(田崎) 「はい」

(古館) 「まず、今、我々がお届けした、その内閣改造、いろいろあるんじゃないかということに関してどうですかねえ?」

(田崎) 「あの、改造については否定的なんですけれども、自民党役員人事については含みを持たせた言い方をされてるんですね。今現在、総理の頭は党役員を解散前に替える。そこで党の発信力を増す。もしそこに、今閣僚の方が党に入るならば、その閣僚については補充人事を行うと」

(古館) 「あっ、党役員人事の中枢の方に、今の閣僚の人から入る可能性があるんじゃないかと」

(田崎) 「その場合には、たとえば、先ほど歳川さんが紹介してたのは、石破さんとか、舛添要一厚生労働大臣を党に持ってくると。それで党の発信力を増すという考え方はある」

(古館) 「たとえば、どちらかが幹事長とか?」

(田崎) 「そうです。どちらが政調会長とか」

(古館) 「そうした場合に閣僚の補充をすると?」

(田崎) 「そうです。だから内閣改造については、内閣改造っていうのは、いったん辞表を取りまとめて、それから全員を入れ替える。まあ留任される方もいますけれども、そういうことではなくて、党役員人事に伴って、空いたポストに補充するという考え方なんですね」

(古館) 「なるほど。うーん、そういう考え方ですか」

(田崎) 「ええ」

(古館) 「一色さんね、何も、その、麻生降ろしに与することは、決してしたくないんだけれども、国民にとって、内閣改造をする意味があるのかなっていうのがちょっとあるんですねえ」

(一色) 「私、あのー、今日行って、冒頭わざわざ麻生さんがですね、“そう遠くない日”っていうふうにね、解散のことを言って、ちょっと驚いたんですけど。あと、それから“解散は私がする”っていうのも強調しておられて、ものすごく単純に考えちゃうんですけれども、私はあの、もう麻生降しが迫ってくるのを感じてですね、麻生さん、もう来週あたりにでも解散する気持ち、固めたんじゃないかなみたいな、まあ破れかぶれ解散みたいなことですけれども、そんなふうに感じました」

(古館) 「そう遠くないと言った時の表情とか、そういうものも含めて、そんな感じがした?」

(一色) 「まあ、何かね、私はもう来週ぐらいに固めてって、これはまあ単純ですけど、そう思いました」

(田崎) 「あのー、総理は揺れてるんですよね。今日現在で元気になったのが、鳩山民主党代表の、亡くなった方から献金もらってたことが出ましたでしょ」

(古館) 「それから、名前が載ってた方、個人献金で、その方も今日なんかの新聞に出てましたよね。“そんなことは全く知らない”って」

(田崎) 「そうですね。あの問題が大きくなると、前の小沢さんの問題の2つ目、第2弾が狙えるんじゃないかっていう期待感が、政府自民党の中では膨らんでるんですね」

(古館) ①「また敵失ですか?」
(問題コメント)①出た!「また敵失ですか?」
(田崎) 「敵失です、また。だからやれるんじゃないかなと思って、今日の時点でああなってるんですけども、もし都議選の告示前にやろうとしたら、自民党内で猛反対が起きます。公明党は閣僚を引き揚げる」

(古館) 「そうですよねえ」

(田崎) 「という動きになってきますんで、そこを突破する力が、麻生総理にあるかなあって思うと、僕はないんじゃないかと思うんですけどね」

(古館) 「公明党の猛反対をねえ、とりあえず、かわしきれるのかっていうような局面ですよね」

(田崎) 「そうですね」

(古館)② 「そうか、そうするとできないかもしれない」

(田崎) 「はい」

(古館) ③「できない。これ、なんか、来週、党首討論、なくなったんですか?」

(田崎) 「ええ、中止になりましたよね。それはまあ、民主党サイドから断ってきたということになってるんですけれども、あの、それもまあ、自民党は受け入れざるを得ないんだけれども、その陰にもやっぱり鳩山さんの献金問題があるっていうふうに自民党で受け止めてる」

(古館)④ 「自民党の方の想像、推測で言えば、そういうことになるわけですか?」

(田崎) 「そうです」

(古館)⑤ 「でも、もしそうだとすると、なぜ党首討論やらないって考えもありますよね、この局面でね」
(問題コメント②③④⑤)自分の番組で「内閣改造がある」と言いながら、段々自信がなくなる古館。それにもめけず、「自民党の推測」「なぜ党首討論やらない」と言い返す古館。
(田崎) 「そうです、そうです、ええ」

(古館) 「まあ、いくつもの例が飛び交いましたね、今ね」

(田崎) 「ええ、そうですね」

母子加算復活審議、与党退席で参院委員会で可決(5分弱)

(野党理事) 「多数決で結論を得ざるを得ないということ」

(与党理事) 「やり方が全部そうではないか」


(ナレーション)① 扉の向こうで激論を交わす与野党の理事たち。今日、参議院では野党4党が提出している母子加算復活審議の仕方をめぐって理事会が紛糾。45分遅れて委員会室に入った与党の理事は、与党議員に退席を指示した。結局、与党側は野党の説明が不十分として退席、野党単独での審議となった。

午前11時すぎ、記者会見
(公明党・山本浩史) 「大変強引なやり方に憤りを感じてるわけでございまして」

午前11時すぎ、記者会見
(自民党・衛藤晟一) 「説明もないまま、いきなり2時間で採決とういのが出てくるから、これはむちゃくちゃでしょうと」

午後3時半すぎ、民主党本部
(民主党・菅直人代表代行) 「我々が審議拒否をしたりした時には、批判をする彼らがですね、自ら審議拒否をしたり、場合によっては本会議も投票をボイコットするんではないかと言われておりますが」

(ナレーション) ②結局、与党欠席のまま採決が行われ、法案は委員会を通過した。行方を見守っていた母子家庭の支援者たちは

午後3時すぎ
(母子家庭を支援する女性) ①「どうしてって、何で審議してくれないのっていう、そういう思いですね。政争の具になんかしてほしくない。これ(母子加算)、一刻も早く復活してほしい。ただそれだけです」

(ナレーション) ③生活保護を受けている母子家庭には、都市部で子ども1人の場合、およそ2万3000円が生活保護費に上乗せして支払われていた。しかし4年前から縮小され、この4月に全廃となった。都内で3人の子どもと暮らす33歳女性は、子どもが障害を抱え、働くことができず、生活保護費を受給しているが、母子加算の廃止でさらに生活を切り詰めざるを得ないという。
(問題ナレーション①②③)生活保護を受けている母子家庭の予算復活の審議を与党が止めたことをまず非難し、「生活を切りつめざるを得ない」という情緒的なナレーションが続く。
(生活保護を受ける33歳女性)② 「口座を見た時に、“あれっ、なんか減ってるな”という感覚。ギリギリの中なので、他にもっと削るところあるんじゃないのかなって」 
(今日の国会の審議については)「(与党退席を)聞いた時に“えー”みたいな。生活ができない弱い人の立場っていうのを、もう少し理解してほしいというか、話し合う価値がないと、私はみなされてるような気がするんですよね」
(問題コメント①②)相変わらず国から生活保護を受ける女性ばかりを取り上げる報ステ
(ナレーション) 野党案に批判的な与党は、代替となる支援策をとっているという。

今日午後
(公明党・山口那津男政調会長) 「一律に(母子加算を)復活させるというのは必ずしも適切ではないと思っております。といいますのも、母子加算を廃止してから5年ががかりで、順次、それに対応する様々な支援措置をとっております。母子家庭全体を見て、その生活水準が上がっていくような、あるいは基本的な生活水準を維持できるような、そういう総合的な支援策というのを考えるべきだと」

(ナレーション) 与党側は母子加算廃止に伴う新たな措置として、働いているひとり親への就労促進費(月額最大1万円)や高校への就学費(月額平均5000円)を始めたと主張。補正予算では、ひとり親の在宅就労の支援なども行い(3年で500億円)、子どもの学習支援への給付(月額最大5000円)も始めるとしている。しかし野党側は、補正予算で決まった子どもの学習支援は、来年度以降も継続される保証はないと指摘。母子加算廃止で給付される金額は大幅に少なくなったと主張している。法案は明日、参院本会議で可決され、衆院へと送られる見通しだ。

(古館) 「まあ、子どもさんが1人の場合と3人の場合じゃ、当然、全然違いますし、それから生活保護を受けている、受けていない。それから働いている、働いていない。働きたいけど、今、病気で働けない。もう、いろんなケースを加味してね。あと、母子家庭だけじゃなくて、父子家庭、同じですから、辛い部分は似てるところもある。こういうのを全部、こう、全体的に見てね、きちっとやらないと、今の積んでるものではちょっと足りないところもあると思うんですね。これ、少なくとも現段階で、この選挙前に政争の具にできるような話ではないと思います」
(はいはい)

特集 アフガニスタンの姿

 ジャーナリスト西谷文和氏がアフガニスタンを取材。
 首都カブール市内で目に付くのは、軍や警察、ISAF(国際治安支援部隊)。政府関連施設には、自爆テロを防ぐための壁が連なっている。カブール郊外にある非難民キャンプには1500人以上の避難民が暮らしている。電気も水道もなく、衛生状態も極めて悪い。
 去年、テロや戦闘に巻き込まれ、死亡した民間人の数は2118人(国連アフガニスタン支援ミッションによる)。そのうち552人は外国軍による誤爆が原因だという。対テロ戦争の照準をイラクからアフガニスタンに移したオバマ政権は、2万1000人の増派作戦を今月から本格化、戦闘の激化が予想されている。
 アフガニスタン全土では500万個以上の地雷や不発弾が埋まっているという。2007年の死傷者は811人。
 2001年のタリバン政権崩壊後、国際社会はアフガニスタンの復興支援に総額2兆8000億円(2002~2008年)を投じてきたが、復興は思うように進んでいない。街では戦争で身体が不自由になった人たちが「アメリカに死を!」「イスラム聖戦士 万歳!」と訴え、デモ行進していた。デモ参加者は、「工場など、私たち障害者の働く場を作ってください。政府機関でなく、障害者がいる場所に直接援助してください」と話す。

(古館) 「西谷さん、戦争というのは、片方だけが終わったというだけで、ずーっと続いてるっていうのを、特に強く感じさせるシーンがいっぱいありました」

(西谷) 「そうですね。やはり、テロとの戦いという宿命というか、テロリストが村に紛れ込んでいると、そうすると米軍は村ごとやりますから、1人のテロリストを殺すために、10人、20人と、民間人が巻き添えになるという」

(中略)

(古館) 「それから、デモを通じてね、やはりあの、障害を抱えてしまった方が、結果、本当に理不尽な怒りと悲しみの中で、働く場をほしいとおっしゃってましたけど、2兆8000億円のこの復興支援って、これ、どうなってるんだ、この金はと思うんですけどねえ」

(西谷) 「本当にどうなってるのかと思いますが、大部分はやはり治安維持という名目で戦争に使われてしまっていて、そして、一番肝心な女性とか、子どもとか、障害者に全然、予算が回らないと。たとえばですね、デモ参加者、あれはいろいろ言ってるんです。“アメリカ出て行け”とか言ってましたが、たとえば、あの方々、本来なら、戦争で障害を負ったわけですから、月に3000アフガン、日本円にして6000円の手当てが入るという約束されているんですが、月に1500円程度しか入らないんです。なぜかと聞きますと、差額の4500円は政府の役人が抜いてるんです。つまりアフガン政府が汚職にまみれてましてね、ああいう一番必要な障害者の手当てさえも汚職の源泉になっているという」

(古館) 「そうなんですね。だから本当に善意の気持ちでやってもですね、困っている人に届かないってことがもう」

(西谷) 「そうなんですね。イラクでもそうなんですが、やはり国が壊れてしまうでしょ。そうしますと、部族長とか、あるいは政府の役人なんかのポケットに入ってしまって、なかなか下まで入らないっていうことですね」

(古館) 「本当に根深い、大変な理不尽な世界が開けてるんですが、これ、アフガニスタン、8月ですよね、大統領選ね。どういう流れになるかと思いますけど」

(西谷) 「やはり、何よりもですね、人々が望んでるのは平和なんですね。米軍が空爆をして、タリバンが反撃すると。それの繰り返しですから、米軍もタリバンも出て行ってほしいと、そういうふうには願ってるんですが。さらに、もう1つは水と電気ですね。きれいな水がない。あるいは電気がまだつかない。そういうことで非常に不便な生活をしてまして、そういったことが争点にはなるでしょうが、まあやはり、でも、カルザイが勝つんではないかと思いますけども

(古館) 「まあはたして、公正な選挙が行われるかというところもね、いろいろ、一瞬、疑ってしまいますしねえ」

(西谷) 「そうですね」

(古館) ①「いやー、日本はどういうスタンスでいればいいのか」
(おバカコメント①)統治か民主主義かー。この問題を深く考えないと国際政治にコメントする資格はないよ。




平成21(2009)年6月25日(木)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに次いでのトップは、速報として横浜の海で少なくとも2人以上の切断遺体が発見されたニュース。次は新社長・豊田章男氏率いるトヨタの“海図なき航海”の船出と今後の自動車業界の解説。その他、米軍撤退のイラクで爆弾テロ相次ぎ、5日間で150人以上が死亡などのニュースで、真ん中が政局のニュース。それにしても、ZEROを観ると、「地方分権問題」に自民党が積極的に関与しているということがよくわかる。報ステではまったくわからないのに、本当に地デジに対する国民の「血税」をテレビ朝日だけには減らした方がいいのでは。


橋下大阪府知事、新グループ結成。地方を巻き込み、政局混沌(5分半強)

午後、記者会見
(東国原知事) 「私が自民党を支えるとか、自民党の救世主になるとかいう論調が、なにか一部にあるんですけど、これ、全然違います。自民党を変えるって言ってるんです。変わってくださいと言ってるわけですから。地方分権を地方がどう勝ち取るかということなんで、中央対地方の戦いなんです、これは。

(ナレーション) 東国原知事が改めて強調したのは地方分権の重要性。これに刺激された人がいた。ZEROは昨夜、東京でその姿を捉えた。大阪府の橋下知事だ。

昨日午後7時すぎ、東京駅
(記者) 「東国原知事からメールの返信っていうのはあったんですか?」

(橋下大阪府知事) 「メール、ありました。ありました」

(記者) 「どういった?」

(橋下知事) 「“いろいろ頑張ろう”ということで。“一緒に頑張ろう”ということで」

(ナレーション) 東国原知事から一緒に頑張ろうというメールを受け取ったという。そして橋下知事が向かった先は都内のレストラン。会談の相手は横浜市の中田市長。一体、何が話し合われたのか。

今日未明
(橋下知事) 「東国原知事があそこまで捨て身で言ってるのにね、僕も大阪府知事として、今までと同じような知事としての活動やったって、こんなの意味ないでね。もう行動起こさないと。とりあえず、自治体の長が立ち上がろうと」

(ナレーション)① 地方分権を目指す自治体のトップが、新しい政治グループを立ち上げることで合意したのだ。新グループにはおよそ20人が加わる見込みで、各政党のマニフェストを見極め、次の衆院選でどの政党を支持するか、統一して表明するという。橋下知事は今日午後、早速、自民党・中川元幹事長と会談した。
(よくわかるナレーション①)橋下知事が自民党の中川秀直元幹事長と会談し、自民党と連携していく可能性があることがよくわかる。
(自民党・中川元幹事長)① 「橋下知事らの動きは、私はある一定の、次の選挙に影響を及ぼすと思いますよ。我々も今、そういうこと、全力を挙げてやってるから、そこを理解して、連携してやっていきましょうと、そういうふうに申し上げました」

(ナレーション) 自民党と民主党のどちらを支持するのか。ZEROは橋下知事を直撃した。

午後4時半
(七尾藍佳) 「今の段階で、自民党と民主党、どちらに分があると思っていらっしゃいますか?」

(橋下知事) 「国のかたちを変えようっていう意気込みは、ものすごい伝わってきますよ、今の民主党さんの案についてはね。自民党さん、公明党さんには、その民主党さんを上回るようなものを出してくださいっていうことを、今日も中川秀直先生にお願いしたんですけどもね」

(ナレーション) こうした地方からの動きに対し、民主党の鳩山代表は

午後5時すぎ、静岡県
(民主党・鳩山代表) 「橋下知事などが何を求めているのか。地方主権、地域主権ということであるならば、明らかに民主党だねという結論なんですよ」

(ナレーション)② 地方自治体のトップたちを味方につけようと、今後、与野党間の綱引きが活発化しそうだ。一方、麻生総理は夕方、記者会見を開いた。
(よくわかるナレーション②)「地方分権」(自民党)と「地域主権」(民主党)をめぐって、駆け引きが強まっていることがよくわかる。
午後5時すぎ、日本記者クラブ
(麻生総理) 「まあ、今日ここで何をお話したところで、この後1番目の質問っていうのは、解散についてですね」

(ナレーション) 自ら解散について切り出した。

(麻生総理) 「解散の時期を今日、申し上げることはありません。しかし、そう遠くない日だと思います」

(ナレーション) そして、自民党内で表面化している総裁選前倒し論、いわゆる“麻生降ろし”の動きをけん制した。

(麻生総理) 「もう1回、総裁選挙をやってというような、この時期にするということは、自由民主党のイメージとしては、むしろそちらの方がマイナスになると、私自身はそう判断しています」

(記者) 「総理は、ご自身で解散すれば勝てるというふうに思ってらっしゃるんですか?」

(麻生総理) 「私自身はもちろん勝てると。勝たねばならぬと思っています」

(ナレーション) また、与党内では解散前に内閣改造をすべきとの声が挙がっている。麻生総理は会見で、「直ちに代えないといけないとは思っていない」と述べた。総理周辺からは東国原知事を目玉にした内閣改造プランも浮上している。来週にも小規模な内閣改造を行い、東国原知事を入閣させる案が検討されているという。政局の行方は地方も巻き込んで混沌としてきた。

スタジオでのコメントなし

24Hのコーナー
●イランのアハマディネジャド大統領は、イラン当局によるデモ制圧を強く非難したアメリカのオバマ大統領に対し、「内政干渉を避けるよう望む」とする声明を発表。

経済のニュースを伝えるZERO Bizのコーナー
●秋葉原の老舗家電量販店で経営再建中のラオックスが、中国の大手家電販売会社、蘇寧電器の傘下に入ることに。上場している日本の流通企業が中国企業の傘下に入るのは初めて。蘇寧電器は今回の提携により、日本の販売ノウハウを取り入れ、ラオックスの再建に貢献したいとしている。

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東国原問題で村尾「各党が打出す政策を知りたい」、星「自民の内紛に目を奪われるな」「政権交代がある」これがアサヒ椿事件だ!

平成21(2009)年6月24日(水)の報道ステーション

(本日の番組内容と構成) 自民党古賀選対委員長と東国原宮崎県知事の会談から一夜明けての動きを、朝日新聞の星浩編集委員の解説も交えて延々20分以上も報じる。相手が人気の知事とはいえ、自民党の候補者要請という一政党の事情だけに放送時間の3分の1近くを割いて報じる。結局、視聴者に自民党が上へ下への大騒ぎになっているというイメージを抱かせるのに十分なインタビューとコメントの羅列を昨日に引き続き、公共の電波を使って流し続けた。ハッキリ言ってこれは無駄な放送なのではないか。続いての与謝野大臣への迂回献金疑惑のニュースも合わせると、実に30分以上を費やしている。介護殺人のニュースでは「行政に積極的にやってもらわないと」、特集でのコメントでは「地方分権」と、古館の口からは今日もお定まりの言葉が……。

東国原知事出馬要請の波紋と、総選挙の日程は?(約21分40秒)

(ナレーション) 地元で人気の知事は、はたして次のステップへと踏み出していくのか。昨日の会談の相手、自民党の選挙対策委員長は総選挙への担ぎ出しに自信をにじませる。

午後4時半すぎ、記者に囲まれ
(古賀選対委員長) 「意欲を示されてるってことはね、(可能性は)まずゼロではないのかなっていうふうに思うんですが」

(ナレーション) 知事が国政に関心を示す理由は、掲げた目標をかなえるため。知事と選対委員長は昨夜、カメラのないところで会談を行っていた。その内容が少しずつ明らかになった。そこでは細い糸をたぐるような繊細な駆け引きが繰り広げられていた。人気は相変わらず。その知事が衆議院選挙に出馬する条件として、総裁候補を口にしたことから、大きな波が起こっていった。“ふざけている”“コケにされた”。自民党周辺からは嘆きの声さえ聞こえる。今日昼すぎ、知事自ら改めて本気度を語った。

午後0時半すぎ、宮崎県庁
(東国原知事)① 「ふざけているとか、おちょくっているとか、ああいうようなことがありますけど、そういうことは一切ございません。すこぶる、極めて真剣に取り組まさせていただいております。“顔を洗って出直して来い”と言われた方もいらっしゃるんでしょうけれども、まあどうでしょうかね。1回、下野されて、あの、そちらの方が頭を冷やされて、顔を洗われた方がいいんじゃないですかねえ」

(ナレーション) 一夜明ければ、さらなる心理も明らかになる。

(東国原知事)② 「なんか今の麻生総裁の次は、私がならなければいけないみたいなトーンですけども、私が提示させていただいたのは、あくまでも総裁選に出る資格、総裁候補。総裁は選挙で選ばなきゃいけないですよね、党内の。その候補として、考えられるかどうかということですからね」

(記者) 「総裁選を前に、自民党の規約を、党規を変えてほしいという要求でもあるんでしょうか?」

(東国原知事)③ 「うん、それは自民党さんがお考えいただくことなんですが、どうされるかですね。ただ、党の規約を今のところ変えないのであれば、総裁選の前倒しっていうのもないですね。ということですね。選挙は今の麻生首相でお戦いになる」

(ナレーション) つまりは自民党の規則が変わらない場合、まず、目前に迫った総選挙には自民党から立候補し、その後、総裁選に打って出るということだ。あくまで自民側が条件をのむことが大前提だが。

(記者) 「条件をのんだとしたら、知事は国政へ転身する考えはあるということでよろしいんですか?」

(東国原知事)④ 「えーと、私が言ったマニフェストと、そういったもの、党の体質が変わること、そういったことが、自民党さんはわかったと。改革していこうじゃないかというようなことであれば」

(記者) 「ゆくゆく総理もというお気持ちだということで?」

(東国原知事)⑤ 「うーん、それはもう当然ながら、総裁選、次期の総裁候補ですから。認めてくださいますか、ですから。総裁候補は何人かいらっしゃるでしょう。出ないかもしれません。僕しか出ないかもしれません」

(無駄なコメント①②③④⑤)これほど東国原知事のコメントばかりを流してどうする!報ステはムダだと思わないのか。
(ナレーション) 元芸能人が、今の県知事という立場を得たのは、何といっても民意の圧倒的な後押しがあったからだ。

(宮崎県の知事広報課には、昨日の知事の発言を受け、県民などから電話やメールが殺到し、その数は普段の20倍以上だという)

(ナレーション) 知事が国政に打って出ることについて、県庁に寄せられる意見は8割が反対だという。

今日、宮崎市内
(20代前半と思しき女性) 「反対。やっぱ宮崎の人であってほしいな」

(50~60代男性) 「私としてはまあ、ずっとね、してもらいたいけど、やっぱ宮崎の先々、将来を考えたらね、やはり国政に出て頑張ってもらいたいですね」

(ナレーション) 昨日、東国原知事と自民党の古賀選対委員長の会談は、場所を変えて2度行われた。まず午後3時半、県庁で。この時、話し合いの時間は20分間ほどだった。そして2回目の会談は、宮崎市内にある料亭で午後6時45分ごろから9時前までの約2時間、行われた。

午後0時半すぎ、宮崎県庁
(記者) 「古賀さんとどういったお話をされたんですか、夜?」

(東国原知事) ⑥「いや、いろんな雑談」

(記者) 「具体的に、総裁候補になるにあたって、20人の推薦人を得なきゃいけないと思うんですけれども」

(東国原知事)⑦ 「ですからそれは、(自民)党にお考えくださいと。つまり総裁候補にするってことは20人の、その推薦人が必要だと。党規を変えなければね。今のままだったら、その20人を集めていただくってことですよ、だから。そういうことでしょ? そういうことって、普通の国会議員はできないでしょう」
(またまた無駄なコメント⑥⑦)
 たかだか人気が出ただけの一知事にこれだけ振り回されている自民党―という印象を与えるだけ。内容もまったくない。
(ナレーション) 出席者は6人。先に古賀選対委員長が来ていて、知事は少し遅れてやって来た。その場に同席していた東国原知事の事務所スタッフ・稲森忍氏。

午前10時すぎ、宮崎市
(東国原英夫事務所・稲森忍氏) 「(古賀選対委員長は)いろんな面で知事を買ってくれてる。90.3%っていう支持率はあり得ないほどの人気だっていうことをおっしゃいましたですね」

(ナレーション) みんなで鍋を囲み、焼酎を飲みながら会はすすんだという。

(記者) 「古賀さんとしては、その場でもやっぱり説得にあたったというふうに見ていいわけですか?」

(稲森氏) 「ああ、もちろん」

(記者) 「2時間にわたって?」

(稲森氏) 「ですね」

(記者) 「その場でも総裁候補という話は出たわけですね、2時間の中で?」

(稲森氏) 「まあ、もう記者会見みたいな感じじゃなかったですけども」

(記者) 「古賀さんはどうリアクションしているでしょうか?」

(稲森氏) 「そうですねー、そこは私は何とも」

(記者) 「感触として、いい感じで終わったということですね?」

(稲森氏) 「ええ、感触はいい。とにかく時間がないということは出てました」

(ナレーション) 別の複数の関係者によれば、席上、古賀氏は知事に「言いすぎだ」と述べ、知事も「すみません」と謝ったという。稲森氏は取材に対し、もう1つ、注目すべき発言をした。出馬要請に対し、総裁候補にするという条件をつけることは、以前から決めていたというのだ。

(記者)① 「総裁候補にするということをですね、条件の1つに挙げてますね。いつの段階で決断したと?」

(稲森氏)② 「まあ数日か、1週間か2週間ぐらい前」

(記者)③ 「そうすると、自民党から(出馬の)打診があったのも、何となくそのくらいの時期?」

(稲森氏)④ 「そうですね」

(記者)⑤ 「それはやはり古賀さんという?」

(稲森氏) ⑥「ですね」
(いたずらに長い取材コメント①②③④⑤⑥)
 事務所のスタッフに対するこんな取材は、下取材の段階ですべき。いたずらにだらだらとオンエアで流してどうする?
(ナレーション) 稲森氏によれば、東国原知事と古賀氏の会談は、今年に入り、昨日を除いても4~5回は行われたという。実は古賀氏側は、知事が自民党総裁のポストを意識していることを知っていた節がある。知事は以前から、他の自民党幹部にも総裁への意欲を度々語っていた。古賀選対委員長は今日午前、東京に戻るため、宮崎空港に現れた。日向灘で起こった突風は、遠く永田町を飲み込もうとしている。自民党内からは東国原知事への反発に加え、出馬要請をした古賀氏に対する批判もあがり始めた。

今日午前、記者に囲まれ
(山本一太) 「昨日のちょっと行動は、古賀委員長とは思えない、やや軽率な感じがします。選挙を勝つためには何でもやるつもりなのかと

今日午前、記者に囲まれ
(丸山和也) 「場合によってはやっぱり、党の要職をやっぱり辞任されるべきだと思いますね。怒り渦巻いていると思いますよ、自民党員の中にもね」

(ナレーション) 今回の擁立劇。自民党にとって吉とでるのか、凶と出るのか。

テロップにて
(自民党幹部) 「民主党に行かないようにするのが目的。放っておくと向こうに行っちゃうでしょ。今回の件はプラスだよ」

(ナレーション) 責任論まで突きつけられた当の古賀氏は。

午後4時半すぎ、自民党本部
(古賀選対委員長) 「私の選対委員長という仕事は、できるだけ広く、選挙を戦える人材、そういったものをお願いするというのも大きな責任だと思ってますから」

(記者) 「事実確認なんですけれども、自民党総裁の椅子をいうことを?」

(古賀選対委員長) 「そんな失礼なことをおっしゃるわけがないじゃないですか。意欲は示されますよ。自分が国政に来たらね、総裁を目指して頑張るというね、私はそう受け止めてますし」

(ナレーション) 今回、東国原知事が出した条件は総裁候補の他、全国知事会がまとめた提言を一言一句、自民党のマニフェストに盛り込むこと。この条件について、古賀氏は丸山議員にこう説明したという。

(丸山和也) 「一言一句はあれだとしても、基本的にのめると(古賀氏は)言ってます。基本的にのむ方向で大丈夫だと言ってましたよ」

(ナレーション) 執行部の求心力に翳りが見え始め中、“麻生降ろし”の流れも加速している。衆院選前に総裁選を前倒しして実施するよう呼びかける山本拓議員。今日もまた、賛同する議員が2人増え、110人を超えたという。

午後4時前、議員会館で
(山本拓) 「9月の任期満了に伴う党役員人事を前倒しすると。それが実現した段階で(党規約を変え)東国原知事にも総裁に立候補していただくと」

(ナレーション) さらに党内では、総理と総裁を別立てする奇策もささやかれ始めた。

テロップにて
(自民党中堅議員) 「麻生総理は衆院選後まで変えない。しかし、新しい総裁を別に選び、民主党の鳩山代表を戦って勝ったら総理になる」

(問題ナレーションと匿名発言) 東国原発言、山本拓の総裁選前倒し運動に加え、「総総分離」の匿名発言をたたみかけて、揺らぐ自民党を印象づけ、視聴者を惑わしている。


激動の1日を過ごした東国原知事に、報道ステーションは話を聞いた。

午後5時半、
(富川アナ) 「自民党内から批判が出るっていうのもわかっていたとわかっていたと思うんですが」

(東国原知事) 「当然、予想しておりました」

(富川アナ) 「わかった上で条件を提示されたという真意はどこに?」

(東国原知事)⑧ 「うん、だからそのー、自民党さんの中の体質がそのまま出ると思います、と思いました。反対、賛成、いろんな意見がございますでしょう。でも私は自民党さん体質、旧態依然としたそういう考え方を柔軟に変えていかなきゃいけないと思うんですね」

(富川アナ) 「民主党・鳩山代表が地方分権というよりも地方主権というのを主張されていますけれども、そのあたりの考え、その地方分権に関しては、考えというのは納得できる部分も?」

(東国原知事)⑨ 「ですね、はい。ですから私は民主党さんからオファーがきていないので、僕は言わなかっただけで、先に自民党さんから来たので。これは千載一遇のチャンスなので、私を責任者にしてくださいという意味なんです」

(富川アナ) 「電話やメールが殺到しておりまして、そのほとんどがやっぱり知事には残ってほしいんだという意見が大半だと」

(東国原知事)⑩ 「はい、ありがたいですよね。でも私ね、宮崎にいてねこのままですね、分権化が進まなかったら、結局は宮崎の損失なんですね。タイミングっていうのはあるんですけども、あの、決起しなきゃいけない時期ってあると思うんですね。それの私は好機だと、チャンスなんだと、今、読んでるんですよ」
(無駄なコメント⑧⑨⑩)
もうえーちゅうの!
(古館) 「まずですね、出るんでしょうか、出ないんでしょうか、この方?」

(朝日新聞・星浩編集委員)① 「えー、今のところ半々ですね、ホントにね。その、いろいろ自民党の中からも相当反発ありますし、まあそう簡単ではないでしょうね。特に総裁候補という話、まあどうも古賀さんによると、総裁を目指すんだというふうに急にトーンダウンしてますけど、総裁は、おそらく自民党の国会議員はみんな総裁を目指しているわけですから、その1人としてやるということであればですね、出てくるんでしょうが、なかなかそう簡単にいかないような気が、私はしますね」

(古館) 「あの、東国原知事は、まあ民主党からたまたまオファーがないだけでと。だから自民党というような、まあ我々のインタビューにもさっきお答えになってましたけども、今日、朝日新聞を読んでいたら、やっぱりこう、去年の秋ぐらいからやっぱりかなり国政にっていう気持ちがあるっていうのをキャッチして、自民党が去年秋ぐらいから、こう、秋波を送ってたと、知事に。まあ、そういうのもあるわけですよね?」

(星)② 「まあ地方の首長さんをやるとですね、皆さん、どうしても最初は非常に脚光を浴びてですね、やられるんですけど、やっぱりいろんな法律、制度に限界を感じてですね、この法律、制度を変えるには国政に行くしかないという人が多いですけども、東国原さんもおそらくそういうことに、かなり早く気がついてですね、そういうことなんでしょうが、まあ実際はですね、言うことは簡単ですけど、なかなかその、法律を作っていく、地方分権を実現していくっていうのは、まあそう簡単な作業ではないんですよね。多数派を作って、与野党の攻防の中でやっていくというわけですから、ちょっとそこはですね、そのー、号令をかければ全部進むというわけじゃありませんから、まあこれからどうやっていくかということですね」

(古館) 「だから、今後はそれでいうと、今後へ向けて足場をかけているというか、こうね、足固めをしていくというか。だからあのー、全国知事会のね、やっぱり税源を移譲して、国と地方で税は5対5、フィフティ・フィフティ。それから最終的には、国の事業の直轄負担金を廃止へとか、それから定期的に国と地方で協議をするとかね、そういう知事会の決定事項をのむかっていうふうにね、地方分権なくして霞ヶ関改革ないって言ってるのは、私個人的にはね。大変いいこと言ってくれてると思うんですよ。でも、それ以外の、このへんの動きが、非常にしたたかだなと思いますよね

(星) ③「ただ、その、そういうことは自民党の、今、自民党っていうのはもう1955年からやって、も半世紀以上、政権を担っているわけですよね。そこがなかなか今まで、そういう地方分権っていうのが進んでこなかった。今度の地方の支部、分部局の廃止、出先機関の廃止なんかも進んでないわけですね」

 


(古館) 「そうなんですねえ」

(星)④ 「ですから今度の、我々が今、目前に控えている総選挙は自民党と民主党という政権交代、ないしは政権交代の緊張感の中でそういう制度を議論していこうってことですから、どうも僕ら、ちょっと気をつけないといけないのは、自民党の中の内紛でですね、問題を解決するというのを、ちょっとこう、幻覚が時々あるんですけど、どうもその、自民党の中のコップの中の嵐だけではですね、今まで解決しなかったから、いろんな問題が山積してたわけですよね。だから、どうも東国原さんが白馬の天使のように自民党に来れば、一気に物事が解決するってことは、僕はあり得ないと思うんですよね。そこはちょっと、問題の所在を少し考えていかないと、やはりその、我々は政権交代があるかどうかっていう議論を通じてですね、政治を考えるべきであって、その、自民党の中のコップの中の嵐の中に、あまり目を奪われないようにした方がいいと思いますね」
(無駄なコメント①②③④)
 こんな話題づくりのための話題を真面目に話してどーする!

(古館) ①「いや、今ね、お聞きしてね、ハッとしましたよ。本当にそうだと思います。で同時にね、星さんに逆らうようで悪いんだけれども。じゃあね、本当にそう思いましたけど、民主党がね、夢のような、いっぱい施策を出してますけど、民主党が本当に地方主権、そして霞ヶ関改革が直ちにできるのか。政治任用でなんでっていうのもまた冷静に見なきゃいけないでしょ?」
(おバカコメント①)「無駄なコメントに「ハッとしてしまう」古館。お前の頭はどーでもいいことには、「ハッとする」ように出来ているのか?

(星) 「それはまあ、民主党にもおそらくいろんな弱みがあるわけですね。ただ、今まで、我々がようやくたどり着いたのは、自民党と民主党の2つの政党の論争によって、いろんな政治を進めようっていうところですから、そこを目前に控えてですね、何でこういうことが起きてるのかっていうところをちょっと気をつけないといけないですね」

(古館) 「なるほど。一色さんはそのあたりどう?」

(一色) ①「そうですね、私も、与党の選挙っていうのはこれまでの政治、これまでやってきた政治の審判を受けるということで、まあこれまで全く関わってなかった人が総裁候補としてですね、選挙をするというのは、やはり相当な奇策だと思うんですよね。この奇策をやってもですね、仮にですよ、もしもそれでも自民党負けたとしたら、ダメージはものすごく大きいんじゃないか、つまり、もう政党として消えてしまうぐらいのダメージを受けちゃうんじゃないかと。そう思うとですね、政権交代可能な2大政党制ということであれば、もっとこう、堂々とした戦い方をした方が、まあ、あり方としては望ましいんじゃないかというふうに思いますけどね」

(古館)
 「まあ、そこなんですよね。あの、星さんね、古賀選対委員長は、まあ昨日、結果ね、昼間、我々マスコミのカメラも入って、知事室で会って、夜は夜で会食しながら話をしてたと、知事と。そういうことになると、まあそれで、①こういう動きになるってことは当然、あの、まあ老練なね、古賀さんはいろいろ自民党内がどういう反応が出るかってことはわかった上で、こういうふうに出てくださいっていうふうに口説いたと。それを見せたっていう。これは古賀さんの動きっていうのは、これ、麻生降ろしにつながってるんですか?

(星) ②「この間ですね、古賀さんはいろいろ面白い動きをしてるんですね。たとえば麻生さんに7月12日の都議選でね、ダブル選挙をやったらどうかっていうのを、まあかなり公然と言って、麻生さんは“それはできませんよ”という話があったりですね。それからまあ、内閣改造はやるべきではないという話をしたり、かなりもう積極的に発信されているんですよね。古賀さんっていうのはご指摘のように、なかなか老練な方ですから、これが仮にですね、東国原さんにオファーをして、東国原さんが乗ってくれば、これはまあそれでよしと。仮にこれがダメでもですね、いろんなことをやってみたけど、結局、今の麻生さんの低人気、求心力のなさではもたないという結果になるわけですね。東国原さん自身も、総裁候補に打って出ようというぐらい、麻生さんの今の政権が、まあ、かなり政権末期の様相を示してるわけですよね。ですから、そうなれば今度、仮にこの擁立劇、東国原さんの公認ができない、擁立ができない場合は、今度は“麻生降ろし”の方にシフトしてですね、そこで進んでいこうということもありまして、古賀さんはですね、おそらくどっちに進んでもいいような、今、手を打ってるんだと思うんですね」

(問題コメント①②) たった今、「自民党のコップの中の嵐にあまり目を奪われないようにした方がいい」(星)、「今ね、お聞きしてね、ハッとしましたよ。本当にそうだと思います」(古館)と発言し、その舌の根も乾かないうちに、古賀氏の動き、麻生降ろしと、自民党内のコップの中の嵐に話を持っていく。コップの中の嵐を助長させているのは、お前たちだ!


(古館) 「はあー。具体的なスケジュールでいうと、どういうふうになると、星さんは見立ててます?」

(星) 「まあ、おそらくですね、今、最後の攻防があるのは、7月2日にですね、麻生さんが解散ないし、その前に改造をして、サミット、都議選に臨むっていう選択肢がまだゼロではないと思うんですが、おそらく、まあかなりの確率で私は小さくなってきてると思うんですが」

(古館) 「ちらつかせてはいますね、そのあたりをね」

(星) 「どうも、それがなくなるとですね、もう7月12日の都議選勝負ということになりますね。都議選で勝てば、まあ麻生さんもそのまま流れに乗って、おそらく都議選で自民党と公明党がかなりいい成績を収めれば、即日っていうか、もうすぐ解散の流れにいくと思いますね。一方、ここで敗れた時のシナリオがおそらく2つありまして、麻生さんがすぐ退陣を表明するのか、麻生さんが粘るかっていうことですけど、おそらくみんな、都議選の後に、どういう動きをするかっていうことで、みんなもうどんどんシミュレーションしてるんだと思いますね。仮にその、麻生さんが退陣ということになればですね、都議選の後に、新総裁を選ばなくてはいけませんから、新総裁を早めに選ばなくちゃ、それもおそらく7月の20日、たしか20日は休日ですから、その頃に総裁選をやるとかですね、そういうことやって、7月28日が今の国会の会期末、延長の会期末なんですから、その28日には解散をしてですね、信を問うという流れになってくると思います。その場合は8月30日、ないしは9月6日投票ということで、まあだんだん投票の期日は絞られてきてるということですね」

(古館) 「なるほど。もしそうだとすれば、総裁選があるとすれば、与謝野さんもね、そこの候補の1人と見られるんですけれども、ちょっと問題が出てきましたね」

(あー疲れた)
与謝野大臣、迂回献金問題(9分10秒弱)

今日、衆院決算行政監視委員会
(民主党・横光克彦) 「原資、元の金は商品先物取引会社オリエント貿易など、グループ5社の幹部社員の給与から天引きされたと。まさしくこれは政治団体を通じての企業献金を行ったということであり、これが事実であればですね、政治資金規正法に違反するわけでございますが、この報道は事実ですか?」

(与謝野大臣) 「政経政策研究会から昭和56年より平成17年まで、私の政治団体であります駿山会に月25万円の政治献金をいただいており、これにつきましては政治資金規正報告書で報告をしております」

(ナレーション) 問題となったのは、与謝野氏の政治資金管理団体への政経政策研究会という政治団体からの献金。政経政策研究会はオリエント貿易の社内にあり、当時の社主が代表を務めていた。これについて、実際はオリエント貿易からの企業献金だったものを、政治団体からの献金だと偽ったのではないかという疑いが浮上したのだ。

午前9時すぎ、
(与謝野大臣) 「相手の方がダミーだとか、そういうことは全く意識がない。政治資金規正法上、形式的にも実質的にも問題はないと。適法に受けてる献金ですし、きちんと処理をしておりますから、返却するということはいたしません」

(ナレーション) 献金額は92年から2005年までで5530万円。さらに複数の社員によると、資金の出所は幹部社員の給与から天引きされたものだった。

午後5時半すぎ、記者会見
(与謝野大臣) 「オリエント貿易に大変深い関係にあったということは容易に想像をしております。ただ、オリエント貿易そのものではないというのは、明確な事実でございます。どのように資金を集めておられたかということは、お伺いする必要性は多分、当時、感じていなかったと思います」

(ナレーション) オリエント貿易の社主との関係については

(与謝野大臣) 「(昭和)54年の選挙の時に落選をいたしまして、“1度ぐらいの失敗でくよくよするな、今度は僕らが一生懸命応援するから”ということで激励をいただいて、それから親しくお付き合いするようになりました」

(日大法学部・岩井奉信教授) 「もしですね、これ、自発的に献金をしていないで、強制的にですね、献金をさせられていたということになりますと、これはまあ政治資金規正法違反に問われるという危険性はありますね」

(ナレーション) 政治資金報告書に名を連ねていたオリエント貿易やグループ会社の関係者が私たちの取材に答えた。

テロップにて
(グループ会社社員A) 「給料から5000円、毎月天引きという形でとられた。課長クラス以上がとられていたと思う。与謝野さんを応援するから天引きすると聞いた。私の場合は了承というか、やむを得ないなあという感じだった」

(グループ会社社員B)
 「天引きの時に説明があった。献金したいので、賛同者を求めているという説明だった」

(ナレーション) 国会では商品先物取引を指導・監督する大臣だったことも問題になった。与謝野氏は研究会から献金を受けていた98年当時、先物取引を指導・監督する通産大臣を務めていた。さらに金融担当大臣だった2006年には金融商品取引法が成立した。

今日、衆院決算行政監視委員会
(与謝野大臣) 「政経政策研究会は平成17年10月29日をもって献金を終了しております。商品業界から法案についての陳情というものは一切ございませんでした」

(先物取引業界に詳しい大迫恵美子弁護士) 「(当時)先物取引をめぐる状況というのはもう刻々と変化してる時だったんですね。(先物業界は)自分たちの足元が危なくなってくるという危機感をもってた」

(ナレーション) また渡辺喜美元行政改革担当大臣側の資金管理団体にも同様の形で、95年から2005年までで3540万円が献金されていた。

(渡辺喜美元行革担当大臣) 「私の父の時代のお付き合いがそのまま続いたということですね、はい。浄財でないとわかったら、これは即お返しをするということです」

(古館) 「まあね、浄財という言葉もよく聞くんですけども、星さん、あの、皮肉だなと、私は勝手ながら思ったのは、そもそも政治団体にですね、寄付をした場合に、一部、最大で4割と言われますけども、所得税が控除されるというのは、個人の寄付を促すために始まった法律だと思うんですけど、それが結果、違う形になっているのが、こう、いっぱい出てきて」

(星) 「まあ、一種のダミーになったかどうかが焦点だと思いますね。ただ、どうですかね。企業からすると、献金というのは、まあそんなに善意だけじゃなくて、やっぱりある程度の見返りを期待するわけですね。見返りが全くないのに献金してれば、企業の行為からすれば背任になるわけですね。一方、うまくいって、献金の効果が出たら、これは贈収賄になっちゃうわけですから、基本的にその、企業献金っていうのは、やっぱり危ない橋を渡ってるってことなんですよね。ですから、そろそろ企業献金そのものについてもですね、まあ考え直していく、見直していく。まあ場合によってはですね、まあすぐというのは無理かもしれませんけど、廃止の方向でいかないと、次々にこういうダミーだとかですね、個人献金に名を借りてやってくとか、西松のようなケースだとか、出てきたりしますので、そこはもう、そろそろ限界にきてるんだと思うんですね、企業献金のあり方が」

(古館) 「そうですね。改正したって、また、その網が小さくなっても、また抜け穴ができてっていうのをね、見せつけられて、総務省がわかってるだけでも640の後援団体っていうのがあると。今回、後援団体って形になってますよね、与謝野さんにしても、渡辺さんにしても。こういうことでいいのかなって思うんですけど、とにかくこれはまた政局っていうか、いろんなこの、カードになるわけですね、与野党双方のね。これ、どういうようなことが考えれますか?」

(星) 「まあただ、今回の問題はこれはどこまで広がるかということですけど、むしろ今回の問題は、献金のあり方がですね、いろいろ新しい手口を使われたやり方が出てきてるっていうことで、まあ、即違法性の問題っていうふうにつながるとはちょっと考えにくいんですけども、やはり企業献金、そろそろ限界にきてますから、特にそれから、最近、会社もですね、コンプライアンスの問題だとか、それから株主代表訴訟の問題なんかがありますから、そう簡単にポンとポケットマネー、会社の、企業の金を出して、そのまま“これは何の効果もありませんでした”っていうわけにはいかなくなってきてるんですよね。そうすると、企業のあり方も問われてる中では、そろそろ企業献金全体について考え直すっていうことでしょうね」

(古館) 「これ、やっぱり自民党、民主党、双方マニフェストを出していて」

(星) 「ええ、まあそれの、今度は総選挙でマニフェスト出ますから、それを有権者が判断していくという、まあ1つの非常に大きな争点になってくるということでしょうね」

(古館) 「さっきね、冒頭の方で、星さんがご指摘してくれたことにもつながると思うんですけど、やっぱりね、あのー、こう考えなきゃいけないなと思ったのは、同じような、ねっ、大同小異ですよ。同じような話がどんどん出てきますよね、それぞれ個々違いはあっても。そうすると、怒るのと同時に麻痺しちゃうところがあってね、“またか、みんなやってるんでしょ”とか、“そういう団体、みんなそういう流れでやってるんでしょ”ってなることで、麻痺するから、やっぱりね、選挙が遠のくこともあるのかもしれなくて、やっぱり1つ1つきちっと分析して、私たちは怒るものに怒んなきゃダメですよね、カネの流れとかね」

(星) 「特にまあ、いろんなところで制度が破綻してますよね、社会保障も含めてですね。今度の政治資金の問題、それはもう、相当その、根っこのところから見直していくっていうのが、今度の総選挙の意味じゃないですかね、はい」

(古館) 「待ったなしですよね」

(自民党を叩くだけ叩いて気持ちが良くなるのは彼らだけ)
介護疲れで59歳夫が73歳車椅子の妻を殺害

(古館) 「一色さん、あのー、殺害するっていうのはもちろん、何をかいわんやですけども、疲れた果てにという、こういうことが出てきてますよね」

(一色) 「介護保険制度があっても、こうした介護疲れによる殺人とか心中は全然減ってないんですねえ。まあ本当に、社会がそこまでいくまでに何かしてあげられないものかというふうには思うんですけれども、こういう方、思いつめるっていう状況にあると思うんで、まあ定期的に誰かが話を聞くことができるようなことでもあれば、だいぶ違うと思うんですね」

(古館) 「そうですね」

(一色) 「まああの、介護者同士の交流会とか、そういうのもあるそうなんで、そういうところも少し心のケアにつながるかもしれないなと思うんですけど、難しいですよねえ」

(古館) 「大事ですね。それはやっぱり行政がもっともっと積極的に動いてほしいし、それから、介護士にやりがいをもってもらうために、介護を一大産業にするっていうのは、高齢化社会の大変な、もう待ったなしのテーマなわけですから、そこを同時に進めていく施策をしないと、これ、本当にいけないですね」

(発展性なしのコメント) せっかく一色が「誰かが話を聞くことができれば、だいぶ違うと思う」、「介護者同士の交流会とかも、少しは心のケアにつながるかもしれない」と人的ネットワークやメンタルサポートの面で言及しているのに、相変わらず「行政がしっかりしろ」、「介護の一大産業化」としか言えない古館。他に考えられることはないのか! 

ゴルフ場の刈り取った芝からバイオエタノールを作る技術についての特集

(前略)

(松岡修造) 「(前略) 地域ごとの特色のにおいが出てくるって言ったんです。お茶が特産品であれば、お茶の香のエタノールってことです」

(古館) 「ええ、そういうことになりますね。そうか、だからやっぱ、そのためにも地方分権をちゃんとやって、こういうところ、企業とか研究施設に支援金をやることで、採算がとれるように、ドーンといく可能性もありますよね

(お馬鹿コメント) 出た、出た。何かにつけ「地方分権を」と持ち出してくる。何だか壊れたテープレコーダーを聞いているようだ。





平成21(2009)年6月24日(水)のZERO

(本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 報道ステーションと同じく、冒頭の2つのニュースは自民党・古賀選対委員長と東国原宮崎県知事との会談を受けての永田町の様子と、与謝野大臣に持ち上がった迂回献金問題を扱っている。しかし、東国原知事出馬要請問題について、ただいたずらにダラダラと報じ、視聴者を惑わしたり、扇動している報道ステーションとは対照的に、村尾キャスターは「各政党がどんな政策を打ち出すのか、これを早く知りたい」と、ピシャリ、要点だけを端的にコメント。

東国原知事への出馬要請で自民党内に広がる波紋と、与謝野大臣迂回献金問題(5分半弱)

(ナレーション) 今朝、いつも通り、朝の挨拶を交わす麻生総理。しかし、その頭を悩ます問題が浮上している。東国原知事の総選挙出馬をめぐる問題、一夜明けた今日も報道陣が殺到していた。出馬の条件に、自民党総裁の椅子を挙げていたことについて、こう発言した。

正午ごろ、記者会見
(東国原知事) 「ふざけているとか、おちょくっているとか、ああいうようなことがありますけども、そういうことは一切ございません、はい。すこぶる、極めて真剣に取り組まさせていただいております。提示させていただいたのは、あくまでも総裁選に出る資格、その候補として(自民党が)考えられるかどうかということですからね。ですから、総裁候補っていうのは私だけじゃないと思うんですよ。他に総裁選に出られる方は当然いらっしゃると思いますんで」

(ナレーション) 出馬する条件について、昨日は「自分が総理になって選挙を戦う」ことも念頭にしていた東国原知事。今日は「総裁選に出る資格」と、トーンダウンしていた。だが東国原ショックに、与党幹部の反応は冷たい。

(自民党・細田幹事長) 「東国原さんも、“そんなことは考えていない”と言う代わりに、ちょっとジョークのような感じで答えられたわけですから」

(公明党・北側幹事長) 「まあ知事も本気でそう言っているくわけじゃないでしょうね」

(ナレーション) 実際、出馬を要請した古賀選挙対策委員長も

午後4時半、国会内で記者に囲まれ
(記者) 「(東国原知事の)出馬の条件として自民党総裁の椅子をという」

(古賀選対委員長) 「そんな失礼なことをおっしゃるわけないじゃないですか。意欲は示されますよ。自分が国政に来たらね、総裁を目指して頑張るというね、私はそう受け止めてますし

(ナレーション) こう強調する。党の幹部が前面に出て出馬要請したことに、自民党内には批判も渦巻いている。

テロップにて
(自民党議員) 「みっともないところをさらした」

(自民党議員) 「政党としてのプライドはないのか」


(ナレーション) 結論次第では、逆に麻生総理が求心力を失いかねない。難しい調整が続くことになる。さらに今日、麻生政権にもう1つの問題が浮上した。3つの大臣を兼務する内閣の要、与謝野大臣に迂回献金問題が出たのだ。与謝野大臣側に献金していたのは、政経政策研究会という政治団体。この団体の代表はオリエント貿易という先物取引会社のオーナーでもあった。そのオリエント貿易の元社員によると、社員は給料から政経政策研究会への寄付金を天引きされていたという。これが事実だとすれば、オリエント貿易から政経政策研究会を経由して、与謝野大臣へ迂回献金が行われていた可能性が高い。当の与謝野大臣は、

今朝、自宅前で記者に囲まれ
(与謝野大臣) 「政治資金規正法上、形式的にも実質的にも問題はないと」

(ナレーション) 問題ないと強調した。低迷する支持率に東国原知事出馬問題。足元がぐらつく中、麻生総理はいつ解散を打つのか。

午後2時半、衆院決算行政監視委員会
(民主党・長妻政調会長代理) 「いよいよ国民の信を問う総選挙というのが近づいてまいりました。麻生総理に端的にお伺いしたいんですが、解散っていうのは麻生総理がご自身の手でされるということでは?」

(麻生総理) 「基本的に、しかるべき時期に私が決断をして解散をさせていただきたいと思います」

(長妻) 「“麻生降ろし”をしようという方々がいらっしゃるわけですが、麻生総理がご自身の手で解散をするというご決断を、ここでもう1回、いっていただきたい」

(麻生総理) 「先ほど申し上げた通りです」

(ナレーション) 今夜、総理は与党幹部と会談し、残された会期の対応を確認した。さらにその後、総理公邸には安倍元総理の姿を日本テレビのカメラが捉えた。解散のタイミングはますます狭まっている。

(村尾) 「東国原知事の件ですけれどもね、誰が立候補することもさることながら、国民は各政党がどんな政策を打ち出すのか、これを早く知りたいところです」

日本郵政、かんぽの宿問題で総務省に業務改善計画を提出(約2分35秒)

(ナレーション) 今日夕方、日本郵政の西川社長が総務省を訪れた。手には書類。総務省から出されていた業務改善命令に対する報告書、つまり回答だ。業務改善命令の発端となったのは、かんぽの宿の売却問題。日本郵政がかんぽの宿70施設を109億円でオリックスグループに売却しようとしたのに対し、監督する立場にあった鳩山前総務大臣が価格が安すぎるなどとし、ストップをかけたのだ。今日、西川社長が提出した報告書では、「重要事項を決める際の記録は残っていない」としながらも、「109億円という価格は合理的な根拠に基づく判断で、不当に低いとは言えない」としている。また、鳩山前総務大臣から強く追及されていた経営責任については、西川社長や経営幹部が報酬の一部を返上することとした。さらに、西川社長の上に立つ会長職を新たに設け、外部から人材を招くこととしている。報道陣に何も語らず、総務省を後にした西川社長。日本郵政の担当者に不正や法令違反はなかったのか尋ねると、

午後7時すぎ、
(日本郵政の担当者) 「はい、そういうことで私どもも思ってし、総務省もそうおっしゃってると思ってるんですけどね」

(ナレーション) 出した宿題の回答を受け取ることなく総務省を去ったこの人は

午後5時半ごろ、記者に囲まれ
(鳩山前総務大臣) 「答えが出たからといって、私にとってはどうってことはないですよ。経営陣が一新しなくちゃならない」

(ナレーション) 報告書を受け取った佐藤総務大臣は「粛々と了承する」と述べ、西川社長の続投も改めて認めている。

ZERO PERSONのコーナー
●夏木マリが考案した途上国救済プロジェクトの取り組みを取材

子どもたちに直接金品を送るのではなく、持続可能な社会貢献をという観点から考案されたプロジェクト。良質なバラの輸出国であるエチオピアを支援するために、支援の趣旨に賛同した花屋がバラを売る際、本来の価格に15%上乗せした価格でバラを売り、その15%がプロジェクト事務局に入る。事務局は集まったお金でエチオピアにバラ園を購入し、雇用の場を提供する。結果として購入者が社会貢献できる。

(村尾) 「夏木さん、動いてますね。夏木さんの活動の背景には“フェア・トレード”という概念があって、フェアというのは公平な、トレードというのは貿易ですけれども、これ、どういうことかというと、貿易、途上国と先進国でやりますよね。その時に、強い立場の先進国に利益が多くいって、弱い立場の途上国になかなかいかない。だからこれはフェアではないじゃないかと。だから私たちで少しでも多くのものを途上国に還元しようということなんですよね。これは国際貢献の1つの世界の潮流になってますよね

Pic UPのコーナー
●イラン、ハメネイ師は演説を行い、大統領選挙の結果は正当だと改めて強調。その上で、「体制も国民も決して圧力に屈しない」と述べ、改革派らが続ける抗議活動を強くけん制した。ハメネイ師は今月19日にも混乱の収束を呼びかけたものの、抗議活動が続いていた。


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報ステ、今日も古館のバカさ加減が良く解る、社会保障費削減撤廃を公共工事に繋げようとする偏向報道。

平成21(2009)年6月23日(火)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 自民党の古賀誠選対委員長が、東国原宮崎県知事に衆議院選での出馬を要請、自民党が大混乱しているという印象を与えるという報道。続いて骨太の方針2009で、社会保障費削減を撤廃したことを受け、「予算の無駄遣い」批判を展開。ステロタイプの批判で、自らが言っていることが日替わりで全然違っていることに何の反省もない報道番組だ。
自民党古賀選対委員長、東国原宮崎県知事に出馬要請(12分20秒弱)

(ナレーション) 自民党からの衆院選出馬要請に対し、東国原知事は想定外の要求を突きつけた。これに自民党内は騒然となった。

(笹川尭総務会長) 「本当?」

(守山裕) 「ああ、そういう話があったんですか」

(記者) 「東国原知事に古賀さんが国政出馬を依頼したようなんですけど」

(園田博之政調会長代理) 「……」

(ナレーション) 支持率が1割台に低迷する麻生政権に突如、飛び出した擁立劇。東国原知事は起死回生の切り札となるのか。

(古賀選対委員長) 「知事の人気には恐れ入るねえ」

(東国原知事) 「いやいや、どうも」


(古賀選対委員長) 「私もね、なかなかの記念すべき日なんですよ。沖縄の今日はね、慰霊祭なんですよ。私ね、毎年、一回も欠かしたことはないんです。だけど今日はね、知事さんとお会いできるっていうんで、こっちを優先させた」

(東国原知事) 「いやいや、そういうことを言われるとプレッシャーになりますね」

(ナレーション) 古賀選対委員長がわざわざ宮崎に出向く形で行われた今回の会談。時間はおよそ30分間に及んだ。次の衆院選における自民党からの出馬を要請した古賀氏。

午後4時すぎ、宮崎県庁
(古賀選対委員長) 「自民党も自浄能力を発揮してね、国民に信たる自民党に変わっていかなければならない。そういう意味でぜひ、東国原知事のね、誠実な、そしてまた情熱と、そして何と言ってもね、今の自民党にない、新しいエネルギーを率直に言って、ほしいと。だから出馬をお願いした」

(ナレーション) しかし、東国原知事は予想外の要求を突きつけた。

午後4時、宮崎県庁
(東国原知事) 「党の内部で変えるんじゃなくて、外部から新しい風を入れて。3年前に宮崎がそうでした。そういう風を入れて、血液をもう入れ替える、そういった覚悟が必要なんじゃないかと。そういう覚悟を国民の皆さんにお示しすべき、もう時期じゃないかなと思うんですね。私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党さんはお戦いになるお覚悟があるかというのをお伺いしました」

(記者) 「それに対しての古賀さんの反応はどうだった?」

(東国原知事) 「えーと、まあ無反応といいますか、非常に、無反応じゃないですね。“承りました”じゃなくて、“一応、お聞きしました”というような反応でした」

(ナレーション) 自身を自民党総裁として衆院選に臨むことを出馬の条件に挙げた東国原知事。

(橋下大阪府知事) 「本当に言ったんですか?いや、シャレでしょう? いきなり総裁選というのは、僕はそれ、シャレとしか思えないですけどね、ええ。それはまあ、東さんらしいと言えば東さんらしいですけどね」

(ナレーション) そして、もう1つの条件は

(東国原知事) 「全国知事会で、我々がまとめあげたマニフェスト。これを全部、一言一句違わず、もらさずに、自民党のパーティーマニフェストに盛り込んでいただいて、4年間で実行していただく」

(ナレーション) 国と地方の財源配分を5対5にすることや、直轄事業負担金廃止、(全国知事会と国の定例協議会開催)などを柱とする全国知事会のマニフェスト。これを出馬への条件としたことに、地方からは

午後7時

(猪瀬直樹東京都副知事) 「自民党の総裁をやらせてくれというのは、当然、それはOKが出るわけじゃないから、まあ体のいいお断りなんですよね。体のいいお断りを、彼は非常に上手にやりながら、全国知事会の3つの提言をアピールしたと」

(ナレーション) 結局、今日の会談で、東国原知事は出馬要請への回答を保留。結論は先送りとなった。総裁選前前倒しを求める署名が100人を超えるなど、麻生降ろしの動きが加速する中、自民党には知名度が高い東国原氏を担ぎ出すことで無党派層の支持を獲得したい狙いがある。

午後7時、
(中山成彬) 「最近の知事のね、言動を見てると、国政に対する意欲というの隠しておりませんですから、彼が自民党として出るということは、それは今の自民党の劣勢をですね、大きく跳ね返す力になるんじゃないかな」

午後8時
(鳩山邦夫前総務大臣) 「コケにされたの? うーん、まあ東国原さんの思いは何となくわかりますけど」

(ナレーション) しかし、与党内は東国原知事の擁立劇に冷ややかだ。

(記者) 「総裁選で自分を支える覚悟があるなら、という話をしているのですが」

(笹川尭総務会長) (首をすくめて)「……」

(記者) 「総裁としての資質はいかがでしょうか?」

(笹川) 「あほらしい」

(田村耕太郎) 「初めて聞いたので、びっくりしましたね。本当ですか、それ? ジョークではなくてですか?」

(松浪健四郎) 「東国原君、顔を洗ってくれたまえ。それとねえ、東国原知事に依存しなきゃいけないほどね、自民党が落ちているのかと思うと情けないね」

テロップにて
(自民党幹部) 「自民党も足元見られてるなあ。この間までお笑いタレントだった人に総裁になりたいなんて言われて」

(自民党閣僚経験者) 「(古賀さんは)軽率な行動だよな。苦しくなると、古賀さんでもそういう行動をとるんだ」

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「これ(東国原知事の要求)は麻生総理への挑戦とも受け取れると思うのですけれど」

(麻生総理) 「知事を辞めて、それなりにいろんなことをやると、これは人の去就の問題ですから、そんなおちょくったような気持ちで言っておられるとは思いませんけれども。ちょっと詳細を把握していないので、コメントのしようがありません」

(ナレーション) 野党からも

午後4時すぎ、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「知事がまだ、1期目も終えられていない中で、この、政党を救うために知事の職を投げ捨てるみたいな発想が、はたして県民とか、あるいは国民に理解されるかどうかと」

(ナレーション) こうした批判の声に東国原知事は

午後6時半すぎ
(記者) 「総裁選に出たいのか、それとも総裁の座に座りたいということのか」

(東国原知事) 「違います。自民党が変わるか、変わらないかの話なんです。それぐらいの意識改革をしてほしいってことです」

(記者) 「自民党の方が、さすがに総裁ということになると、若干、反発の声も出てるんですが」

(東国原知事) 「いや、それはもう自民党さんがお考えになることですから。僕はもう、この国を変えたい、地方から変えたい。そのためには自民党さんが変わらなきゃいけないと思ってます。その熱い思いを伝えただけで、あとはどう判断されるかっていうのは自民党さんがお考えに」

(ナレーション) 地元紙(宮崎日日新聞)による東国原知事の支持率は9割近く(87.7%、2月)と、就任時から高い水準を維持している。突然の国政への転進話に地元は

(宮崎県民・女性) 「自分の意見が通るところに出て、そしてしっかりと宮崎県の県人のためにね」

(宮崎県民・女性) 「いやー、それに乗るようじゃ、知事もちょっと人気落ちますよ。任期いっぱい何とかやってもらいたいね」

午後7時、新橋
(40代男性会社員) 「まあ面白いかもしれないですね、これは。一発、自民党もちょっとこのままじゃダメでしょ」

(30代女性会社員) 「経験が浅いんじゃないですか、政治家としての」

(ナレーション) 東国原知事は、自民党からの出馬要請を受けるのか。本音は一体どこにあるのか。

テロップにて
(東国原知事周辺) 「出馬要請を受ける可能性は高い。もう選挙の準備を始めている。総裁選に出ることは古賀さんに“党則上、無理でしょう”と言われたそうだ。総務大臣をやらせてもらうというとが、最終的な落とし所になると思う」

(古館)① 「どうなんでしょうか。まあ、だとすると、総務大臣を落とし所だと仮にすると、これ、誰にもわかんないと思いますけど、内閣改造があるってことにもなるわけですけれども、まあでも、あの、今の政治家の、国政をやってる方々の反応を見てると、やっぱり中には小馬鹿にしたようなね、ちょっと発言をされるニュアンスもありましたけども。おかしいなと思うのは、逆から見ると、東国原知事は自民党を試してるんじゃないですか。どういうリアクションがあるかっていうのを」
(問題発言①)普段は、自民党の国会議員をさんざん批判しているが、元お笑いタレントの東国原知事の擁立の話が出てくると、一転して「国民を小馬鹿にしている」という批判。やはり人気がある人間には弱いマスコミの悲しい習性か。
(一色) 「そうですねえ。私はまあだけど、東国原知事やっぱり1期はちゃんと知事を務めるべきだと思いますよね。また、知事もまあ何て言うんですか、半分は断ったつもりで高いハードルのことを言ったんじゃないかという気はしますけどね。それからまあ、いずれにしても、総裁候補にしてくれますかと言ったってことは、麻生さんが降りるということが前提ですから、自民党の方も“はい、わかりました。じゃあそうします”とは言えませんよね、今のところ。まだ麻生降ろしも始まってないのにですね」
(問題発言②)ナレーションでは「麻生降ろしが始まっている」と言っているにもかかわらず、スタジオでは、「麻生降ろしも始まっていない」って、一体どっちなんだ。報道番組なら、きちんと事実を報道しろ!
(古館)③ 「そうですね。まあそうすると、今日、古賀選対委員長が行かれたわけですけれども、古賀さんが、どういう反応が知事からあるかどうか、どこまで想像してたかどうかわかりませんが、ひょっとすると、これが麻生降ろしの動きにもつながっちゃうということも」
(問題発言③)自民党を混乱させるのが目的の誘導コメント
(一色)④ 「そうですね、まあ他にもいろいろ、都議選とかいろんな条件があった中での話でしょうけど、ただまあ自民党は、もうこんなことでいいんでしょうかね。何かこう、これもまたどういう結果になるか、これがどう転がっていくかわかりませんけれども、まあ自民党にとってこういう要請をしたこと自体がマイナスになる可能性もただ出てきてる気もしますけどね」
(問題発言④)「要請したことがマイナス」ならば、東国原知事に対する批判も行うべきだが、なぜかそこを避けて通るテレ朝。
(古館)⑤ 「まあただ、東国原知事がね、大変したたかだな、大したアピールをしたなと思ったのは、さっき猪瀬副知事も、東京都の、言ってましたけれども、全国知事会がまとまってきてて、とにかく、詳細はもう割愛しますけども、地方分権イコールそれが霞ヶ関改革なんだっていうね、この強いアピールを、これ、結果、受ける受けない関係なく、全国にまた改めて知らしめたっていう、これは大したもんだなと思っちゃったんですけれども、どうですか?」
(問題発言⑤)地方分権なら何でもいい古館コメント。
(一色) 「うーん、まあちょっとやりすぎというところも、私は感じますけれどもね。まあ功罪両方あるんじゃないでしょうかね」

(古館) 「そうですか」

「骨太方針」、小泉内閣からの方針転換(11分35秒弱)

(ナレーション) 政府の経済財政改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針2009」を、自民党がようやく了承した。問題だったのは、小泉内閣で打ち出された社会保障費の毎年2200億円抑制。厚労族はこの方針の撤回を明記するよう求め、総務会は既に2度決裂していた。しかし今日、あっさりと了承された。

正午、記者会見
(笹川総務会長) 「先週の金曜日から結論が出ませんでした“経済財政改革基本方針の2009”、先ほどの総務会におきましてご承認をいただきました」


(ナレーション) 夕方、臨時閣議で決定された「骨太の方針」には小泉内閣の社会保障費2200億円抑制という文言は含まれていない。しかし、「基本方針を踏まえる」とする玉虫色の表現だ。今回の決着の舞台裏。動いたのは与謝野財務大臣。昨日、自民党幹部に署名入りの文書を差し出した

テロップにて
(与謝野大臣) 「来年度の予算では社会保障費の自然増をそのまま認める」

(ナレーション) 自民党に政府の「骨太の方針」を承認してもらう代わりに、来年度予算で社会保障費の抑制を見送ることを約束したのだ。

正午すぎ、記者に囲まれ
(与謝野大臣) 「基本方針2006の歳出削減計画はきちんと残りましたし、一部の方のご主張で、社会保障費を無理やりきってきたと。これに対してはやはり、社会保障費の自然に増える分はそれじゃあ認めていこうと。しかし、そうは言っても、ちゃんと倹約や節約に相努めていただかないと」

(ナレーション) ①与謝野財務大臣は財政健全化に依然としてこだわりを見せるが、「骨太の方針」は事実上「骨抜き」となった。社会保養費の歳出抑制という小泉内閣以来の旗印を降ろした麻生総理。迫る解散総選挙を前に大票田、医師会などに配慮したのか。
(問題ナレーション①)「骨抜き」という言葉で骨太の方針を表現し、自らは「社会保障費をどーんと使って」という主張を棚に上げている。自分の意見をしっかり決めてから、物事の是非を報道してもらいたいのだが、そんなことはやらない報ステ。
午後7時前
(柴山昌彦) 「選挙も近いし、医療現場が崩壊しているということも配慮するという、まあ一定の方針転換。まあそれは仕方がない部分もあるのかもしれませんけれども、やっぱり“骨太2006”の、今言ったような基本的な考え方は、これは私はやっぱり大切にしてほしいなと」

午後3時前
(民主党・山岡賢次国対委員長) ①「一大臣(与謝野大臣)が口頭でですね、まあ(総務会)出席者の指摘を収めるために言っていることと。これはですね、全くあてにならないと。選挙向けの玉虫色の、本当に票稼ぎの表現であって」
(問題コメント①)お得意の民主党による与党批判コメント。
(ナレーション) 社会保障費2200億円抑制が盛り込まれたのは、小泉政権末期に出された「骨太の方針2006」。その大方針は歳出を5年間で最大14兆3000億円削減すること。任期切れまで3ヶ月を切った小泉総理が自らの退任後も歳出削減路線を定着させるのが狙いだった。

2006年7月
(小泉総理・当時) 「与党がここまで歳出削減に協力してくれた、画期的なことだと思いますので」

(ナレーション) ②この時に、社会保障費の伸びも5年間で合計1兆1000億円(毎年2200億円)抑制することが決まった。その後の安倍、福田両内閣は、雇用保険の国庫負担削減などで、何とか2200億円の抑制を守ってきた。しかし今年度は、

3月12日、衆院予算委員会
(麻生総理) 「これは限度に来ているのではないかと。そういったことを考えておりますので、私どもとしては今回、この、減らすのをいかがなものかということで」

(ナレーション)③ 結局、麻生総理は社会保障費の削減にはほとんど手をつけず、一般財源化された道路特定財源などから予算を回すことで何とか2200億円抑制の体裁を整えた。しかし今回、歳出抑制の象徴とも言える旗印を降ろした。今後、公共事業など、他の分野にも歳出増加を求める圧力が飛び火しかねない。既にこんな事態が起きていた。国土交通省が3月末に一時凍結した国道18路線の公共工事。その1つ、(群馬県)綾戸バイパスについて、関東地方整備局の事業評価監視委員会が凍結を解除し、事業を再開すべきとの判断を示した。これまでにも北陸(新潟県・浦佐バイパス、鷹ノ巣バイパス、長野県・小谷道路)四国(愛媛県・高知県・地芳道路、高知県・高知南国道路)、沖縄(与那原バイパス、南風原バイパス、中山改良)の地方整備局などが凍結されていた管内の8路線全てで建設コストを削減して事業を再開すべきという判断を示している。
(問題ナレーション②③)社会保障費の削減撤廃は批判できないため、ワンパターンの「公共事業批判」に何とかつなげようとする報ステ。
 議員会館で
(自民党・江藤拓) 「そりゃ、うれしいですよ。客観的な審査を経た上で、そして国民にちゃんと説明のできる理由がついたから、凍結解除ができたわけでありますからね、これはいいことだと思いますよ」

(ナレーション) 明日以降、中国、東北、九州、北海道の各地方整備局なども建設の是非について判断を示す予定だ。

・24日 中国地方整備局   三刀屋拡幅     島根県
                  安芸津バイパス   広島県
・25日 東北地方整備局   都南川目道路    岩手県
      九州地方整備局   青島~日南改良  宮崎県
                  早崎改良      鹿児島県
                  川辺改良      鹿児島県
・26日 北海道開発局     国縫道路      北海道
                  天塩バイパス    北海道
                  鹿部道路      北海道

午後6時すぎ、官邸

(記者) 「今回、(社会保障費)2200億円の文言を外したことによって、“骨太2006”を事実上、修正するものではないかというような声が挙がっておりまして」

(麻生総理) 「それ、おたくで。あなたの考えね」

(記者) 「そこ(2200億円抑制の文言)を外すことによって、公共事業とかも?」

(麻生総理) 「全然違う。全然違うと思いますけどね。2200(億円)っていうのは社会保障関係で、これ、毎年8000億から1兆前後、これは自然増がありますんで、その自然増のうちから2200億(円)というのを削っていたというのがこれまでのあれだった思いますが、年度を重ねれば額が増えていきますから、絶対量としてはその額はもう限度にきているのではないかという話と、公共事業の話を一緒にするというのは、少々難癖のつけ方としては無理があるんじゃないですかね」

(古館)① 「まあこの文言の続きをやりたいんですけれども、とにかく総理がおっしゃるように、まあ年金はじめとして、医療含めて、社会保障費は少子高齢化で、これ、毎年1兆円増というようなことが見えていると。さあ大変だと。だからこそ、それ以外の部分で、グッと抑えなきゃいけないというところに無駄がいっぱい出てますよね。納得できないですけどね」
(問題発言①)社会保障費は本当に削減しなくてもいいのか。バカの一つ覚えで「それ以外の部分でぐっと抑えなきゃいけない」と古館はいうが、本当にそうなのか?
(一色)① 「まあこれはあの、小泉構造改革のやはりまあ、終焉を告げるものっていうふうに受け取るべきなんだと思いますね。まあ私、小泉構造改革自体はあの、小さな政府というビジョンを掲げてですね、一定の役割果たしてきたと思うんですけれども、ただ、やっぱりその、時が流れてですね、やっぱり歪みも出てきたんですね。格差がこう非常に拡大するようなところのマイナス面も非常に出てきたんで、今その、小泉構造改革の方向性を変えること自体はこれはまあ必要なこと、妥当なことだと思うんですけれども、今一番、最大の問題は変えた先の、どういうビジョンを持って変えていくのかっていう、そのビジョンがないんですよね。だからまあ、本当に我々みんなで“これでいこう”っていうような旗みたいなものが立ってない状態で、中途半端にフラフラしてるというふうな、そこがまあ問題なんですね。だから基本的には社会保障を軸とした新しいビジョンというのを立てていかざるを得ないと思うんですけれども、そのためにはやはり財源として増税、あるいはよほどの節約ですね、そういうものをするということがセットになって、こうビジョンってものができてくると思うんですけれども。それがないんで、財政のタガが外れたような感じになって、いろんなものが選挙前に出てきてるというような、そういう状態ですね。まあ先ほど、求心力の問題も言われてましたけど、まさに求心力がないという」
(重大発言①)あれだけ小泉構造改革をあおっていたテレビ朝日がついに「転換発言」。これは重大だ。郵政民営化もさんざん賛成しておいて。今頃になって、「やっぱりゆがみも出てきた」というのは、どう見ても理解に苦しむ発言だ。
(古館) ②「本当に、この状況で消費税って言われてもっていうのはありますし、まず節約してくれよっていうこともありますしね。さっきおっしゃった、本当に格差がこれだけ出てきている中で、かつての小さな政府ってのはね、これ、見直さなきゃいけない点は多々あると思います。ただ、そもそも、その小さな政府に対する大きな政府って何だったかって言えば、これはあのー、社会保障云々というだけじゃなくて、官僚の肥大化している大きな政府を小さくするっていう本来の理念もあったはずでね、そこも同時に見なきゃいけないんだろうと思うんです」
(問題発言②)せっかく一色が「小泉構造改革を見直す」と言っているのに、相変わらず「小さな政府」「小さな政府」と叫ぶだけしか脳がない古館。この男はやはり視聴者には百害あって一理なしだ。
(一色) 「そこは本当に小泉改革も意外に手がついていないんですよね、官僚のところは」

(古館) 「うーん。そこはやっぱり代々受け継いだ人がもっとやっていかなきゃいけなかった部分だと思うんですよね。それともう1つ、一色さん、ちょっと気になりますのは、ちょっとどころじゃないんですけれども、これからこう、国債をどんどん刷って、増発するという。まあ7月なんかは大変な増発に出るわけですね。そうした時に、これは国債を刷らなきゃ立ち行かないからやったのは認める。それ、やんなきゃ大変だったわけですね、この危機対策で。だけども、その使い道以前の問題として、それだけ刷ることで、長期金利が急騰するという、これ、大変な懸念がありますよね。言われてますよね。このあたりを考えると、危機対策のために国債を増発した。それがより危機を引っ張るなんてことになっちゃいけないという。このあたりは日銀も政府も一体になってやんなきゃいけないんじゃないですか?」

(一色) 「そうですね。もう本当にマーケットが何ですか、財政規律を求めちゃうみたいな、そういうようなことだって考えられますよね。もうこれ以上やってられないということで、マーケットからもう無駄遣いとか、国債発行とかが止められちゃうという、その危険性さえありますから、ええ。そこは本当に気をつけないといけないです」

(古館) 「大事なことですよねえ。ぜひやってもらわないと困る部分ですが」

足利事件、東京高裁の再審決定にも、菅家さんは誤審が検証されないことに納得できず。

 当時の捜査員らは、菅家さん逮捕の功績で警察庁長官賞を受賞していたが、昨日、全員が賞状やメダルを自主返納した。

(古館) 「まあ裁判で検証すべきだ。それから間違った鑑定があったってことを検討するのかどうか。こういうこと、いろいろ今出てきたようにあると思いますけれども、その前にあの、私個人としてはですね、非常に印象的だったのは、この間、あの、栃木県警の本部長が、ある見方をしたら、誠実に思って菅家さんの前で謝りましたよね。まあいろんなご意見あると思いますが、私にはそう見えました。これはね、今まで捜査当局のトップで、私は見たことがなかったですね、ああいうふうに謝った人。それが通じたんじゃなかろうかな、菅家さんに。だから菅家さんがちょっとその表現なり、心持ちのニュアンスが変わってきたんじゃないかと、その時、思ったんですね。まず裁判所も、やっぱ検察も、それから捜査にかかわった警察の人たちも、菅家さんに会って、誠心誠意謝るってことが必要じゃないでしょうかね」
(問題発言)じゃあ、古館もテレビ朝日を代表して菅家さんに会って謝罪したら?
沖縄戦終結から64年

(ナレーション) 「米軍機から降り注いだ鉄の雨。2500トンの不発弾が今も沖縄に残る。

糸満市、慰霊祭での挨拶
(仲井眞弘多沖縄県知事) 「今でも地中に残る不発弾に、県民は危険にさらされ、不安を感じているので」

(ナレーション) 今年1月、不発弾が爆発し、老人ホームのガラスが割れる事故があった。全ての不発弾を撤去するにはあと80年はかかると言われている。

(麻生総理) 「(米軍基地の)ご負担の軽減に向け、地元の方々の切実な声を伺いながら、全力を挙げて取り組んでまいります」

(ナレーション) しかし、いまだ決着を見ない普天間飛行場の移設については触れなかった。

(古館) 「慰霊をし続けることは本当に大切だと思います。同時に沖縄にとってまだ戦争が終わっていたいというアングルで、不発弾の徹底的した撤去に全力を挙げる。こういうことももっと力を入れていかなきゃいけないんじゃないでしょうか」
(覚えておきたい発言①)「慰霊し続けることは本当に大切」―この言葉を皆さん、よく覚えておきましょう。8月15日の靖国神社報道で、彼らが何というかが大変楽しみだ。




平成21(2009)年6月23日(火)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 自民党の古賀選対委員長が東国原知事に会ったというニュースは報道ステーションとほぼ同じトーンだが、違うのは、母子家庭の生活保護の特集。前日、特集した報道ステーションでは、やみくもに政府批判を繰り返すだけだったが、ZEROでは、「子供たちの目線」という視点を置いている。政府批判をやればいいというもんじゃない、という報道の典型だ。
24Hのコーナー
●足利事件で再審開始が決定したが、菅家さんは誤判の究明がされないことに納得できず。

自民党古賀選対委員長、東国原宮崎県知事に出馬要請(6分40秒弱)

(ナレーション) 午後3時20分、宮崎県庁。車から現れたのは自民党の古賀選挙対策委員長。無言のまま知事室に向かう。一方、待ち受ける東国原知事。少し緊張した面持ちだ。そして、

(中略)

(古賀選対委員長) 「当然のことでね、私たちここは真剣勝負です」

(ナレーション) 会談時間は20分。一体、何が話し合われたのか。会談終了後、古賀選対委員長から驚きの発言が飛び出した。

午後4時ごろ、宮崎県庁
(古賀選対委員長) 「ズバリ自民党からの出馬を要請いたしました。今の自民党にないね、新しいね、エネルギーを、率直に言って欲しいと。だから出馬をお願いした。そう申しました」

(ナレーション) 東国原知事に対し、次の衆院選で自民党から出馬するよう要請したのだ。この要請に東国原知事、出馬の条件として、とてつもなく高いハードルを突きつけた。

午後4時ごろ、宮崎県庁
(東国原知事) 「私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党さんはお戦いになるお覚悟があるかというのをお伺いしました」

(記者) 「つまり東国原英夫総理のもとで戦う覚悟があるかのかというふうに問いかけたということですね?」

(東国原知事) 「そういうことを言わせていただきました」

(ナレーション) 東国原知事が出した条件は、自分を次の自民党総裁候補として選挙を戦うこと。

(記者) 「今の麻生自民党じゃダメなんですか?」

(東国原知事) 「うーん、それは、まあ国民の皆様が決めることだと思うんですね。生意気で申し訳ないんですけど、(自民党に)変わっていただきたいという期待を込めて申し上げました。自浄能力って言いますかね、そういったものがどうも欠落しているように私には映るんですね。国民の皆さんもそうじゃないかなと思うんです。ですからこういう場合はもう、党の内部で変えるんじゃなくて、外部から新しい風を入れて、血液をもう入れ替える、そういった覚悟が必要なんじゃないかと」

(記者) 「(古賀氏の)反応はいかがでした?」

(東国原知事) 「いや、ですから、非常に厳しいというお顔をされましたけど、“一応、話はお伺いいたしました”と。聞きましたと」

(記者) 「結論はいつまでにという?」

(東国原知事) 「わかりません」

(記者) 「総理の件は難しいですよと言われたらどうするんです?

(東国原知事) 「いや、仮の話には答えられませんけども、自民党さんがどうお考えになっているか、それはその、返事を受けてからまた考えさせていただきます」

(記者) 「これはどの党から依頼があっても同じような回答をされるんですか?」

(東国原知事) 「そうですね。まああの、きちんと私の条件っていうか、提案、提言をのんでいただけるなら、そうですね、政党は関係なく」

(ナレーション) 東国原知事は他にも、全国知事会がまとめた地方分権の提案書をマニフェストに盛り込むことも出馬の条件に挙げた。大阪府の橋本知事は

午後5時半ごろ
(橋下大阪府知事) 「本当に言ったんですか? 古賀委員長にですか? いやー、度胸ありますねえ。とてもじゃないですけど、考えられない。すごい」

(ナレーション) そして、総裁のポストを譲れと要求された形の麻生総理は

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「麻生総理への挑戦とも受け取れるとおもうんですけれども?」

(麻生総理) 「人の去就の問題ですから、そんなおちょくったような気持ちで言っておられるとは思いませんけれども、しょっと詳細を把握していないので、コメントのしようがありません」

(ナレーション) 自民党内からは東国原知事に反発する声が相次いだ。

(松浪健四郎議員) 「東国原君、顔を洗ってくれたまえ。それとねえ、東国原知事に依存しなきゃいけないほどね、自民党が落ちてるのかと思うと情けないね」

(笹川尭総務会長) 「あほらしい。のぼせない方がいいよ」

(ナレーション) 支持率の低迷にあえぐ麻生政権。もともとは東国原知事の高い人気に便乗して巻き返しを図る狙いがあったと見られる。今回の事態は自民党にとってどんな影響があるのか。

. 自民党への影響は?

(政治部・青山和弘記者) 「東国原知事への出馬要請は麻生総理も事前に了承していました。しかし、自民党総裁のポストを要求されたことは大きな誤算でした。支持率回復を狙ったはずが、麻生総理の存在そのものを否定された形です。党内には“すっかりなめられたものだ”と感情的な反発も広がっています。総選挙へ向けた自民党の混乱はさらに拡大しそうです」

(ナレーション) こうした状況に民主党の鳩山代表は

午後5時前、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「知事として一生懸命やっておられる方が、知事がまだ1期目も終えられていない中で、この、政党を救うために知事の職を投げ捨てるみたいな発想が、はたして県民とか、あるいは国民に理解されるかどうかということに関しては疑問があるにではないかと。これは一般論として申し上げておきます」

(ナレーション) 東国原知事が突きつけた条件を自民党はのむのか。麻生政権の迷走が続く。

「骨太方針」、小泉内閣からの方針転換。母子家庭の現状は?(約6分半)

去年離婚し、生活保護を受けながら4歳の娘と暮らす北海道在住の46歳女性を取材。離婚直後はパートを掛け持ちしていたが、今は体調を崩し働けない。現在の月収は、生活児童扶養手当を合わせて約15万7000円。うち生活保護費は母子加算が廃止されて7000円減り、約10万8000円。

(ナレーション・要約) 母子家庭の平均年収は213万円。多くの世帯が収入の少なさに苦しんでいる。そのため、生活保護を受けざるを得ない場合でも母子加算が上乗せされていたが、小泉政権時代の2006年に打ち出された、社会保障費を毎年2200億円削減する方針のために今年4月、母子加算は全面廃止された。働いているひとり親家庭には、5000円~1万円が支給される別の制度が導入されたが、病気などで働くことができない母親にとって状況は厳しい。

今月18日、衆議院議員会館
(2人の子を持つ女性・音声を変えて) 「働けない母親にとっては非常に厳しい削減だと思っていて、“あなたが働かないからですよ。だから子どもが不利益を受けてもが仕方ない”っていう、罰を与えられているような感じがして仕方がない」

(ナレーション) 民主党など野党4党は、母子加算を復活させる法案を提出。今日から審議が始まった。

今日、参院厚生労働委員会
(民主党・大河原雅子議員) 「母子加算は親1人で育児をしながら整形をたてる難しさに配慮して、憲法で保障された健康で文化的な最低限の水準の生活を確保するのに必要なものです」

(ナレーション) 必要な財源は90億円。その財源をどう確保するかは不明確だ。常につきまとう財源問題。今日、今後の政府の財政運営をどうしていくのか、方針が決まった。

午後6時ごろ、記者会見
(与謝野大臣) 「社会保障の自然増についてはそのまま認めることとする」

(ナレーション) 社会保障費を毎年2200億円削減するという小泉政権以来の方針を撤回した形だ。厳しい経済情勢の中、社会保障をどう充実させるのか、答えは見えていない。

(小林麻央) 「苦しい生活の中で子どもにかかってくる負担、将来への影響を考えると、それがやはり心配ですよね」

(村尾) 「特に子どもたちについては、子どもの貧困というのは、その子の責任に帰することができませんからね。やはりこれは社会全体で受け止めなくてはいけない問題だと思うんですよね。こうした問題についても、あるいはこうした問題に限らず、国の発想は、まず厳しい財政事情、ここから出発して、その中でお金を配分しているために、今、至る所で困っている人たちや子どもたちの悲鳴が上がってるんですよね。とりわけ子どもの貧困については、これは明日の社会の貧困につながりかねませんからね。やっぱり従来の発想を変えて、まず子どもたちをしっかりと守り育てる。これが社会の責務なんだと。まずここから出発して、じゃあそのために今、いくらお金が足りないんだ。じゃあその足りない分は私たちがどのような形で負担していくのか。こうした発想に立たなくてはいけません」

前日も報道ステーションで、母子加算が廃止されたものの、働けず、生活に苦しんでいる母子家庭を取材した同様の企画があったが、毎度のことであるが、国にばかり批判の矛先を向ける報道ステーションとは異なり、村尾キャスターは「子どもたちをしっかり育てる。これが社会の責務なんだと。足りない分(お金)は私たちがどのような形で負担していくのか」と、国民もしっかり考えていかなくてはいけないという目線でコメントしている。

●沖縄戦終結の日にちなんで、THE BOOMの宮沢和史がひめゆり平和祈念資料館館長ら、当時の生存者と、戦争を語り継いでいかなくてはいけないという話をする中で、『島唄』誕生の原点はひめゆりにあったというエピソードを披露。宮沢が4年前訪れたアウシュビッツ博物館では、強制収容所で行われた出来事を、戦争を経験していない世代が語り継いでいた。宮沢はこの経験を沖縄で生かせないかと考えていた。宮沢はひめゆり学徒隊が集団自決した荒崎海岸でひめゆり学徒隊の生存者である別の女性からも話を聞く。

(女性) 「私たちが、日本人があの時、受けた教育はアメリカ人は人間じゃない。平気で人を殺すとか、今の若い人たちがもう理解できない教育なんですよ。そういう教育を受けてますから、絶対に捕虜にはなるまいと思っていましたね。だからここまで追い詰められたんですよ。(ところが)アメリカ兵たちが血まみれの先輩たちに一生懸命、傷の手当てをしていたんです。もうしんじられませんでした。なんでそんなに親切にするだろうって。あの時の教育とのギャップが大きすぎて、だからそれが今、悔しいんです。真実を知っていれば、みんな死ななくて済んだんです。事実をね、若い人たちがしっかりと知って、命を大事にする。その原点は戦争をしないこと。いざという時は、どちらを選択するかという時は、もう絶対戦争をしないという道を選んでくだされば、この人たちの死も無駄にならないんじゃないかなと思っています」

(村尾) 「私は荒崎海岸で宮城さんがおっしゃっていた言葉、真実をみんな知っていたら、死ななくて済んだんだって。事実をしっかり若い人たちが知って、命を大事にする。もう原点は戦争をしない。この言葉が非常に印象に残ったんですよね。とりわけその事実、これは戦争で被害を受けた人、あるいは戦争の犠牲になった側の人たちの事実、これを私たちは長く、代々伝えていかなければいけないと思うんですよ。その役割を担うのは私たち、戦争を知らない世代、私たちが担わなくちゃいけないと思うんですね。宮沢さんは、“私は音楽家だから音楽でそれを伝えたい”と言った。私も含めて皆さんも、自分だったら何をどう伝えることができるのか。6月23日の今日、それをみんなで真剣に考えていきたいと思ってます」

国交省公用車をめぐる談合で10社を処分、国交省も謝罪。

(ナレーション) (前略) 今日、公用車をめぐる談合が明らかになった。

午後4時、記者会見
(春田事務次官) 「深くお詫びを申し上げます」

(ナレーション) 公正取引委員会によると、国土交通省側が公用車の運転や点検などの業務を発注。それに対し10社が談合し、発注を受ける業者をあらかじめ競争せずに決めていたという。さらに国交省側の関与も明らかになった。談合を行っていた業者に国交省のOBが天下りしており、一部に国交省側から情報が流れていたのだ。公正取引委員会は日本道路興運や北協連絡車管理、日本総合サービスなど10社に対し、独占禁止法違反の疑いで、課徴金およそ26億円の支払いと、再発防止を求める排除措置命令を出した。さらに国土交通大臣に対して、改善措置要求を行った。

エンディング
(村尾) 「今日のニュースで、これからの経済財政政策の基本方針を示す、いわゆる「骨太の方針」というのが発表されましたけれどもね、最近私、どうもこれに不満があるのは、骨太じゃなくて、各省庁の言い分を寄せ集めて、ホッチキスで留めてる感を受けるんですよ。全てを書くってことは、全てを書かないっていうのと同じ意味で、方向性がわかんない。もっと明確な方向を打ち出すべきだと思います」

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「社会的弱者の味方」を装う報道ステーションの「偽善体質」を何とかしろ!

平成21(2009)年6月22日(月)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 生活保護の母子加算廃止について、社会保障費のカットのニュースに絡めて大々的に特集。報道ステーションよ。真っ向から聞くが、日本はあなた達の言うほど、弱者に厳しいろくでもない国なのか?ソマリアや中東に比べて、日本はそんなに悪い国なのか?それに社会的弱者が続々と日本に誕生しているのなら、なぜあなた達の給料をその弱者たちに提供しないのか!それをしないテレ朝の報道は「偽善」ではないのか!―というわけで、連日報道ステーションは、「社会的弱者」の特集を行っている。テレビ朝日は、中国の四川大地震にはどらえもん基金を作って寄付していたが、日本の弱者にはそのようなことは行わない。それは、テレ朝が「社会的弱者」を商売の道具にしているからではないのか?
フランチャイズ店の弁当値下げ販売に対する本部の圧力に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反だとしてセブンイレブンに排除命令を出した。

 コーナーの中では、消費期限切れ弁当の廃棄の問題から食品ロスについても言及。農水省が今年3月にまとめたデータによれば、2006年度の食品関連事業者の廃棄量は94万トン。うち食品小売業に限っても58万トンの食品ロスが出たという。問題は国会でも取り上げられ、今年3月、衆院農水委員会で石破農水大臣が「我が国における、供給される食糧の約2割に相当する1900万トンが毎年廃棄され、その量は世界中の食糧援助の総量を上回っております」と答弁している。セブンイレブンでは2003年から、一部弁当の売れ残りなどを回収し、飼料や肥料にリサイクルする活動を始めている。

2番目のニュースは、先週、目黒区のマンションで父娘が死亡した火災事故の原因がタコ足配線だったとみられることから、トラッキング現象による火災の危険性について伝える。

「骨太方針2009」自民党で了承されず。母子加算廃止のいきさつ(約9分半)

(ナレーション) 明日に閣議決定の期限が迫る「骨太の方針2009」。前日だというのに自民党は総務会で異論が噴出。またしても了承が見送られた。

(伊藤公介) 「何でこんなこと、自民党はひと言ね、書けないのか、数字を」

(津島雄二) 「(社会保障費を)カットしていくというようなことは絶対に認められない」


(ナレーション) 槍玉に挙がっているのは、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制するという政府側の方針。政府の原案では「骨太方針2006」を踏まえ、歳出改革を継続するとしていて、自民党側が一斉に反発、先週金曜日も結論が出ず、先送りにしたばかりだった。

テロップにて、今日の総務会での発言
(尾辻参院議員会長) 「いつもだまされて、だまされて、だまされて、だまされて、もうだまされないぞ」

(ナレーション) 結局、総務会は2200億円削減を取りやめることでは一致したが、尾辻氏らは削減しないことを明記せよと主張し、物別れに終わった。

国会内で
(尾辻参院議員会長) 「“(骨太)2006”という言葉を残すんなら、“2200億の削減をしない”ということを明確に書けば、まだそれで同じことだからいいんだけれども、それを書かないというから了承できないと」

(笹川尭総務会長) 「2200億円削減はなし、と(記事に)書いていただいて結構です。私が責任を取ります」

(ナレーション)① 政府側で削減にこだわる与謝野大臣は夕方、自民党役員に呼ばれ、その場でこう明言したという。

テロップにて
(与謝野大臣) 「来年度のシーリングにあたって、2200億円の削減はしない」

(ナレーション) ②その2200億円の社会保障費の抑制で、既に削減されているものもある。母子家庭への生活保護費だ。
(問題ナレーション①②)総選挙前で「社会保障費2200億円の削減はしない」という与謝野財務相の言葉を楯に、いきなり母子家庭への生活保護費の問題に持っていく。母子家庭といってもいろいろなケースがあり、生活保護をもらっていることがほとんど。報道ステーションの主張だと、離婚した女性で子育てをしているケースには、国家がお金を払うのが無条件に義務、ということになる。
(夫と離婚し、小学生、高校生の娘3人と暮らしている40歳女性のケースを紹介。月7万円ほどの給料の他に児童扶養手当なども支給されているが、月14万円の生活保護費に頼らざるを得ない)。

(ナレーション・要約) 母子加算の対象は全国で約10万世帯。しかし厚生労働省は2005年度以降、段階的に減額し、今年4月、完全に廃止した。

(生活保護を受けている女性) 「私たちは国からお金をいただいているから、それ以上のことは言えないのかなというのがありますから」

(ナレーション) ①小泉内閣の下で閣議決定された「骨太の方針2006」では、社会保障費の自然増を2007年度から5年間、毎年2200億円抑制する方針が決まった。母子加算の廃止で浮いた財源も、この抑制の実績にカウントされた。野党4党(民主・共産・社民・国民新)は母子加算を10月から復活させる法案を国会(参院)に提出。今週、参議院で審議が始まるが、与党は反対の姿勢だ。

午後5時
(公明党・山口那津男政調会長) 「一律に母子加算を復活するというのは、これまでの様々な努力と実態とは合わない主張だと思います」

(生活保護を受けている女性) 「母子加算で、やっぱり期待してた部分があったので、学費を遅れて払うようになってしまっているんですよ、今は。事務所まで彼女(長女)が持っていかないといけないというのが、ちょっと一番かわいそうかなと思うんですよ」

(ナレーション) ②母子加算の廃止に代わって、国は働いている母子世帯などを対象に、最高月額1万円の就労促進費を設けた。

(生活保護を受けている女性) 「自分1人だったら、多分どうでもいい状態になるんじゃないかと思うんですよね。3人いるからがんばろうかなって思う。離婚してからそうですね。子どもがいるから頑張れる」

(ナレーション) ③この女性はどうにか働くことができるため、就労促進費の支給を受けている。しかし、これさえもらいない家庭もある。

(夫のDVが理由で離婚し、今は小学生や保育園児など3人の子どもと暮らす27歳の女性のケースを紹介。

(記者) 「働きたい気持ちはあります?」

(生活保護を受ける女性) 「あります。ありますね。精神的な病気、逃げてるわけじゃないんですけど、本当に身体の症状として出てくるわけですから、(仕事に)行くのがつらいですね」

(ナレーション) 当初は工場などで働き、月20万円の収入があったが、精神的な負担から体調を崩し、今は働けない状態が続いている。母子加算が廃止された上に、この場合、(働いていないため)就労促進費(月1万円)も受け取ることができない。

(生活保護を受ける女性) 「育ち盛りで、食べる量もすごいんですよ。みんながびっくりするぐらい。でも食べさせないわけにはいかない」

(ナレーション) ④なぜ、そもそも母子加算は廃止されることになったのか。厚生労働省は2004年に出された社会保障審議会の報告で、一律・機械的な給付を見直すとの記述があったことなどを廃止の根拠に挙げている。しかし、当時の専門委員会のメンバーは、報告書では母子加算廃止を提言していないと主張する。

(専門委員会のメンバーだった静岡大学・布川日佐史教授) 「専門委員会は母子加算の廃止ということは提言していません。(報告書に)“廃止すべきだ、廃止の方向で見直すべきだ”っていうふうには書かなかったところが、それはその当時の委員会の意見でもありますし」

(ナレーション) ⑤厚生労働省は、母子加算廃止のもう1つの根拠として、母子加算を含めた生活保護費が、一般の母子家庭の消費支出額を上回っているというデータも出している。

(静岡大学・布川教授) 「データは母数がとても少なくて、不安定なデータでした。委員会の中では、このデータを基に制度をいじること、見直すことはどてもできないんじゃないかという強い意見が出ました」
(問題ナレーション③④⑤⑥)生活保護の母子加算分が廃止しされたことを大きく問題視し、その根拠となったデータが「不安定」と断じる。まるで自分たちは「弱者の味方」で、どんなケースにも母子加算を行うべき、という主張に聞こえる。
(ナレーション) ⑥厚生労働省は、その統計データが有意なもいのであるかどうか、確認できないことを認めた(民主党・山井和則議員に対する政府答弁書による)。

(古館) 「まず一色さん、これだけじゃわかりづらい方、多いと思うんですよ。私なんかもね、一瞬あれって、今思ったんですよ。この厚生労働省がかつて根拠にしていた、今、確認できないと言い出したようですけども、この母子加算を廃止する根拠をもうちょっと詳しく説明してもらえますか?」

(一色)① 「あの、生活保護を受けていない母子家庭っていうのもあるわけですね。それから生活保護を受けている母子家庭っていうのもあって、その消費支出を比べると、1990年代後半の数字だったみたいですけど、生活保護を受けていない母子家庭の消費支出より、受けてる人の消費支出の方が多かったというので、じゃあ、それだったら、ちょっとたくさん生活保護が与えられすぎじゃないか。母子加算の分が必要ないんじゃないかということで、段階的に削られてきて、この2009年、今年の4月からゼロに、ゼロというか、母子加算がなくなったわけですね」

(古館) 「これ、どうですかね?」

(一色)② 「ただですね、まず計算方法自体は、データはそう不安定ではあるにしても数字はあったんでしょうけれども、ただ、ものの考え方としてですね、もっと苦しい人がいるから下げるんだと、切るんだということだったら、それは最低保証ラインというのはもうどこまでも下がってきますよね。そうじゃなくて、もっと苦しい人の方をどうやったら上げられるかっていう発想で、つまり、もっと苦しい人は生活保護を申請してない世帯っていうのがですね、かなり得られるのに申請してない世帯、あるいは申請しても得られていないような世帯もあるわけですね。そういう家庭をちゃんと生活保護を得られるようにするとかですね、そういうもっと苦しい人の方に光を当てるような政策をしないといけないんですけど、たくさんもらってるからっていう理由で下げていくこと自体が、考え方としてちょっと変だと思いますけどもね」

(問題コメント①②)古館の言葉にあおられ、頑張って生活保護なしにちゃんと生活している人まで、「苦しい人に光を当てる」として、政策の「考え方が変」と断じている。頑張って生きることがそんなに「変」で、国家がその人たちにすべて支援すべきなのか?「変」なのは、テレビ朝日で高額の給料をもらっている人たちの頭ではないのか?
(古館)① 「いやー、だって、あの就労している人の支出が仮に少ないとしたら、切り詰めて切り詰めて、たとえば爪に灯をともすように生活をして、子どもさんのためにかろうじて貯蓄をして、それを教育費としてあてがうっていう。そういう支出を切り詰めている方だっているはずですよね。一概にこっちとこっちで比較できないわけですよねえ」
(問題発言①)古館は人間が自立して働くことを尊いとは考えていないらしい。「爪を灯をともすようにして働いている人たち」にお金を直接渡すことが本当に良いことなのか?
(一色) 「そうですね。まあ最近、子どもの貧困というような問題が指摘され始めてますけれどもね、本当にこの母子加算の廃止もその一例だとは思うんですけれども、とにかく日本のお金っていうのは、子どもたちになかなか使われてないんですよね。やっぱりOECDの中でも教育費やなんかは一番低いですしね、先進国の中でですけれども。GDPに対する比率が一番低いとかですね、とにかくまあ、子どもへのお金をもっともっと使わないと、将来のことですからね。日本の将来のにかかわることですからと思うんですけれども、これもまあそれの一例かなというふうな気がしますけどもね」

(古館) ②「社会保障費といっても、もう多岐に及んでいて、この穿った見方したら、選挙を前にして、ここは削るに削れないとか、消去法でいった時に、もしかしたらこれ、母子加算、これ廃止っていうのは、切りやすいところから切ろうかなんて思ってるんじゃないかって言いたくなるんですよね」
(問題発言②)何が何でも自民党や政府が悪いというパターンに結びつけて考える先入観があるため、「これから削ろうとしている」というイメージを植えつけようとしたが、完全に間違いを犯して自爆する古館。
(一色) 「まあもう切られてますけど」

(古館)③ 「もう、そうです、4月からね。そういうふうに思ったんじゃないかと思うんですよ。これはやっぱり補正も通りましたけれども、こんなもん要らないだろうっていうようなところにね、お金ついてるように見えちゃうんですよ。やっぱりこれ180億ですね、復活させるためには。これ、科学技術の研究施設、47都道府県に1つずつハコモノ作るって700億って言ってますけど、まずこれ、母子加算復活すべきじゃないですかね。予算の使い道、これ、考えてみる必要、大いにあると思います」
(問題発言③)自分の間違いを正さず、無理矢理「母子加算を復活すべき」という結論に持っていく古館。間違ったらまず謝れ、と普段から自分で言っているだろう!弱者の味方面をしているからこうなるんだ。
イランの混乱、反体制運動へと

(ナレーション・要約) ハメネイ師が「選挙結果に変わりはない」として完全に保守派側に立ったことで、抗議してきた者たちの怒りの矛先は選挙の不正から最高指導者へと変わっている。30年前、汚職にまみれた新米政権への抗議デモは、国民への発砲がきっかけで暴動となり、国内全土に広がり、国王は国外に退去した(1978~1979年のイラン革命)。現在、ムサビ氏は改革派としてハメネイ師と対立しているが、当時、革命で最高指導者となったホメイニ師のもとで、ハメネイ師は大統領、ムサビ氏は首相を務めていた。

(静岡県立大・宮田律准教授) 「(ハメネイ)大統領と(ムサビ)首相の間は必ずしもしっくりいっていなかったということが言われています。それを調整していたのが、当時の最高指導者であったホメイニ師と」

(ナレーション) しかしホメイニ師の死後、1990年代の後半に改革派と保守強硬派の対立が顕著になってきたという。さらに2000年に入り、一部、自由主義的文化の流入が黙認され、若者の中に新たな「改革派」が生まれた。

(静岡県立大・宮田准教授) 「イスラムではですね、死者が出た場合は40日後に法要が営まれるわけですね。その法要でまたデモが起こり、さらに弾圧が行われる。そうした繰り返しによってですね、反体制運動が拡大していくということは十分考えられると思います。王政が崩壊(イラン革命)に至る過程がまさにそうであったですね」

(古館) 「もめている上同士は利権争いがあると見られます。それにしてもですね、民衆が立ち上がった。そして国が民衆に発砲したという事実があります。これは第二の天安門になる、そんな懸念も生まれているイラン情勢であります」

日本郵政の社長人事、佐藤総務大臣が西川社長の続投を了承

午後7時前、記者に囲まれ
(記者) 「(業務改善報告の概要の報告を受け)西川社長の続投をお認めになるということですか?」

(佐藤総務大臣) 「一応、そういうことになります。私としては、この処分を踏まえて、打倒だという判断を下したわけでありますから」

業務改善報告の概要などによると、日本郵政は新たに、グループの経営諮問会議を設け、経営の監視体制を強化するとしている。また、西川社長が報酬の30%を3ヶ月間返上するなど、社内処分を行う。

(古館)① 「まあこれにまつわる一連のいろんな動きはちゃんと見ていかなきゃいけない大問題だと思います」
(問題発言①)大問題なのは、お前らの頭だろう!朝日新聞とテレビ朝日、日本経済新聞の言う通りにしたら、こういう結論になった。西川続投を朝日グループが支持したため、麻生内閣は国民の反感を買い、支持率を落とした。ということは、朝日グループが国民から支持されていないということなんだよ!




平成(2009)年6月22日(月)のZERO

(本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 24Hに続いてのトップは、山陰地方を中心に西日本で激しい雨、次いで、女子中学生になりすまし、教え子に裸の写真を送らせた小学校教諭逮捕、3番目は、フランチャイズ店の弁当値下げ販売に対する本部の圧力に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反だとしてセブンイレブンに排除命令を出したニュース。それに続いて、自民党総裁選をめぐる攻防のニュースだが、テレビ朝日のように「変」なコメント挟まない。その他のニュースも淡々と報じ、イラン情勢の解説も的確だ。

自民党、総裁選前倒しをめぐり攻防(約3分45秒)

(ナレーション) 今日午後4時、自民党の山本拓議員は支持率が低迷する麻生総理に対して、こう切り出した。

午後4時、東京駅前
(山本拓) 「この党首を、次の4年間の総理大臣になんて、とても言えるわけがない。告示の1週間前までに何らかの形で、新しいリーダーを最悪、決めれば、堂々と選挙ができる」

(ナレーション) 次の衆議院選挙には新しい総裁で臨むべきだという、いわゆる“麻生降ろし”の考えを公然と表明したのだ。山本議員が訴えているのは、9月予定の自民党総裁選を衆議院選挙の前に行うという、“総裁選前倒し論”だ。山本議員は今日までに、党所属の国会議員108人から賛同を得たと話す。党則によれば、過半数にあたる216人の署名があれば、総裁選前倒しが可能になるため、必要な署名の半分を集めたことになる。一方、こうした“総裁選前倒し論”をけん制する発言が、閣僚から相次いだ。

午前10時半ごろ、記者会見

(河村官房長官) 「総選挙を前にしてですね、党内の足並みが乱れてるということを指摘されることはいかがなものかと」

午前10時すぎ、記者会見
(記者) 「麻生降ろしは起きない?」

(野田消費者担当大臣) 「麻生さん以上の人がいますか?」

(ナレーション) 麻生総理は今夜、大きな拍手で迎えられ、笑顔がこぼれる。東京都議選の候補者の陣営を激励して回った。

(中略)

(ナレーション) 「7月にはこの都議選の他に、静岡県知事選挙も控える。ここで2連敗すれば、麻生降しが本格化するとの見方もあるのだ。その動きを封じるため、都議選の応援にも力が入る麻生総理。

午後6時ごろ、官邸
(麻生総理) 「総裁選を前倒しという、いろいろなご意見があるということは知っています。私自身としては前倒しするつもりはありません」

(ナレーション) 一方、政権交代を目指す民主党は、自民党内の麻生降ろしを厳しく批判した。

民主党本部、記者会見
(民主党・鳩山代表) 「総裁選前倒しというね、発想そのものが、本当にもう国民不在の政党になり下がられたなあと、そう思います。もっとしっかりしてもらいたいと。早く解散に、いよいよ麻生さん打って出てほしいと、そう思っております」

(ナレーション) 支持率が低迷する麻生総理の方が、選挙を戦いやすいという思惑も見え隠れする。解散総選挙をめぐる与野党の攻防が激しさを増している。

スタジオでのコメントなし

イラン、デモ隊と政府側の衝突続く。櫻井翔の「イチメン」も混乱するイラン情勢

 選挙結果発表後、死者は17人。ムサビ元首相は引き続き抗議活動を行うよう声明を出した。デモ隊の抗議は、ハメネイ師批判にまで発展し、批判の矛先がイランの国家体制にまで及んでいる。イラン政府はデモを扇動したとして、ムサビ元首相を支持してきたラフサンジャニ元大統領の娘を拘束、既に解放されているが、改革派への圧力は強まっている。
 反体制の動きが進む理由としては、保守穏健派のラフサンジャニ元大統領と、改革派のハタミ前大統領がムサビ元首相を支持していることがある。この改革派の動きがイランの国家構造を変えるかというと、改革派の一部にはイランの体制そのもの壊したい人一部いるが、ラフサンジャニ元大統領もハタミ前大統領も、国家体制そのものを否定しているわけではない。専門家は、今回の動きがイランの国家体制を変える可能性は低いと見る。

(村尾) 「国際社会がどうしてイランの動きに注目しているかがと、それはですね、イランには核開発の問題があるんですよね。イランはですね、“これは平和利用するんだ”と言ってるんですが、アメリカはじめ、欧米社会は“いやー、これは軍事に転用するんじゃないか”と、実は懸念してるんです。核開発といえば、北東アジアでは北朝鮮がやっぱり核開発を行おうとしてますよね。これについては6ヶ国協議という場でこれを対応しようとしているんですが、同じようにイランについてはですね、国連の安全保障理事会の常任理事国の5ヶ国、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、それにドイツを加えた6ヶ国が、いわゆる同じようにこの問題を協議しようとしているんです。事実、国連の安全保障理事会でも、イランに制裁決議を3度も出しているんですよね。こうしたことが背景にあるからこそ、国際社会はイランの動き、注目しているんです」

Pic UPのコーナー
日本郵政の社長人事は、西川社長と佐藤総務大臣が会談し、西川社長の続投で決着。佐藤総務大臣もこれを了承。かんぽの宿売却問題に関する総務省からの業務改善命令への回答として、西川社長が自らの報酬を3ヶ月間30%返上する処分を明らかにした。

●原爆症の認定基準について厚労省は慢性肝炎などを認定対象に追加することを決定。裁判で従来の基準より「広い範囲で原爆症と認める判決が相次いだため。原告団は、さらに広い基準での一括救済を求めており、「今回の決定には失望した。法律の抜本改正を求めたい」と話している。


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報ステ、西松事件を古い(自民党)体質に置き換えて批判して、民主党を遠隔擁護し(椿事件を実行中)。ZEROがなかったら国民は騙される。

平成21(2009)年6月19日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成・内容)
 西松建設前社長の初公判で、民主党の主張を強く印象に残すイメージ操作か?エコポイントの特集では、「面倒くさい」という理由で、反政府系の大学教授のコメントを交えて、政府の政策の批判を展開。そして、農水省の米備蓄量虚偽報告事件では、国の農政を全面的に批判。そして、最後にお得意の雇用政策批判。何でもかんでも国に頼りながら、国の政策を批判する報道ステーション。いい加減にしないと、国家を滅ぼしているのが実はマスコミだ、ということがばれてしまうぞ!(もうばれているか)
西松建設前社長初公判(14分弱)

(ナレーション) “天の声”。西松建設による違法献金事件の構図を、検察側は小沢氏側の談合への決定的な影響力とその見返りとして説明した。西松建設による違法献金事件。政治資金規正法違反などに問われた西松建設前社長・国沢幹雄被告、そして元副社長の藤巻恵次被告に対する初公判が今日、東京地裁で行われた。ダミーの政治団体を使った民主党・小沢代表代行サイドへの500万円などの違法献金などについて、国沢被告はこう述べた。

(西松建設前社長・国沢被告) 「間違いありません」

(ナレーション) 解散総選挙が取りざたされる中での小沢氏の秘書逮捕で批判を浴びた検察。起訴したのは時効の関係で2006年の500万円の献金にとどまったが、検察側の冒頭陳述は30年ほど前の小沢氏の影響力の話に遡る。

(検察側冒頭陳述から) 「岩手県下の公共工事については、遅くとも昭和50年代終わり頃から小沢事務所が影響力を強め、小沢事務所の意向がいわゆる“天の声”とされ、本命業者の選定に決定的な影響力を及ぼすようになった」

午後3時前、車に乗り込もうとする民主党・小沢代表代行に
(記者) 「天の声を出したと言われてますけれども、反論はないでしょうか?」

(小沢氏は無言で車に乗り込む)

(ナレーション) 検察側が描いてみせた事件の構図。西松建設を含むゼネコン各社は、小沢事務所の意向、すなわち“天の声”を得るために名前を隠し、多額の献金を行ったと主張する。

(検察側冒頭陳述から) 「国沢被告は、東北支店長から“必ずしも小沢事務所との関係が良好でなく、岩手県下の公共事業を思うように受注できない状況にある”との説明を受け、小沢事務所からの要求に応じ、1995年中に1000万円を超える献金をすることについて了承した」

(ナレーション) 1996年、西松建設のJV(ジョイントベンチャー)は、岩手県内のトンネル工事を25億3000万円で落札。この年、西松建設側は小沢氏側に対する献金として、合わせて2812万円の寄付を行っている。そして2000年。

(検察側冒頭陳述から) 「小沢事務所側から多額の献金として社会の耳目を引かないよう、西松建設側の献金名義もできるだけ分散してほしいと要請された」

(ナレーション) これを受け、西松建設は直前に作った「未来産業研究会」なるダミーの政治団体など、3つのルートで献金を始めたと、検察は主張する。検察側はこの時期に秘書の取りまとめ役となったのが、大久保被隆規被告だとする。

(検察側冒頭陳述から) 「大久保秘書は西松建設との関係でも、寄付額の割り振りに関する打ち合わせを行うとともに、“天の声”を出すなどした」

(ナレーション) 法廷で検察側は、この(盛岡大迫東和線トンネルの)工事に関して、大手ゼネコン東北支店の談合担当者の供述を読み上げた。

(大手ゼネコン談合担当者) 「西松の担当者が来て、“小沢事務所に了解いただいている”と報告され、大久保秘書に電話したところ、“そういうことで結構です”と言われた」

(ナレーション) 検察側は、西松建設が“天の声”によって落札したとする公共工事は岩手と秋田の4ヶ所、計122億7000万円としている。これにかかわる献金はいずれも時効となっている。それでも法廷で公にしたのは、捜査批判への検察の釈明なのか。

(元東京地検特捜部副部長・北島孝久弁護士) 「特捜部っていうところは、そんなデリカシーのある集団ではありません。もしそうならば、ロッキードやらリクルートやら、金丸事件やらゼネコン事件はできません。証拠があれば、食らいついていくという、そういう集団です。だからその、あまり政局とかは意識してないと思います。第1回ですね、今回はね。そこである程度、事件の背景事情を示すということは、決して特異な例ではないと思います」

(ナレーション) ①大久保被告の弁護人は検察側の主張に、ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくものにすぎないものと反論する。

(大久保被告の弁護人・伊佐次啓二弁護士)① 「現実に、具体的にどういう工事で、大久保さんがどのような行為を行ったか。そういう点については一切、具体的な言及がなかったように思いますし、現実に大久保さんがですね、そういった行為をされたということはなかったと、我々は確信しております」

(ナレーション) 今日の法廷で検察側は、「西松建設からの献金と知っていた」とする大久保被告の供述調書を読み上げた。

(大久保被告の弁護人・伊佐次弁護士)② 「保釈当日ですね、自分は一切やましいことはしていないと。自分の主張は今後、公判の中で明らかにしていくと。現段階においては全く変わりありません」

(ナレーション) また検察側は、「小沢先生の歓心を得るためだった」とする国沢被告の供述内容を朗読。起訴事実を全面的に認めた国沢被告の裁判は今日一日で結審し、検察は禁固1年6ヶ月を求刑した。

(大久保被告の弁護人・伊佐次弁護士) ③「民主党、あるいは陸山会等に限らず、自民党の議員、の先生、あるいは自民党の地方支部ですね、そういったところも(西松側から)たくさん献金を受けているわけです。そういった団体については一切不問に付して、大久保さんだけを起訴した。これは率直に疑問として思います」

(問題コメント①②③)大久保被告の顧問弁護人のコメントがやたらと多い。そして、
(ナレーション)② 西松建設がダミー団体を通してパーティー券を購入していた自民党二階派。東京地検の不起訴処分に対し、検察審査会は不起訴不当との判断を示している。
(問題ナレーション①②)結局、自民党も問題だ、ということが言いたい報道ステーション。
午前9時半すぎ、記者に囲まれ
(二階経産計算大臣) 「私の方が今、とやかく意見を述べる立場にはありません。三権分立でもありますし、そこはちゃんと見守っていきたいと思います。私の方は念を押しておきますが、政治資金規正法に基づいて、きちっとやっておるわけで、不正な行為はありません」

(ナレーション) 政界も固唾を呑んで見守った今回の初公判。総選挙を控え、思惑が交錯する。

午後3時、記者に囲まれ
(自民党・菅義偉選対副委員長) 「国民の貴重な税金を公共事業に、政治の力を行使することによって還元するという、こうしたやり方は絶対に許されるべきことじゃない」

正午過ぎ、公明党本部、記者会見
(公明党・北側幹事長) 「小沢さんご自身もですね、しっかり、今でも全然釈明されていないんですけども、党内において自浄能力を発揮されるのか、これまた問われていると」

午後1時、記者に囲まれ
(民主党・渡部恒三最高顧問) 「いろいろ“天の声”とか何とかいう。しかし、もう今や、全くそういうことはなくなってます。大久保君を全面的に信頼している」

午後4時半、民主党本部、記者会見
(民主党・岡田幹事長) 「検察の主張が一方的に述べられたというだけですから、そのことについてコメントすることはありません」

午後3時すぎ、記者に囲まれ
(共産党・穀田国体委員長) 「小沢さん本人はもちろんのこと、それをかばい続けてきた政党としての責任が問われると」

(ナレーション)③ 国会では海賊対処法(税制改正法、改正国民年金法)など、重要法案が軒並み成立した(衆院での再可決)。“麻生降ろし”が加速する中、総理が解散に踏み切れるかが最大の焦点だ。政府・与党には「西松事件」を形勢逆転の足がかりへと期待する声も。
(問題ナレーション③)形勢逆転を狙うために、西松事件があるという本末転倒した印象を与えるナレーションを流す。
昨日
(自民党・町村信孝前官房長官) 「こういう実態というものがまた明らかになってくることが、私は世の中の人たちがまた民主党に対する見方も変わってくると」

午後4時半すぎ、記者に囲まれ
(記者) 「オセロがひっくり返るような?」

(加藤紘一) 「「あのー、民主党の対応が悪かったら、それこそその可能性は十分ある。今、国民の政党や政治家に対する評価は2,3週間で変わります」

テロップにて
(与党幹部)① 「民主党に逆風が吹き、こちらが浮上するという期待を皆、持ってるよ。西松問題がもう1度フィーチャーされた時に、選挙のチャンスが来ないかな」
(問題テロップ①)この与党幹部って誰?何度も言うが、このような重要な発言を行うときはきちんとクレジットを明記すべき。それが報道機関の役割だろう。
午後6時、官邸
(記者) 「民主党は十分に説明を果たしてるとお考えですか?」

(麻生総理) 「……民主党がですか?」

(記者) 「民主党なり小沢前代表が」

(麻生総理) 「これ、ちょっと待って。主語はどっちにあるの? 裁判の結審にあるの? 政治とカネという話については、きちんと裁判の場で明らかにされていくということを、これは国民は期待していると私は思いますけどね」

午後6時40分、民主党本部
(民主党・鳩山代表) ①「天の声を聞いたことないからわかりません。小沢代行がね、今までないと言ってるわけですから、私どもはそれを信じます。(総理は)解散ができないで、国民の支持を失っていると。だからこそ、信を問わなければならない時ですから、麻生総理の手で早く解散をなさるべきだと」

(ナレーション) 国沢被告への判決は来月14日に言い渡される。しかし、大久保被告の初公判は今のところまだ決まっていない。
(問題誘導発言①)報道ステーションは番組の最後に必ず民主党議員のコメントで締めくくる。これは、最初にコメントをするより最後にコメントをする方がどうしても印象が強くなることを狙っての印象操作の疑いが濃い。
(古館)① 「まあ、やましいことが全くないっていうんだったら、小沢さんも、その他の名前が挙がっている政治家の方も、じっくりしっかり、やましいことがないんだったら説明してほしいですね。検察もやっぱり、もっとタイミングの件なんかに関してもですね、詳しく説明してほしいと思ってる人も多いでしょうし、それからまた、その、まあどうしても政局絡みでですね、何かを期待するっていうのはこういう流れになっちゃって、それに“あーあ”って思う人もいるでしょうし、今日の裁判とか見てますとね、山田先生、どうお考えになりますか。たとえば政治資金規正法だって随分と変えてきたって、結果はね、同じことやってるんだと。網の目をちょっと変えてもまたね、それなりのお金の調達をしている。で、ゼネコンと絡んで、政官業癒着、土建型政治っていうのはずーっと続いてて、ゼネコンの談合やめるって言ったって、結果、形を変えてうまくやってんじゃないかっていうふうに思いません?」

(中央大学文学部・山田昌弘教授) 「そうですね。やっぱり政治に対する信頼っていうものが、こういうのが現れて、さらにあいまいにされることによって、ますます失われていくっていう気がすますね」

(古館) ②「そうですよね。とにかく真相が公判で明らかにされるというような言い回しも私はすごく引っかかってですね、本当にこの西松の社長、副社長の、まあ7月14日、判決が出るわけですね。これもう、非常に政治的に微妙な時期ですけども、どういいうね、内容が出てくるのか、そして選挙後だっていうことですけれども、大久保被告のね、裁判はね。まあ当然、選挙後っていうのもわかるんですけれども、どこまで真相が明らかになるのかっていうのもね、これ、よく見たいのと同時に、全部真相が出るのかなっていうね、どうしてもそういうような、もう見方もあわせて見ちゃうんですけどね」
(問題コメント①②)「やましいことがなかったら詳しい説明をして欲しいという人が多い」「選挙後に詳しい内容が出てくる」と、まるで政府がそうしているかの印象を与えかねない。「詳しい説明をして欲しい」って言っているのは、本当はマスコミだけで、選挙になるのは実は自民党に不利。これがわかっていれば、古館は単にヒステリックに叫んでいるだけ、ということがわかる。
(山田) 「そうですね。だからやっぱり、あいまいなことに基づいた、あいまいに決着してしまうと、見てる方、見てる方というか、国民の側にとっても、何か不全感が残ってしまいますね」

(古館) 「そうですね。ただ単純に、まあその、国民の意見とか捉え方っていうのが、周期的に変わるわけじゃないですよね。うーん」

エコポイント交換商品発表と、エコカー補助申請開始(約9分40秒)

エコポイント対象商品やエコポイント交換商品の紹介、家電量販店の店員へのインタビュー、交換商品リストを見た街の人の声などに続き、

(ナレーション) 以前、ポイントと交換されるのは、環境に優しい商品などとされていたのだが。エコポイント事務局は、環境省と経済産業省、総務省の3つの省に所管がまたがっている。

午後、経産省、記者会見
(記者) 「商品券やプリペイドカードに偏ったかなと」

(エコポイント事務局担当者) 「これは想定した通りでございまして、商品券が必ずしも多いとは思ってございません。あの、逆に言いますと、地域産品ですとか環境配慮商品については、まさにこれから商品が並んでいくわけですね」

(記者) 「環境寄付を伴わない商品券とか、地域の特産品というのは、これは何か環境に?」

(エコポイント事務局担当者) 「一般型の商品券、これはそのままでいくとですね、エコになるのかなあという部分がございます。(企業側には)環境にやさしいですね、いろんな活動をしてくださいということをお願いしています」

(ナレーション) 今回のエコポイントに国が用意した予算はおよそ3000(2946)億円。全体的に見れば、効果は確かに出始めているようだ。エコポイントが導入された先月、薄型テレビの販売台数は前の年に比べて4割以上増えたという調査データもある(前年同月比42.9%増・BCN調べ)。

(民間調査会社BCN・道越一郎シニアアナリスト) 「5月1ヶ月間だけで、前年の同じ月に比べて台数ベースでですね、42.9%も伸びているっていうような形で、非常にエコポイント制度の効果が出ているというふうに思います。過去3年間ぐらい見るとですね、最高に(販売台数が)伸びていますね」

(ナレーション) 一方で別の実情も浮き彫りにされつつある。

(街の電気店社長) 「地域店も厳しいですよ。(エコポイント効果は)その、あまりないですね」

(ナレーション)① そもそもエコポイント制度は、景気対策の一環だったはずなのだが。
(問題ナレーション①)景気対策がまったくないかのような印象を与えている。
(街の電気店社長) 「ポイントといえば、だいたい量販店、大型店がやってることで、それのことだと思っちゃってるんですね。地域店、小さいところは、ああいう大きいところにね、みんなやられちゃってますから」

(ナレーション) 「内容の周知が徹底されていない」 街の販売店の中にはそんな本音をもらす店主も少なからずいた。エコをめぐっては今、車業界の鼻息も荒い。エコカーの新車を買うと補助がつく制度で、今日から受付が始まったのだ。(エコカー減税の説明)

(ネッツトヨタ東京杉並店店長) 「100年に1度の大不況というふうに言われておりますが、我々は100年に1度の優遇税制ということで、2度とないチャンスですと(説明している)」

(中略)

(関東マツダ高田馬場店店長) 「特にこの6月から効果は出てまして、非常に低年式のお客様が下取りで新車に買い替えというふうな案件が増えてます」

(ナレーション) 今回のエコカー補助金制度。やはり経済対策の名目で3700億円もの予算が計上されている。今日、販売店を訪れた男性。今の車には13年以上乗っているという。

(販売店を訪れた男性) 「ベリーグッドですねえ。25万じゃね。ちょっとドキッとしますね。考えたくなりますね」

(古館) 「山田先生、とにかくいろんなですね、景気刺激策をやって、まあ内需ももちろん拡大しようというふうに予算がついて、エコカー、エコポイントですけれども、エコポイントに関してね、あまりにも中身を詰めずに、“まずはやっちゃえ”っていうふうにね、見切り発車みたいなことやって、えーらい手続き、これが面倒くさくなってるわけですね」

(山田) 「みたいですね。(このニュースの冒頭、市川アナがエコポイント申請に必要な書類を封筒に入れて見せていたことをさして)先ほどの封筒の中に何枚も入れなきゃいけないとか、何か、エコポイントというシステム自体がエコかどうかっていうのを誰か、考えなかったんでしょうかね」

(古館)① 「これ、違いますよね」

(山田) 「ええ。だから事務局経費はかかるだろうし、封筒とか紙はたくさん使うし、印刷も使うし、何かエコのためにエコじゃないことをやっているっていう気がしてならないんですよ」

(古館)② 「ああー。経済産業省、環境省、総務省と、これグルグルグルグルっと、このね、3者でやって、事務局っていうふうになってるんだけども、なーんか変じゃないですか、これ」
(問題発言①②)何のためにやっているかわからない、という印象だけを与える批判のための批判の報道。このような番組につられて出演する方も出演する方だ。
(山田) 「そうですよねえ。何か、エコに名を借りた景気対策。何かエコが泣くっていう感じなんですよね。だからよく家族が言ってるんですけれども、車に乗らないとか、エアコンをあまり使わないとか、そういう人を応援するっていうのが、本当のエコポイントだと思うんですよね」

(古館) 「うーん、そうですね。あの、エコロジーっていうのはまあ生態系っていうことを考えると、これはそうじゃなくて、景気刺激策として割り切って、これはエコノミーポイントだっていうふうにね」

(山田) 「そうですね」

(古館)「堂々と打ち出して、そしてやっぱり、この商品を買ったところで、やっぱりちゃんとポイントをその場でくれてね、そのポイントがいろんなものに広範囲で使えるっていうふうに、これ、何とか直してもらいたいですね」

(山田) 「そうですね。もう減税とか、そういう方がいいと思うんですよ。つまり、手続きを複雑にして、わざわざエネルギーをかける必要はないんですよねえ」

(古館) ③「そうですねえ。これは何とかならないかな。ものすごい煩雑ですね、これ、手続きがね。で、商品についても、もらえる商品っていうかね、受け取れる商品が“こういうものなのか”っていう疑問もまた当然出てくるわけですね。いろんなですね、消費刺激策、あるわけですけれども、これはちょっと角度を変えますとですね、この国が雇用をしっかりとすると。それが、結果、消費向上、内需拡大にもつながるじゃないかという1つの角度があります。これ、山田先生のご専門でもありますけれども、今日、番組の後半でですね、あの日比谷の年越し派遣村の村長を務めた湯浅誠さんにここにお越しいただきましてですね、雇用としてどういうふうにやっていくことが消費の向上につながるのか、こういうことをですね、いろいろとここでお話を伺いたいというふうに思っております」
(問題発言③)「手続きが煩雑」だから「景気効果がない」といわんばかりのコメント。本当に何も考えていない古館キャスターの頭の中身がよくわかる。
農水省出先機関でコメ在庫量の虚偽報告とカラ出張(約7分35秒)

(ナレーション) 農家へ調査へ訪れたとしてウソの報告をして、出張旅費や日当を手に入れ、調査の協力先に渡すはずの謝礼品を着服する。コメの在庫の調査をめぐる不正で処分された農林水産消の職員、その数、実に全国で53人。

午前、記者会見
(石破農水大臣) 「コメ政策のベースとなるデータですから、そんなものがいい加減であって、何が政策だと」

(ナレーション) 減反政策を続けるための基礎データを捏造。しかも着服されたのは全て税金だ。

午後2時、農水省記者会見
「国民の皆様に深くお詫びを申し上げる次第でございます。どうも申し訳ございません」

(ナレーション) 農林水産省が公表したコメ在庫量調査に関する虚偽報告の実態。これによると、出張旅費、日当の不正入手や謝礼品の着服は全国の農政局や農政事務所の32人に及ぶ。これに監督者ら(21人)を含めた53人が停職や減給などの処分となった。

今日午後、熊本市
(米作農家) 「農政局の方が勝手にデータを作ってやっとということでしょう? それはちょっとでたらめですよねえ」

(ナレーション) 最も悪質とされたのは関東農政局に所属する42歳の男性職員だ(停職12ヶ月)。(男性職員は埼玉県北西部を担当、ウソの報告を行った件数は2年間で55回)男性職員は調査対象の農家へ行ったことにして、その間、近くの駐車場などで時間を潰したりしていた。謝礼として渡す1000円分の図書カードを4枚持ち帰り、そのままなくしてしまったという。さぼっていた間の給与や図書カードの代金など、合わせて31万円あまりは返還させる。

(石破農水大臣) 「一種の慣行みたいなところがあったのではないだろうかと。で、かぎかっこつきで言えば、“馴れ合い”みたいなところがあったのではないだろうかと」

(ナレーション) 農水省の職員が月に1度、決まった農家を訪れて行うコメの在庫量調査。その数値は減反政策を維持していく上での基礎データの1つとなる重要なものだ。それが捏造されていた。

(農水省・梶島達也総務課長) 「既存の調査結果の数値とですね、虚偽報告を除いた推計値には、統計的な有意な差がございませんでした」

(ナレーション) 不正の舞台となった農政局や農政事務所といえば、事故米が食用に横流しされるのを見逃した機関だ。しかも、事故米問題が発生していた時期でさえ、職員らは虚偽報告を続けたことになる。一方、不正の背景として、農水省が挙げたものの1つに、昨今の米づくり農家をめぐる環境の変化がある。

(農水省・梶島達也総務課長) 「客体(対象農家)から途中からお断りされるとか、“もう来ないでくれ”というようなケース。お願いベースでこうした調査をお願いしなければいけないっていう中で、農家との距離感が少しずつ変わってきたことが、1つ理由としてあるんではないかと」

(ナレーション) 14年前に食管制度が廃止され、今の農家は農協を通さず、コメを直接、流通ルートに乗せることができる。

電話取材
(記者) 「調査は具体的にどんなことをするんですか?」

(調査に協力したことがある熊本の米作農家) 「収穫量がいくらあって、どこにどれだけ出して、結構、面倒くさいですね。(謝礼品は)タオルとかはさみなんかもらったね。ああいうのは普通なら受けない。うちは知り合いだったから受けたけど、メリットないもんね」

(ナレーション) これらを受けても農水省が打ち出した再発防止策は、調査結果のダブルチェックや謝礼品の一括郵送など、当たり前のことだ。

(古館)① 「あきれ返ってモノが言えないんですけどね、あのー、要するに減反政策を維持するがために、何もしないで、それで税金の一部を自分の内懐に入れちゃってるって話ですよね。個人か、組織か、別にして」

(山田) 「そうですねえ」

(古館) ②「こんな税金泥棒的なこと、これ、犯罪じゃないですか」

(山田) 「結局、惰性で仕事をして、惰性で不正をいるって感じですね」

(古館) 「ああ、そうですねえ」

(山田) 「行政っていうのが旧態依然のままだっていうことの証拠ですよね」

(古館) 「うん、そうですねえ」

(山田) 「だから減反政策に関しても、私、若者の就労とかやってますので、農業に就労させようとか、失業した若者、そうやってるわけですよ」

(古館) 「そういう動きありますね、確かに」

(山田) 「一方で、減反で、全て国の管理でやらなきゃいけないという圧力をかけておいて、一方で、やあ農業は希望が持てるからやりなさいよって、なーんかそこ、矛盾は感じないんでしょうかねえ」

(古館) ③「本当にそうですね。これからもう、日本の農業、どういうふうに活性化させるかっていうことね、やっぱ、まず第一に考えないと」

(山田) 「こういうことが起こっていて、さあ若者に、“農業はこれから発展分野だから、みんな頑張っていこうよ”っていうふうに言えるっていうふうなのがおかしいんじゃないかと思いますね」

(古館) ④「そうですねえ。まあ現実には、たとえば減反に賛成の方、反対の方と、分かれてるけれども、たとえば65歳以上でね、高齢化して、もちろん農業だけでは食べていけない兼業農家でね、大変苦しい思いの中で頑張ってらっしゃる高齢の方もいる。この現実はね、全然変わってない。これ考えた時に、農家の人たちが変わんなかったんじゃなくて、全く農政が変わんないんで、それで選挙の票、田んぼを選挙の票田と捉えてやってきたことのツケが今、出てきてるわけですよね」

(山田) 「そうですね。逆にそういう政策を、まあおんぶに抱っこというようなことをやることによって、農家の人々が農業をやるというプライドとか、そういう希望というのを削いできたんじゃないでしょうかね」

(古館)⑤ 「そういうような感じがしますね。これは農水省だけじゃなくて、いろんな省庁で今、族議員がね、選挙前で活発な動きをしてるように見えるんですよね。これはもう農水省に戻れば、やっぱりこれ、出先機関と考えると、この全体のこの役所の二重行政、税金の使い道、これをどういうふうに有効に使って活性化しなきゃっていうところに、どうしても行き当たりますね」
(問題コメント①②③④⑤)ここまでであればバカでも言えるコメント。しかし、「農政を活性化させる」にはどうすればいいんだ。全部民営化して、外資をどんどん入れるのか?雇用対策に組み入れるにしても、戦後農業をやれる根性がなくなった日本人のフリーターなどが農業現場に行ってどういう実態になるか知っているのか?二言目には、「政治が悪い」というが、悪いのは、日本の農業を日本人が守らないようにした戦後の日本人、特に古館のような人間じゃないのか?
アメリカ軍、北朝鮮の船の監視態勢に入る(約3分25秒)


日本時間午前7時すぎ
(CNNテレビ) 「公海上で緊張が高まっています」

(ナレーション) CNNが世界に報じた緊急ニュース。アメリカ軍が空から北朝鮮船籍「カンナム号」の監視態勢に入ったという。この船は一昨日、北朝鮮から出港し、シンガポール方面に向けて中国近海を航行中だとされる。他のアメリカメディアの情報も総合すると、カンナム号がミサイルの部品や核関連物資を運搬している疑いがあるというのだ。先週採択された国連安保理の北朝鮮制裁決議では、北朝鮮の武器輸出禁止を厳しく取り決めた。

18日
(アメリカ軍・マレン統合参謀本部議長) 「船舶が貨物検査を拒否した場合、最寄の港に寄港するよう指示し、寄港地の国が貨物検査を行う」

(ナレーション) しかし決議では、貨物検査には、船の籍がある国の同意が必要だ。今回でいえば、北朝鮮の同意が必要となる。

(恵谷治) 「強制力がない決議でしたから、監視されようが、(北朝鮮にとっては)顧客まで届けるということに現実的な支障はない」

13日
(朝鮮中央テレビ) 「米国とその追従勢力が封鎖を試みるなら、戦争行為とみなし、断固、軍事的に対応する」

(ナレーション) この写真は2002年(12月)、北朝鮮の船が臨検を受ける様子だ。中東のイエメン沖で、スペイン軍とアメリカ軍から臨検を受けたこの船からは、15基の弾道ミサイル(スカッドミサイル)が発見された。しかし当時、北朝鮮のミサイル輸出を禁止する取り決めがなかったため、この船は解放され、イエメンに入港している。一方、アメリカ政府は、北朝鮮の動きに新たな対策を講じようとしている。

18日
(ゲイツ国防長官) 「北朝鮮がハワイ方向にミサイルを撃つ懸念がある」

(ナレーション) 北朝鮮の2ヶ所のミサイル基地では、弾道ミサイル発射準備が取りざたされている。アメリカは、大気圏外で弾道ミサイルを迎撃する高度防衛システム“THAAD”をハワイに配備するという。

(古館) 「現在では、船、すぐに臨検ということにはならないわけですけれども、アメリカがどういう動きをするのかっていうのは、こっから想像しなきゃいけないんだというふうに思うんですね。まああの、クリントン国務長官が北朝鮮に対して、テロ支援国家再指定の動きも検討するというような発言をしまして、そのためには国際的なテロリズムを支援しているという証拠がほしいというようなニュアンスの発言もありました。こういうふうにですね、船を監視し続ける。同時にアメリカが金融制裁の動きもちらつかせてきてるんで、北朝鮮の反応も気になりますけれども、アメリカがどこまでそういう動きをするのかっていうのは注目であります」

イラン関連

ハメネイ師が選挙で不正はないと演説。改革派のムサビ元首相らは明日も大規模な抗議デモを予定している。

(古館) 「いやー、この最高指導者ハメネイ師が、あそこまでアフマディネジャド大統領側に沿う形の発言をするとはちょっと想像してなかったんですけれども。これは改革派の動き、明日以降、デモ以降、非常に気になりますね」

●特集 派遣村村長・湯浅誠氏に聞く 韓国、日本…崩れる雇用(約15分20秒)

(ナレーション・要約) ①韓国では全労働者の半数以上が非正規雇用だという。『88万ウォン世代』という非正規雇用の現実を描いた本が売れている。88万ウォン(約6万7000円)は青年層の非正規労働者の平均月給。

(『88万ウォン世代』著者・延世大学・ウッ ソウクン教授) 「88万ウォン程度の給料では、ソウル市内なら家賃を支払い、通勤し、昼食を食べたら、何も残りません。結婚して家庭を築くのは不可能です」

(ナレーション) ②韓国でここ数年、急増しているのが考試院(コシウォン)といわれる読書室。本来、宿泊施設ではないが、“韓国版ネットカフェ”で、現在6000件以上の考試院がある。先月、雇い止めされて失業中の徐世冽さん(33)は2畳ほどの広さで窓もない考試院に住んでいる。家賃は30万ウォン(約2万3000円)。徐さんはIT技術の専門学校を卒業したが、正社員の経験はなく、7回の転職をしてきた。1997年のアジア通貨危機をきっかけに、韓国政府は労働者派遣法を導入し、人材派遣を認めたため、その後、韓国は非正規雇用が急増。
(問題ナレーション①②)韓国の実態を日本に二重写しにするナレーション。「左翼・新自由主義」が跋扈した韓国と日本を一緒にするな!
(『88万ウォン世代』著者・延世大学・ウッ ソウクン教授) 「深刻なのは、どこまで非正規雇用が広がるか、誰にもわからないことです。現在の勢いなら、今後、全ての雇用の60~70%まで非正規雇用になる可能性が十分にあります。現在進行形の危機なのです」

(徐世冽さん) 「非正規雇用の立場だと、結婚とか将来とか、正直に言って不安なのです。安定した職を得て、考試院から出たい」

(古館) ①「湯浅さん、あの、今のVTRをね、ちょっと見ていて、日本を凌ぐ韓国の非正規雇用、惨状とありましたけども、共通していて、もしかしたら、これ、日本のちょっと先を映してるというふうなパーセンテージじゃないかなと思ってしまったんですがね」
(問題コメント①)なぜ、韓国が日本の先を映しているのか?なんでもかんでも韓国にあこがれを抱くテレビ朝日キャスターならではのコメント
(湯浅) 「そうですね。あの、結局、派遣とか請負とか、非正規労働を広げてですね、雇用の調整弁ということで、企業が使いやすいようにして、企業利益をどんどん上げてきたわけですね。ついこの間まで戦後最長の好景気、史上最高の経常利益だったわけですね。だけどその間、大企業は強くなったけど、社会は弱くなって、実際、強くなった大企業も実はまあバブルだったということで、はじけてみると、結果的に弱い社会だけが残ったという、そういう感じなんだと思うんですね」

(古館) 「なるほど。まあこれからね、企業だけが強くなるだの、そういうことじゃなくて、社会全体が強くなんなければ、企業も強くなれないわけだし」

(湯浅) 「そうですね」

(古館) 「これ、全部つながっているわけでね、で、改めて聞きたいのは、年末年始の日比谷の派遣村ですけれども、予想以上の多くの方が集まったとおっしゃってるのを私も聞きましたが、やっぱり、あの時はね、ある意味、年末年始で、1つの災害のような捉え方でね、こう、国が厚生労働省の講堂を出したり、貸してくれたりとか、いろいろあったと。しかし、私たちも反省しなきゃいけないのは、ずーっと活動を続けてらっしゃる湯浅さんだからこそ言いたいんだけれども、これ、あれでふっと忘れたらいけないんで、この派遣村はずっと続いているわけですよね」

(湯浅) 「そうですね。私が関わっている生活相談の団体なんかも、もう毎週、プチ派遣村みたいな状態で、毎回40人から50人の人が押し寄せてきて、電話も1日100件ぐらい、ずっと鳴りっぱなしですから。都内のホームレス支援団体なんかがですね、去年の暮れぐらいから2倍ぐらいに増えちゃって、もう炊き出しするお米がなくなってきてるというような状態ですから、社会の酷さっていうのは、派遣村のような映像はもうなかなか出ないですけど、ずっとそのまま進行しているんですね」

(古館) 「そうですねえ。そこをどういうふうに変えていかなければいけないかということなんですけどもねえ。まずあの、前々からおっしゃってることで、湯浅さんが、日本は、さっきのお話につながりますが、滑り台社会になってしまったと。このあたりからちょっと伺いたいんですが」

(湯浅) 「非正規雇用、今、約4割。若い人たちはもうほぼ5割。女性だと5割を超えちゃってます。そうするとやっぱり、雇用からはじかれるリスクっていうのがとても高くなっているんですよね。だけど雇用保険はっていうと、この間、ILOが報告書出しましたけど、カバーされているのは失業者の中の2割。実に8割カバーされてない。生活保護はっていうと、水際作戦有名ですけど、“まだあんた働けるでしょ”って言われて追い返される。この間、三重県でまた餓死事件が起こりましたけど、そういうことが日常的に行われているとなると、ちょっと転ぶと、こうコロコロコロっと、どん底までいっちゃうんですよね。これ、やっぱり重要なことは、そうやって貧困化していく状態の人が増えていくと、しかもセイフティーネット効いてないですから、みんなもう、どんな労働条件でもいいから働くっていう、たとえば、寮つき日払いとかですね、そういう非常に不安定な職に行くしかなくなる。これを私、“ノーと言えない労働者”だって言ってるんですけど、普通の、賃金がいくらかとか、雇用保険ちゃんと入ってるのかとか、そういうことにこだわれなくなっちゃうってことですね。寮つき日払い以外、探しようがない。でも、そういう人たちが増えていくと、今度は、高い給料払わなくたって人は来るということになれば、企業はどんどん賃金を抑えて、あるいは雇用保険に入らない人を増やしていくんですよね。そうすると、結局、雇用が壊れていくと、貧困が増えて、それが、“ノーと言えない労働者”になって、それがまた雇用をさらに悪化させていくってことになるので、ずーっとこの循環が止まらないで、グルグルグルグル回りながら落ちていくっていう。まあ私、これ、“貧困スパイラル”って言ってるんですが、そういう状態が起こってくる。これはもう当然ですが、正社員の人たちも安泰ではなくて、“非正規がこれだけ安い給料でやっているのに、何であんたはそんなに高い給料貰えるの”っていう話になりますから、そこでまた落ちていくっていうふうになって、全体がずっと地盤沈下していっちゃう。それは結局、社会が弱くなるってことに他ならないと思うんですね」

(古館) 「あのー、貧困スパイラルの今のお話で言うと、本当に、働く人たちが、やりがい、やる気をなくす。で、仕事の、やっぱりいい仕事ができなくなるとすれば、企業の方もこれは、結果、いいものを生み出せない。そして内需であろうが、経済模様も悪くなるっていう、本当に悪い循環になっちゃいますよねえ」

(湯浅) 「そうです。そう思います」

(古館)① 「具体的にはですね、まあ、たとえば今回の補正であっても何でも、いろんな景気刺激策、打ってます。税金が投入されてます。この貧困スパイラルをですね、止めて、やりがいを少しでも持って、いい雇用体制に向かっていく途上をつくるためには、具体的にどのくらいの規模の予算を投じれば、こんなによくなるというイメージありますか?」

(湯浅) 「うーん、正確な金額としては言えないですが、使い方でしょうね。たとえば今回、補正予算に15兆ですけれども、たとえば今、失業者300万としてですね、2兆あれば100万人の人に年間200万円の雇用を作れるわけですね。ということは6兆あれば、全員に200万の仕事を、単純計算で提供できることになる。つまり、お金の使い方というのは、やっぱり考えなきゃいけないっていうことと、やっぱり貧困スパイラルで、労働市場の中と外はつながってますから、セイフティーネットの強化と、労働市場の中の強化、両方、車の両輪のようにセットでやってくっていう発想に立つことが重要なんじゃないかと思ってますけどね」

(古館)② 「内側もそうですし、その外側で言いますと、もし落ちても、いったん、そこでバーンとジャンプしてですね、新たに仕事にチャレンジする機会を作るために、たとえば雑駁だけど、今おっしゃった6兆円。ここにドーンと税金を投入することによって、どれだけ中長期的に雇用から経済状況までね、働き甲斐のある世界が活性化してくるかってこと考えますね」
(問題コメント①②)「雇用対策にどーんと税金を投入する」この主張を言いたいがために番組を構成している。その前に、古館を含めて日本のお金持ちに「どーん」とお金を寄付することを募ったらどうだ!日本にはもうそんな予算はないぞ!
(湯浅) 「そうですね。やっぱりセイフティーネットってのは、そういうのが張られて初めて、安心して綱渡りができるっていう意味で言うと、やっぱり落ちた人を助けるだけじゃないですよね。やっぱりセイフティーネットがないと、安心して綱渡りができない。まあそんなことできる人はごく僅かですから、セイフティーネットがない中で綱渡りできるなんていうのは。やっぱりその、安定とか将来の見通し、これまではまあ大企業が終身雇用という形で提供してましたけども、それができないとなった時には、やっぱり社会がそれを提供しないと、それこそ、怖くて自分の貯金も使えない、将来が不安でね。そうなれば消費も伸びないし、結局は内需も拡大しないって中で、だから雇用の、労働条件も悪くなる。悪循環にはまり込んでいっちゃうと思いますね」

(古館) 「あの、今のお話で言うとね、山田先生はご専門で、かつて私、本当に勉強になりましたけども、年金1つとっても、山田先生おっしゃったのは、社会構造が全く変わっているのに、制度が古すぎて対応していないと。サラリーマン、終身雇用だったからこそ、はじめて厚生年金、そして自営業者の方、国民年金。息子さんや娘さんがお店を継ぐかもしれない。そういうふうな制度が、今は本当にフリーターから非正規雇用の方1700万人含めて、全く違ってるのに、セイフティーネットも含めた対応が全然とれてないという問題ありますね。ついこの間、オランダ行かれた?」

(山田) 「そうです。オランダにワーキングプア対策の調査に行ってきたんですけれども、失業者にインタビューしたんですけれども、すごく明るいんですよ。とにかく、いったん失業したとしても、失業保険で最低限の生活はできるし、また、職業は紹介してもらえるので、安心して失業できる。まさに湯浅さんが言った通りなんですね。そうすると、“ノーと言える失業者”なんですよ。だから、いい職を求めるので、企業の方もいい職を作り出して提供していかないと、なかなか人が集まらないっていう構図になってますので、逆に企業にとってもいい制度だと思うんですよね」

(古館)① 「なるほど。湯浅さんね、やっぱりこういう話をしてると、ある方は多分ね、たとえば“甘ったれたこと言うな”とかね、“みんな、頑張ってない奴が失業するんだ”なんて、相変わらず固定観念で言う方もいるかもしれないんだけど、僕は湯浅さんの記事を読んでてハッとさせられたのは、僕も固定観念あるなと思ったのは、派遣村に来る人の方が、誰にも頼らないで1人で一生懸命頑張りすぎて、全くセイフティーネットなしに、融通利かなくなって、最後は何十円しかなくて、炊き出しに来るっていう人がいて。実は頑張りすぎた人なんだっていう表現ありましたね。そこ、ちょっと、短めになっちゃうんですけど、教えていただけますか」

(湯浅)② 「みんなまあやっぱり、自己責任論でがんじがらめになってるので、誰にも頼らないのが自立だっていうんだったら、野宿してる人が一番自立してるんですよ」

(古館) 「そうですねえ」

(湯浅)③ 「国のサポートも得ないで1人でやってるわけですから。でも、それは自立じゃない。やっぱり自立っていうのは、必要な資源を使いながら、誰だって家族に囲まれたり、同僚に囲まれたりして生きてるわけで、そういうのを使いながら、自分の生活を自分でコントロールできるっていうことですから、そこは自己責任で片付けちゃいけない。やっぱり頑張れる条件をちゃんと社会的に作って、初めて“あなたどうしたいんですか”と問えるんだと思います」

(古館) 「本当にそうだと思いますねえ。やっぱり人と人がつながんなきゃ、組織でも仕事でもなくなっちゃうわけですよね。これはもうやはり、具体的な対策をもっと必要だと思います」

エンディング
(古館)④ 「やっぱりオランダ行かれたって、山田先生が。まあデンマークもそうみたいですけど、やっぱり派遣社員にも雇用保険がしっかりある。この方が、結果、社会に負担がかからないというね、長い目で見ると。そう感じます」

(問題発言と構成)結局、国に文句を言いながら、国に頼るということをやっている自己矛盾。これまで国家をさんざん弱くする言動を行いながら、国家が弱くなれば、国家がちゃんとすべきだというその理論構成は明らかにおかしい。



平成21(2009)年6月19日(金)のZERO
(本日の構成と報道ステーションとの比較)
 同じエコポイントのニュースでも、「日本に求められているのは環境対策と景気対策」という本質をきちんと述べる村尾キャスター。政府が行うことをいちいち文句を付け、その上で「予算をどーんとつける」ということしかいわない報道ステーションとは偉い違いだ。
●エコポイント交換商品発表、エコカー補助申請開始(4分50秒強)

大手スーパーでの、エコポイント、交換商品についてのインタビュー、エコポイントの説明などをした後、エコカー補助金についての説明、自動車販売店で購入契約をした客へのインタビュー、この補助金制度を商機と捉え、電話セールスをかける自動車販売店の従業員の様子などのVTRに続き、

(ナレーション) 経産省などは、エコカー減税(31万台)と補助金(69万台)で、およそ100万台の需要を見込んでいる。しかし、専門家は

(日本総研。熊谷章太郎研究員) 「駆け込み需要で非常に販売が増加するけれども、(補助金制度がなくなると)その後、反動によって、販売が一気に激減してしまうのではないかということが、一番懸念されております」

(ナレーション) エコポイントとエコカーの補助金の予算を合わせると、6600億円を超える(エコポイント2946億円、エコカー買い替え3702億円)。景気回復への期待は膨らむ。

(鈴江アナ) 「お得な情報として、消費者として聞くと、とてもうれしいんですけれども、そもそもこの政策の背景にはどういったことがあるんでしょうか?」

(村尾) 「これは、今ですね、世界も日本も求められているのはですね、1つは景気対策。もう1つは環境対策なんですね。今、日本は今年度、早々と補正予算を組んで景気対策に取り組んでますし、環境対策については先日、麻生さんが二酸化炭素などの温室効果ガスの削減目標を発表してるんですね。この景気対策と環境対策、2つの課題を同時に満たすものとして、政府が打ち出したのが、“グリーンニューディール政策”といわれる緑の経済政策なんです。その内容、中身の中に、省エネ家電、エコカー、さらには省エネ住宅、自然エネルギーの普及・促進ということが掲げられているんですね。これはですね、かつては経済と環境、これは対立するものと捉えられていたんですけれども、今やこの2つはですね、両立するものというふうに構図が変わってきてるんです」

西松建設前社長初公判(3分5秒強)

(ナレーション) 午前9時半、西松建設の前社長・国沢幹雄被告が東京地裁に入った。国沢被告は、実体のない2つの政治団体を使って小沢前代表の資金管理団体に違法な献金をした罪に問われている。違法な献金の先には一体、何があったのか。

今月6日、国沢被告の自宅玄関前で
(記者) 「小沢さんの“天の声”は?」

(国沢被告) (声を荒げて)「何にもない」


(記者) 「“天の声”っていうのはあったんですか? 西松建設に“天の声”っていうのはあったんですか?」

(国沢被告) 「じゃかましい」(と言って玄関の中へ)

(ナレーション) 国沢被告は今日の法廷で、違法な献金などの起訴事実を認め、こう話した。

(国沢被告) 「他の会社も大なり小なり(違法な献金を)やっている。競争を勝ち抜くためには必要悪だと考えていました」

(ナレーション) 冒頭陳述で検察側は、西松建設が違法献金を行った動機について、東北地方の公共工事では、建設業者の間で談合が行われていたとし、業者を決める際には、小沢事務所の決定的な影響力、いわゆる“天の声”があったと指摘。西松建設はこの“天の声”を得るため、小沢前代表側に多額の違法な献金をしたと主張した。献金の見返りとして西松建設が受注した公共工事は4つ(岩手県内3つ、秋田県内1つ)。その落札額は122億円を超えるという。また検察側は小沢前代表の秘書、大久保隆規被告が取り調べの中で話した内容を法廷で明らかにした。それによると大久保被告は、実体のない政治団体からの献金について、“実際は西松建設からの献金と知っていた”と供述したという。

初公判後
(元東京地検特捜部長・河上和雄弁護士) 「“天の声”をずっと小沢事務所が出してきた。少なくとも証拠上、明確になるわけですよね」

(ナレーション) 民主党の鳩山代表は

午後7時ごろ、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「事実かどうか、私は知りません。“天の声”を聞いたことないからわかりません」

(ナレーション) (民主党本部を出て車に乗り込む小沢代表代行に、「記者たちが“天の声”があったのか?」と質問したが、小沢氏は無言で車に乗り込む映像) 小沢前代表は無言を貫いた。検察側は、「ヤミ献金と何ら変わらない、極めて悪質な犯行だ」とし、国沢被告に禁固1年6ヶ月を求刑した。今後開かれる大久保被告の裁判で、“天の声”の実態はどこまで明らかにされるのか。

スタジオでのコメントなし

●ZERO PERSONのコーナーで、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、戦場カメラマンの平敷安常さんを取り上げていたが、その結びのコメント

(村尾) 「平敷さんのようなジャーナリストの存在が、私は民主主義には欠かせないと思ってますよね。国民の知る権利を実質的に支えているのは、こうしたジャーナリストたちだと思うんですよ。一昨年、ミャンマーで亡くなられた長井健治さんもその1人ですけどね」

イラン、ハメネイ師が「選挙に不正はなかった」と演説

ハメネイ師は金曜礼拝で演説を行い、選挙に不正があったとするムサビ元首相ら改革派の主張を明確に退けた。さらに改革派支持者らが連日行っている抗議デモについて、即時停止を求めた。同時に、「敵はイランを混乱に陥れようとしている」として、不正があったのではないかと指摘している西側諸国を厳しく非難した。

Pic UPのコーナー
●アメリカ国防総省は、武器を積んだ疑いのある北朝鮮の船を軍が追跡していることを明らかにした。この船は、過去にも武器輸出に関与した「カンナム号」だという。アメリカ政府関係者によると、カンナム号は中国沿岸を南に向け航行中で、まもなく給油のため寄港すると見られることから、寄港した国に対し、貨物検査を要請する方針だという。

エンディング
(村尾) 「今日はエコポイント制度、省エネ家電への買い替えだとかね、それからエコカーだとか、省エネ住宅の普及、次々と今、政府の経済政策を実施しているんですが、こうやってね、エコロジー、環境にいいことをやって、エコノミー、経済が盛り上がってくればね、これ、本当にいいことだと思いますけどもね。(後略)」


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報ステ、臓器移植法案で一色「何か結論は出した方がいい」視聴者を迷わせたあげく結論を煽る。が自分はどうなんだ!

平成21(2009)年6月18日(木)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 臓器移植法案の改正案(A案)が衆議院を通過し、戸惑う報道ステーション。待機患者(レシピエント)側に立つか、臓器提供者(ドナー)側に立つかで、決断を下せない報道番組。普段は麻生内閣をボロクソに叩いているんだから、結論くらいハッキリ見せろ!イランの暴動ではこれまで「民主派=善」としてきた見方を変えた。いままでの見方が間違っていたのなら、権力機関として謝罪しろ!そして、空港戦略のなさを取り上げた特集。空港の最大の問題点は、空港の近隣住民のことばかりを考えすぎてきた民主左翼勢力、つまりテレビ朝日のような人間たちだったはずだ。このような一貫性のない報道ばかりをするテレ朝、少しは反省しろ!
臓器移植法A案衆院通過(約17分45秒)

(ナレーション・要約) 脳死は人の死とする臓器移植法改正案(A案)が今日、衆議院を通過した。脳死は人の死、これが日本人の新たな死生観となるのだろうか。(棄権の共産党以外、)各党は党議拘束をはずし、議員個人の判断に委ねられた。脳死は人の死という定義する法案(A案)が、賛成263、反対167(棄権47)の賛成多数で可決された。現行の臓器移植法は、法律施行後、臓器提供は12年間で81例。今年3月現在、臓器提供の待機患者数は1万2579人。子どもの場合、移植手術を受けられるのは海外しかない。(心臓移植を待つ女児とその両親へのインタビュー) しかし世界各国では、自国の患者を優先させる流れにあり、WHOも海外での移植を制限する方針を示している。アメリカの一部の病院では、移植を希望する日本人患者に億単位の前払い医療費を請求するケースもあったという。

(東大大学院医学部・許俊鋭特任教授) 「アメリカの医療費そのものが高騰してることと、多くの患者さんがそれを希望なさると。そうすると、そのチャンスが狭められれば狭められるほど、経済原則としては値上がりしていくんじゃなかろうかと。WHOのああいう声明を受けて、まあ日本人ばかりが心臓移植の機会を持つのはいかがかという意見は一部にあると思います」

(自民党・中山太郎議員) 「死を待っている、待たざるを得ない人たちも、これで救われる可能性が出てきた。ようやく日本も世界的水準に移植医療がこれで成長すると」

(テレビで法案可決見て喜ぶ日本移植支援協会の理事のコメントに続き、脳死の定義と、脳死判定検査についての解説、街の声)

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「脳死判定は臓器提供の時にしか行われませんので、臓器提供がかかわらない場合の“脳死”をですね、死と決めて、治療を中止したりすることはない」

(今回の法案では15歳未満の子どもについては家族の判断に委ねられるので、それについて、街の声)

(改正案に反対・東大大学院・金森修教授) 「死を迎えつつある、あるいは死んだ直後の患者に対して、その人たちの遺体を資源として見るというまなざしが、どうしてもそこに混入することになります。このA案はあまりに問題が大きすぎて、これは極めてずさんな審議によって通してしまうということは、これは間違いなく将来に禍根を残す」

(全国交通事故遺族の会理事・井出政子さん・19年前に交通事故で娘が脳死状態になり、4日後に死亡) 「大差でA案が通ったというようなお話を聞きましたので、非常に残念でした。(中略9 脳死が人の死だという法律が通ると、医療の現場で積極的な治療ではなくて、助けることができる人をお断りをする可能性も出てくる。臓器移植ではなく、(新しい)治療法の開発の方に力を入れることの方が、根本的な解決方法になるんではないかなって」

(改正案に反対・社民党・阿部知子議員) 「国会で8時間だけの審議で、そしてどれほどの議員の皆さんがA案の内容を本当に知っていて、賛成された、まず私自身、疑問が残ります」

(ナレーション) 法案が参議院を通過し、実施された場合、医療現場は

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「脳死というのは医学的に死だと、脳死というのはこういう状態ですと断言することができますし、そういうものは医学的に言うと、もうその方が生き返らないんだということもはっきりと断言できます。その状態で脳死判定をするのかしないのかという決断になりますので、流れとしてはすごくスムーズにいくわけです」

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「(現在は10例くらいだが、)30例(くらい)は確実になるかなと思いますが、多分、今のアッパーリミットは70(例)ぐらいかなと思ってます。移植が増えるか増えないかっていうこともありますが、亡くなった後のカウンセリングであるとか、ケアであるとか、これはもう日本全体で考えていかなくてはいけない」

(ナレーション) 慎重論の中には、虐待で脳死になった子が紛れ込む恐れを指摘する声もある。日本小児救急学会が去年行ったアンケートでは、虐待を見抜けるとしたのはわずか1割で、「できない」「わからない」が8割にのぼる。日本臓器移植ネットワークによると、臓器提供意思表示カードやシールは全国のコンビニなどにおかれ、合わせて1億6000万枚配られている。しかし、内閣府によると、所持率は10%にとどまる。

(改正案に賛成・9年前、娘の臓器を7人に提供した田中和行さん) 「(法案が実施されれば)何かあった時に、お父さん、お母さん、僕の臓器を第3者に与えてください、私の臓器を与えてください。そういうですね、家族でやっぱり考えるという1つのアクションができたと思うんですよね」

(ナレーション) 田中さんは臓器提供への後悔はないとういう。

(田中さん) 「もう9年経ちますけど、もういっぱいあります。手紙もいっぱいあります。いろんなものをですね、レシピエント(移植を受けた人)の人たちから感謝の気持ちを出してくれるということは、現実的にまた、娘がそこに宝石のように輝いていることのメッセージですよね。ですからうれしいですよ」

(冒頭の、心臓移植を待つ女児とその両親へのインタビュー。今の身体の状態では日本で移植を待つ時間的余裕はなく、法改正がもっと早ければよかったとのコメント。)

(ナレーション) 日本人の死生観をも変える臓器移植法案。今後、審議される参議院では違った案を出そうとする動きも出ている。成立までにはさらなる曲折も予想される。衆議院が解散すれば、廃案になる見込みだ。

(古館)① 「まあ、一色さん、この問題はねえー」

(一色)① 「うん、難しいですね。本当に、移植を待っている子のことを思い浮かべますと、A案に賛成したくなりますし、また、提供する側のことを考えますとA案でいいのかなというふうな気もしますしですね、今日も迷った方も多かったと思いますね」

(古館)② 「そうですねえ」

(一色) ②「投票結果を見ますと、自民党の方が賛成が多くて、民主党は反対が結構、A案にですね、反対が結構多い、賛成より多いということなんですけど。これから参議院にいきますと、民主党の方が参議院での議席が多いですからねえ、民主党の影響力が大きくて、この傾向が仮に同じような傾向であるとすればですけれども、なかなかこの法案もすんなりと通らないかもしれませんですよね。それから、あと解散すれば、成立前に解散すれば廃案になりますし、またこの法案がどうなるか、行方はまだよくわからないですね」
(グズな一色コメント①②)「難しい、難しい」というばかりの一色。死に関する決断力のなさは見え見え。
(古館)③ 「あの、確かにね、97年以降ね、3年ごとの見直しって言ってたのにね、まあズルズルしてるところもあってね、何でこの会期末に、慌てて駆け込むようにこういうふうに決めるんだっていうことを、私なんかも責めることはたやすいんですけれどもね、それから同時に、一色さんがおっしゃったように、自分の子どもさんが大変な状態で提供を待っているという立場の方の立場に立てば、本当に賛成と思うんですね。同時に、私の中で正直言うと、“ちょっと待てよ。賛成って言う前に、自分の身勝手さをちゃんと検証しろよ”って声もあってね、正直言うとやっぱり、自分の子どもで考えたら、もし困ってる、臓器提供してくださいって気持ちになるでしょうけれども、逆だったら、はたして自分の子どもの臓器をね、さっき一色さんがおっしゃるように、“提供することに賛成できるだろうか、自分は”っていうことをね、ちゃんと検証しないと決められないなっていうのも正直あるんですよね」
(問題コメント①②③)死生観がなく、自分の欲望だけで生きている古館キャスター。自分の子供だったら臓器移植に賛成しない、という情緒的な風潮に拍車をかけ、ますます視聴者を迷わせる。政治に関してボロクソに言うのだったら、「まず自分の身勝手さを検証しろよ」と言いたい。
(一色) 「来年5月ですかね、WHOが国内で移植を基本的にするようにというようなことになりますから、少なくとも私はだけど、何か結論は出した方がいいと思うは思うんですけれどもね」

(古館) 「うーん。まあ、今はいったん延期という形になってますから、もう決めなきゃいけないというところもありますよね」

リニア、迂回ルートだと直線ルートに比べ6400億円のコスト増との試算を発表

 公表した資料によると、甲府市から南アルプスをほぼ直線のトンネルで貫く直線ルートでは、工事費5兆1000億円、東京―名古屋間の所要時間は40分。南アルプスを迂回して伊那谷を経由する迂回ルートだとプラス6400億円で、所要時間も47分となる。JR東海は、建設技術の進歩で長大トンネルが実現可能となったため、直線ルートを本命としている。しかし沿線の長野県では、1989年の県議会で迂回ルートを採択していることからも、迂回ルートが当然と捉えられ、直線ルートは現実味がないと見られてきた。県北部には長野新幹線があるが、県南部には高速鉄道網がないため、リニアがくれば地元に経済効果があると主張する。一昨年12月、JR東海はリニアの建設費を自己負担とすると発表(駅は地元負担の方針)。JR東海は沿線各県に1つ、駅を設置する方針を打ち出している。

(古館) 「それぞれの地元の方の思いっていうのがあるのは、想像に難くないんですけれども」

(一色) 「まあ夢のある計画ですし、お金はまあJR東海が基本的に全部出しましょうと言ってるわけですから、それ自体はいいことだと思うんですけれども、ただですね、開業したはいいが、大赤字だっていうことであれば、JR東海の経営がおかしくなって、やはりそこは公共性のある企業ですから、国民のお金が入っていくことにさせざるを得ないと思うんですよね。そうなると、基本的に採算性のことをよくつめておかないと、やっぱりいけないと思うんですけど、国民の前でもっと、しかも広く議論をしてですね。私は個人的には、人口も減っていく社会っていうことが確実になってるわけですから、2025年ですかね、開業が。どうも東海道新幹線がある上にプラスして、このリニアに乗るお客さんっていうのがどれぐらいたくさんいるのかなっていうのが、ちょっと私は不安なところ、ありますけれどもね」

(古館) 「あー、そうですね。まあそれぞれの地元の方には申し訳ないんだけど、今のお話につなげて言えばね、たとえば人口密度が高いところ、そして鉄道の需要があるところということを考えた時には、リニアはいいと言われてるなら、この技術、リニアをそっくり中国にね、売る話をね、したたかな中国としたたかな日本とで詰められないのかと。いろんな問題あるでしょうけれども、ここは。ちょっと思ってね、既存の新幹線がある場合、考えるとね。これ、でもやっぱり、交通インフラの採算性と、今後の戦略性っていうのは、国の根幹の問題だと思いますんでね」

(一色) 「そうですね。東名があり、第二東名がありとか。その辺のところも、また自動車があり、それで空があり」

(古館) 「そうなんですよ」

(一色) 「そういう全体的な中から見ると、なかなか、本当に事情が(? 「必要が」)ってところ、もっと詰めた方がいいですよね」

(古館) 「今、空とおっしゃってくれましたけども、今日、番組の後半でね、実は特集としてですね、日本の空港をどうするのかという問題をお伝えしようと思っています」

大統領選後、混乱の続くイラン

(ナレーション・要約) 今、イランでは外国メディアは退去処分を受けるなど、事実上の取材全面禁止状態にあり、イラン治安当局は「許可のない取材に関しては身の安全は保証しない」としている。

(現地メディア編集長) 「当局が全ての通話を傍受しているので、具体的には話せません。外国メディアはみんな追い出されました。デモの取材現場は大変に難しい状況です。当局に見つかればカメラは没収されます。既に200人逮捕されています」

(ナレーション・要約) こうした状況下、改革派の市民が最大の情報源として頼っているのがインターネットだ。映像を世界に発信したり、デモのスケジュールなどもネット上で共有されている。アメリカはイランの自主性を尊重するとしつつ、国務省がイランの改革派にとって重要な通信インフラとなりつつある民間ブログサイトのツィッターの運営会社に、予定していたメンテナンスの時期を延期するように要請し、暗に改革派を後押しするような異例の措置をとった。

(クリントン国務長官) 「特に今のように情報源の少ない時に、人々が情報を共有できるようにすることは、表現の自由の観点から重要だ」

(ナレーション・要約) イラン当局はインターネットのアクセス制限をかけるなど、情報統制に躍起になっている。サッカーワールドカップ最終戦の韓国対イランの対戦でも、一部のイラン選手が、改革派のシンボルカラーである緑のリストバンドをしていた。明日の金曜日はイスラムの金曜礼拝のため休日となっており、大規模集会が両派それぞれで予定されている。宗教指導者が国を統治する国、イラン。大統領をも超える強い権限を持つその宗教指導者ハメネイ師は明日、礼拝の場に姿を出すという。

(静岡県立大・宮田律准教授) 「最高指導者のハメネイ師がですね、国民に対して呼びかけるというのは大変異例だと思うんですね。それほど彼は、今の状況に対して危機感を持っているんではないか。今の状況がですね、イラン革命(1979年)に至ったプロセスによく似ているんではないかという思いがあると思うんですね」

(古館)① 「宮田先生が今、一部説明してくれました。まああのー、私たちはともするとですね、対立して揉めているっていうところの映像を中心に流しがちだと思うんですね。しかしあの、ご覧になっている方の中には、そもそも世界にこれ、影響を与えるっていうのは何となくわかるけれども、何で、誰と誰がどういうふうに揉めてるのっていうところをですね、もっとお伝えしなきゃというふうに思うんですね。あの、単純に改革派、怒っている、そして保守・強硬派が強硬な手段に出てきてっていうふうな図式ですけれども、そもそもコトはそんな単純じゃなくてですね、やっぱりアフマディネジャド大統領が、革命防衛隊出身ということで、大統領になってからこっちですね、やはり革命防衛隊出身の人たちが、石油利権を含めて多くの利権を手にしたということで、一部の保守派の人たちが、改革派の方と合流をして、今、対立をしてるというきわどい局面にあるようですね。これは明日のハメネイ師の演説を含め、これ、万が一にも武力弾圧ということになってはいけないというふうに思います」
(問題コメント①)最初は「保守派=強硬な手段を使う悪の勢力」VS「改革派=イランの民主勢力を応援する良い民主派勢力」という構図で報道していたのは誰だ!完全に見方が間違っていたのなら、素直に謝るべきと前日の足利事件の際には言っていたよな?
日本郵政西川社長、「私自身、一定の処分を考えたい」と発言するも、社長続投の意思(約1分10秒)

午前10時、衆院総務委員会
(日本郵政・西川善文社長) 「私自身のけじめのつけ方につきましても、一定の処分を考えてまいりたい」

 西川社長はこのように話し、業務改善命令に対する改善報告書を来週にも提出する際、自分自身の処分を明らかにする考えを示した。ただ「民営化の土台をしっかり築き、必要な改革を推進することが私の責務」とも話し、社長続投に理解を求めた。自身への処分は減俸などにとどまるのではないかとの見方が出ている。西川氏の進退について佐藤総務大臣は「西川氏の進退は、報告書を見た上で財務大臣らと相談し、麻生総理の判断をいただく」と話した。

特集 戦略なき公共投資、日韓“ハブ空港”競争の結末

 日本にはまもなくできる茨城空港を合わせて99の空港がある。必要が疑問視される空港もたくさんある。韓国・仁川空港が、国際貨物では1位の香港に次いで世界第2位となっている。

(ナレーション・要約) (総工費1900億円かけて国内98番目の空港として開港した静岡空港へ到着する韓国航空会社の飛行機や、空港での韓国の航空会社の社員らの様子のVTR)韓国の航空会社は今、積極的に地方空港に乗り入れている。開港した静岡空港を含め、仁川空港とつながっている日本の空港は北海道から沖縄まで27ヶ所。

静岡空港
(記者) 「どちらまで行かれるのですか?」

(ビジネス客) 「今日はね、ジャカルタまで。仁川で乗り換えて」

(別のビジネス客) 「韓国経由で上海に行きます」

(記者) 「やっぱり仁川を使われるのは便利ですか?」

(ビジネス客) 「そうですね。そこからいろんなところに、いろんな空港に飛べますから。もうホント、世界各国に行けますから便利です」

(ナレーション) 韓国の航空会社が狙っているのは、韓国の仁川空港で乗り換えて世界各地に向かう日本のビジネス客。

(アシアナ航空・尹永斗社長) 「仁川空港は人口100万人以上の都市とつながっていますから、今後、ますます発展すると思います

(大韓航空・李来珪常務) 「外国人が秋田に行く場合、あるいは大分に行く場合も、成田で降りると荷物を持って羽田に移動する不便さがあります。しかし仁川で乗り換えれば、出発地で預けた荷物は(日本の)目的地で受け取れるという利便性があります」

(ナレーション) 国内便が少ない静岡では仁川空港との連携に期待が高まる。

(鈴木康友浜松市長) 「静岡空港を1つの海外への窓口としてですね、仁川から海外に行くという、そういう関係を築いていくことによって、まあ静岡空港のですね、価値っていうのはですね、どんどん高まっていくんじゃないかなあと」

(ナレーション) 韓国の仁川空港で乗り換えて海外に出かける日本人は年間18万人。その分、新幹線や国内便を利用する人は減る。日本航空の西松社長はこの韓国勢の動きをどう思っているのか。

(日本航空・西松遥社長) 「大阪から西側は(海外旅行客が)結構、韓国に流れているっていうふうに今、言われてますから、そこはこう、非常に我々としてもね、忸怩たるものがありますよね」

(ナレーション) 日本の税金で整備した地方空港が韓国の仁川空港の発展を助け、日本の航空会社の足を引っ張るという皮肉な現実。国土交通省は

15日、国交省
(国交省・春田謙事務次官) 「そういう利用も当然、利用者の利便との関係であって、またそういう現実が存在するということは、受け止めていかなきゃいけないことだと思ってます」

(ナレーション) 韓国・仁川空港。4000メートル級の滑走路を3本持ち、24時間フル稼働する巨大空港だ。ネットワークを結んでいる世界の都市は成田の94を上回る170.アジア有数のハブ空港だ。ハブとは車輪の軸のことだ。ハブ空港はこの軸を起点に航空路線が広がる。就航している路線が多ければ多いほど、利用者にとっては便利になる。仁川空港は計画段階からハブ空港を目指していた。

(韓国国土海洋部・黄聖淵航空政策課長) 「東北アジアのハブ空港を建設するという戦略のもと、将来、さらに拡張でき、24時間利用可能な空港を目指しました」

(ナレーション) 仁川空港が開港する7年前、日本では関西国際空港が開港した。目指したのは、国内線と国際線の乗換えも便利な東アジアのハブ空港。2年前には第2滑走路が完成、4000メートル級の滑走路を2本持ち、24時間フル活用できる日本で唯一の世界標準の空港となった。ところが、着陸料などが仁川に比べれ2倍~3倍も高く、国際線ではアジア便は増えたものの、欧米路線など、長距離便が激減、最大20都市を結んでいたのが、いまやその半分の9都市に落ち込んだ。国内線はさらに深刻だ。最盛期に34空港と結んでいた路線は、13にまで激減していた。国内線出発ロビーはこの日も閑散としていた。仁川空港に完全に水をあけられた格好だ。

去年7月、東京都内
(橋下徹大阪府知事) 「日本が国際競争に打ち勝つためにも、この関空というものがなければ、ここで関空が沈んでしまえば、大阪のみならず、関西も日本も沈んでしまうと思います」

(ナレーション) 関西には半径30キロ圏内に関空、伊丹、神戸という3つの空港があり、国内線は伊丹空港に集中している。当初、騒音問題が深刻な伊丹空港の廃止を前提に関空の建設が決まったが、その後、方針が変わり、伊丹空港は存続することになった。これも関空の国際競争力の足を引っ張っている。

(関空・村山敦社長・元松下電器副社長) 「ですから、いかに将来を見通して、戦略的に、計画的に、その本当に意味のあるインフラ整備をしていくということが大事かなということを、仁川を見てたらつくづく思いますね」

(記者) 「それは日本では欠けてますか?」

(村山社長) 「日本は全く欠けていますね。戦略がないと思います。特に空港に関しては」

(ナレーション) 韓国の仁川空港の戦略は航空貨物においても発揮されている。貨物取扱量で仁川空港が成田空港を抜いて世界第2位となったのは2006年。仁川で取り扱う貨物の半分は日本や中国からのもので、ここで積み替えて世界各地に送られる(積み替え貨物は全取扱貨物量の49%)。成田空港の15%を大きく上回っており、ハブ空港としての機能が成田を追い越す原動力となった。このハブ機能を最大限に活用して、国際航空貨物取扱量で世界一になったのが大韓航空だ。大韓航空の強みは世界39ヶ国、117都市とつながるネットワーク。日本からの航空貨物もここに集まる。日本が得意とする輸出品、精密機器や電子部品なども、その一部は韓国経由で世界各地に送られるようになった。経済大国日本からの貨物も仁川空港の発展を支えている。ハブ空港・仁川。しかし、これで全てが完成したわけではないという。

(仁川国際空港公社・閔永基未来事業推進室長) 「滑走路は最終的には5本になるよう計画しています。さらに貨物ターミナルなら貨物ターミナル、旅客ターミナルな旅客ターミナルと、各施設ごとにその隣に拡張可能な十分な土地を確保しています」

(ナレーション) 韓国の仁川空港に追い越された成田空港。貨物取扱量は1995年まで世界一だった。それが香港や仁川のハブ空港に抜かれ、今や第3位。そして、1985年に貨物輸送世界一だった日本航空は(2008年には)14位にまで後退した。成田空港が苦戦するのは、これ以上の拡張が難しいことと、騒音問題を抱えて24時間使えないことだ。

(JALカーゴサービス・有薗剛マネージャー) 「航空貨物の場合、一般的に昼間の時間に生産された製品を、夜の貨物便で運ぶっていうのが一般的な傾向なんですけども、今、成田空港では運用時間が23時までということですから、航空貨物輸送ってところでは非常に大きなデメリットがあるというふうに認識しています」

(ナレーション) さらに成田では運送会社にもしわ寄せがいっている。空港の周辺。畑の中に点在するのは運送会社の物流拠点だ。本来、空港の中に収容すべき施設が、空港内に敷地が確保できないため、離れた場所に散らばっている。その数、実に47ヶ所。貨物ターミナルから離れた場所で作業するため、それだけ時間とコストが余計にかかる。

テロップにて
(物流業者) 「仁川みたいに広い土地があるところがうらやましい。成田は物流業者にとって非常に使いにくい空港だ」

(ナレーション) このため、国土交通省は「首都圏国際ハブ空港」実現に向けて動き出した。総額14兆円の補正予算の中に、調査費として1億円が盛り込まれた。しかし、ここ(関西国際空港第2期空港島)にはアジアのハブ空港を目指しながら、いまだその目的が達成できない空港がある。せっかく埋め立てたのに予算がつかず、何も使われていない広大な土地。滑走路の脇に放置されている。それでもまだ関空には挽回のチャンスがあるという。

(関空・村山社長) 「今ならまだ仁川に追いつき、追い越せるという、私は余地があると思います。日本の国内産業はどう見ても韓国より多いですから、中国との位置取り、あるいは欧米との距離感、これも決して負けてないですからね。そういう意味ではまあ巻き返しの最後の機会が今あるんだと。本当に早く目覚めなければいかんと思ってます」

(ナレーション) そのためには何が必要なのか。

(北海道情報大学・木村達也教授) 「関空が持つ一番の問題というのは、1兆1000億円にものぼる(空港建設費の)有利子負債があるということです。なぜこれが問題になるのかといいますと、有利子負債が高いということは、着陸料などの使用量というのが極めて高くなっているということです。その高い有利子負債をとにかく軽減することが必要なので、そこに国費を投入するということが必要かと思います。当然、仁川がリードしていますけれども、まだ勝負はつききっていないと思います」

(古館) 「着陸料から何から下げなきゃいけないだろうっていう課題。今まで一体、何してきたのかと改めて思いますね」

(一色) 「確かに日本の空港建設っていうのは長期的な戦略がホントなかったですね。成田の騒音の件は非常に大きいなと思うんですけれども、ただ、今改めて白地に絵を描くわけにはいかないですから、既にある空港を活用していくしかないということですね。そうするとまあ関西国際空港でしょう。それでこちらも、使い勝手をよくするという意味でいうなら、24時間空港という強みを生かすというのは大事でしょうし、もった大事なのは、だけど、やっぱり経済規模の大きい首都圏ですよね。これは羽田空港、成田空港、これをまあ、もっともっと使い勝手をよくしてですね、いかないといけないと思うんですね。それでまあ、3つの空港が競争と協力をして、それでアジアのハブ空港と対抗すると、結局そういうことしかないと思いますね」

(古館) 「うーん、そうですね。この羽田もね、深夜にパリ便を飛ばすとか、いろんな動きが出てきてますけど、とにかく徹底して国が施策をね、打ち出さなきゃだめだと思うんですね。この仁川、こんなに大きくなった1つにはやっぱり、ああいう97年のアジア通貨危機があって、危機を好機に変えて、選択と集中せざるを得なかったというのがあると思いますね。日本も思い切ってそれをやらなきゃいけないと思いますね」

(問題特集)このような話はハッキリ言って、30年前から予測されていた。中央主導でのハブ空港戦略をダメにしたのは、わけのわからない民主的な地方分権派と成田空港建設に絶対に反対指摘や左翼勢力。つまり、報道ステーションの番組関係者のような人たちだ。



平成21(2009)年6月18日(木)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに続いてのトップは、放火の疑いで消防団員の少年を逮捕のニュース。その後、臓器移植法案改正案の衆院通過のニュースだが、解説と事実関係を流す番組構成。報道ステーションに似た優柔不断さがあるのは否めないが、古館のような自分勝手な欲望を垂れ流すコメントをしないだけマシ。イラン報道も同じ構成だ。

●臓器移植法A案、衆院通過(約12分35秒)

 法案の説明に加え、A案に賛成の、昨年、アメリカでの心臓移植待機中に死亡した男児の両親と、A案に反対の、医師から「脳死に近い状態」と判断されてから2年以上経っても心臓が動き続けている5歳男児の母親へのインタビュー、臓器移植を待っている成人男性などへの取材。そして今日の衆議院本会議での採決の様子と、法案採決後の昨年、移植待機中に死亡した男児の両親の記者会見など。

(ナレーション・要約) 自民党、民主党は党議拘束をかけず、議員の自主投票に委ねた。小泉元総理は賛成、麻生総理が反対票を投じると、議場にどよめきが起こった。民主党では、岡田幹事長は賛成、鳩山代表は反対。結果は賛成263票、反対167。

(A案に賛成の自民党・中山太郎議員) 「政治的な問題じゃなしに、人道的な問題。死を待たざるを得ない人たちも、これで救われる可能性が出てきた」

(A案に反対の社民党・阿部知子議員) 「1人1人の死を決めるところまで、国会議員は国民からそうしたことの権限を与えられていないんだと思います」

(麻生総理) 「人の命を救う臓器移植という話と、人の死をどう考えるかっていうんで、これは正直、まあ私だけじゃなく、多く悩まれた方が多いと思いますが」

(ナレーション) A案は今後、参議院で審議が行われるが、成立するかどうかはまだ不透明。

(村尾) (死の定義と臓器移植、A案のポイントについての解説の後)「A案は今後、参議院で審議されますが、私たち1人1人がこの問題、真剣に考えなくてはいけません」

大統領戦後、混乱が続くイラン情勢
 
改革派はインターネットで、デモ隊の発砲の様子を撮影した写真などを発信したり、デモの組織や情報交換に利用している。ムサビ元首相もホームページを開設し、抗議活動をしている。改革派に最も利用されているアメリカのインターネットサイトのツィッターは、保守点検のため、イラン時間の昼間にサービスを一時停止する予定だったが、アメリカ国務省はイラン市民の利用に配慮し、保守点検をイラン時間の深夜に行うよう、運営会社に要請した。「アメリカ政府が事実上、デモを続けるムサビ支持派を後方から支援した形」(ナレーション)。
 護憲評議会の報道官は18日、大統領選挙をめぐって寄せられている646件の申し立てについて調査を始めたことを明らかにした。

Pic UPのコーナー
●静岡県知事選、新人4人が立候補。衆院選の前哨戦として激戦が予想される。

●航空自衛体が発注した事務用品で、事務機器メーカーが談合を繰り返していた疑い
 公正取引委員会は今日、「イトーキ」や「内田洋行」など6社に独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査。自衛隊側についても調査を進める予定。

日本郵政の西川社長は、参考人として出席した衆議院の委員会で、鳩山前総務大臣の更迭にまで発展した一連の混乱の責任をとって、自らに処分を科すことを明らかにした。


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党首討論で古館「格闘技と同じだと思う」??村尾、論点整理した後「政策の選択肢をしめせ」、古館の限界がよく解る。

平成21(2009)年6月17日(水)の報道ステーショ
(本日の番組構成と内容)
 党首討論のニュースで、麻生首相の間違いやあら探しに追われる報道ステーション。しかも、プロレス中継と勘違いしたのか、古館は「格闘技と同じ」と言い出す始末。最後は、「尻切れトンボに終わった」と締め、政策の内容よりもどーでもいいことばかりを報じる価値のない報道番組だった。
さらに、足利事件のニュースでは、捜査当局や裁判所の誤りに謝罪した栃木県警を追い打ちをかけるように追いかけ回し、コメントを取りまくる。権力機関というならば、テレ朝日よ、あんたたちもいまや「第一の権力」だということをよく覚えておいた方がいい。
党首討論(約14分15秒)


(ナレーション) 異例の野次自制の中、始まった党首討論第2ラウンド。支持率20%割れで窮地に追い込まれた麻生内閣。総理の器をかけたバトルが幕を開けた。民主党の鳩山代表が切り出したのは、弟邦夫氏の辞任話。

(日本郵政社長人事についてのやりとり)

(ナレーション) 西川社長の続投に、世論も厳しいことを配慮してか、麻生総理も

(麻生総理) 「この西川さんという方の行状、もしくはいろいろな問題点につきましては、いろいろあるんだと思いますよ。行状という言葉が正しいと思いますが、私につきましてはいろいろあると思いますから、敢えて行状という言葉を使わせていただきました」

(ナレーション)① 得意の外交で反撃したい麻生総理だったが、先手を打たれた。

(鳩山代表) 「私の方から先に申し上げておきたいことがございます。それは北朝鮮の核実験、ミサイル発射の問題をとらえた国連安保理(第)1874(号決議)に対する採択の問題でございます」

(麻生総理) 「(北朝鮮の)核実験が2回目に行われた後には、私としてはブッシュ(正:オバマ)大統領に、また国連安保理の」

(ナレーション) ②間違ってしまった。鳩山代表はその後、医師不足の問題など、社会保障の問題に話題を切り替えた。
(問題ナレーション①②)「先手を打たれた」「間違えてしまった」などと、麻生首相のあら探しに躍起となるナレーション。
(鳩山代表の医師、看護師不足なので、早急に増員すべきとの発言)

(ナレーション) 麻生総理もすかさず民主党の政策のアキレス腱、財源問題で切り返す。

(麻生総理) 「(社会保障費の)財源というものに対して、消費税というものは我々としては避けて通れないと。消費税の論議というものを避けて通るというのは、財源を避けて通るということになろうと思いますが、この点に関しては、どのように財源を考えておられるのか」

(鳩山代表) ①「私は今、お話を伺って、人の命より財源の方が大事かなと。官僚任せにする政治が、どうしてもですね、コンクリートの方が大事で、人の命というものを粗末にしてしまう政治に成り下がってしまっている。無駄遣いを徹底的に見直すという部分を、官僚主導でやられているものだから、どこにも無駄がありませんという話になって、ならば減らせませんねと。私どもは、たとえば随意契約を見直すとか、不要不急のものを後に回すとかして、当然の話で我々は10兆円くらい削減できると考えているんです。すなわち4年間の間は、我々が政権をとっても、消費税の増税はしないということをここに明言をしておきます。これでよろしいでしょうか」

(ナレーション) これに対して麻生総理は、前回の党首討論での鳩山代表の発言を蒸し返した。(4500の)天下り団体に(官僚OBが在籍し)およそ12.1兆円の予算が流れているという指摘についてだ。

(麻生総理) 「12兆1000奥のほとんどというものは、これはよーく調べていただかないといかんとこだと思いますが、国立大学、私立大学などなど、教育に1兆2000億出しております。また、独立行政法人に3兆7000億でておりますが、この中には住宅金融支援機構に3000億など、いろいろ例を挙げて出てまいりますが、我々はこの間のお話を聞いていますと、これ全部足して申し上げてもいいですよ、これ。時間がもったいないなと思って申し上げないだけなんですが、民主党は12兆1000億円が既に天下りOBの人件費がのごとき話をされておりますが、これは12兆1000億のうち、人件費は0.8%です。国立大学の授業料は今、50万円だと思いますが、直ちに5倍、250万円くらいにならないと計算が合わない。そういったようなことができるでしょうか?」

(鳩山代表)② 「全て12兆1000億円、全部が無駄なんてことは言ってませんよ。あなた方は、たとえば河野太郎先生などが中心となって、事業仕分けで、たとえばアニメの殿堂が無駄なんていう話が出てまいりましたけど、そういう議論は政府の中ではまじめにされてないんですか? 無駄遣いはないと、本当に麻生総理は思っておられるのかどうか、お聞きしたい」

(麻生総理) 「アニメの殿堂の話を具体例としてされましたけれども、これは何も思いつきで私の段階から出たわけでも何でもない。これは前々、安倍内閣の時にこれがスタートし、福田内閣でこれを企画をし、私の時で実行させていただいたという、それまでの経緯がございます。思いつきで何もやっているというわけでは全くないことだけは、私としては誤解を招かれるような話になりすぎていると思ってます」

(鳩山代表) ③「補正予算ですよ。補正予算で組むのは緊急的に本予算が終わった後、緊急的に必要になるところに組まれる予算でなければいけないのに、何で安倍総理の時から問題が起きていると考えられていたものが、突然、補正予算に組まれるのかということが、どう考えたっておかしいでしょ」
(鳩山氏に甘い編集①②③)党首討論の中で、鳩山氏が押し、麻生首相が受け太刀になっているかのような部分を取り上げた発言を編集している。意図的、そしてダメを押すようなナレーションがこれ。

(ナレーション) 友愛がモットーの鳩山代表。アニメの殿堂ではなく母子加算に充てるべきだと主張した。

(4月に廃止された母子加算についての鳩山代表の発言に、月額一律2万3000円は廃止したが、高校在学中の生徒には2万円、就労している者には1万円を支給していると反論する麻生総理のやりとり)

(ナレーション) 終了間際、麻生総理が突然、切り出した。

(麻生総理) 「あと1分だということなんで、これで終わらせていただきますが、話が途中になっているところもありますし、我々としては間違いなく、安全保障の問題、何となく隣の朝鮮半島の話などいろいろなお話を伺ってますと、どう考えても、“第7艦隊さえいれば大丈夫だ”と。第7艦隊だけで日本の安全が守れるであろうかということに関しては、我々としては明らかに偏っていると思っておりますので」

(鳩山代表) 「何か突然に安全保障の話を最後に触れられて、聞いておられる国民の皆さんも唖然とされたんではないかと思いますが」

(古館) 「まあ叶わぬことなんですけど、本当は47分間、全部見た印象とは、また編集すると違うってところあると思うんですよね。一色さん、どういうふうに思いました、今日の?」

(一色) 「まあ与野党の党首らしいですね、現実と理想の違いみたいなものがお互い出ててですね、まあ、それなりに有益な時間だったんじゃないかなと思いますけどもね」

(古館) 「現実論と理想論という感じですか?」 

(一色) 「そうですね。もちろん麻生さんが現実論、鳩山さんが理想論というところはあって、いろいろなところにそれが出ましたですよね。もちろん理想も大事ですし、ただ現実はっていうところで、まあ立場が、よく違いが出てたんじゃないかと思うんですけどね」

(古館) 「あとは、いろいろ、そのー、消費税のこととかね、出てきました」

(一色) 「ええ。内容的には、まあ私は、麻生さんが欲求不満がかなり残ったんじゃないかなと思いますけれどもね。つまりあの、民主党の弱点というのは、財源の問題と、それから安全保障の問題ですよね。あの、麻生さんもそこを攻めたいと考えていたと思うんですけれども、財源の問題については、まああの、鳩山さんが、あの、10兆円ですね。無駄遣いをなくして10兆円を捻出しましょうと。捻出できるんですと言って、まあ麻生さん、どっちかっていうと聞きっぱなしみたいな感じになりましたですね。それから安全保障の論議については、まあ時切れで、ほんとに最後にもう駆け込みみたいな話で終わりましたですね。まあこれは本当に、入念な準備をしていれば、もう少し攻められたと思うんですよね。攻めることができたと思うんですけど、まあ入念な準備ができてなかったのかどうか、麻生さん、悔やまれるところもあるんじゃないでしょうかね」

(古館) ①「その攻めなんですけれどもね、やっぱり格闘技と同じだと僕は思うんですね、僕個人としては。やっぱり相手の攻めを受け止めて、その上で、こっから攻撃に転ずるっていうね、やっぱりそこを見たいってところが私個人としてはあって、ちょっとそういう意味で私はその、ちょっと似てるところもあるかもしれませんけど、不満が残ったのは、さっきおっしゃった理想と現実のところなんですけれどもね、やっぱり麻生さんは問われた時に、総理として、“命が大切に決まってますよ、鳩山さん”とね。“私たち、国民の命を守るためだからこそ、現実論としての財源を綿密に確保しなきゃ、国民の命、救えなくなるんですよ”っていうふうな受け止めてから、大事だと受け止めてから転ずるとかね。それから鳩山さんの方もやはり、それは、理想論が、ただ理想論じゃダメで、やっぱりその、財源を綿密に確保するという現実論に裏打ちされない限り、理想は達成できないんで、そのためにも命は一番大切なんで、まず無駄を省くところをウチは優先しますっていうね、相手を受け止めてから反論するっていうかね、そのあたりを見たかったなって気がするんですよ」
(問題コメント①)急に格闘技の話を持ってきて、「攻めを受け止めて、その上で攻撃に転ずる」と突然言い出した古館。どう聴いても完全に自分の世界に酔っているとしか思えないが、三沢の急死でプロレスの世界が恋しくなったのか。早くプロレス中継のアナウンサーに帰れ!
(一色) 「まあ、そういうふうな議論になると本当にかみ合いますよね、議論は」

(古館) 「うーん。まあ、これまたね、わずかな、選挙まであとどのくらいかわかりませんけれども、これ、まずちょっと尻切れトンボで終わってますよね、今日ね」

(一色) 「ええ」

足利事件で、栃木県警本部長が菅家利和さんに謝罪

(栃木県警石川本部長が菅家さんに謝罪する映像)

栃木県警本部長からの謝罪を受けた後の記者会見
(菅家さん) 「これまで私は、罪のない私に自白を迫った警察官や検察官を絶対に許さないと言ってきました。彼らから直接謝ってもらっていない現在、私の方から許すわけにいきませんが、私の前に来て“申し訳なかった”と言ってもらえれば許そうと思います」

(ナレーション) 当時、実際に捜査や裁判にあたった関係者は、菅家さんの発言をどう受け止めたのか。

テロップにて
(菅家さんを嘘の自白に追い込んだとされる当時の県警捜査一課の刑事) 「今日、本部長が会見してますよね。それ以外はノーコメントです」

(当時の足利署長) 「今のところ、謝罪に行くつもりはない。今後、裁判で無罪となれば、申し訳ないと思うだろう。謝ってくれれば許すという件については、当時の関係者と行くべきだということになれば行こうと思う」

(当時の県警刑事部長) 「県警本部からは取材には応じないように要請されている」

(当時の最高裁判事の1人) 「誠心誠意、良心に従ってやりました」

(ナレーション) 菅家さんに無罪を言い渡すことになる今後の裁判、東京高裁は23日に再審開始の可否を決めることを昨日、通知している。しかし、菅家さんはそのことを喜んではいない。

(菅家さん) 「裁判所は証拠調べを全くしないで、再審決定を下すと昨日、通知してきました」

(ナレーション) 今日午後、女の子の遺体が発見された現場を訪れ、手を合わせた菅家さん。なぜ自分が逮捕され、有罪とされたのか。そして再審の扉が長らく開かれなかった理由。このままではそれがきちんと検証されないと憤る。

昨日
(菅家さんの主任弁護人・砂糖博史弁護士) 「足利事件について、(東京高裁で)事実審理っていうのをしていただきたいというのは(弁護側)書面に書いてあることなんで、“その点についてはどうなんでしょうか”と言ったら、“その点についてはまだ判断してないんだ”っていうふうに言われてですね」

(ナレーション) 弁護団が求めているのは、単に無罪を言い渡すことではない。DNA鑑定を行った関係者の証人尋問などを実施し、菅家さんが有罪とされた根拠をきちんと検証してほしいというのだ。

昨日
(菅家さん) 「私は17年半、刑務所にいました。その17年半を、たった何ヶ月ですか、それで簡単に葬られては困るんですよ」

(ナレーション) 再審は宇都宮地裁で開かれる運びだ。裁判では検察が無罪を主張する公算で、証人尋問などを行うことなく、菅家さんに無罪が確定することになる。

(後略)

(古館) ①「いろんな考え方、あるでしょうけれど、一色さん、私はね、県警の本部長が“長い間、辛い思いをさせました”と言いましたよね。確かにそう。だけど、これ、ナンセンスかもしれないけど、私が菅家さんだったら、そうでもないのに失礼かもしれないけど、自分がそうだったら、これ、長い間じゃないんだと。もうどんなに住宅や就職先を市が斡旋してくれても、戻ってこない人生っていうのがあるんだというふうな気持ちだとするとね、でもその菅家さんが、担当の人たちにも、出向いてきて、謝ったら許すっていうふうに今日、語りましたよね。自分だったらそう言えないなと、正直、思ったんですよね」
(問題コメント①)心の狭い古館、もしそうなら早くプロレスに帰れ!
(一色) 「県警の本部長は、そういう人も代表して、自分が謝ったというおつもりなのかもしれないんですけど、この捜査に関わった、あるいは司法として関わった、そういう人たちの中でですね、やはり申し訳ないという気持ちを持ってる人、そういう人は、やはり菅家さんに直接謝った方がいいと思いますね」

(古館) 「そうですね」

(一色) 「ええ。それから無罪が確定してからというようなことも先ほどチラッとありましたけれども、もう実質、無罪は確定しているんですよ。だからもう、本当に早く謝った方がいいと思いますね。それからあの、しっかり検証してほしいというのも、これも全く本当にその通りだと思いますね。やはり、これを教訓としてやっぱり生かしていくっていう意味では、何で間違えたのかとういうことをしっかり検証してほしいと思いますね」

(古館) ②「そこですね。あのー、なーんかね、こう組織の中に隠れちゃうといいますかね、何でもかんでも実名を炙り出せとか、そういうふうには思いませんが、一般だったらどうなんだろうかと。権力を行使する人たちっていうのはどうしても隠れるところがある気がしてならないんですよね。で、これはやっぱり、人間として、ここまで菅家さんを追い込んだ責任をね、やっぱりはっきりさせるさせるためにも検証は必要だと思いますし、検証で言えば、私たちメディアも、全部とは言いませんが、私たちマスコミだって、やっぱり捜査当局の情報に従って、有罪報道をしてきたという責任があると思う。私たちもメディアを検証するということをね、これ、やらないと、私たちもどんどん進んでいくということができないんじゃないかなって、正直、思いますね。いろんなところに責任があると思います」
(問題コメント②)テレ朝がもし報道番組内で間違いがあったとき、トップが出てきて謝ることができるのか。金正雲の誤報ではなぜ早河社長が出てこない?自らが取材を受けたときに、きちんとコメントしないことを自らの身に振り返って真摯に反省できるのか?

東京都VS 国交省、直轄事業の地方負担金問題で猪瀬東京都副知事に聞く(約14分半)

(ナレーション・要約) 事前相談もほとんどなく、国から一方的に自治体に送られてくる国直轄事業地方負担金の請求書には、具体的な内訳や明細がないため、地方から批判が上がっていた。再三にわたる地方からの要求に、先月末、国交省は初めて、直轄負担金の内訳を示す明細書を公表した。そして今日、地方分権改革推進委員会は国交省の担当者を呼び、説明を求めた。
 国交省が東京都に明らかにした負担金の内訳リストには、東京都とは関係のない事業への流用など、不透明な実態が次々に明らかになった。東京都と直接関係のない備品の購入までなぜ負担しなければいけないのか。都は国交省に50に及ぶ疑問点を挙げ、その説明を迫った。東京都が挙げた疑問に対して、6ヶ所の(記載の)間違えを認め、謝罪した。


(東京都地方分権推進室・福島大起賛辞) 「結局、彼ら(国交省)は、何もこういうもの(詳細な内訳)を作ったことがないから、そういう訂正になってしまう」

(記者) 「疑問点は解消されたんですか?」

(福島参事) 「いや、まだまだですね。実際、わからないところはもっとわからなくなってしまったかもしれない」

(記者) 「説明内容は納得された?」

(福島参事) 「納得できない」

(ナレーション・要約) 東京都が国交省の説明に納得できない最大の理由は、国の事業や施設の維持・管理にまで負担を強いられている点だ。昨年度、東京都が負担した国の官舎などの営繕宿舎費は1億3000万円。

(福島参事) 「そもそも宿舎というのは、事業主、雇い主である国が用意するものであって、地方がそれを用意するっていうのはおかしいと」

(ナレーション) 今年度、地方が国に払う直轄負担金の総額は約1兆円。全国知事会は昨日、直轄負担金の2割を占める「維持管理費」の廃止を訴えた。さらに、全国一斉の支払い拒否もあり得ると警告を発している。

(全国知事会PT座長・二井関成山口県知事) 「我々は住民への説明責任を果たすことができる適正な負担範囲に見直しがなされないならば、(平成)21年度分の負担金については支払えないと考える」

(古館) 「これ、大変重要な動きであると思います。あの、今のこの取材模様見ていてね、ちょっと前に猪瀬さんが僕に話してくれたのをふっと思い浮かんだんですけど、民間だったら、決算っていうのは大変なんだと。決算でなくて予算となるとひどいもんだよと、前ね、おっしゃってましたけど」

(猪瀬直樹・東京都副知事) 「ええ、そうなんですね。だから民営化すると決算になるわけですけれども、予算ですからね。ただ予算でも、やっぱり決算は一応あるわけですから、その数字が非常にあいまいであると、今度、我々負担求めてられてるわけですからね。そういう負担を求められている時に、じゃあ東京都が3分の1出しますよと、負担をね。そういう時に、じゃあその3分の1出したものが、どう使われたのかわからないのであれば、今度は東京都は都民に説明できませんよね」

(古館) 「あの、猪瀬さんがいろいろ調べて出せって言って、その明細がないから始まったことをね、橋下さんが言ったりもしましたし、猪瀬さんもこうやってやって、出てきて、余計わかんなくなっちゃってるようなとんでもない話じゃないですか」

(猪瀬副知事) 「橋下さん、ぼったくりバーって言ったんだけど、結局、主人と奴隷みたいな関係になってることがおかしいわけで、つまり、国は出せよと言う時に、出したものについての明細は出さないけれども、国から地方へ補助金をよこした時には、1円でも全部出させるわけですよ。これはだから、主人と奴隷の関係じゃないかと思うんだけれども、こういう、いろいろ今、先ほどもVTRありましたけれども、いろんなものありましたよね。そういったものが、その、今まで全く明細がなくてわからなかった。で、わかるようにしろと言ったら、まず4月末に持ってきて、ダメだからって疑問を出したら、今度は5月末に持ってきて、5月末も、5月29日金曜日の夜11時半ですよ。5月末だから、あと土日になっちゃうから。夜中に持ってくるんだよね。まあ、そういうことで、その中身がですね、そしてまたおかしいぞと言ったら、昨日、説明に来たんですよ」

(古館) 「全国知事会の?」

(猪瀬副知事) 「いや、あのね、東京都に説明に来た。それから昨日の全国知事会のプロジェクトチームも昨日やって、もうとにかく、全都道府県がんばってですね、そして“こんなのは払えないよ”ということをきちっとやろうじゃないかと、こういうふうに今、やってるところなんですね」

(古館) 「で、具体的にですね、直轄事業のまあ3分の1は地方負担っていって、まあ言っちゃいますけども、まあ3分の1って言っちゃえば簡単なんだけど、複雑で、猪瀬さんはこういうふうに切り拓こうって、主張してることありますね。これ、ちょっとフィリップにたった1枚に簡略化してまとめました。説明してもらえますか?」

(猪瀬副知事) 「はい。まずですね、まあ3分の1負担するというルールがあることは事実なんですが、本当に建設に使うんだということであれば払いますよということなんですね。しかしながらこういうもの(退職手当、国家公務員共済組合負担金、公務災害補償費、営繕宿舎費)はですね、本当に建設に使うものではないでしょと。(中略) だから道路つくる。だからここの部分(整備・建設費)は払うよと言ってるけれども、これ(退職手当、国家公務員共済組合負担金、公務災害補償費、営繕宿舎費)がまぜこぜに入ってるから、明細を出して、この部分を除きましょうと。そういうの、はっきりさせようということを今回、まあ打ち出しているわけですね」

(古館) 「ということは、この維持管理費というね」

(猪瀬副知事) 「これもちょっと今、言います。これね、これはですね、もう払わないよと。整備(建設)費は3分の1負担してるんですね」

(古館) 「こっち(維持管理費)45%ぐらい」

(猪瀬副知事) 「ええ、45%。国が直轄管理している国道に何で地方が45%払う必要があるのかと。これは管理主体が払うべきであると。で、払わないよと。全国知事会でこういう方向にきてます。そこで、じゃあ本来はですね、これは国が管理するものではなくて、国道は地方に渡せばいいわけで、地方に渡せば、その分は我々が払いますよと。渡さないんなら、あんた方、払いなさいよというところをはっきりさせたいんですね」

(古館) ①「こういう主張を通していくということは、そうやって一歩一歩、突き進めていけばですね、今度はどの、要するにこういうことですかね。直轄負担金、ただノーなんて言ってると、また国の自由な、また権力拡大につながっちゃって、話にならないから、きちっと切り分けて、やることはやる、こっちはこう、こーっちは許せないっていうふうに、こうやるってことですよね」

(猪瀬副知事) 「具体的に言うことが大事ですね。ですから、国が全部日本中の道路をつくりますよと言うと、今度は霞ヶ関の権限が強くなって」

(古館) 「ええ」

(猪瀬副知事) 「そして族議員が跋扈するようになりますから、地方が一定額負担するということは当然あっていいわけですが、それは地方の主体性という意味ですね。でも、やっぱりそれは国の決めてるのに、ただ上納金を出すような出し方ではなくて、きちんとその、国の税源や財源も全部、地方に渡せば、本来はこんなものは出さなくていいわけですね。で、そういう方向に行くのが地方分権ということになります」

(古館) 「霞ヶ関改革と、地方分権が、こう一対になってると思うんですね」

(猪瀬副知事) 「ええ。あっ、その通り。だから、そこなんだよ」

(古館) ②「そうするとね、麻生さんだって、まあこれ(直轄事業負担金)につながっていく二重行政の問題とか、そういうことも、行政改革ってことも言ってるわけだし、えー、民主党・鳩山さんだってね、無駄を省くと、当然言ってるわけですから。今日の、たとえば党首討論などで、格好のテーマですね、この国の直轄事業の地方負担金は。出てこないですね」
(問題コメント①②)「霞ヶ関=悪」、「地方=善」という構図に乗った、勧善懲悪的プロレスのパターン。テレ朝よ、そろそろプロレス中継を元のゴールデンに戻して、古館を帰してやってくれ!
(猪瀬副知事) 「今日の、だから党首討論でやってもらいたかったのね。つまり麻生さんは国の出先機関を廃止するという方向へ行ってたわけですよね。それから国道を地方に渡すとか、そういうことを地方分権だって言ってるわけですから、それをテーマにしてほしかったということと、もう1つは、あの鳩山代表もですね、無駄使いはいかんと言うなら、こういう具体的なことを攻めていかないと、その、霞ヶ関をコントロールするといっても、そう簡単に霞ヶ関はコントロールできません。具体的にこれはダメだ、あれはダメだとやって、ここは不正じゃないか、ここは間違ってるじゃないかってやっていかないとですね、霞ヶ関は改革できません。それから先ほど、おっしゃる通りだと言ったのは、つまり霞ヶ関というのはそんな簡単にですね、解体もコントロールもできません。やるぞ、やるぞと言ってても、それは僕は信用できないと見てますから、それぞれね、今、麻生さんも鳩山さんも。実際に、この出先機関は地方に渡す、あるいはこの財源は地方に渡すということで、霞ヶ関が小さくなっていくことが霞ヶ関改革で、霞ヶ関は安全保障とか防衛、外交とか金融とかやっててもらえばいいんで、日常的に我々が生活に関係あるものは全部渡してもらう。つまり地方分権というのは霞ヶ関の解体。つまり、霞ヶ関の解体は地方分権で移していくことによってしかできないということなんですね」

(古館) 「なるほど。いきなり霞ヶ関の岩盤をぶっ壊すったって、ぶっ壊せるような代物じゃない。だから縮めていくためには、具体的に1つ1つ潰していかなきゃダメってことですね」

(猪瀬副知事) 「おしゃる通りですね」

(古館) 「どうぞうよろしくお願いします。ありがとうございました」





平成21(2009)年6月17日(水)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 党首討論のニュースではナレーション、構成ともにどちらに組みすることなく、淡々と報じる。村尾キャスターのコメントは、古館キャスターのようにプロレスの「勧善懲悪」の見方ではなく、政策の違いを浮き立たせるもの。さて、ニュースの料理人としてはどちらが優秀でしょうか?
党首討論(約9分50秒)

(ナレーション) 午後3時前、会場に先に現れたのは鳩山代表。余裕の表れか、笑顔も見える。遅れて登場した麻生総理。表情は硬い。まずは鳩山代表。まずはあの問題から踏み込んだ。

(日本郵政社長人事についてのやりとり)

(ナレーション) 西川社長の交代を打ち出した鳩山代表に対し、麻生総理はあくまで慎重な姿勢を示した。そして話は社会保障の問題に。

(社会保障と財源についてのやりとりの中で、)

(ナレーション) 3年後の景気回復を条件に、消費税の引き上げを挙げた麻生総理に対し、鳩山代表は4年間は消費税を上げないと明言した。さらに補正予算に117億円が組まれたある施設の話題に。日本のアニメ文化を世界に発信する“アニメの殿堂”。

(“アニメの殿堂”についてのやりとり)

(ナレーション) この後、2人は母子家庭の支援について議論。ところが、

(麻生総理) 「あと1分だということなので、これで終わらせていただきますが、話が途中になっているところもありますし、我々としては間違いなく安全保障の問題。何となく、隣の朝鮮半島など、いろいろお話を伺っていますと、どう考えても第7艦隊さえいれば大丈夫だと」

(鳩山代表) 「突然に安全保障の話をされて、聞いておられる国民の皆さんも唖然とされたんではないかと」

(ナレーション) 安全保障の問題で民主党を揺さぶる狙いだったのか。討論を終えて、自民党の幹部は麻生総理をかばってみせた。

記者会見
(細田幹事長) 「なんか、郵政に始まって、医療に始まって、政府の責任じゃないかと言われてね、それに答えなきゃならない総理もまあ気の毒な気がしましたね」

(ナレーション) 党首討論でも守りの姿勢が目立った麻生総理。自民党内では「このまま麻生総理で衆院選挙を戦えるのか」との声が挙がっている。昨夜はついに側近議員からも、来月の東京都議選について、「負ければダメでしょ」と進退問題に発展するとの考えが示された。

午後7時半、官邸
(麻生総理) 「地方選挙と総選挙は(進退問題とは)全然別です」

(ナレーション) 厳しい立場に追い込まれつつある麻生総理。一方、党首討論で麻生総理から混乱を招いたと言われたこの人は

午後4時ごろ、記者に囲まれ
(鳩山邦夫前総務大臣) 「総理の発言? 完全に誤っていると思いますよ。ここまで言われたら、私に黙っていろと言っても、それは無理ですよ」

(ナレーション) 怒りが収まらない様子。夜には親しい議員を招きパーティーを開いた。会の名前は「有機野菜を食べる会」。鳩山氏とともに政務官を辞めた議員ら、およそ20人が集合。麻生総理と決別した直後の会合。政界再編を睨んだ動きとの憶測もあがる。鳩山前総務大臣の辞任から5日。麻生総理を取り巻く環境は一気に厳しさを増している。

(村尾) ①「私は今日の党首討論、なかなかよかったと思いましたね。あの、鳩山がですね、医師不足の問題や自殺の問題を取り上げて、社会保障はどうするんだと迫ったら、麻生さんは、いや、これは財源問題を抜きにして、社会保障は語れないんだというふうに切り返した。そして社会保障の財源問題について、両者の言い分がですね、明らかになってきましたよね。ここで整理しておきますと、まずこの社会保障の財源について、麻生さんは3年後、景気が回復したら消費税の増税を考えると言った。一方、鳩山さんは、いやいや、4年間は消費税の増税はしませんよと。支出の面で、無駄遣いをやめて、今、国の総支出は210兆円あるんですが、その10兆円を、無駄遣いをやめて浮かすんだと言ったわけですね」

(小林麻央) 「麻生総理は収入を上げる。そして鳩山代表は支出を削るということですね」

(村尾)② 「そういうことなんですね。これに対して麻生さんは10兆円なんてこんな巨額な額をなかなか削れないんだと。現実的ではないですよと言った。そうすると鳩山さんはですね、いやいやそれは、今までのしがらみに捉われた役人の発想に立つから削れないんだと切り返してるわけですよね。私はだんだん議論の論点が明らかになってきて、両者の言い分もわかってきた。このリズムでですね、これから国家の安全保障をどうするのか、国や地方の借金をどう返していくのか、地方の活性化を図るにはどうしたらいいんだ、こうした課題についてですね、政策の選択肢、これを私たち有権者に示してほしいですね」

(論点のハッキリしたコメント①②)報道ステーションの勧善懲悪的プロレスパターンではなく、きちんと政策の違いと論点を浮き立たせる村尾キャスターのコメント。政策の違いを出せ、という報道機関に徹している。

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報ステ、郵便不正事件で倉沢容疑者が元石井一の秘書だと知っていても報道しない。今日も反政府運動展開中。

平成21(2009)年6月15日(月)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 2番目のニュースで扱った鳩山総務相辞任をめぐる麻生政権の混乱に、やりたい放題のテレビ朝日。彼らの存在はいよいよ「政治組織」と化してきた。彼らの狙いは、このブログを見ている人には周知の通り、むろん「民主党政権の樹立」。政権の混乱を自らも論陣に加わってあおり、弱体化に追い込む。彼らはもはや立派な反政府勢力。まるで「革命前夜」のような雰囲気と勢いで、政権を攻めてきているようだ。
厚労省局長逮捕(約11分20秒)

(ナレーション) 今日、19日ぶりに大阪地検特捜部が家宅捜索に入った厚生労働省。現役局長が逮捕されるという事態は厚生労働省始まって以来のことだ。新たに逮捕されたのは厚生労働省雇用均等児童家庭局長・村木厚子容疑者。2日に行われた国会答弁では、一貫して事件への関与について口をつぐんでいた。

2日、参院厚生労働委員会
(民主党・蓮舫議員) 「児童家庭局長にお伺いいたします。当時の企画課長として決裁されましたか?」

(村木局長) 「お答え申し上げます。お尋ねの件でございますが、雇用均等児童家庭局長である政府参考人としては、所管ではございませんので、お答えをする立場にございません」

(ナレーション) ①逮捕容疑は虚偽有印公文書作成・同行使。部下だった上村容疑者と共謀し、障害者団体の実体がない「凛の会」を正規の障害者団体と認める偽造証明書を作成したというのだ。報道ステーションは逮捕前の先月末、村木容疑者に話を聞いていた。

先月27日、電話にて
(富川アナ) 「村木さんの電話でよろしいでしょうか?」

(村木局長) 「はい、そうですが。その取材の件は、窓口を一元化しているので、そちらの方にまず取材をしてください。私の方では個人的にお答えしないことになってますので、よろしくお願いします」

(ナレーション) ②村木容疑者はこの電話取材の後、人事課を通じて、「“凛の会”のことは全く知らない」と回答を寄せた。逮捕後も、大阪地検の取り調べに同様の供述をしているという。郵便割引制度を悪用したとされる事件。制度を使えば、通常120円の郵便用金が8円ほどに割引される。その差額は障害者福祉のため、広く一般の利用者が負担している形だが、“凛の会”は大阪地検特捜部が立件しただけで、20億円近い郵送料を免れたとされる。“凛の会”が郵便割引制度を悪用するためには、郵便局側に公式な障害者団体だと認めさせる必要があった。そのためのお墨付きとなったのが厚労省の出した証明書だった。

先月25日夜
(厚労省・障害保健福祉部・上村勉係長) 「何なんですか?」

(記者) 「事実関係は?」

(上村) 「知らないです」

(記者) 「全く知らない?」

(上村) 「はい」

(ナレーション) ③先月、村木容疑者のかつての部下にあたる上村容疑者が逮捕、「村木容疑者に証明書の発行をせかされ、直接渡した」と供述している。さらに先に逮捕されている“凛の会”の元会長・倉沢邦夫容疑者も、村木容疑者の関与を供述する。

テロップにて
(倉沢邦夫・“凛の会”元会長) 「証明書は村木容疑者から直接受け取った」

(ナレーション) そもそも証明書は課長がじきじきに手渡しするようなものなのだろうか。都内にある障害者関係団体。今年3月に厚生労働省から証明書が発行された。しかし、課長が直接申請者に証明書を渡すことは異例だという。

(障害者関係団体の常務理事) 「係長というより、係の人ですかね、まあそういう人に(申請書を)提出して、そして最後はその人から(証明書が)またこちらに郵送される。課長がですね、いわゆる係員なり係長を飛び越えて、証明書を渡すと、そういう形はまあ経験としてはないですね」

(ナレーション) ④そこにちらつくのは政治家の影。当時、村木容疑者の直属の上司にあたる担当部長の供述。
(あおり前振りナレーション①②③④)
 逮捕された村木容疑者―凛の会―政治家という関連図に持っていく前振りのためのナレーション。彼らは当然、その名前を知っているが、絶対に明かさない。
テロップにて
(上司だった元部長)① 「証明書の発行を国会議員に頼まれた。村木容疑者に倉沢容疑者を引き合わせた」

(ナレーション) 村木容疑者が課長を務め、偽造証明書を発行したとされる時期、厚生労働省保健福祉部はある重要法案を通すために、多忙を極めていた。その法律とは「障害者自立支援法」。当時の局内状況をよく知る障害者団体の関係者は

(日本障害者協議会・藤井克徳常務理事) 「こうした新しい大きな変革だけにね、当然まあ、国会の理解が要るんだと。協力なしにはね、こうしたものは実現しないんだ。国会議員の有力な方々と、やっぱりつながりをつくりたいと」

(ナレーション) 障害者福祉予算の増額を抑える狙いとして、2006年から施行されている障害者自立支援法。サービス料の1割の自己負担を求めるなど、障害者団体からの強い反対の声も挙がっていた。当時、村木容疑者の上司だった元部長の供述

テロップにて
(上司だった元部長)② 「野党対策の意識があった。障害者自立支援法の成立を視野に、証明書発行を承諾した」

(ナレーション) 関係者によると、国会議員からの依頼に対処しなければならないという空気が、当時の企画課全体に流れていたという。しかし、依頼をしたという国会議員本人は厚生労働行政とはなじみが薄く、今回の件への関与を一切否定している。逮捕を受けて厚生労働省の幹部は

テロップにて
(厚労省幹部)③ 「なんで決裁権を持っている人が偽造するのかわからない。釈然としない。偽造するぐらいだったらちゃんと認定するはずだ」
(問題匿名コメント①②③)
 ①で政治家の関与を証言させ、②で「野党」という言葉を使う。そして③で、なぜ証明書を偽造したのかという点を匿名で明るみする。おい、そろそろその政治家の名前を明らかにしたらどうだ。民主党の石井一代議士ということを!
(ナレーション) 村木厚子容疑者は1978年に地元、高知大学を卒業し、旧労働省へ入省。長年にわたり、女性(の雇用問題)や障害者政策に携わってきた。将来の次官候補とも目されていたという。

午前10時、記者会見
(舛添厚労大臣) 「大変有能な局長でありますし、働く女性にとって大きな希望の星でしたので」

(ナレーション) 村木容疑者が将来の次官候補とまで目されるようになったのは、障害者自立支援法を取りまとめたことが功績となった。(村木容疑者は、証明書の偽造が行われた当時、障害者自立支援法の成立に向けて、全国を回っていた。広島県福山市でも約300人の聴衆を前に1時間以上にわたり、熱心に講演していたとして、当時の講演の録音テープを流す)

2005年6月、福山市で行われた講演
(村木) 「皆さん、こんにちは。厚生労働省の村木でございます。今度の自立支援法なんですが、制度改革をしますから、どうしても必要なお金なんです」

(ナレーション) 当時、村木容疑者を講演に招いた障害者団体は、彼女の熱心な仕事ぶりを鮮明に覚えているという。

(就労支援事業所「ウイズ」・村田直司施設長) 「彼女は純粋な気持ちで障害のある方に対しての施策をやっていた本人ですから」

(山口アナ) 「まじめな方なんですかね?」

(村田施設長) 「僕の知ってる国の官僚タイプじゃない、何か芯が通っているものを持っておられるような気はしてましたね」

(ナレーション) 村木容疑者は大阪地検の調べに対し、「“凛の会”を知らないし、倉沢容疑者のことも、証明書偽造のことも全く知らない」と、これまで同様、不正への関与を否定している。

(古館)① 「この自立支援法案を何としても通そうと思っている時だとすれば、もし政治家からいろいろと圧力なり何なり声がかかってきた時には、まあ、ちゃっちゃっとやっちゃおうかみたいなことがあったのかなと思うんですけども、もしそうだとすると、どこまで伸びるかだと思うんですけどね、これ」
(問題コメント①)どこまで伸びるかはわかっていて言っているんだろう。まず、民主党に伸びるということを!そしてさらに自民党に伸びてくるのを期待して言っている古館キャスター。
(一色) 「それだったらまあ、目的のために本当にね、手段を選ばずということで、ちょっと善悪が見えなくなったのかなと思いますけれども、まあとりあえず、一応大詰めにきているのはもう間違いないと思うんですけどね。全体の全容がだいたい見えてきたのかなっていう感じはしますけどね」

(古館) ②「ああ、そうですか。まあだけど、本当にこの自立支援法というのは評判が悪くて、障害者の方に均等にサービス料1割自己負担!と。これが評判が悪い、よくないっていうんで、今、この改正法案っていうのがね、政府案として出てますけど、国会、それ動いてませんよね。そういう中でどうしてもお金が必要なんですと、講演で局長の人が言ってましたけれども、容疑者は。だけど、もし本当に必要だというのを認めたら、じゃあ一方では悪事働くためにこれだけカネがね、とんでもない形で、カネ浮かして動いてたわけですよね。本当に嫌になっちゃいますよね、それ考えると。
(問題コメント②)障害者自立支援法自体は、必要な法律だったことは論を待たない。評判が悪いのは、野党側だけで、「カネを浮かして、悪事を働くために動いていた」というとんでもない方向に誘導していく古館罪悪コメント。嫌になるのはお前の頭の中身だ。
鳩山前総務大臣辞任の余波と、千葉市長選自民惨敗、内閣支持率低下で自民党は?(約11分20秒)

午後1時すぎ、総務省
記者会見場に入ってきながら「ザ・ラスト会見ですからね」、「どうもお世話になりました。ありがとうございました」(と、マイクの前で深々と頭を下げる鳩山前総務大臣の映像)

(ナレーション) 大臣辞任から3日。鳩山氏は笑顔でお別れ会見に臨んだ。

(鳩山前総務大臣) 「私はかんぽの宿というのは氷山の一角ではないだろうかと、こういう感覚を持っておりますから、当然、国民の共有の財産を守るためには、命がけでこれからも戦ってまいります」

(ナレーション) 今後も日本郵政の疑惑追及に意欲を燃やす鳩山氏。そして、社長人事に関する麻生総理の変節を暴露した。

(鳩山前総務大臣) 「総理からお手紙を頂戴しまして、要するに“西川(社長)後継の人事でお悩みではないかと思います。後継にふさわしい人が何人かいますから、リストを同封します”と」

(ナレーション) 鳩山氏によると、春頃、麻生総理から西川社長の後継候補として、何人かの具体的な名前が記された手紙をもらったという。

(鳩山前総務大臣) 「総理もその時点ではそういうお気持ちだったことは間違いない。社長交代はもう既定の路線とお考えであると、私が安心しきっておったのがバカだったかもしれません」

(ナレーション)① しかしその後、麻生総理は西川氏続投を求める小泉元総理や民営化推進の強烈な巻き返しにあう。西川氏が交代となれば、党内分裂となりかねない事態だった。総理に近い安倍元総理や菅選対副委員長も先週になって、麻生総理に「西川氏をクビにしても筋は通らない」と強く助言、結局、麻生総理は西川氏続投へと舵を切る。盟友である鳩山氏を更迭した。

(鳩山前総務大臣) 「(麻生総理は)進言してくる方の意見を聞きすぎる」

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「(鳩山前総務大臣は)今年の春頃、麻生総理から手紙をもらったことを明らかにしました。リストをもらったことを述べてられています。このことに対する事実関係を教えてください」

(麻生総理) (笑って、その後、首を横に振って) 「コメントありません」

(記者) 「今年の春の時点で、総理が西川社長の交代を考えていたということなんでしょうか?」

(麻生総理) (笑って) 「今、今お答えした通りです。コメントはありません」

(ナレーション) ②鳩山氏の後任となった佐藤総務大臣もまた発言がブレた。
(問題ナレーション①②)鳩山氏の辞任会見のコメントを持ち出し、ナレーションで朝日新聞、テレビ朝日自らも荷担した郵政民営化賛成派の利権が温存されるように持っていく。そして②で麻生政権が「またブレた」と政権を混乱させる「工作活動」に結びつける。本当に二度も三度もおいしくてたまらない報道ステーション。
テロップにて
(13日の佐藤総務大臣の発言) 「株主の国が社長を代えるのは民営化の趣旨に若干反する」

(ナレーション) 就任早々、西川氏続投を表明したが、今日は一転、明言を避けた。

午前10時半すぎ、記者会見
(佐藤勉総務大臣) 「あの時点でですね、全てを理解してたかというと、あの、理解していなかったところもあるので、若干、あの、踏み込みすぎたかなという思いがあります。財務大臣、官房長官によくご相談をして、その辺のところは決断をしていかなければいけない」

(ナレーション) そして大臣就任後、初めて西川氏と面会。

午前11時半、西川社長が面会に訪れた際の映像
(記者) 「大臣、社長と握手してもらえませんか?」

(佐藤大臣) 「いや、いや、いや、いや、それは(苦笑)」

(ナレーション) その佐藤大臣は官邸で麻生総理と会談。

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「佐藤総務大臣と面会されまして、日本郵政の社長人事については何かお話されましたでしょうか?」

(麻生総理) 「瀧野(事務)次官と一緒に来て、たしか地方分権の段取りの話をしたと思いますが」

(ナレーション) 麻生総理がいったん決めた西川氏続投は揺らいでいるのか。

テロップにて
(自民党関係者) 西川社長更迭の選択肢はまだ残されているようだ」

12日
(自民党・加藤紘一) 「最終的にまた西川さんも辞めざるを得なくなっていくんじゃないでしょうか。そうすると全部、総理にかぶってくるんじゃないでしょうかねえ。ここで続投を認めたって決断が」

(ナレーション) ③鳩山氏更迭に続き、麻生政権に追い討ちをかけたのは、昨日、投開票が行われた千葉市長選。収賄で逮捕・起訴された前市長の辞職に伴い、行われた今回の市長選。民主党が推薦した31歳の熊谷俊人氏が全国最年少で、自民・公明が推す候補に大差で勝利した。名古屋、さいたまに続き、これで政令指定都市の選挙は民主党が3連勝となった。

今日午前、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「国政に対する大きな政権交代への期待感でもあると、そのように私たちは感じています」

(ナレーション) 自公対民主の図式となり、衆院選の前哨戦とも位置づけられた今回の市長選。民主は政権交代の旗印を掲げ、党幹部を積極的に投入した。一方、衆院選への影響を避けたい自民は

今日午前、記者に囲まれ
(菅義偉選対副委員長) 「当初から非常に難しい、特殊な事情の選挙でしたから、ある程度はこれは織り込んでおりましたので、次の静岡の知事選挙、都議会議員の選挙、ここはやはり極めて大事な選挙だと思って、全力で戦って勝利をしたいと」

(ナレーション) ④一部のメディアが週末に行った世論調査では、内閣支持率が2割以下に急落(共同通信17.5%…前回比マイナス8.7ポイント、毎日新聞19%…前回比マイナス5ポイント)。都議選を控えた自民党内に衝撃が走った。
(問題ナレーション④⑤)
自民党が負けそうで、うれしくてうれしくて仕方がない報道ステーション。もはやこれは報道機関ではなく、政治工作機関だ。
午後7時半、都議選候補予定者の会合での挨拶で
(自民党東京都連総務会長・平沢勝栄) 「国政がもうこんな状態でごめんなさい。私たちは謙虚に反省しないと、私は今回の都議会議員選挙っていうのは乗り切れないんじゃないかと思います」

午後6時すぎ、議員会館で
(民主党東京都連副会長・長妻昭) 「今回、東京(都議会議員選挙)で勝てれば、これは完全に前回の(衆院選の)払拭ができたと。一気に弾みがつくと思います」

(ナレーション) いち早く、議員たちに総裁選前倒しを呼びかけた山本(拓)議員は今日、一般党員らの署名を集めるホームページを開設した。

今日午後、議員会館で
(記者) 「現時点で国会議員の先生の賛同っていうのは?」

(山本拓) (手で口をチャックする手振りをして) 「ピー」

(記者) 「2ケタはいってる?」

(山本拓) 「ああ、数字はいってますよ。うん、数字はいってます」

テロップにて
(自民党若手) 「政権浮揚を狙って内閣改造という声があるけど、内閣を代える前に総理大臣を代えるべきだ」

(総理に近い閣僚経験者) 「麻生政権が生き残る道は、都議選前に解散するしかないと思っている。このままやると、都議選に負けて“自民惨敗”と書かれる。そうなったらどうしようもない」

(古館)① 「まあ、諸説飛び交ってますけれども、何1つですね、信用できないというか、まあ、でも一色さん、どうですかね、ちょっと。西川さんの件でもね、鳩山さんを含めて喧嘩両成敗っていうのも正直、変だなって思ったんですけれども、鳩山さんをまあ、事実上の更迭という形にして、ちょっと経って、今後また西川さんにね、辞めてもらうってことになると、“これ、何やってるの?”っていうことになりませんか? それに受ける人もいないんじゃないですか?」
問題コメント①)絶対に西川氏の辞任には反対のテレビ朝日。それを操り人形のように語る古館と一色。
(一色)② 「ええ、まあここまできますとね、もうあとは総選挙が目の前ですよね。政権交代の可能性も出てきてる中で、民間の方でですね、手を挙げる人、私、なんか今の時期はもう、特にいると思えないですね」

(古館) 「タイミング的にね」

(一色) 「ええ。先ほど加藤紘一さんもおっしゃってましたけど、やはりまた2段階のダメージを麻生さんが受けるんじゃないでしょうかね。もしも西川さんをまた更迭しようと動くとですね。なかなか、どっちにしても、何か変なところに入っちゃいましたね」

(古館)③ 「今日、鳩山さんがですね、発言したことに関して、記者に問われて、麻生総理ね、“コメントはありません”っていう、そのコメントありませんに、こちらはコメントありであって、やっぱりこの国、何か、誰かが辞めろとか、誰かやってもらおうというのは誰が決めているんだと言いたくなるんですけどね。まあ、そういう中で優柔不断と言われる麻生総理なんですが、まあ支持率的にも非常に厳しいのが出てますよね」

(一色) ④「あの、朝日新聞も土日で世論調査やったんですけれども、明日の朝刊に掲載されると思うんですが、朝日新聞の調査では支持率が19%。先ほどの毎日新聞と同じですね。前回から8ポイント下がって19%ということで、だいたい20%が危険水域だと言われますから、20%をきってきて、しかも任期満了まであともう3ヶ月をきってるわけですよね。それで国会は今週、臓器移植法案、それから海賊対処法案、それから国民年金法の改正法案、こういうものをだいたい採決していく予定になっておりますんで、そうなりますともう来週からは一応、重要法案が終わったということでですね、何が起こってもおかしくないという状況に入ってくるんだと思うんですね」

(古館)⑤ 「もう内閣改造とかそういうレベルじゃないのかなという気もしますしね」
(問題コメント②③④⑤)「もうどっちに転んでもいい」という言いたい報道のコメント。④で麻生政権に対して、暗に「早く解散して総選挙をやれ」といい、⑤で同じく「何をやっても同じ」と視聴者をリードしていく恐るべき政治的発言。これはもはや政治誘導番組ではないか!
(一色) 「そうですね。今の世論調査の結果を見ますと、政権交代の可能性がそれなりに高まってきているということなんで、自民党としてはとにかく動かないと、やっぱり局面は打開できないっていうふうな気持ちになるでしょうからね。だから何か動きが出てくるっていうふうに考えるのが普通なんでしょうかね」

(古館)① 「共に敵失を狙うというのはいつものことかもしれませんけど、まあ一方の民主党は大久保秘書の公判も始まるっていうことで、予断を許さない」
(調子乗り過ぎコメント①)つい調子に乗りすぎて、「民主党は勝って兜の緒を締めよ」といわんばかりにウソの事実を喋ってしまうバカな古館
(一色) 「大久保秘書の公判はもう少し先で、西松建設本体の方の初公判が」


(古館) 「西松建設から始まるんですね。だからやっぱり、何でしょうね。“支持政党なし”っていうのがこの国の第一党のような気がするんですよ、現段階で。さあどっちに行くかというところなんだけども、まあー、イライラすることが多いですね、ちょっとね。今日のニュースなどは」
(イライラするのは、お前の調子のいいコメントだ!)
新型インフルエンザ関連
 
(ナレーション・要約) インフルエンザウイルスに変異が起きていることを東大医科学研究所感染症国際研究センターの河岡義裕教授らのグループが突き止めた。河岡教授らはウイルスの変異についてイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に報告している。

(河岡教授) 「今回、いろんなところで分離された新型インフルエンザのウイルスを調べると、人から人へうつりやすくなるような可能性がある変異の入ったウイルスが見つかった」

(ナレーション・要約) 変異によってウイルスは今よりもヒトの細胞にくっつきやすくなる性質を獲得した可能性があるという。新型インフルエンザウイルスに見つかった変異は、ウイルスの表面にあるHAと呼ばれるたんぱく質で、ウイルスがヒトの細胞に入り込む時、表面にくっつく役割を果たしている。変異が広がると、ウイルスは現在よりも人に感染しやすくなる可能性があるという。

(河岡教授) 「だからといって、必ずしもすぐ、そういう人から人へうつりやすいものが出てきて、どんどんどんどん広がっていくというわけではないんです」

(ナレーション) 感染が広がりやすくなると、重症化する人が増える可能性も出てくる。

(WHO緊急委員・田代眞人氏) 「流行規模が大きくなった第2波が起こる可能性がありますので、その時に対する医療サービスの十分な確保、これに尽きると思います」

(ナレーション) 一方、南北アメリカ大陸以外で初となる新型インフルエンザの死者がイギリスで確認された。スコットランドの病院で手当を受けていた患者だという。当局は性別や年齢、健康状態に問題があったかなどを明らかにしていない。

(古館) 「このイギリスの場合は、はたしてこの亡くなられた方が基礎疾患があったどうかということも、今後、明らかになると思いますが、とにかく今回、この日本においてですね、あのH5N1といわれます鳥インフルエンザ、強毒性、まあこれに対するパンデミック、大流行の1つのマニュアルで対処したという問題点ということがあらわになりましたから、これはですね、いろんな可能性というものが、季節性も、それからこの新型も、さらには鳥インフルエンザに関しても、いろんな可能性があるわけですから、いろんな場合の対策のバリエーションを豊富に、1日も早く国は出して、“この場合はこうだ”ということ、そして自治体とどう連携するかっていうことも早くやらないといけない時期にあるのかなということを強く思います」

●アメリカの「地デジ」完全移行に伴う国や国民の対応

6月12日、「地デジ」に完全移行したアメリカの地デジ移行への国の取り組み(低所得者向けにチューナー購入の補助をする)、国民の準備などをリポート。最後の部分で、日本政府の「地デジ」への対応の現状を報告。地デジ対応型テレビはサイズによってはエコポイントの対象になっており、価格の一定金額分は還元される。また生活保護受給者などNHK受信料免除世帯には、簡易チューナーを無償で提供することにしている(最大260万世帯を想定)。

(古館)① 「まあ今、出てきたこれもありますが、もう1つ、総務省の方針の1つ、1例を挙げますと、今あるアナログ対応の受像機、そのテレビ受像機でそのまま見られるようにするために、たとえばですね、とにかく5000円以下のチューナーを開発して、市場にいち早く出回るようにするんだという、その方針を目指しているところがあります。ここは非常に重要なポイントの1つだと思います」
(問題コメント①)自らのテレビ業界への予算については、何もいわず、ただひたすら「もっとテレビに予算を遣うべき」という古館の強欲コメント。
●イラン大統領選で開票に不正があったとして、改革派のデモ隊が警官隊と衝突

(ナレーション) 群集が大通りを埋め尽くす。選挙結果への抗議デモだ。そこへ警棒を手にした男たちがバイクで乗り込んできた。警官隊がデモの鎮圧を開始したのだ。12日に投開票が行われたイラン大統領選挙。結果は得票率およそ63%という予想外の圧勝で、強硬保守派のアフマディネジャド大統領が再選されることとなった。

14日、支持者を前に
(アフマディネジャド大統領) 「国民の意思が全てを決める。指導者を選ぶのは国民の力だ」

(ナレーション) しかし、開票作業に大規模な不正があったと反発する改革派の市民が街頭に集まり、抗議活動を繰り広げた。というのも、投票率が85%を超え、現状に不満を持つ多くの若者が投票したにもかかわらず、改革派・ムサビ元首相の得票が伸びなかったことに疑念が出ているためだ。

(改革派のデモ) 「ムサビ、ムサビ、我々の票を取り戻せ」

(ナレーション) 実力行使に出た治安部隊との衝突により、デモ隊には多数の負傷者が出ている。また地元メディアによると、既に逮捕者は170人を超えたという。敗れたムサビ元首相は護憲評議会に選挙結果の取り消しを求めており、混乱は長期化する見込みだ。今日もテヘラン市内で行われた抗議デモ。その規模は数万人にまで達している。

(古館) このイランの話は世界のどこにでも影響を及ぼすという大変なことですよね?」

(一色) 「うん、そうなんですね。選挙とか、その後の暴動の取材をしている外国人のジャーナリスト、たくさんいますから、今の映像もそうやって来るんでしょうけれども、あの、そういう外国人のジャーナリストが逮捕されたりですね、国外へ追放されたりとか、あるいは取材を妨害されたり、暴行されたりとか、かなり起こってるようなんですね。ここがまあ、報道の自由というところが、非常に著しい制約を受けているということで、このイランとしてもまあ大きな問題だと思うんですね」

(古館) 「うーん、そうですね」

(一色) 「まああの、オバマ大統領、今、対話外交ということでやってますけど、まあイランにしてもですね、まああと北朝鮮なんかもそうなんですけど、なかなかこの対話の流れには乗らないってい
うことになってますんで、オバマ外交かなり試練の時ですね。まずはしれんですね」

(古館) 「そうですねえ。保守強硬派のアフマディネジャド大統領そのままということになりますとね、そうですし、またこれ、イスラエル、パレスチナの問題ともつながってきますよねえ」

(一色) 「そうですね」

(古館) 「うーーん、アメリカのその対話路線がどうなるかもそうですし、それこそ今おっしゃったように、このイランにしても、北朝鮮にしても違いはあれど、核保有化。こっちの核保有の道にずんずん突き進んでいっているというね、この現状があって、NPT体制、核不拡散っていうことも、結果、核を持ってる国が持ってない国に対して言ってるんじゃないかっていうその反発の前に、非常に停滞気味に感じてしまいますよねえ」

(一色) 「何かこう、定期的な対話がまた生まれるんじゃないかという期待も一方では持ってはいるんですけれども、まだ今のところは緊張が高まる方向で一直線な感じですね」

(古館) 「うん。もうちょっといった時に劇的な対話があるかどうかっていうところですかねえ」

(一色) 「そうですね」

北朝鮮が3回目の核実験を行う可能性がある地下施設11ヶ所を、米韓の情報機関が集中的に監視していると韓国の中央日報が報じる。

 11ヶ所は先月25日に2回目の核実験が行われた豊渓里をはじめ、いずれも北朝鮮北部に位置し、岩盤が固い地域にある。米韓当局は特に、寧辺近郊の金昌里の地下施設に注目している。金昌里の施設は1998年の米朝協議でアメリカが地下核施設の建設疑惑を指摘したことがある。





平成21(2009)年6月15日(月)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
障害者郵便割引制度悪用事件、鳩山総務相の辞任のニュースと、扱うニュースは報道ステーションと同じだが、あくまで事実を淡々と触れ、「追い込まれている麻生内閣」という解説だけを付けるZERO。これは、「政治工作番組」ではなく、報道番組である。
障害者団体への郵便割引制度悪用事件で厚労省局長逮捕(約6分)

(ナレーション) 今朝、厚生労働省の中に入る20人の係官。向かったのは建物の13階。捜索の様子を隠すため、ドアに目隠しのポスターが貼られた。このドアの先にあるのは厚労省の雇用均等・児童家庭局長・村木厚子容疑者の部屋。障害者団体への郵便割引制度悪用事件で逮捕された。(「局長逮捕についてどう思うか」とマイクを向けるも、無言で歩き去る厚労省職員の映像) 村木楊容疑者は1978年、旧労働省に入省。女性の労働環境整備にあたる旧婦人局などを経て、2003年8月から2年あまり、障害保健福祉部企画課長を務めた。その後、厚労省では4人目の女性局長に就任した。女性キャリア官僚のエースだ。4月に行われたシンポジウムでは

4月25日、「脱!子どもの貧困サバイバルシンポジウム」
(村木局長) 「日本は子どもにかけるお金が少ない状況だろうと思います」

(ナレーション) 子どもの貧困について熱弁をふるっていた。

午前10時ごろ、記者会見
(舛添厚労大臣) 「同じように働く女性にとって大きな希望の星でしたので、誠に遺憾なことと考えております」

(ナレーション) 舛添大臣は「早急に後任を決めたい」としている。(事件の概要説明) 今月2日の参院厚生労働委員会。村木容疑者はこの問題を追及されていた。

(共産党・小池晃議員) 「この障害者団体の証明書には企画課長であったあなたの公印が押されていたっていうのは、さっき答弁があったんですよ。ねえ、ちゃんと答えてくださいよ」

(村木局長) 「えー、私の立場でお答えをできる状況でございません。立場でございません」

(ナレーション) 村木容疑者は大阪地検特捜部の調べに対し、「偽の証明書は知らない」と容疑を否認している。しかし、村木容疑者の当時の部下で既に逮捕されている上村勉容疑者は「自分で作った偽の証明書を、当時、課長だった村木容疑者に渡した」と供述、また、証明書を受け取った自称障害者団体「凛の会」の元会長・倉沢邦夫容疑者も「証明書は村木容疑者から手渡された」と話している。なぜ偽造は行われたのか。証明書の発行は、国会議員が村木容疑屋の上司にあたる当時の部長に話を持ちかけたことが発端だという。この時、部長と村木容疑者は障害者自立支援法の法案づくりに関わっていた。村木容疑者らがこの法案の審議を円滑に進める見返りを国会議員に期待し、証明書を偽造した疑いがあると見られている。また、証明書の発行は議員案件として、厚労省の中で代々引き継がれており、特捜部は組織的な犯行と見て、事件の全容解明を進めている。

(村尾) 「この逮捕された村木局長なんですけれどもね、厚生労働省の大幹部なんですね。ちょっとこちらをご覧ください(と言って、簡略化した厚労省のポストのボードを出し、職員3万8608人の厚労省の中で11人いる局長の中の1人であることを説明)。まさにこれ大幹部なんですね」

(小林麻央) 「女性官僚にとって希望の星と言われているだけに、衝撃は大きいですよね」

(村尾) 「衝撃は大きくてですね、そもそも今回の事件というのは、郵便の障害者割引制度、これを悪用したわけですよね。だから本来であれば正規の料金を受け取っていれば、郵便局の収支はいいはずなんですが、割引分だけ料金が入ってこないわけで、その分、国民の資産に損害を与えたということが言えるんですよね。この今回の事件が個人のレベルを超えて、VTRにもあった国会対策の絡みということになってくると、この問題、相当根が深いと言わざるを得ません」

厳しさを増す麻生内閣(約4分50秒)

市長選では3連敗、日本テレビの世論調査での内閣支持率は23.5%(前回比マイナス9・4ポイント)。こうしたダブルショックの中、反麻生の動きが活発化する可能性も出てきた。

(ナレーション) 総務省に現れた鳩山前総務大臣。

午後1時ごろ、記者会見場に入りながら
(鳩山前総務大臣) 「ザ・ラスト会見ですよね」

(ナレーション) こんな裏話を暴露した。

(鳩山前総務大臣) 「(3月か4月に)総理からお手紙を頂戴しまして、“(西川社長の)後継にふさわしい人が何人かいますから、リストを同封します”ということで、リストをいただきました。総理も当然、これだけの問題の起きている日本郵政ですから、社長交代はもう既定の路線であるとお考えであると、私が安心しきっておったのがバカだったかもしれません」

(ナレーション) 麻生総理と日本郵政の西川社長の交代で一致していたはずが、はしごを外された形になったと主張した。週が明けた今日も、混乱が続いた鳩山氏の辞任劇。世論はどう受け止めたのか。日本テレビが週末行った世論調査(6月12~14日、全国1037人に電話、回答率67.5%)。鳩山氏を事実上、更迭した麻生総理の判断を支持する人は25.2%、支持しない人はその倍以上にのぼった(55.7%)。これを受けた内閣支持率。小沢代表の公設秘書が西松事件で逮捕されたのを境に上がっていた。しかし今回は23.5%と、前回より9ポイント以上急落。一方、支持しない人は減り続けていたが、11ポイント上昇、60%を超えた(61.7%)。麻生総理は

午後6時、官邸
(麻生総理) 「支持率が落ちたっていうのは、これは私の責任なんだと思っています」
(報道ステーションにはないコメント。潔いコメントはあくまでテレ朝は使わない。
(ナレーション) さらにこの週末、麻生総理にとって、手痛い出来事が起きた。昨日投票の千葉市長選挙。与党が推す候補が民主党が推す熊谷俊人氏に惨敗した。実は与党が推す候補は4月の名古屋市長選、5月のさいたま市長選に続き、政令指定都市の市長選で3連敗している。民主党は

午前11時ごろ、民主党本部
(鳩山代表) 「名古屋で政権交代ができて、さいたま市でも政権交代が起きた。さらには千葉市でも政権交代が起きたと。これは当然のことながら、国政に対する大きな政権交代への期待感でもあると」

(ナレーション) 地方選挙での連勝を総選挙での勝利につなげたい考えだ。来月には静岡県知事、東京都議会の選挙が控える。もうこれ以上負けられない麻生総理。この週末も都議選候補者の陣営を回る異例の応援を行った。

昨日、都内
(麻生総理) 「この都議選挙で負けると、極めて深刻な事態になりますんで、いろんな意味で大きな意味を持つこの選挙ですんで、ぜひ皆さん方の変わらぬご理解とお力添えを」

(ナレーション) だが、麻生総理に残された時間はそう長くないとの見方が出てきている。既に市長選で3連敗。麻生総理が期待するこの後の選挙でも苦戦が予想される。このため、自民党内からは総裁選挙を早く行い、麻生総理を交代させようという動きが今後、加速していく可能性があるのだ。

テロップにて
(自民党議員) 「麻生総理では選挙ができないという雰囲気が相当ある」

(自民党ベテラン議員) 「地元は“自民党だけはイヤ”という拒否反応だ」

(ナレーション) 政権はいよいよ追い詰められつつある。

スタジオでのコメントなし

桜井翔のイチメンのコーナー 
北朝鮮がウラン濃縮型核爆弾の開発に着手

 国連安保理での制裁決議を受け、北朝鮮がウラン濃縮作業に着手すると宣言した。これまで北朝鮮の核といえば、先月行った核実験も、テレビでよく映像が流れる原子炉も、昨年爆破した核関連施設も全プルトニウム型だった。ウラン型についてはこれまえで公に認めていなかった。
 核爆弾はもともとウラン鉱石から作られるが、北朝鮮国内では天然のウランが採掘できるので、材料の調達は簡単である。プルトニウム型はウランを原子炉で燃やし、科学的に再処理をしてプルトニウムを抽出し、核爆弾をつくる。これに対しウラン型は、ウランを遠心分離機にかけ、濃度を上げる。この濃縮したウランから核爆弾をつくる。プルトニウム型は取り出すのが比較的簡単だが、ウラン型は高度な技術が必要で難しいとされている。
 なぜ北朝鮮はウラン濃縮という新たな核開発に乗り出すのか。最大の理由は見つかりにくい。原子炉を使うプルトニウム型とは違い、ウラン型は電気で遠心分離機を動かすだけなので、煙も出ず、人工衛星から見えない地下に工場を作ることも可能で、秘密が保ちやすい。

(桜井) 「こうした事態が進めば、世界にとっても脅威となりますね、村尾さん」

(村尾) 「今ね、アメリカをはじめ、国際社会が非常に心配しているのは、この核兵器を国際社会の枠組みの中でしっかりコントロールできなくなっていることなんですよね。事実、アメリカのクリントン国務長官は、この問題はもう周辺諸国だけでなくて、もう国際社会全体がこの北朝鮮の動きを受け入れることはできないと言ってるんですよね。こうした中で、明日なんですが、アメリカのワシントンでオバマ大統領と韓国の李明博大統領、この2人がですね、北朝鮮の核問題についても真剣な議論が行われるというふうな予定なんですね」

(桜井) 「今後の動きを注目していく必要がありそうですね」

(村尾) 「はい」

イラン大統領選、改革派が「公正ではない」として、抗議デモが行われる

 テヘランでは改革派のムサビ元首相の支持者らが大規模な抗議活動を行い、数万人規模に膨れ上がっている。デモにはムサビ氏本人も参加しており、アハマディネジャド氏が圧勝したとするイラン当局の発表に抗議、「選挙に不正があった」と主張し、選挙のやり直しを求めている。当局は抗議デモを禁止していて、街頭に大量の治安部隊を配置し、厳戒態勢を強いている。AP通信によると、最高指導者ハメネイ氏が、選挙に不正があったかどうか、当局に調査を命じた。「事態の沈静化を図ったものとみられるが、選挙のやり直しが行われる可能性は極めて低いと見られている」と結ぶ。

北朝鮮に対する日本独自の制裁内容が決まる
 現在の制裁に加え、北朝鮮に向けた全ての品目の輸出を禁止すること、制裁措置に違反し、刑が確定した外国人船員らの日本上陸を原則、認めないことが新たに加えられる。明日の閣議で正式決定されるが、中国など、日本以外の国からの輸出が増えるだけだと、効果を疑問視する声も出ている。

Pic UPのコーナー
北朝鮮は今日、国連安保理の追加制裁決議を断固糾弾するとして抗議集会を開いた。
 平壌の会場には北朝鮮のナンバー2である最高人民会議常任委員会の金泳南委員長らが姿を見せた。北朝鮮メディアによると、集会には10万人あまりが参加したという。

(村尾) 「今日は株価、ちょっと下がりましたけど、1万円台を維持してますよね。私ね、今、世界のお金の流れの潮目が変わりつつあるんじゃないかと思うんですよ。ようやくリスクのある資産にお金が流れ始めてきた。株式しかり、それから原油価格、これも一時期は1バレル50ドルを下回っていたのが、これ今、ニューヨークの原油先物相場、70ドルを越えてますからね。どうなるか」

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報ステ、事実を都合よくまとめて(椿事件の)局の考えを押し付け誘導しようとする番組。文字で読むとよーく解る。

平成21(2009)年6月12日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成と内容)
 鳩山邦夫総務大臣が辞任し、郵政民営化継続の方針を決めた麻生首相の決断に、疑問と世論の不支持を取り上げながら、最終的には「西川社長に頑張ってもらうしかない」と総括する報道ステーション。古館の「もともと、どういうことだったのか」というコメントを挟みながら、鳩山総務相辞任の決断は絶対に評価しないマッチポンプ的手法。「改めるに若くはなし」という言葉を知らないテレビ朝日。やはり彼らは「でっち上げ」と「あおり」、lマッチポンプ」を行わなければならないという「もともとの原点」があるから、間違っても組織の本質は変わることがないのだろう。
鳩山総務大臣辞任(約26分)

(ナレーション) 人事をめぐり続いた対立は、結局、歩み寄ることはなかった。自ら席を降りる格好となった前大臣。この言葉を繰り返した。

午後2時、官邸
(鳩山邦夫前総務大臣) 「正しいことが通らない」「正しいことを言っても」「正しいことが通用しなかったら、潔く去るべきだと思ってるんです」

(ナレーション) 「正しい」と「正義」。その数、合わせて10回以上。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「まあ、いずれ歴史が私の正しさを証明してくれると」

(ナレーション) その無念さについては明治維新の立役者の言葉も借りた。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「“尋問の筋、これあり”って、西郷隆盛さんお有名な言葉あるけど」

(ナレーション) 維新後、西郷隆盛と袂を分かったのは大久保利通。その子孫が今日、大臣の辞表を受け取った。

午後5時、官邸
(麻生総理) 「この状況は早急に解決されてしかるべき」

(ナレーション) 政治家が口にする「正義」という言葉。その意味は重い。

午後2時、官邸
(記者) 「総理からはどのようなお話があったんですか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「まあ、非常に残念ですが、信念を曲げられないということなので、本当に残念ですけども、やむを得ませんと」

(ナレーション) 1、日本郵政の社長人事をめぐり、西川善文社長の続投を認めないとしてきた鳩山邦夫氏。今日、総務大臣の辞表を提出。事実上の更迭となった。
(問題発言1)「事実上の更迭」とナレーションではいっているが、スタジオでは「辞任」と田崎史郎氏が否定するお粗末な構成。
(鳩山邦夫前総務大臣) 「世の中、正しいことが通らない時があるんだなと、今はそういう思いですね。えー、どんなに不透明で悪事を働いていても、私がそのことをはっきりと説明を世の中に対してもしてきましたが、今の政治は、正しいことを言っても認められないことがあると。潔さが大事だから、こういうのは。正しいことが通用しないと思ったら、潔く去るのがいいんじゃないでしょうか」

(記者) 「総理は辞表を受理された?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「もちろん」

(記者) 「その際、総理からはどんな言葉が?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「先ほど申し上げたように、“悲しいですね”と。“しかし、党もあり、いろいろな、俺が決断しないとか、調整しないとか、いろんな批判もあり、やむを得ない”と、こういうことですね」

(記者) 「これから麻生政権を応援するつもりはありますか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「“いつかこの人を総理にしてみせる”と言い張ってやってきた人間ですから、今回の総理の判断は間違っていると思いますけど、今後は正しい判断で政治をやっていただくことを信じています」

(ナレーション) 鳩山氏は3回の総裁選を麻生選対の本部長として支えるなど、麻生総理とは長年の盟友関係だった。しかし麻生総理は、西川社長の続投を認める方針を固め、鳩山氏に引導を渡した形だ。

午後5時、官邸
(麻生総理) 「政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたということは、はなはだ遺憾なことなんであって、この状況は早急に解決されてしかるべき」

(ナレーション) オリックスグループへのかんぽの宿売却を「出来レース」と強烈に批判してきた鳩山氏。責任を問われた西川社長は辞任を否定し続けてきた。泥沼のバトルが続く中、明確な方針を示してこなかった麻生総理。昨夜になって、河村官房長官が妥協案なるものを鳩山氏に示したという。西川社長に経営責任を謝罪させることで、鳩山氏に西川氏の続投を認めさせるというものだ。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「西川さんが謝罪すべきは国民に対してであって、私に対してではないんです。国民の財産をかすめ取ろうとしたのに加わったんでしょ。なら、国民に対して謝るべきだって。私に謝ってどうするってもんじゃないから、私はその妥協案は一切拒否しました。そんな馬鹿な妥協案はない」

(ナレーション) 辞表提出に先立つこと5時間。今日の閣議後の会見。

午前9時すぎ、記者会見
(鳩山邦夫総務大臣) 「内閣の方針として、西川さん続投であると。まだ総理からそういう話は私、1回も聞いていませんけども、もしそうであるならば、あの、まあタイミングによって罷免、あるいは辞任ということは十二分にあり得ると」

(ナレーション) この後、鳩山氏は官邸に呼ばれ、40分にわたって麻生総理と会談。

テロップにて
(麻生総理) 「妥協案呑めますか? 呑めませんか?」

(鳩山邦夫総務大臣) 「呑めません。呑めませんから、辞任しろと言われれば辞任します」

(麻生総理) 「そうですか。では、また午後もう1度来てください」

午前11時すぎ、官邸
(記者) 「総理からはどのような話が?」

(鳩山邦夫総務大臣) 「いろいろ。いろいろ」

(ナレーション) そして午後2時前。再度、官邸に呼ばれ、辞表を提出した。西川社長は郵政民営化の際に、小泉元総理が三顧の礼で迎えた経緯がある。中川元幹事長ら郵政改革推進派は西川辞任論に反発を強めている。

午後2時半、記者に囲まれ
(中川秀直元幹事長) 1、「私はやっぱり鳩山さんの思想の方が、明らかに誤っていたと思うし、(総理は)正しい判断だったと思います」

午後4時すぎ
(菅義偉・自民党選対副委員長)2、 「まあ、このところ郵政問題で混乱をしましたので、総理が明快に判断されたと、そういうことだと思いますので、私はこれで落ち着いてくるだろうと、こう思ってます」

(ナレーション) 鳩山氏は自民党離党の可能性について、こう述べた。

(記者) 「自民党としての議員の議席は?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「仲間たちと相談をします」

(記者) 「離党もあり得るということですか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「いや、仲間たちが大勢おりまして、様々な仲間たちからいろんな激励を受けておりますので、仲間たちと相談をするということです」

(記者) 「自民党政権に見切りをつけた?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「自民党政権には見切りをつけておりませんが、まあ、“政府に尋問の筋これあり”って西郷隆盛さんの有名な言葉あるけど、そういう心境ではありますね」

(ナレーション) “政府に尋問の筋これあり”とは、西郷隆盛が西南戦争で明治政府に弓を引く際に唱えた言葉だ。兄の鳩山民主党代表は

午後6時半、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「弟の言葉はですね、政府に対して反旗を翻した時の西郷隆盛の言葉を引用したわけですから、弟としてはその覚悟を持っていふんだなと、当然、理解されますよね」

(記者) 「辞任されてから、今日午後、弟さんと話は?」

(鳩山代表) 「全くしておりません。連絡もありません」

(ナレーション) 行動を共にする動きも見せる側近議員。戸井田徹厚生労働政務官が今日午後、政務官の辞表を提出した。

午後4時半、記者に囲まれて
(戸井田徹厚生労働政務官) 「(西川氏と)喧嘩両成敗ならわかるけれども、そうでなしにね。私と鳩山大臣との関係からいえば、大臣にお供しますと」

(ナレーション) 2、鳩山氏の動向は、総選挙に向け、走り出している政局に大きな波乱要因となる可能性がある。
(問題ナレーション2、)26分間全編にわたって、政府内部が大混乱に陥っていることを延々と解説。今回の問題は、もともとマスコミでも朝日や日経、産経など郵政民営化賛成派のマスコミが分裂をあおってきた経緯がある。自分たちの動きをまったくふれずに、どんどん騒ぎを大きくさせる極めて無責任なやり方は相変わらずだ。
午後5時、官邸
(麻生総理) 「解散総選挙については、前々からお答えしている通りです。ダメージにつきましては、これは私に聞かれるより、聞かれる相手が間違っていると思います」

午後6時半、東京・中野区
(富川アナ) (麻生総理が笑顔で都民と握手する映像)「会見を終えた麻生総理は、東京都議選の候補予定者の事務所回りを始めました。集まった都民の皆さんから握手攻めにあっています。笑顔で総理は応えています」

(ナレーション) 麻生内閣での大臣辞任は、中山前国土交通大臣(去年9月辞任)、中川前財務大臣(今年2月辞任)に続き、これで3人目。政権への打撃は少なくない。

午後3時すぎ
(谷川秀善参院幹事長) 「(総理の決断は)遅いですよ、そんなの全然遅いがな。切りやすい方を切ったんかなという」

(記者) 「火消しをしたというよりも、ボヤを広げた?」

(谷川参院幹事長) 「これはもう火消しじゃないですよ。むしろ広がったと思います」

午後3時半すぎ
(公明党・漆原良夫国体委員長) 「総理の指導力にそういう疑問符がつくことは、まあ否めない。政権への影響はあると思います」

(ナレーション) 一方、野党。


今日午後、愛媛県松山市
(民主党・小沢代表代行) 「まあ政局云々というよりも、私はこの郵政の問題、それから年金、そして医療の問題、これは本当に自民党政治の実態と、それから限界を示すものだと思ってます」

午後3時すぎ、国会内で記者に囲まれ
(共産党・穀田恵二国対委員長) 「辞めるってことが肝心ではなくて、この、民営化路線に伴う国民の被害、これを見直してですね」

午後3時半すぎ、社民党本部
(社民党・福島みずほ党首) 「辞めさせるべきは鳩山総務大臣ではなくて、西川社長だと」

(ナレーション) 郵政造反組からなる国民新党は、鳩山氏と連携する可能性も示唆した。

午後2時半、国会内で記者に囲まれ
(国民新党・長谷川憲正副幹事長) 「(鳩山氏とは)非常にスタンスとしては似通っていると思いますから。一緒にやりたいと言われたら、綿貫党首が判断されると思いますけど」

(ナレーション) 後任の総務大臣には佐藤勉国家考案委員長が兼任となった。前回の郵政選挙で東京から福岡に国替えをした鳩山氏。地元の久留米市では対応に追われていた。

午後2時半、久留米市内の事務所で
(鳩山氏の次男で秘書の鳩山二郎氏) 「正しいことをしてるのに、それが受け入れられない。それで潔く私は去るだけですって父が言っていた、その通りだと思います」

午後5時、久留米市
(地元の有権者・60代男性) 「あの人が正義って言うから正義じゃないの。だって他の人は言わないんでしょ」

(地元の有権者・60代男性) 「大臣が総理大臣と違ったことをいつまでもやってるわけにはいかんわね」

午後8時半、東京・新橋
(60代と思しき男性) 「麻生さんよりも鳩山さんの方の姿勢表明の方が共感できる」

(50~60代と思しき男性) 「内閣の方針に従わないんであれば、もう少し潔く早めに辞めるべきだったと思います」

午後9時20分
(鳩山邦夫前総務大臣) 「西郷さんの言葉をそのまま総理にはお送りしたいですね。誤っております」

(古館)1、 「まあ、街でいろいろ聞いても意見が分かれるところですね。あのー、自民党の中も“西川さん辞めろ”、“いや、西川さん温存だ”で、もう割れてるっていうのがね、はっきり出てきてますし、3人目ですね、これで大臣辞める。政権にはかなりのダメージですね」
(問題発言1、)「もう割れてるというのが、ハッキリ出てきている」と、自分たちで火をつけておいてお得意の自民党分裂工作活動に勤しむテレビ朝日。そのマッチポンプ的手法は変わらない。
(時事通信・田崎史郎解説委員長) 「かなり大きなダメージ、打撃になってると思いますね。それはこのVTRであったように盟友なわけですね。総理の盟友である鳩山さんが閣内で反乱を起こした。それに対して、総理がそれをコントロールできなかったということで、やっぱり総理の指導力がやっぱり大きく問われる。それはやっぱり内閣支持率の低下に表れてくると思いますね」

(古館) 2,「ああ、なるほど。そしてね、この鳩山大臣の今日ね、まあ辞任とも言われるし、更迭とも表現されるわけですけれども、まああの、午前と午後で2回、麻生総理と鳩山大臣は会ったわけですよね、鳩山さんは。そうするとこう、更迭って形にも、3年間支えて、総理の応援団長やってた鳩山さんを更迭にはできない、一方でこの、辞任100%ってことになると、その決断力って面もあるっていうんで、段取りかなっていう感じがして、どうですか?」
(問題発言2、)「段取りかなっていう感じがして、どうですか?」というが、何のことかわからない。打ち合わせをしてから即興をおこなっているように見せかける「やらせ」をやっているから、言っていることがおかしい。以後、古館氏と田崎氏の妙なやりとり。
(田崎) 「総理秘書官に聞きますとね、あの、総理は鳩山さんに辞めてくださいとか、辞表を出してくださいってことは言ってないんですよ」

(古館) 「直接?」

(田崎) 「はい、直接は言ってらっしゃらない。そうするとまあ、こう考え方が違うなっていう話はしれるんですけれども、辞任っていう行為は鳩山さんの方がとられてるわけですね。で、少なくとも罷免的なことは言ってないということで、僕はやっぱり辞任ということだと思いますけどね」

(古館) 「まあ、どっちかといえばやっぱり辞任色が強いと」

(田崎) 「ええ、そうです、はい」

(古館) 3、「うーん。その場合ですね、この、鳩山さんはいろんなことを正義だ何だいっていらっしゃいましたけども、ここでガッとこういう形にね、出たと。政権にダメージを与えることはもちろん承知の上でもう、これは自分の考えを通すって出たっていう、何か後押しするものがやっぱりかなり強くあったからですか?」
 (妙な問題発言3、)「何か後押しするものが強くあった」とわざとライバルの読売新聞の渡辺恒雄社主の名前を引き出そうとする古館。郵政民営化見直しをどうしても表に引き出そうとする古館の狙いは明らかに変。
(田崎) 「そうですね、まああの、鳩山さんのパフォーマンスだって見方は自民党の中で多いですけれども、鳩山さんがあそこまで突っ込むには、やっぱり応援してくれる人がいたはずだと。自民党の中で言われているのはね、何かマスメディアの大物の方が後ろでやっぱり、小泉―竹中改革路線を否定しなきゃいけない、西川を更迭しろというふうな話をされてる方がいたっていうのが、自民党内に流れてる話ですね」

(古館) 「ああ、そうですか。またあの方の登場ですか?」

(田崎) 「という話が出てますけれども、ええ」

(古館) 「マスコミで大物というと1人しか浮かばないんですけど?」

(田崎) 「ええ、複数いらっしゃるみたいですよ」

(古館) 4、「あっ、そうですか」

(田崎) 「はい」

古館)5、 「私が想定してる人以外もいるんですか?」
(変な問題発言4、5)4で田崎氏の予定外の答えが出てきたため、あわてて確認する古館。自分の思った方に行かないと彼らは困るのだ。
(田崎) 「はい」

(古館) 6、「あっ、そうですか。これはもう、民営化っていうこと、田崎さんね、そもそも論になってしまいますけど、麻生総理も民営化反対だったって言いながら、今は賛成とか、それから鳩山さんも私は民営化論者ですよと。間違った民営化はまずいから、西川さんに辞めてもらうんだっていう意向、このあたりがね、本音と違うんじゃないかっていうところで、ちょっとわからないなって思ってる方、多いんじゃないかなと」
(変な問題発言6、)自分の思うとおりの展開にならなかったので、今度は自分の考えを押しつけようとする古館。「西川さんに辞めてもらうんだという意向が本音と違うと思っている方が多い」というのは、まさに古館とテレ朝の考え方そのもの。それほど自分の考え方を押しつけたいのなら、ハッキリとそういえ!
(田崎) 「なるほどね。あのー、民営化の意味合いをやっぱりそれぞれちょっと解釈が違ってる感じはするんですよね。でも、総理も民営化に対して賛成じゃなかったりって言われたりして、あのー、じゃあ本当の民営化は何だったんだっていうところで、それぞれ解釈が違っているのが出てるんじゃないかと思いますけどね」

(古館)7、 「あの、鳩山さんもね、西川さんは、国民の財産なんだから、国民に謝るべきだっていうふうにおっしゃいますよね。たしかに、あのかんぽの宿の一括売却の情報が全く不透明だという点はね、これはもう当然そう思います、私個人としても。しかし、ああいうふうなものをあの値段で売ろうとしたのは問題だけれども、そもそも2000億以上も使って、いらないハコモノって言ったら失礼ですが、不採算のものを作り上げてきた人たちに対しての総括やお咎めがなくて、さあ、これから民営化で売っていくっていうことだけに、こうターゲットを絞ってるような気がする人も多いかなって
(変な問題発言7、)「いらないハコモノ」と断定し、「いらないものは民間がただ同然で譲渡されて当然というような論調に持っていこうとする古館。この古館の発言以降、テレビ朝日の本音と本性が見えてくる。
(田崎) 「そうですね。だから、なんであんなに2000億円もかけて作ったんだと、それにはやっぱり自民党の族議員がいたとかという見方がずっとあるんですよね。だからその部分を追及されてない。その族議員は田中・竹下派に多かったわけですから、今、鳩山総務大臣が所属されている派閥にずーっと流れてきてるわけですね。そんならもっと足元をきちんと見直したらどうだという声もありますよね」

(古館) 「かつて堀田さんは田中角栄氏、ロッキード事件の時に論告求刑やられましたよね、検事としてね。今、そういう族議員の話が出てきたけれども、考えてみたら、まあ、あの田中角栄氏がこの郵政というものをガーっとネット作ったっていうのが始まりのような感じがしますけどね」

(堀田力) 「そうですね。そういう点では非常に見通しのいい、要するに、政治にお金がくるようなしくみを作る、その点では天才的な人だったし、その流れがありますよね、今はね」

(古館) 「ああ。後でまたちょっとね、族議員に関してはね、堀田さんのお考え聞きたいと思うんですけど、もう1つね、田崎さん、これあの、内閣改造っていうのがワーッて言われてきましたけど、どうですかね?」

(田崎) 「これはあのー、安倍元総理や麻生総理の側近の菅義偉さんなんかが、もう1ヶ月以上前から、内閣改造やるべきだと。で、内閣改造やらずに、これで都議選に向かってった場合、都議選でも惨敗しかねないよと。だから、今ここで内閣改造をやるべきだっていうことで、今月下旬に内閣改造をやる可能性が高まってますね」

(古館) 「じゃあもう、総選挙の時期云々という前に、まずそこだ?」

(田崎) 「まず都議選をクリアしなきゃいけないことですね。その前に、都議選をクリアするためには今、これでまた落ち目になりますから、それをやっぱり立て直す行為が、やっぱり内閣改造・自民党役員人事。改造じゃなくて自民党の役員も替えなきゃいけないという声が強まってますね」

(古館) 「ああ。まああの、有名な方を幹事長にとか何だとか、いろんな声がね」

(田崎) 「たとえば舛添さんを幹事長にするとか、公務員制度改革をやり遂げるという姿勢を示すために中川秀直さんに入閣していただくとか、そういう話はもう飛び交ってますね」

(古館) 「鳩山さんはあれ、兄弟として水面下で連携してるのかしてないのかっていうのは知りたいんですけどねえ」

(田崎) 「僕は今の段階ではしてないと思いますよ」

(古館) 「ああ、そうですか。ちょっとまた話を後ほど続けて聞きたいんですけども。とにかく考えてみれば2005年から、あの郵政選挙からこっちですね、4年間どういう流れがあったのかということを考えると、この郵政民営化をめぐるいろんな話というのは、改めて見えるところがないかなということで、ちょっとこちらをご覧ください」

(この4年間を振り返るナレーションとVTR)
 郵政選挙、2007年10月1日の郵政民営化スタート、小泉路線の継承を掲げて誕生した安倍内閣では、民営化に賛成するという誓約書を出すことを条件に造反組11人を復党させた。安倍内閣は郵政選挙で得た300議席を背景に教育基本法など矢継ぎ早に重要法案を可決。
 しかし2007年の参院選では格差の拡大や地方切り捨てといった小泉改革批判を前面に掲げた民主党に歴史的な敗北を喫した。後を継いだ福田内閣が直面したのは「ねじれ現象」。福田内閣が頼ったのは衆議院の3分の2を使った再議決で、2008年1月のインド洋での給油支援活動を再議決したのを皮切りに、2008年5月のガソリン税の暫定税率復活など、再議決はこの2年間で14回。

(ナレーション) 1,去年秋の麻生内閣誕生では、造反組を閣僚や党三役に抜擢するなど、小泉時代の終焉を印象付けた。その象徴的な一幕がこの発言だった。

今年2月5日
(麻生総理) 「小泉総理の下に(郵政民営化には)賛成じゃありませんでしたんで、私の場合は、反対だとわかってたんで、私だけ外されていましたから」

(ナレーション) 2、小泉内閣の一員だった麻生総理、郵政民営化には反対だったと述べたのだ。

2月12日
(小泉元総理) 「怒るというより、笑っちゃうぐらい、もうただただあきれているところなんです」

(ナレーション) 3,本心とは裏腹に発言の修正を迫られた麻生総理。今回も党内の亀裂を憂慮して盟友の鳩山前大臣よりも、民営化の象徴・西川社長の続投を選ばざるを得なかった。
(あおりナレーション1,2、3)しつこく麻生首相が「民営化反対」の姿勢をとったことを報じてあおるナレーション。もうわかったから!
午後5時、官邸
(麻生総理) 「あまり長引いて、話が混乱をさらにしているかのごとき印象を与えるのはいかがなものかと思っています」

(古館) 「田崎さん、あのーこれ、民営化と言ってもね、これがまあ変な、その、いわゆる民営化利権者の何かね、利権みたいなことになったら、とんでもないと、もちろん思うんですが、そもそも民営化イエスかノーかで300議席。あの選挙に勝ったってところから今ちょっと見たんですけどね」

(田崎) 「ええ、だから4年前の総選挙で、郵政民営化を問うて、それで自民党が300議席を得たわけですね。その後は今度、その郵政民営化に反対した議員を復党させるとか、総理自身が、実は賛成じゃありませんでしたって言ってしまうというのは、4年前の民意を自ら否定していることになるわけですね。あまりにいい加減すぎるじゃないかというのは当然の考え方だと思いますよね」

(古館) 「そうですねえ。堀田さんはそのあたり、どういうふうに?」

(堀田) 「そうですね、あの、民営化、これはもう国民の大多数が賛成して、あれだけの議席を与えたわけですからね、国民はそれはあのー、単純に便利で安いサービスがいいですよ。それが民営化だと、こう判断してるわけですから、そこはもう全然揺るがないんですよね。それに対して、やっぱりあのサービスする側は、厳しくなるから、やっぱり楽な方がいい。そうすると、それに反対する流れが出てきますよね。で、この方は数から言ったらもうほんのわずかなんですけれども、やっぱりあの、地方の名士とかね、そういう方が多いから、集票力がありますよね。票を集める力が、選挙のね。そうすると、そっちに媚びる議員がやっぱり出てくる。それがこの、揺らぎ出してきた一番基本だと思うんですけどね」

(古館)1、 「うーん。そうするとやっぱり前提が崩れてしまいますよね。またそちらの人たちがグーっと力を出してきているとなるとね」

(田崎) 「そうですね。民主党の方も今度はやっぱり、そういう民営化に反対の方へ振ってますよね。そうすると地方で起こっているのは、ポストを横に置いて、民主党の議員が、“このポストを残したい人は民主党へ、残したくない人は自民党へ”みたいな言い方をされると、自民党の方もちょっと焦ってきちゃう」

古館)2、 「はい、それもありますよねえ。じゃあ、もともとの話、何だったんだろうっていう」

(田崎) 「そうそう。そうそう」


古館) 3、「もちろんね、その、何か外資がガンガン無秩序に入ってきて、莫大な郵貯マネーとかそういうものがね、外資にさらわれていくなんていうのは何をかいわんやだと思うんですが、まあそれにしても、あの時、そして今も、この官の肥大化も考えても、民営化っていうのは必然だった。その根幹を崩さずに、歪まない民営化を推し進めることできないですかねえ」
(本当のことを言わない誘導発言1、2、3)
 民営化の見直しが出てきたことがまずい、というように視聴者を誘導するコメントの数々。本当の話は、小泉郵政改革で「見直しをしよう」という国民が多数に変わってきたということ。本当は視聴者をバカにしているのだが、決してそんなことは言わないふざけた古館。
(田崎) 「そうですね。それはやっぱり日本郵政の人たちに頑張ってもらうほかないんですね。やっぱり彼らがやってるわけですから。だから西川さんがこれで残るとしたら、これからの西川さんの責任っていうのはすごい重くなると思いますよ」

(古館) 「そうですねえ。重大ですね」

(田崎) 「重大です」

新型インフルエンザ、舛添厚労大臣は医療体制を見直す方針を表明(5分)に続き、エコポイント制度、ポイントと商品の引換え手続きが来月1日から受付開始(約1分45秒)

一部、経産省の記者会見の模様をはさみ、申請方法、対象商品の内容の告知などをナレーションで伝える。

(古館) 「みんなこれ、関心ありますよ」

(市川アナ) 「ええ。まだね、漠然としてますねえ」

(古館) 「そうなんです、ホントそうなんですよ。やっぱりちゃんと細目、微細にわたって詰めてからね、やってほしかったなあと思うんですけどね」

政治とカネ、日本に個人献金は根付くか(18分弱)

(ナレーション) 総選挙を控え、頻繁に開かれている政治家たちのパーティー。多くの政治家は、政治資金をパーティー券の売り上げや企業献金に頼っている。

(自民党・笹川尭総務会長) 「多い時は1日3件ぐらいだね。だってみんながやっているから」

(民主党・山岡賢次国対委員長) 「選挙もお金がかかりますしですね、パーティーを中心にですね、今、お金を集めておられる方が多いと」

(ナレーション) カネのかかる政治は変わらないのか。政治資金をどう集めるか。今日、新たな動きが出てきた。

午後1時、「インターネット献金」早期導入に関する提言説明会
(自民党・世耕弘成議員) 「ネット献金、クレジットカード等を使った献金が可能であるという結論を得るに至りました」

(ナレーション) 個人献金を増やそうと集まった与野党の議員たち。インターネット上でクレジットカードを使って献金ができる「ネット献金」のしくみを導入しようというのだ。

(自民党・加藤紘一議員) 「ポンとボタンを押して1000円献金するというようなことがあると、それはねえ、助かるし、それからやる気出てきますよね」

(民主党・菅直人代表代行) 「少額の個人献金が結果として大勢の人から集まってくればですね、まあその方が望ましいといえば、望ましい」

(ナレーション) 呼びかけたのは自民党の世耕氏。当選以来、個人献金を中心に活動している数少ない議員の1人だ。

(世耕氏) 「企業献金にまつわるいろんろなトラブルがですね、これはもう党派を越えて絶えないと。自宅から(ネット)献金ができるようにするということは、個人献金の間口を広げる上で非常に重要だと」

(ナレーション) 去年のアメリカ大統領選。オバマ大統領はネット献金を使って、一般市民から少額の献金を幅広く集めた。寄せられた選挙資金は7億5000万ドル(約735億円)にのぼり、ネット献金の可能性を見せつけた。

(世耕氏) 「これからの政治活動っていうのは、やっぱり1人1人に政策を理解してもらって、応援をしてもらって、そして余裕のある方にはお金も出していただくという、そういう政治のスタイルっていうのが変わってきているのかなと」

(ナレーション) 世耕氏は個人献金だけで年間1600万円を集めている。しかし、問題はその効率の悪さだという。

(世耕氏) 「大変ですね。手間もかかります。これは地道にやるしかなくてですね、それこそ1000円、2000円でですね、寄付をいただくと」

(ナレーション) 民主党は西松献金事件をきっかけに、企業献金とパーティー券の購入を3年後に全面禁止、個人献金にシフトすると決めた。しかし、党内に個人献金中心に政治活動を行っている議員は、現時点ではほとんどいない。

(民主党・安住淳議員) 「(個人献金は)すっごく大変。僕も14年間やりましたけれど、この間、調べてみたけど、やっぱり200万円も集まらないですね、年間」

(民主党・渡辺周議員) 「個人(献金)となるとね、これホント、個人の善意によるものですから、一社にまとめてごそっといただくよりはね、やっぱり大変なことだと思いますけどね」

(ナレーション) 個人献金による政治は本当に困難なのか。当選以来、個人献金だけで活動してきた(民主党の)馬淵(澄夫)氏。党内でも極めて珍しい存在だ。企業献金やパーティーとは一切無縁。地元有権者との会合では

地元の個人宅での会合
(馬淵澄夫議員) 「企業からお金を集めて政治活動しているのでは全然見えへんのです。僕はそれを変えたい。だから1票で選んでもらったら、その先、今度は皆さんの、申し訳ないけど1万円を出してくださいと、お願いします。その1万円で僕を育ててください」

(ナレーション) 単刀直入に年1万円の個人献金を有権者に求める。そしてさらにこう付け加える。

(馬淵) 「それはみなさんに直接お返しはしません。申し訳ないですが、皆さんの未来のため、皆さんのお子さんのため、お孫さんのために僕はお返しします」

(ナレーション) しかし、参加者の財布の紐は固い。

(参加した40歳会社員) 「今、“1万円出して”と言われて出しますかという話ですよ。気持ち的にはよくわかりましたっていう」

(ナレーション) 個人献金集めは手間がかかる。ポスターを貼ってもらうために初対面のお宅に足を運ぶ際にも

(馬淵) 「企業献金を受けずに活動を続けてきまして、皆さんのお財布から月々800円強のお金を出していただけませんかという、大変不躾なお願いなんですか、直接こうやってお訪ねしております」

(献金をお願いされた男性) 「違和感は特にないんですけども、まあ政治がやっぱりもうひとつね、あの、信頼を得ていないといいますか、そういうところがあるんで、まあ、まずやってよと」

(献金をお願いされた女性) 「えーっと思ってね、びっくりしたんですけど」

(献金をお願いされた男性) 「急に言われて“はい”と言われても困るなと思ってて、即答はしなかったんですよね」

(ナレーション) 多い時で1日150件のお宅を訪ねるという。話をするのはわずか3分程度。中にはその場で献金してくれる人もいるが、極めて稀だ。

(馬淵) 「ありがたいなと思ってますし、3、4軒の方々は支援をしていただけるなという感じはありましたけれども」

(ナレーション) こうした活動を通して、個人献金に応じてくれる人は全体の1割程度。支援者は最近、徐々に増えてきたという。

(年金生活の68歳男性) 「我々ね、とにかく年金生活ですからね、(献金は)そんなにたくさんは出せない。今日は納得したからね、まあぜひ」

(記者) 「出すんですか?」

(男性) 「出します」

(ナレーション) タウンミーティングの場で献金したのは派遣社員の男性だった。

(設計事務の41歳の派遣社員) 「企業団体献金を受けないという姿勢でやってこられたことにすごい共感を持ちまして、あのー、それで応援しようと」

(ナレーション) 馬淵氏の台所事情は厳しい。個人献金の総額は1200万円で、これに政党助成金1000万円が加わる。しかし、支出はスタッフの人件費(1100万円)や地元事務所の家賃(1400万円)、活動費(900万円)など、総額3400万円。足りない分は自らの給料の一部1200万円をつぎ込まざるを得ない。コスト削減のため、毎週3万部発行する活動報告は自前で印刷。郵送すると莫大な費用がかかるため(切手80円×年150万部=年間1億2000万円)、支持者たちにボランティアで配ってもらう。個人献金による政治活動は決して楽ではない。

(馬淵) 「私自身がですね、企業経営にかかわってきて、会社がお金を出すというのはもうこれ、一義的に収益目的なんですよ。企業からお金をもらえば、見返りを求められてしまう。だったら政治家が本来の活動を失ってしまうかもしれないので、それはもう止めようと」

(ナレーション) 実際、国会で耐震偽装の問題を追及していた際、関連企業のトップから呼び出しを受け、こう揺さぶりをかけられたという。

(馬淵) 「(与野党議員への)献金リストを見せて、“あなたともね、良い関係でいたい”と言われるわけですよ。“質問をしないでほしい”とはっきり言いましたからね。“そんなお話は承服しかねる”と言って席を立って帰ってきたんですね」


(以上、民主党の馬淵澄夫を持ち上げるビデオ映像を流す)
(ナレーション) 多くの議員が企業献金に頼ってしまうのはなぜなのか。そこには政治にかかるコストの問題がある。自民党の後藤田(正純)議員は大口の個人献金で1200万円を集めている。しかし、企業献金やパーティー収入なしでは必要経費を賄いきれないのが現実なのだという。

(後藤田正純議員) 「どうしても、その、経費っていうのはかかるわけで、企業がやることまでもね、否定するっていうのは、その、政治活動そのものを、いい政治活動をまさに止めろっていう話で」

(ナレーション) 後藤田氏は選挙区が広いため、2つの地元事務所を構え、スタッフ8人を雇っている(人件費2700万円)。交通費などもかさみ(交通費・交際費3400万円)、必要経費は7400万円。額の多い企業献金やパーティー収入(4200万円)が活動を支える大きな柱となっている(その他の収入は個人献金1200万円、政党助成金2000万円)。

(25万円を献金した企業経営者) 「企業もね、市民なんですよ。わずかなもんでしょ。近所づきあいっていうのがありますよね。その程度じゃないですか」

(後藤田) 「カツカツ、カツカツでやっていますよ。一般庶民からすると大きな額っていうふうに見えるけど、今申し上げたように、5000万円~1億円ぐらいのお金がかかるし」

(ナレーション) 政治にかかる巨額の費用。これは与野党問わず、多くの政治家が直面する問題だ。

(日大法学部・岩井奉信教授) 「選挙活動の費用をですね、まあ政治家個人が実際問題、負担をしてきている。ここに一番、お金のかかる原因があると思いますね。やはり政党中心である以上は、政党が全部、政治活動費は賄う、選挙の費用も賄う。そして政治資金については、できる限り政党にまとめていくということが必要だと思いますね」

(古館) 「そうすると政党助成金をどうするかっていうことも出てくるんですけれども、もっと上げるのかとか、いろいろ考えるとこなんですが、まあ今のVTRの印象を言いますと、ちょっとこう、あの、民主党の方がコツコツやってるっていうのがね、ちょっと強い印象を持っちゃう方もいらっしゃると、これはちょっと自民党に対して申し訳ないんで、これ、民主党と自民党、共通しているところもあるはずで、お金に関しては。馬淵さんがとにかく地道にやってらっしゃるという点は事実だと思うんですね

(堀田) 「そうですね。世耕さんもやってるんでしょうしね」


(古館) 「そうですよね」

(堀田) 「あれが政治だと思いますよ、私」

(古館) 「本来」

(堀田) 「ええ。ああして理解してもらって納得してもらって、それで献金してもらうわけですから、それはもう本当に、あの、支えてもらえる、その代わり、相手の気持ちをしっかり政治に生かしていいかなきゃいけない。こうしてみんなの声を地道に吸い上げて、それを国政に生かすって、これ政治そのものじゃないですか」

(古館) 「約束を守んなきゃいけないってことですよね」

(堀田) 「そうですよ、ええ」

(古館) 「一方でやっぱり、アメリカと違って日本は個人献金っていうのはね、定着しないなんていう意見もあるかもしれないけどって言葉で今、ちょっと思い出したんですけど、あの、田原総一郎さんが週刊誌のコラムに書いてらっしゃったと思うんですが、まあ簡単に言うと、これ、今と違って、政治家に献金する場合は個人献金の場合、全額税額控除にしたらどうだと。財務省もそれをなっとくしたらどうだという提言をされてましたけどね」

(堀田) 「そうですね。もうそれぐらいの思い切った手を打つ時だと思いますね」

(古館) 「そこにまあ、お金持ちで多額に献金する人がいて、妙な影響力ってなってきた時は、またそれはそれでね、ちゃんと監視するシステムを作ればいいんじゃないかなって気もするんですよね」

(堀田) 「そういう多額の変なのが出てきたら、目立ちますよ。で、それを選挙で言えば、またみんな、献金したという人がおかしいと言ってきれいにしていくというね」

(古館) 「なるほど。で、あの政治とカネと言うとね、まあ現在では西松問題っていうことはもう避けては通れないことだと思うんですがね、で、民主党が先ごろですね、ずっと第三者委員会で答えを出しますということを鳩山代表もおっしゃっていて、まあ第三者委員会には堀田さんも呼ばれてお話をされてますね」

(堀田) 「そうですね、はい」

(古館) 「そういうことでね、こっからはちょっと、通常のコメンテーターというより、元検事というね、まあ、その立場でですね、お話を聞きたいと思うんですね。ちょっと気になりますのは、その民主党が出してきた第三者委員会、ちょっとバランスが悪いんじゃないかと、その記事を読まれたりした方、接した方、思う方多いんじゃないでしょうか。ちょっとこれ、要約ですけれども(と言って、民主党第三者委員会最終報告書のポイントを列記したボードを出す)。

ボードに書かれた内容
【検察の捜査について】
・偏った捜査が行われたのではないか
・検察は説明責任を負っている
・指揮権の発動
【報道のあり方について】
・検察側の情報に寄りかかった報道だった
【小沢代表の説明責任について】
・どういう目的で使われるのか、もっと説明する姿勢があってもよかった

 50ページにわたる大変分厚い第三者の委員会の最終報告書なんですが、ここ見てください。小沢代表の説明責任については“もっと説明する姿勢があってもよかった”と。“あってもよかった”ぐらいで、これに関する割合が少ないなあという印象は正直持ちました。そして報道のあり方について、ここも重要ですが、ここについて限られた時間の中で、これあのー、堀田さん、まずですね、これ、“検察は説明責任を負っている”んだと。これ、何といってもあの時期、3月に、一方の側は小沢さんの公設秘書を逮捕したんだからと、で、説明責任があると言っている。一方、堀田さんは新聞などには、“検察にはこれ以上の説明責任はない”と明確におっしゃっている。このあたりはどうなんですか?」

(堀田) 「ええ、あれはあのー、なぜ逮捕したか。それは悪質な事件だからですよね。悪質な事件だから、時期が何であれ、やらなきゃいかなかった。そういう説明は検察もしております。私もそういう主張をしてきました。説明責任を言う人は、“いや、これは悪質な事件じゃない。こんな事件はもともとやるべき事件ではない。それをやったのがおかしい。そこをだから説明せよ”という問いですから、これ、前提が違うんですよね」

(古館) 「ああー。あの、やはり元検事でいらした郷原さんなどは真っ向対立という形になってますが、その前提が違うということですか?」

(堀田) 「そうですね。彼はもう、形式犯で、こんなのやるのがおかしいと。もう場合によっちゃ無罪だという、そういう前提で言ってますからね、ええ」

(古館) 「堀田さんのお考えとしてはとにかく、他がどうであれ、表ガネも裏ガネもないと。こういう疑わしきものがあれば、ちゃんと逮捕して起訴したことでもう説明責任を検察は果たしているというお考えですか?」

(堀田) 「ええ、もうそれで、この悪質さは国民はわかっていると思うんですね。あの時はびっくりしたかもしれませんけども、まあだんだんわかってきてると思います。だんだん背景の報道とか、いろいろされてきましたから」

(古館) 1,「小沢さんサイドに関してはそうかもしれないけど、私はその今の堀田さんのお話聞いてて、大変生意気なようですけど、ちょっと引っかかりますのはね、やっぱりこの第三者委員会も報告してるんですが、“偏った捜査が行われたのではないか”。もうまさしく小沢さんサイドだけいって、自民党にも西松からカネが流れているのに、そっちがもう立ち消えになっていることはどうもおかしいって、ずーっと引っかかってる方多いと思うんですよ。ここはどうでしょう」

(堀田) 「ええ、そうでしょうね。報道されているところでも、自民党の議員何名かに西松建設からいってますから。ただ、それは証拠を見て、そしてその実態を見れば、小沢さんのやつがこれはずば抜けて悪質、悪質っていうのは金額も多い、時期もある程度の期間にわたっている、回数がある。そして、秘書の方が相手方と話して仕切っておる。そして西松建設は特に岩手の工事、公共工事等もある。そういう状況判断すれば、他の出てきている外形的事実に比べても、格段に私は悪質性が高い。だからこっからまずやるという判断をした。で、残りのも順次、今もまだ捜査してると思うんです。それはやっぱり、何党とかどうとかいうことじゃなしに、犯罪自体の悪質性、それを見てこう、順次捜査していく。これが1回とか2回の献金になると、なかなか認識、本当は西松建設だったと、名前が違うんだけど、そこの認識がなかなか取りにくいということもあると思いますね。捜査が難しくなる。だからもたもたしてるようですけれども、これはもう、党に限らず、悪質なものからやっていく。証拠に従ってやっていく」

(古館)2、「はあ。堀田さんはもう一貫して国策捜査ではないというお立場ですけれども、だったらそれはもう、規模の問題があったとしても、自民党サイドもやらないとなというところがあります」
(何が何でも自民党に捜査のメスを入れてもらいたい古館コメント1、2)
国連安保理は北朝鮮に対する制裁決議を全会一致で採択する見通し。アメリカのメディアでは情報当局者の話として、安保理決議が採択された場合、北朝鮮が3度目の核実験を強行する可能性があると報じた。

エンディング
(古館) 「ICBM(大陸間弾道ミサイル)、この発射の話も出てきております。そして日経平均株価、今日8ヶ月ぶりですけども1万円の大台に乗りました。しかしこれはまあ、期待先行というところも強くあるようでして、まあ売り買いの、買っている半分が外国人投資家、投資ファンドっていうことで、その他、穀物相場も上がっている。実体経済との兼ね合いは不安であります」





平成21(2009)年6月12日(金)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
報道ステーションが日本郵政問題の不祥事を「障害者郵便割引制度の悪用」を日本テレビ粕谷政治部長が、「国民は納得していない」と発言。翌週、厚生労働省のキャリアの逮捕者まで出して、「問題がなかったようにしたい」テレビ朝日と「不祥事は不祥事だ」と報道機関としては当たり前のことを指摘する日本テレビ。この違いは何?

鳩山総務大臣辞任、総選挙は?(12分弱)

日本郵政西川社長の進退をめぐる問題について、今日の鳩山大臣の辞任までの経緯をスタジオで簡単に説明後、

午後2時前、官邸
(ナレーション) 多くのカメラが待ち構える総理官邸。そこへ鳩山総務大臣が現れた。

(記者) 「総理のところへ?」

(鳩山総務大臣) 「総理にお会いするんですよ」

(ナレーション) 言葉すくなに総理執務室に向かった。そのわずか6分後、

(鳩山前総務大臣) 「今、辞表を提出してまいりました。というか、そこの場でサインをしました」

(記者) 「総理からはどのようなお話がありましたか?」

(鳩山前総務大臣) 「まあ非常に残念ですが、信念を曲げられないということなので、本当に残念ですけれども、やむを得ませんと」

(記者) 「どのような気持ちで辞表を提出されましたか?」

(鳩山前総務大臣) 「今の政治は正しいことを言っても認められないことがある。正しいことが通用しないと思ったら潔く去るのがいいんじゃないでしょうか。私はそれを、少なくとも祖父の鳩山一郎から、正義と友愛は十分に仕込まれたと思っていますから、潔く去ります」

(記者) 「麻生政権を応援するつもりはありますか?」

(鳩山前総務大臣) 「今回の総理の判断は間違っていると思いますけど、今後は正しい判断で政治をやていただくことを信じてます」

(ナレーション) 西川社長を辞めさせず、自分を事実上、更迭した麻生総理を厳しく批判。最後には明治時代、政府に立ち向かって散った西郷隆盛の言葉を引用。

(鳩山前総務大臣) 「自民党政権に見切りをつけてはおりませんが、まあ、“政府に尋問の筋、これあり」って、西郷隆盛さんの有名な言葉があるけど、そういう心境ではありますね」

(ナレーション) そう言い残して官邸を後にした。そもそも鳩山大臣は麻生総理が総裁選挙に出馬した時の選対本部長を務めたほどの盟友。その盟友が去ったことは政権にとって大きな打撃だ。麻生総理は

午後5時、官邸
(麻生総理) 「郵政事業に関して、政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたということは、甚だ遺憾なことなんであって、この状況は早急に解決されてしかるべき、基本的にそう思って判断をさせてもらいました。

(記者) 「西川社長は続投ということでよろしいんでしょうか?」

(麻生総理) 「基本的には民間の事業(日本郵政)に対して、国が直接、いろいろなことを介入したりするというのは、努めて避けるべきだと、私は基本的にそう思っています。法律と事実に基づいて、新しい大臣の下に、その問題をどう解決していっていかれるのか、その判断がきちんと出た上で判断をさせていただきます。

(ナレーション) 鳩山大臣の後任には佐藤勉国家公安委員長の兼務が決まった。鳩山大臣が辞任を求めていた日本郵政の西川社長は

午後6時前、日本郵政本社前、停まっている車の中にいる西川社長に対して
(記者) 「ご自身、辞められるおつもりはないですか、西川社長?」

(日本郵政・西川社長) 「……」

(ナレーション) 無言で会社を後にした。大臣の辞任という決着に、自民党内からは

(伊吹文明) 「国民の感情からするとね、鳩山さんの主張の方がストンと胸に落ちるんじゃないかと、私は思います」

(中川秀直元幹事長) 「郵政民営化貫徹という国民の真意の上にある麻生内閣としてね、こういう結論に至ったということは、正しい判断だったと思います」

(谷川秀善参院幹事長) 「喧嘩したら両成敗よ。だからそれはやっぱり、そういうことわざもあるんだからね、そうして両方引いてもらってですね、新しい考えやったら一番いいんじゃないかなと思いますけどね」

(ナレーション) 党内の意見は分かれた。一方、鳩山大臣の兄である民主党・鳩山由紀夫代表は

民主党本部、記者会見
(民主党・鳩山代表) 「麻生総理のリーダーシップの欠如は、甚だしいにも程があると。政権の体を成していない」

(記者) 「反旗を翻す覚悟はあるかっていうことをおっしゃいましたけれども、今後の連携の連携の可能性について、どのように?」

(鳩山代表) 「本人がしかし、記者会見のぶら下がりで“連携はないでしょうね”って言っていませんでしたか? 何かそう聞いておりますし、私どもも政権交代を目指しているわけですから、そのことを念頭においてはおりません。ただ、弟の言葉はですね、政府に対して反旗を翻した時の西郷隆盛の言葉を引用したわけですから、弟としてはその(反旗を翻す)覚悟を持っているんだなと、当然そう理解されますよね」

(ナレーション) 兄からそう言われた鳩山大臣。午後、鳩山一郎元総理らが眠る鳩山家の墓参りをしていた。

墓参を終えて、記者に囲まれ
(鳩山前総務大臣) 「祖父も親父もわかってくれるでしょう。正しいことをして、潔く去るんだったら」

午後4時半すぎ、鳩山氏の事務所前
(七尾藍佳) 「新党を立ち上げるですとか、そういったことを国民に訴えていくお気持ちはありますか?」

(鳩山前総務大臣) 「それはこれから仲間と相談をして、じっくり考えて行動することですから、軽々しくそういうことは言えません」

(七尾) 「応援の声はいっぱい、今日、事務所に来ていたということですが、そういいう声あしました?」

(鳩山前総務大臣) 「それはありますよ。“新党作れ”っていう声はすごい多いけど、まあそう簡単に新党なんか作れるものじゃありませんから」

(ナレーション) 新党結成の動きもにおわせた。さらに、鳩山大臣に歩調を合わせたのか、側近である戸井田厚生労働政務官も辞意を表明した。こうした動きに自民党内からは

午後6時すぎ、横浜市

(笹川尭総務会長) 「(鳩が)鳩舎から飛び出して、鳩山さんもどこの空を飛ぶのか、大変心配いたしております」

(ナレーション) 政界再編につながるのではと警戒する声が挙がる。

テロップにて
(自民党議員) 「これは計画的ですね」

(現職閣僚) 「辞任の雪崩が起きたら一巻の終わりだ」

(ナレーション) 麻生政権発足から8ヶ月あまり。辞任した大臣は3人目となる。

(村尾) 「粕谷さん、まず今日、鳩山大臣が辞任しましたけれども、その背景はどう見てますか?」

(粕谷賢之政治部長) 「5日ほど前から、麻生総理自身が水面下では妥協案を探っていたんですね。結果的にはそれもうまくいきませんで、これ以上長引かせては、やはり政権のダメージが深まるというので、今日の決断となったわけなんです。ただ、思い返しますとね、やはり問題の本質、原点は(日本郵政西川社長の)不祥事の経営責任という言葉をここで指摘しておかなければなりません。この不祥事の中にはですね、障害者向け郵便の不正利用などの問題が含まれます。この問題をですね、あいまいにしたまま、政治決着というのでは、やはり国民は納得しないと思いますね」

(村尾) 「一方で日本郵政の指名委員会は、依然として西川社長の続投は決めているんですね」

(粕谷) 「そうですね。ですからその一方で、株主である政府がですね、その責任者たる総理大臣が、この問題のけじめをどうつけさせるのかという点についても、やはりなお見極める必要があるというふうに思います」

(村尾) 「西川社長が辞めるべきだという声もあることはあるんですけれども、なぜ麻生総理は鳩山大臣辞任、これを決めたんですかね?」

(粕谷) 「そもそも今、持っている自民党の300議席は、4年前の総選挙、それは郵政民営化を争点にしたその選挙の勝利の結果です」

(村尾) 「そうでしたね」

(粕谷) 「その意味からしますとですね、やはり小泉改革を推進する人にとってはですね、西川社長というのは、いわばシンボリックな存在というふうにしてきたわけなんですね。したがって、その人の辞任を求めるということは、やはり党内を二分する、分裂の危険性さえ深まってしまうということから、なかなかそういう判断には傾けなかったというのが実情だと思います」

(村尾) 「じゃあ、今の党内の力学も考慮して、今回は鳩山大臣ということになったわけですね。あの、鳩山大臣、これからどう動くんでしょうか?」

(粕谷) 「明日すぐに、たとえば自民党を離党して新党ということはないと思います。ただ、注意しておかなければなりませんのは、今日早速、戸井田厚生労働政務官が辞任をしましたように、何人か、数人はですね、鳩山さんと行動を共にするという人もいるんですね。したがって、こういう人たちがですね、たとえば総選挙の後に、キャスティングボートを握る可能性というのが出てくるわけですね。議席の結果によってはですね、微妙なバランスの時には、たとえば兄の鳩山由紀夫さんとの兄弟連携の可能性というものも、今から否定するわけにはいかないというふうに見えます」

(村尾) 「その総選挙の日程なんですけれども、これ、影響は当然あるでしょうね?」

(粕谷) 「やはり政権の求心力が弱体化しましたので、やはり後ろへずれるのではないかと、任期満了に近いのではないかという見方があります。一方でですね、もう1つの見方が出てきまして、ここまでいってしまうとですね、自民党の麻生降ろしの動きが強まってしまう。場合によっては解散できない。それぐらいなら、もっとぐっと前倒しして、都議会議員の選挙の告示の前に解散をしてしまってですね、たとえばですけれども、8月の2日投票を目指すのではないかと、早期解散ではないかという見方が出てるんです。ただこの場合にはですね、この3つある選挙の結果(千葉市長選、静岡県知事選、東京都議選)に直撃されるような流れになりますので、とりわけ東京都議会議員の選挙の結果が死活的に重要な意味を握るということになってきます」

イラン大統領選(約7分55秒)

大統領選を控えたイランを現地記者が取材。
(ナレーションとVTR・要約) カメラはイランの首都テヘランのある場所。国際社会との対話を訴えるムサビ元首相のイメージカラーである緑色のものを身につけたムサビ元首相の支持者が何万人と集まり、緑一色に埋め尽くされている。ムサビ元首相は国際社会との協調を訴える対話派だ。改革を訴え、支持を伸ばしている。

一方、現職のアハマディネジャド大統領陣営では、食べ物などを群集に配る物量作戦に出ていた。支持者は「大統領の“米国を打倒せよ”の標語でイランの国際的な評価は高まった」と話す。アハマディネジャド大統領は反アメリカ一辺倒の強硬派。
 今、イランの大統領選挙が注目される理由にはアメリカ側の変化がある。先日、オバマ大統領は「我々ははっきり伝えたい。“前進する用意がある”と」とイランに対話を呼びかけたのだ。もし、イランも対話派のムサビ元首相が大統領になったら、対立する両国が歩み寄るかもしれない。
 ムサビ元首相を支持する大学生のナザニン・アスカリさん(21)は選挙キャンペーンにボランティアで参加している。ナザニンさんのような若者が選挙活動に集まり、大きなうねりとなるのは異例。
 アハマディネジャド大統領は、前政権で比較的寛容になっていた女性の服装や髪型などを再び厳しく取り締まっているため、自由を求める女性や若者の心をつかむムサビ元首相は急速に支持を広げている。その象徴ともいえるのが、イランで最も有名な女性の権利拡大を訴える活動家である夫人のラハナバルドさん。若者に人気の夫人を前面に押し出す戦略だ。

(ナザニンさん) 「現状にみんなうんざりしているんです。自由に考え、行動できるようになりたいのです。オバマ大統領の登場で、境は新しい時代を迎えようとしています。ムサビ氏が大統領になって、イランでも同じことができると信じています」
投票後、ムサビ元首相は選挙戦の手ごたえをこう語った。

(ムサビ元首相) 「これまで数週間にわたり、イラン国民の皆さん、あなたたちは国民レベルで奇跡を作り出してくれました」

イランは変わるのか。結果は明日、判明する。

(村尾) 「テヘランの谷生さん、選挙活動は相当盛り上がってましたけれども、投票率も高いんでしょうね?」

(谷生俊治記者) 「そうですね。イランのメディアは投票率は記録的な高さになりそうだと伝えています。そのため、当初の予定では2時間半ほど前に締め切られる予定でしたが、予定を延長し、現在も投票が行われています。熱い選挙戦が繰り広げられた今回の大統領選挙。当日の運動は禁止されているため、市内は落ち着いた雰囲気です。ほとんどの投票所で、市民が長い列を作り、今回の選挙の熱気を感じさせます」

(ムサビ候補に投票) 「ムサビ氏なら、外国との平和を実現できる。強硬派はもうたくさんだ」

(アハマディネジャド大統領に投票) 「腐敗と圧制を一掃してくれたから、大統領にあと4年やってほしい」

(ムサビ候補に投票) 「自由がほしいからムサビ氏に入れました」

テヘラン南部、保守強硬派の牙城の地域でも、ムサビ候補への投票が大きく伸びており、アハマディネジャド大統領を上回る勢いを見せてます」

(村尾) 「谷生さん、仮にムサビ候補が勝利した場合に、イランは大きく変わる可能性はあるんですか?」

(谷生記者) 「は、劇的に変わることは実はあり得ません。それは核問題など、重要事項への最終意思決定権は最高指導者のハメネイ師が持っているからなんです。ただ、核問題や対米関係改善で、より柔軟で対話を重視する路線に舵を切るのは間違いないと見られています。注目の結果は、日本時間の明日夜ごろまでに判明する予定です」

(村尾) 「明日、結果が判明するということなんですけれども、実はこのイランの大統領選挙、アメリカも重大な関心を持って見ているんですよね。ちょっとこれを説明します。アメリカがイランの大統領選挙に注目している理由、大きく分けて2つあると思いますね。1つは先週、オバマ大統領がカイロでですね、演説をしました。その中でも述べているんですが、イランの核開発疑惑。イランはですね、“いや、これは原子力発電のための平和利用だ”と言っているんですが、アメリカは“いや、これは軍事に転用するんじゃないか”と疑ってるんですよね。それともう1つはですね、イスラエル。これはアメリカの友好国なんですが、実はこのイスラエルとイランというのは敵対関係にあって、一触即発の状態にあるんです。ですからイスラエルとイラン、これが武力衝突、これは何としてでも避けなくちゃいけません。まあ、こういった中で、アメリカはですね、このイランの行方がどうなるのか、重大な関心を持って見つめているんです」

東京地裁は足立区で起きた女性殺害事件の裁判員候補者100人の抽選を行った。

呼び出し状は来週中に発送され、初公判の8月3日午前中に裁判員6人と補充裁判員3人が選ばれる。
Pic UPのコーナー
●国連安保理はまもなく北朝鮮の核実験に対する制裁決議案を採択する。協議では北朝鮮の船舶に対する貨物検査をめぐり、アメリカと中国の間で調整が難航したが、最終的には「義務化」は見送られ、「要請する」との表現に落ち着いた。

●足利事件の弁護団は今日、「再審ですぐに無罪を言い渡すのではなく、十分に検証するべき」だとする意見書を裁判所に提出。弁護団は有罪判決の根拠とされたDNA鑑定を行った科学警察研究所の元職員らの証人尋問を再審開始前に行うべきだと主張している。

経済のニュースを伝えるZERO Bizのコーナー
●東京株式市場の株価、終値で約8ヶ月ぶりに1万円台を回復
1万円の大台回復の要因は、世界的な景気の底入れ期待が市場で高まり、幅広い銘柄に買い注文が相次いだため。午後に入り、アジアの市場でも株価の上昇が続き、押し上げ材料となった。終値は昨日の終値より154円49銭値上がりし、1万135円82銭で今年の最高値を更新。

(村尾) 「株価ですけれども、1万円台を回復して終了しましたね。これはですね、昨年の10月7日以来の1万円台回復なんですね。またこれ、売買代金も非常に多くて、昨年の9月12日以来の多さでした」

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後ろから鉄砲玉が飛んで来た古館、武田鉄矢がある番組(朝日系列)で言ってました。

暇なので、アサヒニューススターを観ていたら(6月13日13時)、「武田鉄矢の週刊哲学」なる番組で、
「テレビと政治のめざす方向」というタイトルで慶応の草野厚教授、東大の松原隆一郎教授をコメンテーターにして鼎談していた。

話題が視聴率以外の物差しで番組を評価するという議論の中で武田鉄矢氏の意見に出演者スタッフ一同が全員同意していました。その内容とは、、、


(武田)「一番わかりやすいのは皆さん驚かないでね、俺ね出演者のギャランティーじゃないかと思うの、やっぱりねニュース番組やってね、高いギャランティーとるとね、番組自体がゆがむよな!(23秒スタジオ静まる、武田鉄矢氏が番組のスタッフを指差して)

ものすごく大きくうなずいてるよね、いやそうでしょう?メインの方が人気者だからといってその番組の出演料が億ってあるわけですから、そうすると億稼がなければいけないニュース番組の作り方って、」(話の途中から草野教授が割り込んできて)
(草野)「まさにゆがみますよ!解りやすい!」
(松原)「スポンサーが必要になりますしね。」

(武田)「そうです、そうです。」

(中略)

(武田)「年収いくら以上の方は報道やっちゃいけないとか(スタジオから賛成の声)思わず賛成って、、、それはあるんじゃないかな?貧しさを報道したいと思う人の立場は貧しくないと、毛皮のコート着て貧しさなんか報道できないっていうそれくらいその処世っぽい青さを報道やる方にはもっといてほしなあ。」


*これは、みのもんたを意識した発言のようだが古館にもぴったり当てはまる。
後ろから鉄砲玉が飛んできましたナ。、

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菅谷さん冤罪について、古館「捜査当局に対する不信が渦巻いている」イヤイヤ、朝日に対する不信が渦巻いてます。

平成21(2009)年6月11日(木)の報道ステーション
(本日の番組構成と内容)
北朝鮮情報をまったく報道しなくなった報道ステーション。やはり誤報問題が相当効いているらしい。そこで、新型インフルエンザは11分40秒も報じ、足利事件と当たり障りのない事件ばかり。消費税12%を議論の俎上に上げた経済財政諮問会議のニュースで、それらしさがあるのみだ。

新型インフルエンザ、WHOがフェーズ6に引き上げへ(約11分40秒)

(ナレーション) 新型インフルエンザは冬を迎えた南半球で感染が広がっている。感染者数が1200人を超えたオーストラリアでは、渡航歴のない人の間で感染が持続的に拡大していることが確認された。WHOは想定した新型の症状が軽いことや、世界各国の対策がフェーズ引き上げによって厳しくなるため、これまで、社会や経済への大きな影響を考え、フェーズの引き上げをしてこなかった。

電話取材
(東北大大学院・賀来満夫教授) 「南半球での感染拡大が非常に急速にあるという事実を(WHOが)とらえていること、それから一部で若い方、健康な方でも少し重症化が見られるということも含めて、やはり北半球に引き続いて起こっているいわゆる世界的な規模という意味で、WHOがフェーズ6に上げようとしているのではないかと思います」

午後4時
(河村官房長官) 「フェーズ6に上がった場合でも、これを見直すとか、そういう状況にないというふうに判断を現時点ではしております。国内の感染状況もございます。1度、そういうことを報告する機会があってもいいのではないかと」

(ナレーション・要約) 都内では初となるが、生徒9人、教職員1人の計10人の集団感染で私立正則高校が1週間の休校になった。感染した10人が全員同じ場所に集まることはなかった。感染源は不明。感染者には最近の海外渡航歴もない。成蹊大学では今月4日、ニューヨークから帰国した男子学生1人が感染していることが判明した。都内の大学では初の、新型インフルエンザ感染確認による休校を決めた。法科大学院を除く大学院、付属の小学校から高校も休校。
 今日は北海道と秋田でも初めて感染者が確認され、国内感染者数は543人に達した。新型インフルエンザ感染報告は、関西で国内幹線者が発覚した後ピークを迎え、その後、小康状態になっていた。しかし6月に入り、再び増加に転じてきた。気温と湿度が高くなるとウイルスの活動が低下するといわれているため、季節性インフルエンザの場合、梅雨に入ると例年、本州では収束する傾向にある。しかし新型インフルエンザは6月に入っても増加傾向にある。なぜか。

(東京慈恵医科大公衆衛生学・浦島充佳准教授) 「梅雨時に入って日照時間が減ってビタミンDが減ってくると、自然免疫力が落ちることによってインフルエンザを発症しやすくなる可能性はあると思います。雨期というのは太陽の光が遮られるので、太陽の光によって皮膚の下で作られるビタミンDの量が少なくなる。そのためにインフルエンザが若干、流行しやすくなるのかもしれません」

(ナレーション) その一方で、検査の件数増加から新型が見つかるケースが増えたという見方もある。今月6日、初めて新型インフルエンザが確認された福岡市。福岡市ではその発表の前まで、発熱外来を通じたPCR検査は一切行われておらず、感染者が見過ごされた可能性がある。福岡市の小児科では、同じ日に同じ学年の小学生4人が来院。簡易検査でA型と判明。

(小児科院長) 「子どもさんの話ではクラスで10人近くが休んでいると聞きましたので、(新型)インフルエンザの流行が起こってるんじゃないかというふうに思いました」

(ナレーション) しかし、福岡市によると、患者に渡航歴がなく、市の指定病院からの報告ではなかったことから、PCR検査をしなかったとしている。

(小児科院長) 「向こうはもうマニュアル通りというか、その件に関しては“季節性のインフルエンザの対応で結構です”と。渡航歴と接触歴等も聞かれることはなく、即決というか、即答されました。(PCR検査の)窓口としては保健所になりますので、保健所の方で必要がないと言われると、こちらとしてはもうどうしようもないですね」

(ナレーション) 現在、福岡市の感染者は49人。感染拡大防止地域に指定された板付地区の小・中学校3校が休校していて、今日も小学3年生男子の感染が確認された。

(古館) 「ご覧のように今日もですね、福岡のみならず、日本のいろんなところで感染の報告が出てきておりますので、これは冷静になるのと同時に、やはり不安も出てきますよね。そこでですね、今後のこととして、東京都を1つの例としてですね、見てみたいのは(と言って発熱相談センターの受付時間とボードを出す)、そもそもですね、ご覧のように、たとえば子どもが発熱した、発熱相談センター、事前に番号知っている、あるいは電話をですね、NTTで問い合わせて (電話に)出たとしても、そして応対してくれたとしてもですね、たとえば不安なのは、“明日まで待ってくれ”と、“そのくらいの発熱ならば明日の状況を見て”と、たとえば言われた時に、現実には“じゃあ、お医者さん行っていいですか”っていうと“お医者さんには絶対行かないでくれ、とにかく待ってくれ”というようなケースも結構多発しているようですよね。そうすると、一体どうすればいいんだということになってくるわけですね。まあ、だとすればですね、現在こういうような状況になっておりますけれども、急に全ては無理だとしても、まずこのウイルスのですね、今後の可能性として、ウイルスの種類がどういうふうになっていくのか、変異のパターンはどういう可能性があるのか。あるいはまた感染力がどうなっていくか。いくつもあると思います。そして毒性がどうなのかっていうこと、症状の重い、軽いもどうなのか。いろんなケースをですね、少しでも早く出して、ここまでのケースだったら一般の病院でも、最寄のお医者さんでも診てもらえるようにできる方針を、たとえば国がきちっと、自治体だけでなくて国がもう方針を出すと。もし出せないなら、現在、こういう経過で検討しているという情報を出す。まあ、こういうことをですね、随時やっていかないと、やはりいろんなところでですね、不都合が生じてくるんじゃないかっていうふうに考えます」

足利事件の菅家さん、取調べの全面的録音・録画を訴え

佐藤弁護士と浅草の仲見世通りを歩きながら、逮捕される1ヶ月前に訪れた時と変わっていないと懐かしんだり、煎餅屋で煎餅を買ったりする映像

午前8時半、民主党法務部門会議
(菅家利和さん) 「“お前は子ども殺したな”と言うんですよ。エッと驚きましたよ。そうしましたら、“やってません”と言ったんですよ。そうしたら肘鉄砲ですよね。胸をドーンと突かれたんですよ」

(ナレーション) 今朝開かれた民主党の法務部門会議。菅家さんは警察に連行され、取調べを受けた状況や当時の心情を詳らかに語った。

(菅家さん) 「今思えば、今なら絶対やってないとはっきり言います。その時は気が弱くて、人様の前では話ができなかったんですよ。無口で気が小さくて、何か言われるとシューンとしちゃうんです。言い返すことができないんですよ」

(ナレーション) 自白の強要による冤罪を防ぐために、菅家さんが強く求めていることがある。

記者に囲まれ
(菅家さん) 「テレビですとか、取調室に置いてもらって、そうすればまあ、冤罪とか、警察官の取調べがわかると思います」

(ナレーション) 取り調べの可視化。検察は3年前に一部の事件に限って取り調べの録音、録画を導入した。ただ、検察の目的は裁判員制度を機会に、わかりやすく効率的に裁判を進めることだ。民主、社民両党は今年4月、取り調べの全過程で録音や録画を義務付ける法案を参議院に提出。野党の賛成多数で可決された。

午後3時すぎ
(民主党“ネクスト法務大臣”細川律夫) 「菅家さんの話を聞くと、いかにして自白調書が作られていってですね、冤罪を生んでいるかということがはっきりわかりますから。自白偏重が冤罪を生んでいると」

(ナレーション) 衆議院では審議も始まっておらず、今の国会での成立は極めて困難な状況だ。検察や警察は取り調べの全面的な録音、録画は反対の立場を貫いている。

(筑波大名誉教授・土本武司・元最高検検事) 「両者が心を打ち解けあう、つまりは信頼しあう関係が醸成されて初めて、真実が浮かび上がってくる。それを全面可視化は阻害することになる。そういう環境下に置かれて、それで喜び勇んで真実を述べるっていうことは、これは期待ができないんじゃないでしょうか」

(ナレーション) 冤罪事件をこれ以上出したくない。菅家さんが願いを込めたことは。

浅草寺にお参りした後、
(菅家さん) 「私と同じような人たちを助けてくださいと」

(ナレーション) 昨日の最高検に続き、栃木県警が今日、警察として初めて、菅家さんへの謝罪のコメントを発表した。

(栃木県警・石川正一郎本部長のコメント) 「誠に遺憾であり、申し訳ないことと考えております。ご本人に対する謝罪につきましては、適時適切に対応してまいりたいと考えております」

(古館)① 「全くわからないですね。適時適切じゃなかったからこうなったんじゃないですか。これはもうホント、可視化の流れとかいろいろありますが、とにかく根本にはですね、捜査当局に対する不信というものが渦巻いているわけですよね。これは人生をそっくり奪われたといっても決して過言じゃない菅家さんに対して、警察、検察、そして裁判所、関係の人たちがまずは実際に会って謝罪するってこと、すぐすべきではないでしょうか。そっからが、そっからしかもう何も始まらないんじゃないでしょうか」 

(報道を見守る会)①「全くわからないですね。適宜適切に取材をしなかったから、こうなったんじゃないですか。とにかく信じられない誤報を行ったテレビ朝日に対する不信というものが渦巻いているわけですよね。これは人生をそっくり奪われたといっても決して過言ではない民間の韓国人に対して、テレビ朝日の関係の人たちがまずは実際に会って謝罪すること、すぐすべきではないでしょうか。そこからしかもう何も始まらないんじゃないでしょうか」

消費税12%試案と社会保障費2200億円抑制で揺れる自民党(7分50秒強)

(ナレーション) 14兆円の景気対策が早速効いてきたのか。今日の東京株式市場は一時1万円を突破。実に8ヶ月ぶりのことだ。

正午すぎ
(与謝野大臣) 「瞬間では1万22円になったというね、まあようやく最悪期を脱したと思っております」

(ナレーション) しかし、喜んでばかりいられない話が今、永田町に衝撃を与えている。今週(9日)開かれた経済財政諮問会議で、消費税12%という試算が示されたのだ。

午後1時すぎ、派閥の会合の挨拶で?
(伊吹文明元財務大臣) 「12%は全く根拠のない数字であってね、こんなものをね、党とあるいは財務省とじっくり打ち合わせずに、内閣の財政金融担当部局が打ち出すということはあってはならない。選挙の前にどいういうふうに取り上げられるかということを考えておかないと」

午後1時すぎ
(平沢勝栄) 「どれだけ現場が迷惑しているか。もう冗談じゃないですよ。何もわかんない人が勝手にああいうことをやっているわけで」

(ナレーション) 槍玉に挙がっているのは、今月下旬に取りまとめる「骨太方針2009」についての素案。政府はプライマリーバランスの黒字化(基礎的収支の健全化)を今後10年以内に達成するという新たな目標を掲げる予定で、内閣府がこれに向けたシミュレーションを公表した。その1つが、消費税率を2011年度から段階的に引き上げて12%にした場合、2018年度、つまり10年以内に黒字化するというものだった。

一昨日
(与謝野大臣) 「今回のものは極めて機械的な試算であって、消費税を何%でなければダメだということを断定的に申し上げているものではありません」

(ナレーション) 消費税12%というのは「骨太の方針」自体に盛り込まれるわけではなく、あくまで参考として示した試算だという。しかし自民党は、選挙を前に数字が一人歩きすることに危機感を募らせているのだ。

今日午後、記者に囲まれ
(谷川秀善参院幹事長) 「選挙の前にね、理屈はその、いろいろ計算したら、消費税何%にせないかんということがあるんでしょうけど、今は何も言う必要はないと思いますよ。マイナスですよ、それは」

今日午後、記者に囲まれ
(谷津義男) 「これからマニフェストの中で入れるかどうかにかかわってきますから、私は(消費税)12%というのはちょっと消えちゃうんじゃないかなあというふうに思いますよ」

(ナレーション) ただ自民党内にも消費税論議を歓迎する声はある。

今日午後
(川崎二郎元厚労大臣) 「12%じゃ足りないんじゃないの? 現実に介護とか医療とかですね、いろんな分野のいろんな声を聞きながら社会保障制度をきちんとたてるとなると」

(ナレーション) 骨太の素案では、小泉政権時代からの方針、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制することについても基本的に続けるとしている。こちらも批判の的だ。

昨日の自民党政調全体会議の発言から
(尾辻秀久元厚労大臣) 「もう2200億は無理でしょう。これを出した途端、選挙にならなくなるのは目に見えている。この場で消してくれ」

(ナレーション) 与謝野大臣は財政規律を守る姿勢を示すためにも2200億円削減の旗を降ろしたくない。一方、自民党内では幹部も含め、もはや削減はありえないとの声が大勢だ。

正午すぎ
(津島雄二元厚労大臣) 「とかく小さな話、1年間のシーリングで2200億という枠をですね、社会保障制度に課した。そのことによって、どれだけ無駄なエネルギーを費やしたか。一歩もこれ、引きません。それこそ、それをやるのであれば、閣僚の責任を求めるというところまで腹を据えていきたいと思いますので」

(古館) 「まあ選挙前で自民党、そして政府がかつて出てきたことの方針を守りながらも、また選挙前でいろんなことを加味しながら打ち出していってるようで、混乱するんですけどね」

(一色) 「あの、麻生さんやその周辺の人は、消費税を総選挙の対立軸にしたいと思ってるようなんですよ」

(古館) 「うーん」

(一色) 「あの、民主党がまあ、いろいろお金を使う政策を打ち出しますけど、民主党の弱みはやはり財源のところがもうひとつ説得力がないんですけどね」

(古館) 「根拠がね」

(一色)① 「ええ。その場合、自民党の方は消費税をちゃんとマニフェストに入れておけばですね、やはり民主党の責任だと。責任あるのは我々だというようなことで、まあ攻撃できるわけですね。それで攻めの選挙につながる可能性があるということなんですけれども」

(古館) 「予算の無駄を国民はどう見てるかっていうところはちょっと……」

(一色) 「そうなんですよね、そうなんですね。ただまあ、それも両方入れるんでしょうけれども、ただまあ責任みたいなことで言うと、財源はっていうところ、答えやすいですよね、消費税を入れておくと。ということなんでしょうけども、ただ、基本的には国民にとってはあまり人気のある、もちろん嫌な政策になりますから、それはやっぱり、ものすごく強い信念と、やはりその迫力みたいなものとですね、党内もそうですし、有権者も説得しないといけないと思うんですけども、まあ麻生さんがその、打ち出すことができるかどうかっていうのは、その迫力をもって説得できるかどうかということなんで、ちょっとなかなか難しいような感じがしますけれどもね」

(古館) ①「やっぱリーダーっていうのは命がけで」

(一色) 「ええ」

(古館) ②「“こうするんだ”ってことをとにかく、やっぱり宣言しないとね」
(報道を見守る会)①「やっぱりテレビ朝日の報道マンというのは命がけで」
           ②「こういうねつ造をするんだってことを、やっぱり宣言しないとね」
(一色) 「ええ。まあ総選挙で消費税を対立軸として打ち出すこと自体は、まあ有権者にとっては選択肢になるわけですから、それはいいと思うんですけど、その前に党内をちゃんと説得できるかどうかっていうところがありますよね」

(古館) 「それにこう、いろんなねえ、まあ世襲制限がどうしたこうした、いろんなこと出てきてますよね。だけど、とにかくもう何段階も経て、補正予算まで通ったわけですね。重要法案ももちろんありますけど、まだ。何かこれから選挙へ向けてね、いろんなことを、こう、試しに出してって、反応を見てるような気がするんですよ。だってこれ、選挙自体も7月の都議選から10月まででいろんな説が言われてますけど、はっきりしてませんよね。で、いつやるのかっていうのをね」

(一色) 「そうですね。まあブレるということにもつながっちゃいますから、あんまりその、出したり引っ込めたりっていうのはしない方がいいと思うんですけどね」

大統領選を控えたイラン

(構成内容 ナレーションおよびVTRの一部要約)

 その地理的位置から、アメリカの対イラク、あるいはパキスタン、アフガニスタン政策において重要な立場を占めるイラク。そして着々と進む核開発においては北朝鮮とのつながりも見え隠れする。大統領選には4人が立候補しているが、実際には「反米・保守」路線の現職・アフマディネジャド大統領と、「対話・改革」路線のムサビ元首相の2人の候補者による一騎打ち。この大統領選によって世界は大きく左右される。
 徹底したイスラム主義を掲げる現政権になってから、自由の束縛は強化される一方で、顕著なのは風紀警察による街頭での服装など取締りだ。選挙のカギを握るのは、こうした不満をため込んだ若者票の行方だ。イランの有権者の半分以上を35歳未満が占めている。国が厳格なイスラム政策を勧める一方で、欧米文化を求める若者は増えている。

(ハンバーガーショップの利用客) 「世代交代で、今はいろいろ変わり始めている。若者の目線の先には欧米があるし、食べ物でも何でもそうです」

(ムサビ氏に投票するという24歳男子大学生) 「外国と比べて、私はイランに表現の自由があるとは思えない」

今、各地では両陣営による小競り合いが発生している。

 両者が拮抗する中、(4月に)ジュネーブで開かれた国連会議(国連「人種差別撤廃会議」)に出席したアフマディネジャド大統領。冒頭、議題を無視して、中東和平をめぐる西側諸国の批判を展開した。

(アフマディネジャド大統領) 「イラク戦争やアフガニスタン戦争の期限は一体何か? それは当時のアメリカ政府のエゴによるものに他ならない」

 耐えかねたヨーロッパ各国の代表らが抗議の途中退席を行うなど、大きな反発を招いた。だが、感情的な演説の裏には周到な計算があった。いまだ国民に根強くある欧米への反発感情に訴え、支持につなげようとの思惑だ。

(アフマディネジャド大統領の支持者) 「地球上で初めてアメリカに挑んだ人物こそがアフマディネジャド大統領だ。だからこそ我々国民は彼を支持するんだ」

(古館) 「ああいう演説をするっていうのは、もちろん狙いはあるでしょうけれども、このイラン側から、支持者から見たら、やはり西側がああやってすぐ退席すること自体、実に不寛容な証だと、こういうことにもまたなっちゃうわけですねからね」

(一色) 「そうですね。まあ本当に、あの中に入った取材した人から聞いたんですけど、改革派のムサビ候補ですか、かなり善戦してるっていうふうに聞くんですけれども、まあ私はやっぱりオバマ大統領の登場と関係あるんじゃないかと思いますね」

(古館) 「はあ」

(一色) 「やはりこれまで、ブッシュ政権の時、悪の枢軸として、本当に敵視政策をしてきたのが、オバマ大統領がかなり対話を求める融和政策ですよね。まあそういうものにすごく期待する勢力がやっぱりイラン国内にいて、それが表現の自由とか、言論の自由を求めるような人たちで、そういう人たちがかなり勢いをやっぱり持ってきてるんだろうなというふうに思いますね」

(古館) 「中東での演説はきいてるでしょうね、そういう意味ではね」

(一色) 「ええ、そうですね」

(古館) 「まあただ、パーレビ国王の時代、もう30年以上前になりますけども、それまではアメリカが石油利権でずっとやってきて、それで今度はイスラム革命が起きたと思ったら、これから向こう30年間にわたってずっとアメリカはイランと反目してきて、その間、まあイラクのフセインを育てるような形でアメリカはイラン・イラク戦争を8年間やってきた。根本的にそういうことに対する怒りの部分をね、どうやったら取り除いていけるのかっていう、これがもうイランの人たちから見たら根源じゃないかなという気も、この改革派とか強硬派とかいう以前にするようなところがあると思います」





平成21(2009)年6月11日(木)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに続いてのトップは運勢鑑定するとして高額な印鑑を売りつけたとして、統一教会の信者とみられる男女7人を逮捕、都内3ヶ所の統一教会の施設にも家宅捜索が入ったニュース。平均株価が1万円台を回復したニュース、太陽光発電の特集など盛りだくさん。それにしても、テレビ朝日の「取材の確認作業が甘かった」というのは、言い訳にならない。

日経平均株価、約8ヶ月ぶりに一時1万円台を回復(5分強)

(ナレーション) 今朝の東京株式市場。取引開始から34分後、日経平均株価は一時、およそ8ヶ月ぶりに1万円台に回復した。株価は今年3月、バブル経済の崩壊後、最安値となる7054円まで下落、その後、上昇に転じ、今日再び1万円の大台に乗せた。インターネット証券のコールセンターにも投資家からの問い合わせが相次いだ。株価が1万円台に回復した要因は何だったのか。

(カブドットコム証券マーケットアナリスト・山田勉氏) 「(株価下落は)リーマンの破綻に始まって、GMの破綻に終わったと。世界的に一番厳しかった1~3月期を脱出して、そこからは少なくとも良くなるだろう、そういう(投資家の)期待感から株価が上がってる」

(ナレーション) では、特に株価を上げた業種は何なのか。去年の年末と比べた業種別の値上がり幅を見てみると、輸出産業である自動車やその部品にあたる輸送用機器が上位を占める。そして5位には鉄鋼が入っている。実はハイブリッド車などの生産が増えることを予測して、生産に欠かせない鉄鋼に投資が集中しているのだ。1万円台の回復に政府は

午前、記者会見
(河村官房長官) 「これまでの(経済対策の)効果が出てきた。それに対する期待感もあるのではあろうと、こういうふうに思っております」

(ナレーション) 経済対策の効果が出たと胸を張った。株価はこのまま順調に上がり続けるのか。

今日午前、
(与謝野大臣) 「最悪期を脱したと思っております。しかし、まだまだ世界の経済も日本の経済も不安定要因はありますから」

(投資家男性) 「そう熱心にこの状態でやる気にはあんまりなれませんねえ」
(別の投資家男性) 「実体の経済自体はそんなにすぐには上向きに上がらないと思うので、ですから一進一退がしばらくは続くとは思ってますけれども」

(ナレーション) 1万円台回復といっても、手放しには喜べない様子。今日の日経平均株価は結局、9981円33銭(前日比10円16銭安)で取引を終えた。

(村尾) 「星野さん、確かに株価は上がってきましたけれどもねえ?」

(星野仙一) 「うーん、やっぱり株が上がるということはまあ非常にいいんでしょうけれどもね、経済は、景気は心理ですからね。ですけれどもね、実体経済、まあテレビでもコメントで言われてましたけれどもね、アメリカにいる友人に聞きますとね、2、3ヶ月予約してもなかなか取れなかったレストランが、今すぐ、いきなり行っても入れると。こういうようなことも言ってましたし、まあ洋服も本当に売れなくなったとか、そういうことを言ってますしね、まあ実体経済、まだまだ我々にはここまで感じないですね」

(村尾) 「まあ今、株価が上がってるんですけれども、株価上昇の期待をしている人はどういうシナリオを思い浮かべているのか、これをちょっと説明しますと、(ボードを使って)まず生産が上がってきた。これは実際の経済データを見ても確認されてるんですね。問題はそれ以降の段階なんです。生産が本格j的に回復してくると、それだったら人を雇おうっていうことで雇用が増える。雇用が増えると残業代もついたりですね、今まで仕事に就けなかった人も仕事に就くようになるので、給料も増える。所得が増えて、景気がよくなって、株価も上がる。これが順調なシナリオだと言えるんですが、私はここで2つの点に注意すべきだと思うんですね。それは実はこの2点なんです。まずは海外の景気。これは先ほども星野さんが言われてたように、アメリカやヨーロッパや中国で景気がよくなれば、日本の製品も売れますからいいんですけども、これが本当にどうなのか。それともう1つは金利。今、金利はじわりじわりと上昇してるんです。そうするとですね、企業が銀行からお金を借りて設備投資をする。個人が銀行からお金を借りて住宅を購入する。このことにブレーキがかかってしまうんですね。だからこの2つの要因、私はこれからも注意深く見守っていく必要があると思うんです」

太陽光発電をめぐるビジネスについての特集

 国内シェア1位のシャープの個人宅への営業の様子、第2位の京セラのフランチャイズ説明会の様子や電話勧誘の様子などを追いながら、太陽光発電ビジネスが活気づいている様子を映し出している。

太陽光パネル設置を考えている練馬区の女性宅の場合。この女性宅の場合、2kw設置で、設置費用は約140万円。国から14万円(国は今年1月から、太陽光パネルを設置する際に、1kwあたり7万円の補助金を支給するという補助金制度を打ち出した)、東京都から20万円、練馬区から8万円、合計42万円の補助金が出る。こうした補助金が太陽光発電業界にビジネスにチャンスをもたらしている。太陽光発電によって発電した電気を電力会社が買い取ってくれる「売電」は現在、24円/1kwhだが、新制度では倍に引き上げられる方向。こうした買い取り制度に加え、設置費用の補助金制度もあるため、経産省の試算では、最長15年程度で設備費を回収できるようになるという。 環境意識の高まりもビジネスチャンスを広げる要因となっている。

【個人宅に設置する場合の注意点】
・屋根の強度、向き、大きさなどによって取り付けが難しいケースがある。
・夜間や天候次第で発電できない時もある。

・自治体によって補助金の額に差がある。

(村尾) 「星野さん、こういった太陽光発電なんですけれども、どうですか?」

(星野) 「まあね、CO2削減、地球を大事にするということはいいことだと思います。ただ心配しますのはね、日本っていうのは、ほら、台風が多いとか。ですから国が買う時だけ、つける時だけ補助金を出すんではなくて、もし壊れた時にも補償してあげるとかね、そういうアフターケアが必要だと思いますし、メーカーによってはアフターケアをするところもありますけど、行政がきちっとアフターケアをしてあげて、利用者を安心させてあげるという。そうするとね、ブームだけでは終わらないと思いますね」

(村尾) 「だから、メンテナンスもちゃんとフォローアップも必要だということですよね」

(星野) 「もう日本人、ブームに弱いですからね、ブームでバーっといってしまって、すぐ冷え込んでしまうという、そういうことのないようなね、そういうふうな地球環境というものを考えてほしいな」

(村尾) 「なるほど。実はこの太陽光発電なんですが、日本全体の発電量に占める割合っていうのは本当に小さくて、2005年度で0.14%なんですよね。だから麻生さんは、これ2020年までに20倍にするんだということで、力を入れるということになった。ただこの太陽光発電については、天候によって非常に発電量に差がありますからね、電力安定供給という観点からは不安が残ることも事実なんですね。太陽光発電は環境にいいということで注目されてますが、私はですね、今、日本というのは石油などのエネルギーを海外に頼ってるんですよね。だからこのエネルギーの海外依存度を下げるためにも国内で供給できる太陽光発電、これに目を向けることは大切だと思います」


速報 新型インフルエンザ、WHOがフェーズ6に引き上げ(2分50秒)

(ナレーション・要約) 日本国内では北海道で初の感染者確認。東京都内でも9人の生徒が感染していることがわかった私立正則高校が1週間、臨時休校することを決定。これまで国内では22都道府県で529人の感染者が確認されている(成田の感染者を含まず)。そして世界では76の国と地域で2万7784人にのぼり、うち141人が死亡している。冬を迎えたオーストラリアでは感染が拡大し、1300人以上の感染者が確認されている。こうした中、WHO(世界保健機関)は緊急委員会を開き、現在のフェーズ5からフェーズ6に引き上げ、世界的大流行を宣言することを各国に連絡した。日本政府はどう対応するのか。

午後、記者会見
(河村官房長官) 「即、今までやってきたことを変えるということにはならないであろうと思ってます」

(ナレーション) 厚生労働省では、オーストラリアでの感染拡大などを参考に、(冬の流行に対する)方針を検討する考えだ。

Pic UPのコーナー
テレビ朝日は金正日総書記の三男・正雲氏として昨日報道した写真について、「別人と断定するに至った」として、夕方のニュース番組で謝罪した。昨日の放送後、複数の韓国メディアから「別人ではないか」との指摘を受け、確認を進めていたとのこと。テレビ朝日は「確認作業が甘かったことを重大に受け止めています」とコメント。

●足利事件で捜査にあたった栃木県警の石川正一郎本部長が「真犯人とは思われない方が長期間、刑に服されたことは誠に遺憾で申し訳ない」とのコメントを文書で発表。

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報ステ。アサヒった。=ねつ造した、誤報した。そして謝罪した。今日の番組はちょっとまともにできている。

平成21(2009)年6月10日(水)の報道ステーション
(本日の番組構成・内容)
 ついにやった!テレビ朝日が天下に恥をさらす大誤報を打つ!取材力もないくせに「世界初の入手」と虚偽事実をうたい、韓国人の普通の市民の顔写真を、「金正雲」と断定して報じた大誤報のテレビ朝日。これは、朝日新聞のサンゴ事件と匹敵するねつ造事件ではないのか?また、日本政府から抗議をされても謝らないテレビ朝日は、韓国から指摘を受けるとすぐに謝罪する「左翼偏向テレビ」であることが明るみになった。報道番組なら、今回写真を入手し報道した経緯を、記者の実名を含めて明らかにすべきだ。でないと、「左翼でっち上げ、ねつ造テレビ番組」という国民運動になりかねないぞ!しかし、ねつ造を反省したためか、番組内容も実におとなしかった。いつもこうあって欲しいものだ。

オープニングの挨拶の後
(古館) 「まず初めに、今日のこの番組の新聞のテレビ欄についてお伝えします。地域によって違いはあるんですけれども、多くの新聞の夕刊のこの番組のテレビ欄にですね、“北朝鮮の後継、三男・正雲氏の最新の写真、世界初の入手”というふうにテレビ欄に予告を打ちました。しかし、その後ですね、韓国の複数のメディアから、それは別人ではないか、という写真の指摘を受けました。写真の信憑性に疑いが現在、出ている以上ですね、この段階でそのニュースをお伝えすることはできません。本当に申し訳ありません」(と言って、深く頭を下げる)

ガソリン価格上昇、動き出した投機マネー

(古館) 「(前略)今日あたりちょっと見てみますと、たとえば取材したところではレギュラー1リットルあたり118円、まあ120円をつけているところもあるようです。夏場に向けまして、130円を超えていくんじゃないかっていうふうに言われてるんですね。とんでもないと思うんですよね。これ、だって、あの、賃下げでありですね、ボーナスが目減りしているんであり、財布の中が減ってきていて、130円ぐらいまで上がるぞって言われるのは、もう実質130円じゃなくて、150円以上、もっと以上というふうな、これ、当然、ことになってくるわけですね。まあ性懲りもなくと言いますか、投機マネーがまた、いろんな流れの中で、この先物相場、ガソリンとかあるいは大豆の相場、ここにお金が流れ込んでいるからです」
(なぜか少しおとなしい出だし)
(ナレーション) 去年の悪夢がよぎるガソリンの値上がり、そこには再び動き始めた投機マネーの影がうごめく。 (ガソリンスタンドに給油しにきた利用客やガソリンスタンドの従業員へのインタビューなど) 石油情報センターが今日発表した最新のガソリン平均小売価格(8日現在)はレギュラー1リットルあたり120・8円で、10週連続の値上がりとなった。レギュラーガソリンの価格は去年5月の暫定税率復活後、上がり続け、8月には185.1円に達した。しかしその後、世界経済冷え込みと共に下落、今年1月には106円にまで下がったのだが、それ以降、じわじわと上昇を続けている。このところのガソリンの小売価格上昇の原因は、石油元売会社が卸売価格を引き上げたことにある。その大元にあるのは原油先物相場だ。9日のニューヨーク原油先物相場では、去年11月以来、およそ7ヶ月ふりに、1バレル70ドル台を上回った。今年2月、1バレル33ドル台だった価格は、ほぼ4ヶ月で倍以上に上昇した格好だ。ニューヨーク原油先物相場と日本のガソリン価格の推移を表したグラブを合わせると、ほぼ平行線となる。原油先物相場から一時逃げ出していたマネー。それが再び戻り始めた。背景にあるのは景気回復の兆しだ。
(ナレーションも心なしか調子が悪いぞ。いつものあおりはどうした)
(三菱東京UFJ銀行・内田和人経済調査室長) 「景気が回復しないと思えばですね、たとえば国債とか、そういう安全資産の方に資金が残りますので、背景には一番、世界景気の回復期待と。景気が先行き、回復するだろうという期待があるので、商品市場にお金が流れるという状況」


(ナレーション) 9日、モルガンスタンレーやゴールドマンサックスなど、大手金融機関10社はアメリカ財務省に公的資金を返済することになった。これは去年秋の金融危機以来、初めてのことで、返済総額はおよそ6兆7000億円にのぼる。

9日、アメリカ上院歳出委員会
(ガイトナー財務長官) 「680億ドル(の公的資金が)返済されるのは、多少なりとも励みになる。なぜならこれ以上の公的資金を使わずにこの金融危機に対処できるようになったからだ」

(ナレーション) こうした流れは日本のマーケットにも表れている。今日の東京株式市場。終値は9991円49銭と、今年の最高値を更新。8ヶ月ぶりの1万円台回復も目前だ。
(麻生内閣がダメだから、株価は上がらないんじゃなかったのか。ナレーションの人、体の調子でも悪いの?)
(三菱東京UFJ銀行・内田和人経済調査室長) 「原油とか非鉄金属、貴金属といった資源の関係の商品については、中期的な値上がり期待があるという状況にあります。新興国の経済というのが、かなり堅調に推移するという中で、やはり原油価格、原油需給というのが逼迫するだろうという見方が投機筋、投資ファンドの中にですね、かなりそう(いう)見方が浸透していると」

(ナレーション・要約) 原油値上がりの影響で、納豆メーカーでは石油から作られる納豆のパックの値上がりがコストに跳ね返ってくる。

(納豆メーカー社長) 「年明けて、結構、ガソリンが100円前後まで下がったものですから、容器類も下がってるんじゃないかなと思いまして、(容器)メーカーに対して、いくらか下げてくれということを交渉しているんですけど、値下げどころじゃないですね。(メーカーは)夏あたりから上がるだろうと」

長引く不況下で加速する低価格競争の中、原油値上がり分を販売価格には転嫁できない。
(トップニュースにしては地味なニュースだなあ。報ステらしくないぞ。ひょっとしたら・・・)
(納豆メーカー社長) 「値上げは99パーセントダメでしょう、今は。たとえば50g×3個で50何円とかもありますから、その中で容器類、石油製品類が上がるというのは非常に厳しいなあというふうに思ってますけど」

(ナレーション) 日本経済と切っても切れない関係にある原油価格。今月初め、アメリカのゴールドマンサックスは、今年末の原油価格の見通しを1バレル65ドルから85ドルに引き上げた。まもなく訪れる夏の行楽シーズン。ガソリンの価格はどうなるのか。

(三菱東京UFJ銀行・内田和人経済調査室長) 「130円、140円というレベルにガソリン価格も上昇すると見ております。これから夏にかけてですね、やはり今年はボーナスが非常に厳しいという状況で、ガソリン価格が上がってきますので、かなり消費、特に行楽シーズンにおける消費というのは相当抑制されるんではないかというふうに見ております」

(古館) 「一色さん、ちょっと待ってくれと思ってる方、多いんじゃないかと推測するんです。わかんないんでね、ちょっと1から聞きたい感じがするんですが、あれだけ金融危機がありね、前からの原油の先物なんていうのは狂騰と言ってもいいと。高騰どころか、狂ったように上がった。で、穀物もそうで、食糧危機があって、いろんな混合もあるかもしれない。結果、投機マネーはちょっとでも一段落すると、また先物に向かうわけですか、こうやってね」

(一色) 「まあそんな感じですね。やはりマネーが、世界全体のマネーがキューっと、こう萎んだんだと思うんですけれども、そこがまた膨らんだ。それがなぜ膨らんだかと言いますと、やはり世界の中央銀行がですね、一生懸命、お金を供給しないといけないんで、ほぼロ金利のような状態で供給してる。それから世界の各国が財政支出を、まあ何兆ドルというレベルで、合計するとですね、お金を出しているというような中で、やっぱりまたマネーがどんどん膨らんできて、やはりマネーが余ってきつつあるというようなことになっているんだと思うんですね」

(古館) 「過剰流動性というやつですか?」

(一色) 「ええ、その気配が出てきてるっていうことで、まああの、まだそのレベルに達してるかどうかでは、表現は微妙ですけれども、まあミニバブルの入り口ぐらいに今いるんではないかなと、そういう懸念、警戒心を持っていろんなことに、まあ物事見ていった方がいいと思うんですね」

(古館) 「いやー、基本はまあデフレの基調があって、そこに一部、一部、こういうふうにインフレ的なね、動きの価格が出てきてって、これまあ、えらい混在してるわけですが、これ、たとえば今の財政出動でいうと、アメリカはやっぱりものすごい、当然、赤字国債いっぱい刷って、で、そういうことがあると、今後のドル安懸念みたいなのを見込んで、商品相場の方にいこうかっていうのもあるわけですかね?」

(一色) 「そうですね、だから長期金利が上がるっていうのは国債をなかなか買わなくなるわけで、その場合、株にいったり、原油のマーケットにいったりという、まあマネーがいろいろ動く中でですね、そういうふうに、何が今、一番得なのかってことで動きますから、長期金利が上がってるってことは、逆に言えば、国債から株やそういう原油なんかに動いてるっていうふうにも言えますけどね」

(古館) 「さっき一色さんが冷静に見なきゃいけないとおっしゃった部分でね、ふっとまた思い出すんですけれども、やっぱりどうなんでしょうね。たとえばアメリカが公的資金を金融機関が返し出すっていっても、それはあのー、資産を査定したストレステストっていうやつで、まず上位の方でまあまあのところから、じゃあ公的資金返して大丈夫だってなるんだけど、相当甘い査定があって、景気回復の見込みみたいのがあって、相場が動いてるとすると、一段と冷静になんなきゃいけない気がするんですけどね」
(つまらないぞ!過剰流動性とか似合わない言葉を使うな!)
一色) 「まあそうですね。こんな簡単に不良債権が消えるわけがないんで、やはりたとえば社債の値段が下がったらですね、利益として計上していいよっていう、そういう会計のマジックみたいなものがあったりですね、それからストレステストもやはり条件が、前提条件が甘いとかですね、少しこう、アメリカの金融機関、これでもう大丈夫だと、これまた安心しちゃうと、ちょっと後で、ということも十分可能性あると思うんですね。今の段階ではまだ、非常にまだよくわからない状態だと思います」

(古館) 「ファンドへの規制とか、いろいろなことも言われてきているわけですからね、ここはもう本当に、実体経済の方が需要不足で、供給過多だってところでですね、腰を据えてやらなきゃいけないところだと、本当に思うんですが」
(やっぱり予備のニュースをトップに持ってきたのか!よほど誤報がショックだったのか・・・)
●温室効果ガス削減、中期目標2005年比マイナス15%削減

午後6時、記者会見
(麻生総理) 「低炭素革命で世界をリードする。このためには一歩前に出て、倍の努力を払う覚悟を持つべきなのではないだろうかと。そこで、私は敢えて、2005年比15%削減を目標にするtことを決断をしております」

(ナレーション) ①温室効果ガスを将来、どのくらい減らすのか。総理が努力と覚悟と述べるほど、その課題は重い。政府が打ち出した2020年までの中期目標は、2005年に比べて15%の削減だった。政府が当初、調整を進めてきたのは、2005年に比べて14%の削減、その削減幅を太陽光発電の上乗せなどで(1%)拡大した。

(麻生総理) 「率直に言って、この目標は決して容易に達成できるものではありません。日本のエネルギー効率は既に欧米の2倍、世界一の水準にあります」

(ナレーション)② 麻生総理が強調したのが15%という数値だ。国内削減分のみの、いわゆる真水であるとしている点だ。欧米各国の目標数値には、他の国との排出量取引や森林の二酸化炭素吸収分などが含まれている。一方で中期目標には1つの疑問が残る。ヨーロッパ各国が1990年時点と比べての数字を挙げているのに対して、日本は「2005年と比べて」という目標になっているのだ。1990年は京都議定書の基準年だ。日本やアメリカは、この年と比較するより2005年比とした方が、削減幅を大きく見せられるという指摘もある。

         1990年比       2005年比
日  本     -8%          -15%
アメリカ     ±0%          -14% 
E   U     -20%以上      -13%
(いつもと比べて突っ込みが浅いぞ。どうした、ナレーション!)
(麻生総理) 「今、90年比を言ってるのはヨーロッパだけぐらいじゃないですか? その意味では決して90年比で統一されているわけではありません。したがって、過去のどの時点が有利なんだとか、そういったことを論じるよりは、なるべく今に近い基準をスタートにすることが適切なんだというように、私自身はそう思っておりますんで」

(ナレーション) そして、麻生総理が口にしたのは「新たな市場」という言葉。高い技術力を持つ日本にとって、環境も経済的側面を持つ。京都大学大学院の植田教授は、さらなる技術革新の必要性を述べた。

(京大大学院・植田和弘教授・環境経済学) 「あらゆる自然エネルギーの可能性を全て追求すると、そういう方向性で日本の技術力をもっと高めると。そこで作り出された新しい技術、あるいはノウハウというようなものは今後、世界的にどんどん必要になると」

(ナレーション) 現在でも技術力で他国を圧倒する分野は少なくない。

(日本総研・井上真壮主任研究員) 「ハイブリッド自動車や電気自動車の中に使われている蓄電技術とかですね、多くの(日本メーカーの)産業で強い分野、そういう技術が使われているということから、かなり優れていると言えると思います」

(ナレーション・要約) 実際、様々な分野で技術革新は行われている。(群馬県草津温泉では4年前から温泉と冷却水が流れる管を交互に配置し、その温度差によって電気を起こす「熱電変換発電システム」という発電に取り組んでいるという。

(草津町観光創造課・長井英二課長) 「最大で150Wぐらい供給できます」

(富川アナ) 「それは昼夜問わず?」

(長井氏) 「温泉と水が流れている限りは24時間ずっと供給し続けるということですね」

(富川アナ) 「(今後の)可能性としてはどのように見られてますか?」

(長井氏) 「技術革新が進んで、もっと効率いい電気が発電できれば、将来的には街の中の防犯灯とか街灯とかにも使えればと思ってます」

(ナレーション) この温度差を利用した発電については、さらに研究が進んでいる。(慶應義塾大学・武藤佳恭教授が開発した「ペルチュ素子」を使った1度の温度差からでも発電が可能な発電機の紹介や武藤教授へのインタビュー「

とにかく温度差さえあれば1年中電気を発生することができる」) この発電機は来月には実用化される見通しだという。環境への対応は新たな雇用の受け皿を生む可能性もある。東京ビッグサイトで2月に開かれた「ENEX2009 地球環境とエネルギーの調和展」。燃料電池や太陽電池のメーカーなどが参加したのだが、会場には3日間で5万人もの人が訪れた。環境省は太陽電池や再生利用エネルギーの普及により、2020年までにおよそ60万人の雇用創出が可能だとはじく。
(おとなしい。せめてコメントくらいは期待しようか・・)
(日本総研・井上真壮主任研究員) 「太陽光(発電)は(日本が)非常に優れている1つです。世界の中でもですね、品質、それから単位面積当たりの効率はトップ水準です。日本の太陽光発電の普及の特徴としては、一般家庭の屋根という非常に小さい面積で効率的に発電するということが必要で、その技術に大変優れています」

(ナレーション) 政府は15%削減という目標を達成するには1世帯あたり年間7万6000円の負担が増えると試算している。太陽光発電を現在の20倍にしたり、新車の2台に1台をハイブリッドカーにすることなどで、15%削減は可能だとしているのだ。

(古館) 「まあこうやってですね、どんどん普及させて家庭にも負担がありますよっていうのも、まああるんですけれども、ちょっとその前にね、どーしてもこだわるのは、アメリカが05年比っていうふうに、90年比から変えてきた。それに歩調を合わせるように1%乗せて、日本は今日、急に05年比15%というふうになってきたんですけど、90年比じゃないっていうことは、基準が、京都議定書はもう全部忘れて、こっからに都合よくしましょうって言ってていいのかなあっていうのが、ものすごい気になるんですよ」
(おっ、少し戻ってきた。何でも麻生政権が悪いという得意のいちゃんもんづけ!)
(一色) 「そうですね。まあ90年比ということで最終的には議論されるんだと思うんですけれども」

(古館) 「そうですか」

(一色) 「ええ」

(古館) 「だた、日本の技術っていう点でいうと、まあ省エネが進んできた日本の打ち出しっていうのが必要であることはありますよね?」
(やっぱり、おかしい。今日は虚報のせいで、調子が悪そうだ)
(一色) 「そうですね。こういう削減幅、これ、ハードルと考えたら、ハードルはまあ、ある程度高ければですね、それはもう逆に、こうチャンスだという前向きに捉えた方がいいと思うんですね。先ほど麻生総理大臣もエネルギー効率っていうのを言ってましたけど、あれは要するに、各国のGDPを、同じGDPを満たせるようにですね、一次エネルギーをどれぐらい使うかっていう国別の比較があるんですけど、それで日本が一番優れているんですけど、日本を1とするとですね、ドイツがだいたい1.6倍必要なんですね。アメリカがだいたい2倍、それから中国に至っては7.5倍ぐらい必要なんですね。つまり日本のそういうまあ省エネ力っていうんですかね、省エネの力、非常にずば抜けているっていうところがありまして、まあこれは本当にチャンスなんですけど、日本はどうやってそれを身につけたかっていうと、やはり2度のオイルショックをくぐり抜ける過程でですね、かなり技術力を発展させてきたというところもありますんで、今回のこういう厳しい条件というのもですね、まあ自分のものとして、技術革新のための起爆剤というように考えてやっていただきたいというふうに思いますよね」

(古館) 「確かにそうですね。オイルショックもそう。それから大変な高度経済成長下の公害に対する対策で」
(いつもなら麻生政権の目標数値は甘いと言っているはずだが・・・)
(一色) 「ええ、そうですね」

(古館) 「いろんな対策をとれたというのは、日本は技術を持ってるから。世界にそれを、技術供与していくっていうアプローチの仕方あると思うんですね。ただやっぱり、もう1つ、改めて考えると、あと50年後、このままCO2出しっぱなしだったらどういう世界になってるかっていうことを考えた時には、たとえば50台半ばの僕とか一色さんはね、もしかしたら、一緒にして悪いですけれども、もうこの世にいないかもしれない。ただ、自分たちの子ども、孫のことを想像した時には、全く先の世界を想定してないで、目先の成長を見てるっていうところもあるんでね、根本はそこなんだということをもっと打ち出さなきゃいけないと思うんですけどね」

(一色) 「あと中国、インド、参加してほしいですね」

(古館) 「はい。中国、インドもものすごい駆け引きしてきてますよね。これだけ出してるのにね」
(中国への批判がないコメントだけはいつもと変わらない)
WHO幹部が、新型インフルエンザについて「世界的大流行に極めて近い状況」だと述べる。

(ナレーション) WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザの流行が新たな段階に入ったとの見方を示した。

(WHO事務局長補代理・けいじ・フクダ氏) 「“パンデミック”が到来しつつある」

(ナレーション) 新型インフルエンザの警戒水準は早ければ明日にも、現状のフェーズ5から世界的大流行を意味するフェーズ6へ引き上げられる可能性が出てきた。その要因には、これまで感染の中心だった北半球に加えて、南半球でも感染が増えていることがある。特に急拡大しているのがオーストラリア。今週に入り、感染者は1200人を超えた。フェーズ6に引き上げられれば、1968年の香港かぜ以来、41年ぶりとなる。

午後4時、厚労省、記者会見
(新型インフルエンザ対策室・難波吉雄室長) 「フェーズ6に引き上げということになりましても、基本的にはこれまでの方針に沿って、国内の感染拡大の防止に努めていくことが一番重要であるというふうに考えております」

(ナレーション) 国内では昨日の岩手県に続き、今日、宮城県仙台市でも新たにバスガイドの女性が感染していることが確認された。また、鳥取でも8歳の女児に感染が確認されるなど、国内の感染者は500人を超している。厚生労働省では、季節性インフルエンザワクチンの製造ラインを一定段階で新型のワクチンに切り替えるなどして、年末までに2500万人分を確保する見通しだ。

(古館) 「まあその分、季節性のが若干減るわけですけれども、ワクチンへの備えということですが、とにかく肝心な日本においてはですね、これ収束ではなくて、小さな流行がポツポツと散発的に出ている状態にあると思います。まあ症状的にはそんなに重くないということは救いにはなっておりますが、秋冬以降、さあどうなるかという警戒の面、とにかく国としてはですね、徹底的に医療の方針、スタイル、インフラ、ネットワークっていうことをですね、もう逐次発信していただきたいと、切に思います」

●足利事件で最高検が菅家利和さんに謝罪

最高検の伊藤鉄男次長検事は今日午後、記者会見し、「真の犯人でない人を起訴したことについて、大変申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。菅家さん本人への直接の謝罪については、「再審に向けた手続きの進捗状況を見ながら、できるだけしたい」としている。しかし菅家さんはこの謝罪に対しても納得できないとして怒りをあらわにしている。

午後8時すぎ、記者会見
(菅家利和さん) 「私は無実の罪で17年半、拘留されました。私はやってませんよ、絶対許さん。無理やりですよ、犯人にされたんですよ。そんな簡単に許せる問題じゃないんですよ」

(古館) 「人生そのものを菅家さんは奪われたわけですよね。取り返しつかないわけですから。それで偉い人が会見で謝ってもね、まず現場かかわった人たちが直接会って、謝るところから始めて、国家賠償からいろんなことやったって、取り返しつかないっていう点があるのに、こういうことでいいのかなって正直、思いますね」

いやー、今日はおとなしかった報道ステーション。いつもこうあってほしい。それには毎回誤報をするのが一番いいようだ。



平成21(2009)年6月10日(水)のZERO
(本日の番組構成・報道ステーションとの比較)
 24Hに続いてのトップは日本テレビがACTIONで1年にわたり取材し続けてきた、産地偽装問題。中国産のうなぎを国産と偽り販売していた食品会社社長ら4人が逮捕されたニュースを流し、温室効果ガス15%削減のニュースと北朝鮮への国連制裁決議の決定の速報。やはり、ここでも誤報はしないZERO。温室効果ガスのニュースも日本がかなりダイエットした段階にあることを、村尾キャスターがきちんと解説。これからは誤報のテレ朝、事実の日テレと呼ぼう。

温室効果ガス削減で、政府が新たな目標を発表

スタジオで鈴江アナが、日本の温室効果ガス削減目標について、今回の2005年比マイナス15%は1990年比で見ると、マイナス8%にあたることを説明。

午後6時、官邸、記者会見
(麻生総理) 「今回の(温室効果ガス削減)中期目標は、国民の皆様に相応の負担をお願いせざるを得ません。経済界にもさらなる開発のための負担と努力をお願いしなければなりません。しかし、これは我々の地球というものを守るためのコストです。私は敢えて2005年比15%削減を目標とする決断をしております。極めて野心的なものです」

(ナレーション) こう理解を求めた(温室効果ガス)15%の削減目標。しかし、実はこの15%という数字は、そもそも政府の準備していた選択肢にはなかったものだ。これまで政府が示していた選択肢は2005年に出された温室効果ガスの量に比べ、最も少ない案で4%減らす案から、最も多くて30%減らす案までの6種類だった。しかしこの6案、みんなが納得する、これぞという案がなかった。特に経済界と環境団体で意見が真っ二つに分かれていたのだ。経済界は

今月8日
(日本経団連・御手洗会長) 「高い高いターゲット(削減目標)にすれば、企業は疲弊するし、雇用も守れなくなるかもしれない」

(ナレーション) 厳しい削減目標は企業の経済活動を圧迫するとして、経済界は最も緩いマイナス4%を主張、一方、環境団体の多くは最も厳しいマイナス30%を主張していた。麻生総理は、間の14%削減を軸に調整を進めていた。しかし、結果はさらに1%積み上げた15%の削減目標。そのキーワードは太陽光だった。

(麻生総理) 「この目標は選択肢のうち、2005年比14%削減から、太陽光発電などの大胆な上乗せなどによって、さらに削減幅を大きくするものです」

(ナレーション) 実は政府は今年4月、「太陽光世界一プラン」を発表していた。そのプランでは小学校や高速道路、さらには電車の駅など、公共の施設の屋上に太陽光パネルを設置したり、一般家庭に普及させるために補助金を出す、などによって2020年までに太陽光発電を20倍まで増やすという。これらの取り組みで14%に1%積み上げ、15%削減という目標になったのだ。この15%削減目標に経済界は

(日本経団連・御手洗会長コメント) 「総理の政治的決断であろうが、わが国にとっても、また欧米と比較しても、極めて厳しい目標と言わざるを得ない」

(ナレーション) 一方の環境団体は

午後6時
(WWFジャパン温暖化担当・山岸尚之氏) 「2005年比15%削減の目標は温暖化の被害を最小限に抑えると思ったら、明らかに不十分な目標だと思います」

(ナレーション) ともに納得していない様子。では、その15%の削減目標は、私たち国民にどんな影響があるのか。今回の目標のもととなった14%削減案の政府の試算では、私たちの家計に多くの負担があるという。まず、企業の経済活動の停滞による給料カットやリストラが増える。その結果、家庭の収入は年間平均で4万円減る。さらに太陽光などを導入するコストが増えた結果、光熱費の負担は年間3万円も増えるという。14%削減しただけでもこの負担。15%減らすと、より大きな影響も考えられる。環境と経済、今、難しい両立が迫られている。

(村尾) 「この15%という数字なんですけれども、思い切ってやったという人もいれば、まだまだ削減すべきだという人もいて、意見が分かれているんですけれども、この数字をですね、アメリカやヨーロッパとちょっと比較してみたいと思います(と言って「温室効果ガス削減目標(2005年比)とのタイトルのボードを出して説明」。日本は15%の削減なんですね。対してアメリカはマイナス14%、EUはマイナス13%の数字を今、打ち出しているんですね。これ見ると1%の違いに過ぎないんですが、実はですね、これ、麻生さんも今日、会見で言ってましたけれども、これ、ダイエットでいうと、日本は今まで省エネ努力を進めてきた結果、非常にスリムな体質になってるんですね。一方、アメリカやEUはまだまだダイエットできる余地があるんですね。だからもうスリムになった日本が15%削減するのと、それぞれまだまだアメリカ、EU、ダイエットの余地のある人が削減するのとでは、日本は実質的に格段の努力が必要なんですね」

(小林麻央) 「温暖化は地球規模の問題なのに、日本だけが厳しい目標というのはどうなんでしょうか?」

村尾) 「そうなんですよね。これ、もしですね、日本だけが厳しい義務を課すということになってしまうと、日本にいる企業や工場は義務の軽い、たとえば他の国に逃げていってしまうんですね。そうすると、地球全体の温室効果ガスは減らないということになるんです。だからこそ、これからの交渉では、日本はせっかくこれだけ苦しい努力をすると言ってるんであれば、このマイナス15%という数字をテコにして、アメリカやEU、ひいては中国に、積極的に削減してくださいと、これから交渉しなければいけません」

速報 北朝鮮の核実験を受けての国連での制裁決議案が最終合意した

決議案のポイントは北朝鮮船舶への貨物検査(臨検)、北朝鮮に対して新たな融資や援助を行わない金融制裁、武器の全面禁輸など。臨検をめぐっては中国が最後まで「義務化」という表現に反対し、アメリカが「要請」と表現を弱めた妥協案を示すなど、調整が続けられていた。安保理常任理事国と日韓の7ヶ国が合意したことを受けて、決議案はまもなく安保理15ヶ国に示され、採択に向けた動きが本格化することになる。

Pic UPのコーナー

●足利事件で最高検は「真犯人とは思われない人を起訴し、服役させたことについては大変申し訳ないと思っております」と、検察として菅家さんに初めて謝罪した。

●西松建設による違法献金事件で、民主党が設置した第三者検討委員会が最終報告書をまとめた。報告書は「党首としての小沢氏と個人としての小沢氏の立場が渾然一体となり、危機管理上、問題があった」と指摘した。また検察に対して「多くの疑念がある」とした上で、「重大な政治的影響を生じさせたことに説明責任を負っている」と指摘した。


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日本の政府批判や与党批判は大好きだが、中国には自分の意見(批判)を言わない報ステ。

お詫び。本日の分析は録画機器の不具合により一部の報道についての分析となりました。新型に買い替えますのでこれからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

平成21年(2009年)6月9日の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)

昨日、「中国に行け」と言ったのが効いたのか(笑い)、ようやくマカオで長男の金正男のインタビューを取りに行ったテレビ朝日。「独占インタビュー」とうたっているが、フジテレビや日本テレビに比べて遅すぎる。さらにスタジオでの解説はお粗末きわまりないもの。他に日本郵政の西川社長の辞任問題、破産した社団法人 日本農村情報開発システムの記者会見、都議選に回る麻生首相の話題だが、今日は「政権交代しろ」とはいわずに、「よく吟味して」と古館キャスターが言うのみ。

●金正男氏の「独占インタビュー」後のコメント

(ナレーション)今日また、協議は中国の返事待ちとなった。
古館①「あのー、一色さん。北朝鮮はミサイル発射、核実験とハイピッチで動いてきたわけなんですけど、もう中国も変化していくという見立てもあったんですけど、(中国は)北朝鮮の体制維持が有利であるというのは変わっていないんでしょうかね」

一色②「中国の返事待ちになっていますよね。多分その方向だと思いますけど」

(問題コメント①②)だからいつもこのブログで言っているように、中国は北朝鮮がそのまま維持された方がトクだから、動かないんだって!「いつか中国が動いてくれる」というのは、親中派だけの見立てだから、そんなものはないも同然。それにしても一色氏は、中国の批判をしないどころか巧妙に話を金正男氏のことにすり替える。よほど中国でおいしい思いをしているのだろうか。

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CO2も北制裁問題も中国を絶対に批判しない報ステ、辞めてくれ!おバカコメント連発で視聴者もおバカに気づいてますよ。

平成21(2009)年6月8日(月)の報道ステーション
(本日の番組構成・内容)

トップは全盲の辻井伸行さんがバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したニュースだが、続く北朝鮮のアメリカ人女性記者2人に労働教化12年の刑を言い渡したニュースでは、自ら国益観のなさと情報力の限界をさらけ出すようなコメントを連発。続く京都議定書の目標数値のニュースにしても、日本など先進国だけに目を向けて、最も環境を悪化させている中国には一切批判せず。国際的には中国がCO2をもっと削減しないと、地球環境が良くならないことは常識。報ステ番組スタッフよ、もっと腹を据えて仕事しないと、古館や一色はおバカなコメントばかりを吐き散らすだけで、視聴者にバカにされるぞ!(もうバカにされているけど)

アメリカ、北朝鮮にテロ支援国家再指定を検討、北朝鮮はアメリカ人女性記者に「労働教化12年」を言い渡す(約6分50秒)

This Week/ABC News
7日放送
(クリントン国務長官) 「(テロ支援国家への再指定を)検討しています。ただし、再指定には最近も国際テロを支援しているという証拠が必要です。指定解除の目的(非核化)は、北朝鮮の行動によって妨げられています」

(ナレーション) 去年、解除された北朝鮮の「テロ支援国家」指定。アメリカのクリントン国務長官は「再指定」を検討中と述べた。こうした中、北朝鮮は新たな揺さぶりともとれる動きを見せた。

日本時間午後1時半
(CNN) 「トップニュースはこちらです。2人の米国人記者に労働教化刑12年の判決です」

(ナレーション) 2月、CNNに出演するアメリカ人女性記者、ローラ・リンさん。彼女は同僚の女性記者ユナ・リーさんと共に3月中旬に中朝国境を取材中、北朝鮮に拘束された。北朝鮮は今日、不法入国と民族敵対の罪で2人を有罪とし、「労働教化刑12年」の判決を下したことを明らかにした。これは北朝鮮での強制労働を撮影した映像だ。2人の女性記者にはどのような刑罰が科せられるのか。

(北韓民主化ネットワーク・金潤泰事務局長) 「国際社会で問題となっているので、北朝鮮の一般住民にやるような処遇や処罰はしない可能性が高い」

(ナレーション) これまで北朝鮮は2人にアメリカにいる家族との電話を認めるなど、硬軟織り交ぜた対応をとってきた。

1日
(ローラ・リンさんの姉・リサ・リンさん) 「妹は“適正な扱いを受けている”と言っていたけれど、“とても怖い”とも言っていました」

(ナレーション) 2人の身柄を拘束している間に、北朝鮮はテポドン2号を発射。核実験も強行。アメリカと直接交渉をしたい北朝鮮にとって、2人の存在はカードを意味する。

先月15日
(ゴア元副大統領) 「それ(訪朝)も含めて何でもやる。しかし北朝鮮は、チケットを買って空港に行けばすぐに行けるような場所ではない」

(ナレーション) CNNによると、アメリカはゴア元副大統領らを特使として派遣することを検討していて、北朝鮮の反応を探っている。実はこの事件自体、北朝鮮によって仕組まれたものだったとの見方がある。韓国の脱北者支援団体の千琪元代表。取材の3ヶ月前、団体のネット掲示板に、2人が所属しているインターネットテレビ局から取材協力の要請が書き込まれたという。中朝国境で脱北者の取材をしたいというのだ。

(脱北者支援団体の千琪元代表) 「掲示板にそういう取材をしたいと載せたら、北朝鮮も当然、それを見ていたであろう。アメリカ人を拉致しろという話を聞いたこともあった」

(ナレーション) 北朝鮮当局からは、中朝国境地帯の担当者に対し、事前に「アメリカ国籍の者をおびき出して拘束しろ」という指令が下っていたとの情報もある。

(脱北者支援団体の千琪元代表) 「(今回の拘束は)事前に準備したシナリオ通りになっていたのではないか」

(ナレーション) そんな中、北朝鮮に新たな挑発の動きが見られる。北朝鮮は6月10日(~30日の午前8時から午後8時まで)から日本海側の海域に航行禁止区域を設定した。新たにミサイルを発射する可能性もあると見て、日本、アメリカ、韓国は警戒監視を強めている。

(古館) 「アメリカ人記者を2人、拉致している状態にある北朝鮮。あの、一色さん、それにしてもですね、今までとはテンポが違う形で、アメリカからたとえば経済支援を引き出そうというだけじゃなくて、北朝鮮はもう明らかに核保有国家の地位で交渉していくために、急ピッチで進んでいる感じがしてならないんですけれども、アメリカが対話路線からかなり圧力路線っていうふうに変わってきた部分、どうでしょうね?」

(一色) ①「うん、まあそうですね、アメリカにしても見過ごせない状況で、このカレントテレビっていう、この2人の女性記者が所属しているケーブルテレビ局なんですけど、ここはゴア元副大統領がですね、まあ創立者なんですね。それもあって、その関係もあって、ゴアさんを特使に出そうという、そういう動きになっているんですけどね」

(古館)② 「ああ、そうですか」
(おバカコメント①②)アール・ゴア元副大統領が特使に派遣されるという案は、先月から北朝鮮が要求していたもので、アメリカとしては今となってはおいそれとは乗れない話だし、第一情報が古すぎる。それを最新の情報のように言うとは、テレ朝は本当に情報力がないのか。それに古館のこの「ああ、そうですか」というコメントをやめさせろ!バカ丸出しだ!
(一色) 「ただまあ、こういうジャーナリストが拘束されて、12年という長い刑ですからね。これはアメリカの世論もかなり厳しくなりつつあるというふうに聞いてますんで。ですから、一方でゴアさんを特使として派遣するような方法を模索しながらですね、一方ではやっぱり、相当厳しく対応していかざるを得ないという状況になりますから、米朝関係っていうのはかなり緊迫してくると思いますね」

(古館) 「はあ。その場合、アメリカの本気度が上がってきたとすると、北朝鮮に対して、やはり効果的な1つであると言われている金融口座を封鎖する、金融制裁ということの可能性ということも出てきますかねえ?」

(一色) 「そうですねえ。まあ本当に制裁を、国連がありましてね、それからアメリカ独自のものと両方あるんでしょうけれども、いずれにしてもそっちの制裁、金融制裁まで含めた制裁っていうふうにして、緊張がどんどん高まっていくのは間違いないですけど、最終的には両国とも話し合いをしたい、交渉をしたいというのは変わらないんだと思うんですね。そのとっかかりが見つからないというところで、緊張がどんどん高まっていくっていう、そういうゲームのような感じがしますけど」

(古館)③ 「水面下でアメリカが、肝心の後ろ盾の中国と話し合いを進めているのかどうかっていうところも気になりますねえ」

(一色)④「そうですね、中国の対応っていうのも注目なんですけど、今のところ見えてこないですね」
(おバカコメント③④)
 何かというと、「宗主国」中国を頼りにする古館と一色のコメント。報道機関の自覚がまったくなく、「見えてこない」んだったら、現地に情報を取りにいけ!どうせ、中国は北朝鮮を揉めれば揉めれるほど、トクをする「国家装置」として見ているから、同じ中国の「宣伝装置」のテレ朝には何も本当のことは言わないけどな。本当にこの「気になりますねえ」「見えてこないですねえ」の2人のバカさ加減をこれ以上、さらすんじゃないよ。

(古館) 「うーん、国連の動きも非常に長引いて、まあなかなか、中ロとそれ以外と話が合わない感じがしていますよね」

温室効果ガス排出中期目標、1990年比マイナス7%で最終調整(10分強)

(ナレーション) 2020年までに日本の温室効果ガス排出量をどれくらい減らすか。麻生総理は今夜、日本経団連の御手洗会長らと会談を行った。政府の中期目標は1990年比でマイナス7%で調整中と見られる。その協力要請を行った形だ。マイナス7%を達成するには太陽光発電は現在の10倍、新車販売の半分がハイブリッド車や電気自動車といった次世代自動車となることが必要だ。経済に与える影響も少なくない。CO2の排出を削減するには規制の強化が必要になるため、エネルギーにかかるコストなどが増大する。その結果、政府の試算によれば(温室効果ガス増減率が1990年比プラス4%→マイナス7%になると)、GDPは2020年時点でマイナス0.6%となり、失業率はプラス0.2%、一世帯あたりの可処分所得は年4万円減るという。世界的な大不況の中、経済界には死活問題だ。実際、日本の産業界は石油危機を契機に省エネを推し進め、京都議定書の基準年となった1990年にはCO2削減の努力は世界で群を抜いていた。今回、日本経団連が(中期目標を)1990年比プラス4%という理由も、これ以上、乾いた雑巾は絞れないとの言い分からだ。

午後3時半すぎ、記者会見
(日本経団連・御手洗冨士夫会長) 「全部の排出国がテーブルに乗ると、参加するということが絶対条件だと思います。インドや中国やアメリカという大きな排出国が万一、参加しないならばですね、日本も参加すべきじゃはないと」

(ナレーション) 一方、中期目標をめぐる国際的な駆け引きも、日本の選択肢を狭めている。オバマ大統領はヨーロッパ歴訪中の今月5日、ドイツのメルケル首相と会談。そこで次の国際的枠組みの実現に強い意欲を示した。

メルケル首相との共同記者会見で
(オバマ大統領) 「私たちは協力して取り組む決意です。この決意を具体的な方策で示せることを期待しています」

(ナレーション) 温室効果ガス削減に消極的だったアメリカが姿勢を変えた背景には、地球温暖化対策で雇用創出を狙うグリーン・ニューディール政策がある。アメリカが打ち出す(2020年の温室効果ガス増減率の)中期目標は1990年比0%。EUは20%減、日本は7%減を軸に調整中だ。

(双日総研・川口恵主任研究員) 「国内状況やポスト京都の交渉の中で、日本政府が発言力を確保するためにはマイナス7%というのは落とし所だと思います」

(ナレーション) しかし、新興国や途上国には先進国に対し「1990年比で40%削減するべき」などとの主張もある。

メルケル首相との共同記者会見で
(オバマ大統領) 「アメリカやヨーロッパが断固たる対応を取らなければ、中国やインドなどを説得することは非常に難しいでしょう」

(ナレーション)① キーとなるのは中国とインド。世界の排出量の4分の1を占める主要排出国でありながら、京都議定書では途上国に区分され、削減義務はなかった。

去年
(中国・楊潔篪外相) 「中国製品は国内だけでなく、世界中で使われています。温室効果ガスの排出は、中国人民だけでなく、世界中の人たちのニーズに応えるためです」

ナレーション) ②中国やインドなどを国際的な枠組みに引き込むためには、先進国が率先して高い中期目標を掲げる必要がある。

(なぜか絶対に中国の批判をしないナレーション①②)
中国が温室効果ガスをいまやアメリカを抜いて世界一になろうとしているのに、絶対に批判はタブーで、「先進国が率先」する必要があるのだそうだ。日本は星の数ほど批判するが、中国を批判したのは最近では一度だけ(それも天安門事件20年の日に少しだけ)。もっと国益を考えてから、世界がどうすべきか、ナレーションの内容は考えるべきだ。
(双日総研・川口恵主任研究員) 「先進各国が高い中期目標を掲げることで、途上国に対してメッセージを出すことが大切だと思います。一方で、途上国にとってはCO2削減の枠組みに入ることで、先進各国、とりわけ日本から環境技術協力をどれだけ得られるかというのが焦点になってくると思います」

2002年
(小泉総理・当時) 「環境と経済発展を両立させることができる対策を、これからみんなで考えていこうと」

(ナレーション) 当時、アメリカ・ブッシュ政権が「途上国に対する義務付けがない」と、議定書からの脱退を表明する中で、日本はその姿勢を世界に示す。世界に約束したのは(温室効果ガス削減目標)1990年比でマイナス6%の削減。しかし2007年度の国内排出量は、その目標に近づくどころか、逆におよそ9%もプラスとなってしまった。議定書の約束期間は2008年度から5年間で、この数値は含まれないものの、目標達成は厳しいとの見方もある。そういった中、ポスト京都の削減目標、マイナス7%を軸とした案で調整中だ。この数値には、他国の削減分や余剰分を取得する「排出権取引」は含まれておらず、その分をさらに上積みできるとしている。

テロップにて
(総理周辺) 「国際的にはきちんとした目標を出さないといけないし、かといって、実効性のない目標ではいかん。マイナス7%を軸に調整しているのは事実だ」

午後6時半、記者に囲まれて
(日本経団連・御手洗会長) 「高い高いターゲットにすれば、企業は疲弊するし、雇用を和以後まで守れなくなるかもしれないと。国際的にですね、また理論的にいって公平でなきゃならない。国際的な公平性を保ってもらいたいと」

午後7時、官邸
(麻生総理) 「産業界の意見を聞かせていただきましたので、この他、パブリックコメント(意見公募)や世論調査、いろいろありますんで、こういったのを踏まえて、近々、決断を下ろしたいと思ってます」

(古館) 「一色さん、あのー、産業界の中にはジャンルによっては、今後10年間、今までの生産量を維持する前提でということになってしまって、マイナス7%であろうが何であろうが、ポスト京都、まずこれからやんなきゃいけないのは、家庭、皆さん方、ひとつ本当に、いろんなことで絞んないとダメなんだっていうようなね、この、一般家庭に対してプレッシャーをかけてくるようなことは、ちょっと違うんじゃないかと私は思うんですがね」

(一色) 「うん、まあちょっと家庭の方に努力を大きく求めてるような、そういうような今の段階では、流れになってますけれども、基本的には経済団体、削減幅をできるだけ小さくしたいと、こっちの環境団体なんかはできるだけ大きくしたいと。全然、話がもう開いてる感じがするんですけど、ただ、基本的には両立、つまり温暖化対策と、それから経済成長っていうのは両立の可能性はあるんだと思ってるんですね。もちろん環境技術もビジネスチャンスですし、環境対応の商品、製品ですね、これもまた国際競争力持てば、非常に大きなビジネスチャンスになりますから、そういうところで、日本としては結局、両立を目指してチャレンジしていくしかないと思うんですけれどもね」

(古館) 「日本はそういう技術を持ってる点もありますし、そもそもこの経済危機が日本に対して語りかけているのは、やっぱり今までの大量生産大量消費じゃダメなんだと、経済構造を変えなきゃっていうことが迫られてる時に、日本は環境でリードする可能性も義務もあるはずなんですよね?」

(一色) 「まあオバマのグリーン・ニューディールの考えもそうなんですけど、日本も当然、その考えでやっていく、それだけのまた、今までの経験、蓄積もありますからねえ」

(古館)① 「まあ各国が自分の立場ばっかりでモノを言ってると、中国にしても何にしても、アメリカにしても日本にしても、これ、いつまで経っても決まんなくて、結果、地球環境が2100年までに、産業革命以降から、とにかく気温の上昇を2度以下にしないと大変だと、報告がもうはっきり出てるんだけども、全然進んでる感じがしませんね。後退ばっかりしてて」

(一色)② 「あと、気になるのは民主党なんですけど、民主党は25%の削減、つまり、今ある選択肢の中で一番厳しい公約として出してるんですけど、もしもですね、民主党が政権獲れるようなことになったら、今の議論がなくなって、また25%の議論から始まるのかなというので、これまた大きな話に、議論になりますよね、きっとね」

(古館) ③「その総選挙自体がいつなのかっていうことがねえ、おぼつかないわけですが、現段階で」

(おバカコメント①②③)古館は環境対策に国益は必要ない、といわんばかりの偽善的コメント。そして、テレビ朝日が期待する「もしも民主党が政権を取ったら」シリーズ。彼らはこれを止めるつもりはないのか。そして、何でも政治のせいにする古館の低脳コメント。なんで環境問題から、何の関係もない総選挙の話に飛ぶのか!



平成21(2009)年6月8日(月)のZERO
(本日の番組構成・報道ステーションとの比較)
鳩山総務大臣が日本郵政の西川社長の続投を認めないニュース、1年を迎えた秋葉原連続殺傷事件、北朝鮮のニュースなどが大きな扱いとなったが、日本テレビはキーパーソンである金正男のコメントを取っている。報道ステーションが「中国の動きは見えてきませんねえ」とぼやいているうちに、ちゃんと中国に行って重要な情報を取ってきているZERO。もっと報道ステーションは見習ったらどうなのか!
1日の動きを伝える24Hの中で
鳩山総務大臣が、日本郵政・西川社長の続投を認めない考えを改めて強調した。

午前9時、自宅前で記者に
(鳩山総務大臣) 「正しくないことは正しくないと申し上げているんでね、いわば話し合いで着地点がどうだとかね、その、落とし所っていう言葉が一番嫌いだよね。こんな話に落とし所ありますか。落とし所なんかあるわけないですよ」


先週金曜日には、西川社長の進退をめぐり、麻生総理と極秘に会談、今日も会談を行ったが、結論は出ていない。麻生総理は

(麻生総理) 「よくよく聞いた上で、最終的に(自分が)判断せないかんでしょうね」

24Hの後のトップは、全盲の辻井伸行さんがバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したニュース、次いで中大教授殺害の容疑者が犯行の動機を話し始めたというニュース。

●秋葉原17人殺傷事件から1年

 犯行現場となった秋葉原交差点で、花を供えに来たり、手を合わせる人たちの映像、遺族や被害者、半年前に加藤智大被告の面会に東京拘置所を訪れたが面会できず、手紙と缶詰を差し入れた派遣先の元同僚へのインタビュー。
 日本テレビも加藤被告に面会を申し入れたが、加藤被告は弁護士以外との接見を拒否しているという。1回目の公判前整理手続きは今月22日に行われる予定。

(村尾) 「(前略)(所持禁止となるダガーナイフについてボードを出して説明)ところで、事件の凶器となりましたダガーナイフなんですが、両側に刃がついたダガーナイフ、これ、刃渡り5.5センチ以上のものはですね、法律が改正されまして、7月4日までに警察に依頼するなど、処分しないとですね、これは罪に問われることになります」

北朝鮮関連(約3分半)

(七尾藍佳) 「北朝鮮からはどういった情報が入ってきたんでしょうか?」

(海上保安庁海洋情報部・主任水路通報官・平出昭夫氏) 「はい、北朝鮮が船舶向けに放送している“航行警報”ですが、今回、海上保安庁の巡視船が受信した内容としてこちらに伝達されてきたものです。(放送の)原文がこれです(といって、タイプで打たれた原文を見せ、指で指し示しながら)航行禁止の日時・期間とですね、それと区域が表示された内容となっております」

(ナレーション) 北朝鮮が船の航行を禁止したのは、東部の元山の北東沿岸の日本海で、長さ263キロ、幅は最大100キロにわたる。期間は今月10日から30日の午前8時から午後8時までの間。この元山に近い旗対嶺の基地では最近、ミサイル発射台を積んだ車両の動きが察知され、韓国軍は「中距離ミサイルを発射する可能性がある」と警戒している。そして、北朝鮮でさらなる動きがあった。今年3月、北朝鮮と中国の国境で拘束されたアメリカ人の女性記者2人について、裁判を開き、判決を下した。朝鮮中央通信によれば、「不法入国」と「民族への敵対」の罪で、12年の「労働教化刑」を言い渡したという。2人の女性記者は日本の刑務所にあたる教化所で、強制的に労働を科せられると見られる。相次ぐ北朝鮮の強行。我々は中国のマカオで金総書記の長男、金正男氏を直撃することができた。

マカオ、おととい
(記者) 「北朝鮮が核実験やミサイル発射をする理由は?」

(金正男氏) 「そのような質問は私でなく、父か弟にして」

(ナレーション) 弟。つまり後継者とも言われる三男の金正雲氏が政権の中枢にいることを間接的に認めた。

(記者) 「弟が後継者に?」

(金正男氏) 「そのことについてはメディアの報道で知っている。確かだと言えないし、違うとも言えない」

(記者) 「その報道についてどう思う?」

(金正男氏) 「それは父の判断だ。父が判断を下したら、多分、弟は後継者になれるだろう」

(ナレーション) 三男・正雲氏が後継者に内定したとの情報を否定しなかった。後継者が固まりつつある中で、緊張を増す北朝鮮情勢。その出口は見えていない。

ソマリア沖に派遣されている海自の護衛艦、補給艦を取材(3分50秒弱)

 今年に入り、既に130隻の貨物船などが海賊に襲撃されている。現在、派遣されている自衛隊員は400人。警戒・護衛活動の様子、隊員へのインタビュー、海軍カレーを食べている様子など。現行法(海賊船に警告音を発するLRAD、ソマリア語で「船に近づくな」との警告、海賊船への警告射撃だけで、海賊船への発砲ができない)と、現在、国会で審議中の「海賊対処法案」(海賊船に射撃して停船させること、外国籍の船の護衛を可能にする)の説明。
 「新法は今月22日にも成立の見通しだが、他国との共同作戦がしやすくなる一方、海賊船に向け発砲する可能性も高く、より危険が増すと見られている」と結ぶ。

Pic UPのコーナー
●福岡市内の小中学校で新型インフルエンザに27人が感染。この中に海外渡航者はいない。同じ校区内の3校を臨時休校とした。





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テレビ朝日は「椿事件」の反省をするどころか未だに実行中。公共の電波を使ってこれだけ偏向報道してもいいのか!

平成21(2009)年6月5日(金)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 地方負担金問題で、むやみやたらに「地方分権」を叫び散らすテレビ朝日がついに石原慎太郎都知事のコメントを利用して、政府批判を開始。次の中国・四川省のバス炎上「テロ事件」のニュースもひどい。前日、中国政府を珍しく批判した古館キャスターだが、舌の根も乾かないうちに、(テロ事件とは)「言えませんよね」と発言。言っていることが日によってコロコロ変わる。さらに真骨頂は、鳥越俊太郎と古館のテレビ朝日の「2大売国奴キャスター」の醜悪なやり取り。自らは高額な年収を得ておいて、「将来は不安だ」と机を叩きながら、「年金!」「介護!」と怒鳴り続ける。これほど醜いテレビ番組はかつて見たことがない。日本の歴史上、類を見ないマスコミの醜さをあますことなく表している。自らの失敗は棚に上げ、後世の世代のことをまったく考えず、権利ばかりを要求する報道ステーション。そして、「私見」と言いながら、公平中立であるべきテレビでついに「政権交代をしてほしいという民意が見える」と鳥越氏が発言!
 これでテレビ朝日にはあの「椿発言は生きている」ことが明らかになった。これは、自分のことしか考えない日本人を続々と作り上げるための「歴史的偏向番組」だ。
国の直轄事業の地方負担金の使途に東京、大阪の知事激怒(約12分50秒)

午後3時半、記者会見
(石原慎太郎東京都知事) 「こっちは苦労してだね、やっぱりね、徴税率上げてるのにね、払う人はやっぱりそれは苦労して払ってくれてるわけだ。こんなふうにね、まさにぼったくりバーじゃないけどね」

(ナレーション) 東京都の石原知事が怒りの矛先を向けたのは、国の直轄事業をめぐる地方の負担金問題。大阪でも怒りは収まらない。

午後2時すぎ、大阪府庁での記者会見
(橋下徹大阪府知事) 「直轄事業の負担金は廃止。補助金も廃止。まさに地方の利益になるものは地方の権限にしてもらう」

(ナレーション) ①地方の要求を受けて、国交省が初めて示した直轄事業の内訳。不透明な実態が次々と明らかになった。

 


午後3時半
(石原東京都知事) 「やっぱり訳のわからん、内容も開示せずにですね、いきなりガバッと額だけ要求してくるっていうのは、これはもう論外な話だし、世間で通らないと思うな、こんなのは」

(ナレーション) 国と地方の摩擦のもととなっている直轄事業をめぐる負担金問題。国交省が初めて示した事業費の内訳に石原知事は

(石原東京都知事) 「一体これ、何にどうやって使うのか。東京に直接関わりがあるのかないのか、わからない。そんなものはもう、案件はいっぱいありますよ。これはまあ、かなりずさんでねえ」

(ナレーション) ②問題視したのは、東京都とは関わりのない事業への流用だ。千葉県松戸市にある国交省の出先機関。関東地方整備局の関東技術事務所。災害時の夜間復旧工事などに使用する照明車を去年1台、2751万円で購入したが、その一部に都の負担金が使われていた。技術事務所になぜ照明車が必要なのか、その説明は全くなされていない。さらに、群馬県のみなかみ町にある奈良俣ダム。(国交省管轄の)水資源機構の管理事務所(沼田総合管理所)が94万5000円をかけ、車の台数を数える計測器を購入したが、ここにも都の負担金が使われていた。国の公共事業の一部を地方が負担する直轄事業負担金制度。道路の場合、新設なら国が3分の2、地方が3分の1を負担する。受益者である地方も費用の一部を負担させるというものだが、国は事業費の細かい内訳を開示してこなかった。

(石原東京都知事) 「都はですね、支払うべきものについては支払うことに、決してやぶさかではありません。ただ、やっぱりつけ回しか、使い回しか知らんけどね、うーん、そういう非常にイージーなね、いずれにせよ税金の支出ですからね」

(ナレーション) 不透明な実態は他にもある。

午後5時半、港区
(富川アナ) 「東京都港区にある国土交通省の出先機関の出張所です。建物の建て替え工事に東京都の直轄事業負担金が充てられていることがわかりました。このことを東京都は、情報開示されるまで全く知りませんでした」

(ナレーション) ③老朽化に伴う建て替え工事の事業費はおよそ11億円。うち4億円は東京都が負担する。都がさらに調べたところ、実際には数キロ把離れた別の場所(品川区)で、新庁舎の建設工事が進んでいることもわかった。現在の施設はどうなるのか。

午後6時半、港区
(猪瀬直樹東京都副知事) 「公示地価で6億円もする場所っていうのが、そのまま残るわけですよね。これは闇に葬り去られるというか、(国交省に)問い合わせたら、それはもし売った場合には道路特別会計に入りますよと。国土交通省の儲け分になっちゃう」

(ナレーション) 大阪も黙ってはいない。

(橋下大阪府知事) 「“国も負担してるんだから地方も負担しろ”とか、そんな理屈じゃなくてですね、国が負担すべきものなのか、地方が負担すべきものなのか、そういう役割分担論からですね、明確に払うもの、払わないものをきちんと分けないと」

(ナレーション) ④先月、国が大阪府に示した直轄事業費の内訳(2008年度)の中には、国家公務員の共済費で1億8700万円、退職手当7600万円、児童手当500万円が含まれていた。

1日、記者会見
(橋下大阪府知事) 「(国が)全部請求しようと思ってるから、そうはいかない。子ども手当ては払わん、共済費は払わんとか、それから国家公務員の退職金だって、多分、これ府民の皆さんとか国民の皆さんに問うたって、そんなもん払わんでいいって言うに決まってるから」

(ナレーション) さらに茨城県にある国交省の研究機関(国土技術政策総合研究所)の人件費なども請求されていた。橋下知事は今後、大阪府とは関係の薄い費用は払わない方針だ。

(橋下大阪府知事) 「直轄事業の負担金の制度を僕は認めたわけではありません。これはあくまでも廃止」

(ナレーション) しかし、地方も一枚岩ではない。

2日、近畿ブロック知事会
(三重県・野呂昭彦知事) 「橋下さんの言ってるのは半分正しいと。だけど半分はとんでもない話になっていく心配がありますね」

(ナレーション) 三重県や奈良県は直轄事業が「地域に利便性をもたらす点もある」として、(直轄負担金の)廃止には慎重な姿勢だ。各党は総選挙でこの問題をどう扱うのか。

午前10時すぎ、自民党本部
(自民党・細田幹事長) 「いよいよ選挙公約のプロジェクトチームを開始すると」

(ナレーション) ⑤自民党ではマニフェストで直轄負担金の問題をどう扱うか、その議論さえまだ何も始まっていない。しかし道路族は負担金廃止には批判的だ。

(自民党・山本有二道路調査会長) 「まあ地方負担を軽減するぐらいの話はいいんですが、一切やめてしまうっていうのは、根本的な話から始めないとおかしくなっちゃいます」

(自民党・藤井孝男元運輸大臣) 「地域の財政力とかそういったことはまた様々ですから、世間体とか支持率とか、そういうような形の中で、私はマニフェストに短絡的に入れるべきものではないと思ってます」

(ナレーション) ⑥公明党では廃止を求める声も挙がったが、結局マニフェストには明記しない見通しとなった。一方、民主党は負担金を廃止し、権限と財源を地方に移すとしている。

午後3時、民主党本部
(民主党・岡田幹事長) 「廃止した時に、何と言いますか、その結果として誘致合戦にならないようにはしなければいけないと。全体規模、事業規模を減らすということも合わせて言っております」

(ナレーション) 直轄事業の総元締め、金子国土交通大臣は冷ややかだ。

午後1時半、国交省、陳情に訪れた東国原宮崎県知事との会談の中で
(金子国交大臣) 「民主党はマニフェストで廃止となって、公明党も廃止されるというような報道がされているが、多分、公明党もそれはできないんじゃないかと思いますけどね」

(ナレーション) ⑦金子大臣は陳情に訪れた宮崎県の東国原知事に対し、負担金を廃止すると国が地方に配る交付税が減る可能性もちらつかせた。

(金子国交大臣) 「補助と直轄の負担割合、維持管理費についてどうするかっていうのは、交付税と極めてかかわっているんですよね。直轄をじゃあ国でやりましょうってなれば、新規の事業が減るよねと、そうすると交付税も減るよねと。そういう方向に行っちゃいけない」

(東国原宮崎県知事) 「びっくりしました。そっちの方向に行くのかと思いました」

(金子国交大臣) 「いやいや、行っちゃったら何の意味もないじゃないですか」

(東国原宮崎県知事) 「そうなんですよ」

(ナレーション) ⑧直轄事業の負担金の制度の起源は1922年の「旧道路法」改正(国道の新設、改築で地方に負担)にまで遡る。時の総理は積極財政で知られる高橋是清。この制度は戦後も踏襲され、道路や河川などの整備で地方負担が法律で細かく定められた。負担金制度を維持したい政府。補正予算には国が地方の負担分を肩代わりするため、1兆4000億円の交付金が設けられた。

(反政府ナレーション①②③④⑤⑥⑦⑧)①から⑦までのナレーションで、テレビ朝日が直轄事業の地方負担金を止めさせ、地方分権を行おうとしていう意図を持っていることは明らか。そして⑧で彼らの真の狙いが解ける。彼らの狙いは地方交付税交付金を廃止し、中央政府に絶対に力を持たせず、日本を崩壊させることなのだろう。だが、頭の悪い彼らは、一体地方の誰が「地方分権後」の財政や行政を牛耳るのかをまったく明らかにしない。道州制なのか、都道府県ごとなのか、その代案すら出さずに無責任な批判ばかりを繰り返す政府を崩壊させたいだけの報道ステーションの「反政府ナレーション」。今日もゾロゾロ、ゴキブリのようだ。
午後1時半、国交省
(東国原宮崎県知事) 「地域活性化の公共投資の臨時交付金ですね、あれは非常にありがたい。地方はありがたい。あれ、単年度なんですよね?」

(金子国交大臣) 「単年度じゃなくてね」

(東国原宮崎県知事) 「2年ですか?」

(金子国交大臣) 「継続しますよ」

(東国原宮崎県知事) 「今日、来た甲斐がありましたね。ああ、そうですか。“直轄事業負担金をなくせ”とかですね、“削減しろ”と言う割には“港湾はつくれ”“道路はつくれ”と、わがままで自己矛盾は感じているんですけれども」

午後2時すぎ、国交省内で記者に囲まれ
(東国原宮崎県知事) 「これ(公共事業の臨時交付金)を払っていただけるんだったら、直轄事業負担金(廃止)の話はちょっと薄まりますよね。これはありがたいなと」

(古館) 「鳥越さん、これ、根本的にはどういうことですかね、これね?こういうシステムまかり通って」

(鳥越俊太郎) ①「あの、やはり時代の流れというのはですね、中央集権から地方分権への、そういうふうに時代は流れていることは間違いないんですよ、これはね。それはなぜかといいますと、明治維新の時に近代化しなきゃいけない。欧米列強がどんどん植民地化して、アジアへやって来ると。それに対抗するためには強力な国家をつくらなきゃいけない。そのためには中央に全部、人もモノもカネも全部集めて、協力に設計図を作って、“この通りやれ”と言って東京から指示を出すと。そうやって日本は一応、日本という国をつくってきた」
(問題コメント①)明治維新の時に中央集権国家が成功したのは、ドイツ型の政治・司法システムを取り入れたから、という視点がまったくない。さらに歴史的には、2000年以上前から大和朝廷や奈良時代以前、戦国時代や江戸時代と極めて地方分権的な政策を行っていた。それが日本の地政学的理由で中央集権に戻す、という手法をとってきたわけだが、いま本当に必要なのは、日本人が力を発揮できる「新しい中央集権システム」である。鳥越氏にその歴史認識はまったくないようだ。
(古館)② 「軍事力も高めた」
②「軍事力を高めた時代は悪」という間違った認識をもつ古館的アナクロニズム
(鳥越) 「高めた。富国強兵ということで。で、一応、成功したんですね。だから今のこの国があるんですけれども。その源になって設計図を描いてたのは、実は霞ヶ関の官僚の皆さん方なんです。優秀な東大を出たね、皆さん優秀な方が描いてる。ところがその、やっぱり21世紀に入って、バブル崩壊後ですね、その設計図を描く中央集権型の日本の国づくりというのは、やっぱり耐用期限が切れて、ダメだと、もうこれでは。もうあっちこっちボロが出てきたと。“だから地方分権だね、これからは”そういうふうに時代は流れてる。でもまだ中央は財源と権限はですね、握っておきたいということで、こういう問題が今、起きてるわけですね。だから早く、やっぱり、これはまあ民主党が言ってるように、財源と権限は地方に移すと。そしてまあ、たとえば安全保障の問題であるとか、外交とかですね、そういうのは中央政府がやるけれども、あとはもう全部地方に移していって、地方でやりなさいと。それぞれ地方の文化をもっと豊かにしてやったらどうですかと。そのために財源も移さないとですね。そういう今、プロセスの中で起きてる衝突だと思うんですよね」

(古館) 「ああ、そうなんですよねえ」

(鳥越) 「これ、衝突はいろいろ出てくる。これから」

(古館) 「いや、だからね、さっき話聞いててもね、つくづく思うんですけれども、こんな負担金の使われ方見たら、ひどいからやめろっていうのもわかるんだけども、それに乗っちゃうと国側は、さっきも出てますけど、“あっ、じゃあいいですよ。もういいですよ。負担金なしで全部中央がやりますから”って言った時には、地方も“こっち来てくれ、こっち来てくれ”になって、“いやいや、こっちの裁量で全部やる”っていうようになっちゃうと、やぶへびでしょ?」

(鳥越) 「そうですね。だから今の制度を維持していればですね、その脅しは効くわけですよね。脅しですから。だからどの、根本的なしくみをやっぱり変えていかないと、財源と権限を地方に移して、“あなたたちでやってください”と。“中央政府はこれと、これと、これをやりますよ”というふうにしていかないと、やっぱりこういうトラブルが起きて来る」

(古館) 「財源と権限の移譲、そういうことですね。カネと人をどれだけ移譲できるかっていうのは、分権改革推進委員会もやっているところなんですけども、それがなかなかうまくいってないわけですよね」

(鳥越)①「うまくいってないですね」(「へへっ」と笑う)
(ふざけたコメント①)鳥越俊太郎はガンの手術をしてから本当に人間性が悪くなった。怖いものがなくなったからかもしれないが、相手をせせら笑う、アジる、朝日的な思想を平気でしゃべる。Afracでガンのコマーシャルを行ったことがそんなにえらいのか!
中国成都で走行中のバス炎上。乗客25人死亡、76人が負傷

火災の概要、負傷者、火災を目撃者へのインタビュー、事故を報道する中国中央テレビのニュース番組、負傷者が病院に運び込まれる映像などに続き、

(ナレーション) 今回の火災の原因はわかっていないが、中国では去年、北京オリンピックの直前に路線バス2台が爆破される事件も起きている。今日のバス火災、被害者の中には出火の直前にある異変を感じ取った人もいた。

(負傷者の親戚) 「彼のやけどはとてもひどかった。医師が懸命に命を救おうとしてくれている」

(記者) 「当時の状況をどう話していたか?」

(負傷者の親戚) 「ただひと言だけ、社内は油のにおいが充満していたと」

(バスに乗っていた女性) 「まずにおいを感じた。においを感じたと同時に、すぐに誰かが“燃えている”と叫んでいた」

(電話取材) 「事故の原因はわかりましたか?」

(四川省成都市民生局) 「現在、調査中です。起きたばかりのことですから、今は原因の調査よりも、負傷者の手当てに全力を挙げています」

(ナレーション) バスは2005年2月に製造されたもので、走行距離は27万キロに達していた。現在、地元警察が火災の原因を調査している。

(古館) 「多くの方が亡くなりました。鳥越さん、これ、あの、事件なのか、事故なのか、全くわかりませんね、これね」

(鳥越) 「わかりませんね。ただ、ガソリン臭がしたという証言がありますからね、あのー、何らかの形で、単なるバスのガソリンではなくて、持ち込まれたガソリンがおそらく撒かれて引火したという、そういう感じに見えますけどね」

(古館) 「はあー、だとするとまあ、成都というのはチベットへの入り口でもありますしねえ。詳しいところはまだ中国当局から」

(鳥越)① 「あんまり断言したことは言えないですけど」

(古館)② 「言えないですね。なかなか出てこない感じもありますね」
(問題コメント①②)日本政府(行政や警察機関)に対してはむやみやたらに批判を繰り返す2人が、中国に対しては怖じ気づいてまったく発言しない。古館は昨日、天安門事件20年で中国政府の情報統制に「こういう現実を押さえておかなきゃいけない」と言ったばかり。中国批判は1回きりだろうと断じた予言は早くも当たったかたちだ。
浅野史郎慶大教授が急性白血病に

慶應大学の浅野氏の講義を取っている学生、浅野氏のマネージメントをする人物、都立駒込病院の医師へのインタビューのほか、過去に白血病にかかり亡くなった夏目雅子、本田美奈子、発病・再発など闘病の末、俳優復帰した渡辺謙などの例を紹介。

(鳥越)②「(前略)根治するには、完治するにはやっぱり骨髄移植しないとダメだと。そのためにはドナーの、骨髄を移植する提供者がいないといけない。まあおそらく、浅野さんのことだから、みんながね、支援するグループも今もう立ち上がってるようだし、何とか骨髄移植、ドナーが見つかることを、僕はもうすごく信じてますけどね」

(ふざけたコメント②)浅野氏だけではなく、この病気に苦しむ人のためにもできるだけ多くのドナー登録者が増えることが望ましいのに、この発言は、まるで「自分の知り合いで有名人の浅野さんが発病したから、ドナーに登録する人が見つかる」と聞こえる。自分のことしか考えず、浅野氏が骨髄移植を受ける提供者が一人増えれば、その分これまで骨髄移植を待っている無名の患者が困ることになることをまったく考えていない。本当にふざけた発言だ。

自民党、国会議員定員3割削減案、実施時期は「○年後」(約7分50秒)

(ナレーション) ①迷走をきわめた厚生労働省分割案。先送りとなった世襲制限。起死回生を図りたい自民党が、今度は国会議員定数の削減問題で揺れている。

午後3時、自民党本部
(清水鴻一郎議員) 「“○年後”なんて、誰が信用します?一番悪い表現ですよ」

(柴山昌彦議員) 「“○年度”というふうになっていますけど、これでは本気が示せていないと思うんですね」

(ナレーション) ②批判の的となったのは、定数削減をいつ実行するのか。定数削減をめぐって、自民党の改革実行本部は衆参で722人いる国会議員(衆議院480人、参議院242人)を3割程度減らすという案を総選挙のマニフェストに盛り込みたいとしている。しかし、問題はその期限。(「自民党改革実行本部案」の全体映像と「○年後」の部分のアップ映像)今日示された案では「○年後に」という穴あき状態の表現だったため、異論が噴出。

午後3時半
(平沢勝栄議員) 「選挙終わってからね、“じっくり議論します”“検討します”と、これを言っているようなもんで、ちょっとリアリティーが私はなさすぎるなと思いますね。

午後3時
(山本一太議員) 「マニフェストって大体4年間ですからね、普通は数値目標」

(ナレーション) ③既に民主党側は衆議院の比例区を80減らす(480人→400人)という案をマニフェストに入れることを明言。自民党の定数削減案も、民主党に対抗するためと見られる。他にも自民党内には、衆議院を180人も減らし(480から)300議席にしようという議員連盟もでき、百家争鳴の状態だ。

午後0時半、自民党本部
(記者) 「300という数字の根拠は?」

(太田誠一議員) 「根拠というのはないですね。わかりやすいシンボル的な数字をおかなければいけないから、大きく減らすといったらば、まあそんなもんでしょうと」

(ナレーション) ④さまざまな意見を集約し、党改革実行本部は10日に削減案を麻生総理に提出する予定。

午後3時半、自民党本部でエレベーターに乗り込む際、追いかける記者に向かって
(自民党党改革実行本部・武部勤本部長) 「みんなの意見を踏まえてしっかりまとめたいと」

(記者) 「4年後にもうまとめてくれっていう意見が多かったんですが」

(武部) 「まだ○年です」

(ナレーション) ⑤さらに党改革本部内では、一院制に移行した上で、議員定数を削減する案も検討されている。しかし、これには憲法改正が必要で、こんな本音も。

テロップにて
(自民党幹部) 「こんなのできるはずがないんだよ。だから結局“○年後を目標に議論する”とマニフェストに入れるぐらいでいいんですよ。議論をするっていうこと」

(ナレーション) ⑥はたして現実味はあるのか。連立相手の公明党との関係もある。

5月26日
(森喜朗元総理) 「比例をなくせば簡単に300になる。そんな難しい話じゃない。だけど、もしその時には、共産党と公明党は命がけで反対しますよ。公明党と腹据えて喧嘩できるのかね。1人ずつちゃんと公明党に行って了承をとってこいと」

(ナレーション) ⑦公明党は31人の衆議院議員のうち、比例選出が23人。比例代表の削減には反対だ。10年前の自自公連立の合意で、まず比例を20減らし、その後、小選挙区の30人を削減するとしていたが、その小選挙区の削減すらできていない。

5月29日、公明党本部
(公明党・太田代表) 「(衆院の定数を)450に、小選挙区を30に削るということがなしに、軽々しい論議というものであってはならない」

(ナレーション) ⑧与党側の混乱を尻目に、民主党側は今日、定数削減の期限にも踏み込んだ。

今日、ソウル
(民主党・鳩山代表) 「政権を取ったら、次の衆議院の選挙までの間にやり遂げることを意味しています」

(ナレーション) ⑨自民、民主のアピール合戦となる中、少数政党の共産党は。

午後5時半、共産党本部
(共産党・穀田恵二国対委員長) 「簡単に言えばね、民意を削るっていうことの意味ですね。自民党と民主党が両方がそういう案を出してるっていうことに対してね、怒りを禁じえない」

(問題ナレーション①②③④⑤⑥⑦⑧⑨)「世襲制度廃止に失敗した自民党が、今度は国会議員の定数削減を検討していたが、大混乱している」というイメージを視聴者に植え付けるための、うってつけなネタ。自民党も報道ステーションに毎回やられてばかりで情けないのは確かだが、議論の最中に異論が出ると面白がってマスコミが取り上げるために、結果的に日本の政策は何も決まらない。彼らがいかに国益に反しているかに注目すべきだ。


(古館) 「これ、あのー、厚生労働省の分割もそうだし、世襲制のこともそうだし、今度出てきたこの定数もそうですけど、総理が“こうしたいんだ”“こうしようと思ってるんだ”っていうのが全然見えない。見えない中でいろいろポンポンポンポン出てくる」

(鳥越) 「あの、厚労省の分割はですね、総理発でちょっと出てたんですね。しかしすぐもう、手のひら返してなかったことになっちゃいましたからね(笑いながら)」

(古館) 「まあ正確に言うと渡辺恒雄さん」

(鳥越) 「(笑いながら)らしいんですけどね。淵源を探るとね。これ、見てるとやっぱり、何かどれもこれもね、選挙目当てにポンポンポンポン出てるような気がして、そこには、その、ちゃんとした政治哲学とか、理念とかいうものに裏打ちされてるとも私には思えないんですよね。だからまあ、こういうことをやってる限りはおそらく、あの、これは私の1人の私見だと聞いてください。いろんな世論調査なんか見てるとね、①国民の民意はやっぱり今回、次の選挙ではね、どうも政権交代をしてほしいなあという民意がちょっと見えるんですよね。これは私の私見ですよ。微妙だから私の意見としてください。あの、そういう時だがら、それは自民党もその民意は割と敏感に感じているんですね。だから選挙目当ての何かおいしい話を出さなきゃいけないっていうんで、いくつかこう、次々と出てくる。で、それは何も政治哲学に裏打ちされてないんで、すぐひっくり返ってしまう。それの繰り返しなんですね、今ね。だからおそらくこの定数削減の問題も、選挙終わったらみんなケロッとして忘れてしまいます
(問題発言①)「政権交代してほしいなあという民意が見える」と発言した鳥越俊太郎。公の電波で自分の政治信条を語り、野党に政権を取ってほしいという希望を語る彼の姿は、細川連立政権の際に、テレビ朝日椿報道局長が発言した内容と瓜二つ。「私見」であることは言い訳にならず、これは放送法違反の可能性が高い。
(古館) 「あぁ」

(鳥越) 「おそらく、そういう議論、なくなっちゃうと思うんですね」

古館) 「鳥越さんね、あくまでも私見ですよね?」

(鳥越) 「私見です」(笑)

(古館) ①「私見ですけれども、これ、やっぱり、多くの人は私見ですけれどもね(笑)、多くの人は何てったってもう、今の生活の厳しさ、将来生活不安」

(鳥越) 「はい」

(古館)② 「そういうことで是正してほしいことが山ほどあるのに」

 

 

 

 

 

 


(鳥越) 「そう」

(古館) ③「世襲制限だの、削減だの、定数の」

(鳥越) 「はい」

(古館) ④「それより先にやることね、やった上で、見たいんだよっていう人もいるんじゃないですかね」
(古館あおりコメント①②③④)自らは2億円近い年棒をもらっていながら、「将来生活不安」や「政治はやることをやっていない」など無責任にあおるだけあおるコメント。本当に困っている人が多いと感じているのなら、自らの年収の半分でもいいから、その「生活不安」を感じている人たちに寄付したらどうなのか。そしてそのあおりに乗ってくる醜い鳥越俊太郎―。
(鳥越)① (右手でテーブルを叩きながら)「年金!」

(古館) 「うーん」

(鳥越) ②(右手でテーブルを叩きながら)「介護!ねっ」

(古館) 「はい」

(鳥越) ③「それから少子化の問題」

(古館) 「はい」

 


(鳥越) ④「まあ、そういう将来に向かって不安がいっぱいあるわけじゃないですか」

(古館) 「うん」

(鳥越) ⑤「そこに何も手を打たないで」

(古館) 「ええ

(鳥越) ⑥「定数削減だのね、厚労省の分割とかね、どうでもいいですよ、そんなことは、我々から見ればね」

(古館) 「うん、うん」

(鳥越)⑦ 「もっとやってほしいことがあるんじゃないのか。介護論でどうするんですか」

(古館) 「本当にそう思いますね」


 (左翼活動家むき出しの鳥越のアジテーション・コメント①②③④⑤⑥⑦) 一言でいって醜い。こんな醜いやり取りはちょっと見たことがない。鳥越世代の団塊の世代でおかしくなった「年金、介護を」やれって机をたたきながら叫び散らし、「定数削減は我々から見ればどうでもいい」「少子化対策をやれ」って? お前らの世代のおかげで若い日本人が困り、子供を産まなくなったんじゃないか!自分たちの責任をすべて政治のせいに転嫁し、自らの世代だけが助かるためにこれからも介護をしてほしい、年金がもらいたいとはー。少しは人間として恥を知ったらどうなのか!


(鳥越)⑧ 「まあ私の親もね、介護のそろそろ世代に入ってるんで、私も身近に感じてるんですけどねえ。本当に、世の中、日本の人、多くの人がね、この介護問題どうするんだと、真剣に思ってますよ」

(古館) 「はい。介護産業をちゃんと成り立つようにして」

(鳥越) ⑨「ビジネスにして」

(古館) 「少子高齢化のこの時代にっていうのもありますしねえ」

鳥越)⑩ 「そうです。そこにちゃんとね、手をね、伸ばしてください、政治は」

(古館) 「本当にそう思います」

(鳥越問題発言⑧⑨⑩)自らのガン発病を商売の道具にし、アリコジャパンでコマーシャルに出まくった鳥越ならではの発言。よほど自分が出演したコマーシャル料が懐に入ったのだろう、病気を「ビジネス」にして、最も儲け、喜んだのは本当は鳥越自身ではないのか?この自分勝手な発言にあおられて、「政治が悪い」と納得する視聴者が可哀想でならない。






平成21(2009)年6月5日(金)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 足利事件、北朝鮮ミサイルの衛星映像の入手、オバマ大統領がイスラエル政策を転換したことなど、どれも日本人には有益で、左翼アジテーション番組と化した報道ステーションに比べ、ZEROは何と落ち着いた視点でまじめに報道番組に取り組んでいることかがわかる。とりわけ、イスラエルのユダヤ人入植地にオバマ大統領が反対したことは、世界史的にも大きな転換点。民主党をただ賞賛することはせず、鳩山代表の韓国訪問で「歴史を直視する」と語ったニュースも紹介。日本のくだらない政府批判で日本人の足を引っ張るだけの報ステとは同じテレビとは思えない。
足利事件、菅家さん釈放後の続報と過去のDNA型鑑定の再検討について

釈放後、初の夕食で寿司を食べる様子、テレビ出演のため、スタジオに向かうや様子、記者会見の模様などに続き、

(ナレーション) (前略)そして佐藤弁護士は有罪の決め手となった当時のDNA型鑑定に対してこう訴えた。

午前0時、記者会見
(佐藤博史弁護士) 「(当時の)捜査官のコメントとしてですね、当時、自分たちはDNA鑑定が完全なものと信じていた。同時の科警研のDNA鑑定が明らかに科学的に間違っていた」

(ナレーション) 警察庁によると、最新の鑑定技術で犯人とDNA型が一致する人物は4兆7000億人に1人の確率。しかし、当時の方法は精度が低く、少なくとも95人に1人しか絞り込めなかった。この古い鑑定技術は1989年から1995年まで使われ、533件の鑑定が行われていた(警察白書より)。これについて森法務大臣は

今日午前、記者会見
(森法務大臣) 「この(足利事件)前後のですね、DNA鑑定のサンプルとなる証拠については、きちんと保管するように改めて指示が出されたということ」

(ナレーション) 当時のDNA型鑑定で有罪となった他の事件についても、最新の鑑定技術で見直していく考えを示した。しかし、足利事件と同じ頃、やはりDNA型鑑定が決定的な証拠となった事件があった。17年前、福岡県飯塚市で当時7歳の女の子2人が誘拐、殺害され、久間三千年死刑囚が逮捕された。久間死刑囚は一貫して無罪を主張していたが、死刑が確定、去年、死刑が執行されてしまっている。

午前10時、記者会見
(記者) 「再審でこれから一番強く求めたいことは?」

(菅家利和さん) 「私同様、冤罪で困っている人の支援をしていきたいと」

(ナレーション) また警察庁は、足利事件の問題点を調べる検討チームを設置、捜査資料や裁判資料を見直すことにしている。

(村尾) 「今回の悲劇から私たちがやっぱり学ぶことができるのは、過去のDNA鑑定、これに誤りがある可能性があるということなんですね。(DNA型鑑定について、現在は機械で判断するため精度が高いが、過去には目で判断していたため精度が低かったということを説明) だから菅家さんは過去の鑑定で犯人にされてしまったということなんです。実は89年から95年の間には533件鑑定されていたんですね。これで、先ほどVTRにもありましたように、森法務大臣は、過去の鑑定の結果が正しかったかどうか、再度、検査をするということなんですね。そこで問題なのは、当時の資料が残っているのかどうかということなんですよ。これ、警察庁にはDNAの鑑定指針があるんですが、その中には資料はこれぐらいの期間はちゃんと保存しておきなさいよという定めがないんですね。だから、この533件の中には資料が不備なもの、これもある。そうするとですね、このわからないケースについてどうするのか、これ、難しいとは思いますけれども、法務省、警察庁、その対応はしっかりやってほしいと思います」

北朝鮮のミサイル基地の最新の衛星写真を入手

(ナレーション) 北朝鮮が日本の頭ごしに弾道ミサイル、テポドン2号を発射して2ヶ月が経った。テポドン2号を発射した基地は北東部にある舞水端里だが、北朝鮮は今月初めまでに北西部の東倉里に新たな長距離弾道ミサイルを運び込んでいる。その東倉里の最新の様子が衛星写真で明らかになった(Digital Globe)。撮影されたのは一昨日(6月3日)。(衛星写真に写ったミサイルの組み立て施設や発射台を説明) 発射台に弾道ミサイルらしき影はない。韓国政府の関係者は「ミサイルは工場で組み立て中で、発射台は95%完成している」との見方を示している。この東倉里、専門家によると、テポドン2号を発射した舞水端里に比べ、発射台の周囲のスペースも2倍以上になっているという。

(軍事ジャーナリスト。恵谷治氏) 「彼ら(北朝鮮)の最終目的は、アメリカ全土をカバーするICBM、長距離弾道弾を開発することですね。舞水端里よりは全長の長いミサイルが発射可能」

(ナレーション) 北朝鮮はさらなる長距離弾道ミサイルの発射に踏み切るのか。アメリカ軍は、沖縄の嘉手納基地から連日、朝鮮半島方面に偵察機を向かわせるなど、情報収集を続けている。

三菱自動車、世界初の電気自動車の大量生産を開始

エンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車と違い、電気自動車の動力はモーターのみのため、排ガスはゼロ。しかし、普及には課題もある。三菱自動車が発売したi-MiEVの値段は約460万円。国からの補助金を使っても、約320万円~と、ハイブリッド車と比べても高価(トヨタ・プリウス205万円~、ホンダ。インサイト189万円~)。もう1つはバッテリーの充電。家庭用コンセントで満タンにするまで14時間もかかる。短時間で充電できる器械の設置が普及のカギを握っている。
電気自動車は富士重工業も7月から販売予定、日産は来年秋に年間5万台を生産する予定。

中東訪問中のオバマ大統領がカイロで演説、ブッシュ路線からの転換を宣言。

(ナレーション) オバマ大統領が演説を行ったのはエジプトのカイロ大学。処刑されたイラクのフセイン元大統領など、多くの指導者を生んだ、イスラム世界有数の名門校だ。

4日、カイロ大学
(オバマ大統領) 「アッサラーム・アレイコム(こんにちは)」

(ナレーション) オバマ大統領はアラビア語で「こんにちは」と挨拶した。

(オバマ大統領) 「私はアメリカとイスラム教の新しい出発のためにカイロに来た。イスラムは常にアメリカの(歴史の)側面の1つだった」

(客席から「オバマ、愛してる」の声)

(オバマ大統領) 「Thank You

(ナレーション) ブッシュ前大統領はイラン、イラクを「悪の枢軸」と呼び、イラク戦争を強行。アメリカとイスラム世界の関係は一層悪化していた。オバマ大統領は今回、ブッシュ前大統領の政策と決別することを宣言したのだ。中でも際立ったのは、30年間、国交断絶が続いているイランに対する対話姿勢だ。

(オバマ大統領) 「過去のことに捉われるよりも、イランの指導者と国民に私たちは前向きに接する用意があると伝える」

(ナレーション) イランの核兵器開発には反対したが、対話の準備があることを表明した。演説を聴いた人は

(演説を聴いた人) 「新しい考えを持っている。ブッシュ前大統領とは違う」

(演説を聴いた別の人) 「力強いスピーチだった。西洋とイスラムの和解の時が来た」

(ナレーション) そして、イスラム世界との関係改善のために避けて通れないのがパレスチナ問題だ。パレスチナ自治区のヨルダン川西岸、ユダヤ人が住むイスラエルと対立が続いている。パレスチナ人は将来、ここに国家を建設しようとしているが、イスラエル人が入植地、つまり住宅地を次々と作っているのだ。我々はこのユダヤ人入植地に入った。

(NNNヨルダン川西岸・谷生俊治) 「ユダヤ人入植地は最初はこうした形(建設途中の石造りの建物)で始まります。それが、あのように計画された家々が並ぶ集落となり、それが町となっていきます」

(ナレーション) ブッシュ前大統領は、友好国イスラエルに配慮し、ユダヤ人入植地の拡大を容認していた。

(オバマ大統領) 「アメリカはイスラエルの入植地の正当性を認めていない」

(ナレーション) オバマ大統領はイスラエルとパレスチナの“2国家共存”が解決への唯一の道だと主張。イスラエルに対し、ユダヤ人入植地の建設をやめるよう求めた。

(パレスチナ・エレカト交渉担当) 「パレスチナ人としてオバマ大統領の宣言を歓迎する」

(ナレーション) これに対し、ユダヤ人の入植者は

(ユダヤ人の入植者) 「オバマ大統領のビジョンは幻想にすぎない。ユダヤの生まれたこの土地から私たちを追い出すことはできません」

(ナレーション) ブッシュ路線からの転換を宣言したオバマ大統領。今後は具体的な成果が求められる。

(オバマ大統領) 「変化が一夜で起きるとは考えていない。前進するためにはドアを閉めて言い合うよりも、心を開いて話し合うべきと強く確信している」

(村尾) 「このオバマ大統領の演説の狙いは、彼がその演説の中でも述べているんですけれども、アメリカとイスラム世界との間にある不信と対立、この悪循環を断ち切って、新しい出発をしようということなんですね。そのスピーチ原稿を私も目を通しましたけれども、総じて理念を述べるにとどまっているんですけれども、それでもですね、特定の課題について、共に解決しようというふうに呼びかけているんです。どのような課題を彼が掲げているかというと、彼のスピーチの順番で言えば、まずですね、アフガニスタン、パキスタンにおけるイスラム過激派との戦い、それから次にはイスラエル、パレスチナとの中東和平、そして、今、イランが核兵器を持とうとしているんですが、その核問題。これらを挙げて共に解決に立ち向かおうと言ってるんですね。ところでですね、アラブにはこういうことわざがあるんです。「約束は雲、実行は雨。アラビア半島はですね、雲は出ることがあってもなかなか雨は降らない。言葉で言うのは簡単だけど、実行するのは難しいってことなんです。ですから、オバマ大統領、これらの具体的な施策について、どこまでその効果を打ち出せるのか、雨を降らすことができるのか、私たちは見守りたいと思います」

Pic UPのコーナー

●民主党の鳩山代表、韓国を訪問し、李明博大統領と会談。鳩山代表は「総選挙後に民主党政権が実現した場合、現政権との違いは、過去の歴史を直視する勇気を持っていることだ」とアピールした。


 

 

 

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報ステ(長期優良住宅)で、うなずきマン一色にめずらしく違う意見を言われると、恥ずかしげもなく意見を変える(それも意味不明なコメントで)。それでもメインキャスターか?

平成21(2009)年6月4日(木)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 足利(幼女殺人)事件で、古館キャスターが「警察、検察、そして裁判所は、菅家さんにまず謝らなくちゃいけない」と言いながら、「マスコミも反省すべき」という報道ステーション。マスコミも警察や検察、裁判所とまったく同じ視点で報道しながら、一方は「謝罪」で一方は「反省」。マスコミも謝罪すべきではないのか!
 さらに「(長期優良住宅)の考え方は素晴らしい」と言いながら、(少子化対策が)「浮いている」と矛盾したことばかりを言う報ステ、天安門事件20年で珍しく中国批判を行っているが、多分これ1回きりだろう。
足利事件、菅家利和さん釈放

釈放された菅家さんの記者会見の模様、事件の概要などに加え、以下のコメント

(ジャーナリスト大谷昭宏氏) 「宇都宮地裁のやり方というのは、とにかく(新しいDNAサンプルを)持ってこられたら合わせざるを得ない、合わせたら冤罪がわかってしまう。だからクレームをつけて突っぱねようと、裁判所にあるまじき態度です」

テロップにて
(捜査を指揮していた当時の足利署長) 「当時、DNA技術は間違いないと思っていた。完璧なものだろうという認識があった」

(当時の最高裁の判事の1人) 「後悔はしていない。当時のベストのベストを尽くした判断だと思っている」

(古館) 「人生のとてつもない時間を奪われた菅谷さんが、今後は冤罪に苦しむ方々を支援したいというふうにおっしゃられましたよね。まずは許されるはずはなくても、警察、検察、そして裁判所は、菅家さんに①まず謝らなくちゃいけないんじゃないでしょうかね」
(問題発言①)まず、「謝らなくちゃいけない」と切り出す古館キャスター。
(一色) 「特に裁判所の責任は重いような気がしますねえ。今回の場合はDNA鑑定がすごく進歩したことによって、ようやく冤罪が晴れたということになるんでしょうけれども、進歩自体は非常にすばらしいことなんですけど、今のDNA鑑定でもですね、採取方法、採る方法とか、あと保管の方法とかでですね、やっぱりそういうことを間違えたら、他人のDNAを鑑定して、やはり冤罪を生む可能性っていうのはゼロではないというか、残るわけですよね。ですから今も昔も基本的にDNA鑑定だけで裁くなんてことは、やはりあってはいけないんだと思うんですね

(古館) 「うん、そうですね。まあ、そして、初期のDNA鑑定の時、今とは全然確率が違う時を考えると、私たちが働いているこのマスコミもですね、②大いに反省すべきではないかと思うんですね。全部とはもちろん言いませんけれども、やはり科学っていうものがついたDNA鑑定、最新のというところでですね、それが一致というふうな見出しが躍り、放送もされたと思うんですね。やっぱり、そしてそこで、いわゆる人間の経験とか、そういういろんなフィルターを通さずに、これが正しいんだっていうふうに思ってしまったところがあると思いますねえ」
(問題発言②)「マスコミも大いに反省すべき」と一見、いいことを言っているように映るが、なぜマスコミだけが「反省」なのか?その理由がまったくわからない。
(一色) 「そういうのが逆に冤罪を生むっていう、非常に難しい問題になりますよね」

(古館) 「はい」

「長期優良住宅普及促進法」今日から施行

 アメリカ55年、イギリス77年に比べ、日本は30年という住宅の平均寿命。つまり30年を過ぎれば、資産価値は限りなくゼロに近くなる。そこで福田内閣の目玉政策として登場した「200年住宅」。耐久性・耐震性や維持管理・更新の容易さ、可変性、維持保全計画の策定など、一定の基準を満たした住宅は、長期優良住宅(200年住宅)に認定され、税制面での優遇措置もある(ただし、住宅ローン減税は2013年までに取得した人が適用対象、所得税額の特別控除は2011年までの期限つき)。適用されるのは、今日以降、事前に申請し、認定を受けてから着工する戸建てやマンション。通常の住宅に比べ、建築コストは2割増しという。
 今回の制度は、長期優良住宅を推進し、日本の住宅の資産価値を高めるのが狙い。もう1つの狙いは、低迷する住宅市場の活性化への起爆剤になると期待されている。この政策を打ち出した2年前と現在とでは経済状況が一変している。そこで、長期優良住宅の認定スタートに合わせて、「フラット50」(住宅金融支援機構)という新たなローンも登場した。借入金3000万円(金利3.5%)で試算してみると、初回の編成学派11万円だが、元金の返済額が約2万8000円で、7割以上の約8万2000円が利息の支払いとなる。元金が減らないため、20年後のローン残高は約2100万円、30年後のローン残高は約1400万円。最終的な返済額は約5754万円と、借入額の2倍近くにもなる。
「景気が悪い時には、住宅政策と経済対策みたいなものがいろいろ出てくるが、景気が悪い時だからこそ、将来の収入が不安定になってきているので、今こそ、より慎重に住宅ローンを組むことを覚えておかなければいけないと思います」とファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは指摘する。

(古館)① 「まあ、いろいろ立場とか考え方あると思いますが、この件に関して、理念というか、考え方はすばらしいなと、私個人は思うんですよね。ぶっ壊して建てるっていうやり方じゃなくて、長ーくもつものをつくる。ただ、この案が出てきた時に、ちょっと戻りますと、福田政権時代に。持続可能社会を目指すために、いろんな項目があったと思うんですね。もうその大前提である、たとえばCO2の削減の中期目標すらもおぼつかないこの日本にあってですね、もちろん金融危機、経済危機があるとはいえですね、そういう状況下でこれだけが残ってポンと出ても、やっぱり一部余裕のある方だけが乗れる話であってっていうところに、ちょっとねえ、どうだろうと思うんですが、どうでしょう、一色さん」
①「考え方はすばらしい」というものの・・・。
(一色) 「まあ、これは経済対策にもなる話ですから、今回は取り入れたわけで、まあそれ自体は、こういうのを誘導する政策ですから、悪くはないと思うんですけどね。私はだけど、ちょっと、費用がかかる割にメリットが小さいといいますかね、減税など、金額が少し小さいんじゃないかと。もっとメリットを大きくした方がよかったんじゃないかななんていうふうに思いますけどね

(古館) 「もうちょっと減税額にしても、思い切ったことをやらないと、なかなか強い誘導にはならない?」

(一色) 「ええ、ならないような感じですね。あと、根本的な問題なんですけれども、今朝の新聞にも、2008年の出生率が1.37ですか、というのが出てましたけれども、まあこのあたりのレベルでですね、推移すると、50年後が8500万人ですかね、日本の人口が。100年後が4000万人ぐらいですね、それで200年後は800万人ぐらいに日本人がなってしまうという、そういう計算があるんだそうですね。

(古館) 「800万人になりますか、200年後。計算でいうと」

(一色) 「そうなんですね。200年住宅といっても、住む人がいないと何の意味もないわけですから、基本的にはこれ、少子化対策なんかとセットの200年住宅というふうに考えないと、まあ少子化対策も一生懸命やってもらわないと意味がないと思うんですね」

(古館)② 「そこなんですよねえ。だからこれだけがちょっとこう、浮いた状態で動いてるような気がしてならないんですよねえ」
(問題発言②)「減税の金額が小さい」「少子化対策とセットで」と一色コメンテーターにいわれると、急に態度を変える古館。何が「浮いた状態で動いている」のか!そんな信念のない理念だったら、最初から「素晴らしい」というな!
(一色) 「そうなんですね」

(古館) 「根本はそこですものね」

(一色) 「根本はそうですね。日本人がどんどん減ると、家自体はどんどん余っていくわけですからね。住む人がいないという状態になりますよね」

(古館)③ 「少子化対策、基本ですよね」
(おバカ発言③)ここで古館が何の理念もないことがハッキリした。

天安門事件で失脚した趙紫陽氏の極秘録音された肉声テープを入手(8分10秒)

(趙紫陽元総書記の肉声テープ) 「家族と庭で涼んでいたら、街の方から立て続けに銃声が聞こえてきた。世の中を震撼させる悲劇がついに起きた」


(ナレーション) 事件の責任を取らされ、軟禁させられた趙紫陽元総書記。我々が入手した肉声の中で、事件は計画的な陰謀とする中国政府の公式見解を真っ向から否定した。

(趙紫陽元総書記の肉声テープ) 「(そんな陰謀を)誰が企て、実行したのか。一体、どこに証拠があるのか」

(ナレーション) (1989年5月「官僚の汚職をなくせ!腐敗をやめろ!」と叫びながら歩く中国の若者の集団の映像) 20年前、天安門広場前にはおよそ10万の学生たちが民主化を要求して、全国から集結した。特権階級の腐敗を糾弾、言論の自由などを求めたのだ。しかし、当局は戒厳令を棄却、6月4日に人民解放軍が出動し、学生たちを武力で弾圧した。中国政府は事件による死者を319人としていた。しかし人権団体は「死者の数は当局発表をはるかに上回り、逮捕者だけでも2万人以上にのぼる」としている。趙氏は当時、最高幹部の1人、総書記だった。学生たちに理解を示したため、最高実力者鄧小平氏によって失脚させられた。4年前に死亡するまで16年にわたって軟禁生活におかれた。趙氏の元秘書の息子、鮑樸氏は、肉声は監視を逃れ、極秘に録音されたと語る。

(趙元総書記の元秘書の長男・鮑樸氏) 「趙氏の家族でさえ、趙氏が生前、録音をしていたことを知りませんでした。ですので、亡くなった後もテープの存在を知らなかったようです」

(ナレーション) テープの中で趙氏は、鎮圧に武力を用いた共産党の対応を繰り返し批判した。

(趙紫陽元総書記の肉声テープ) 「(1989)年6月4日のデモを“反革命動乱”と命名して本当によいのだろうか? 学生たちは常に秩序を守って行動していた。政府は今回の動乱を“打倒共産党”を目的にしていると主張しているが、一体、何の根拠があるというのか?」

(ナレーション) 趙氏の肉声はテープ30本にのぼり、回想録として先月、欧米で出版された。タイトルは『国家の囚人』。本にはさらに中国政府を刺激する内容も掲載されている。「中国における現状を考えると、議会制民主主義の実現こそ、政治改革の最終目標に掲げねばならない」

(ナレーション) 天安門事件から20年。息子や娘を亡くした遺族は昨日夜、ささやかな慰霊式を予定していた。しかし、そこには警官隊の姿しかなかった。

昨日午後10時すぎ、北京
(公安警察) 「下がって、下がって。邪魔、邪魔。下がって」

(ナレーション) 警官隊はその場にいた外国メディアを排除、遺族の自宅にも警察官が張り付き、外出が許されなかったという。厳戒態勢が敷かれた今日の天安門広場。報道陣が入ることは許されなかった。朝刊にも事件を伝える記述はない。中国では今、あの日、何が起きたのか、公に語ることすら許されていないのだ。

午前8時すぎ、北京郊外
(ナレーション) (16歳の息子を亡くした遺族が墓前で泣く映像) 犠牲者の遺族が今朝、墓参りに向かった。取材する我々の周囲では、警察官が監視していた。

(息子を亡くした父親) (泣きながら)「20年も絶ってしまった。無念の死だよ」(嗚咽)「お前に会いに来たよ。お前のためにお花も買ってきたよ」

(ナレーション) 一部の遺族は、政府に真相究明と謝罪を求めている。しかし当局は、逆に遺族らに監視をつけるなど、動きを抑え込もうとしていた。

先月26日、北京
(記者) 「政府が(死亡した)学生に謝罪するつもりはあるか?」

(中国外務省・馬朝旭報道局長) 「まず、あなたの質問の中で、“謝罪”という言葉を使っているが、それは適当ではありません。私たちが歩んできた中国的社会主義は、現体制と多くの国民の利益に合っていて、中国の全人民がこれを歓迎している」

(古館)① 「慰霊しようと思っても、遺族の方々に公安が張り付いている。すごい現実ですよね」

(一色) ②「中国はこの20年でGDPが10倍以上になったんですよね。やっぱり、経済的に豊かになることで、人民の不満を解消するっていう、そういう道をまっしぐらに進んできたということになると思うんですけど、あのー、人権の尊重とかですね、言論の自由とか、そういうものもあって初めて本当の豊かさっていうことになると思うんですけれども、中国が本当にもうそういう方向に舵を切る時期に来ていると思うんですけれどもね」

(古館) 「おっしゃるように、本当に10数倍、GDPが上がった分ですね、絶望的な格差も生み、富はあっても格差を当然生み、そしてもう1つ、やっぱり役人の腐敗が進んでですね、暴動が各所で起きていることを、また報道でそれをグーっと封圧して出さないようにするっていう。やっぱり民衆の怒りというものに対して、政府はものすごく恐れを抱いて押さえつけるっていうところに、ものすごく徹底してますよね」

(一色) 「経済的な豊かさも、そのまま今のそういうことの状態の中では限界があると思いますけどね」

(古館) ③「そうですねえ。ただ、その中国にアメリカの国債、アメリカは買い支えてもらっているというこの現実もありますよね、中国頼みという。大国となった中国、これからもっと経済成長しそうとも言われている中国が、こういう現実だっていうところが、我々ちょっと押さえておかなきゃいけないなと、改めて思いました

(問題発言①②③)天安門事件の惨事から20年たって珍しく中国批判を行った報道ステーション。しかし、古館の言うとおり「ちょっと押さえておかなきゃいけないな」という程度あれば、もう20年中国を批判することはないだろう。

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報ステ、西川社長の辞任問題をごちゃごちゃしているように解りにくく報道する。見ない方が良かった。ZEROでよく解ったけど。

平成21(2009)年6月3日(水)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成) オープニングでは「せめてうれしいニュースからと思ってチラッとお届けしたに過ぎないんですけど」ということで、イチローの26試合連続安打のニュースを、ヒットを打った際の映像を流して少しだけ伝えた後、板橋のマンション建設現場でのクレーン事故、山口県美祢市のホテルの一酸化炭素中毒のニュースを伝え、その後に「医師不足」の問題、郵政民営化の見直し問題で、鳩山邦夫総務相が日本郵政の西川社長の辞任を迫っている問題と続いた。
 それにしても、報道ステーションのニュースの煽り方と低レベルの浅薄さはひどい。もともと、マスコミでは「医師不足は大問題」とざんざんあおってきたが、これは全体的な数はむしろ増えているが、医者志望者自身がカネもうけ主義や重労働の診療科目を嫌がる傾向が出てきて、特定の診療科目や地域によって少なくなる、ということが本質。いわば「医者不足」ではなく、「医者の根性不足」という問題だ。郵政民営化問題でも、バカの一つ覚えのように、「郵政民営化は必要だ」と古館は叫ぶが、あるプロジェクトが実現し、その経過が国民にとって悪いものになっている場合は、その見直しは当然必要なのだが、その掘り下げ方がまったく出来ていない。

財政制度等審議会が、医師不足の解決策を提示した意見書を提出(約8分40秒)

(ナレーション・要約) 長野県立木曾病院は香川県と同じ面積の医療圏で唯一の病院だが、この病院でも深刻な医師不足が起きている。

(木曾病院・久米田茂喜院長) 「35,6人は(医師が)ほしいところですね。だけど実際は19人しかいないというところです。1人抜ければもう終わりです」

(ナレーション) 急がれる医師不足対策。今日、財務大臣の諮問機関、財政制度等審議会が異例の行為に出た。医師不足という個別の問題に対して、具体的な解決策を提示。来年度予算の方針「骨太方針」に反映させたいとした。

午後4時、記者会見
(財政制度等審議会・西室泰三会長) 「お医者様の地域別の診療科別の配分について、ちゃんと見直す方向もひとつ考えてみたらどうだろうかと」

(ナレーション) 提案の柱の1つは、地域ごと診療科ごとに定員制を設けるというもの。都市部や特定の診療科だけに集中する医師の偏りを是正するための策だ。

(西室会長) 「余計な経費を使わないで、それでもっといい医療が受けられるようにする方法というのは当然あるんでしょうから」

(ナレーション) 医師は全体としては増えているが、偏在は顕著だ。精神科や泌尿器科の医師は2割程度増えているが、外科や産婦人科に至っては1割程度減っている。

  医師数の増減(1996~2006)
     精神科     +20.0%
     泌尿器科    +16.8%
     全医師数    +8.3%
     小児科     +6・7%
     内科      +6.0%
     外科      -7.7%
     産婦人科   -10.6%           (厚生労働省調べ)

 地域間の方よりもひどく、単に医師の総数を増やすだけでは限界があると言われている。

  人口10万人あたりの医師数(2006年)
     1  京都   292.1
     2  徳島   291.9
     3  東京   282.0
    45  千葉   159.1
    46  茨城   155.1
    47  埼玉   141.6         (厚生労働省調べ)

午後5時すぎ
(大学医学部3年生・男子) 「今考えているのは精神科とか、小児科は少し興味があるけど、忙しそうなのと、あと訴訟とかも多いとか聞くんで、大変そうかなとは思います」

(大学医学部1年生・女子) 「定員制にした方が(医師の)確保ができて、質が上がると思います」

(大学医学部1年生・女子) 「(定員制は)あんまり賛成できなくて、医者の方からその科で働きたくなるような、条件をよくしたりとか、そういうことが必要だと思います」

(ナレーション) 定員制については族議員とされる人さえも

午後5時半すぎ
(医師免許を持つ鴨下一郎前厚生労働副大臣) 「全部自由に、それぞれ診療科を選べるっていうことは、これは多少調整しないといけないだろうと思ってます」

(ナレーション) ただ、日本医師会は強く反発している。

(日本医師会・中川俊男常任理事) 「たとえば精神科の医師が非常に増加率が高いと言われますけど、それは対象疾患が、たとえばうつ病だとか、自殺が多いだとかですね、認知症が急増しているというようなことも加味しなければならないと思います。うわべの調整だけで済まそうというのが間違いだということを言ってるんです」(その後、ドイツの定員制制度を紹介)

(ナレーション) さらに今回、財政審は、病院の勤務医が不足しているという問題についても対策を示した。開業医の診療報酬を減らし、その分を(病院)勤務医に振り分けるという案だ。厚生労働省の調査(「医療経済実態調査」2007年6月)によると、開業医は平均年収が2500万円、勤務医は1400万円。この格差を是正すべきという。
 木曾病院の受付ホールには、勤務医の厳しい労働条件を患者に伝える異例の張り紙が。そこには病院の縮小閉鎖という文字も躍る。

(記者) 「開業する先生が出てしまうと?」

(院長) 「潰れますね。1人でも今の状況で(開業医として)出ちゃえば、もう雪崩式にみんな辞めちゃうと思います」

(ナレーション) 医師不足の結果、1人1人の負担は増すばかりだ。(中略)今回の診療報酬配分見直し案を病院長は歓迎する。

(院長) 「これはね、我々病院勤務医としてずっと昔から言い続けてたことは確かなんですよね。5%ぐらい(勤務医に)シフトしていただければ、かなり病院は楽になるだろうと。医者を集めやすくなるんじゃないかっていうことはありますよね」

(ナレーション) だが、この点についても日本医師会は反対だ。

(日本医師会・中川常任理事) 「医療機関の経営責任というものを持った開業医とですね、勤務医師の給料を比較すること自体がちょっと問題あると思うんですが、銀行から借り入れをして、土地建物を担保にして、そういう非常に厳しいリスクを負いながらですね、地域医療を支えているんですから、まあ当然の差でないでしょうか」

(古館)① 「一色さん、あのー、去年からですね、医師不足で医学部の定員を増やしたりとか、そういう医者の総数を増やしたところで、結果、この診療科目によってですね、人気不人気が出てきてる。“リスクを背負わなきゃいけないからこっち”っていう流れがあるから、これは一概に言えないわけですよねえ。もうとにかく進めなきゃいけないとは思うんですがねえ」
(問題発言①)「診療科目によって人気、不人気が出てきている」と古館はいうが、これは昔からの当たり前の話。それを「医者不足、医者不足」と大騒ぎしていた古館の方がおかしい。
(一色) 「私はこの提言の内容はごくもっともだと思いますね。やはり勤務医が不足しているんですから、その勤務医と開業医の給料格差を縮めようというのはもっともですし、診療科とか地域ごとに医師が偏在しているということでしょうから、それは定員を設けて、そこを偏在をなくすというのもごくもっともだと思いますね。②ただこれが、現実のものになるかどうかっていうのは、まさに開業医が中心の医師会の反対を抑えられるかどうかということですから、そこは本当に、これは突き詰めればやっぱり政治の問題なんだと思うんですよね
(問題コメント②③)「さんざん医者不足とあおっておきながら、「やっぱり政治の問題」と突き放す。③についての同様だが、自分たちで考える頭はないのか。
(古館) 「そうですね」

(一色) 「できるかどうかはですね」

(古館) 「この財政審が出した建議書、だってこれはあの、そもそも医療費削減しようという狙いがあるわけですからね。これはとにかく初めの一歩だと思いますね。具体的にこういうことが出てきたというのはね。定員制を考えるとかいろいろ。だけどこれはもう、初めの一歩だなんていう、審議会でやっているスピード感と、現実の我々の医療に対しての、今おっしゃった医師不足、そして医師が偏在している、診療報酬の問題も、さまざまな問題ですね、これは猛スピードで進んでいる現実がありますから、少しでも早く前に進めてもらわないといけないと思うんですけれどもねえ」

(一色) 「今の状態を固定化したままじゃ、本当に大変なことになりますよね」

(古館) ③「政治の判断ということですよね。政策につながると思います」

鳩山総務大臣の「西川社長続投なら辞任」示唆をめぐっての動き(約7分)

午前9時すぎ、記者に囲まれ
(記者) 「辞任も辞さないということでよろしいんでしょうか?」

(鳩山総務大臣) 「あの、私は信念を曲げることはしませんから。それでお察しください」

(ナレーション) 日本郵政の西川社長が続投するなら辞任を示唆した鳩山総務大臣。発言はさらにエスカレートする。

千代田区、午後0時半、記者に囲まれ

(鳩山大臣) 「(西川社長は)お辞めいただくのが当然のことでしょ」

(記者) 「内閣と意見が違ってもですか?」

(鳩山大臣) 「内閣の意見って、私が決めること」

(ナレーション) 西川氏の続投容認論が政府内で強まる中、最後の賭けに出たのか。

(鳩山大臣) 「許認可権限がございますいから。政府が(西川社長続投を)決めるって、私は認可権限を行使しますよ」

(ナレーション) 鳩山大臣を強気にさせる認可権限。日本郵政のトップ人事は今月末の株主総会で決まるが、国が株式の100%を保有するため、議決権は財務大臣が行使する。しかし、社長人事の認可は法律で総務大臣の権限と定められている。このため、株主総会で西川氏の続投が決まっても、制度上、鳩山大臣が覆すことができるのだ。

午後0時半
(鳩山大臣) 「私は認可権限を行使して、(西川社長続投を)認可しないんだよ。それでなんで私が辞任する必要があるんですか?」

(記者) 「麻生総理の意向と違っても?」

(鳩山大臣) 「私はそうしますね。私の信念に基づいて。だって正義のためだもん。他にどんな理屈があったって、私の理屈の方が通るでしょ」

(ナレーション) 「閣内不一致」をちらつかせる鳩山大臣。しかし、小泉改革の象徴でもある西川氏の更迭は、民営化推進派との対立を招きかねない。

昨日
(自民党・中川秀直元幹事長) 「我々は断固、郵政民営化を推進すると申し上げております。人事についても、まさにこの郵政民営化をさらに進めてよりよいものにしていくか、また元に戻してしまうか」

(ナレーション) 西川氏の更迭を強くけん制した中川元幹事長。小泉元総理も昨日、山崎前副総裁と会談し、「西川氏を代えるべきではない」と力説したという。

テロップにて
(官邸関係者) 「西川さんを更迭したら、政局になって、解散どころじゃなくなる。麻生さんが続投に揺れているのは、政局にしたくないからでしょう」

(ナレーション) しかし、西川氏を続投させ、鳩山大臣が辞任する事態に発展すれば、政権の致命傷となりかねない。

午後8時、官邸で記者に囲まれ
(記者) 「閣内不一致じゃないかという声も出てますが」

(鳩山大臣) 「だって別に閣内で、あのー、何ていうか、(西川社長の)留任っていうのか、残留っていうのか、そういうことを言ってる人は、私はまだ聞いてませんが」

午後5時半すぎ、千葉市、記者に囲まれ
(民主党・鳩山代表) 「政府も混乱しているんだと。総理大臣と総務大臣の考え方が180度違う。どういう結論が出るのかを注目をしたい」

テロップにて
(総理周辺) 「お兄さんと組んで、変な動きをされる恐れもある。鳩山大臣の首を切るわけにはいかない」

(ナレーション) 追い込まれた形の麻生総理。最後に誰が決着をつけるのか。

午後6時半、官邸
(麻生総理) 「鳩山総務大臣が(日本郵政の)所管大臣。株主は財務省、財務大臣。人事のあれをやるのが官房長官。その3者で話し合うということだと思いますが」

(記者) 「閣内不一致ということにはならないでしょうか?」

(麻生総理) 「仮定の質問“たられば”の話に答えることはありません」

(古館) 「“たられば”じゃないと思うんですけどね」

(一色) 「うん」

(古館) ①「これはごちゃごちゃごちゃごちゃしてますねえ」
(問題発言①)これは古館の頭が「ごちゃごちゃごちゃごちゃ」しているだけで、本当は簡単な話。西川社長とその一味は郵政民営化の流れに沿っておいしい思いをしたが、小泉元首相が郵政民営化で自民党を大勝させたから、麻生首相が選挙前で対応に困っているだけ。本当は時の総理が毅然として法律に則って処理していれば問題はないはず。
(一色) ①「そうですね。私、鳩山さんがここまでこの問題にこだわるのがちょっと奇異な感じがしますね。かんぽの宿の問題っていうのは第三者委員会で、経営判断として許容される範囲内だという総括が出てますし、続投っていうことも、会社の方の指名委員会で決められたことですから、西川さんを辞めさせる説得力のある理由っていうのはやっぱり見当たらない感じがするんですよね。鳩山さんがだから、どうしてかなのか、これは引っ込みがつかなくなったのか、あるいは何か政治的意図があるのかっていうふうに考えてしまうんですけど、まあ私はやはり後者の政治的意図、まあ政界再編絡みの政治的な意図をお持ちなんじゃないかなというふうに思いますけどね」
(問題コメント①)政界再編がらみの話に持っていき、この問題をますます複雑化させようとしているテレビ朝日。
(古館) 「選挙後、もしそういう動きがあるとすれば、それも視野にってことですか?」

(一色) 「ええ。選挙前かもしれませんけど」

(古館) 「前かもしれない?」

(一色) ②「そこはわかんないですけど、何かそうじゃないと、なかなかここまでのこだわりが、ちょっと私には理解できない感じがしますけど」
(問題コメント②)テレビ朝日にとって都合の悪い事実はわからないようになる頭。
(古館) 「それでいうと、今日、朝日新聞に出てましたよね。自民党、民主党双方の党首に気軽にポンと電話をできる。両方にできるっていうのはこの人ぐらいじゃないかと、鳩山大臣のことを書いてありましたよね」

(一色) 「環境っていうのがテーマに」

(古館) 「一大テーマですよね」

(一色) 「(鳩山)邦夫さんのテーマですよね」

(古館) 「何か、あのー、麻生総理にもちょっと前に、ご本人のインタビュー記事を読むところによれば、ちょっと前に財界で適当な、適切な人がいるからって推薦したとか、持ちかけたってことも本人が言っていたように記憶するんですですけどね」

(一色) 「だけど、引き受ける方、あんまりいないと思いますね、この状態では」

(古館) ④「ただまあ、ホント、ごちゃごちゃしておりますけれども、やっぱり本質、この郵政民営化に舵を切ったっていうのは、莫大なお金の透明性を図るんだと。無駄なハコモノやいろんな施設に使うっていうジャブジャブのはダメなんだということで始まったんだと思うんですね。かんぽの宿の一括売却に関しても、透明性が図れていなかったという一点において、これは間違っていたんじゃないかというふうに、こう考えていった時にはですね、ここはひとつ、郵政民営化に関して、麻生総理も民主党の鳩山代表も、しっかりと、はっきりと態度を再度、考え方を再度、表明していただきたい、わかりやすく、というふうに切に願うところであります」
(④見直しを行うことをあくまで反対する古館。介護・福祉といいながら、これは建前で、本当はバリバリの新自由主義者ということが、この発言でよくわかる。
北朝鮮「核実験は後継問題の焦りから秋の予定を前倒しで行った」との北朝鮮指導部に近い関係者の証言(1分50秒強)

(北朝鮮指導部に近い関係者) 「核実験は今年の秋、9月か10月に行われる予定だった。しかし、金正日総書記の三男・正雲氏への後継を急ぐ必要が生じ、核実験を半年近く前倒しすることになった」

(ナレーション) 後継者に固まったとされるのは、金正日総書記の3人いる息子の1人、三男・正雲氏。現在25歳で、確認されている写真は、子どもの頃に撮影されたこの1枚しかない。

(北朝鮮指導部に近い関係者) 「金総書記が生きているうちに正雲氏をしっかりした後継者にしなければならない。一連のミサイル発射や核実験を正雲氏の実績として、後継者としての権威を高めようとしている」

(ナレーション) 三男・正雲氏の後継が固まったことで、長男・正男氏につながるグループで異変が起きているという。
(問題ナレーション)まだ固まっていない。この時点では誤報!
(関西大学・李英和教授) 「(正雲氏の)対抗馬と見られていた長男・金正男氏の側近、具体的に言えば、多分、同級生たちでしょうね、の検閲(取り調べ)、調査が始まったと。まあ簡単に言えば粛清が始まったと」

(北朝鮮指導部に近い関係者) 「北朝鮮は今後、大陸間弾道ミサイルの発射を行い、再び核実験も行うだろう。その後まもなく、正雲氏を後継者として正式に発表するだろう」

●三菱自動車が世界初、電気自動車の大量生産販売を開始する。一色が取材





平成21(2009)年6月3日(水)のZERO

24Hに続いてのトップは板橋のマンション建設現場でのクレーン事故、次いで、山口県美祢市のホテルでの一酸化炭素中毒のニュース。3番目は、土浦の9人殺傷事件の金川真大被告の公判のニュースを、裁判での被告人質問のやりとりを、元東京地検特捜部長・河上和雄氏の「被告人の異常性によって人を殺したということを積極的に言わせることによって、弁護人の主張である責任能力がなかったという弁護人の主張に沿わせようという作戦だと思われる」という分析を加えて伝える。

鳩山総務大臣が日本テレビの取材に「罷免はあり得ても辞任はない」と発言(4分20秒)
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 報道ステーションでは、郵政民営化見直し問題では、外野から「辞任」だの「政界再編」だのと言って騒いでいただけだが、ZEROは、取材で鳩山総務相自身に「罷免はあり得ても辞任はない」と語らせている。取材力もZEROの勝ち!
(ナレーション) 今日午後、鳩山総務大臣は

(鳩山大臣) 「お辞めいただくのが当然のことでしょ。内閣の意見ったって、私が決める。それは私は麻生総理から任命されている総務大臣ですよ」

(ナレーション) 日本郵政西川社長の再任を認めないと強調した。かんぽの宿の売却問題などで、日本郵政の経営を強く批判してきた鳩山大臣。日本郵政が今月末に行われる株主総会で西川社長の続投を提案すると知ると、これを認めないと度々発言してきた。

(記者) 「麻生総理の意向と違っても?」

(鳩山大臣) 「私はそうしますね。だって正義のためだもん」

(ナレーション) 西川社長の続投については、取締役人事の権限を持つ鳩山大臣と、日本郵政の株主である与謝野財務大臣の認可が必要だ。頑なに反対する鳩山大臣に対し、与謝野財務大臣は態度を明らかにしていない。麻生総理は西川社長の続投を認める方向で意見を調整するよう、河村官房長官に指示している。

今日、記者会見
(記者) 「麻生総理大臣の判断が出た場合にですね、鳩山大臣もそれに従うことになるという見通しなんでしょうか?」

(河村官房長官) 「これは、内閣のあり方はそういうものだと、私は思ってます」

(ナレーション) たとえ麻生総理の意向に逆らうことになっても反対を貫くとした鳩山大臣。今夜、官邸で開かれた会合(経済財政諮問会議)で、麻生総理と顔を合わせた。

会議後、官邸で記者に囲まれ
(記者) 「日本郵政の社長人事について、総理や官房長官や与謝野大臣と何かお話はされましたでしょうか?」

(鳩山大臣) 「しておりません、全然。明るくいくんだ、こういう時は。明るく直球だ、直球。変化球は投げない」

(ナレーション) また、鳩山大臣は日本テレビの取材に対し、こうも語っている。

以下、ICレコーダーの音声
(記者) 「進退問題が浮上する話になってきた感じがしますよね、このままいくと?」

(鳩山大臣) 「辞任は100%あり得ない。罷免はあり得ても辞任はあり得ない」

(ナレーション) 罷免、つまり麻生総理からクビにされようとも、考えを曲げないというのだ。鳩山大臣といえば、麻生総理をさせる「太郎会」会長で、総裁選の際は麻生総理の選対本部長を務めるなど、麻生総理の側近として知られていた。麻生総理に物申すようになった理由は何かあるのか。

Q.鳩山大臣の狙いは?

(政治部官邸キャップ・青山和弘記者) 「麻生側近として知られた鳩山大臣ですが、内閣支持率が下がるにつれて、すっかり距離を置くようになっていました。そんな中、かんぽの宿の売却問題で世論の支持を受けたことから、一気に勝負に出た形です。実は鳩山大臣はこのところ周辺に、新党の結成もほのめかしているんです。実の兄が民主党の代表ということもあって、総選挙後の政界再編も視野に入れているようです」

(ナレーション) 対応次第では、この問題をきっかけに選挙を前にした麻生政権が大きく揺らぐ可能性もある。

今夜、官邸
(記者) 「閣内不一致ということにはならないでしょうか?」

(麻生総理) 「仮定の質問、“たられば”の話に答えることはありません」

(ナレーション) この問題を今後、麻生総理はどう処理するのか。 

スタジオでのコメントなし

レアメタルについての企画もの

 レアメタルは携帯電話、パソコン、車のオーディオ機器など、日本がつくる高性能な機器には欠かせないが、埋蔵量が少ないなど、日本を含め、世界中で争奪戦となっている。そのため、使わなくなった携帯電話からレアメタルを取り出して、リサイクルする動きが強まっている。総務省によると、去年の使用済み携帯電話の回収率はわずか20%程度。

(アドバンストマテリアルジャパン㈱西野元樹氏) 「(レアメタルは)2000年以降、ものによっては2002年、2003年から、いくら出しても買えない、こういった状態になってきました」

 レアメタルは日本ではほとんど産出されないため、中国や南アフリカ、ロシアなど、レアメタルを産出する数少ない国からなどの輸入に頼っているが、中国など経済成長を続ける国では、国内でレアメタルの使用量が増えたため、国外への輸出を減らしている。

 (KDDIチャレンジド・竹本亘管理部長) 「携帯電話の中には非常にたくさんのレアメタルが含まれているんですね。一般的な鉱山からレアメタルを取り出すよりも、携帯電話から取り出した方がより効率的に取り出せることができるということですね」

 機種によって異なるが、携帯電話1台に0.2グラムのタングステンというレアメタルが使われている。世界全体のタングステンのうち、約9割を産出しているのが中国。万一、中国から輸入できなくなっても、使用済み携帯電話からタングステンを取り出して再利用すれば、携帯電話の生産に影響が出ずに済む。

(板谷由夏) 「私も自宅に、以前使っていた携帯電話がいくつか眠ってますけれども、やはりちょっと個人情報がつまっているものじゃないですか。ですから少し躊躇してしまうっていうのはあるんですよね。その不安をちゃんと消してくれるんであればリサイクルしたいという思いはあるんですけど」

(村尾) 「そこは大前提ですよね。レアメタルっていうのは、世界を見渡してみてもその存在量は本当に少なくて、しかもこれが日本の主力商品である自動車だとか、IT部品に使われている。まあ言ってみれば欠かせない金属なんですよね。先ほども携帯電話でタングステンという金属が紹介されましたけども、これは実は日本では31種類、レアメタルってあるんですよ。だから1つの金属だけじゃなくて、いろんなものがある。たとえば携帯以外だとですね、ハイブリッドカーのモーターに使われているのは、レアアースという、これもまたレアメタルなんですね。日本の消費は世界2番目で、このレアアースの世界の約4分の1を日本が消費しているんです。じゃあどこが産出しているかというと、これがまた中国。中国は世界全体の産出量の97%を占めているから、ほとんどやっているんですね。じゃあその中国は何をしているかというと、レアアースについては、外国企業が中国国内で採掘するのを禁止していたり、また輸出を制限していたり、そういうことしてるんですよ」

(板谷) 「日本はじゃあ、これからどうしていけばいいんですかね?」


(村尾) 「そうですね、だからこのレアアースに限らずね、レアメタルについてはですね、確保策、これはいろんなことをやっていかなくてはいけません。1つは携帯電話を回収するというようなリサイクル。中国は輸出制限を行っていると言いましたけれど、外交でもって中国と協調しながら資源開発をやっていく(資源外交)。それからレアメタルに代わる新しい材料が開発できないかということも試みていかなくてはいけない。それから石油などもそうなんですけれども、国内備蓄に努めるということをやる。まあこれ、いずれにしてもですね、政府と民間、これが一体となって取り組んでいく必要があります」

「eco week」の3日目、板谷由夏が琵琶湖のそば、滋賀県高島市で、農薬や化学肥料を使わない田んぼでコメ作りをしている若者を取材。

 除草剤代わりに使うのが米ぬか。米ぬかが発酵する時、雑草の芽を枯らしてくれる。農薬や化学肥料を使わないため、田んぼには絶滅の恐れがあるというナゴヤダルマガエルをはじめ、普通の田んぼではなかなか見られなくなった数多くの生き物が生息している。無農薬でお米を作る技術として行っていることが、結果として生き物がたくさん棲めるベースづくりになっている。ミミズは土を耕し、カエルは害虫を食べ、鳥のフンが肥料になるなど、農業自体にもメリットがあった。滋賀県でも農薬削減を推進する条例をつくり、農薬を半分に減らした田んぼ(面積)が260倍にもなった。農薬が減れば農業排水も改善され、琵琶湖の水質もよくなっていくと考えられている。
 この無農薬、化学肥料を使わない米づくりは現在、高島市内の農家13件が行っているが、高島市も予算をつけて支援している。

Pic UPのコーナー

●足利事件で「受刑者のDNAと犯人のものと思われる体液のDNAが一致しないという鑑定結果が出た後も、検察側が被害者側にDNA提供を求めた」と日本テレビの報道番組「真相報道バンキシャ!」が報じたが、これを受け、受刑者の弁護団は東京高裁に対し、検察側に経緯を釈明させるよう求めた。

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報ステ、自民党をさんざんコキ下ろして選挙を煽り、北朝鮮問題では親中派がバレバレだが結局何を言いたいのか解らない。

平成21(2009)年6月2日(火)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
トップは山口県美祢市のホテルで起きた一酸化炭素中毒と思われる事故のニュース、次は昨日、横浜市で車同士が衝突し、交差点にいた看護師3人が巻き添え死となったニュースを流し、その次に自民党の世襲制限のニュース。ここでも多用するナレーションの誘導手法。その内容は、1、自民党の党改革実行本部が次の選挙から世襲を制限する方針を打ち出していた 2、次の次からと言ってぶれた 3、民主党は世襲制限をする 4、自民党は総裁選の前倒し論が出始めて、混乱しているー5、ダメな自民党―という持って行き方だ。次の減反廃止の特集もそうだが、報道ステーションは、議論が様々に出ることを、「混乱」と捉え、自民党批判に精を出しているようだ。

自民党の世襲制限、次の次の総選挙から。総裁選前倒し要求文書をめぐる党内の声(約8分45秒)

(ナレーション) 自民党が総選挙の目玉の1つに掲げていた「世襲制限」。党の改革実行本部は先月、次の選挙から世襲を制限するという方針を打ち出していた。

先月20日
(自民党改革実行本部・武部勤本部長) 「明確に次の選挙からきちんと対応すべきだと」

先月21日
(石原伸晃幹事長代理) 「やるんであるならば、次の総選挙からしっかりやっていくと」

(ナレーション) 次の選挙から世襲制限を導入する方針を固めていた自民党。それが今日になって、複数の党幹部が、世襲制限は「次の次の選挙からでいい」と、先送りを示唆し始めた。

午後5時すぎ
(笹川尭総務会長) 「党改革、国会改革の担当部署は武部さんのところだから。次からやろう、いや、話し合ったら次の次と言っただけで、自由民主党が党議をもって定めたものじゃありませんから」

(ナレーション) 自民党の世襲制限案は、同じ選挙区から連続して親族が立候補する場合は公認を与えないというものだ。対象となるのは新人候補。次の選挙から実施する場合、影響が出るのは小泉元総理の次男・進次郎氏ら2人だ(あと1人は臼井元法相の長男・正一氏)。進次郎氏の公認見送りが確実と見られていた中、今日の方針転換に地元も戸惑いを隠せない。

午後7時すぎ、横須賀市
(元自民党神奈川県議・土屋嘉信氏) 「党本部に振り回されちゃったというかね、あの、非常に残念ですね。もう少し党の本部がしっかりしてほしいと思いますけどね」

(ナレーション) 世襲制限が見送られたことで、進次郎氏の公認はどうなるのか。

(記者) 「進次郎さんは公認されるべきですか、そうでないですか。どちらですか?」

(笹川総務会長) 「まあそれは党の選対で決める話だから」

(記者) 「進次郎さん、まだ少しお若いっていうことも?」

(笹川総務会長) 「まあ僕なら27(歳)で国政には出さないね」

(ナレーション) 「突然の方針転換の背景には、進次郎氏が当選した後で、追加公認する方針を党の幹部が示したことに批判が集まったことなどがあると見られる。

午後7時半
(柴山昌彦議員) 「執行部の一部の方々のご意見だと思いますので。世襲問題についてきちんとした道筋を出さないと、まあ当然のことながら、改革に対する姿勢というものに大きな疑問を持たれかねない」

(ナレーション) 一方、民主党は次の選挙から、親族が同じ選挙区で立候補することを禁止する方針を決めている。

午後5時、民主党本部
(鳩山代表) 「公約というものがですね、次の次というのは全くあてにならない話だなと。次の次というのはやらないに等しいのではないかと」

(ナレーション) 世襲問題で自民党が揺れる中、所属議員にある文書が送りつけられた。麻生降ろしの幕開けとなるのか。自民党の所属議員に配られた文書。そこには総裁選の前倒しを要求し、賛同者を募る内容が綴られている。総裁選の前倒しを求めたのは山本拓衆院議員だ。

午後5時
(山本拓) 「麻生さんを排除するわけじゃない。麻生さんもちゃんと、前倒しになった場合でも出ていただければいいんじゃないですか。これは倒閣運動ではないんです。総裁選挙で信任を受けて選ばれた者が、自民党として次の衆議院選挙で戦う」

(ナレーション) これに党の幹部は怒り心頭だ。古賀選対委員長は古賀派の議員に、支給「至急」と銘打った文書を送り、総裁選前倒しに賛同しないよう釘を刺した。

午後7時半
(甘利行革担当大臣) (総裁選の前倒しを要求した文書を記者に見せられて) 「もうね、自信のない奴に限ってね、こういうこと始めるんだよね。もう選挙まで何ヶ月もないんだから、もうちょっとね、ドッシリ落ち着いてね、“さあ、かかってこい”というぐらいのつもりでね、やればいいんですよ、もう」

午後7時半
(柴山昌彦) 「私の所属している会派(町村派)でも、同じような(署名しないよう求める)通知があった」

午後7時半
(小野次郎議員) 「今の段階でこういう(総裁選を前倒す)要求をすべきかどうかということについて、判断を保留してます」

午後7時
(加藤紘一元幹事長) まあ執行部としてはちょっと嫌な感じの運動のやられ方じゃないか」

(山本拓) 「(賛同者は)多いですね。かなり年配の人も多い」

(記者) 「若手からベテランまで?」

(山本拓) 「だから名前は言えないけど」

(ナレーション) 永田町では、騒動の背後に中川元幹事長の影を見る向きも出ている。

午後7時前
(中川秀直元幹事長) 「なんかバックに私がいるなんて言われているようですが、そんなこと全くありません」

(記者) 「動きが出てきたことについては?」

(中川) 「どうでしょうねえ。まだこれから大きな地方選挙もあり、国民の皆さん、党員の皆さんがどういう判断をするのか。やはりそういう状況をもうちょっと見るべきだと思いますけどね」

(ナレーション) ①麻生降ろしのカギを握るのは、7月12日に予定されている東京都議選での勝敗だ。

テロップにて
(自民党参院幹部)① 「都議選は総選挙の前哨戦。明らかな負けとなったら解散はできない」
(問題匿名コメント①)この「自民党参院幹部って誰?都議選で勝っても負けても衆議院議員の任期は2ヶ月しかない。こんなことを言う人がいるとは信じられない。ひょっとしたらでっち上げ?

(ナレーション) ②国会会期の大幅延長で、総選挙の先送り感が強まる中、吹き始めた麻生降ろしの風。党内の波紋は広がるのか。
(問題ナレーション①②)せっかく麻生首相で選挙を戦うと言っているのに、都議選で負けたら「吹き始めた麻生降ろしの風」とあおる。都議選でどれだけ負けたら、麻生首相がいつどのように辞めるか、それを断言して欲しいものだが。
午後7時、官邸
(記者) 「総裁選を総選挙の前に前倒しして行うことに賛同を求める書面が、自民党議員に配られています。総理はどう思われますでしょうか?」

(麻生総理) 「あの、背景をよく知りませんし、全容をよく知りませんので、コメントできません」

(記者) 「総裁選の前倒しについては?」

(麻生総理) 「……」(質問に答えず、立ち去る)

(古館) 「一色さん、あの、1つはですね、世襲制限見送りに関しても、実にブレていると感じられる方は多いんではないかと、私は思います。そしてもう1つはやはり、この時期になったら、もうホントに解散をいついつするということをピシッと出すべきじゃないかって、こういうふうに思うんですがね、どうでしょう?」

(一色) 「あの、世襲制限の先送りといいますか、見送りですね、今回のは。それはまあ、世襲隠しであると、姑息であるというような批判をかなり受けた。それが考慮されたんだと思うんですけれども、ちょうど今日が、衆議院議員の任期まであと100日という日ですよね。これから完全な選挙モードに入るんだと思うんですけれども、その100日の間で、どこで解散するのか、よくわからない状態の中でですね、まあ本当にこういう政策が、選挙目当ての政策だと思うんですけれども、そういうものが出たり、引っ込んだりするっていうことがあり得ると思うんですけれども、そういうのはホント大きなマイナスになると思うんですよねえ

(古館) 「まああの、国会の会期延長も、60日だ、50日だ。その間をとってすり合わせるようにして、ギリギリの策として55日というのできた。その会期がダラダラ続くことを有権者が望んでいるかどうかというのは、再度考えなきゃいけないと思うんですね。あの、やっぱりこれから夏、秋、来年度の今度は予算編成、こういうことも始まってくるというふうに考えたら、とにかく経済だ、景気対策が優先するっていうんであれば、補正も通ったという、この時期にね、はっきりさせなきゃいけないんじゃないでしょうか」

(一色) 「早く選挙を離れた、堂々とした政治といいますかね、政策というか、そういうものを早くしてほしいんですが、どうしてもまあ、我々の感じ方も含めてですね、どうも選挙との関連をすべて考えてしまうという。やっぱりあまりいいことはないですから、早く、とにかくやった方がいいと思いますけどね」

(古館) 「そうですね。多くの働いてる方が今、たとえば残業代がつかない、本当に減給というような状態になっていて、家計の厳しさ、経済の厳しさ、本当に身にしみているこの時期だけにですね、先のことを考えて、やるならやるっていう方針を見せてほしいと思うんですよね」 

「減反政策」見直し(15分弱)

今日、記者会見
(石破農水大臣) 「日本の稲作そのものがなくなると。それでもいいですかと」

(ナレーション) 崩壊寸前の日本の米づくり。その元凶ともいわれる減反政策の見直しがついに始まった。
(投票箱に続き、「雇用」「医療」介護)「地方分権」「政治とカネ」「年金」「公共投資」「農業」という文字が次々と出てきて、そして最後に国会議事堂をバックに「国民の選択」というフレーズ、右上に「選挙STATION2009」のロゴがあるコマーシャル映像)……画面右上には“「09選択」農政転換”とあるので、選挙に向け、今後、主要な政策について特集で検証していくのだろうか?

(ナレーション) (秋田県北秋田市)秋田の大規模農家・藤岡農産は社員7人の会社組織だ。(個人客や飲食店に直販し)年商はおよそ7000万円。近所の農家から田んぼを借りて規模を広げ、生産コストを下げてきた。飲食店からの注文が多く、コメが足りない状況だ。しかし、増産して利益を上げようにも、コメを作るなという減反政策が足かせとなっている。

(藤岡農産・藤岡茂憲社長) 「集落のコミュニティーの中で生活してますので、うちだけが(減反を)やらなくて、自由にやるってわけにはやっぱりなかなかいかないんですよね。そこの調和を崩すとね、これ、なかなか田んぼを貸してくれる人もいなくなったりしますから」

(ナレーション) ①40年にわたって続いてきた「減反政策」。コメの値崩れを防ぐため、農家にコメの作付けを制限してきた。補助金を与えて大豆などへの転作を促し、これまでに7兆円の税金を投入してきた。農家を守るためというのだが。

(藤岡社長) 「田んぼと隣り合わせだと、どうしても水が浸透して、やっぱりなかなか大豆には向かないんですよね。だからやっぱり水田と転作と同じ場所でやるっていうのは、かなり無理があるんですよ」

(ナレーション) ②水はけのよい土地で作るべき大豆を、水田地帯で作らされる矛盾。さらに、大豆はコメより価格が安く、補助金をもらっても見合わない。

(藤岡社長) 「私は基本的には(減反に)反対ですよね。農業者のね、意欲を失わせてるってところに、大きな問題がある」

(ナレーション) ③減反は貴重な農地も蝕んでいる。

(記者) 「この辺は何なんですか?」

(藤岡社長) 「これ、昔は田んぼだったんです、全部。この辺は全部。最後にはこうなりますよ。作り手がいなくなる」

(ナレーション) ④安くて面倒な大豆を作るくらいなら、いっそのこと何も作らない。全国の耕作放棄地は埼玉県の面積(約3800キロ平方メートル)ほどに広がってしまった。日本の食糧生産を担うはずの農地が、減反政策の果てに荒地となった。

(藤岡社長) 「いったんこうなりますと、またまともな田んぼに戻すのに、相当のこれ、労力と金かかります。重機を入れて、新たに開墾と同じですよ。木を伐採して、木の切り株をとって、整地するとなるとね」

(ナレーション) ⑤こうした減反は、意欲ある農家の参入を阻み、農業は超高齢化した。今や、担い手の8割以上が小規模農家だ。
(問題ナレーション①②③④⑤)①から④のナレーションで国の減反政策がいかにダメかにレッテルを貼り、最後にだめ押しするように、「減反が農業の超高齢化にし、8割以上が小規模農家だ」という結論に持っていく。農業の超高齢化は、米農家だけでなく、農業全体のもので米作とは関係ない。強いて言えば都市住民の典型であるTVマスコミがそうさせてきたもので、言う資格なし。

(経済産業研究所・山下一仁上席研究員) 「米価を高く維持したために、零細な農家が残ってしまったということですね。要するに減反によって、零細農家が滞留して、主要農家の規模拡大ができない。したがって、専業農家の人が規模を拡大して、コストを下げて所得を上げようと、こういう道が閉ざされてしまったということですね」

(ナレーション) 大部分を占める小規模な兼業農家は、主に農業以外の収入で暮らしている。減反で補助金も入るため、小規模農家がそのままのコメ作りを続けてきた。一方で、大規模化による生産性の向上は進まなかった。こうした中、これまで全く手がつけられてこなかった減反政策の見直しが始まった。

今日、記者会見
(石破農水大臣) 「どうやって経営を安定させるか。そして、どうやって農地を確保するか。どうやって後を継ぐ人をつくるか。答えださないと、本当に日本から稲作というものがなくなる」

(ナレーション) 減反見直しを提唱したのは、ほかならぬ石破農林水産大臣。コメの価格を吊り上げて農家を守るのではなく、やる気のある農家を育て、大規模化で生産性を向上させることを視野に入れている。

先月12日、記者会見
(石破大臣) 「お前はどうなんだって言われた時に、私はそんな(減反)政策はとり得ない。それによって何の見通しがあるのか、全く理解できない」

(ナレーション) 減反の見直しを進めるため、全国の農業関係者に説明会も開いたが、

(説明会に参加した農家) (説明会の中で意見を言う場面で)「意味わからないです」

(ナレーション) 突然の見直しに、農家からは戸惑いの声が挙がった。

(説明会に参加した農家) 農水省がね、どっちに持って行こうとしているのかっていう意図が、私には読めなかったってところがありますね」

(自治体関係者) 「猫の目農政と言われますけれども、結構、くるくる変わっていますね」

(ナレーション) さらに、減反政策を推し進めてきた自民党農林族も集中砲火を浴びせる。

(自民党・西川公也議員) 「減反見直しというのはですね、私にとってしてみればですね、発言自体が迷惑です。コメは必要なだけしか作りたくないんです。生産調整(減反)以外の選択肢は、今のところないと、こう思っています」

(自民党・加藤紘一議員) 「いわゆる猫の目農政と言うんですが、“大臣変わるごとにどんどんどんどん変わっちゃ困るよ”というのが、農民の強~い気持ちですからね、今まで通り、減反政策は続けるし、党の方もそう思ってます」

(ナレーション) 自民党の農林族は、減反でコメの価格を吊り上げ、小規模農家を守ってきた。コメ農家の8割以上を占める彼らは票田でもある。今回の補正予算でも、減反をさらに強化するために、補助金1000億円以上をつけたばかりだ。

(西川公也) 「それは補助金出さなかったら、協力しないでみんなコメ作っちゃうよ。コメがちょっとでも過剰になったら、価格は暴落しますよ。私はですね、単にバラマキだと言われる人がいますけど、そんなことしません」

(ナレーション) 一方、民主党は減反を事実上維持。コメの価格が下落した場合は、減反に参加した農家に直接所得補償するとしている。小規模農家も含め全ての農家が対象で、予算は1兆円に膨らむ。

午後5時すぎ、民主党本部
(鳩山代表) 「大小は問わずですね、頑張ってる方々には何らかの支援をするべきだと考えております。そのことによって農家の皆様方、特に若い皆さん方が、“よし、これならば俺たちもやってやろう”という気になっていただけるものだと、そのように考えております」

(ナレーション) 圧倒的多数の小規模農家に手厚い政策を打ち出す与野党。だが、減反を見直して大規模農家を育てた時、小規模農家は本当に切り捨てになるのだろうか。

(経済産業研究所・山下一仁上席研究員) 「(大規模化で)主要農家のコストが下がって、収益が上がっていくと、主要農家が(小規模農家に払う)地代が多くなるわけです。したがって、零細な人たちも、農業からもらう所得も、地代が上昇することによって増えるわけですね。規模拡大するということは、その効果は主業農家の人たちだけじゃなくて、零細な兼業農家の人たちにもいくってことです」

(ナレーション) 一方、小規模農家の中にも、減反とは別の政策を求める声がある。耕作面積1ヘクタールに満たない(広島県北広島町の)小規模農家の斎藤さん。

(斎藤幸司さん) 「自然環境を守っていくためには、誰かがここをやっていかなくてはいけない」

(ナレーション) 斎藤さんは役場に勤める兼業農家。役場の年収は700万円だが、農業での所得は10万円に満たない。コメ作りは利益ではなく、農村の景観を守るためだという。

(記者) 「減反がなくなると米価が下がるが、そのことについては?」

(斎藤さん) 「まあ、それはそれで仕方がないと思いますね。減反というよりか、農村の環境を守る補助金というか、交付金(が必要)だと思いますね」

(東北大学大学院・河村和徳准教授) 「専業農家も兼業農家も全部1つ“農家”という言葉を使って議論をしてきた。双方の農家が将来のイメージをイメージしづらい。大規模の農家で勝てる農家、そうしたところの育成に対してですね、もう少し軸足を置いた形で農政をやっていくのが非常に望ましいのではないかと思うんですね。中小農家には中小農家なりの環境(維持)という側面から、補助金なり手当てなりをしていくべきです」

(ナレーション) 秋田の大規模農家・藤岡農産。社員のほとんどは20代から30代。将来のコメ作りを担う彼らの志は高い。

(30歳女性社員・製造業出身) 「作っているものがこの仕事はお米ですので、自分たちが一番、世の中で必要としているものだと思いますので」

(32歳男性社員・小売業出身) 「お米の消費が減ってるじゃないですか。そこを、まあ無理かもしれないけど、ちょっと上げてもらえたらなという感じですね」

(ナレーション) 社長の息子も農家を継ぐ覚悟で入社していた。しかし、農業政策には疑問を感じている。

(社長の息子・25歳) 「農業は数多くの補助金だったりとか、いろんなものがもらえたりすると思うんですけれども、だからまだ、何ていうんですかね、周りからは農業は仕事としてしっかり認められていないっていうか。一仕事として、しっかり認められるような方向になっていけばなと思ってます」

(古館) 「あの、今出てきたように、農家というふうに、決して一括りにはできない、立場、立場がいろいろあって複雑だと思いますが、日本の農業が、とにかく長きにわたる農政のツケが回ってきて、ダメになってきたという、この点から見て、どんなことを考えるべきでしょうかね?」

(一色) 「あのー、減反について、学者とかですね、エコノミストに聞きますと、たいていは廃止の方向が望ましいんだというふうにおっしゃるんですよね。それはやっぱり40年間、減反政策続けてきて、日本の米作はもうどんどんダメになったじゃないかと。高い米価を維持することが目的で、農家自体はもう、みんなで一緒になって手をつないで、どんどんどんどん、小ちゃくなっていくわけですよね。だからまあ、米作の安楽死政策というような、そういう感じがある政策だと思うんですけど、まあこういう考え方っていうのは、政治の世界ではなかなか多数派じゃないんですよね。逆に少数派で。今、石破大臣が一歩前に出ようとして、やっておられて、そこは私は前進だと思うんですけれども」

(古館) 「減反政策の選択性を言ってますね、選べるという」

(一色) 「廃止じゃないんですけど、その、一歩踏み出して、選択することができるというところなんですけど。そうした一歩前に出た政策も、おそらく、なかなか自民党の中でまとめるのは、つまりそれが多数派になるのは難しいような気がするんですね。しかも選挙前ですし。それで民主党は民主党で、減反廃止をかつては言ってたんですけど、もう今は全く言わなくなってます。だから、選挙で、ひょっとしたらですね、お互い両党が、その何ていうんですか、バラマキ競争みたいな、そういう訴えをする心配もあって、私は非常にそこを心配してますけどね」

(古館)① 「あの、今後のことなんですけれどもね、たとえば、確かに貿易の自由化になってですね、安いお米が入ってきて、そして減反をやめたら、本当に米価が下がるっていうことは事実だと思います。えらいことだと思います。しかしながら、一例を出しますと、やる気のある方々が集まって、1つの共同体のようなグループを作って、直接作ったコメを消費者に買ってもらう、売るということになると、たとえば、それまで60キロあたり1万4000円だったお米が、60キロあたり半分の7000円というふうになると。そういうような流通ルートの大改革というものまで見据えた時には、値段が下がっても、これはお米が立派に商売になるっていう見方も見せなきゃいけないんじゃないかと思うんですがね」

(一色) 「ええ、消費者にとっては非常にありがたいことですし、生産者で、非常に苦しいところは所得保障をすればいいと思うんですね」

(古館)② 「お金は使わなきゃいけないですね」
(問題コメント①②)米価が下がるのは「えらいことだ」と言っているが、その負担は都市部の住民(消費者)がしなければいけない、という本当のことはいけない。普段はムダ使い批判ばかりをする古館は、ここでは簡単に「お金を使わなきゃいけない」と言っている矛盾。

(一色) 「ええ。ただ、今までの中は、米価の中に所得保障部分がやっぱり入っちゃってるんですね。これが非常に不透明で、基本的には価格は価格でマーケットが決めて、その上に必要なものっていうのは、所得保障っていう形で、上に、オープンに出してやるっていうのが、やっぱりいろんなチェックもききやすいですし、そっちの方がいい政策だと思いますけどね」

(古館) 「そして食糧、穀物の自給率のことを考えますと、これは、来るべき食糧危機。ちょっと前の食糧危機を忘れてますけれども、まあ食糧の安全保障ということを考えた時にも、流通のルートを含めて、今は高いですけど、補助金も出してますが、飼料米のことも、これ、耕作放棄地の問題含めて、真剣に考えなきゃいけないですね」

(一色) 「食糧自給率上げようと言ってて、耕作放棄地がものすごくたくさんあるっていうのは、どう考えても矛盾ですよね」

オバマ大統領の右腕、ガイトナー財務長官訪中。目的は引き続き米国債を購入してもらうこと。

(ナレーション) (前略)GMへの追加融資の公的資金約3兆円、この他、AIGに約17兆円、シティグループに約4兆円。相次ぐ公的資金の投入で、アメリカの財政赤字は膨らみ続ける。そこで重要なのは中国の存在だ。

1日、北京大学
(ガイトナー財務長官) 「中国が世界経済に融和した経済大国となったことで、アメリカは大きな恩恵を受けた」

アメリカ国債を大量に買い続けている中国は去年9月に日本を抜き、最大の保有国となっている(2009年3月現在の保有残高は7679億ドル)。ガイトナー財務長官訪中の最も大きな目的は、引き続き、中国に国債を購入してもらうこと。そのため、アメリカ経済のアピールに懸命だ。ガイトナー長官は今日午後、胡錦涛国家主席らと会談した。経済協力を今後も進めるため、引き続き対話を続けていくことで合意したという。

(古館) 「アメリカが腰を低くして中国に詣でて、国債を買ってくれというふうにアピールする。現在、80兆円近い、日本円にして、アメリカの国債を中国は買っているわけですけれども、その中国に対して言う。まあ中国は中国でですね、いろんな思惑があると思います。まあ財務長官とはいえですね、北朝鮮に対して金融封鎖をするという動きがあるとすれば、ここでそういう話はされたのか、されないのか。このあたりも非常に興味のあるところです」
(この報道の問題点) 危険を蒔き散らかす北朝鮮問題をまったく取り上げず、アメリカが中国詣でをして、「頭が上がらなくなっている」というかたちを変えた「親中派報道」を行っているかのようだ。




平成21(2009)年6月2日(火)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに続くトップニュースは山口県美祢市のホテルで起きたガス漏れ事故のニュース、次は昨日、横浜市で車同士が衝突し、交差点にいた看護師3人が巻き添え死となったニュースの次に重要な北朝鮮の後継者問題にふれる。国内外ともにバランスの取れたニュース配分だ。

●韓国の国家情報院が、金正日総書記の後継者に三男・正雲氏が公式に内定したという情報を入手していることが明らかに

(ナレーション) 韓国の情報機関・国家情報院。金正日総書記の後継問題で昨日、ある重要な情報を複数の国会議員に伝えた。北朝鮮が先月28日、海外の大使館に向けて、金正雲氏を後継者に決めたとの通達を出したという。金総書記には3人の息子がいるとされる。三男・正雲氏はその中でも一番若い26歳。情報を聞いた国会議員は

(情報を聞いた韓国国会議員・声のみ) 「北朝鮮は正雲を後継者にして忠誠の誓いをさせているとの報告を韓国政府から聞いた」

(ナレーション) 後継者の通達はあったのか。北京の北朝鮮大使館を直撃すると、

今日、北京
(記者) 「三男(正雲氏)が後継との話があるが?」

(北朝鮮大使館員) 「知らない」(と手を左右に振って歩き去る)

(ナレーション) タイでは

今日、タイ・バンコク
(大使館関係者と思しき女性) 「出て行って」

(ナレーション) 関係者は一様に口を閉ざす。中国政府は

今日、中国外務省の会見
(記者) 「金正雲が後継者に選ばれたとの報道があるが?」

(中国外務省職員) 「本当に?」

(ナレーション) 日本政府は

午後7時、官邸
(麻生総理) 「他国の後継者について、私の方で、それがいいとか悪いとかいうコメントを言うことはありません」

(ナレーション) 海外で度々姿を見せてきた長男・正男氏は今年1月、

(記者) 「後継者はいつ決まる?」

(金正男氏) 「父が決心する時に決まると思います」

(記者) 「あなた自身は興味ある?」

(金正男氏) 「私は個人的には興味ありません」

(ナレーション) 正雲氏は今、何をしているのか。北朝鮮の治安機関などに詳しいという(韓国の?)団体(「開かれた北朝鮮放送」)は

(団体の代表) 「(正雲氏は)軍隊の核心的な役割をやっていて、軍の人事と幹部の生活を把握・統括し、金正日総書記に直接報告する役割を持っている」

(ナレーション) こうした中、今日、北朝鮮が新たなミサイル発射の動きを見せていることがわかった。北朝鮮の東部の旗対嶺(キテリョン)。中距離ミサイルの発射準備の兆候があることを韓国軍が捉えたのだ。ミサイルの種類は不明だが、2006年に発射されたノドンなら、射程は1300キロ。一昨年配備された新型ミサイルなら3000キロ。いずれも日本のほぼ全域が射程に入る。かつて31歳の若さで後継者となった金総書記。26歳の正雲氏はいつ、その姿を見せるのか。

(村尾) 「金総書記には3人の息子がいます。そして、今回のニュースは三男の正雲氏、彼が後継者になったのではないかという情報が流れてきたのですが、この情報の信頼度はどうなんでしょうか?」

(慶応義塾大学専任講師・礒崎敦仁氏) 「これまで後継者に関する情報、様々ありましたけれども、これまでの情報に比べますと、確度は高いと言ってよろしいかと思うんですよね」

(村尾) 「その理由は?」

(礒崎) 「そうですね、今回は韓国の情報機関、韓国のCIAにあたる国家情報院が絡んでる情報ですので、ある程度の確度はあると思うんですけど、しかし、北朝鮮自身が公式に発表したものではないですから、まだ慎重に見なくてはいけないというのが大前提ですよね」

(村尾) 「なるほど。まだまだちょっと慎重な見方をしなければいけないということなんですが、ここで3人の息子のうち、なぜ三男の正雲氏になるんですか?」

(礒崎) 「実は三男に関しては、情報が圧倒的に少ないので、私、ここでどう申し上げたらよいのか非常に難しいところなんですが、長男の金正男さんはマカオや北京を行ったり来たりして、日本でも拘束されたことがあると。次男はドイツでコンサートに行ってるところをテレビに映ったこともあると。三男は極端に情報が少ないんですよね。だからこそですね、ベールに包まれている。北朝鮮当局としては、彼の身辺の安全を気遣っているということも(言うことが)できるかと思います」

(村尾) 「むしろ、後継者の身辺の安否を気遣って、情報が閉ざされていると」

(礒崎) 「はい」

(村尾) 「それがむしろ有力なことなんだと?」

(礒崎) 「ええ、そう言えるかと思いますね」

(村尾) 「先日ですね、北朝鮮は核実験を行いました。そして今でも短距離ミサイルを発射するなどしていますけれども、こうした一連の動きと、今回の後継者の問題がリークしてきた。これは何か関係があるんでしょうか?」

(礒崎) 「基本的に北朝鮮問題を考える時には、我々が政治、経済、外交、軍事と、点で見えるものをリンケージして考えていかなくてはいけないと思うんですよ。というのは、つまり、あの国は1人の指導者が重要な決定を1人で下しているわけですから、リンケージの可能性は常に考えておかなくてはいけない。今、やはり重要なのは、金正日総書記が健康不安を抱えているといわれていることなんですね。となると、後継者問題を早く解決しなくてはいけないという焦り、そして今回も、核、ミサイルを立て続けにやってきた。ここにも焦りが見られるんですよね。しかも今回、後継者がどなたになるかわからないですけれども、有力と言われている後継者となる人物が、まだ実績がない、まだ20代で実績がない。将来的にアメリカと対等にやりあって、世界を震え上がらせるといった、実績づくりのために今回のような強硬姿勢をとっている可能性は考えられるかと思います」

(村尾) 「じゃあ、まあこれまでの一連の動きは、これは後々ですね、これ、三男の正雲氏のやった功績なんだと言うがための、今、績を重ねているということなんですね?」

(礒崎) 「そうですね、将来的にそういう説明ができるということです」

(村尾) 「まあしかし、この情報はまだこれから、よーく私たちも見極めていかなければいけませんよね」

(礒崎) 「そうですね。小さな情報に惑わされないということは重要かと思います」

GM破綻関連のニュース、消息不明となったエールフランス機関連で、大西洋上で航空機の部品が発見されたというニュースが続く。

昨日から始まったeco weekの2日目は、植物生態学者の宮脇昭氏。宮脇氏が「植樹の神様」と呼ばれる所以は、通常200年かかるといわれる森づくりが20年でできてしまうから。これまで1600ヶ所、3000万本以上の木を世界中に植えてきた。2006年には地球環境問題功労者に贈られる「ブループラネット賞」を日本人として初めて受賞。81歳の現在も世界中で植樹活動を行っているが、モンゴル政府からゴビ砂漠の緑化を依頼され、ゴビ砂漠で森づくり調査を開始した宮脇氏を取材。

Pic UPのコーナー

●アメリカの政府高官は「北朝鮮が核開発を急ぐのは、金総書記の健康問題と無関係ではないだろう」と述べ、北朝鮮が核実験を強行した背景には金正日総書記の健康悪化があるとの見方を示した。政府高官はまた、金総書記が三男の正雲氏への後継を目指していると指摘している。

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GM問題で、報ステ「中国に買われる」「何ともねエ~」。ZERO「国に頼る」「企業倫理の低下だ」と指摘。レベルの差がよーくわかる。

平成21(2009)年6月1日の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 うなずき役を交替か!?本日のメインであるGM破綻など経済ニュースに強い一色コメンテーターが珍しく古館をリードし、今日は古館がうなずき役となっている。
 政局のニュースでは、本日行われた麻生首相と公明党の太田代表との解散についての報道を行ったが、ここでも古館のコメントなし。テレビ朝日は、同じ与党でありながら自民党は批判するが、公明党にはまったく批判をしない。やはり創価学会がついていると報道番組の役割を止めてしまうのだろうか?

トップは、リオネジャネイロ発パリ行きのエールフランス機が大西洋上で消息不明となったニュース。それに続いて、

GMが、破産法を申請したニュースをビデオで紹介し、

(古館) 「というように、いろんな見方があるんですが、あのまあ、技術開発を怠って胡坐をかいていた。それから組合がものすごく強すぎる、高コストである。いろんな側面があると思うんですね。あとまあ90年代からはたとえばアメリカの金融経済の暴走っていうのが始まって、それとも相まってということもあるかと思いますが、とにかくびっくりするのは、トータルでざっとアメリカが5兆円、お金を出している。カナダも出してますが。5兆円なんて金額を出して事実、国有化ですよね。それでいて一方、青写真はですね、これから60日から90日で破産法を脱却して、半年から1年半のスパンで新生GM上場を目指すという青写真があるんですが、これ、容易なことじゃないですよね?」


(一色) 「ええ、簡単ではないと思いますね。まああの、車というのは、すぐに売れる車が作れるわけではないですよね。やはり非常にリードタイムがありますから、これから売れる車を作る前までにまた時間かかりますし、傷ついたブランドというのはなかなか元に戻りませんし、それからまあ、次世代の車への投資っていうのは、相当必要ですからねえ」

(古館) 「はい」

(一色) 「その辺のところをクリアするのに、半年とか1年半とかいうのはなかなか無理だと思うんですけれども。まああの、そういう中で、いずれにしてもですね、提携相手っていうのが必要になってくる可能性があると思うんですよね。非常にあると思うんですけど、その場合、アメリカのマーケット、それからGMの技術力ですね、そういうところを非常に欲しがってて、しかも資金力のあるところっていうと、どこかなと思うと、やはり中国のメーカーかなと思うんですね。

(古館) 「ああー」

(一色) 「クライスラーはフィアット、の支援を受けましたけれども、もう日本のメーカーにしても、ヨーロッパのメーカーにしても、アメリカマーケットではもう作ってますし、いろんなところでダブりがありますから、GMを魅力的だとは思わないと思うんですね」

(古館) 「はい」

(一色) 「ただ中国メーカーは、まだGMを非常に魅力的だと思いますんで、その辺の提携先として名乗りを上げる可能性は十分あります。それからGMにしても、そこで提携して、中国のマーケットが大きくなりますから、そこで販売を伸ばすことができるっていうのは非常にメリットもあるんですね。まあ可能性ですけど、私はそういうところもシナリオの中で考えていく必要があるかなと思いますけど」

(古館) 「なるほど。もし第2段階、そういう動きがあるとすると、たとえば仮に中国のメーカーがね、提携するなんていうと、どのくらいのパーセンテージの株を?」

(一色) 「いや、そこはまだわからないです。政府が60%持ってるんで、60を全部持っちゃうと、もうまさに親子関係で、中国が支配する体制になるんですけど、まあそこはさすがにアメリカもちょっと抵抗が大きいでしょうからね。いろんな意味で、その、何ていうんですかね、お互いにメリットがあるようなレベルでの資本提携になるのかなあと思いますが、そこはもうわからないですね」

(古館) 「もし仮にそうなると、でも一色さん、不思議ですね。そのー、中国の社会主義の方が買う可能性があって、アメリカの方が国有化で、資本主義と社会主義がねじれちゃうような、なんか何ともねえ」

(一色) 「そうですね。GMというか、アメリカ経済が今や社会主義っぽくなってて、中国の経済が資本主義みたいな、逆みたいな感じがありますけどねえ。ただ、前例としては、たとえばインドのTATAっていう自動車メーカーが、もうジャガー買ったりとかですね、そういうことありますんでですね、もう驚くような関係ではないんですけれどもねえ」

(古館) 「なるほど」

●改正道交法で、75歳以上に“認知機能テスト”開始

認知機能テストの内容、高齢ドライバー、高齢ドライバーの逆走により事故に遭ったトラック運転手などへのインタビュー、免許を自主返納した人に1年間のバス無料乗車券を発行した群馬県桐生市の紹介など。

(古館) 「はあー、事故のことを考えるとですね、こういうものはどうしても必要かなというところは正直あります。①都会、さっき出てきた、バスがね、フォローアップできる地域はいいんですけども、ほんとに田舎に行きますと、ほんと、お年寄りは自分の車だけが移動の手段、病院行くにしてもっていうのがありますから、そこはよーく考えないとねえ」

(一色) 「そうですね。まあ、どこか相談する窓口があって、免許が取り上げられるって格好になった方とは、移動の手段はどうしたらいいのかっていう、相談に乗ってあげる必要は、そういうしくみは必要だと思いますよね。じゃないと、免許なくまた運転してしまったりしたら、もっとねえ」

(古館) 「②そうですねえ。免許がなくなってしまうということは、やっぱりこれは、その中には介護を必要とする方も多く含まれる可能性がありますから、それは介護施設、あるいは介護をする方を積極的に、その、自治体なり国の対策なりで、こう投入して、連携して、こうフォローしなきゃいけないと思いますしね、1つの介護だという考え方で。それから、だいぶ前になりますけど、松岡修三さんの特集で、この番組の中でお伝えしましたけれども、鹿児島の阿久根市で、大きなスーパーが、お年寄り用に送迎用の車を出して、そして積極的に買い物に来て、いろんなものが揃うようにっていうのを促進しているところがありませいたけれどもね、そういうふうに自治体、国のみならず、やっぱり民間も、一線上で対策をとっていかないと、これ、制度だけが先にいってもバラツキが出ちゃいますよね」

(一色) ③「そうですね。本当に、介護とセットみたいな話なんだと思いますね」
(問題コメント①②③)
高齢者の運転は危ない、というニュースがいつの間にか内容がすり替えられ、「介護とセットにしなきゃ」というおかしな話になっている。換骨奪胎の名人の報道ステよ、もう少し物事を素直にとらえたらどうなのか!
(古館) 「うーん」

国会会期、55日間延長へ(1分50秒強)

午後6時すぎ、官邸
(麻生総理) 「残った法案がございますんで、それを通させていただくように、全力を挙げたいと思っております」

(ナレーション) ①今日、与党党首会談で決まったのは、7月28日までの55日間の会期延長だった。

午後4時前、官邸
(記者)① 「総理とお話している中で、どうですか、解散についての見通しっていうのは、感触はどんな感じでしょうか?」

(公明党・太田代表)② 「全くありません、はい」」

(記者)③ 「匂いも感じられませんか?」

(太田代表)④ 「全くありません」

(ナレーション) ②当初、政府与党は補正予算の関連法案や海賊対処法案など、重要法案を確実に成立させるために、60日間以上を延長する方針だった。しかし、民主党が早期の採決に応じる姿勢を見せていることや、解散“先送り”の印象を与えるとして、短縮を図った。

午後6時すぎ
(民主党・鳩山代表) 「自分の力で選挙ができない、任期満了選挙に近くなるということではないかと思っておりましてね。それは国民のためには決してならない」
(問題ナレーション①②及びに突っ込み不足の記者と太田代表のやりとり①②③④)民主党の議員を使って、麻生首相の批判をするところは相変わらずだが、公明党に対する突っ込みは自民党と比較してみると、甘すぎる。記者とのやり取りでもまったく批判的な感じがなく、そういえばテレビ朝日は公明党に対してまったく批判をしない傾向がある。創価学会からお金やタレントの提供を受けている影響なのか?同じ与党なのに、まったくフェアでないスタンス。よーく、考えてくれ!
(ナレーション) 総選挙は解散から40日以内に行わなくてはならない。そのため、55日だと、9月6日がギリギリ入るため、投開票の日程に幅ができた格好だ。

テロップにて
(自民党関係者) 「8月2日の線は消えていない」

(自民党幹部) 「55日間の延長を決めたのは、ただ1つ、9月6日の投開票にしたいから」

午後6時すぎ、官邸
(麻生総理) 「解散の件につきましては、今後ずっと同じことを聞かれるんだと思いますが、いろんな要素を勘案して決めます」

珍しく、スタジオでのコメントなし

ソマリアのエイルという海賊村を日本人ジャーナリスト・後藤健二氏が取材

 内戦が激化している南部を避け、北部の空港から、現地の武装警察が車に同乗し、護衛にあたり17時間かけて陸路エイルへ。ソマリアでは海賊が身代金ビジネスに成功してから、遊牧民も誘拐に手を染めるようになっており、内陸部でも外国人の誘拐事件が頻発している。
 浜辺には海賊の小型ボートが並び、日本製の4WDも。日本製の4WDが若い海賊に人気がある。取材時、捉えられたイギリスのタンカー1隻、ドイツのタンカー2隻が沖に停泊していた。現在、身代金の相場はタンカー1隻につき約1億円といわれる(一般のソマリア人の生活費は1日200円。1億円は1300年分の生活費にあたる)。
 しかし、この村に海賊のカネは落ちていないように見える。細い木をまとめられて作られた漁師たちの(みすぼらしい)家。昔から漁を続けてきた漁師は、各国の艦船がソマリア沖で展開しているため、仕事ができないと嘆く。海賊に間違えられ、拘束されてしまう恐れがあるからだ。
(漁に出てケガをしたエイル村の猟師) 「私たちはもう漁ができなくなってしまった。海が私たちの生活の場だったのに……」

身代金を取り、酒を飲む海賊たちに、厳格なイスラム教徒であるエイルの村人たちが持つイメージは極端に悪い。

(漁師のリーダー) 「(前略)若者には海賊になるなと注意しています」

(ナレーション)親を失い、孤児院にいる多くの子どもたちは、孤児院を出たら海賊になるという。
(この特集報道の問題点)
スタジオには後藤氏を呼んだ古館キャスターが、「(日本でいわれている話と)逆ですよね」とまるでソマリアの海賊には非がないというかのような発言を行った。後藤氏は、カネの問題のほかにソマリアの海賊とアルカイーダとの接点などの問題点を指摘したが、せっかく海賊の巣窟まで乗り込んだなら、スタジオではもう少し突っ込んだ情報を聞いたらどうか。




平成21(2009)年6月1日のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
  24Hに続いてのトップは、リオネジャネイロ発パリ行きのエールフランス機が大西洋上で消息不明となったニュース、次に京都教育大学の6人の男子学生が19歳の女子学生に集団暴行して逮捕されたニュースなど今日のニュースをこまめに拾う。GM破綻のニュース後のコメントでは、村尾キャスターが「資本主義の危機」にふれる。「アメリカが社会主義で、中国が資本主義になって中国がアメリカを買う」というコメントをしていた報道ステーションとはえらい違いだ。特集では世の中のためになる環境特集を行っている。

GM経営破綻、負債総額は約16兆4000億円、製造業では世界最大の破綻

(村尾) 「自由な企業活動ですよね、私はこれには企業の自己責任、これが必ず伴わなくてはいけないと思うんですよね。たとえば、企業は経営に失敗すれば、その責任は企業自身がとる。これが、私はアメリカを支える資本主義の基本哲学だと思うんですよ。ただ今回、またしてもアメリカはその例外をGMで作ってしまった。どういうことかといえば、アメリカは国有化という形で、事実上、GMを救ったことになるんですからね。これは潰すには、あまりにもGMが大きすぎたということなのでしょう。ただ、私、1つ懸念を言うとすれば、こうした救済劇が繰り返されるとですね、企業の中には、たとえば、儲ける時はできるだけ儲けておいて、経営が苦しくなったら政府に頼ればいいんだと。こういった安易な風潮が広がってくることが、私は懸念するところなんですよね。こうした企業倫理の低下を招くようなことがあれば、それこそ資本主義の危機です」

●国会会期、55日間延長(約1分5秒)

ナレーションは用いず、小林麻央キャスターがニュースを読み上げ、それに麻生総理、鳩山代表の会見の一部をつないだもの。

午後6時すぎ、官邸
(麻生総理) 「残った法案がございますんで、それを通させていただくように、全力を挙げたいと思っております」

国会会期については、補正予算関連法案の成立を確実にするため、当初は8月上旬まで延長する考えだった。しかし、早期解散を求める民主党が法案審議を引き延ばさない考えを示したことで、国会が緊張感を失うとの指摘が出ていた。そのため、政府与党は総選挙の日程を9月前半まで幅広く取れる範囲内で、7月28日までの延長にとどめたもの。

今夜、党本部
(民主党。鳩山代表) 「いたずらな(審議)引き延ばし戦略みたいなことは取らないと申し上げているわけですから、そんなに延長する必要はなかったと」

鳩山代表はまた、「大幅な会期延長は解散したくないからだ」と厳しく批判した。

北朝鮮、東倉里の基地で長距離ミサイルの発射準備(2分40秒強)

(ナレーション・要約) 沖縄のアメリカ軍基地ではここ数日、核やミサイルの情報を集める米軍機の動きが慌しさを増している。4月のミサイル発射に続き、新たに長距離弾道ミサイルを発射する可能性があることがわかった。今回は舞水端里ではなく、北西部の東倉里で動きがあった。韓国政府関係者によると、ミサイル1基が今日までに平壌近郊の軍需施設から列車で運ばれたという。(今年2月にDigital Globe社が撮影した東倉里の発射基地の衛星画像を基にZEROが加工した画像を映しながら、東倉里の基地を解説) 基地は舞水端里より大きいと見られる。韓国の中央日報によると、発射台は10階建ての高さだという。専門家は

(軍事ジャーナリスト・恵谷治氏) 「この一帯は古くから短距離ミサイルのテスト場でした」

(ナレーション) 基地の施設が最近、拡充されたという。

(恵谷氏) 「これが増設されました(と言って、衛星画像に映る左側に増設された部分をペンで指す)。この中で、2段式のミサイルを組み立てることが可能かなと。今日から2ヶ月ぐらいに、発射されるとすればですね」

(ナレーション) 一方、韓国政府関係者は、早ければ今月中にもミサイルが発射される可能性があると見ている。日本政府は

午前、記者会見
(河村官房長官) 「5月25日に核実験をやったことも踏まえて考えるならば、さらに、いわゆる大陸間弾道ミサイルの発射実験をやる可能性は否定できないと」

(ナレーション) 情報収集を急ぐ考えだ。核実験からわずか1週間、国際社会への挑発がエスカレートしている。


スタジオでのコメントなし

Pic UPのコーナー

障害者団体向けの郵便割引制度悪用事件で、厚労省の元部長が大阪地検特捜部の事情聴取に対し、団体の承認をめぐって、「国会議員から電話で対応を頼まれた」と話していることがわかった。特捜部もこの働きかけに関心を寄せているが、議員の地元事務所は取材に対し、「把握していない」とコメントしている。

新型インフルエンザ感染者、愛知県内で初確認

感染者は一昨日、ハワイから帰国の40代女性と、アメリカ本土のオーランドから帰国の20代女性。いずれも中部国際空港に到着。

日本テレビは今週1週間を「eco week」とし、ZEROも放送時間を10分延長して環境問題を考えるコーナーを設けている。

1日目の今日は、櫻井翔が、東京湾の埋立地に森を作ろうと「海の森プロジェクト」を進めている建築家・安藤忠雄氏を取材。

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とにかくマイナス面ばかりを取り上げる(反政府運動の)報ステ、それに比べ国民に前向きな展望を示すZERO。

平成21(2009)年5月29日(金)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
補正予算成立に伴い、お決まりの「無駄遣い批判」と「経済効果が足りない」という知恵が足りない批判。悪いデータばかりを使用し、明るい兆しなどはまったく報道せず、不安のどん底に国民を陥れるあこぎな商売を繰り返す。そして、古館を始め、出てくるコメンテーターは意図的に事実を変えて、自分の見解を述べる。本当に、地デジに流れた国民の税金をお前らは返せ!
補正予算成立。その中身を検証(約13分半)

(ナレーション) 過去最大の規模となる総額14兆円の補正予算が成立した。補正予算案は参議院で否決されたため、両院協議会が開かれた。しかし、話し合いは決裂し、衆議院での議決が優先されることになった。

午後6時すぎ、官邸
(麻生総理) 「経済の危機対策、緊急経済対策として、これをやらせてもらったということで」

(ナレーション) ①補正予算が成立した今日、株価は今年の最高値を更新し、9522円50銭をつけた。終値での9500円台は去年11月以来、7ヶ月ぶりだ。その一方で、雇用情勢は以前厳しいままだ。先月の完全失業率は前の月に比べて0.2ポイント上昇し、5%になった。5%台をつけるのは5年5ヶ月ぶりだ。さらに、仕事を求めている人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は0.46倍となり、過去最低となった。
(問題ナレーション①)株価が今年最高値を記録しても、報道ステーションは日本政治・経済のマイナス面の話を大特集。日本がいくら良くなっても絶対に足を引っ張り続ける報道ステーションと古館キャスター。
午前9時、記者会見
(与謝野大臣) 「大変残念なことに、失業率が4月の分でございますが、5.0%になって、0・2%上昇した。また、有効求人倍率も下がったということで」

午前9時、記者に囲まれて
(舛添大臣) 「非常に雇用情勢が厳しくなっていると、そういう認識を申し上げておきたいと思います」

(ナレーション) ②雇用情勢が依然厳しい中で成立した総額14兆円の補正予算。この中には、自動車や家電の売り上げの追い風となっているエコカーへの補助金やエコポイントも含まれている。しかし、予算が成立した今日になっても、エコポイントで交換できる商品や、申請方法など、具体的な内容はいまだ決まっていない。
(問題ナレーション②)補正予算で使い道の決まっていないエコポイントのネガティブキャンペーン。彼らの主張することは、「自民党政権が作る予算は何が何でも全部ダメ」ということなのか!?
午前10時すぎ、参院予算委員会
(民主党・森ゆうこ議員) 「何に使えるのかわからないポイントをもらっても困るんじゃないでしょうか?」

(斉藤環境大臣) 「基本的な考え方につきましては、えー、えー、(資料をめくって調べる様子)」

(「基本がわからないの?」との野次が飛ぶ)

(斉藤環境大臣) 「いえ、正確にちょっとお伝えしたいと思いますけれども」

(ナレーション) ③その効果や使い方に首を傾げたくなるものも含まれている。7000億円の予算がついた緊急人材育成・就職支援基金。これは雇用保険を受給していない人の再就職を促進するための基金で、職業訓練を受けている期間に、生活保障として、単身者では10万円を支給するというものだ。問題は、この基金を運営する団体だ。厚生労働省の関連団体、中央職業能力開発協会が7000億円の予算を預かる。各都道府県には傘下の協会がある。ところが

(記者) 「こちらのビルに入ってます福井県職業能力開発協会では、交付された補助金を懇親会費などの名目とし、実際にはコンパニオンを呼ぶなどの費用にも充てていたということです」

(ナレーション)④ 会計検査院の調べで明らかになった補助金の不正使用は、2005年までの4年間に1223万円にのぼる。そのうち907万円は懇親会に充てられ、コンパニオン代や、スナックでの二次会の費用として使われていた。

(福井県職業能力開発協会) 「懇親会で1テーブルに1人ぐらいのコンパニオンを呼ぶのはよくあることだ。あくまでも普通のコンパニオンだ」

(ナレーション) ⑤補助金の不正使用は、中央と福井、栃木など8つの県でも補助金(3135万円)と委託金(2545万円)、合わせて5680万円にのぼる。会計検査院では今年夏までに、全国47の協会の調査を終える方針で、不正な補助金の使用はさらに膨らむ可能性がある。こうした団体に、今回7000億円もの基金が設けられることになる。
(問題ナレーション③④⑤)何があっても補正予算の悪い部分を重箱の隅をつついて探し出してくる報道ステーション。なら、テレビ朝日が企画する地デジ関係のパーティーには、地デジ予算という税金が入っているのだから、絶対にコンパニオンを呼ぶな。しかも、例によってそのネタは、彼らの味方である民主党の議員のものだったー。
20日、参院予算委員会
(民主党・大塚耕平議員) 「中央職業能力開発協会、ここに7000億渡すんですよ、7000億。ここは会計検査院に、過去に補助金を飲食に使ったり、コンパニオンの方を呼んで宴会をやるのに3500万を使ってたというふうに指摘をされてるんですよ。ここに7000億渡したら、また同じことになって」

(舛添大臣) 「7000億円をこういうところに任せていいのかということでありますけども、これは緊急人材育成、就職支援基金ということであって、厚生労働省本省が中心になって詳細な計画を立てるということで、きちんとこの目的を達せられるようにしたい」

(ナレーション) 農林水産省関連では、(小中学校に)電機炊飯器を10億円分購入する予算が盛り込まれている。米の消費拡大を促すため、小中学校の各クラス毎に、家庭用の電気炊飯器を使って、炊き立てのご飯を食べてもらおうという構想だ。生徒自身が炊くことを想定しているという。10億円で5万台の電機炊飯器を用意できる(1台当たり2万円を上限に補助)。

26日、参院予算委員会
(石破農水大臣) 「バラマキとか、思いつきとか、そういうものだとは私は思っておりません。相当に考えて、文部省(文科省)とも財務省とも議論した末のものでございます」

(ナレーション) ⑥文部科学省関連では、11億5000万円を使って、全国19ヶ所の国立青少年の家に武道場を建設する。しかし、既にある武道場の利用率が33%にとどまっているところもある。
問題ナレーション⑥)武道場を作ることに、利用率が低いところがあるからという理由で、絶対に反対の報道ステーション。本当の理由は、日本人が強くなったら戦争を起こしてしまうから?
(文科省スポーツ・青少年局・山中伸一局長) 「我が国の伝統文化、これをより一層身体で学ぶと。計画的、組織的に実施されるということが期待されるところでございます」

(ナレーション) 補正予算には新幹線の整備事業も盛り込まれている。ところが、北陸新幹線が通る新潟県の泉田知事は、建設費の負担金を拠出しないことを打ち出した。

20日、
(新潟県・泉田裕彦知事) 「いくら負担を求めているのかと。総額いくら事業をやりたいのか、全く説明がない。いくら県民に負担を求めるかもわからずに、イエスかノーかと言えないじゃないですか」

(ナレーション) 長野と金沢を結ぶ北陸新幹線には430億円の予算がついた。しかし、新潟県が負担金を出さないため、新潟県に関係する45億円の配分は見送られた。新幹線の整備事業で、予算の配分が見送られるのは、極めて異例だ。

午前10時、参院予算委員会
(麻生総理) 「厚労省の分割というのが、えらい新聞で踊っていますが」

(ナレーション) 補正予算は成立したものの、厚生労働省の分割断念で、総理の指導力の低下は否めない。

午前11時すぎ、国会内
(加藤紘一) 「選挙まで下手すると2ヶ月しかないみたいな時に言うことではないと思いますね」

午後3時
(民主党・岡田幹事長) 「リーダーシップのかけらもなかったと。こういう総理には早く辞めていただく。それは辞めるというのは、解散して国民の判断をいただくと」

(ナレーション) 補正予算は成立したが、関連法案はいまだ衆議院で審議中のため、与党は今日、来月3日に切れる会期を、60日以上、大幅に延長し、少なくとも8月上旬までとすることで一致した。これで理論上、総選挙は9月でも可能となる。

午後6時、官邸
(麻生総理) 「私は解散というのは、前からずっと同じことを申し上げていると思いますが、いろいろな諸要素を勘案して、最終的に私で決めます」

(ナレーション) 正式な会期幅は、月曜日行われる麻生総理と、公明党の太田代表の党首会談で決まる。

(古館) 「五十嵐さん、あの、まあ何月になろうとも、まあ選挙はじきに行われる。それを前提としてですね、今日のこの補正予算なんですけどもね、税金を積み重ねて、こういうふうになって、まあ赤字国債も刷りましたけれども、まあ当然、一時の景気刺激っていうのも絶対に必要で、同時に、ちょっと先を見据えたね、いろんな手の打ち方、政策も必要で、両方考えると無駄が多いという指摘がどうしても増えてきちゃうんですけどね
(問題コメント①)大した考えではなくても、何が何でも無駄を指摘したい古館キャスター。五十嵐という謎のコメンテーターに、「私たちがしっかり見守る」といわれ、あとはうなずくだけになってしまう。
(朝日新聞・五十嵐浩司) 「うんうん、そうですね。こうやって見てると、うーんと首を傾げるものたくさんある。ハコモノが多すぎる。ただ、14兆という額も、それから用途も、いろんな賛否両論あるし、さまざまな論あるけど、やっぱり一番大事なことは、この冷え切った経済をですね、活性化する。そして景気を浮揚させて、困っている人たちに届けると。だからこそ民主党もですね、まあ小異を捨ててでしょうか、今日、参議院での採決に応じたんでしょうから、あとはこの予算を、本当に血となり、肉となるように使う。それを私たちがしっかりと見守るということじゃないでしょうかね

(古館) 「なるほど。まあ、それを踏まえたところで、最後、聞きたいのはね、やっぱり生産調整をすればですね、これは当然、雇用調整となって、また失業者が増えて、346万人といわれますね」

(五十嵐) 「大変な数字ですね」

(古館) 「ここに、どういう対策に使ってるというのが、正直、足りないような気がしますが」

(五十嵐) 「そうですねえ。私は実はですね、先週、都内のハローワークをちょっと覗いてみたんですね。まあ、それほど人が溢れてるというわけではないんですけれども、パソコン、コンピュータの前に座ってる人たちの、その本陽に真剣な表情を見ますとですね、ちょっと覗くというような私のね、軽い態度が非常に申し訳ないような気持ちがしました。そういう雰囲気でした。で、まあ今回のですね、今、出ました職能開発協会ですか、あそこがもらう7000億円というのは、こういう職業訓練というものにね、補助金等々を出してくると。これは確かに、日本の施策で足りないところですし、特に非正規の人たちにはですね、有効な、まあ職を得るのに有効な手立てだと思いますので」

(古館) 「一時的な生活手当てということも含めてですね?」

(五十嵐) 「そうですね。ですからまあ、コンパニオン遊びなどしてないでですね、こうしたお金をしっかりと、こういう人たちの訓練のために使うというね、さらに決意を固めてやってほしいと思いますね」

(古館) ②「そうですね。あのー、やっぱり、今回の補正に関して、当然その、供給過多のジャンルにね、需要を作ろうとするっていうのはわかるんですけれども、明らかに介護にしてもですね、農業にしても、供給不足のところで、ドーンと需要を作るっていうのは必要なんじゃないですかね? もっと
(問題コメント②)供給不足のところに「ドーンと」需要を作る、古館はいつも言うが、それは資本主義のシステムでは経済効果がないということがわかっていない。求人倍率が高くても、低賃金になるといわれ、何も言えずにうなづくだけの古館だが、基本的に農業や介護に新自由主義的に「ドーンと需要を起こす」のは無理。それができれば誰も苦労はないのだが、出来るように幻想を公共の電波で振りまくのは、もはや犯罪だ。
(五十嵐) 「そうですね。まあ0.46といいますけれども、今、古館さんがおっしゃった介護や農業っていうのは、2倍、3倍の求人倍率なんです」

(古館) 「ええ」

(五十嵐) 「それでもなかなか人がいかないですよね」

(古館) 「はい」

(五十嵐) 「ですから、さまざまな方策で、外国人労働者を持って来ざるを得なくなってます。なぜ行かないか、なぜ日本人のこういう仕事がない人が行かないかといえば、低賃金ですよね、重労働ですね。低賃金」

(古館) 「そうです、はい」

(五十嵐) 「まあ今回ですね、こういう農業の訓練であるとか、それから介護の給与への少し上積みということで、お金が補正予算でつきました。これはまあ評価したいと思いますね。ただ、今おっしゃったように、これもほとんどが1年間という期限つきですから」

(古館) 「そこなんですよね」

(五十嵐) 「そうですね。この間にしっかりと、こうした非常に大事な農業や介護というような職業でも、生活が立てられるような仕事のシステム、職業のシステムというものに変える施策を、僕たちしっかり考えていかなきゃいけないんでしょうね」

(古館) 「その通りですね」

●6月1日から施行の改正薬事法で、薬剤師がいなくても、登録販売者がいるコンビニ等でも大衆薬が販売できるようになる(7分半弱)


新規参入するコンビニはじめ、スーパー、ドラッグストア、個人薬局の取り組みなどと共に、今後、需要が増すと見込まれる登録販売者を目ざす人へのインタビューなど。病院へ来る人を減らし、医療費の高騰を抑制するためのセルフメディケーション(薬を買って自分で治す)の考え方が、販売規制緩和の背景としてあることにも触れる。

(古館)① 「まあ、薬は薬屋さんとか、そんな風な区分けの時代じゃないんですよね」

(市川アナ) 「そうですね。どんどん垣根がなくなってきてますね」

(古館) 「うーん。確かに、このデフレの、当面はデフレですよね。そうする時にやっぱり、長く持つ耐久消費財っていうのは非常にきついわけですよね。だけど、こういうふうに薬とか飲み物とか、そういうものは消費財だから、必要で、またなくなれば、何とかして買おうとするじゃないですか。だから大変まあ、みんなが寄ってたかって頑張ろうと、拡大しようっていうのは当然わかるんですけども、じゃあ、こういうふうに規制緩和が進んでいく流れの中で、②何で一方で、ネットでね、今度は一部薬が買えなくなるのかな、そこに規制がかかるのかなと。やっぱり足が悪い方とか、高齢の方は、まあ高齢の方でコンピュータができる方に関しては、宅配まで薬してくれるからっていってね、そういうのを習慣としている方もいるかもしれないし、その辺がね、ちょっとチグハグで気になるところがあるんですけどね」
(おバカ発言①②)古館が言っていることは、新自由主義者がこれまでさんざん言ってきたこと。それが難しくなり、時代の転換をはかっているときに、何のためにもならない馬鹿な発言だ。
韓国盧武鉉前大統領の国民葬(約5分50秒弱)

追い詰められて自殺したとの同情論が政権批判へつながる

(ナレーション) (国民葬の様子の映像) ソウル市内は黄色一色に染まった。天に召された男のシンボルカラーだった色だ。韓国の慣わしに従い、7日間にわたって続けられてきた盧武鉉前大統領の国民葬。北朝鮮の金正日総書記からも弔電が届いたという。

(葬儀委員長・韓昇洙首相) 「大統領在任中には、国民の目線に立って国民と共に歩む“庶民大統領”になろうとされました」

(ナレーション) 式には日本の福田前総理をはじめとする各国からの弔問客、金泳三元大統領、金大中氏らといった大統領経験者ら、およそ3000人が参列した。そして、今の大統領が献花しようとした際、それは起こった。⇒CMへ

(ナレーション) 盧武鉉前大統領の国民葬。葬儀会場周辺には、実に18万人もの市民が集まった。

(弔問に来た女性) (大声で泣きながら)「政治の犠牲になって……」

(ナレーション) しかし、つい1ヶ月ほど前の韓国では、非難する声が多かった。

先月29日、ソウル
(韓国人女性) 「ちょっとがっかりですね。以前はとても正直というイメージでしたが」

(ナレーション) カネにまつわる疑惑が次々と浮かび上がり、(先月)30日には検察の事情聴取を受けた。

先月30日
(盧武鉉前大統領) 「国民の皆さんに面目ありません。失望させて申し訳ありません」

(ナレーション) 今月23日早朝、前大統領は自らの命を絶つ。そして世論は一気に「同情論」へと傾いた。

(ソウル、午後7時すぎ、デモ隊と警官の衝突の様子を映した映像)

(ナレーション) 今日の告別式。李明博大統領夫妻が献花をしようとした際には、こんな一幕も見られた。(野党議員からの罵声「行き過ぎた捜査が前大統領を自殺に追いやったのだ」) 前大統領への同情は、いつしか政権批判へとつながった。

(弔問に来た男性) 「前大統領ですら自殺するしかなかったという韓国の政治環境や社会環境は嘆かわしい」

(ナレーション) 政権批判の矛先を転じるため、最大限の礼と尽くしたという国民葬。告別式終了後、盧武鉉前大統領の遺体は、ソウル中心部を数時間かけて回った。

(古館) 「いやー、もう大変複雑な、いろんな要因が絡み合って、前大統領が自殺されたというような感じがしてならないんですけれどもねえ」

(五十嵐) 「そうですね。まあ盧武鉉さんというのは非常に評価の難しい方でね、元々は全斗煥さんという元大統領の不正を追及する正義の青年弁護士として登場したわけですよね」

(古館) 「はは」

(五十嵐) 「そこから政界に出て、大統領までなった。ところがその、人々の期待が高かったんだけれども、アメリカとの関係、日本との関係はいろいろ複雑ですし、国内でも、まあたとえばですね、新聞に対する非常に強い規制をかけてくる。①まあ非常に保守的でですね、盧武鉉政権に批判的な新聞、メディアが多かったんですが、とはいえ、我々も“これは”と首を傾げました。したがって、大統領職を退かざるを得なくなって、非常に、先ほども言ってたようにですね、失政とそれから妻の賄賂疑惑で、あれだけ評判が落ちていたにもかかわらず、今、くるりと、今回の悲劇的な死で変わってしまいましたよね。ですから、1つには今の李明博現政権への失望感ですね。経済大統領だったはずなのに、そんなによくならないじゃないかという、人々の失望感がここに出てるのは間違いないでしょうね」

(古館) 「あとまあ、この時期、北朝鮮の大変な動きと重なり合ってしまいました」

(五十嵐) 「本当ですねえ。あのー、②私はね、北がこの韓国の国内を見て、こうした核実験やミサイル発射実験をしてるとは、私は思わないんですが、ただ、韓国の中の人たちは今、親盧武鉉であれ、反盧武鉉であれ、“何で私たちがこんなに悲しんでいる時に、北はこんな核実験をするんだ”という怒りが非常に強くなってるそうですね。こうした国民感情がね、この韓国の北朝鮮に対する政策にどんな影響を及ぼすのか、それをしばらく、じっくりと見ていたいなと思いますね
問題発言①②)五十嵐コメントの「盧武鉉政権に批判的な新聞、メディアが多かった」というのはまったくデタラメ。政権当時は、批判的だったのはせいぜい朝鮮日報ぐらいで、あとは親盧スタンス。さらに、北朝鮮がミサイル発射実験を行ったのは、韓国側が北朝鮮に批判的な姿勢を取り始めたから、というのが常識。五十嵐さんよ、あんた高給取りなんだから、もっと勉強したら?
(古館) 「日本はそして北朝鮮のことも含めて、隣国・韓国との連携っていうのは大事ですから、この韓国の政情、これがどういうふうに動いていくかっていうのはもうホント、ちゃんと見なきゃいけないんだなと、改めて思いますけれども」


滋賀県守山市長が、市民の生活支援を目的に水道の基本料金を今年10月から1年間無料にする方針を打ち出し、来月にも条例案を議会に提出する。市内2万8800世帯の一般家庭と700の事業所が対象。一般家庭で年間3300円~8400円が免除される計算で、市民に還元される総額は1億5000万円。

基本料金無料が可能な背景として、大阪・京都のベットタウン化が進み、人口は25年間で1・5倍に増えたことにより、水道収益が大幅に増え、利益剰余金が2007年度には2億5000万円にのぼったことから、その一部を市民に還元しようというもの。市長へのインタビュー、歓迎派と慎重派の意見、水道事業が来年度から赤字転落の見通しの隣市の野洲市長へのインタビュー。

エンディング
北朝鮮に対する国連安保理の制裁決議草案の概要が明らかに。極めて強い表現で非難し、軍事行動にも含みを持たせた内容となっているが、常任理事国と日本、韓国の7ヶ国はまだ合意に至っていない。

(古館) 「中国がずっと沈黙の状態で、とてもそこまで強いね、決議にいかないんじゃないかという見立ての方が強くありますけれどもね。あと、船の検査、北朝鮮に行く、この臨検の問題もいろんな可能性がありますんでね」
(おバカコメント③)この期に及んでまだ中国に期待をかけている古館。だから無理だって言っているだろう。




平成21年(2009)年5月29日(金)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 経済統計データのマイナス面ばかりを取り上げる報道ステーションと異なり、マイナス面も伝えるものの、前向きな展望も付加している。

北朝鮮に長距離弾道ミサイルの発射準備の兆候ありと、NBCテレビなど複数メディアが伝える(約1分半)

NBCテレビによると、米国防総省高官は取材に対し、「北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射準備をしている兆候がある」と答えた。これまでに米の偵察衛星が北朝鮮国内の発射施設周辺で、人や車両などの動きを捉えたという。ただ、その活動は非常に初期の準備段階と見られ、次に長距離ミサイルの発射実験を行うとしても、数ヶ月かかりそうだと予告している。CNNテレビも過去に発射した際と同様の動きが見られたことから、今回も発射に向けた準備が行われているのではないかと伝えている。

午後5時すぎ
(朝鮮中央テレビ) 「国連安保理がこれ以上の挑発をしてくる場合、それに対処したさらなる自衛的措置が避けられなくなるだろう」

一方、北朝鮮は午後5時のテレビ放送で、外務省の報道官の談話を伝えた。国連安保理で進められている新たな制裁決議を採択しないようけん制する内容で、1953年に結ばれた朝鮮戦争の休戦協定を破棄する可能性にも触れた。


スタジオでのコメントなし

4月の有効求人倍率、1999年5月、6月と並び0・46倍と過去最低(約7分半)

(ナレーションと取材VTR・要約) 派遣切りにあい、去年12月にも取材した49歳男性の現状を取材。ハローワークで職探し、住まいは行政が用意した失業者用の住宅だが、ここに住めるのも長くてあと2ヶ月、月15万円の雇用保険の受給も8月まで。

厚労省が去年8月以降、仕事を失った8万6000人を調査したところ、再就職できたのは2万2572人と4分の1にとどまっていることがわかった。働きたくても仕事がない現状に政府は

今日午前、記者会見

(与謝野大臣) 「大変残念でございますが、これが実際の姿でございます」

今日午前、記者に囲まれ
(舛添大臣) 「非常に雇用情勢は厳しくなっていると。そういう認識を申し上げておきたいと思います」

(ナレーション・要約) では、仕事を見つけた人はどのようにしたのか。派遣従業員として電機メーカーの工場で働いていたが、去年11月、解雇された29歳男性は去年12月の取材では業種を変えることに悩みも見せていたが、現在は再就職が決まった。

(記者) 「どうして就職できたと思いますか?」

(29歳男性) 「得意分野があって、(ハローワークに)それに目をつけてもらって採用されたんですけどね」

(記者) 「得意分野というのはどのような?」

(29歳男性) 「デザインの学校に行ってたんで」

(ナレーション) 再就職先は製造業ではなかった。製造業の4月の新規求人は前年同月比55.6%も減少。製造業で仕事を探し続けるのは簡単ではない。舛添大臣は

今日午前、記者に囲まれ
(舛添大臣) 「職を身につけていただくと。ぜひ(職業)訓練していただいて、こういう(職業訓練)対策が有効になるように努力をしたいと思ってます」

(ナレーション) 新しい業種に移れるよう、職業訓練を強化していく考えだ。悪化を続ける雇用情勢。いつ歯止めがかかるのか。

(村尾) 「働きたいのに働けない。これほど悲しいことはないと思うんですよね。確かに雇用の現状は本当に厳しいんですよね。

(鈴江アナ) 「厳しい状況というのはどこまで続くのでしょうか?」

村尾) 「これについては私、雇用の改善する兆しがほのかに見え始めてきたのではないかとも思ってるんですね。(その背景として、景気がよくなる時の流れをボードを使って説明。日本経済は2009年の頭あたりから、物が売れ始めるようになり、企業の在庫が減り、統計上3月から企業の生産が増えてきた。この生産が順調に進んでいくと、企業もようやく新たに人を雇おうということになり、雇用が改善してくるということになる)。ただ、雇用が改善する時期がいつなのか、これはまだはっきりしないんですよ。しかしながら今日、補正予算が成立しました。この補正予算の中に盛り込まれているいろんな経済対策の効果がどう出てくるのか、これが1つのカギを握ると思います」

(明るい話を入れる村尾キャスター)
政府与党内では総選挙は8月以降との見方(約1分15秒)

 総額約14兆円の今年度補正予算は今日夕方、成立。これを受けて麻生総理は関連法案の成立前には衆議院を解散しない考えを明らかにした。

(麻生総理) 「解散は関連法案というものが上がらないと、なかなか(予算)執行の点で支障が出ます」

政府与党は、関連法案の成立を確実にするため、来月3日までの今国会の会期を8月上旬まで大幅に延長する方針。

(民主党・鳩山代表) 「タイミングがなくなって、最終的に、ご覧のようなまた大幅な会期延長の中で、解散の時期を遅らせるという発想になってしまったと。情けないのひと言ですよ」

与党内では総選挙は8月以降になるとの見方が強まっている。

Pic UPのコーナー

●ロシアのメドベージェフ大統領は日本の大使の信任式で北方領土問題について「北方領土について、ロシアの主権を疑問視するような動きは、平和条約の交渉に障害となる」と述べ、「ロシアの不法占拠は極めて遺憾」だとした麻生総理の発言を非難した。このような儀式の場での発言としては極めて異例。

エンディング

(村尾) 今日は雇用のニュースをお伝えしましたけれども、4月の新規求人、これ、業種別に見て、1年前と比べて大幅に減ったのが製造業だったんですけれども、一方、減るには減ったんだけれども、あまり減らなかったのは医療・福祉関係、教育・学習支援関係。これらの業種はまだまだ根強い新規事業があると言えそうです」

 報道ステーションは、経済統計データの細かいところに見向きもせず、マイナス面ばかりを取り上げる。一方ZEROでは報道ステーションと異なり、マイナス面も伝えるものの、国民が本当に必要なデータや前向きな展望も付加している。

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