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2009年6月

良識ある国民の意識とは完全にかけ離れている報ステ、今日も意味不明の古館のコメントで視聴者を惑わせる。

平成21(2009)年6月26日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成と内容)
 トップはマイケル・ジャクソンの急死のニュースだが、後は延々と政治が「麻生降ろし」と「地方分権知事」の動きで、大混乱しているというニュース。普段調子に乗って「地方分権」と訴え続ける古館キャスターは、この日はコメンテーターとしてスタジオに呼んだ寺島実郎氏に遠回しに怒られるが、本人は「一人の人間の背中を後ろから回って見る」と意味不明の発言を行う。このキャスターはもしからしたら、日本の歴代最低かもしれない。この国の深刻さにまったく気づいていない脳天気さ。もうそろそろこの男をキャスターから降ろさないと、日本は大変なことになりそうだ。

自民党中川元幹事長、麻生総理に退陣要求。今日の自治体首長の動き(約13分)

午後5時すぎ、函館市
(中川秀直) 「たとえ自分の政権が終わっても、自民党政権は続くと。そのような、それこそが総理総裁としての、私は名誉ある決断だと、このようにも思います。福田前総理はそういう決断をされたわけでございます。自由民主党が勝つという観点から、麻生総理は必ず名誉ある決断をなさる。このように考えております。信じております」

(ナレーション) ①麻生総理と距離を置く中川元幹事長から飛び出した退陣要求。

(中川) 「そういう名誉ある決断というものは、総理が自分ただ1人で決断をされていくものであろうと、そういうふうに考えております」

(ナレーション) ②週末を控えた永田町に衝撃が走った。総裁選の前倒しの署名を110人以上集めている山本議員は

午後8時半すぎ、都内
(山本拓) 「(中川氏の発言は)非常に頼もしい限りですね。(総理が)“解散しちまえ”という、そういう脅しともいえるような動きの準備を始めたということが、仮に事実ならば、総裁選挙前倒し手続き要求に入りたいと思います」

午後9時すぎ、松山市
(塩崎恭久) 「重要法案がたくさんある中でですね、それを全部廃案にするような解散をするというのは、やはりおかしいと。そう思っている人たちは、やはり行動を起こすんじゃないでしょうか」

(ナレーション)③ 中川元幹事長の突然の退陣要求の背後に何があるのか。

(時事通信・田崎史郎解説委員長) 「7月2日にも解散するんじゃないか。まあ来週木曜日ですよね。それで8月2日投票・総選挙に向けて動き出したという見方が一斉に流れまして、麻生さんに解散されたら“自殺行為だ”という意見の人たちが一気に動き出したと」

(ナレーション) 総理周辺は来月2日にも自民党の役員人事に踏み切る可能性を示唆している。
今日午前、記者会見
(甘利行革担当大臣) 「総理はあらゆる持てるカードを駆使してですね、勝利をするめにまい進をされるというふうに思っております」

(ナレーション) ④選挙の顔になる幹事長にはこの人の名前も取りざたされている。

今日午前、記者に囲まれ
(記者) 「舛添大臣を幹事長に抜擢するような声も挙がっていますが?」

(舛添厚労大臣) 「いや、誰が声を挙げているのか知らないけど、いろんなところでいろんな声を挙げる人がいますけど、まあ、あの、一切いろんな声には耳をふさいでおりますんで、ひたすら厚生労働大臣として仕事をすると」

(ナレーション) ⑤交代がささやかれている当事者たちは

今日午前、記者会見
(細田幹事長) 「いや、全く聞いておりません」

今日午前
(笹川総務会長) 「総理もそんなこと言わないもん。それは僕らに言わなくちゃ、総理が。誰が言ったんだか知らないけど」

(ナレーション) ⑥党内には人事の刷新に反対する声が強い。
(問題ナレーション①②③④⑤⑥)
 これらの「退陣要求」をしたというすべてのナレーションの根拠が、麻生首相周辺ではなく、中川秀直氏や山本拓氏ら中核にいない人間で構成されている。彼らは、このまま総選挙をやれば、自民党が負ける、という恐怖感で一杯で自分のことだけで精一杯な人間たち。国家戦略から変えるといっているわけではなく、とにかく自民党内で騒動があれば、面白くしてやとうという意図が見え見えの報道ステーション。
今日午前
(武部勤) 「なぜそういう必要があるのか、さっぱりわからない。じたばたしちゃダメなんですよ。こういう時にはどっしりと」

(ナレーション) 7月2日解散説が流れる中、公明党の太田代表が総理官邸に入った。太田代表は来月12日の東京都議会議員の選挙の前の解散は避けるべきだという考えだ。

午後1時前、記者に囲まれ
(公明党・太田代表) 「都議選は非常に大事だし、厳しい選挙戦だけども、何とか勝ち抜かなくちゃいけないということでは、私も総理も両方とも一生懸命走ってますから、そういう状況分析と、力を入れようという話になりましたね」

(時事通信・田崎解説委員長) 「2日解散というのは今のところ考えていなくて、麻生さんに解散させないっていう動きが強まりますと、それならば今解散するほかないじゃないかというふうに麻生さんが考えかねない。91年に当時の海部総理が解散したくて、しようとしたんですけれども、党内の反発でできなくて、それで退陣に追い込まれたケースがあるんですね。だから来週以降はやっぱり、自分の手で解散しようとする麻生首相の動きと、一方でそれを封じ込めたい党内の勢力との激烈な戦いになってくるでしょうね」

(ナレーション) ①永田町が風雲急を告げる中、今日はもう1つの動きがあった。(横浜市の中田市長ら、政令指定都市市長会の3市長が地方分権を要請するため、各党を訪問) 午前11時半、まず訪れたのは民主党。

午前11時半、衆議院第一議員会館
(神戸市・矢田立郎市長) 「政権公約(マニフェスト)に、我々が掲げております地方分権をはじめとする諸制度の内容につきまして、要請をさせていただきたい」

(民主党・直嶋正行政調会長) 「地方分権の推進は、民主党結党以来の1つの大きな政策でございまして」

(ナレーション) ②中田市長らが要望しているのは、国の直轄事業の負担金を廃止することや、国が6、地方が4という現在の税の配分を、当面5対5にするというものだ。こうした内容をマニフェストに盛り込むよう求めている。

午後0時半
(横浜市・中田宏市長) 「市民が税金をはらっていることの実感できる社会にしないとダメです。国が(税金を)1回集めて、そしてそれを地方に流していくというこの構造の中で、ピンハネもあるし、無駄も生まれるし、癒着も出てくるし、口利きも。まあそういう状態がずっと長らく続いているわけですね」

(ナレーション) ③自民党で要望を受けたのは笹川総務会長。

午後2時半、国会内
(笹川総務会長) 「絶対的に自民党がね、パワーのある時は、非常に下手に出てくるだけの話。力がなくなってくるなと思うと、結構、高飛車に出てくる」

(ナレーション) 地方分権に関する要望は既に全国知事会が行っており、今回の市長の要望はそれに続くものだ。

午後2時20分、国会前
(中田市長) 「(各党の反応は)率直に、“帯に短し、たすきに長し”という感じで、はっきりと今後の分権についてね、満足いく内容になっているものは、率直に言って(どの政党にも)ない」

(ナレーション) ④中田市長と一緒に行動する大阪府の橋下知事。

午前9時、記者会見
(橋下大阪府知事) 「この時期はもう、僕は焦んなきゃいけないと思っているんでね、自治体の長は何をのんびりしてるんだと。仲間と一緒に次の選挙に向かって、どっちかの政党を応援するところを決めます」

(ナレーション)⑤ 橋下知事は、仲間を増やそうと積極的に自治体のトップに声をかけている。その中にはこの人も。

午後3時すぎ、記者会見
(石原東京都知事) 「昨日、実はね、諸君、メディアの目をくらませてね、僕は橋下君と会ったんだ。相手の返答によっては支持政党をね、首長が鮮明にするということは、ちょっと私はやっぱりいろんな問題があるし、私はそれはしません」

(ナレーション) ⑥地方分権を旗印に、国政への進出に意欲を見せる東国原知事。今夜、県民を前に、初めてその真意を説明した。
(騒ぎすぎナレーション①②③④⑤⑥)
 ハッキリ言って騒ぎすぎ。こんな報道をやればやるほど、「日本の政治は末期的状況だ」と国民は判断し、国家の将来は危なくなると考えるものだ。良識ある国民の意識とは完全にかけ離れている報道ステーション。
午後7時すぎ、日南市
(東国原宮崎県知事) 「1期務めて、それから国政に行けばいいという意見もあります。じゃあ1期務めました。その次に、国政がこんなに動くような状況に、はたしてそれがなっているかどうか。チャンスが何回も来るかどうか。もう、ちょっとどげんなるかわかりませんけどもですね、私が考えているのはもう宮崎の浮揚しかない。宮崎からどうやって総理大臣を出すかですから」(会場から笑いと拍手)

(古館) ①「消費者物価も下がりまして、国民生活が風雲急を告げてる時期なんですけれども、まあ、いろんな動きがあります、選挙前。寺島さんに伺いたいのはまず、知事、あるいは市長、町長、そういった方々がグッと動き出しました。これについてどういうふうに捉えてらっしゃいますか?」
(騒ぎすぎコメント①)「国民生活が風雲急を告げている」という大げさな表現で、とにかく「地方分権で日本を変えろ」ということしか言わない古館。だが、これから寺島実郎に怒られてしまう。
(日本総研会長・寺島実郎)① 「あの、今週の報道ステーションもこれをバシッとフォローしてるんですけども、私自身ね、要するに、地方にできることは地方にというね、まあ税源移譲を含めですね、霞ヶ関の過剰介入っていうものを変えていきたいっいう気持ちはものすごくわかるし、共感もしてるしですしね、そういうスタンスなんですけども、ただもう一方でね、今、世界動いて見てるとですね、日本に求められているのはね、実は地方分権も大事だけども、戦略的でですね、効率的で、ガバナンスのある、いわゆる国家力ていうかね」

(古館) 「統治能力のある?」

寺島)② 「統治能力、つまり、日本人がですね、次に隆々とメシを食っていけるような産業を興しですね、日本の安全と安心を保つための国家戦略をしっかり持たなきゃいけない。地方分権って言うけれどってこと、よく突き詰めていきたいんですけれども、実際に私、地方のですね、いろんな活性化だとか、県だとかのあれにも関わってるし、それから中央の審議会等にも関わってますけれども、その、分権化した地方がですね、それに耐えていけるだけの人的資源だとか、布陣とかをしっかり持った形で分権していかないとですね、バラバラになっちゃってね、幕藩体制みたいになってっちゃうわけですよね。あの、中央集権のない幕藩体制みたいになって、バラバラになってっちゃうっていうかですね。そこでね、本当に戦略的で統治能力のある日本国とね、バランスのとれた地方への分権っていうことをしっかり構想しなきゃいけないんで、地方分権だけを争点にしたね、選挙だとか政局をつくっていくっていうことに対しては、我々はものすごく慎重じゃなきゃいけないし、メディアがですね、問題を単純化しすぎてね、国民に突きつけたことによってですね、日本が間違ったってのは、4年前の選挙を思い出さなきゃいけないですね。あの時、郵政民営化だっていうようなことが、1つだけシングルイシューで出てきて、その他のこともあるじゃないですかと。外交だ、安全保障だなんて言ってみても、いや、冗談じゃないと。今度の選挙は郵政民営化にイエスかノーかだって戦ってですね。それと同じ徹を踏まないためにね、また別な意味でですね、変にポピュリズムに走ってね、あの、自己顕示欲で、はたしてそのメッセージを発信してるのか、よく見極めてですね、我々側が受け止めないとですね、日本自身の選択を間違うっていうことを、よ-く考えなきゃいけないと思うんですよ。それで、政治っていうものが本当に今、問われてる、いろんな政治とカネの問題も含めて。で、政治っていうのはね、政治に関わる人間の覚悟っていうのは何であるべきかっていったらですね、自分が自分を表現するかどうか。自分が夢を果たすなんていうこと、はるかに超えて、人の人生とか、人の生き方だっていうのをね、変えてしまうような制度にかかわる、権力の配分にかかわるところに踏み込むことなんですよね。そのことっていうのはものすごい厳粛なことだし、覚悟が要るしですね、バランス感覚が要るしですね、自分の主張してるシングルイシューってやつなんですけど、単一争点をぶつけてね、俺のこれに賛成してくれない奴は否定するんだっていうようなかたちでの手法に、まずメディアが乗ってはいけないし、国民は本当にバランス感覚をよく持って保たないとですね、今週、我々が見てきたものを静かに整理しながらね、来週、また政局、荒れてきますから、よーくこれを踏まえて、僕、週を越すべきだと思ってるんですけどね」
(久しぶりに良いコメント①②)寺島実郎氏は民主党の閣僚候補に名前が上がっている人間だが、今回はいいことを言っている。現在の状況は、「日本の戦略がなく、大混乱している」という状況であり、それを憂い、地方分権後の日本をどうするのか議論する必要がある局面だ。ところが、この国をまったく愛していない報道ステーションは、とにかく騒ぐだけ騒げばいいと考えている。古館を含めて叱責している寺島。
(古館)② 「なるほど。政治が軽いという点、その、他人の生活、人生を左右するっていう覚悟があるのかという、その問いかけを、寺島さんおっしゃるように、した時には、私たちメディアの責任としては、1人の人間やいろんな動きを見る時にですね、じーっとまず正面から見て、閉塞感ある政治があって風が吹けば、その日はじーっと正面から見るんでいいと思うんです、私。しかし次の日にですね、完全に後ろに回りこんで、その人の後ろ姿を冷静に見るっていう、そこがヘッジされてないと、私たちは役目を果たせないってことですね」
(おバカコメント②)そういうことではなく、日本には国が生き残るためのありとあらゆる「戦略」が必要だ、と言っているのだ。なぜ後ろに回り込んで、一人の人間の背中をじっと見ていなければならないのか。古館はやっぱりどうしようもないバカだ。
(寺島) 「そういうことですね。ですから、地方分権を語る人がね、その一方で、この国の国家のあり方として、たとえば安全保障の問題だとか、国際関係の問題なんかも含めてね、どれだけの構想力と問題意識の深さを持ってるのかっていうことを見極めないとですね、またシングルイシューではしゃいでね。今、これだけ政治が液状化してきますとね、本当に下手間違うと、“ええじゃないか”運動みたいになってきて、何でもかんでも“ええじゃないか”ってはしゃいでるうちにですね、何やら笑い転げたりね、興奮したりしてるうちに、あっという間にですね、この国自体の、まさに何て言いますか、存在感がどんどんどんどん薄れていくっていうこと、僕はむしろ恐れますね」

(古館) ③「なるほど」
(おバカコメント③)「そういうことですね、と適当に合わせてしまう寺島も寺島だが、古館はこのコメントを聞いても物事をの本質をまったく理解していないことがわかる。
二階派パーティー券問題、西松建設元社長は起訴だが二階側は不起訴(約3分50秒)

午後7時半すぎ、WTO閣僚会合から帰国し、成田空港で
(記者) 「国沢元社長が今日、起訴されましたが」

(二階経産大臣) 「そんなこと言ったって、今到着したばっかりじゃない」

(ナレーション) 西松事件で初めて自民党側への資金提供が起訴された。西松建設が、自民党二階派のパーティー券をダミー団体を使って購入していた問題。ただ、新たに追起訴されたのは、西松側の国沢幹雄被告1人。

(記者) 「道義的責任についてはどうお考えでしょうか、大臣?」

(二階大臣) 「何も聞いてない」

(ナレーション) 東京地検特捜部が今日、追起訴した西松建設の元社長・国沢幹雄被告。民主党・小沢前代表側にダミー団体を使って違法献金をしたとして、禁固1年6ヶ月が求刑されている。一方で、特捜部がいったん不起訴としたのが、西松側による自民党二階派の政治団体「新しい波」のパーティー券購入問題。やはりダミー団体を通して、2006年までの3年間に838万円分を購入している。先月16日、検察審査会の議決「十分な証拠があるのだから、起訴すべき」。これを受け、特捜部は他人名義でパーティー券を購入したとして、国沢被告を在宅のまま追起訴した。検察審査会は、受け取った二階大臣側についても捜査が尽くされていないとして、不起訴不当を議決していた。しかし特捜部は、二階大臣側は再び不起訴とした。取材に対し、二階派の政治団体は文書でこう回答した。

(二階派政治団体「新しい波」) 「政治資金は法令に従って、適切に処理しています」

(ナレーション) 今日、株主総会を開いた西松建設。冒頭で石橋社長が事件について謝罪した。

(株主の女性) 「私なんかはっきり言って大損しているのよ」

(株主の男性) 「まあ小学生までね、社名が頭の中にこびりついちゃうような状況になったみたいですけど、まあ早く立ち直ってほしいなと思ってます」

(ナレーション) 総会では、現経営陣が交代し、法令遵守強化のためとして、検察出身者を役員に入れることが了承された。

(古館)① 「検察出身者を役員として入れるっていうのは、まあそれは法令を遵守するっていう建前はあるんでしょうけど、ホントの狙い、そこでしょうかねえ?それから、非常にこれ、わかりづらいのはですね、まあ、あのー、パーティー券を買った方が起訴されて、そして買ってもらった方が起訴されないっていうのは、これは国民にとってわかりづらいと、私個人としては思うんですね。ここはやはり、このダミー団体だったのに違法だという認識が、二階派側にはその認識がなかった、あるいはあったという、その証拠が不十分だということなのかもしれません。だったらやっぱり検察はこのあたりをですね、わかりやすく説明してほしいなと思います」
(悔しまぎれコメント①)二階氏が不起訴になったことが悔しくてたまらない構成とコメント。株主が「大損した」と言っているだろう?

自民党、公明党、国連の北朝鮮制裁決議に基づく「貨物検査特別措置法案」の骨子案を了承

(ナレーションとまとめ)与党の協議では、焦点となっていた貨物検査の実施について、「基本的には海上保安庁が行うが、特別の必要がある場合は海上警備行動として自衛隊が出動できる」とすることで一致。「貨物検査特別措置法案」では、貨物検査に応じない場合は日本の港に向かうよう命じ、従わない場合は罰則を科すなどとしている。

(古館)① 「これ、疑問がいくつもありますね。この件に関してはですね、警察行動で、海上保安庁でいくことがあり得るのではないか、それでいけるんじゃないかという1つの議論があると思います。それから、この法案がですね、何か政治日程の1つの建前に使われているんじゃないかという見方もあるわけです。さらには実際問題、北朝鮮の船がこの検査を受け入れるのか、実効性の問題。これは臨検ではないわけですから。そのさまざまな問題がですね、ズズズッとこう、置き去りになっている感じがあります」
(戦略性のない情緒だけの古館コメント①)多くの国家から日本の海上自衛隊に救助を求められているのにもかかわらず、相変わらず「何もしないのが日本の国益だ」といいたげなコメント。北朝鮮の話を取り上げるにしても、「実効性がない」のなら、「実効性がある」ようにすればいいだけの話。せっかく「日本の戦略」について議論している番組だったのに、やっぱり大事なことがわかっていない古館キャスター。
エンディング
(古館) 「まあ、そしてですね、雇用と所得の低迷がありましてですね、物価下落が続く可能性というのが出ておりまして、これも何とか景気の足かせにならないように、政治の動き、ここが大変なとこだと思うんですけど」
(「日本が大変になっている」という認識がない脳天気コメント)


平成21(2009)年6月26日(金)のZERO
 (本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 24Hに続いてのトップはマイケル・ジャクソン急死のニュース。そして、党役員人事と東国原知事の動きのニュースだが、取り上げたのは報道ステーションの3分の1以下。村尾キャスターのコメントも、解散前倒しや混乱の動きで、臓器移植法の改正案が廃案になってしまうことを危惧したものだ。さすが「日本の浮揚」を図るZEROと、「日本の転覆」を図る報道ステーションの差が明らかに出ている。

麻生総理、党役員人事と内閣改造を検討。中川元官房長官は公然と総理の退陣要求を(約4分10秒)


(ナレーション) 麻生総理が今夜も向かったのは東京都議選の応援。

(麻生総理) 「東京都議会議員選挙はみんなでやると言ったんだから、総裁が先頭切って走って何が悪いんだと」

(ナレーション) その後の総選挙に向けても弾みをつけたい麻生総理、新たな一手の検討に入った。それは自民党役員人事。注目されるのがこの人(舛添厚労大臣)。党の要、幹事長ポストに名前が浮上している。

午前9時すぎ、記者に囲まれ
(舛添厚労大臣) 「いろんなとこで、いろんな声を挙げる人がいますけど、まあ、一切いろんな声には耳をふさいでおりますので、ひたすら厚生労働大臣として仕事をする」

(ナレーション) 耳をふさいでいるという舛添大臣。ただ、麻生総理に近い自民党幹部からは

テロップにて
(自民党幹部) 「舛添幹事長、いいじゃねーか。やっぱり一番人気があるのは舛添だよな」

(ナレーション) さらに

(自民党幹部) 「石原とか小池とか石破とか、総裁選に出た人はみんな使えばいい。オールスターでやればいいんだ」

(ナレーション) 麻生総理は役員人事だけでなく、小規模ながら内閣改造も検討している模様だ。お目当てはやはりこの人(東国原宮崎県知事)か。東国原知事を、地方自治体を担当する総務大臣に起用する案も出ているという。当の本人は

午後7時すぎ、日南市での講演かイベントでの挨拶で
(東国原知事) 「私が考えているのは、もう宮崎の浮揚しかないですから。宮崎からどうやって総理大臣を出すかですから」 (会場から笑いと拍手)

(ナレーション) 総理の椅子を目指すことを強調。総務大臣ポストについては

今日、宮崎県庁での記者会見で
(東国原知事) 「首相の次でしょうね。伺っておりませんので。ちょっと何と申し上げていいのやら」

(ナレーション) 党役員人事や内閣改造は来週にも行われることが検討されている。その後、解散に向け、こんなシナリオも想定される。人事を刷新した勢いで東京都議選に突入。勝利して、解散・総選挙に踏み切るというもの。もう1つは、都議選後の麻生降ろしを警戒し、都議選の前に一気に解散してしまい、その後、総選挙という案だ。昨日、解散の時期が「そう遠くない」と言った麻生総理は

午後6時半ごろ、官邸
(麻生総理) 「時期については、しかるべき時に自分で判断します」

(ナレーション) しかし、“麻生総理に解散はさせない”という動きが今後、本格化しそうだ。午後、自民党の実力者、中川元幹事長が公然と退陣を求めた。

午後5時すぎ、函館市
(中川秀直) 「たとえ自分の政権が終わっても、自民党政権が続くと、そのような、それこそが、総理総裁としての、私は名誉ある決断だと、このようにも思います」

(ナレーション) 週明けには「反麻生」の議員らが麻生総理の退陣を求めて決起する構えも見せている。来週、政局は大きなヤマ場を迎えそうだ。

(村尾) 「解散の時期を考える時に、私が気になるのは、臓器移植法の改正案の取り扱いなんですよね。この問題、衆議院の意思は示されたんですけれども、参議院はこれからなんですよね。参議院の法案の審議中に、もし衆議院が解散されるようなことになると、この法案は廃案となってしまうんですよね。私ね、もうこの問題は先送りすべきではなくて、解散前に両院の意思をきちんと示すべきだと思います」

●二階派パーティー券購入問題、西松建設元社長を起訴(約1分10秒)

 西松建設元社長・国松幹雄被告がダミー団体の名義で二階派「新しい波」のパーティー券340万円分を購入したとして刑事告発されたが、東京地検特捜部は今月1日、起訴猶予処分にした。その後、検察審査会が「法廷で説明した方が国民が納得する」などとして「起訴相当」の議決を出したため、今回、一転して政治資金規正法違反で起訴することを決定。
 先月の法改正で、検察審査会が「起訴相当」の議決を2度すると、起訴されることになっている。

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報ステ、だらだらとつまみ食い報道(架空の総理周辺の弁を使っても)何が事の本質なのか解らない。ZEROとの格差ありすぎる。

平成21(2009)年6月25日(木)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 普段から「地方分権」ばかりを叫び散らす古館キャスターが、この日も「地方分権」と「地域主権」を主張する首長グループを絶賛。しかし、「地方分権」と「地域主権」は明らかに違うものであることをちゃんと報道してくれない。自民党側についている人間が「地方分権」という言葉を使い、民主党側についている人間が「地域主権」と言っているビミョーに見えるが大きな違いを古館はわかっているのかな?本質をつかない報道ばかりをしているから、ZEROとの差は開くばかり。麻生首相の記者会見を意図的に出すべき部分を出さずに情報操作し、母子家庭への生活保護は、「政局」と断じる。この報道にはバイアス(偏向)がかかりすぎだ。
橋下大阪府知事、中田横浜市長らがグループ結成(約23分45秒)

(ナレーション) 今度は大阪府の橋下知事が動いた。

午前11時、港区、記者に囲まれ
(橋下大阪府知事) 「自治体の長でグループを作って、次の衆院選の時の応援する政党を態度表明しようと」

(ナレーション) 橋下知事と行動を共にするのは、横浜市の中田市長らおよそ20人。掲げる旗は「地方分権」

(橋下知事) 「要望する、お願いする。それから、地方分権っていったって、紙(要望書)をまとめてね、これまで何十年やってきても何も進まなかったわけですよね」

(ナレーション) ①このため、今度の総選挙では地方分権で支持する政党を打ち出すという。今日の橋下知事らの行動は東国原知事と連携したものだった。東国原知事は、自民党のマニフェストに「地方分権」を盛り込むよう要求した。

(問題ナレーション①)橋下知事と東国原知事を単なる「連携」としているが、そうではない。一時、自民党側についていた橋下知事が、民主党寄りに替わるのを見て、東国原知事が自民党を変えるために動き出した。自民党と民主党で猛烈な駆け引きが行われているという本質がこのナレーションではさっぱりわからない。
午後1時半、宮崎県庁
(東国原宮崎県知事) 「橋下さんからは一緒にやってほしい、やってほしいというのは、もう依頼はきてますから。これはもう地方分権選挙なんですよ」

(ナレーション) 来るべき総選挙を前に巻き起こった地方の反乱。2人の知事が中央政党を揺さぶる。

(橋下知事) 「地方分権です。東国原知事がああいう形で、僕なんかが想像もつかないようなね、すごい、こう、根性のある、僕はあそこまで根性ないですから、自分のできることで(横浜の)中田市長や松山の中村市長、(神奈川県開成町の)露木町長、まず、みんなでいろんな自治体の長に呼びかけていこうと」

(ナレーション) 橋下知事は「地方分権」や「霞ヶ関改革」を旗印に、新たな政治グループの立ち上げを目指して動き出した。賛同者は現時点で20人規模になるという。横浜市の中田市長もその1人だ。

午前10時すぎ、横浜市
(横浜市・中田宏市長) 「霞ヶ関のあり方を根本から改めていく。ここは、日本のこれからにとって極めて重要なことなので、こういったことについての意見表明、支持表明、このことは私はあり得ると思ってると」

午前11時すぎ、松山市
(松山市・中村時広市長) 「各政党にね、地方分権をどこまでやるつもりなんだということを突きつける。片方がやるけど、片方がやらないっていうんだったら、この分野についてはこの政党の方が非常に優れた取り組みをしようとしてるっていうのは、メッセージとして出すべきだと思いますよね」

(ナレーション) 開成町の露木町長は、話が新しい政党の結成まで進んでいると打ち明けた。

(開成町・露木順一町長) 「これは単に政策集団というんではなく、政治的な行動も伴う政治集団。まあすなわち、政党にしていこうというところは、皆さん、一致をしました。地方分権改革の一点突破・全面展開で政治集団を作ろうと」

(ナレーション) 中心メンバーの橋下知事と中田市長。2人の関係は(橋下知事のパーティーに中田市長が出席するほど)深い。既にこんな発言をしていた。

12日、大阪市北区
(中田市長) 「今回の総選挙ということに対して、我々地方サイドから何ができるのかということについては、これはやっぱり、このチャンスというものを生かしていきたいとは真剣に考えてます」

(橋下知事) 「だから、そういう意味では、僕は霞ヶ関のシステムの変更にまず焦点を当てて、そこで有権者に判断をしてもらいたいっていうふうに僕は思ってます」

(ナレーション) ②この時点で、今回の行動についての話はできていたことになる。各政党に、地方分権に対する本気度を突きつけていく。東国原知事の行動とも通じるものがある。既に伏線はあった。5月に開かれた全国知事会。

5月18日、全国知事会
(東国原知事) 「知事会が要望、アピールする案に、より近い政党、あるいは政治家を支持し、応援するということに踏み込まないと、これはいつまでたっても(地方)分権、あるいは直轄負担金の問題も解決するべき問題ではないんじゃないかと、私は考えます」

(橋下知事) 「東国原知事と全く同じです。(政党支持を)態度表明するということになればですね、これはもう、自民、公明も、民主も、必死になってこれ、地方分権の取り組みが進んでくると思うんですね。それぐらいの僕は覚悟がなければ、何にも国は動かないと思います」

(ナレーション) ③この後、橋下知事は霞ヶ関の解体を掲げる民主党の政策を評価するようになっていた。
(問題ナレーション②③)自民党側から取材していないため、報道ステーションではこの知事、自民党、民主党の3者の思惑がまったくわからない。わざとわからないようにしているのか?
5月27日、大阪府議会
(橋下知事) 「僕自身も(民主党が)霞ヶ関の解体・再編ってことを真正面から表題に出していただいたということは、本当に心強い限りです」

(ナレーション)④ 自民党(自民党府連推薦)と公明党(公明党府本部支持)の支援を受け、無所属で知事選を戦ったのにもかかわらず、橋下知事は先週(17日)、民主党(大阪府連)主催のシンポジウム(地域主権シンポジウム)に出席した。ところが民主党が主張する将来の市町村の数を300程度にするという文言に噛み付いた。

17日、大阪市内
(橋下知事) 「この、基礎自治体300を最終形として、理想構造を目指すということになると、広域行政部分が全部国に集まってですね、とてつもない中央集権の国ができるんじゃないかっていうのが、ものすごい僕は疑念があります」

(ナレーション) ⑤総論では賛成しつつも、細かく注文をつける。

22日、記者会見
(橋下知事) 「民主党さんの国のかたち、民主党さんが描かれている国のかたち、国の姿、これはもう絶対に間違いです」

(ナレーション) ⑥橋下知事の批判が影響したのか、民主党は参議院選挙の時のマニフェストの中にあった「将来の市町村の数を300程度にする」という文言を削除し、700~800にする方針だ。そして昨夜、横浜市の中田市長ら3人と会合を持った。

(問題ナレーション③④⑤)
 知事は「地方分権」を行った方を支援するというスタンスなのに、「民主党に文句をつける」こと自体をこのナレーションでは問題視している。だから違うんだってば。
午前11時、港区
(橋下知事) 「応援する政党をどっちかって決めないのにね、政党がこっちに振り向いてくれるわけがないんですよ」

(ナレーション) 今回のこの行動について、橋下知事は東国原知事に連絡を入れていた。

午後1時半、宮崎県庁
(東国原知事) 「はい、連絡ありました。理念とか思想とか信条は同じなので、どういう手法でやっていくか。要するに地方分権なんですよ。この意思では、橋下さんとももう意思疎通はできておりますので」

(ナレーション) ⑦橋下知事は民主党を揺さぶり、東国原知事は自民党を揺さぶる。2人の行動は連携したものなのか。
(問題ナレーション⑦)お前、最初に「連携している」と言っていただろう。なぜ、このような矛盾したナレーションを流すんだ。視聴者を困らせようとしているのか?
午後4時半、千代田区
(記者) 「東国原知事が今日の会見で、橋下知事とは意思の疎通はできているんだというようなことをおっしゃってるんですけど、やはりそのあたりは認識は一緒ですか?」

(橋下知事) 「ええ。あのー、いや東国原知事にそう言っていただいてるんであれば、もうありがたいですね。僕は東国原知事がそう言っていただいてるんだったら、もう意思の疎通はできてると思いますよ。もう、地方から行動を起こして、何とか国の形を変えていこうというところでは完全に一致していると思います。アプローチの仕方はね、ちょっと違いますけどもね」

午後7時15分、宮崎市内
(東国原知事) 「橋下さんとはもう1年ぐらい前から、地方分権については意見交換させてもらって、いつか行動を起こそうねということは言っておりますので、どっちが先とか、そういう問題ではないと思いますね」

(ナレーション) この地方の反乱をどう受け止めるのか。

午後4時すぎ、静岡市内
(民主党・鳩山代表) 「橋下知事などが何を求めているのか。地域主権ということであるならば、明らかに民主党だねという結論なんですよ」

午後5時半、日本記者クラブ
(麻生総理) 「あの、東国原さんの話と橋下さんの話とを同じ次元で考えたことはありません。かなり別人格の方だと思っておりますんで。両方、それぞれお目にかかったことがありますんで、あのー、ちょっとかなり違うんじゃないかと思いますが」
テロップにて
(総理周辺)① 「全体として東国原さんのイメージはいいですよ。しかし、橋下さんとか中田さんが支持する政党を打ち出すっていうけど、許していいのかね。無所属で出ておきながらそんなことしていいのかね。有権者に対する裏切りだと思う」
(問題匿名コメント①)本当にこんなことを言っている「総理周辺」っているの?こんなこと言っているのであれば、相当なバカだけど。
(ナレーション) 地方分権で政党支持を鮮明にするという橋下知事の決断。しかし、それはかなりのリスクを背負ったものとなる。

(橋下知事) 「自分たちが推したところ(政党)が負けたっていうことになると、これは相当、予算面でぎゅっと絞られるでしょうから、これまた行政運営、大変なことになるかもわかりません。そこで大阪府が大混乱に陥ってしまうんであれば、自分の身の処し方ってというのも考えなければいけないでしょうからね」

(古館) 「この新しいグループ、地方から国のかたちを変えていくんだという、その提言のもとに立ち上がったと見られる新しいグループをプロデュースしたのが、横浜市の市長である中田宏さんだということなんで、早速、中継をつなぎました。(中略) あの、中田さんが声かけをして、まあだいぶ前からなんでしょうけども、橋下さん、そして松山の市長さん、そして開成町の町長さんということで、まあ昨日の夜、4人でお会いになったんですかね?」

(中田市長) 「そうです。まあ、昨日だけでは率直に言ったら、ありませんけれども。既に何回かやってきました」

(古館) 「そしてね、これでグッとこれが結集して、大きな1つの風になるのかなというふうに思う部分と、早速なんですけど、中田さん、一方で、今VTRご覧になってました? 橋下さんがね、今日、とにかく支持政党を鮮明に打ち出すんだってことを強調された。それに対して中田さんご本人は、声をかけた張本人だけども、“いやいや、そうじゃないんだ”って、ちょっと抑制するようなニュアンスになった。そのあたり、ちょっと違いを教えてもらえますか」

(中田市長) 「これは違いと言うよりはですね、まだ結論を出せるという状況ではなくて、とにかく我々で、責任ある立場のものが、国に対して、特に今回、国政選挙を控えて、やっぱり、はっきりとものを言わないと、いつまで経っても日本の構造は変わらないということが一致してるわけであって、そのためのアプローチをどういうふうにしていくのかっていうのは、まさに今、喧々諤々、もう忌憚なく議論し合ってるんですね。ですから、その中でいろんな意見が飛び出しているということであって、今の段階で“これでいく”ということがはっきり決まっているわけではありません。まさにそれを始めたとこですから」

(古館) ①「うーん、わかるんですけれども、中田さん、やっぱりこれは覚悟を持ってバーンと打ち出すなら、もう単刀直入にわかりやすく、まず訴えるってことも必要だと思うんですけども、考え方で共通点があるんだったら、もっと、もうちょっとはっきり打ち出されたらどうですか?」
(問題コメント①)まず、「地方分権」を主張している首長=善、という構図を作り、「支持政党をハッキリさせない」とダメだと誘導する古館。その発言の裏には、「早く民主党を支持しろ」と言っているのが見え見え。よく考えればわかることだが、民主党は「地域主権」と言っているのであって、首長たちは「地方分権」と言っている。そのココロは、「自民党にも頑張ってもらいたい」ということ。こういう向け方をしても、首長たちはそう簡単に乗ってこない。というわけで、
(中田) 「ええ、まあマスコミの皆さんはね、いつも、形がどうなるか、名前がどうなるか、いつから始まるか、どういうメンバーか、こういうこと、5W1Hがやっぱり一番重要ですから、そのご質問はよくわかります。ただですねえ、そんな簡単に話は進むんだったら、もう今頃、世の中ひっくり返ってるわけですけれども、我々はとにかく、橋下さんは政党支持と言ってますけれども、私は政策支持まではもう明確にしていった方がいいと思ってるんですよ。すなわちね、地方分権ということは、さっきのVTRの中でもさんざん出てきたように、みんな一致してるわけです。じゃあ、地方分権と言った時にですね、なぜそれを我々が言ってるかといったら、それを国民を幸せにしない日本の社会構造、もしも、まあ我々の立場に置き換えて言うならば、国民を幸せにできないという、この日本の社会構造というものを変えるということが、我々の目指すところなんです。その地方分権に関してのみは、もう徹底して一致して意見を言い続けていこうということをやってるわけですね。そのためのアプローチをどうしてくのかっていうのは、今から議論するということで」

(古館) 「そのアプローチの、まず、仕方に関してはちょっと違いが出てるということですか?」

(中田) 「いや、違いも何も、昨日、議論をやっただけで、まあはっきり言って、昨日ワーッと、皆さん押しかけて来ていただいたもんですから、そういう意味で今日、こうなってますけれども、まあ、我々、今、その議論を進めている、始めたところ、まあこうい状態ですね。これからもう、忌憚なく議論をやります」

(古館) 「昨日っていうけども、中田さん、何ヶ月も前から、水面下でいろいろ動いたり、パーティーで大阪へ出向いたりして、いろいろ下準備の話はされてるわけでしょ?」

(中田市長) 「まあ橋下さんと私がやったり、私がまた別の人に声かけたりという形は確かにやってきて、今回、呼びかけた。ただ、昨日にしてもね、全員が集まれたわけではないわけですね。そういう意味では、昨日、何か組織決定をする、そういうような組織ではまだありませんから、その意味においてはもう少し待っていただきたい。そう思います」

(古館) ②「わかりました。根本が一緒だっていう点に鑑みて言えば、とにかく地方分権、これせずして霞ヶ関改革はない。官僚主導の政治をぶち壊して、無駄をとにかく排斥して、まともな国にしなきゃいけないっていう考え方がまず、それを1つにしてるとすればですね、そこまでいいですね?」
問題コメント②)「地方分権後に何をやるかをまったくわかっていないまま絶賛だけする古館。いま自民党と民主党が乗ってくるように仕掛けている首長たちも、これではこういうしかない。
(中田市長) 「もう間違いない、はい」

(古館) 「だとすると、具体的に政策集団としてもですね、政治グループとは呼ばないようにします。まず政策集団として、提言集団として考えた時にも、これはたとえば、公開討論会をやったりとか、この党のマニフェストを分析する、この党のマニフェストを、まあ徹底的に検証するとか、そういう吟味をもうやっていくってことは具体的に考えてらっしゃる?」

(中田市長) 「うん、それは考えてますね。それは地方分権という、総選挙で問われるテーマはいくつももちろんあると思うんですよ。そういう意味で言ったら、政党支持を単純に打ち出すことはもしかしたらミスリードをするかもしれませんね。いろんな、安全保障の問題であったり、経済の問題であったり、いろいろあるわけですから。しかし、我々が共通して日本の国民をもっと幸せにするための、幸せにできないシステムの根本にある霞ヶ関の問題、この霞ヶ関というのが、我々、地方がものを考えて、そして自主的に優先順位を考えて、税金を効果的に使うことを妨げてるしくみなんですよ。だって、広い公園の中に福祉の施設を作って何とかしたいと思っても、そんなこと1つが我々、できないんですね。戦後60年経ってきてですよ、30歳、40歳の、たとえば大人が親と同居してて、“今日暑いから、あんた半ズボンはいて行きなさい”と。“今日は寒そうだからマフラーしてきなさい、コート着て行きなさい”、そういう1つ1つを我々は義務付けとか、枠付けという中で奪われているわけですよ。そんなのはね、国民を幸せにしないですよ。ですから、その地方分権っていうことに関しては、これはもう一致して、しっかりと政党に対して突きつけていく。今まで知事会とか、あるいは政令市長会というところでやってきました。政令市長会でも私は明日、自民党、公明党、民主党を回って、やっぱり要望をします。マニフェストについての政令市長会としてのこれを言います。言いますけどね、そのことはどうしても知事会とか政令市長会というのは最大公約数だったり、最小公約数(公倍数の間違い)だったり、その間なんですよ。みんなが一致できることしか言えないんです。その意味では、言いたくても言えない首長さん、市長さん、知事さん、います。我々は1本ネジ外れたようなね、そういう、まあ、ある意味では政治家ですから、1本ネジ外れた我々のような人間が、もう国に対して、他の人が言えないことも含めて言っていこう。そのことはリスクをとってでもやってこうというのは、確かに総選挙全体の中の、我々が一致してるポイントです」

(古館)③「あの、中田さんね、あのー想像するんですよ。たとえば横浜市で言えばね、国政から転じた中田さんがですね、たとえば最近の話で言うと、定額給付金に寄付制度を設けたりとかねですね、それから補正でいろいろ盛られてきたエコカー減税なんかに関しても、横浜市が独自にですね、そういうふうな補助をつけるとか、いろんなことをやられてると思うんです。大したもんだと正直、思うんですね。ただ、やっぱり財源ありきというところもあって、東京にしても横浜にしても。これ、本当に財政難で、もっともっと厳しくて、何にも、この、行政側がやりたくてもできないっていうんでね、いろんな悩みを抱えてる、別の悩みを抱えてるところって、いっぱい、今、日本にあるわけじゃないですか。そこに対してまず訴えて、大きな結集となってやる時には力がまた変わってくると思うんですけど、そのあたり、具体的に考えてらっしゃいます? こういうところでみんなを口説こうというような?」
(問題コメント③)「大したもんだ、と正直思うんですね」という古館は、中田市長がゴミ問題やさまざまな失敗をしており、女性スキャンダルがあって横浜市民に嫌われ始めている、ということを知らないのだろうか?
(中田市長) 「そういう意味ではですね、あの、今回、開成町の露木さんなんかも私の方で声をかけたのも、やっぱり小さい町ですよ。だけど、そういうところも含めて、やっぱり意思ある者が一緒に行動して行こうということは、やはり考えてます。これは大きいところは大きいところなりに、財政なんて豊かじゃないですよ。だって、横浜市なんか336万人もいるんですから。そういう意味では、それぞれに工夫することが大事なんです。たとえば保育園1つ設けるんでも、都会で設ける設け方と、一方では田舎で、地方で土地が十分あるところで保育園1つ設けるのとでは、全然違う。たとえば都会だったら、駅前に保育園作って、近くの公園で遊ぶでもいいんですね。だけど、そこに園庭というのがどうしても、1人あたり3.3平米なければいけないとか、こういう枠付けとか義務付けなんてのは要らないんです。それぞれの地方が自分たちで考えればいい。ですから、財政がありそうなところとか、なさそうなところとか、こんなこと言っててもしょうがないわけであって、国民を幸せにすることは、基礎自治体が大いにできる。県も含めてできるんです。国は北朝鮮がミサイルをこの数ヶ月で何発発射してるのか、そういうことに対してしっかりとした政策を出して、そしてそれを国は資源を投入してやってかなきゃいけないんですよ。いつまでもいつまでも地方のことに口挟んでやってる場合じゃないんですよ。そういうことの、国全体の構造というのは霞ヶ関の問題であり、そして霞ヶ関をしっかりと引っ張る部分ができない永田町の問題なんです。霞ヶ関と永田町という、なあなあ町内会の議論で物事が決まってるんです。ですから、町内以外の我々、町内会以外の我々からものを言ってくというのが今、大事だという責任を、我々は感じて発言しているということです」(と延々と喋る)

(古館)④ 「つくづく今、お聞きしててね、あの、わかったつもりになりましたのは、地方分権に絞って、それで国のかたちが変わるんだから、そこに絞ってやって、ミスリードをしないようにというふうんで、あんまり先走った発言を、たとえば橋下知事が今日」
(問題コメント④)首長側の思惑を絶賛ばかりするため、3者の駆け引きであるという物事の本質がまったくわからない古館。
(中田市長) 「そうそう」

(古館) 「言ったようなね、ところはちょっと私も……(聞き取れず)にかかるっていうのは、私もわかったような気がした。だけど中田さんね、そういうふうに言っていても、今のなあなあ政治、永田町、えー、それからね、霞ヶ関、まあ虎ノ門とは言わなかったけども、えー、独立行政法人まで入れればいろいろある。そこをね、ぶっ壊すというようなことを言うこと自体、大変な揺さぶりですから、たとえば自民党サイドからのプレッシャー、政権からのプレッシャーってことは、こう想定してたり、実際にあったりとか、どうなんですか、その辺は?」

(中田市長) 「いや、それはあると思います。実際問題、先ほども申し上げたように、言いたくても言えない、やっぱり人たちもいるわけですね。知事やってる方、市長やってる方でもいるわけですよ。そういう意味では我々は、そのことの先陣を切っていく必要があると思います。ただしですね、私たちは、自民党がいいとか、民主党がいいとか、どっちの味方をするなんて、そんな決めつけ方を、まあ私たちというか、私は少なくともするつもりは全然ないですよ。どっちかを支持しよう、そして自民党を勝たせよう、あるいは民主党を勝たせよう、そんなつもりはないんです。国民は冷静に、国民自身もしがらみから解き放たれて、本当に日本のための政党を選ぶというのが、今までの総選挙でできてなかったじゃないですか。みんな、頼まれたら、あるいはあっちからの仕事関係だ、そういう中で投票を決めてたんですよ。その結果が今、日本全体を大掃除しなければいけないだけの、この構造の問題になっちゃってるんですよ。そうであるならば、今回、我々は自民党の味方するとか、民主党をよいしょしようなんて、そんなつもりは全然ないわけであって、少なくとも私は、これは政策支持はすると。地方分権に関して、国民を幸せにするシステム、それをつくるためには地方分権をして、霞ヶ関を壊さなければいけない。そのためには政治を選ばなければいけないという、この1点においては、何がしかの判断をする」

(古館) 「その1点において何がしかの判断、その何がしかの判断こそがですね、自民党のマニフェスト、あるいは民主党のマニフェスト、これを地方分権のところを徹底的に検証し、政策提言するってことは、総選挙に大いに影響、投票行動にも影響しますから、これは冷静に、そしてかつ、覚悟を決めて頑張っていただきたいと思います」

(中田市長) 「私はこういうものを盛り込むべきだって言いに行きます」

(古館) 「その動きをよーく見てますんでね、中田さん。ありがとうございました。田崎さん、今のお話聞いていて、いかがでしょうか?」

(時事通信解説委員長・田崎史郎) 「あのー、すごいなと思ったんですけどね、既成政党、自民党にとっても民主党にとっても、非常に不愉快な動きだと思うんですよ。それは自民党や民主党が推薦することによって市長が誕生したりしてますから。しかし、自治体の方々は無党派層の支持を得てるんですね。今、世の中の人は自民党も嫌だけど、民主党も嫌だ。民主党が支持が高く出てるのは、自民党が嫌な人たちが民主党を支持してるのが現状で、本当のところの4割強の人たちは無党派層なんですよ。その人たちを彼らが掴んでるから、今後、大きなパワーになっていくでしょうね」

(古館)⑤ 「そうですね。まあ一番多いんじゃないかと思いますよねえ」

(田崎) 「そうですね、ええ」

(古館) 「そのあたりの感覚の方ってね、うーん。一色さん、どうご覧になりますか?」

(一色) 「あの、経団連が経済政策について、やっぱり民主党と自民党の点数をつけてですね、支持政党を決めたりする、あれのまあ地方分権版に、特に橋下さんの言ってることは似てるのかなという感じはしましたけど。まあ経団連よりは少しこう、それぞれの首長さんの抱えてる事情が違ったりするんで、どこまで強力な、まあ圧力団体と言っていいのかどうかですけど、その辺のパワーになるのか、その辺がまだ私にはちょっとよくわからないところがありますけどもね」

(古館)⑥ 「そうですね。あの、中田市長のお話を聞いている限り、私は頼もしいと思いました、本当に。なるほどなと思うところある。で、橋下さんと違いはないと言っても、根本は一緒でも、やっぱりアプローチの仕方が違う。で、東国原知事の動きはちょっと、また違いますね。自民党の中に入ってっていう前提の下に今、駆け引きやってるわけですね」
(問題コメント⑤⑥)都市における「地方分権政策」と地方における「地方分権政策」の違いがまったくわからず、「多い」とか「頼もしい」という評価しかできない古館。こんな程度で視聴率が取れるのだから、テレビというのは本当にいい商売だね。
(田崎) 「そうですね、はい」

(古館) 「だから、その辺でワーっと1つにはなってないわけでね」

(田崎) 「そうですね。ただ、それぞれに、既成政党と駆け引きしてるわけですよね。それが、いずれまた一致したり、時には離れたりしながら、やっぱり既成政党に対するチェック、自分たちの思いを実現させていくパワーになっていくんだと思いますよ」

(古館) 「まあ、今までに、この地方から声を挙げるっていうのはね、これ、なかったと思うんですよね」

(田崎) 「非常に勇気ある行動だと思うんですよ」

(古館) 「中央の言いなりになって、唯々諾々と、えらいジレンマをそれぞれ自治体抱えてきたわけですよね。そしたら、これが突破口になるかどうかっていうのは、よく見なきゃいけないですね」

(田崎) 「そうですね」

麻生総理、衆議院解散の時期を「そう遠くない」と話す一方、永田町では早期の改造案が急浮上(7分40秒弱)

午後5時、日本記者クラブ
(麻生総理) 「解散の時期を今日、申し上げることはありません。しかし、そう遠くない日だと思います」

(ナレーション) 夕方行われた麻生総理の会見。質問は解散と内閣改造に集中した。

(麻生総理) 「今現在、私どもは人事を直ちに変えねばならん、今、この現在、思ってるわけではありません。(解散前に)もう1回、総裁選挙をやってというような、この時期にするということは、自由民主党のイメージとしては、むしろそちらの方がマイナスになると、私自身はそう判断しています」

(記者) 「総理はご自身で解散すれば勝てるというふうに思ってらっしゃるんですか?」

(麻生総理) 「私自身はもちろん勝てると、勝たねばならんと思っています」

(ナレーション) 1割台(17.9%)にまで落ち込んだ内閣支持率。改造は政権の浮揚策として急浮上している。

午後0時半、記者に囲まれ
(津島派・津島雄二会長) 「経済閣僚っていうよりね、やっぱりしっかりしたスポークスマンがいないとね」

(記者) 「やはり少々入れ替えて、少し発信力のある内閣にした方がいい?」

(津島) 「もし、そういうことができるんならば、その方がいいかもしれないね」

(ナレーション) 麻生総理は早期の改造と解散を求める側近らと極秘に会合を重ねていた。

(『インサイドライン』歳川隆雄編集長) 「最側近の菅さん、盟友の安倍さんという方と、この2、3日の間に、それぞれ単独で会ってるわけですね。相当踏み込んだね、話がそれぞれの二者会談で行われたのはほぼ間違いないと思いますね」

(ナレーション) 総理は内閣改造と党役員人事にまもなく踏み切ると、歳川氏は見ている。

(歳川)① 「遅くても7月2日、早ければ明日6月26日に断行される。まあ与謝野さんの官房長官への起用、(迂回献金報道で)異論が出た場合には、私はあの、中堅若手の大抜擢、具体的にはですね、河野太郎さん。幹事長にはおそらくは石破茂、現在の農水大臣。東国原さんをたとえば総務大臣に起用すると」
(問題コメント①)あーあ、言っちゃった。はずれたら責任を取らされるのは報ステではなく、あなたなのに・・。
(ナレーション) 閣僚起用が取りざたされる東国原知事。既に派閥入りまで皮算用されている。

テロップにて
(自民党若手議員) 「出馬要請には町村派がかかわっているから、町村派に入るんじゃないか」

(ナレーション) ただ、麻生降ろしの中、改造への反対論も広がっている。

午後1時、記者に囲まれ
(谷津義男) 「こういう時に、党人事だとか内閣改造をやっても、私は何ら益することはないと思いますね」

午後2時半すぎ、記者に囲まれ
(武部勤) 「そういうことをやってる暇はないんじゃないですか。国民はそんなこと望んでません」

午後1時、
(記者) 「内閣改造について」

(麻生派・中馬弘毅座長) 「ないです。全然ありません。やるつもりも麻生さんもないし。そんなこと、今頃したって、何の効果もありません」

(ナレーション) そして、こんな声まで。

午後1時、
(山本拓) 「党首をそのままにして、その他を代えるというよりも、党首そのものの信を問うということが一番大事だと思います」

(ナレーション) 麻生総理は党内の反発を押し切って改造に踏み切れるのか。

(古館) 「まあ、いろんな情報飛び交いますんでね、もう見てらっしゃる方も混乱するんじゃないかと思うんですよね。奇しくも、田崎さんも一色さんも今日は夕方の麻生総理の会見、行かれていて、特に田崎さんは質問されましたよね」

(田崎) 「はい」

(古館) 「まず、今、我々がお届けした、その内閣改造、いろいろあるんじゃないかということに関してどうですかねえ?」

(田崎) 「あの、改造については否定的なんですけれども、自民党役員人事については含みを持たせた言い方をされてるんですね。今現在、総理の頭は党役員を解散前に替える。そこで党の発信力を増す。もしそこに、今閣僚の方が党に入るならば、その閣僚については補充人事を行うと」

(古館) 「あっ、党役員人事の中枢の方に、今の閣僚の人から入る可能性があるんじゃないかと」

(田崎) 「その場合には、たとえば、先ほど歳川さんが紹介してたのは、石破さんとか、舛添要一厚生労働大臣を党に持ってくると。それで党の発信力を増すという考え方はある」

(古館) 「たとえば、どちらかが幹事長とか?」

(田崎) 「そうです。どちらが政調会長とか」

(古館) 「そうした場合に閣僚の補充をすると?」

(田崎) 「そうです。だから内閣改造については、内閣改造っていうのは、いったん辞表を取りまとめて、それから全員を入れ替える。まあ留任される方もいますけれども、そういうことではなくて、党役員人事に伴って、空いたポストに補充するという考え方なんですね」

(古館) 「なるほど。うーん、そういう考え方ですか」

(田崎) 「ええ」

(古館) 「一色さんね、何も、その、麻生降ろしに与することは、決してしたくないんだけれども、国民にとって、内閣改造をする意味があるのかなっていうのがちょっとあるんですねえ」

(一色) 「私、あのー、今日行って、冒頭わざわざ麻生さんがですね、“そう遠くない日”っていうふうにね、解散のことを言って、ちょっと驚いたんですけど。あと、それから“解散は私がする”っていうのも強調しておられて、ものすごく単純に考えちゃうんですけれども、私はあの、もう麻生降しが迫ってくるのを感じてですね、麻生さん、もう来週あたりにでも解散する気持ち、固めたんじゃないかなみたいな、まあ破れかぶれ解散みたいなことですけれども、そんなふうに感じました」

(古館) 「そう遠くないと言った時の表情とか、そういうものも含めて、そんな感じがした?」

(一色) 「まあ、何かね、私はもう来週ぐらいに固めてって、これはまあ単純ですけど、そう思いました」

(田崎) 「あのー、総理は揺れてるんですよね。今日現在で元気になったのが、鳩山民主党代表の、亡くなった方から献金もらってたことが出ましたでしょ」

(古館) 「それから、名前が載ってた方、個人献金で、その方も今日なんかの新聞に出てましたよね。“そんなことは全く知らない”って」

(田崎) 「そうですね。あの問題が大きくなると、前の小沢さんの問題の2つ目、第2弾が狙えるんじゃないかっていう期待感が、政府自民党の中では膨らんでるんですね」

(古館) ①「また敵失ですか?」
(問題コメント)①出た!「また敵失ですか?」
(田崎) 「敵失です、また。だからやれるんじゃないかなと思って、今日の時点でああなってるんですけども、もし都議選の告示前にやろうとしたら、自民党内で猛反対が起きます。公明党は閣僚を引き揚げる」

(古館) 「そうですよねえ」

(田崎) 「という動きになってきますんで、そこを突破する力が、麻生総理にあるかなあって思うと、僕はないんじゃないかと思うんですけどね」

(古館) 「公明党の猛反対をねえ、とりあえず、かわしきれるのかっていうような局面ですよね」

(田崎) 「そうですね」

(古館)② 「そうか、そうするとできないかもしれない」

(田崎) 「はい」

(古館) ③「できない。これ、なんか、来週、党首討論、なくなったんですか?」

(田崎) 「ええ、中止になりましたよね。それはまあ、民主党サイドから断ってきたということになってるんですけれども、あの、それもまあ、自民党は受け入れざるを得ないんだけれども、その陰にもやっぱり鳩山さんの献金問題があるっていうふうに自民党で受け止めてる」

(古館)④ 「自民党の方の想像、推測で言えば、そういうことになるわけですか?」

(田崎) 「そうです」

(古館)⑤ 「でも、もしそうだとすると、なぜ党首討論やらないって考えもありますよね、この局面でね」
(問題コメント②③④⑤)自分の番組で「内閣改造がある」と言いながら、段々自信がなくなる古館。それにもめけず、「自民党の推測」「なぜ党首討論やらない」と言い返す古館。
(田崎) 「そうです、そうです、ええ」

(古館) 「まあ、いくつもの例が飛び交いましたね、今ね」

(田崎) 「ええ、そうですね」

母子加算復活審議、与党退席で参院委員会で可決(5分弱)

(野党理事) 「多数決で結論を得ざるを得ないということ」

(与党理事) 「やり方が全部そうではないか」


(ナレーション)① 扉の向こうで激論を交わす与野党の理事たち。今日、参議院では野党4党が提出している母子加算復活審議の仕方をめぐって理事会が紛糾。45分遅れて委員会室に入った与党の理事は、与党議員に退席を指示した。結局、与党側は野党の説明が不十分として退席、野党単独での審議となった。

午前11時すぎ、記者会見
(公明党・山本浩史) 「大変強引なやり方に憤りを感じてるわけでございまして」

午前11時すぎ、記者会見
(自民党・衛藤晟一) 「説明もないまま、いきなり2時間で採決とういのが出てくるから、これはむちゃくちゃでしょうと」

午後3時半すぎ、民主党本部
(民主党・菅直人代表代行) 「我々が審議拒否をしたりした時には、批判をする彼らがですね、自ら審議拒否をしたり、場合によっては本会議も投票をボイコットするんではないかと言われておりますが」

(ナレーション) ②結局、与党欠席のまま採決が行われ、法案は委員会を通過した。行方を見守っていた母子家庭の支援者たちは

午後3時すぎ
(母子家庭を支援する女性) ①「どうしてって、何で審議してくれないのっていう、そういう思いですね。政争の具になんかしてほしくない。これ(母子加算)、一刻も早く復活してほしい。ただそれだけです」

(ナレーション) ③生活保護を受けている母子家庭には、都市部で子ども1人の場合、およそ2万3000円が生活保護費に上乗せして支払われていた。しかし4年前から縮小され、この4月に全廃となった。都内で3人の子どもと暮らす33歳女性は、子どもが障害を抱え、働くことができず、生活保護費を受給しているが、母子加算の廃止でさらに生活を切り詰めざるを得ないという。
(問題ナレーション①②③)生活保護を受けている母子家庭の予算復活の審議を与党が止めたことをまず非難し、「生活を切りつめざるを得ない」という情緒的なナレーションが続く。
(生活保護を受ける33歳女性)② 「口座を見た時に、“あれっ、なんか減ってるな”という感覚。ギリギリの中なので、他にもっと削るところあるんじゃないのかなって」 
(今日の国会の審議については)「(与党退席を)聞いた時に“えー”みたいな。生活ができない弱い人の立場っていうのを、もう少し理解してほしいというか、話し合う価値がないと、私はみなされてるような気がするんですよね」
(問題コメント①②)相変わらず国から生活保護を受ける女性ばかりを取り上げる報ステ
(ナレーション) 野党案に批判的な与党は、代替となる支援策をとっているという。

今日午後
(公明党・山口那津男政調会長) 「一律に(母子加算を)復活させるというのは必ずしも適切ではないと思っております。といいますのも、母子加算を廃止してから5年ががかりで、順次、それに対応する様々な支援措置をとっております。母子家庭全体を見て、その生活水準が上がっていくような、あるいは基本的な生活水準を維持できるような、そういう総合的な支援策というのを考えるべきだと」

(ナレーション) 与党側は母子加算廃止に伴う新たな措置として、働いているひとり親への就労促進費(月額最大1万円)や高校への就学費(月額平均5000円)を始めたと主張。補正予算では、ひとり親の在宅就労の支援なども行い(3年で500億円)、子どもの学習支援への給付(月額最大5000円)も始めるとしている。しかし野党側は、補正予算で決まった子どもの学習支援は、来年度以降も継続される保証はないと指摘。母子加算廃止で給付される金額は大幅に少なくなったと主張している。法案は明日、参院本会議で可決され、衆院へと送られる見通しだ。

(古館) 「まあ、子どもさんが1人の場合と3人の場合じゃ、当然、全然違いますし、それから生活保護を受けている、受けていない。それから働いている、働いていない。働きたいけど、今、病気で働けない。もう、いろんなケースを加味してね。あと、母子家庭だけじゃなくて、父子家庭、同じですから、辛い部分は似てるところもある。こういうのを全部、こう、全体的に見てね、きちっとやらないと、今の積んでるものではちょっと足りないところもあると思うんですね。これ、少なくとも現段階で、この選挙前に政争の具にできるような話ではないと思います」
(はいはい)

特集 アフガニスタンの姿

 ジャーナリスト西谷文和氏がアフガニスタンを取材。
 首都カブール市内で目に付くのは、軍や警察、ISAF(国際治安支援部隊)。政府関連施設には、自爆テロを防ぐための壁が連なっている。カブール郊外にある非難民キャンプには1500人以上の避難民が暮らしている。電気も水道もなく、衛生状態も極めて悪い。
 去年、テロや戦闘に巻き込まれ、死亡した民間人の数は2118人(国連アフガニスタン支援ミッションによる)。そのうち552人は外国軍による誤爆が原因だという。対テロ戦争の照準をイラクからアフガニスタンに移したオバマ政権は、2万1000人の増派作戦を今月から本格化、戦闘の激化が予想されている。
 アフガニスタン全土では500万個以上の地雷や不発弾が埋まっているという。2007年の死傷者は811人。
 2001年のタリバン政権崩壊後、国際社会はアフガニスタンの復興支援に総額2兆8000億円(2002~2008年)を投じてきたが、復興は思うように進んでいない。街では戦争で身体が不自由になった人たちが「アメリカに死を!」「イスラム聖戦士 万歳!」と訴え、デモ行進していた。デモ参加者は、「工場など、私たち障害者の働く場を作ってください。政府機関でなく、障害者がいる場所に直接援助してください」と話す。

(古館) 「西谷さん、戦争というのは、片方だけが終わったというだけで、ずーっと続いてるっていうのを、特に強く感じさせるシーンがいっぱいありました」

(西谷) 「そうですね。やはり、テロとの戦いという宿命というか、テロリストが村に紛れ込んでいると、そうすると米軍は村ごとやりますから、1人のテロリストを殺すために、10人、20人と、民間人が巻き添えになるという」

(中略)

(古館) 「それから、デモを通じてね、やはりあの、障害を抱えてしまった方が、結果、本当に理不尽な怒りと悲しみの中で、働く場をほしいとおっしゃってましたけど、2兆8000億円のこの復興支援って、これ、どうなってるんだ、この金はと思うんですけどねえ」

(西谷) 「本当にどうなってるのかと思いますが、大部分はやはり治安維持という名目で戦争に使われてしまっていて、そして、一番肝心な女性とか、子どもとか、障害者に全然、予算が回らないと。たとえばですね、デモ参加者、あれはいろいろ言ってるんです。“アメリカ出て行け”とか言ってましたが、たとえば、あの方々、本来なら、戦争で障害を負ったわけですから、月に3000アフガン、日本円にして6000円の手当てが入るという約束されているんですが、月に1500円程度しか入らないんです。なぜかと聞きますと、差額の4500円は政府の役人が抜いてるんです。つまりアフガン政府が汚職にまみれてましてね、ああいう一番必要な障害者の手当てさえも汚職の源泉になっているという」

(古館) 「そうなんですね。だから本当に善意の気持ちでやってもですね、困っている人に届かないってことがもう」

(西谷) 「そうなんですね。イラクでもそうなんですが、やはり国が壊れてしまうでしょ。そうしますと、部族長とか、あるいは政府の役人なんかのポケットに入ってしまって、なかなか下まで入らないっていうことですね」

(古館) 「本当に根深い、大変な理不尽な世界が開けてるんですが、これ、アフガニスタン、8月ですよね、大統領選ね。どういう流れになるかと思いますけど」

(西谷) 「やはり、何よりもですね、人々が望んでるのは平和なんですね。米軍が空爆をして、タリバンが反撃すると。それの繰り返しですから、米軍もタリバンも出て行ってほしいと、そういうふうには願ってるんですが。さらに、もう1つは水と電気ですね。きれいな水がない。あるいは電気がまだつかない。そういうことで非常に不便な生活をしてまして、そういったことが争点にはなるでしょうが、まあやはり、でも、カルザイが勝つんではないかと思いますけども

(古館) 「まあはたして、公正な選挙が行われるかというところもね、いろいろ、一瞬、疑ってしまいますしねえ」

(西谷) 「そうですね」

(古館) ①「いやー、日本はどういうスタンスでいればいいのか」
(おバカコメント①)統治か民主主義かー。この問題を深く考えないと国際政治にコメントする資格はないよ。




平成21(2009)年6月25日(木)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに次いでのトップは、速報として横浜の海で少なくとも2人以上の切断遺体が発見されたニュース。次は新社長・豊田章男氏率いるトヨタの“海図なき航海”の船出と今後の自動車業界の解説。その他、米軍撤退のイラクで爆弾テロ相次ぎ、5日間で150人以上が死亡などのニュースで、真ん中が政局のニュース。それにしても、ZEROを観ると、「地方分権問題」に自民党が積極的に関与しているということがよくわかる。報ステではまったくわからないのに、本当に地デジに対する国民の「血税」をテレビ朝日だけには減らした方がいいのでは。


橋下大阪府知事、新グループ結成。地方を巻き込み、政局混沌(5分半強)

午後、記者会見
(東国原知事) 「私が自民党を支えるとか、自民党の救世主になるとかいう論調が、なにか一部にあるんですけど、これ、全然違います。自民党を変えるって言ってるんです。変わってくださいと言ってるわけですから。地方分権を地方がどう勝ち取るかということなんで、中央対地方の戦いなんです、これは。

(ナレーション) 東国原知事が改めて強調したのは地方分権の重要性。これに刺激された人がいた。ZEROは昨夜、東京でその姿を捉えた。大阪府の橋下知事だ。

昨日午後7時すぎ、東京駅
(記者) 「東国原知事からメールの返信っていうのはあったんですか?」

(橋下大阪府知事) 「メール、ありました。ありました」

(記者) 「どういった?」

(橋下知事) 「“いろいろ頑張ろう”ということで。“一緒に頑張ろう”ということで」

(ナレーション) 東国原知事から一緒に頑張ろうというメールを受け取ったという。そして橋下知事が向かった先は都内のレストラン。会談の相手は横浜市の中田市長。一体、何が話し合われたのか。

今日未明
(橋下知事) 「東国原知事があそこまで捨て身で言ってるのにね、僕も大阪府知事として、今までと同じような知事としての活動やったって、こんなの意味ないでね。もう行動起こさないと。とりあえず、自治体の長が立ち上がろうと」

(ナレーション)① 地方分権を目指す自治体のトップが、新しい政治グループを立ち上げることで合意したのだ。新グループにはおよそ20人が加わる見込みで、各政党のマニフェストを見極め、次の衆院選でどの政党を支持するか、統一して表明するという。橋下知事は今日午後、早速、自民党・中川元幹事長と会談した。
(よくわかるナレーション①)橋下知事が自民党の中川秀直元幹事長と会談し、自民党と連携していく可能性があることがよくわかる。
(自民党・中川元幹事長)① 「橋下知事らの動きは、私はある一定の、次の選挙に影響を及ぼすと思いますよ。我々も今、そういうこと、全力を挙げてやってるから、そこを理解して、連携してやっていきましょうと、そういうふうに申し上げました」

(ナレーション) 自民党と民主党のどちらを支持するのか。ZEROは橋下知事を直撃した。

午後4時半
(七尾藍佳) 「今の段階で、自民党と民主党、どちらに分があると思っていらっしゃいますか?」

(橋下知事) 「国のかたちを変えようっていう意気込みは、ものすごい伝わってきますよ、今の民主党さんの案についてはね。自民党さん、公明党さんには、その民主党さんを上回るようなものを出してくださいっていうことを、今日も中川秀直先生にお願いしたんですけどもね」

(ナレーション) こうした地方からの動きに対し、民主党の鳩山代表は

午後5時すぎ、静岡県
(民主党・鳩山代表) 「橋下知事などが何を求めているのか。地方主権、地域主権ということであるならば、明らかに民主党だねという結論なんですよ」

(ナレーション)② 地方自治体のトップたちを味方につけようと、今後、与野党間の綱引きが活発化しそうだ。一方、麻生総理は夕方、記者会見を開いた。
(よくわかるナレーション②)「地方分権」(自民党)と「地域主権」(民主党)をめぐって、駆け引きが強まっていることがよくわかる。
午後5時すぎ、日本記者クラブ
(麻生総理) 「まあ、今日ここで何をお話したところで、この後1番目の質問っていうのは、解散についてですね」

(ナレーション) 自ら解散について切り出した。

(麻生総理) 「解散の時期を今日、申し上げることはありません。しかし、そう遠くない日だと思います」

(ナレーション) そして、自民党内で表面化している総裁選前倒し論、いわゆる“麻生降ろし”の動きをけん制した。

(麻生総理) 「もう1回、総裁選挙をやってというような、この時期にするということは、自由民主党のイメージとしては、むしろそちらの方がマイナスになると、私自身はそう判断しています」

(記者) 「総理は、ご自身で解散すれば勝てるというふうに思ってらっしゃるんですか?」

(麻生総理) 「私自身はもちろん勝てると。勝たねばならぬと思っています」

(ナレーション) また、与党内では解散前に内閣改造をすべきとの声が挙がっている。麻生総理は会見で、「直ちに代えないといけないとは思っていない」と述べた。総理周辺からは東国原知事を目玉にした内閣改造プランも浮上している。来週にも小規模な内閣改造を行い、東国原知事を入閣させる案が検討されているという。政局の行方は地方も巻き込んで混沌としてきた。

スタジオでのコメントなし

24Hのコーナー
●イランのアハマディネジャド大統領は、イラン当局によるデモ制圧を強く非難したアメリカのオバマ大統領に対し、「内政干渉を避けるよう望む」とする声明を発表。

経済のニュースを伝えるZERO Bizのコーナー
●秋葉原の老舗家電量販店で経営再建中のラオックスが、中国の大手家電販売会社、蘇寧電器の傘下に入ることに。上場している日本の流通企業が中国企業の傘下に入るのは初めて。蘇寧電器は今回の提携により、日本の販売ノウハウを取り入れ、ラオックスの再建に貢献したいとしている。

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東国原問題で村尾「各党が打出す政策を知りたい」、星「自民の内紛に目を奪われるな」「政権交代がある」これがアサヒ椿事件だ!

平成21(2009)年6月24日(水)の報道ステーション

(本日の番組内容と構成) 自民党古賀選対委員長と東国原宮崎県知事の会談から一夜明けての動きを、朝日新聞の星浩編集委員の解説も交えて延々20分以上も報じる。相手が人気の知事とはいえ、自民党の候補者要請という一政党の事情だけに放送時間の3分の1近くを割いて報じる。結局、視聴者に自民党が上へ下への大騒ぎになっているというイメージを抱かせるのに十分なインタビューとコメントの羅列を昨日に引き続き、公共の電波を使って流し続けた。ハッキリ言ってこれは無駄な放送なのではないか。続いての与謝野大臣への迂回献金疑惑のニュースも合わせると、実に30分以上を費やしている。介護殺人のニュースでは「行政に積極的にやってもらわないと」、特集でのコメントでは「地方分権」と、古館の口からは今日もお定まりの言葉が……。

東国原知事出馬要請の波紋と、総選挙の日程は?(約21分40秒)

(ナレーション) 地元で人気の知事は、はたして次のステップへと踏み出していくのか。昨日の会談の相手、自民党の選挙対策委員長は総選挙への担ぎ出しに自信をにじませる。

午後4時半すぎ、記者に囲まれ
(古賀選対委員長) 「意欲を示されてるってことはね、(可能性は)まずゼロではないのかなっていうふうに思うんですが」

(ナレーション) 知事が国政に関心を示す理由は、掲げた目標をかなえるため。知事と選対委員長は昨夜、カメラのないところで会談を行っていた。その内容が少しずつ明らかになった。そこでは細い糸をたぐるような繊細な駆け引きが繰り広げられていた。人気は相変わらず。その知事が衆議院選挙に出馬する条件として、総裁候補を口にしたことから、大きな波が起こっていった。“ふざけている”“コケにされた”。自民党周辺からは嘆きの声さえ聞こえる。今日昼すぎ、知事自ら改めて本気度を語った。

午後0時半すぎ、宮崎県庁
(東国原知事)① 「ふざけているとか、おちょくっているとか、ああいうようなことがありますけど、そういうことは一切ございません。すこぶる、極めて真剣に取り組まさせていただいております。“顔を洗って出直して来い”と言われた方もいらっしゃるんでしょうけれども、まあどうでしょうかね。1回、下野されて、あの、そちらの方が頭を冷やされて、顔を洗われた方がいいんじゃないですかねえ」

(ナレーション) 一夜明ければ、さらなる心理も明らかになる。

(東国原知事)② 「なんか今の麻生総裁の次は、私がならなければいけないみたいなトーンですけども、私が提示させていただいたのは、あくまでも総裁選に出る資格、総裁候補。総裁は選挙で選ばなきゃいけないですよね、党内の。その候補として、考えられるかどうかということですからね」

(記者) 「総裁選を前に、自民党の規約を、党規を変えてほしいという要求でもあるんでしょうか?」

(東国原知事)③ 「うん、それは自民党さんがお考えいただくことなんですが、どうされるかですね。ただ、党の規約を今のところ変えないのであれば、総裁選の前倒しっていうのもないですね。ということですね。選挙は今の麻生首相でお戦いになる」

(ナレーション) つまりは自民党の規則が変わらない場合、まず、目前に迫った総選挙には自民党から立候補し、その後、総裁選に打って出るということだ。あくまで自民側が条件をのむことが大前提だが。

(記者) 「条件をのんだとしたら、知事は国政へ転身する考えはあるということでよろしいんですか?」

(東国原知事)④ 「えーと、私が言ったマニフェストと、そういったもの、党の体質が変わること、そういったことが、自民党さんはわかったと。改革していこうじゃないかというようなことであれば」

(記者) 「ゆくゆく総理もというお気持ちだということで?」

(東国原知事)⑤ 「うーん、それはもう当然ながら、総裁選、次期の総裁候補ですから。認めてくださいますか、ですから。総裁候補は何人かいらっしゃるでしょう。出ないかもしれません。僕しか出ないかもしれません」

(無駄なコメント①②③④⑤)これほど東国原知事のコメントばかりを流してどうする!報ステはムダだと思わないのか。
(ナレーション) 元芸能人が、今の県知事という立場を得たのは、何といっても民意の圧倒的な後押しがあったからだ。

(宮崎県の知事広報課には、昨日の知事の発言を受け、県民などから電話やメールが殺到し、その数は普段の20倍以上だという)

(ナレーション) 知事が国政に打って出ることについて、県庁に寄せられる意見は8割が反対だという。

今日、宮崎市内
(20代前半と思しき女性) 「反対。やっぱ宮崎の人であってほしいな」

(50~60代男性) 「私としてはまあ、ずっとね、してもらいたいけど、やっぱ宮崎の先々、将来を考えたらね、やはり国政に出て頑張ってもらいたいですね」

(ナレーション) 昨日、東国原知事と自民党の古賀選対委員長の会談は、場所を変えて2度行われた。まず午後3時半、県庁で。この時、話し合いの時間は20分間ほどだった。そして2回目の会談は、宮崎市内にある料亭で午後6時45分ごろから9時前までの約2時間、行われた。

午後0時半すぎ、宮崎県庁
(記者) 「古賀さんとどういったお話をされたんですか、夜?」

(東国原知事) ⑥「いや、いろんな雑談」

(記者) 「具体的に、総裁候補になるにあたって、20人の推薦人を得なきゃいけないと思うんですけれども」

(東国原知事)⑦ 「ですからそれは、(自民)党にお考えくださいと。つまり総裁候補にするってことは20人の、その推薦人が必要だと。党規を変えなければね。今のままだったら、その20人を集めていただくってことですよ、だから。そういうことでしょ? そういうことって、普通の国会議員はできないでしょう」
(またまた無駄なコメント⑥⑦)
 たかだか人気が出ただけの一知事にこれだけ振り回されている自民党―という印象を与えるだけ。内容もまったくない。
(ナレーション) 出席者は6人。先に古賀選対委員長が来ていて、知事は少し遅れてやって来た。その場に同席していた東国原知事の事務所スタッフ・稲森忍氏。

午前10時すぎ、宮崎市
(東国原英夫事務所・稲森忍氏) 「(古賀選対委員長は)いろんな面で知事を買ってくれてる。90.3%っていう支持率はあり得ないほどの人気だっていうことをおっしゃいましたですね」

(ナレーション) みんなで鍋を囲み、焼酎を飲みながら会はすすんだという。

(記者) 「古賀さんとしては、その場でもやっぱり説得にあたったというふうに見ていいわけですか?」

(稲森氏) 「ああ、もちろん」

(記者) 「2時間にわたって?」

(稲森氏) 「ですね」

(記者) 「その場でも総裁候補という話は出たわけですね、2時間の中で?」

(稲森氏) 「まあ、もう記者会見みたいな感じじゃなかったですけども」

(記者) 「古賀さんはどうリアクションしているでしょうか?」

(稲森氏) 「そうですねー、そこは私は何とも」

(記者) 「感触として、いい感じで終わったということですね?」

(稲森氏) 「ええ、感触はいい。とにかく時間がないということは出てました」

(ナレーション) 別の複数の関係者によれば、席上、古賀氏は知事に「言いすぎだ」と述べ、知事も「すみません」と謝ったという。稲森氏は取材に対し、もう1つ、注目すべき発言をした。出馬要請に対し、総裁候補にするという条件をつけることは、以前から決めていたというのだ。

(記者)① 「総裁候補にするということをですね、条件の1つに挙げてますね。いつの段階で決断したと?」

(稲森氏)② 「まあ数日か、1週間か2週間ぐらい前」

(記者)③ 「そうすると、自民党から(出馬の)打診があったのも、何となくそのくらいの時期?」

(稲森氏)④ 「そうですね」

(記者)⑤ 「それはやはり古賀さんという?」

(稲森氏) ⑥「ですね」
(いたずらに長い取材コメント①②③④⑤⑥)
 事務所のスタッフに対するこんな取材は、下取材の段階ですべき。いたずらにだらだらとオンエアで流してどうする?
(ナレーション) 稲森氏によれば、東国原知事と古賀氏の会談は、今年に入り、昨日を除いても4~5回は行われたという。実は古賀氏側は、知事が自民党総裁のポストを意識していることを知っていた節がある。知事は以前から、他の自民党幹部にも総裁への意欲を度々語っていた。古賀選対委員長は今日午前、東京に戻るため、宮崎空港に現れた。日向灘で起こった突風は、遠く永田町を飲み込もうとしている。自民党内からは東国原知事への反発に加え、出馬要請をした古賀氏に対する批判もあがり始めた。

今日午前、記者に囲まれ
(山本一太) 「昨日のちょっと行動は、古賀委員長とは思えない、やや軽率な感じがします。選挙を勝つためには何でもやるつもりなのかと

今日午前、記者に囲まれ
(丸山和也) 「場合によってはやっぱり、党の要職をやっぱり辞任されるべきだと思いますね。怒り渦巻いていると思いますよ、自民党員の中にもね」

(ナレーション) 今回の擁立劇。自民党にとって吉とでるのか、凶と出るのか。

テロップにて
(自民党幹部) 「民主党に行かないようにするのが目的。放っておくと向こうに行っちゃうでしょ。今回の件はプラスだよ」

(ナレーション) 責任論まで突きつけられた当の古賀氏は。

午後4時半すぎ、自民党本部
(古賀選対委員長) 「私の選対委員長という仕事は、できるだけ広く、選挙を戦える人材、そういったものをお願いするというのも大きな責任だと思ってますから」

(記者) 「事実確認なんですけれども、自民党総裁の椅子をいうことを?」

(古賀選対委員長) 「そんな失礼なことをおっしゃるわけがないじゃないですか。意欲は示されますよ。自分が国政に来たらね、総裁を目指して頑張るというね、私はそう受け止めてますし」

(ナレーション) 今回、東国原知事が出した条件は総裁候補の他、全国知事会がまとめた提言を一言一句、自民党のマニフェストに盛り込むこと。この条件について、古賀氏は丸山議員にこう説明したという。

(丸山和也) 「一言一句はあれだとしても、基本的にのめると(古賀氏は)言ってます。基本的にのむ方向で大丈夫だと言ってましたよ」

(ナレーション) 執行部の求心力に翳りが見え始め中、“麻生降ろし”の流れも加速している。衆院選前に総裁選を前倒しして実施するよう呼びかける山本拓議員。今日もまた、賛同する議員が2人増え、110人を超えたという。

午後4時前、議員会館で
(山本拓) 「9月の任期満了に伴う党役員人事を前倒しすると。それが実現した段階で(党規約を変え)東国原知事にも総裁に立候補していただくと」

(ナレーション) さらに党内では、総理と総裁を別立てする奇策もささやかれ始めた。

テロップにて
(自民党中堅議員) 「麻生総理は衆院選後まで変えない。しかし、新しい総裁を別に選び、民主党の鳩山代表を戦って勝ったら総理になる」

(問題ナレーションと匿名発言) 東国原発言、山本拓の総裁選前倒し運動に加え、「総総分離」の匿名発言をたたみかけて、揺らぐ自民党を印象づけ、視聴者を惑わしている。


激動の1日を過ごした東国原知事に、報道ステーションは話を聞いた。

午後5時半、
(富川アナ) 「自民党内から批判が出るっていうのもわかっていたとわかっていたと思うんですが」

(東国原知事) 「当然、予想しておりました」

(富川アナ) 「わかった上で条件を提示されたという真意はどこに?」

(東国原知事)⑧ 「うん、だからそのー、自民党さんの中の体質がそのまま出ると思います、と思いました。反対、賛成、いろんな意見がございますでしょう。でも私は自民党さん体質、旧態依然としたそういう考え方を柔軟に変えていかなきゃいけないと思うんですね」

(富川アナ) 「民主党・鳩山代表が地方分権というよりも地方主権というのを主張されていますけれども、そのあたりの考え、その地方分権に関しては、考えというのは納得できる部分も?」

(東国原知事)⑨ 「ですね、はい。ですから私は民主党さんからオファーがきていないので、僕は言わなかっただけで、先に自民党さんから来たので。これは千載一遇のチャンスなので、私を責任者にしてくださいという意味なんです」

(富川アナ) 「電話やメールが殺到しておりまして、そのほとんどがやっぱり知事には残ってほしいんだという意見が大半だと」

(東国原知事)⑩ 「はい、ありがたいですよね。でも私ね、宮崎にいてねこのままですね、分権化が進まなかったら、結局は宮崎の損失なんですね。タイミングっていうのはあるんですけども、あの、決起しなきゃいけない時期ってあると思うんですね。それの私は好機だと、チャンスなんだと、今、読んでるんですよ」
(無駄なコメント⑧⑨⑩)
もうえーちゅうの!
(古館) 「まずですね、出るんでしょうか、出ないんでしょうか、この方?」

(朝日新聞・星浩編集委員)① 「えー、今のところ半々ですね、ホントにね。その、いろいろ自民党の中からも相当反発ありますし、まあそう簡単ではないでしょうね。特に総裁候補という話、まあどうも古賀さんによると、総裁を目指すんだというふうに急にトーンダウンしてますけど、総裁は、おそらく自民党の国会議員はみんな総裁を目指しているわけですから、その1人としてやるということであればですね、出てくるんでしょうが、なかなかそう簡単にいかないような気が、私はしますね」

(古館) 「あの、東国原知事は、まあ民主党からたまたまオファーがないだけでと。だから自民党というような、まあ我々のインタビューにもさっきお答えになってましたけども、今日、朝日新聞を読んでいたら、やっぱりこう、去年の秋ぐらいからやっぱりかなり国政にっていう気持ちがあるっていうのをキャッチして、自民党が去年秋ぐらいから、こう、秋波を送ってたと、知事に。まあ、そういうのもあるわけですよね?」

(星)② 「まあ地方の首長さんをやるとですね、皆さん、どうしても最初は非常に脚光を浴びてですね、やられるんですけど、やっぱりいろんな法律、制度に限界を感じてですね、この法律、制度を変えるには国政に行くしかないという人が多いですけども、東国原さんもおそらくそういうことに、かなり早く気がついてですね、そういうことなんでしょうが、まあ実際はですね、言うことは簡単ですけど、なかなかその、法律を作っていく、地方分権を実現していくっていうのは、まあそう簡単な作業ではないんですよね。多数派を作って、与野党の攻防の中でやっていくというわけですから、ちょっとそこはですね、そのー、号令をかければ全部進むというわけじゃありませんから、まあこれからどうやっていくかということですね」

(古館) 「だから、今後はそれでいうと、今後へ向けて足場をかけているというか、こうね、足固めをしていくというか。だからあのー、全国知事会のね、やっぱり税源を移譲して、国と地方で税は5対5、フィフティ・フィフティ。それから最終的には、国の事業の直轄負担金を廃止へとか、それから定期的に国と地方で協議をするとかね、そういう知事会の決定事項をのむかっていうふうにね、地方分権なくして霞ヶ関改革ないって言ってるのは、私個人的にはね。大変いいこと言ってくれてると思うんですよ。でも、それ以外の、このへんの動きが、非常にしたたかだなと思いますよね

(星) ③「ただ、その、そういうことは自民党の、今、自民党っていうのはもう1955年からやって、も半世紀以上、政権を担っているわけですよね。そこがなかなか今まで、そういう地方分権っていうのが進んでこなかった。今度の地方の支部、分部局の廃止、出先機関の廃止なんかも進んでないわけですね」


(古館) 「そうなんですねえ」

(星)④ 「ですから今度の、我々が今、目前に控えている総選挙は自民党と民主党という政権交代、ないしは政権交代の緊張感の中でそういう制度を議論していこうってことですから、どうも僕ら、ちょっと気をつけないといけないのは、自民党の中の内紛でですね、問題を解決するというのを、ちょっとこう、幻覚が時々あるんですけど、どうもその、自民党の中のコップの中の嵐だけではですね、今まで解決しなかったから、いろんな問題が山積してたわけですよね。だから、どうも東国原さんが白馬の天使のように自民党に来れば、一気に物事が解決するってことは、僕はあり得ないと思うんですよね。そこはちょっと、問題の所在を少し考えていかないと、やはりその、我々は政権交代があるかどうかっていう議論を通じてですね、政治を考えるべきであって、その、自民党の中のコップの中の嵐の中に、あまり目を奪われないようにした方がいいと思いますね」
(無駄なコメント①②③④)
 こんな話題づくりのための話題を真面目に話してどーする!

(古館) ①「いや、今ね、お聞きしてね、ハッとしましたよ。本当にそうだと思います。で同時にね、星さんに逆らうようで悪いんだけれども。じゃあね、本当にそう思いましたけど、民主党がね、夢のような、いっぱい施策を出してますけど、民主党が本当に地方主権、そして霞ヶ関改革が直ちにできるのか。政治任用でなんでっていうのもまた冷静に見なきゃいけないでしょ?」
(おバカコメント①)「無駄なコメントに「ハッとしてしまう」古館。お前の頭はどーでもいいことには、「ハッとする」ように出来ているのか?

(星) 「それはまあ、民主党にもおそらくいろんな弱みがあるわけですね。ただ、今まで、我々がようやくたどり着いたのは、自民党と民主党の2つの政党の論争によって、いろんな政治を進めようっていうところですから、そこを目前に控えてですね、何でこういうことが起きてるのかっていうところをちょっと気をつけないといけないですね」

(古館) 「なるほど。一色さんはそのあたりどう?」

(一色) ①「そうですね、私も、与党の選挙っていうのはこれまでの政治、これまでやってきた政治の審判を受けるということで、まあこれまで全く関わってなかった人が総裁候補としてですね、選挙をするというのは、やはり相当な奇策だと思うんですよね。この奇策をやってもですね、仮にですよ、もしもそれでも自民党負けたとしたら、ダメージはものすごく大きいんじゃないか、つまり、もう政党として消えてしまうぐらいのダメージを受けちゃうんじゃないかと。そう思うとですね、政権交代可能な2大政党制ということであれば、もっとこう、堂々とした戦い方をした方が、まあ、あり方としては望ましいんじゃないかというふうに思いますけどね」

(古館)
 「まあ、そこなんですよね。あの、星さんね、古賀選対委員長は、まあ昨日、結果ね、昼間、我々マスコミのカメラも入って、知事室で会って、夜は夜で会食しながら話をしてたと、知事と。そういうことになると、まあそれで、①こういう動きになるってことは当然、あの、まあ老練なね、古賀さんはいろいろ自民党内がどういう反応が出るかってことはわかった上で、こういうふうに出てくださいっていうふうに口説いたと。それを見せたっていう。これは古賀さんの動きっていうのは、これ、麻生降ろしにつながってるんですか?

(星) ②「この間ですね、古賀さんはいろいろ面白い動きをしてるんですね。たとえば麻生さんに7月12日の都議選でね、ダブル選挙をやったらどうかっていうのを、まあかなり公然と言って、麻生さんは“それはできませんよ”という話があったりですね。それからまあ、内閣改造はやるべきではないという話をしたり、かなりもう積極的に発信されているんですよね。古賀さんっていうのはご指摘のように、なかなか老練な方ですから、これが仮にですね、東国原さんにオファーをして、東国原さんが乗ってくれば、これはまあそれでよしと。仮にこれがダメでもですね、いろんなことをやってみたけど、結局、今の麻生さんの低人気、求心力のなさではもたないという結果になるわけですね。東国原さん自身も、総裁候補に打って出ようというぐらい、麻生さんの今の政権が、まあ、かなり政権末期の様相を示してるわけですよね。ですから、そうなれば今度、仮にこの擁立劇、東国原さんの公認ができない、擁立ができない場合は、今度は“麻生降ろし”の方にシフトしてですね、そこで進んでいこうということもありまして、古賀さんはですね、おそらくどっちに進んでもいいような、今、手を打ってるんだと思うんですね」

(問題コメント①②) たった今、「自民党のコップの中の嵐にあまり目を奪われないようにした方がいい」(星)、「今ね、お聞きしてね、ハッとしましたよ。本当にそうだと思います」(古館)と発言し、その舌の根も乾かないうちに、古賀氏の動き、麻生降ろしと、自民党内のコップの中の嵐に話を持っていく。コップの中の嵐を助長させているのは、お前たちだ!


(古館) 「はあー。具体的なスケジュールでいうと、どういうふうになると、星さんは見立ててます?」

(星) 「まあ、おそらくですね、今、最後の攻防があるのは、7月2日にですね、麻生さんが解散ないし、その前に改造をして、サミット、都議選に臨むっていう選択肢がまだゼロではないと思うんですが、おそらく、まあかなりの確率で私は小さくなってきてると思うんですが」

(古館) 「ちらつかせてはいますね、そのあたりをね」

(星) 「どうも、それがなくなるとですね、もう7月12日の都議選勝負ということになりますね。都議選で勝てば、まあ麻生さんもそのまま流れに乗って、おそらく都議選で自民党と公明党がかなりいい成績を収めれば、即日っていうか、もうすぐ解散の流れにいくと思いますね。一方、ここで敗れた時のシナリオがおそらく2つありまして、麻生さんがすぐ退陣を表明するのか、麻生さんが粘るかっていうことですけど、おそらくみんな、都議選の後に、どういう動きをするかっていうことで、みんなもうどんどんシミュレーションしてるんだと思いますね。仮にその、麻生さんが退陣ということになればですね、都議選の後に、新総裁を選ばなくてはいけませんから、新総裁を早めに選ばなくちゃ、それもおそらく7月の20日、たしか20日は休日ですから、その頃に総裁選をやるとかですね、そういうことやって、7月28日が今の国会の会期末、延長の会期末なんですから、その28日には解散をしてですね、信を問うという流れになってくると思います。その場合は8月30日、ないしは9月6日投票ということで、まあだんだん投票の期日は絞られてきてるということですね」

(古館) 「なるほど。もしそうだとすれば、総裁選があるとすれば、与謝野さんもね、そこの候補の1人と見られるんですけれども、ちょっと問題が出てきましたね」

(あー疲れた)
与謝野大臣、迂回献金問題(9分10秒弱)

今日、衆院決算行政監視委員会
(民主党・横光克彦) 「原資、元の金は商品先物取引会社オリエント貿易など、グループ5社の幹部社員の給与から天引きされたと。まさしくこれは政治団体を通じての企業献金を行ったということであり、これが事実であればですね、政治資金規正法に違反するわけでございますが、この報道は事実ですか?」

(与謝野大臣) 「政経政策研究会から昭和56年より平成17年まで、私の政治団体であります駿山会に月25万円の政治献金をいただいており、これにつきましては政治資金規正報告書で報告をしております」

(ナレーション) 問題となったのは、与謝野氏の政治資金管理団体への政経政策研究会という政治団体からの献金。政経政策研究会はオリエント貿易の社内にあり、当時の社主が代表を務めていた。これについて、実際はオリエント貿易からの企業献金だったものを、政治団体からの献金だと偽ったのではないかという疑いが浮上したのだ。

午前9時すぎ、
(与謝野大臣) 「相手の方がダミーだとか、そういうことは全く意識がない。政治資金規正法上、形式的にも実質的にも問題はないと。適法に受けてる献金ですし、きちんと処理をしておりますから、返却するということはいたしません」

(ナレーション) 献金額は92年から2005年までで5530万円。さらに複数の社員によると、資金の出所は幹部社員の給与から天引きされたものだった。

午後5時半すぎ、記者会見
(与謝野大臣) 「オリエント貿易に大変深い関係にあったということは容易に想像をしております。ただ、オリエント貿易そのものではないというのは、明確な事実でございます。どのように資金を集めておられたかということは、お伺いする必要性は多分、当時、感じていなかったと思います」

(ナレーション) オリエント貿易の社主との関係については

(与謝野大臣) 「(昭和)54年の選挙の時に落選をいたしまして、“1度ぐらいの失敗でくよくよするな、今度は僕らが一生懸命応援するから”ということで激励をいただいて、それから親しくお付き合いするようになりました」

(日大法学部・岩井奉信教授) 「もしですね、これ、自発的に献金をしていないで、強制的にですね、献金をさせられていたということになりますと、これはまあ政治資金規正法違反に問われるという危険性はありますね」

(ナレーション) 政治資金報告書に名を連ねていたオリエント貿易やグループ会社の関係者が私たちの取材に答えた。

テロップにて
(グループ会社社員A) 「給料から5000円、毎月天引きという形でとられた。課長クラス以上がとられていたと思う。与謝野さんを応援するから天引きすると聞いた。私の場合は了承というか、やむを得ないなあという感じだった」

(グループ会社社員B)
 「天引きの時に説明があった。献金したいので、賛同者を求めているという説明だった」

(ナレーション) 国会では商品先物取引を指導・監督する大臣だったことも問題になった。与謝野氏は研究会から献金を受けていた98年当時、先物取引を指導・監督する通産大臣を務めていた。さらに金融担当大臣だった2006年には金融商品取引法が成立した。

今日、衆院決算行政監視委員会
(与謝野大臣) 「政経政策研究会は平成17年10月29日をもって献金を終了しております。商品業界から法案についての陳情というものは一切ございませんでした」

(先物取引業界に詳しい大迫恵美子弁護士) 「(当時)先物取引をめぐる状況というのはもう刻々と変化してる時だったんですね。(先物業界は)自分たちの足元が危なくなってくるという危機感をもってた」

(ナレーション) また渡辺喜美元行政改革担当大臣側の資金管理団体にも同様の形で、95年から2005年までで3540万円が献金されていた。

(渡辺喜美元行革担当大臣) 「私の父の時代のお付き合いがそのまま続いたということですね、はい。浄財でないとわかったら、これは即お返しをするということです」

(古館) 「まあね、浄財という言葉もよく聞くんですけども、星さん、あの、皮肉だなと、私は勝手ながら思ったのは、そもそも政治団体にですね、寄付をした場合に、一部、最大で4割と言われますけども、所得税が控除されるというのは、個人の寄付を促すために始まった法律だと思うんですけど、それが結果、違う形になっているのが、こう、いっぱい出てきて」

(星) 「まあ、一種のダミーになったかどうかが焦点だと思いますね。ただ、どうですかね。企業からすると、献金というのは、まあそんなに善意だけじゃなくて、やっぱりある程度の見返りを期待するわけですね。見返りが全くないのに献金してれば、企業の行為からすれば背任になるわけですね。一方、うまくいって、献金の効果が出たら、これは贈収賄になっちゃうわけですから、基本的にその、企業献金っていうのは、やっぱり危ない橋を渡ってるってことなんですよね。ですから、そろそろ企業献金そのものについてもですね、まあ考え直していく、見直していく。まあ場合によってはですね、まあすぐというのは無理かもしれませんけど、廃止の方向でいかないと、次々にこういうダミーだとかですね、個人献金に名を借りてやってくとか、西松のようなケースだとか、出てきたりしますので、そこはもう、そろそろ限界にきてるんだと思うんですね、企業献金のあり方が」

(古館) 「そうですね。改正したって、また、その網が小さくなっても、また抜け穴ができてっていうのをね、見せつけられて、総務省がわかってるだけでも640の後援団体っていうのがあると。今回、後援団体って形になってますよね、与謝野さんにしても、渡辺さんにしても。こういうことでいいのかなって思うんですけど、とにかくこれはまた政局っていうか、いろんなこの、カードになるわけですね、与野党双方のね。これ、どういうようなことが考えれますか?」

(星) 「まあただ、今回の問題はこれはどこまで広がるかということですけど、むしろ今回の問題は、献金のあり方がですね、いろいろ新しい手口を使われたやり方が出てきてるっていうことで、まあ、即違法性の問題っていうふうにつながるとはちょっと考えにくいんですけども、やはり企業献金、そろそろ限界にきてますから、特にそれから、最近、会社もですね、コンプライアンスの問題だとか、それから株主代表訴訟の問題なんかがありますから、そう簡単にポンとポケットマネー、会社の、企業の金を出して、そのまま“これは何の効果もありませんでした”っていうわけにはいかなくなってきてるんですよね。そうすると、企業のあり方も問われてる中では、そろそろ企業献金全体について考え直すっていうことでしょうね」

(古館) 「これ、やっぱり自民党、民主党、双方マニフェストを出していて」

(星) 「ええ、まあそれの、今度は総選挙でマニフェスト出ますから、それを有権者が判断していくという、まあ1つの非常に大きな争点になってくるということでしょうね」

(古館) 「さっきね、冒頭の方で、星さんがご指摘してくれたことにもつながると思うんですけど、やっぱりね、あのー、こう考えなきゃいけないなと思ったのは、同じような、ねっ、大同小異ですよ。同じような話がどんどん出てきますよね、それぞれ個々違いはあっても。そうすると、怒るのと同時に麻痺しちゃうところがあってね、“またか、みんなやってるんでしょ”とか、“そういう団体、みんなそういう流れでやってるんでしょ”ってなることで、麻痺するから、やっぱりね、選挙が遠のくこともあるのかもしれなくて、やっぱり1つ1つきちっと分析して、私たちは怒るものに怒んなきゃダメですよね、カネの流れとかね」

(星) 「特にまあ、いろんなところで制度が破綻してますよね、社会保障も含めてですね。今度の政治資金の問題、それはもう、相当その、根っこのところから見直していくっていうのが、今度の総選挙の意味じゃないですかね、はい」

(古館) 「待ったなしですよね」

(自民党を叩くだけ叩いて気持ちが良くなるのは彼らだけ)
介護疲れで59歳夫が73歳車椅子の妻を殺害

(古館) 「一色さん、あのー、殺害するっていうのはもちろん、何をかいわんやですけども、疲れた果てにという、こういうことが出てきてますよね」

(一色) 「介護保険制度があっても、こうした介護疲れによる殺人とか心中は全然減ってないんですねえ。まあ本当に、社会がそこまでいくまでに何かしてあげられないものかというふうには思うんですけれども、こういう方、思いつめるっていう状況にあると思うんで、まあ定期的に誰かが話を聞くことができるようなことでもあれば、だいぶ違うと思うんですね」

(古館) 「そうですね」

(一色) 「まああの、介護者同士の交流会とか、そういうのもあるそうなんで、そういうところも少し心のケアにつながるかもしれないなと思うんですけど、難しいですよねえ」

(古館) 「大事ですね。それはやっぱり行政がもっともっと積極的に動いてほしいし、それから、介護士にやりがいをもってもらうために、介護を一大産業にするっていうのは、高齢化社会の大変な、もう待ったなしのテーマなわけですから、そこを同時に進めていく施策をしないと、これ、本当にいけないですね」

(発展性なしのコメント) せっかく一色が「誰かが話を聞くことができれば、だいぶ違うと思う」、「介護者同士の交流会とかも、少しは心のケアにつながるかもしれない」と人的ネットワークやメンタルサポートの面で言及しているのに、相変わらず「行政がしっかりしろ」、「介護の一大産業化」としか言えない古館。他に考えられることはないのか! 

ゴルフ場の刈り取った芝からバイオエタノールを作る技術についての特集

(前略)

(松岡修造) 「(前略) 地域ごとの特色のにおいが出てくるって言ったんです。お茶が特産品であれば、お茶の香のエタノールってことです」

(古館) 「ええ、そういうことになりますね。そうか、だからやっぱ、そのためにも地方分権をちゃんとやって、こういうところ、企業とか研究施設に支援金をやることで、採算がとれるように、ドーンといく可能性もありますよね

(お馬鹿コメント) 出た、出た。何かにつけ「地方分権を」と持ち出してくる。何だか壊れたテープレコーダーを聞いているようだ。





平成21(2009)年6月24日(水)のZERO

(本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 報道ステーションと同じく、冒頭の2つのニュースは自民党・古賀選対委員長と東国原宮崎県知事との会談を受けての永田町の様子と、与謝野大臣に持ち上がった迂回献金問題を扱っている。しかし、東国原知事出馬要請問題について、ただいたずらにダラダラと報じ、視聴者を惑わしたり、扇動している報道ステーションとは対照的に、村尾キャスターは「各政党がどんな政策を打ち出すのか、これを早く知りたい」と、ピシャリ、要点だけを端的にコメント。

東国原知事への出馬要請で自民党内に広がる波紋と、与謝野大臣迂回献金問題(5分半弱)

(ナレーション) 今朝、いつも通り、朝の挨拶を交わす麻生総理。しかし、その頭を悩ます問題が浮上している。東国原知事の総選挙出馬をめぐる問題、一夜明けた今日も報道陣が殺到していた。出馬の条件に、自民党総裁の椅子を挙げていたことについて、こう発言した。

正午ごろ、記者会見
(東国原知事) 「ふざけているとか、おちょくっているとか、ああいうようなことがありますけども、そういうことは一切ございません、はい。すこぶる、極めて真剣に取り組まさせていただいております。提示させていただいたのは、あくまでも総裁選に出る資格、その候補として(自民党が)考えられるかどうかということですからね。ですから、総裁候補っていうのは私だけじゃないと思うんですよ。他に総裁選に出られる方は当然いらっしゃると思いますんで」

(ナレーション) 出馬する条件について、昨日は「自分が総理になって選挙を戦う」ことも念頭にしていた東国原知事。今日は「総裁選に出る資格」と、トーンダウンしていた。だが東国原ショックに、与党幹部の反応は冷たい。

(自民党・細田幹事長) 「東国原さんも、“そんなことは考えていない”と言う代わりに、ちょっとジョークのような感じで答えられたわけですから」

(公明党・北側幹事長) 「まあ知事も本気でそう言っているくわけじゃないでしょうね」

(ナレーション) 実際、出馬を要請した古賀選挙対策委員長も

午後4時半、国会内で記者に囲まれ
(記者) 「(東国原知事の)出馬の条件として自民党総裁の椅子をという」

(古賀選対委員長) 「そんな失礼なことをおっしゃるわけないじゃないですか。意欲は示されますよ。自分が国政に来たらね、総裁を目指して頑張るというね、私はそう受け止めてますし

(ナレーション) こう強調する。党の幹部が前面に出て出馬要請したことに、自民党内には批判も渦巻いている。

テロップにて
(自民党議員) 「みっともないところをさらした」

(自民党議員) 「政党としてのプライドはないのか」


(ナレーション) 結論次第では、逆に麻生総理が求心力を失いかねない。難しい調整が続くことになる。さらに今日、麻生政権にもう1つの問題が浮上した。3つの大臣を兼務する内閣の要、与謝野大臣に迂回献金問題が出たのだ。与謝野大臣側に献金していたのは、政経政策研究会という政治団体。この団体の代表はオリエント貿易という先物取引会社のオーナーでもあった。そのオリエント貿易の元社員によると、社員は給料から政経政策研究会への寄付金を天引きされていたという。これが事実だとすれば、オリエント貿易から政経政策研究会を経由して、与謝野大臣へ迂回献金が行われていた可能性が高い。当の与謝野大臣は、

今朝、自宅前で記者に囲まれ
(与謝野大臣) 「政治資金規正法上、形式的にも実質的にも問題はないと」

(ナレーション) 問題ないと強調した。低迷する支持率に東国原知事出馬問題。足元がぐらつく中、麻生総理はいつ解散を打つのか。

午後2時半、衆院決算行政監視委員会
(民主党・長妻政調会長代理) 「いよいよ国民の信を問う総選挙というのが近づいてまいりました。麻生総理に端的にお伺いしたいんですが、解散っていうのは麻生総理がご自身の手でされるということでは?」

(麻生総理) 「基本的に、しかるべき時期に私が決断をして解散をさせていただきたいと思います」

(長妻) 「“麻生降ろし”をしようという方々がいらっしゃるわけですが、麻生総理がご自身の手で解散をするというご決断を、ここでもう1回、いっていただきたい」

(麻生総理) 「先ほど申し上げた通りです」

(ナレーション) 今夜、総理は与党幹部と会談し、残された会期の対応を確認した。さらにその後、総理公邸には安倍元総理の姿を日本テレビのカメラが捉えた。解散のタイミングはますます狭まっている。

(村尾) 「東国原知事の件ですけれどもね、誰が立候補することもさることながら、国民は各政党がどんな政策を打ち出すのか、これを早く知りたいところです」

日本郵政、かんぽの宿問題で総務省に業務改善計画を提出(約2分35秒)

(ナレーション) 今日夕方、日本郵政の西川社長が総務省を訪れた。手には書類。総務省から出されていた業務改善命令に対する報告書、つまり回答だ。業務改善命令の発端となったのは、かんぽの宿の売却問題。日本郵政がかんぽの宿70施設を109億円でオリックスグループに売却しようとしたのに対し、監督する立場にあった鳩山前総務大臣が価格が安すぎるなどとし、ストップをかけたのだ。今日、西川社長が提出した報告書では、「重要事項を決める際の記録は残っていない」としながらも、「109億円という価格は合理的な根拠に基づく判断で、不当に低いとは言えない」としている。また、鳩山前総務大臣から強く追及されていた経営責任については、西川社長や経営幹部が報酬の一部を返上することとした。さらに、西川社長の上に立つ会長職を新たに設け、外部から人材を招くこととしている。報道陣に何も語らず、総務省を後にした西川社長。日本郵政の担当者に不正や法令違反はなかったのか尋ねると、

午後7時すぎ、
(日本郵政の担当者) 「はい、そういうことで私どもも思ってし、総務省もそうおっしゃってると思ってるんですけどね」

(ナレーション) 出した宿題の回答を受け取ることなく総務省を去ったこの人は

午後5時半ごろ、記者に囲まれ
(鳩山前総務大臣) 「答えが出たからといって、私にとってはどうってことはないですよ。経営陣が一新しなくちゃならない」

(ナレーション) 報告書を受け取った佐藤総務大臣は「粛々と了承する」と述べ、西川社長の続投も改めて認めている。

ZERO PERSONのコーナー
●夏木マリが考案した途上国救済プロジェクトの取り組みを取材

子どもたちに直接金品を送るのではなく、持続可能な社会貢献をという観点から考案されたプロジェクト。良質なバラの輸出国であるエチオピアを支援するために、支援の趣旨に賛同した花屋がバラを売る際、本来の価格に15%上乗せした価格でバラを売り、その15%がプロジェクト事務局に入る。事務局は集まったお金でエチオピアにバラ園を購入し、雇用の場を提供する。結果として購入者が社会貢献できる。

(村尾) 「夏木さん、動いてますね。夏木さんの活動の背景には“フェア・トレード”という概念があって、フェアというのは公平な、トレードというのは貿易ですけれども、これ、どういうことかというと、貿易、途上国と先進国でやりますよね。その時に、強い立場の先進国に利益が多くいって、弱い立場の途上国になかなかいかない。だからこれはフェアではないじゃないかと。だから私たちで少しでも多くのものを途上国に還元しようということなんですよね。これは国際貢献の1つの世界の潮流になってますよね

Pic UPのコーナー
●イラン、ハメネイ師は演説を行い、大統領選挙の結果は正当だと改めて強調。その上で、「体制も国民も決して圧力に屈しない」と述べ、改革派らが続ける抗議活動を強くけん制した。ハメネイ師は今月19日にも混乱の収束を呼びかけたものの、抗議活動が続いていた。


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報ステ、今日も古館のバカさ加減が良く解る、社会保障費削減撤廃を公共工事に繋げようとする偏向報道。

平成21(2009)年6月23日(火)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 自民党の古賀誠選対委員長が、東国原宮崎県知事に衆議院選での出馬を要請、自民党が大混乱しているという印象を与えるという報道。続いて骨太の方針2009で、社会保障費削減を撤廃したことを受け、「予算の無駄遣い」批判を展開。ステロタイプの批判で、自らが言っていることが日替わりで全然違っていることに何の反省もない報道番組だ。
自民党古賀選対委員長、東国原宮崎県知事に出馬要請(12分20秒弱)

(ナレーション) 自民党からの衆院選出馬要請に対し、東国原知事は想定外の要求を突きつけた。これに自民党内は騒然となった。

(笹川尭総務会長) 「本当?」

(守山裕) 「ああ、そういう話があったんですか」

(記者) 「東国原知事に古賀さんが国政出馬を依頼したようなんですけど」

(園田博之政調会長代理) 「……」

(ナレーション) 支持率が1割台に低迷する麻生政権に突如、飛び出した擁立劇。東国原知事は起死回生の切り札となるのか。

(古賀選対委員長) 「知事の人気には恐れ入るねえ」

(東国原知事) 「いやいや、どうも」


(古賀選対委員長) 「私もね、なかなかの記念すべき日なんですよ。沖縄の今日はね、慰霊祭なんですよ。私ね、毎年、一回も欠かしたことはないんです。だけど今日はね、知事さんとお会いできるっていうんで、こっちを優先させた」

(東国原知事) 「いやいや、そういうことを言われるとプレッシャーになりますね」

(ナレーション) 古賀選対委員長がわざわざ宮崎に出向く形で行われた今回の会談。時間はおよそ30分間に及んだ。次の衆院選における自民党からの出馬を要請した古賀氏。

午後4時すぎ、宮崎県庁
(古賀選対委員長) 「自民党も自浄能力を発揮してね、国民に信たる自民党に変わっていかなければならない。そういう意味でぜひ、東国原知事のね、誠実な、そしてまた情熱と、そして何と言ってもね、今の自民党にない、新しいエネルギーを率直に言って、ほしいと。だから出馬をお願いした」

(ナレーション) しかし、東国原知事は予想外の要求を突きつけた。

午後4時、宮崎県庁
(東国原知事) 「党の内部で変えるんじゃなくて、外部から新しい風を入れて。3年前に宮崎がそうでした。そういう風を入れて、血液をもう入れ替える、そういった覚悟が必要なんじゃないかと。そういう覚悟を国民の皆さんにお示しすべき、もう時期じゃないかなと思うんですね。私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党さんはお戦いになるお覚悟があるかというのをお伺いしました」

(記者) 「それに対しての古賀さんの反応はどうだった?」

(東国原知事) 「えーと、まあ無反応といいますか、非常に、無反応じゃないですね。“承りました”じゃなくて、“一応、お聞きしました”というような反応でした」

(ナレーション) 自身を自民党総裁として衆院選に臨むことを出馬の条件に挙げた東国原知事。

(橋下大阪府知事) 「本当に言ったんですか?いや、シャレでしょう? いきなり総裁選というのは、僕はそれ、シャレとしか思えないですけどね、ええ。それはまあ、東さんらしいと言えば東さんらしいですけどね」

(ナレーション) そして、もう1つの条件は

(東国原知事) 「全国知事会で、我々がまとめあげたマニフェスト。これを全部、一言一句違わず、もらさずに、自民党のパーティーマニフェストに盛り込んでいただいて、4年間で実行していただく」

(ナレーション) 国と地方の財源配分を5対5にすることや、直轄事業負担金廃止、(全国知事会と国の定例協議会開催)などを柱とする全国知事会のマニフェスト。これを出馬への条件としたことに、地方からは

午後7時

(猪瀬直樹東京都副知事) 「自民党の総裁をやらせてくれというのは、当然、それはOKが出るわけじゃないから、まあ体のいいお断りなんですよね。体のいいお断りを、彼は非常に上手にやりながら、全国知事会の3つの提言をアピールしたと」

(ナレーション) 結局、今日の会談で、東国原知事は出馬要請への回答を保留。結論は先送りとなった。総裁選前前倒しを求める署名が100人を超えるなど、麻生降ろしの動きが加速する中、自民党には知名度が高い東国原氏を担ぎ出すことで無党派層の支持を獲得したい狙いがある。

午後7時、
(中山成彬) 「最近の知事のね、言動を見てると、国政に対する意欲というの隠しておりませんですから、彼が自民党として出るということは、それは今の自民党の劣勢をですね、大きく跳ね返す力になるんじゃないかな」

午後8時
(鳩山邦夫前総務大臣) 「コケにされたの? うーん、まあ東国原さんの思いは何となくわかりますけど」

(ナレーション) しかし、与党内は東国原知事の擁立劇に冷ややかだ。

(記者) 「総裁選で自分を支える覚悟があるなら、という話をしているのですが」

(笹川尭総務会長) (首をすくめて)「……」

(記者) 「総裁としての資質はいかがでしょうか?」

(笹川) 「あほらしい」

(田村耕太郎) 「初めて聞いたので、びっくりしましたね。本当ですか、それ? ジョークではなくてですか?」

(松浪健四郎) 「東国原君、顔を洗ってくれたまえ。それとねえ、東国原知事に依存しなきゃいけないほどね、自民党が落ちているのかと思うと情けないね」

テロップにて
(自民党幹部) 「自民党も足元見られてるなあ。この間までお笑いタレントだった人に総裁になりたいなんて言われて」

(自民党閣僚経験者) 「(古賀さんは)軽率な行動だよな。苦しくなると、古賀さんでもそういう行動をとるんだ」

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「これ(東国原知事の要求)は麻生総理への挑戦とも受け取れると思うのですけれど」

(麻生総理) 「知事を辞めて、それなりにいろんなことをやると、これは人の去就の問題ですから、そんなおちょくったような気持ちで言っておられるとは思いませんけれども。ちょっと詳細を把握していないので、コメントのしようがありません」

(ナレーション) 野党からも

午後4時すぎ、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「知事がまだ、1期目も終えられていない中で、この、政党を救うために知事の職を投げ捨てるみたいな発想が、はたして県民とか、あるいは国民に理解されるかどうかと」

(ナレーション) こうした批判の声に東国原知事は

午後6時半すぎ
(記者) 「総裁選に出たいのか、それとも総裁の座に座りたいということのか」

(東国原知事) 「違います。自民党が変わるか、変わらないかの話なんです。それぐらいの意識改革をしてほしいってことです」

(記者) 「自民党の方が、さすがに総裁ということになると、若干、反発の声も出てるんですが」

(東国原知事) 「いや、それはもう自民党さんがお考えになることですから。僕はもう、この国を変えたい、地方から変えたい。そのためには自民党さんが変わらなきゃいけないと思ってます。その熱い思いを伝えただけで、あとはどう判断されるかっていうのは自民党さんがお考えに」

(ナレーション) 地元紙(宮崎日日新聞)による東国原知事の支持率は9割近く(87.7%、2月)と、就任時から高い水準を維持している。突然の国政への転進話に地元は

(宮崎県民・女性) 「自分の意見が通るところに出て、そしてしっかりと宮崎県の県人のためにね」

(宮崎県民・女性) 「いやー、それに乗るようじゃ、知事もちょっと人気落ちますよ。任期いっぱい何とかやってもらいたいね」

午後7時、新橋
(40代男性会社員) 「まあ面白いかもしれないですね、これは。一発、自民党もちょっとこのままじゃダメでしょ」

(30代女性会社員) 「経験が浅いんじゃないですか、政治家としての」

(ナレーション) 東国原知事は、自民党からの出馬要請を受けるのか。本音は一体どこにあるのか。

テロップにて
(東国原知事周辺) 「出馬要請を受ける可能性は高い。もう選挙の準備を始めている。総裁選に出ることは古賀さんに“党則上、無理でしょう”と言われたそうだ。総務大臣をやらせてもらうというとが、最終的な落とし所になると思う」

(古館)① 「どうなんでしょうか。まあ、だとすると、総務大臣を落とし所だと仮にすると、これ、誰にもわかんないと思いますけど、内閣改造があるってことにもなるわけですけれども、まあでも、あの、今の政治家の、国政をやってる方々の反応を見てると、やっぱり中には小馬鹿にしたようなね、ちょっと発言をされるニュアンスもありましたけども。おかしいなと思うのは、逆から見ると、東国原知事は自民党を試してるんじゃないですか。どういうリアクションがあるかっていうのを」
(問題発言①)普段は、自民党の国会議員をさんざん批判しているが、元お笑いタレントの東国原知事の擁立の話が出てくると、一転して「国民を小馬鹿にしている」という批判。やはり人気がある人間には弱いマスコミの悲しい習性か。
(一色) 「そうですねえ。私はまあだけど、東国原知事やっぱり1期はちゃんと知事を務めるべきだと思いますよね。また、知事もまあ何て言うんですか、半分は断ったつもりで高いハードルのことを言ったんじゃないかという気はしますけどね。それからまあ、いずれにしても、総裁候補にしてくれますかと言ったってことは、麻生さんが降りるということが前提ですから、自民党の方も“はい、わかりました。じゃあそうします”とは言えませんよね、今のところ。まだ麻生降ろしも始まってないのにですね」
(問題発言②)ナレーションでは「麻生降ろしが始まっている」と言っているにもかかわらず、スタジオでは、「麻生降ろしも始まっていない」って、一体どっちなんだ。報道番組なら、きちんと事実を報道しろ!
(古館)③ 「そうですね。まあそうすると、今日、古賀選対委員長が行かれたわけですけれども、古賀さんが、どういう反応が知事からあるかどうか、どこまで想像してたかどうかわかりませんが、ひょっとすると、これが麻生降ろしの動きにもつながっちゃうということも」
(問題発言③)自民党を混乱させるのが目的の誘導コメント
(一色)④ 「そうですね、まあ他にもいろいろ、都議選とかいろんな条件があった中での話でしょうけど、ただまあ自民党は、もうこんなことでいいんでしょうかね。何かこう、これもまたどういう結果になるか、これがどう転がっていくかわかりませんけれども、まあ自民党にとってこういう要請をしたこと自体がマイナスになる可能性もただ出てきてる気もしますけどね」
(問題発言④)「要請したことがマイナス」ならば、東国原知事に対する批判も行うべきだが、なぜかそこを避けて通るテレ朝。
(古館)⑤ 「まあただ、東国原知事がね、大変したたかだな、大したアピールをしたなと思ったのは、さっき猪瀬副知事も、東京都の、言ってましたけれども、全国知事会がまとまってきてて、とにかく、詳細はもう割愛しますけども、地方分権イコールそれが霞ヶ関改革なんだっていうね、この強いアピールを、これ、結果、受ける受けない関係なく、全国にまた改めて知らしめたっていう、これは大したもんだなと思っちゃったんですけれども、どうですか?」
(問題発言⑤)地方分権なら何でもいい古館コメント。
(一色) 「うーん、まあちょっとやりすぎというところも、私は感じますけれどもね。まあ功罪両方あるんじゃないでしょうかね」

(古館) 「そうですか」

「骨太方針」、小泉内閣からの方針転換(11分35秒弱)

(ナレーション) 政府の経済財政改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針2009」を、自民党がようやく了承した。問題だったのは、小泉内閣で打ち出された社会保障費の毎年2200億円抑制。厚労族はこの方針の撤回を明記するよう求め、総務会は既に2度決裂していた。しかし今日、あっさりと了承された。

正午、記者会見
(笹川総務会長) 「先週の金曜日から結論が出ませんでした“経済財政改革基本方針の2009”、先ほどの総務会におきましてご承認をいただきました」


(ナレーション) 夕方、臨時閣議で決定された「骨太の方針」には小泉内閣の社会保障費2200億円抑制という文言は含まれていない。しかし、「基本方針を踏まえる」とする玉虫色の表現だ。今回の決着の舞台裏。動いたのは与謝野財務大臣。昨日、自民党幹部に署名入りの文書を差し出した

テロップにて
(与謝野大臣) 「来年度の予算では社会保障費の自然増をそのまま認める」

(ナレーション) 自民党に政府の「骨太の方針」を承認してもらう代わりに、来年度予算で社会保障費の抑制を見送ることを約束したのだ。

正午すぎ、記者に囲まれ
(与謝野大臣) 「基本方針2006の歳出削減計画はきちんと残りましたし、一部の方のご主張で、社会保障費を無理やりきってきたと。これに対してはやはり、社会保障費の自然に増える分はそれじゃあ認めていこうと。しかし、そうは言っても、ちゃんと倹約や節約に相努めていただかないと」

(ナレーション) ①与謝野財務大臣は財政健全化に依然としてこだわりを見せるが、「骨太の方針」は事実上「骨抜き」となった。社会保養費の歳出抑制という小泉内閣以来の旗印を降ろした麻生総理。迫る解散総選挙を前に大票田、医師会などに配慮したのか。
(問題ナレーション①)「骨抜き」という言葉で骨太の方針を表現し、自らは「社会保障費をどーんと使って」という主張を棚に上げている。自分の意見をしっかり決めてから、物事の是非を報道してもらいたいのだが、そんなことはやらない報ステ。
午後7時前
(柴山昌彦) 「選挙も近いし、医療現場が崩壊しているということも配慮するという、まあ一定の方針転換。まあそれは仕方がない部分もあるのかもしれませんけれども、やっぱり“骨太2006”の、今言ったような基本的な考え方は、これは私はやっぱり大切にしてほしいなと」

午後3時前
(民主党・山岡賢次国対委員長) ①「一大臣(与謝野大臣)が口頭でですね、まあ(総務会)出席者の指摘を収めるために言っていることと。これはですね、全くあてにならないと。選挙向けの玉虫色の、本当に票稼ぎの表現であって」
(問題コメント①)お得意の民主党による与党批判コメント。
(ナレーション) 社会保障費2200億円抑制が盛り込まれたのは、小泉政権末期に出された「骨太の方針2006」。その大方針は歳出を5年間で最大14兆3000億円削減すること。任期切れまで3ヶ月を切った小泉総理が自らの退任後も歳出削減路線を定着させるのが狙いだった。

2006年7月
(小泉総理・当時) 「与党がここまで歳出削減に協力してくれた、画期的なことだと思いますので」

(ナレーション) ②この時に、社会保障費の伸びも5年間で合計1兆1000億円(毎年2200億円)抑制することが決まった。その後の安倍、福田両内閣は、雇用保険の国庫負担削減などで、何とか2200億円の抑制を守ってきた。しかし今年度は、

3月12日、衆院予算委員会
(麻生総理) 「これは限度に来ているのではないかと。そういったことを考えておりますので、私どもとしては今回、この、減らすのをいかがなものかということで」

(ナレーション)③ 結局、麻生総理は社会保障費の削減にはほとんど手をつけず、一般財源化された道路特定財源などから予算を回すことで何とか2200億円抑制の体裁を整えた。しかし今回、歳出抑制の象徴とも言える旗印を降ろした。今後、公共事業など、他の分野にも歳出増加を求める圧力が飛び火しかねない。既にこんな事態が起きていた。国土交通省が3月末に一時凍結した国道18路線の公共工事。その1つ、(群馬県)綾戸バイパスについて、関東地方整備局の事業評価監視委員会が凍結を解除し、事業を再開すべきとの判断を示した。これまでにも北陸(新潟県・浦佐バイパス、鷹ノ巣バイパス、長野県・小谷道路)四国(愛媛県・高知県・地芳道路、高知県・高知南国道路)、沖縄(与那原バイパス、南風原バイパス、中山改良)の地方整備局などが凍結されていた管内の8路線全てで建設コストを削減して事業を再開すべきという判断を示している。
(問題ナレーション②③)社会保障費の削減撤廃は批判できないため、ワンパターンの「公共事業批判」に何とかつなげようとする報ステ。
 議員会館で
(自民党・江藤拓) 「そりゃ、うれしいですよ。客観的な審査を経た上で、そして国民にちゃんと説明のできる理由がついたから、凍結解除ができたわけでありますからね、これはいいことだと思いますよ」

(ナレーション) 明日以降、中国、東北、九州、北海道の各地方整備局なども建設の是非について判断を示す予定だ。

・24日 中国地方整備局   三刀屋拡幅     島根県
                  安芸津バイパス   広島県
・25日 東北地方整備局   都南川目道路    岩手県
      九州地方整備局   青島~日南改良  宮崎県
                  早崎改良      鹿児島県
                  川辺改良      鹿児島県
・26日 北海道開発局     国縫道路      北海道
                  天塩バイパス    北海道
                  鹿部道路      北海道

午後6時すぎ、官邸

(記者) 「今回、(社会保障費)2200億円の文言を外したことによって、“骨太2006”を事実上、修正するものではないかというような声が挙がっておりまして」

(麻生総理) 「それ、おたくで。あなたの考えね」

(記者) 「そこ(2200億円抑制の文言)を外すことによって、公共事業とかも?」

(麻生総理) 「全然違う。全然違うと思いますけどね。2200(億円)っていうのは社会保障関係で、これ、毎年8000億から1兆前後、これは自然増がありますんで、その自然増のうちから2200億(円)というのを削っていたというのがこれまでのあれだった思いますが、年度を重ねれば額が増えていきますから、絶対量としてはその額はもう限度にきているのではないかという話と、公共事業の話を一緒にするというのは、少々難癖のつけ方としては無理があるんじゃないですかね」

(古館)① 「まあこの文言の続きをやりたいんですけれども、とにかく総理がおっしゃるように、まあ年金はじめとして、医療含めて、社会保障費は少子高齢化で、これ、毎年1兆円増というようなことが見えていると。さあ大変だと。だからこそ、それ以外の部分で、グッと抑えなきゃいけないというところに無駄がいっぱい出てますよね。納得できないですけどね」
(問題発言①)社会保障費は本当に削減しなくてもいいのか。バカの一つ覚えで「それ以外の部分でぐっと抑えなきゃいけない」と古館はいうが、本当にそうなのか?
(一色)① 「まあこれはあの、小泉構造改革のやはりまあ、終焉を告げるものっていうふうに受け取るべきなんだと思いますね。まあ私、小泉構造改革自体はあの、小さな政府というビジョンを掲げてですね、一定の役割果たしてきたと思うんですけれども、ただ、やっぱりその、時が流れてですね、やっぱり歪みも出てきたんですね。格差がこう非常に拡大するようなところのマイナス面も非常に出てきたんで、今その、小泉構造改革の方向性を変えること自体はこれはまあ必要なこと、妥当なことだと思うんですけれども、今一番、最大の問題は変えた先の、どういうビジョンを持って変えていくのかっていう、そのビジョンがないんですよね。だからまあ、本当に我々みんなで“これでいこう”っていうような旗みたいなものが立ってない状態で、中途半端にフラフラしてるというふうな、そこがまあ問題なんですね。だから基本的には社会保障を軸とした新しいビジョンというのを立てていかざるを得ないと思うんですけれども、そのためにはやはり財源として増税、あるいはよほどの節約ですね、そういうものをするということがセットになって、こうビジョンってものができてくると思うんですけれども。それがないんで、財政のタガが外れたような感じになって、いろんなものが選挙前に出てきてるというような、そういう状態ですね。まあ先ほど、求心力の問題も言われてましたけど、まさに求心力がないという」
(重大発言①)あれだけ小泉構造改革をあおっていたテレビ朝日がついに「転換発言」。これは重大だ。郵政民営化もさんざん賛成しておいて。今頃になって、「やっぱりゆがみも出てきた」というのは、どう見ても理解に苦しむ発言だ。
(古館) ②「本当に、この状況で消費税って言われてもっていうのはありますし、まず節約してくれよっていうこともありますしね。さっきおっしゃった、本当に格差がこれだけ出てきている中で、かつての小さな政府ってのはね、これ、見直さなきゃいけない点は多々あると思います。ただ、そもそも、その小さな政府に対する大きな政府って何だったかって言えば、これはあのー、社会保障云々というだけじゃなくて、官僚の肥大化している大きな政府を小さくするっていう本来の理念もあったはずでね、そこも同時に見なきゃいけないんだろうと思うんです」
(問題発言②)せっかく一色が「小泉構造改革を見直す」と言っているのに、相変わらず「小さな政府」「小さな政府」と叫ぶだけしか脳がない古館。この男はやはり視聴者には百害あって一理なしだ。
(一色) 「そこは本当に小泉改革も意外に手がついていないんですよね、官僚のところは」

(古館) 「うーん。そこはやっぱり代々受け継いだ人がもっとやっていかなきゃいけなかった部分だと思うんですよね。それともう1つ、一色さん、ちょっと気になりますのは、ちょっとどころじゃないんですけれども、これからこう、国債をどんどん刷って、増発するという。まあ7月なんかは大変な増発に出るわけですね。そうした時に、これは国債を刷らなきゃ立ち行かないからやったのは認める。それ、やんなきゃ大変だったわけですね、この危機対策で。だけども、その使い道以前の問題として、それだけ刷ることで、長期金利が急騰するという、これ、大変な懸念がありますよね。言われてますよね。このあたりを考えると、危機対策のために国債を増発した。それがより危機を引っ張るなんてことになっちゃいけないという。このあたりは日銀も政府も一体になってやんなきゃいけないんじゃないですか?」

(一色) 「そうですね。もう本当にマーケットが何ですか、財政規律を求めちゃうみたいな、そういうようなことだって考えられますよね。もうこれ以上やってられないということで、マーケットからもう無駄遣いとか、国債発行とかが止められちゃうという、その危険性さえありますから、ええ。そこは本当に気をつけないといけないです」

(古館) 「大事なことですよねえ。ぜひやってもらわないと困る部分ですが」

足利事件、東京高裁の再審決定にも、菅家さんは誤審が検証されないことに納得できず。

 当時の捜査員らは、菅家さん逮捕の功績で警察庁長官賞を受賞していたが、昨日、全員が賞状やメダルを自主返納した。

(古館) 「まあ裁判で検証すべきだ。それから間違った鑑定があったってことを検討するのかどうか。こういうこと、いろいろ今出てきたようにあると思いますけれども、その前にあの、私個人としてはですね、非常に印象的だったのは、この間、あの、栃木県警の本部長が、ある見方をしたら、誠実に思って菅家さんの前で謝りましたよね。まあいろんなご意見あると思いますが、私にはそう見えました。これはね、今まで捜査当局のトップで、私は見たことがなかったですね、ああいうふうに謝った人。それが通じたんじゃなかろうかな、菅家さんに。だから菅家さんがちょっとその表現なり、心持ちのニュアンスが変わってきたんじゃないかと、その時、思ったんですね。まず裁判所も、やっぱ検察も、それから捜査にかかわった警察の人たちも、菅家さんに会って、誠心誠意謝るってことが必要じゃないでしょうかね」
(問題発言)じゃあ、古館もテレビ朝日を代表して菅家さんに会って謝罪したら?
沖縄戦終結から64年

(ナレーション) 「米軍機から降り注いだ鉄の雨。2500トンの不発弾が今も沖縄に残る。

糸満市、慰霊祭での挨拶
(仲井眞弘多沖縄県知事) 「今でも地中に残る不発弾に、県民は危険にさらされ、不安を感じているので」

(ナレーション) 今年1月、不発弾が爆発し、老人ホームのガラスが割れる事故があった。全ての不発弾を撤去するにはあと80年はかかると言われている。

(麻生総理) 「(米軍基地の)ご負担の軽減に向け、地元の方々の切実な声を伺いながら、全力を挙げて取り組んでまいります」

(ナレーション) しかし、いまだ決着を見ない普天間飛行場の移設については触れなかった。

(古館) 「慰霊をし続けることは本当に大切だと思います。同時に沖縄にとってまだ戦争が終わっていたいというアングルで、不発弾の徹底的した撤去に全力を挙げる。こういうことももっと力を入れていかなきゃいけないんじゃないでしょうか」
(覚えておきたい発言①)「慰霊し続けることは本当に大切」―この言葉を皆さん、よく覚えておきましょう。8月15日の靖国神社報道で、彼らが何というかが大変楽しみだ。




平成21(2009)年6月23日(火)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 自民党の古賀選対委員長が東国原知事に会ったというニュースは報道ステーションとほぼ同じトーンだが、違うのは、母子家庭の生活保護の特集。前日、特集した報道ステーションでは、やみくもに政府批判を繰り返すだけだったが、ZEROでは、「子供たちの目線」という視点を置いている。政府批判をやればいいというもんじゃない、という報道の典型だ。
24Hのコーナー
●足利事件で再審開始が決定したが、菅家さんは誤判の究明がされないことに納得できず。

自民党古賀選対委員長、東国原宮崎県知事に出馬要請(6分40秒弱)

(ナレーション) 午後3時20分、宮崎県庁。車から現れたのは自民党の古賀選挙対策委員長。無言のまま知事室に向かう。一方、待ち受ける東国原知事。少し緊張した面持ちだ。そして、

(中略)

(古賀選対委員長) 「当然のことでね、私たちここは真剣勝負です」

(ナレーション) 会談時間は20分。一体、何が話し合われたのか。会談終了後、古賀選対委員長から驚きの発言が飛び出した。

午後4時ごろ、宮崎県庁
(古賀選対委員長) 「ズバリ自民党からの出馬を要請いたしました。今の自民党にないね、新しいね、エネルギーを、率直に言って欲しいと。だから出馬をお願いした。そう申しました」

(ナレーション) 東国原知事に対し、次の衆院選で自民党から出馬するよう要請したのだ。この要請に東国原知事、出馬の条件として、とてつもなく高いハードルを突きつけた。

午後4時ごろ、宮崎県庁
(東国原知事) 「私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党さんはお戦いになるお覚悟があるかというのをお伺いしました」

(記者) 「つまり東国原英夫総理のもとで戦う覚悟があるかのかというふうに問いかけたということですね?」

(東国原知事) 「そういうことを言わせていただきました」

(ナレーション) 東国原知事が出した条件は、自分を次の自民党総裁候補として選挙を戦うこと。

(記者) 「今の麻生自民党じゃダメなんですか?」

(東国原知事) 「うーん、それは、まあ国民の皆様が決めることだと思うんですね。生意気で申し訳ないんですけど、(自民党に)変わっていただきたいという期待を込めて申し上げました。自浄能力って言いますかね、そういったものがどうも欠落しているように私には映るんですね。国民の皆さんもそうじゃないかなと思うんです。ですからこういう場合はもう、党の内部で変えるんじゃなくて、外部から新しい風を入れて、血液をもう入れ替える、そういった覚悟が必要なんじゃないかと」

(記者) 「(古賀氏の)反応はいかがでした?」

(東国原知事) 「いや、ですから、非常に厳しいというお顔をされましたけど、“一応、話はお伺いいたしました”と。聞きましたと」

(記者) 「結論はいつまでにという?」

(東国原知事) 「わかりません」

(記者) 「総理の件は難しいですよと言われたらどうするんです?

(東国原知事) 「いや、仮の話には答えられませんけども、自民党さんがどうお考えになっているか、それはその、返事を受けてからまた考えさせていただきます」

(記者) 「これはどの党から依頼があっても同じような回答をされるんですか?」

(東国原知事) 「そうですね。まああの、きちんと私の条件っていうか、提案、提言をのんでいただけるなら、そうですね、政党は関係なく」

(ナレーション) 東国原知事は他にも、全国知事会がまとめた地方分権の提案書をマニフェストに盛り込むことも出馬の条件に挙げた。大阪府の橋本知事は

午後5時半ごろ
(橋下大阪府知事) 「本当に言ったんですか? 古賀委員長にですか? いやー、度胸ありますねえ。とてもじゃないですけど、考えられない。すごい」

(ナレーション) そして、総裁のポストを譲れと要求された形の麻生総理は

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「麻生総理への挑戦とも受け取れるとおもうんですけれども?」

(麻生総理) 「人の去就の問題ですから、そんなおちょくったような気持ちで言っておられるとは思いませんけれども、しょっと詳細を把握していないので、コメントのしようがありません」

(ナレーション) 自民党内からは東国原知事に反発する声が相次いだ。

(松浪健四郎議員) 「東国原君、顔を洗ってくれたまえ。それとねえ、東国原知事に依存しなきゃいけないほどね、自民党が落ちてるのかと思うと情けないね」

(笹川尭総務会長) 「あほらしい。のぼせない方がいいよ」

(ナレーション) 支持率の低迷にあえぐ麻生政権。もともとは東国原知事の高い人気に便乗して巻き返しを図る狙いがあったと見られる。今回の事態は自民党にとってどんな影響があるのか。

. 自民党への影響は?

(政治部・青山和弘記者) 「東国原知事への出馬要請は麻生総理も事前に了承していました。しかし、自民党総裁のポストを要求されたことは大きな誤算でした。支持率回復を狙ったはずが、麻生総理の存在そのものを否定された形です。党内には“すっかりなめられたものだ”と感情的な反発も広がっています。総選挙へ向けた自民党の混乱はさらに拡大しそうです」

(ナレーション) こうした状況に民主党の鳩山代表は

午後5時前、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「知事として一生懸命やっておられる方が、知事がまだ1期目も終えられていない中で、この、政党を救うために知事の職を投げ捨てるみたいな発想が、はたして県民とか、あるいは国民に理解されるかどうかということに関しては疑問があるにではないかと。これは一般論として申し上げておきます」

(ナレーション) 東国原知事が突きつけた条件を自民党はのむのか。麻生政権の迷走が続く。

「骨太方針」、小泉内閣からの方針転換。母子家庭の現状は?(約6分半)

去年離婚し、生活保護を受けながら4歳の娘と暮らす北海道在住の46歳女性を取材。離婚直後はパートを掛け持ちしていたが、今は体調を崩し働けない。現在の月収は、生活児童扶養手当を合わせて約15万7000円。うち生活保護費は母子加算が廃止されて7000円減り、約10万8000円。

(ナレーション・要約) 母子家庭の平均年収は213万円。多くの世帯が収入の少なさに苦しんでいる。そのため、生活保護を受けざるを得ない場合でも母子加算が上乗せされていたが、小泉政権時代の2006年に打ち出された、社会保障費を毎年2200億円削減する方針のために今年4月、母子加算は全面廃止された。働いているひとり親家庭には、5000円~1万円が支給される別の制度が導入されたが、病気などで働くことができない母親にとって状況は厳しい。

今月18日、衆議院議員会館
(2人の子を持つ女性・音声を変えて) 「働けない母親にとっては非常に厳しい削減だと思っていて、“あなたが働かないからですよ。だから子どもが不利益を受けてもが仕方ない”っていう、罰を与えられているような感じがして仕方がない」

(ナレーション) 民主党など野党4党は、母子加算を復活させる法案を提出。今日から審議が始まった。

今日、参院厚生労働委員会
(民主党・大河原雅子議員) 「母子加算は親1人で育児をしながら整形をたてる難しさに配慮して、憲法で保障された健康で文化的な最低限の水準の生活を確保するのに必要なものです」

(ナレーション) 必要な財源は90億円。その財源をどう確保するかは不明確だ。常につきまとう財源問題。今日、今後の政府の財政運営をどうしていくのか、方針が決まった。

午後6時ごろ、記者会見
(与謝野大臣) 「社会保障の自然増についてはそのまま認めることとする」

(ナレーション) 社会保障費を毎年2200億円削減するという小泉政権以来の方針を撤回した形だ。厳しい経済情勢の中、社会保障をどう充実させるのか、答えは見えていない。

(小林麻央) 「苦しい生活の中で子どもにかかってくる負担、将来への影響を考えると、それがやはり心配ですよね」

(村尾) 「特に子どもたちについては、子どもの貧困というのは、その子の責任に帰することができませんからね。やはりこれは社会全体で受け止めなくてはいけない問題だと思うんですよね。こうした問題についても、あるいはこうした問題に限らず、国の発想は、まず厳しい財政事情、ここから出発して、その中でお金を配分しているために、今、至る所で困っている人たちや子どもたちの悲鳴が上がってるんですよね。とりわけ子どもの貧困については、これは明日の社会の貧困につながりかねませんからね。やっぱり従来の発想を変えて、まず子どもたちをしっかりと守り育てる。これが社会の責務なんだと。まずここから出発して、じゃあそのために今、いくらお金が足りないんだ。じゃあその足りない分は私たちがどのような形で負担していくのか。こうした発想に立たなくてはいけません」

前日も報道ステーションで、母子加算が廃止されたものの、働けず、生活に苦しんでいる母子家庭を取材した同様の企画があったが、毎度のことであるが、国にばかり批判の矛先を向ける報道ステーションとは異なり、村尾キャスターは「子どもたちをしっかり育てる。これが社会の責務なんだと。足りない分(お金)は私たちがどのような形で負担していくのか」と、国民もしっかり考えていかなくてはいけないという目線でコメントしている。

●沖縄戦終結の日にちなんで、THE BOOMの宮沢和史がひめゆり平和祈念資料館館長ら、当時の生存者と、戦争を語り継いでいかなくてはいけないという話をする中で、『島唄』誕生の原点はひめゆりにあったというエピソードを披露。宮沢が4年前訪れたアウシュビッツ博物館では、強制収容所で行われた出来事を、戦争を経験していない世代が語り継いでいた。宮沢はこの経験を沖縄で生かせないかと考えていた。宮沢はひめゆり学徒隊が集団自決した荒崎海岸でひめゆり学徒隊の生存者である別の女性からも話を聞く。

(女性) 「私たちが、日本人があの時、受けた教育はアメリカ人は人間じゃない。平気で人を殺すとか、今の若い人たちがもう理解できない教育なんですよ。そういう教育を受けてますから、絶対に捕虜にはなるまいと思っていましたね。だからここまで追い詰められたんですよ。(ところが)アメリカ兵たちが血まみれの先輩たちに一生懸命、傷の手当てをしていたんです。もうしんじられませんでした。なんでそんなに親切にするだろうって。あの時の教育とのギャップが大きすぎて、だからそれが今、悔しいんです。真実を知っていれば、みんな死ななくて済んだんです。事実をね、若い人たちがしっかりと知って、命を大事にする。その原点は戦争をしないこと。いざという時は、どちらを選択するかという時は、もう絶対戦争をしないという道を選んでくだされば、この人たちの死も無駄にならないんじゃないかなと思っています」

(村尾) 「私は荒崎海岸で宮城さんがおっしゃっていた言葉、真実をみんな知っていたら、死ななくて済んだんだって。事実をしっかり若い人たちが知って、命を大事にする。もう原点は戦争をしない。この言葉が非常に印象に残ったんですよね。とりわけその事実、これは戦争で被害を受けた人、あるいは戦争の犠牲になった側の人たちの事実、これを私たちは長く、代々伝えていかなければいけないと思うんですよ。その役割を担うのは私たち、戦争を知らない世代、私たちが担わなくちゃいけないと思うんですね。宮沢さんは、“私は音楽家だから音楽でそれを伝えたい”と言った。私も含めて皆さんも、自分だったら何をどう伝えることができるのか。6月23日の今日、それをみんなで真剣に考えていきたいと思ってます」

国交省公用車をめぐる談合で10社を処分、国交省も謝罪。

(ナレーション) (前略) 今日、公用車をめぐる談合が明らかになった。

午後4時、記者会見
(春田事務次官) 「深くお詫びを申し上げます」

(ナレーション) 公正取引委員会によると、国土交通省側が公用車の運転や点検などの業務を発注。それに対し10社が談合し、発注を受ける業者をあらかじめ競争せずに決めていたという。さらに国交省側の関与も明らかになった。談合を行っていた業者に国交省のOBが天下りしており、一部に国交省側から情報が流れていたのだ。公正取引委員会は日本道路興運や北協連絡車管理、日本総合サービスなど10社に対し、独占禁止法違反の疑いで、課徴金およそ26億円の支払いと、再発防止を求める排除措置命令を出した。さらに国土交通大臣に対して、改善措置要求を行った。

エンディング
(村尾) 「今日のニュースで、これからの経済財政政策の基本方針を示す、いわゆる「骨太の方針」というのが発表されましたけれどもね、最近私、どうもこれに不満があるのは、骨太じゃなくて、各省庁の言い分を寄せ集めて、ホッチキスで留めてる感を受けるんですよ。全てを書くってことは、全てを書かないっていうのと同じ意味で、方向性がわかんない。もっと明確な方向を打ち出すべきだと思います」

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「社会的弱者の味方」を装う報道ステーションの「偽善体質」を何とかしろ!

平成21(2009)年6月22日(月)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 生活保護の母子加算廃止について、社会保障費のカットのニュースに絡めて大々的に特集。報道ステーションよ。真っ向から聞くが、日本はあなた達の言うほど、弱者に厳しいろくでもない国なのか?ソマリアや中東に比べて、日本はそんなに悪い国なのか?それに社会的弱者が続々と日本に誕生しているのなら、なぜあなた達の給料をその弱者たちに提供しないのか!それをしないテレ朝の報道は「偽善」ではないのか!―というわけで、連日報道ステーションは、「社会的弱者」の特集を行っている。テレビ朝日は、中国の四川大地震にはどらえもん基金を作って寄付していたが、日本の弱者にはそのようなことは行わない。それは、テレ朝が「社会的弱者」を商売の道具にしているからではないのか?
フランチャイズ店の弁当値下げ販売に対する本部の圧力に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反だとしてセブンイレブンに排除命令を出した。

 コーナーの中では、消費期限切れ弁当の廃棄の問題から食品ロスについても言及。農水省が今年3月にまとめたデータによれば、2006年度の食品関連事業者の廃棄量は94万トン。うち食品小売業に限っても58万トンの食品ロスが出たという。問題は国会でも取り上げられ、今年3月、衆院農水委員会で石破農水大臣が「我が国における、供給される食糧の約2割に相当する1900万トンが毎年廃棄され、その量は世界中の食糧援助の総量を上回っております」と答弁している。セブンイレブンでは2003年から、一部弁当の売れ残りなどを回収し、飼料や肥料にリサイクルする活動を始めている。

2番目のニュースは、先週、目黒区のマンションで父娘が死亡した火災事故の原因がタコ足配線だったとみられることから、トラッキング現象による火災の危険性について伝える。

「骨太方針2009」自民党で了承されず。母子加算廃止のいきさつ(約9分半)

(ナレーション) 明日に閣議決定の期限が迫る「骨太の方針2009」。前日だというのに自民党は総務会で異論が噴出。またしても了承が見送られた。

(伊藤公介) 「何でこんなこと、自民党はひと言ね、書けないのか、数字を」

(津島雄二) 「(社会保障費を)カットしていくというようなことは絶対に認められない」


(ナレーション) 槍玉に挙がっているのは、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制するという政府側の方針。政府の原案では「骨太方針2006」を踏まえ、歳出改革を継続するとしていて、自民党側が一斉に反発、先週金曜日も結論が出ず、先送りにしたばかりだった。

テロップにて、今日の総務会での発言
(尾辻参院議員会長) 「いつもだまされて、だまされて、だまされて、だまされて、もうだまされないぞ」

(ナレーション) 結局、総務会は2200億円削減を取りやめることでは一致したが、尾辻氏らは削減しないことを明記せよと主張し、物別れに終わった。

国会内で
(尾辻参院議員会長) 「“(骨太)2006”という言葉を残すんなら、“2200億の削減をしない”ということを明確に書けば、まだそれで同じことだからいいんだけれども、それを書かないというから了承できないと」

(笹川尭総務会長) 「2200億円削減はなし、と(記事に)書いていただいて結構です。私が責任を取ります」

(ナレーション)① 政府側で削減にこだわる与謝野大臣は夕方、自民党役員に呼ばれ、その場でこう明言したという。

テロップにて
(与謝野大臣) 「来年度のシーリングにあたって、2200億円の削減はしない」

(ナレーション) ②その2200億円の社会保障費の抑制で、既に削減されているものもある。母子家庭への生活保護費だ。
(問題ナレーション①②)総選挙前で「社会保障費2200億円の削減はしない」という与謝野財務相の言葉を楯に、いきなり母子家庭への生活保護費の問題に持っていく。母子家庭といってもいろいろなケースがあり、生活保護をもらっていることがほとんど。報道ステーションの主張だと、離婚した女性で子育てをしているケースには、国家がお金を払うのが無条件に義務、ということになる。
(夫と離婚し、小学生、高校生の娘3人と暮らしている40歳女性のケースを紹介。月7万円ほどの給料の他に児童扶養手当なども支給されているが、月14万円の生活保護費に頼らざるを得ない)。

(ナレーション・要約) 母子加算の対象は全国で約10万世帯。しかし厚生労働省は2005年度以降、段階的に減額し、今年4月、完全に廃止した。

(生活保護を受けている女性) 「私たちは国からお金をいただいているから、それ以上のことは言えないのかなというのがありますから」

(ナレーション) ①小泉内閣の下で閣議決定された「骨太の方針2006」では、社会保障費の自然増を2007年度から5年間、毎年2200億円抑制する方針が決まった。母子加算の廃止で浮いた財源も、この抑制の実績にカウントされた。野党4党(民主・共産・社民・国民新)は母子加算を10月から復活させる法案を国会(参院)に提出。今週、参議院で審議が始まるが、与党は反対の姿勢だ。

午後5時
(公明党・山口那津男政調会長) 「一律に母子加算を復活するというのは、これまでの様々な努力と実態とは合わない主張だと思います」

(生活保護を受けている女性) 「母子加算で、やっぱり期待してた部分があったので、学費を遅れて払うようになってしまっているんですよ、今は。事務所まで彼女(長女)が持っていかないといけないというのが、ちょっと一番かわいそうかなと思うんですよ」

(ナレーション) ②母子加算の廃止に代わって、国は働いている母子世帯などを対象に、最高月額1万円の就労促進費を設けた。

(生活保護を受けている女性) 「自分1人だったら、多分どうでもいい状態になるんじゃないかと思うんですよね。3人いるからがんばろうかなって思う。離婚してからそうですね。子どもがいるから頑張れる」

(ナレーション) ③この女性はどうにか働くことができるため、就労促進費の支給を受けている。しかし、これさえもらいない家庭もある。

(夫のDVが理由で離婚し、今は小学生や保育園児など3人の子どもと暮らす27歳の女性のケースを紹介。

(記者) 「働きたい気持ちはあります?」

(生活保護を受ける女性) 「あります。ありますね。精神的な病気、逃げてるわけじゃないんですけど、本当に身体の症状として出てくるわけですから、(仕事に)行くのがつらいですね」

(ナレーション) 当初は工場などで働き、月20万円の収入があったが、精神的な負担から体調を崩し、今は働けない状態が続いている。母子加算が廃止された上に、この場合、(働いていないため)就労促進費(月1万円)も受け取ることができない。

(生活保護を受ける女性) 「育ち盛りで、食べる量もすごいんですよ。みんながびっくりするぐらい。でも食べさせないわけにはいかない」

(ナレーション) ④なぜ、そもそも母子加算は廃止されることになったのか。厚生労働省は2004年に出された社会保障審議会の報告で、一律・機械的な給付を見直すとの記述があったことなどを廃止の根拠に挙げている。しかし、当時の専門委員会のメンバーは、報告書では母子加算廃止を提言していないと主張する。

(専門委員会のメンバーだった静岡大学・布川日佐史教授) 「専門委員会は母子加算の廃止ということは提言していません。(報告書に)“廃止すべきだ、廃止の方向で見直すべきだ”っていうふうには書かなかったところが、それはその当時の委員会の意見でもありますし」

(ナレーション) ⑤厚生労働省は、母子加算廃止のもう1つの根拠として、母子加算を含めた生活保護費が、一般の母子家庭の消費支出額を上回っているというデータも出している。

(静岡大学・布川教授) 「データは母数がとても少なくて、不安定なデータでした。委員会の中では、このデータを基に制度をいじること、見直すことはどてもできないんじゃないかという強い意見が出ました」
(問題ナレーション③④⑤⑥)生活保護の母子加算分が廃止しされたことを大きく問題視し、その根拠となったデータが「不安定」と断じる。まるで自分たちは「弱者の味方」で、どんなケースにも母子加算を行うべき、という主張に聞こえる。
(ナレーション) ⑥厚生労働省は、その統計データが有意なもいのであるかどうか、確認できないことを認めた(民主党・山井和則議員に対する政府答弁書による)。

(古館) 「まず一色さん、これだけじゃわかりづらい方、多いと思うんですよ。私なんかもね、一瞬あれって、今思ったんですよ。この厚生労働省がかつて根拠にしていた、今、確認できないと言い出したようですけども、この母子加算を廃止する根拠をもうちょっと詳しく説明してもらえますか?」

(一色)① 「あの、生活保護を受けていない母子家庭っていうのもあるわけですね。それから生活保護を受けている母子家庭っていうのもあって、その消費支出を比べると、1990年代後半の数字だったみたいですけど、生活保護を受けていない母子家庭の消費支出より、受けてる人の消費支出の方が多かったというので、じゃあ、それだったら、ちょっとたくさん生活保護が与えられすぎじゃないか。母子加算の分が必要ないんじゃないかということで、段階的に削られてきて、この2009年、今年の4月からゼロに、ゼロというか、母子加算がなくなったわけですね」

(古館) 「これ、どうですかね?」

(一色)② 「ただですね、まず計算方法自体は、データはそう不安定ではあるにしても数字はあったんでしょうけれども、ただ、ものの考え方としてですね、もっと苦しい人がいるから下げるんだと、切るんだということだったら、それは最低保証ラインというのはもうどこまでも下がってきますよね。そうじゃなくて、もっと苦しい人の方をどうやったら上げられるかっていう発想で、つまり、もっと苦しい人は生活保護を申請してない世帯っていうのがですね、かなり得られるのに申請してない世帯、あるいは申請しても得られていないような世帯もあるわけですね。そういう家庭をちゃんと生活保護を得られるようにするとかですね、そういうもっと苦しい人の方に光を当てるような政策をしないといけないんですけど、たくさんもらってるからっていう理由で下げていくこと自体が、考え方としてちょっと変だと思いますけどもね」

(問題コメント①②)古館の言葉にあおられ、頑張って生活保護なしにちゃんと生活している人まで、「苦しい人に光を当てる」として、政策の「考え方が変」と断じている。頑張って生きることがそんなに「変」で、国家がその人たちにすべて支援すべきなのか?「変」なのは、テレビ朝日で高額の給料をもらっている人たちの頭ではないのか?
(古館)① 「いやー、だって、あの就労している人の支出が仮に少ないとしたら、切り詰めて切り詰めて、たとえば爪に灯をともすように生活をして、子どもさんのためにかろうじて貯蓄をして、それを教育費としてあてがうっていう。そういう支出を切り詰めている方だっているはずですよね。一概にこっちとこっちで比較できないわけですよねえ」
(問題発言①)古館は人間が自立して働くことを尊いとは考えていないらしい。「爪を灯をともすようにして働いている人たち」にお金を直接渡すことが本当に良いことなのか?
(一色) 「そうですね。まあ最近、子どもの貧困というような問題が指摘され始めてますけれどもね、本当にこの母子加算の廃止もその一例だとは思うんですけれども、とにかく日本のお金っていうのは、子どもたちになかなか使われてないんですよね。やっぱりOECDの中でも教育費やなんかは一番低いですしね、先進国の中でですけれども。GDPに対する比率が一番低いとかですね、とにかくまあ、子どもへのお金をもっともっと使わないと、将来のことですからね。日本の将来のにかかわることですからと思うんですけれども、これもまあそれの一例かなというふうな気がしますけどもね」

(古館) ②「社会保障費といっても、もう多岐に及んでいて、この穿った見方したら、選挙を前にして、ここは削るに削れないとか、消去法でいった時に、もしかしたらこれ、母子加算、これ廃止っていうのは、切りやすいところから切ろうかなんて思ってるんじゃないかって言いたくなるんですよね」
(問題発言②)何が何でも自民党や政府が悪いというパターンに結びつけて考える先入観があるため、「これから削ろうとしている」というイメージを植えつけようとしたが、完全に間違いを犯して自爆する古館。
(一色) 「まあもう切られてますけど」

(古館)③ 「もう、そうです、4月からね。そういうふうに思ったんじゃないかと思うんですよ。これはやっぱり補正も通りましたけれども、こんなもん要らないだろうっていうようなところにね、お金ついてるように見えちゃうんですよ。やっぱりこれ180億ですね、復活させるためには。これ、科学技術の研究施設、47都道府県に1つずつハコモノ作るって700億って言ってますけど、まずこれ、母子加算復活すべきじゃないですかね。予算の使い道、これ、考えてみる必要、大いにあると思います」
(問題発言③)自分の間違いを正さず、無理矢理「母子加算を復活すべき」という結論に持っていく古館。間違ったらまず謝れ、と普段から自分で言っているだろう!弱者の味方面をしているからこうなるんだ。
イランの混乱、反体制運動へと

(ナレーション・要約) ハメネイ師が「選挙結果に変わりはない」として完全に保守派側に立ったことで、抗議してきた者たちの怒りの矛先は選挙の不正から最高指導者へと変わっている。30年前、汚職にまみれた新米政権への抗議デモは、国民への発砲がきっかけで暴動となり、国内全土に広がり、国王は国外に退去した(1978~1979年のイラン革命)。現在、ムサビ氏は改革派としてハメネイ師と対立しているが、当時、革命で最高指導者となったホメイニ師のもとで、ハメネイ師は大統領、ムサビ氏は首相を務めていた。

(静岡県立大・宮田律准教授) 「(ハメネイ)大統領と(ムサビ)首相の間は必ずしもしっくりいっていなかったということが言われています。それを調整していたのが、当時の最高指導者であったホメイニ師と」

(ナレーション) しかしホメイニ師の死後、1990年代の後半に改革派と保守強硬派の対立が顕著になってきたという。さらに2000年に入り、一部、自由主義的文化の流入が黙認され、若者の中に新たな「改革派」が生まれた。

(静岡県立大・宮田准教授) 「イスラムではですね、死者が出た場合は40日後に法要が営まれるわけですね。その法要でまたデモが起こり、さらに弾圧が行われる。そうした繰り返しによってですね、反体制運動が拡大していくということは十分考えられると思います。王政が崩壊(イラン革命)に至る過程がまさにそうであったですね」

(古館) 「もめている上同士は利権争いがあると見られます。それにしてもですね、民衆が立ち上がった。そして国が民衆に発砲したという事実があります。これは第二の天安門になる、そんな懸念も生まれているイラン情勢であります」

日本郵政の社長人事、佐藤総務大臣が西川社長の続投を了承

午後7時前、記者に囲まれ
(記者) 「(業務改善報告の概要の報告を受け)西川社長の続投をお認めになるということですか?」

(佐藤総務大臣) 「一応、そういうことになります。私としては、この処分を踏まえて、打倒だという判断を下したわけでありますから」

業務改善報告の概要などによると、日本郵政は新たに、グループの経営諮問会議を設け、経営の監視体制を強化するとしている。また、西川社長が報酬の30%を3ヶ月間返上するなど、社内処分を行う。

(古館)① 「まあこれにまつわる一連のいろんな動きはちゃんと見ていかなきゃいけない大問題だと思います」
(問題発言①)大問題なのは、お前らの頭だろう!朝日新聞とテレビ朝日、日本経済新聞の言う通りにしたら、こういう結論になった。西川続投を朝日グループが支持したため、麻生内閣は国民の反感を買い、支持率を落とした。ということは、朝日グループが国民から支持されていないということなんだよ!




平成(2009)年6月22日(月)のZERO

(本日の番組構成と報道ステーションとの比較) 24Hに続いてのトップは、山陰地方を中心に西日本で激しい雨、次いで、女子中学生になりすまし、教え子に裸の写真を送らせた小学校教諭逮捕、3番目は、フランチャイズ店の弁当値下げ販売に対する本部の圧力に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反だとしてセブンイレブンに排除命令を出したニュース。それに続いて、自民党総裁選をめぐる攻防のニュースだが、テレビ朝日のように「変」なコメント挟まない。その他のニュースも淡々と報じ、イラン情勢の解説も的確だ。

自民党、総裁選前倒しをめぐり攻防(約3分45秒)

(ナレーション) 今日午後4時、自民党の山本拓議員は支持率が低迷する麻生総理に対して、こう切り出した。

午後4時、東京駅前
(山本拓) 「この党首を、次の4年間の総理大臣になんて、とても言えるわけがない。告示の1週間前までに何らかの形で、新しいリーダーを最悪、決めれば、堂々と選挙ができる」

(ナレーション) 次の衆議院選挙には新しい総裁で臨むべきだという、いわゆる“麻生降ろし”の考えを公然と表明したのだ。山本議員が訴えているのは、9月予定の自民党総裁選を衆議院選挙の前に行うという、“総裁選前倒し論”だ。山本議員は今日までに、党所属の国会議員108人から賛同を得たと話す。党則によれば、過半数にあたる216人の署名があれば、総裁選前倒しが可能になるため、必要な署名の半分を集めたことになる。一方、こうした“総裁選前倒し論”をけん制する発言が、閣僚から相次いだ。

午前10時半ごろ、記者会見

(河村官房長官) 「総選挙を前にしてですね、党内の足並みが乱れてるということを指摘されることはいかがなものかと」

午前10時すぎ、記者会見
(記者) 「麻生降ろしは起きない?」

(野田消費者担当大臣) 「麻生さん以上の人がいますか?」

(ナレーション) 麻生総理は今夜、大きな拍手で迎えられ、笑顔がこぼれる。東京都議選の候補者の陣営を激励して回った。

(中略)

(ナレーション) 「7月にはこの都議選の他に、静岡県知事選挙も控える。ここで2連敗すれば、麻生降しが本格化するとの見方もあるのだ。その動きを封じるため、都議選の応援にも力が入る麻生総理。

午後6時ごろ、官邸
(麻生総理) 「総裁選を前倒しという、いろいろなご意見があるということは知っています。私自身としては前倒しするつもりはありません」

(ナレーション) 一方、政権交代を目指す民主党は、自民党内の麻生降ろしを厳しく批判した。

民主党本部、記者会見
(民主党・鳩山代表) 「総裁選前倒しというね、発想そのものが、本当にもう国民不在の政党になり下がられたなあと、そう思います。もっとしっかりしてもらいたいと。早く解散に、いよいよ麻生さん打って出てほしいと、そう思っております」

(ナレーション) 支持率が低迷する麻生総理の方が、選挙を戦いやすいという思惑も見え隠れする。解散総選挙をめぐる与野党の攻防が激しさを増している。

スタジオでのコメントなし

イラン、デモ隊と政府側の衝突続く。櫻井翔の「イチメン」も混乱するイラン情勢

 選挙結果発表後、死者は17人。ムサビ元首相は引き続き抗議活動を行うよう声明を出した。デモ隊の抗議は、ハメネイ師批判にまで発展し、批判の矛先がイランの国家体制にまで及んでいる。イラン政府はデモを扇動したとして、ムサビ元首相を支持してきたラフサンジャニ元大統領の娘を拘束、既に解放されているが、改革派への圧力は強まっている。
 反体制の動きが進む理由としては、保守穏健派のラフサンジャニ元大統領と、改革派のハタミ前大統領がムサビ元首相を支持していることがある。この改革派の動きがイランの国家構造を変えるかというと、改革派の一部にはイランの体制そのもの壊したい人一部いるが、ラフサンジャニ元大統領もハタミ前大統領も、国家体制そのものを否定しているわけではない。専門家は、今回の動きがイランの国家体制を変える可能性は低いと見る。

(村尾) 「国際社会がどうしてイランの動きに注目しているかがと、それはですね、イランには核開発の問題があるんですよね。イランはですね、“これは平和利用するんだ”と言ってるんですが、アメリカはじめ、欧米社会は“いやー、これは軍事に転用するんじゃないか”と、実は懸念してるんです。核開発といえば、北東アジアでは北朝鮮がやっぱり核開発を行おうとしてますよね。これについては6ヶ国協議という場でこれを対応しようとしているんですが、同じようにイランについてはですね、国連の安全保障理事会の常任理事国の5ヶ国、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、それにドイツを加えた6ヶ国が、いわゆる同じようにこの問題を協議しようとしているんです。事実、国連の安全保障理事会でも、イランに制裁決議を3度も出しているんですよね。こうしたことが背景にあるからこそ、国際社会はイランの動き、注目しているんです」

Pic UPのコーナー
日本郵政の社長人事は、西川社長と佐藤総務大臣が会談し、西川社長の続投で決着。佐藤総務大臣もこれを了承。かんぽの宿売却問題に関する総務省からの業務改善命令への回答として、西川社長が自らの報酬を3ヶ月間30%返上する処分を明らかにした。

●原爆症の認定基準について厚労省は慢性肝炎などを認定対象に追加することを決定。裁判で従来の基準より「広い範囲で原爆症と認める判決が相次いだため。原告団は、さらに広い基準での一括救済を求めており、「今回の決定には失望した。法律の抜本改正を求めたい」と話している。


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報ステ、西松事件を古い(自民党)体質に置き換えて批判して、民主党を遠隔擁護し(椿事件を実行中)。ZEROがなかったら国民は騙される。

平成21(2009)年6月19日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成・内容)
 西松建設前社長の初公判で、民主党の主張を強く印象に残すイメージ操作か?エコポイントの特集では、「面倒くさい」という理由で、反政府系の大学教授のコメントを交えて、政府の政策の批判を展開。そして、農水省の米備蓄量虚偽報告事件では、国の農政を全面的に批判。そして、最後にお得意の雇用政策批判。何でもかんでも国に頼りながら、国の政策を批判する報道ステーション。いい加減にしないと、国家を滅ぼしているのが実はマスコミだ、ということがばれてしまうぞ!(もうばれているか)
西松建設前社長初公判(14分弱)

(ナレーション) “天の声”。西松建設による違法献金事件の構図を、検察側は小沢氏側の談合への決定的な影響力とその見返りとして説明した。西松建設による違法献金事件。政治資金規正法違反などに問われた西松建設前社長・国沢幹雄被告、そして元副社長の藤巻恵次被告に対する初公判が今日、東京地裁で行われた。ダミーの政治団体を使った民主党・小沢代表代行サイドへの500万円などの違法献金などについて、国沢被告はこう述べた。

(西松建設前社長・国沢被告) 「間違いありません」

(ナレーション) 解散総選挙が取りざたされる中での小沢氏の秘書逮捕で批判を浴びた検察。起訴したのは時効の関係で2006年の500万円の献金にとどまったが、検察側の冒頭陳述は30年ほど前の小沢氏の影響力の話に遡る。

(検察側冒頭陳述から) 「岩手県下の公共工事については、遅くとも昭和50年代終わり頃から小沢事務所が影響力を強め、小沢事務所の意向がいわゆる“天の声”とされ、本命業者の選定に決定的な影響力を及ぼすようになった」

午後3時前、車に乗り込もうとする民主党・小沢代表代行に
(記者) 「天の声を出したと言われてますけれども、反論はないでしょうか?」

(小沢氏は無言で車に乗り込む)

(ナレーション) 検察側が描いてみせた事件の構図。西松建設を含むゼネコン各社は、小沢事務所の意向、すなわち“天の声”を得るために名前を隠し、多額の献金を行ったと主張する。

(検察側冒頭陳述から) 「国沢被告は、東北支店長から“必ずしも小沢事務所との関係が良好でなく、岩手県下の公共事業を思うように受注できない状況にある”との説明を受け、小沢事務所からの要求に応じ、1995年中に1000万円を超える献金をすることについて了承した」

(ナレーション) 1996年、西松建設のJV(ジョイントベンチャー)は、岩手県内のトンネル工事を25億3000万円で落札。この年、西松建設側は小沢氏側に対する献金として、合わせて2812万円の寄付を行っている。そして2000年。

(検察側冒頭陳述から) 「小沢事務所側から多額の献金として社会の耳目を引かないよう、西松建設側の献金名義もできるだけ分散してほしいと要請された」

(ナレーション) これを受け、西松建設は直前に作った「未来産業研究会」なるダミーの政治団体など、3つのルートで献金を始めたと、検察は主張する。検察側はこの時期に秘書の取りまとめ役となったのが、大久保被隆規被告だとする。

(検察側冒頭陳述から) 「大久保秘書は西松建設との関係でも、寄付額の割り振りに関する打ち合わせを行うとともに、“天の声”を出すなどした」

(ナレーション) 法廷で検察側は、この(盛岡大迫東和線トンネルの)工事に関して、大手ゼネコン東北支店の談合担当者の供述を読み上げた。

(大手ゼネコン談合担当者) 「西松の担当者が来て、“小沢事務所に了解いただいている”と報告され、大久保秘書に電話したところ、“そういうことで結構です”と言われた」

(ナレーション) 検察側は、西松建設が“天の声”によって落札したとする公共工事は岩手と秋田の4ヶ所、計122億7000万円としている。これにかかわる献金はいずれも時効となっている。それでも法廷で公にしたのは、捜査批判への検察の釈明なのか。

(元東京地検特捜部副部長・北島孝久弁護士) 「特捜部っていうところは、そんなデリカシーのある集団ではありません。もしそうならば、ロッキードやらリクルートやら、金丸事件やらゼネコン事件はできません。証拠があれば、食らいついていくという、そういう集団です。だからその、あまり政局とかは意識してないと思います。第1回ですね、今回はね。そこである程度、事件の背景事情を示すということは、決して特異な例ではないと思います」

(ナレーション) ①大久保被告の弁護人は検察側の主張に、ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくものにすぎないものと反論する。

(大久保被告の弁護人・伊佐次啓二弁護士)① 「現実に、具体的にどういう工事で、大久保さんがどのような行為を行ったか。そういう点については一切、具体的な言及がなかったように思いますし、現実に大久保さんがですね、そういった行為をされたということはなかったと、我々は確信しております」

(ナレーション) 今日の法廷で検察側は、「西松建設からの献金と知っていた」とする大久保被告の供述調書を読み上げた。

(大久保被告の弁護人・伊佐次弁護士)② 「保釈当日ですね、自分は一切やましいことはしていないと。自分の主張は今後、公判の中で明らかにしていくと。現段階においては全く変わりありません」

(ナレーション) また検察側は、「小沢先生の歓心を得るためだった」とする国沢被告の供述内容を朗読。起訴事実を全面的に認めた国沢被告の裁判は今日一日で結審し、検察は禁固1年6ヶ月を求刑した。

(大久保被告の弁護人・伊佐次弁護士) ③「民主党、あるいは陸山会等に限らず、自民党の議員、の先生、あるいは自民党の地方支部ですね、そういったところも(西松側から)たくさん献金を受けているわけです。そういった団体については一切不問に付して、大久保さんだけを起訴した。これは率直に疑問として思います」

(問題コメント①②③)大久保被告の顧問弁護人のコメントがやたらと多い。そして、
(ナレーション)② 西松建設がダミー団体を通してパーティー券を購入していた自民党二階派。東京地検の不起訴処分に対し、検察審査会は不起訴不当との判断を示している。
(問題ナレーション①②)結局、自民党も問題だ、ということが言いたい報道ステーション。
午前9時半すぎ、記者に囲まれ
(二階経産計算大臣) 「私の方が今、とやかく意見を述べる立場にはありません。三権分立でもありますし、そこはちゃんと見守っていきたいと思います。私の方は念を押しておきますが、政治資金規正法に基づいて、きちっとやっておるわけで、不正な行為はありません」

(ナレーション) 政界も固唾を呑んで見守った今回の初公判。総選挙を控え、思惑が交錯する。

午後3時、記者に囲まれ
(自民党・菅義偉選対副委員長) 「国民の貴重な税金を公共事業に、政治の力を行使することによって還元するという、こうしたやり方は絶対に許されるべきことじゃない」

正午過ぎ、公明党本部、記者会見
(公明党・北側幹事長) 「小沢さんご自身もですね、しっかり、今でも全然釈明されていないんですけども、党内において自浄能力を発揮されるのか、これまた問われていると」

午後1時、記者に囲まれ
(民主党・渡部恒三最高顧問) 「いろいろ“天の声”とか何とかいう。しかし、もう今や、全くそういうことはなくなってます。大久保君を全面的に信頼している」

午後4時半、民主党本部、記者会見
(民主党・岡田幹事長) 「検察の主張が一方的に述べられたというだけですから、そのことについてコメントすることはありません」

午後3時すぎ、記者に囲まれ
(共産党・穀田国体委員長) 「小沢さん本人はもちろんのこと、それをかばい続けてきた政党としての責任が問われると」

(ナレーション)③ 国会では海賊対処法(税制改正法、改正国民年金法)など、重要法案が軒並み成立した(衆院での再可決)。“麻生降ろし”が加速する中、総理が解散に踏み切れるかが最大の焦点だ。政府・与党には「西松事件」を形勢逆転の足がかりへと期待する声も。
(問題ナレーション③)形勢逆転を狙うために、西松事件があるという本末転倒した印象を与えるナレーションを流す。
昨日
(自民党・町村信孝前官房長官) 「こういう実態というものがまた明らかになってくることが、私は世の中の人たちがまた民主党に対する見方も変わってくると」

午後4時半すぎ、記者に囲まれ
(記者) 「オセロがひっくり返るような?」

(加藤紘一) 「「あのー、民主党の対応が悪かったら、それこそその可能性は十分ある。今、国民の政党や政治家に対する評価は2,3週間で変わります」

テロップにて
(与党幹部)① 「民主党に逆風が吹き、こちらが浮上するという期待を皆、持ってるよ。西松問題がもう1度フィーチャーされた時に、選挙のチャンスが来ないかな」
(問題テロップ①)この与党幹部って誰?何度も言うが、このような重要な発言を行うときはきちんとクレジットを明記すべき。それが報道機関の役割だろう。
午後6時、官邸
(記者) 「民主党は十分に説明を果たしてるとお考えですか?」

(麻生総理) 「……民主党がですか?」

(記者) 「民主党なり小沢前代表が」

(麻生総理) 「これ、ちょっと待って。主語はどっちにあるの? 裁判の結審にあるの? 政治とカネという話については、きちんと裁判の場で明らかにされていくということを、これは国民は期待していると私は思いますけどね」

午後6時40分、民主党本部
(民主党・鳩山代表) ①「天の声を聞いたことないからわかりません。小沢代行がね、今までないと言ってるわけですから、私どもはそれを信じます。(総理は)解散ができないで、国民の支持を失っていると。だからこそ、信を問わなければならない時ですから、麻生総理の手で早く解散をなさるべきだと」

(ナレーション) 国沢被告への判決は来月14日に言い渡される。しかし、大久保被告の初公判は今のところまだ決まっていない。
(問題誘導発言①)報道ステーションは番組の最後に必ず民主党議員のコメントで締めくくる。これは、最初にコメントをするより最後にコメントをする方がどうしても印象が強くなることを狙っての印象操作の疑いが濃い。
(古館)① 「まあ、やましいことが全くないっていうんだったら、小沢さんも、その他の名前が挙がっている政治家の方も、じっくりしっかり、やましいことがないんだったら説明してほしいですね。検察もやっぱり、もっとタイミングの件なんかに関してもですね、詳しく説明してほしいと思ってる人も多いでしょうし、それからまた、その、まあどうしても政局絡みでですね、何かを期待するっていうのはこういう流れになっちゃって、それに“あーあ”って思う人もいるでしょうし、今日の裁判とか見てますとね、山田先生、どうお考えになりますか。たとえば政治資金規正法だって随分と変えてきたって、結果はね、同じことやってるんだと。網の目をちょっと変えてもまたね、それなりのお金の調達をしている。で、ゼネコンと絡んで、政官業癒着、土建型政治っていうのはずーっと続いてて、ゼネコンの談合やめるって言ったって、結果、形を変えてうまくやってんじゃないかっていうふうに思いません?」

(中央大学文学部・山田昌弘教授) 「そうですね。やっぱり政治に対する信頼っていうものが、こういうのが現れて、さらにあいまいにされることによって、ますます失われていくっていう気がすますね」

(古館) ②「そうですよね。とにかく真相が公判で明らかにされるというような言い回しも私はすごく引っかかってですね、本当にこの西松の社長、副社長の、まあ7月14日、判決が出るわけですね。これもう、非常に政治的に微妙な時期ですけども、どういいうね、内容が出てくるのか、そして選挙後だっていうことですけれども、大久保被告のね、裁判はね。まあ当然、選挙後っていうのもわかるんですけれども、どこまで真相が明らかになるのかっていうのもね、これ、よく見たいのと同時に、全部真相が出るのかなっていうね、どうしてもそういうような、もう見方もあわせて見ちゃうんですけどね」
(問題コメント①②)「やましいことがなかったら詳しい説明をして欲しいという人が多い」「選挙後に詳しい内容が出てくる」と、まるで政府がそうしているかの印象を与えかねない。「詳しい説明をして欲しい」って言っているのは、本当はマスコミだけで、選挙になるのは実は自民党に不利。これがわかっていれば、古館は単にヒステリックに叫んでいるだけ、ということがわかる。
(山田) 「そうですね。だからやっぱり、あいまいなことに基づいた、あいまいに決着してしまうと、見てる方、見てる方というか、国民の側にとっても、何か不全感が残ってしまいますね」

(古館) 「そうですね。ただ単純に、まあその、国民の意見とか捉え方っていうのが、周期的に変わるわけじゃないですよね。うーん」

エコポイント交換商品発表と、エコカー補助申請開始(約9分40秒)

エコポイント対象商品やエコポイント交換商品の紹介、家電量販店の店員へのインタビュー、交換商品リストを見た街の人の声などに続き、

(ナレーション) 以前、ポイントと交換されるのは、環境に優しい商品などとされていたのだが。エコポイント事務局は、環境省と経済産業省、総務省の3つの省に所管がまたがっている。

午後、経産省、記者会見
(記者) 「商品券やプリペイドカードに偏ったかなと」

(エコポイント事務局担当者) 「これは想定した通りでございまして、商品券が必ずしも多いとは思ってございません。あの、逆に言いますと、地域産品ですとか環境配慮商品については、まさにこれから商品が並んでいくわけですね」

(記者) 「環境寄付を伴わない商品券とか、地域の特産品というのは、これは何か環境に?」

(エコポイント事務局担当者) 「一般型の商品券、これはそのままでいくとですね、エコになるのかなあという部分がございます。(企業側には)環境にやさしいですね、いろんな活動をしてくださいということをお願いしています」

(ナレーション) 今回のエコポイントに国が用意した予算はおよそ3000(2946)億円。全体的に見れば、効果は確かに出始めているようだ。エコポイントが導入された先月、薄型テレビの販売台数は前の年に比べて4割以上増えたという調査データもある(前年同月比42.9%増・BCN調べ)。

(民間調査会社BCN・道越一郎シニアアナリスト) 「5月1ヶ月間だけで、前年の同じ月に比べて台数ベースでですね、42.9%も伸びているっていうような形で、非常にエコポイント制度の効果が出ているというふうに思います。過去3年間ぐらい見るとですね、最高に(販売台数が)伸びていますね」

(ナレーション) 一方で別の実情も浮き彫りにされつつある。

(街の電気店社長) 「地域店も厳しいですよ。(エコポイント効果は)その、あまりないですね」

(ナレーション)① そもそもエコポイント制度は、景気対策の一環だったはずなのだが。
(問題ナレーション①)景気対策がまったくないかのような印象を与えている。
(街の電気店社長) 「ポイントといえば、だいたい量販店、大型店がやってることで、それのことだと思っちゃってるんですね。地域店、小さいところは、ああいう大きいところにね、みんなやられちゃってますから」

(ナレーション) 「内容の周知が徹底されていない」 街の販売店の中にはそんな本音をもらす店主も少なからずいた。エコをめぐっては今、車業界の鼻息も荒い。エコカーの新車を買うと補助がつく制度で、今日から受付が始まったのだ。(エコカー減税の説明)

(ネッツトヨタ東京杉並店店長) 「100年に1度の大不況というふうに言われておりますが、我々は100年に1度の優遇税制ということで、2度とないチャンスですと(説明している)」

(中略)

(関東マツダ高田馬場店店長) 「特にこの6月から効果は出てまして、非常に低年式のお客様が下取りで新車に買い替えというふうな案件が増えてます」

(ナレーション) 今回のエコカー補助金制度。やはり経済対策の名目で3700億円もの予算が計上されている。今日、販売店を訪れた男性。今の車には13年以上乗っているという。

(販売店を訪れた男性) 「ベリーグッドですねえ。25万じゃね。ちょっとドキッとしますね。考えたくなりますね」

(古館) 「山田先生、とにかくいろんなですね、景気刺激策をやって、まあ内需ももちろん拡大しようというふうに予算がついて、エコカー、エコポイントですけれども、エコポイントに関してね、あまりにも中身を詰めずに、“まずはやっちゃえ”っていうふうにね、見切り発車みたいなことやって、えーらい手続き、これが面倒くさくなってるわけですね」

(山田) 「みたいですね。(このニュースの冒頭、市川アナがエコポイント申請に必要な書類を封筒に入れて見せていたことをさして)先ほどの封筒の中に何枚も入れなきゃいけないとか、何か、エコポイントというシステム自体がエコかどうかっていうのを誰か、考えなかったんでしょうかね」

(古館)① 「これ、違いますよね」

(山田) 「ええ。だから事務局経費はかかるだろうし、封筒とか紙はたくさん使うし、印刷も使うし、何かエコのためにエコじゃないことをやっているっていう気がしてならないんですよ」

(古館)② 「ああー。経済産業省、環境省、総務省と、これグルグルグルグルっと、このね、3者でやって、事務局っていうふうになってるんだけども、なーんか変じゃないですか、これ」
(問題発言①②)何のためにやっているかわからない、という印象だけを与える批判のための批判の報道。このような番組につられて出演する方も出演する方だ。
(山田) 「そうですよねえ。何か、エコに名を借りた景気対策。何かエコが泣くっていう感じなんですよね。だからよく家族が言ってるんですけれども、車に乗らないとか、エアコンをあまり使わないとか、そういう人を応援するっていうのが、本当のエコポイントだと思うんですよね」

(古館) 「うーん、そうですね。あの、エコロジーっていうのはまあ生態系っていうことを考えると、これはそうじゃなくて、景気刺激策として割り切って、これはエコノミーポイントだっていうふうにね」

(山田) 「そうですね」

(古館)「堂々と打ち出して、そしてやっぱり、この商品を買ったところで、やっぱりちゃんとポイントをその場でくれてね、そのポイントがいろんなものに広範囲で使えるっていうふうに、これ、何とか直してもらいたいですね」

(山田) 「そうですね。もう減税とか、そういう方がいいと思うんですよ。つまり、手続きを複雑にして、わざわざエネルギーをかける必要はないんですよねえ」

(古館) ③「そうですねえ。これは何とかならないかな。ものすごい煩雑ですね、これ、手続きがね。で、商品についても、もらえる商品っていうかね、受け取れる商品が“こういうものなのか”っていう疑問もまた当然出てくるわけですね。いろんなですね、消費刺激策、あるわけですけれども、これはちょっと角度を変えますとですね、この国が雇用をしっかりとすると。それが、結果、消費向上、内需拡大にもつながるじゃないかという1つの角度があります。これ、山田先生のご専門でもありますけれども、今日、番組の後半でですね、あの日比谷の年越し派遣村の村長を務めた湯浅誠さんにここにお越しいただきましてですね、雇用としてどういうふうにやっていくことが消費の向上につながるのか、こういうことをですね、いろいろとここでお話を伺いたいというふうに思っております」
(問題発言③)「手続きが煩雑」だから「景気効果がない」といわんばかりのコメント。本当に何も考えていない古館キャスターの頭の中身がよくわかる。
農水省出先機関でコメ在庫量の虚偽報告とカラ出張(約7分35秒)

(ナレーション) 農家へ調査へ訪れたとしてウソの報告をして、出張旅費や日当を手に入れ、調査の協力先に渡すはずの謝礼品を着服する。コメの在庫の調査をめぐる不正で処分された農林水産消の職員、その数、実に全国で53人。

午前、記者会見
(石破農水大臣) 「コメ政策のベースとなるデータですから、そんなものがいい加減であって、何が政策だと」

(ナレーション) 減反政策を続けるための基礎データを捏造。しかも着服されたのは全て税金だ。

午後2時、農水省記者会見
「国民の皆様に深くお詫びを申し上げる次第でございます。どうも申し訳ございません」

(ナレーション) 農林水産省が公表したコメ在庫量調査に関する虚偽報告の実態。これによると、出張旅費、日当の不正入手や謝礼品の着服は全国の農政局や農政事務所の32人に及ぶ。これに監督者ら(21人)を含めた53人が停職や減給などの処分となった。

今日午後、熊本市
(米作農家) 「農政局の方が勝手にデータを作ってやっとということでしょう? それはちょっとでたらめですよねえ」

(ナレーション) 最も悪質とされたのは関東農政局に所属する42歳の男性職員だ(停職12ヶ月)。(男性職員は埼玉県北西部を担当、ウソの報告を行った件数は2年間で55回)男性職員は調査対象の農家へ行ったことにして、その間、近くの駐車場などで時間を潰したりしていた。謝礼として渡す1000円分の図書カードを4枚持ち帰り、そのままなくしてしまったという。さぼっていた間の給与や図書カードの代金など、合わせて31万円あまりは返還させる。

(石破農水大臣) 「一種の慣行みたいなところがあったのではないだろうかと。で、かぎかっこつきで言えば、“馴れ合い”みたいなところがあったのではないだろうかと」

(ナレーション) 農水省の職員が月に1度、決まった農家を訪れて行うコメの在庫量調査。その数値は減反政策を維持していく上での基礎データの1つとなる重要なものだ。それが捏造されていた。

(農水省・梶島達也総務課長) 「既存の調査結果の数値とですね、虚偽報告を除いた推計値には、統計的な有意な差がございませんでした」

(ナレーション) 不正の舞台となった農政局や農政事務所といえば、事故米が食用に横流しされるのを見逃した機関だ。しかも、事故米問題が発生していた時期でさえ、職員らは虚偽報告を続けたことになる。一方、不正の背景として、農水省が挙げたものの1つに、昨今の米づくり農家をめぐる環境の変化がある。

(農水省・梶島達也総務課長) 「客体(対象農家)から途中からお断りされるとか、“もう来ないでくれ”というようなケース。お願いベースでこうした調査をお願いしなければいけないっていう中で、農家との距離感が少しずつ変わってきたことが、1つ理由としてあるんではないかと」

(ナレーション) 14年前に食管制度が廃止され、今の農家は農協を通さず、コメを直接、流通ルートに乗せることができる。

電話取材
(記者) 「調査は具体的にどんなことをするんですか?」

(調査に協力したことがある熊本の米作農家) 「収穫量がいくらあって、どこにどれだけ出して、結構、面倒くさいですね。(謝礼品は)タオルとかはさみなんかもらったね。ああいうのは普通なら受けない。うちは知り合いだったから受けたけど、メリットないもんね」

(ナレーション) これらを受けても農水省が打ち出した再発防止策は、調査結果のダブルチェックや謝礼品の一括郵送など、当たり前のことだ。

(古館)① 「あきれ返ってモノが言えないんですけどね、あのー、要するに減反政策を維持するがために、何もしないで、それで税金の一部を自分の内懐に入れちゃってるって話ですよね。個人か、組織か、別にして」

(山田) 「そうですねえ」

(古館) ②「こんな税金泥棒的なこと、これ、犯罪じゃないですか」

(山田) 「結局、惰性で仕事をして、惰性で不正をいるって感じですね」

(古館) 「ああ、そうですねえ」

(山田) 「行政っていうのが旧態依然のままだっていうことの証拠ですよね」

(古館) 「うん、そうですねえ」

(山田) 「だから減反政策に関しても、私、若者の就労とかやってますので、農業に就労させようとか、失業した若者、そうやってるわけですよ」

(古館) 「そういう動きありますね、確かに」

(山田) 「一方で、減反で、全て国の管理でやらなきゃいけないという圧力をかけておいて、一方で、やあ農業は希望が持てるからやりなさいよって、なーんかそこ、矛盾は感じないんでしょうかねえ」

(古館) ③「本当にそうですね。これからもう、日本の農業、どういうふうに活性化させるかっていうことね、やっぱ、まず第一に考えないと」

(山田) 「こういうことが起こっていて、さあ若者に、“農業はこれから発展分野だから、みんな頑張っていこうよ”っていうふうに言えるっていうふうなのがおかしいんじゃないかと思いますね」

(古館) ④「そうですねえ。まあ現実には、たとえば減反に賛成の方、反対の方と、分かれてるけれども、たとえば65歳以上でね、高齢化して、もちろん農業だけでは食べていけない兼業農家でね、大変苦しい思いの中で頑張ってらっしゃる高齢の方もいる。この現実はね、全然変わってない。これ考えた時に、農家の人たちが変わんなかったんじゃなくて、全く農政が変わんないんで、それで選挙の票、田んぼを選挙の票田と捉えてやってきたことのツケが今、出てきてるわけですよね」

(山田) 「そうですね。逆にそういう政策を、まあおんぶに抱っこというようなことをやることによって、農家の人々が農業をやるというプライドとか、そういう希望というのを削いできたんじゃないでしょうかね」

(古館)⑤ 「そういうような感じがしますね。これは農水省だけじゃなくて、いろんな省庁で今、族議員がね、選挙前で活発な動きをしてるように見えるんですよね。これはもう農水省に戻れば、やっぱりこれ、出先機関と考えると、この全体のこの役所の二重行政、税金の使い道、これをどういうふうに有効に使って活性化しなきゃっていうところに、どうしても行き当たりますね」
(問題コメント①②③④⑤)ここまでであればバカでも言えるコメント。しかし、「農政を活性化させる」にはどうすればいいんだ。全部民営化して、外資をどんどん入れるのか?雇用対策に組み入れるにしても、戦後農業をやれる根性がなくなった日本人のフリーターなどが農業現場に行ってどういう実態になるか知っているのか?二言目には、「政治が悪い」というが、悪いのは、日本の農業を日本人が守らないようにした戦後の日本人、特に古館のような人間じゃないのか?
アメリカ軍、北朝鮮の船の監視態勢に入る(約3分25秒)


日本時間午前7時すぎ
(CNNテレビ) 「公海上で緊張が高まっています」

(ナレーション) CNNが世界に報じた緊急ニュース。アメリカ軍が空から北朝鮮船籍「カンナム号」の監視態勢に入ったという。この船は一昨日、北朝鮮から出港し、シンガポール方面に向けて中国近海を航行中だとされる。他のアメリカメディアの情報も総合すると、カンナム号がミサイルの部品や核関連物資を運搬している疑いがあるというのだ。先週採択された国連安保理の北朝鮮制裁決議では、北朝鮮の武器輸出禁止を厳しく取り決めた。

18日
(アメリカ軍・マレン統合参謀本部議長) 「船舶が貨物検査を拒否した場合、最寄の港に寄港するよう指示し、寄港地の国が貨物検査を行う」

(ナレーション) しかし決議では、貨物検査には、船の籍がある国の同意が必要だ。今回でいえば、北朝鮮の同意が必要となる。

(恵谷治) 「強制力がない決議でしたから、監視されようが、(北朝鮮にとっては)顧客まで届けるということに現実的な支障はない」

13日
(朝鮮中央テレビ) 「米国とその追従勢力が封鎖を試みるなら、戦争行為とみなし、断固、軍事的に対応する」

(ナレーション) この写真は2002年(12月)、北朝鮮の船が臨検を受ける様子だ。中東のイエメン沖で、スペイン軍とアメリカ軍から臨検を受けたこの船からは、15基の弾道ミサイル(スカッドミサイル)が発見された。しかし当時、北朝鮮のミサイル輸出を禁止する取り決めがなかったため、この船は解放され、イエメンに入港している。一方、アメリカ政府は、北朝鮮の動きに新たな対策を講じようとしている。

18日
(ゲイツ国防長官) 「北朝鮮がハワイ方向にミサイルを撃つ懸念がある」

(ナレーション) 北朝鮮の2ヶ所のミサイル基地では、弾道ミサイル発射準備が取りざたされている。アメリカは、大気圏外で弾道ミサイルを迎撃する高度防衛システム“THAAD”をハワイに配備するという。

(古館) 「現在では、船、すぐに臨検ということにはならないわけですけれども、アメリカがどういう動きをするのかっていうのは、こっから想像しなきゃいけないんだというふうに思うんですね。まああの、クリントン国務長官が北朝鮮に対して、テロ支援国家再指定の動きも検討するというような発言をしまして、そのためには国際的なテロリズムを支援しているという証拠がほしいというようなニュアンスの発言もありました。こういうふうにですね、船を監視し続ける。同時にアメリカが金融制裁の動きもちらつかせてきてるんで、北朝鮮の反応も気になりますけれども、アメリカがどこまでそういう動きをするのかっていうのは注目であります」

イラン関連

ハメネイ師が選挙で不正はないと演説。改革派のムサビ元首相らは明日も大規模な抗議デモを予定している。

(古館) 「いやー、この最高指導者ハメネイ師が、あそこまでアフマディネジャド大統領側に沿う形の発言をするとはちょっと想像してなかったんですけれども。これは改革派の動き、明日以降、デモ以降、非常に気になりますね」

●特集 派遣村村長・湯浅誠氏に聞く 韓国、日本…崩れる雇用(約15分20秒)

(ナレーション・要約) ①韓国では全労働者の半数以上が非正規雇用だという。『88万ウォン世代』という非正規雇用の現実を描いた本が売れている。88万ウォン(約6万7000円)は青年層の非正規労働者の平均月給。

(『88万ウォン世代』著者・延世大学・ウッ ソウクン教授) 「88万ウォン程度の給料では、ソウル市内なら家賃を支払い、通勤し、昼食を食べたら、何も残りません。結婚して家庭を築くのは不可能です」

(ナレーション) ②韓国でここ数年、急増しているのが考試院(コシウォン)といわれる読書室。本来、宿泊施設ではないが、“韓国版ネットカフェ”で、現在6000件以上の考試院がある。先月、雇い止めされて失業中の徐世冽さん(33)は2畳ほどの広さで窓もない考試院に住んでいる。家賃は30万ウォン(約2万3000円)。徐さんはIT技術の専門学校を卒業したが、正社員の経験はなく、7回の転職をしてきた。1997年のアジア通貨危機をきっかけに、韓国政府は労働者派遣法を導入し、人材派遣を認めたため、その後、韓国は非正規雇用が急増。
(問題ナレーション①②)韓国の実態を日本に二重写しにするナレーション。「左翼・新自由主義」が跋扈した韓国と日本を一緒にするな!
(『88万ウォン世代』著者・延世大学・ウッ ソウクン教授) 「深刻なのは、どこまで非正規雇用が広がるか、誰にもわからないことです。現在の勢いなら、今後、全ての雇用の60~70%まで非正規雇用になる可能性が十分にあります。現在進行形の危機なのです」

(徐世冽さん) 「非正規雇用の立場だと、結婚とか将来とか、正直に言って不安なのです。安定した職を得て、考試院から出たい」

(古館) ①「湯浅さん、あの、今のVTRをね、ちょっと見ていて、日本を凌ぐ韓国の非正規雇用、惨状とありましたけども、共通していて、もしかしたら、これ、日本のちょっと先を映してるというふうなパーセンテージじゃないかなと思ってしまったんですがね」
(問題コメント①)なぜ、韓国が日本の先を映しているのか?なんでもかんでも韓国にあこがれを抱くテレビ朝日キャスターならではのコメント
(湯浅) 「そうですね。あの、結局、派遣とか請負とか、非正規労働を広げてですね、雇用の調整弁ということで、企業が使いやすいようにして、企業利益をどんどん上げてきたわけですね。ついこの間まで戦後最長の好景気、史上最高の経常利益だったわけですね。だけどその間、大企業は強くなったけど、社会は弱くなって、実際、強くなった大企業も実はまあバブルだったということで、はじけてみると、結果的に弱い社会だけが残ったという、そういう感じなんだと思うんですね」

(古館) 「なるほど。まあこれからね、企業だけが強くなるだの、そういうことじゃなくて、社会全体が強くなんなければ、企業も強くなれないわけだし」

(湯浅) 「そうですね」

(古館) 「これ、全部つながっているわけでね、で、改めて聞きたいのは、年末年始の日比谷の派遣村ですけれども、予想以上の多くの方が集まったとおっしゃってるのを私も聞きましたが、やっぱり、あの時はね、ある意味、年末年始で、1つの災害のような捉え方でね、こう、国が厚生労働省の講堂を出したり、貸してくれたりとか、いろいろあったと。しかし、私たちも反省しなきゃいけないのは、ずーっと活動を続けてらっしゃる湯浅さんだからこそ言いたいんだけれども、これ、あれでふっと忘れたらいけないんで、この派遣村はずっと続いているわけですよね」

(湯浅) 「そうですね。私が関わっている生活相談の団体なんかも、もう毎週、プチ派遣村みたいな状態で、毎回40人から50人の人が押し寄せてきて、電話も1日100件ぐらい、ずっと鳴りっぱなしですから。都内のホームレス支援団体なんかがですね、去年の暮れぐらいから2倍ぐらいに増えちゃって、もう炊き出しするお米がなくなってきてるというような状態ですから、社会の酷さっていうのは、派遣村のような映像はもうなかなか出ないですけど、ずっとそのまま進行しているんですね」

(古館) 「そうですねえ。そこをどういうふうに変えていかなければいけないかということなんですけどもねえ。まずあの、前々からおっしゃってることで、湯浅さんが、日本は、さっきのお話につながりますが、滑り台社会になってしまったと。このあたりからちょっと伺いたいんですが」

(湯浅) 「非正規雇用、今、約4割。若い人たちはもうほぼ5割。女性だと5割を超えちゃってます。そうするとやっぱり、雇用からはじかれるリスクっていうのがとても高くなっているんですよね。だけど雇用保険はっていうと、この間、ILOが報告書出しましたけど、カバーされているのは失業者の中の2割。実に8割カバーされてない。生活保護はっていうと、水際作戦有名ですけど、“まだあんた働けるでしょ”って言われて追い返される。この間、三重県でまた餓死事件が起こりましたけど、そういうことが日常的に行われているとなると、ちょっと転ぶと、こうコロコロコロっと、どん底までいっちゃうんですよね。これ、やっぱり重要なことは、そうやって貧困化していく状態の人が増えていくと、しかもセイフティーネット効いてないですから、みんなもう、どんな労働条件でもいいから働くっていう、たとえば、寮つき日払いとかですね、そういう非常に不安定な職に行くしかなくなる。これを私、“ノーと言えない労働者”だって言ってるんですけど、普通の、賃金がいくらかとか、雇用保険ちゃんと入ってるのかとか、そういうことにこだわれなくなっちゃうってことですね。寮つき日払い以外、探しようがない。でも、そういう人たちが増えていくと、今度は、高い給料払わなくたって人は来るということになれば、企業はどんどん賃金を抑えて、あるいは雇用保険に入らない人を増やしていくんですよね。そうすると、結局、雇用が壊れていくと、貧困が増えて、それが、“ノーと言えない労働者”になって、それがまた雇用をさらに悪化させていくってことになるので、ずーっとこの循環が止まらないで、グルグルグルグル回りながら落ちていくっていう。まあ私、これ、“貧困スパイラル”って言ってるんですが、そういう状態が起こってくる。これはもう当然ですが、正社員の人たちも安泰ではなくて、“非正規がこれだけ安い給料でやっているのに、何であんたはそんなに高い給料貰えるの”っていう話になりますから、そこでまた落ちていくっていうふうになって、全体がずっと地盤沈下していっちゃう。それは結局、社会が弱くなるってことに他ならないと思うんですね」

(古館) 「あのー、貧困スパイラルの今のお話で言うと、本当に、働く人たちが、やりがい、やる気をなくす。で、仕事の、やっぱりいい仕事ができなくなるとすれば、企業の方もこれは、結果、いいものを生み出せない。そして内需であろうが、経済模様も悪くなるっていう、本当に悪い循環になっちゃいますよねえ」

(湯浅) 「そうです。そう思います」

(古館)① 「具体的にはですね、まあ、たとえば今回の補正であっても何でも、いろんな景気刺激策、打ってます。税金が投入されてます。この貧困スパイラルをですね、止めて、やりがいを少しでも持って、いい雇用体制に向かっていく途上をつくるためには、具体的にどのくらいの規模の予算を投じれば、こんなによくなるというイメージありますか?」

(湯浅) 「うーん、正確な金額としては言えないですが、使い方でしょうね。たとえば今回、補正予算に15兆ですけれども、たとえば今、失業者300万としてですね、2兆あれば100万人の人に年間200万円の雇用を作れるわけですね。ということは6兆あれば、全員に200万の仕事を、単純計算で提供できることになる。つまり、お金の使い方というのは、やっぱり考えなきゃいけないっていうことと、やっぱり貧困スパイラルで、労働市場の中と外はつながってますから、セイフティーネットの強化と、労働市場の中の強化、両方、車の両輪のようにセットでやってくっていう発想に立つことが重要なんじゃないかと思ってますけどね」

(古館)② 「内側もそうですし、その外側で言いますと、もし落ちても、いったん、そこでバーンとジャンプしてですね、新たに仕事にチャレンジする機会を作るために、たとえば雑駁だけど、今おっしゃった6兆円。ここにドーンと税金を投入することによって、どれだけ中長期的に雇用から経済状況までね、働き甲斐のある世界が活性化してくるかってこと考えますね」
(問題コメント①②)「雇用対策にどーんと税金を投入する」この主張を言いたいがために番組を構成している。その前に、古館を含めて日本のお金持ちに「どーん」とお金を寄付することを募ったらどうだ!日本にはもうそんな予算はないぞ!
(湯浅) 「そうですね。やっぱりセイフティーネットってのは、そういうのが張られて初めて、安心して綱渡りができるっていう意味で言うと、やっぱり落ちた人を助けるだけじゃないですよね。やっぱりセイフティーネットがないと、安心して綱渡りができない。まあそんなことできる人はごく僅かですから、セイフティーネットがない中で綱渡りできるなんていうのは。やっぱりその、安定とか将来の見通し、これまではまあ大企業が終身雇用という形で提供してましたけども、それができないとなった時には、やっぱり社会がそれを提供しないと、それこそ、怖くて自分の貯金も使えない、将来が不安でね。そうなれば消費も伸びないし、結局は内需も拡大しないって中で、だから雇用の、労働条件も悪くなる。悪循環にはまり込んでいっちゃうと思いますね」

(古館) 「あの、今のお話で言うとね、山田先生はご専門で、かつて私、本当に勉強になりましたけども、年金1つとっても、山田先生おっしゃったのは、社会構造が全く変わっているのに、制度が古すぎて対応していないと。サラリーマン、終身雇用だったからこそ、はじめて厚生年金、そして自営業者の方、国民年金。息子さんや娘さんがお店を継ぐかもしれない。そういうふうな制度が、今は本当にフリーターから非正規雇用の方1700万人含めて、全く違ってるのに、セイフティーネットも含めた対応が全然とれてないという問題ありますね。ついこの間、オランダ行かれた?」

(山田) 「そうです。オランダにワーキングプア対策の調査に行ってきたんですけれども、失業者にインタビューしたんですけれども、すごく明るいんですよ。とにかく、いったん失業したとしても、失業保険で最低限の生活はできるし、また、職業は紹介してもらえるので、安心して失業できる。まさに湯浅さんが言った通りなんですね。そうすると、“ノーと言える失業者”なんですよ。だから、いい職を求めるので、企業の方もいい職を作り出して提供していかないと、なかなか人が集まらないっていう構図になってますので、逆に企業にとってもいい制度だと思うんですよね」

(古館)① 「なるほど。湯浅さんね、やっぱりこういう話をしてると、ある方は多分ね、たとえば“甘ったれたこと言うな”とかね、“みんな、頑張ってない奴が失業するんだ”なんて、相変わらず固定観念で言う方もいるかもしれないんだけど、僕は湯浅さんの記事を読んでてハッとさせられたのは、僕も固定観念あるなと思ったのは、派遣村に来る人の方が、誰にも頼らないで1人で一生懸命頑張りすぎて、全くセイフティーネットなしに、融通利かなくなって、最後は何十円しかなくて、炊き出しに来るっていう人がいて。実は頑張りすぎた人なんだっていう表現ありましたね。そこ、ちょっと、短めになっちゃうんですけど、教えていただけますか」

(湯浅)② 「みんなまあやっぱり、自己責任論でがんじがらめになってるので、誰にも頼らないのが自立だっていうんだったら、野宿してる人が一番自立してるんですよ」

(古館) 「そうですねえ」

(湯浅)③ 「国のサポートも得ないで1人でやってるわけですから。でも、それは自立じゃない。やっぱり自立っていうのは、必要な資源を使いながら、誰だって家族に囲まれたり、同僚に囲まれたりして生きてるわけで、そういうのを使いながら、自分の生活を自分でコントロールできるっていうことですから、そこは自己責任で片付けちゃいけない。やっぱり頑張れる条件をちゃんと社会的に作って、初めて“あなたどうしたいんですか”と問えるんだと思います」

(古館) 「本当にそうだと思いますねえ。やっぱり人と人がつながんなきゃ、組織でも仕事でもなくなっちゃうわけですよね。これはもうやはり、具体的な対策をもっと必要だと思います」

エンディング
(古館)④ 「やっぱりオランダ行かれたって、山田先生が。まあデンマークもそうみたいですけど、やっぱり派遣社員にも雇用保険がしっかりある。この方が、結果、社会に負担がかからないというね、長い目で見ると。そう感じます」

(問題発言と構成)結局、国に文句を言いながら、国に頼るということをやっている自己矛盾。これまで国家をさんざん弱くする言動を行いながら、国家が弱くなれば、国家がちゃんとすべきだというその理論構成は明らかにおかしい。



平成21(2009)年6月19日(金)のZERO
(本日の構成と報道ステーションとの比較)
 同じエコポイントのニュースでも、「日本に求められているのは環境対策と景気対策」という本質をきちんと述べる村尾キャスター。政府が行うことをいちいち文句を付け、その上で「予算をどーんとつける」ということしかいわない報道ステーションとは偉い違いだ。
●エコポイント交換商品発表、エコカー補助申請開始(4分50秒強)

大手スーパーでの、エコポイント、交換商品についてのインタビュー、エコポイントの説明などをした後、エコカー補助金についての説明、自動車販売店で購入契約をした客へのインタビュー、この補助金制度を商機と捉え、電話セールスをかける自動車販売店の従業員の様子などのVTRに続き、

(ナレーション) 経産省などは、エコカー減税(31万台)と補助金(69万台)で、およそ100万台の需要を見込んでいる。しかし、専門家は

(日本総研。熊谷章太郎研究員) 「駆け込み需要で非常に販売が増加するけれども、(補助金制度がなくなると)その後、反動によって、販売が一気に激減してしまうのではないかということが、一番懸念されております」

(ナレーション) エコポイントとエコカーの補助金の予算を合わせると、6600億円を超える(エコポイント2946億円、エコカー買い替え3702億円)。景気回復への期待は膨らむ。

(鈴江アナ) 「お得な情報として、消費者として聞くと、とてもうれしいんですけれども、そもそもこの政策の背景にはどういったことがあるんでしょうか?」

(村尾) 「これは、今ですね、世界も日本も求められているのはですね、1つは景気対策。もう1つは環境対策なんですね。今、日本は今年度、早々と補正予算を組んで景気対策に取り組んでますし、環境対策については先日、麻生さんが二酸化炭素などの温室効果ガスの削減目標を発表してるんですね。この景気対策と環境対策、2つの課題を同時に満たすものとして、政府が打ち出したのが、“グリーンニューディール政策”といわれる緑の経済政策なんです。その内容、中身の中に、省エネ家電、エコカー、さらには省エネ住宅、自然エネルギーの普及・促進ということが掲げられているんですね。これはですね、かつては経済と環境、これは対立するものと捉えられていたんですけれども、今やこの2つはですね、両立するものというふうに構図が変わってきてるんです」

西松建設前社長初公判(3分5秒強)

(ナレーション) 午前9時半、西松建設の前社長・国沢幹雄被告が東京地裁に入った。国沢被告は、実体のない2つの政治団体を使って小沢前代表の資金管理団体に違法な献金をした罪に問われている。違法な献金の先には一体、何があったのか。

今月6日、国沢被告の自宅玄関前で
(記者) 「小沢さんの“天の声”は?」

(国沢被告) (声を荒げて)「何にもない」


(記者) 「“天の声”っていうのはあったんですか? 西松建設に“天の声”っていうのはあったんですか?」

(国沢被告) 「じゃかましい」(と言って玄関の中へ)

(ナレーション) 国沢被告は今日の法廷で、違法な献金などの起訴事実を認め、こう話した。

(国沢被告) 「他の会社も大なり小なり(違法な献金を)やっている。競争を勝ち抜くためには必要悪だと考えていました」

(ナレーション) 冒頭陳述で検察側は、西松建設が違法献金を行った動機について、東北地方の公共工事では、建設業者の間で談合が行われていたとし、業者を決める際には、小沢事務所の決定的な影響力、いわゆる“天の声”があったと指摘。西松建設はこの“天の声”を得るため、小沢前代表側に多額の違法な献金をしたと主張した。献金の見返りとして西松建設が受注した公共工事は4つ(岩手県内3つ、秋田県内1つ)。その落札額は122億円を超えるという。また検察側は小沢前代表の秘書、大久保隆規被告が取り調べの中で話した内容を法廷で明らかにした。それによると大久保被告は、実体のない政治団体からの献金について、“実際は西松建設からの献金と知っていた”と供述したという。

初公判後
(元東京地検特捜部長・河上和雄弁護士) 「“天の声”をずっと小沢事務所が出してきた。少なくとも証拠上、明確になるわけですよね」

(ナレーション) 民主党の鳩山代表は

午後7時ごろ、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「事実かどうか、私は知りません。“天の声”を聞いたことないからわかりません」

(ナレーション) (民主党本部を出て車に乗り込む小沢代表代行に、「記者たちが“天の声”があったのか?」と質問したが、小沢氏は無言で車に乗り込む映像) 小沢前代表は無言を貫いた。検察側は、「ヤミ献金と何ら変わらない、極めて悪質な犯行だ」とし、国沢被告に禁固1年6ヶ月を求刑した。今後開かれる大久保被告の裁判で、“天の声”の実態はどこまで明らかにされるのか。

スタジオでのコメントなし

●ZERO PERSONのコーナーで、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、戦場カメラマンの平敷安常さんを取り上げていたが、その結びのコメント

(村尾) 「平敷さんのようなジャーナリストの存在が、私は民主主義には欠かせないと思ってますよね。国民の知る権利を実質的に支えているのは、こうしたジャーナリストたちだと思うんですよ。一昨年、ミャンマーで亡くなられた長井健治さんもその1人ですけどね」

イラン、ハメネイ師が「選挙に不正はなかった」と演説

ハメネイ師は金曜礼拝で演説を行い、選挙に不正があったとするムサビ元首相ら改革派の主張を明確に退けた。さらに改革派支持者らが連日行っている抗議デモについて、即時停止を求めた。同時に、「敵はイランを混乱に陥れようとしている」として、不正があったのではないかと指摘している西側諸国を厳しく非難した。

Pic UPのコーナー
●アメリカ国防総省は、武器を積んだ疑いのある北朝鮮の船を軍が追跡していることを明らかにした。この船は、過去にも武器輸出に関与した「カンナム号」だという。アメリカ政府関係者によると、カンナム号は中国沿岸を南に向け航行中で、まもなく給油のため寄港すると見られることから、寄港した国に対し、貨物検査を要請する方針だという。

エンディング
(村尾) 「今日はエコポイント制度、省エネ家電への買い替えだとかね、それからエコカーだとか、省エネ住宅の普及、次々と今、政府の経済政策を実施しているんですが、こうやってね、エコロジー、環境にいいことをやって、エコノミー、経済が盛り上がってくればね、これ、本当にいいことだと思いますけどもね。(後略)」


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報ステ、臓器移植法案で一色「何か結論は出した方がいい」視聴者を迷わせたあげく結論を煽る。が自分はどうなんだ!

平成21(2009)年6月18日(木)の報道ステーション
(本日の番組内容と構成)
 臓器移植法案の改正案(A案)が衆議院を通過し、戸惑う報道ステーション。待機患者(レシピエント)側に立つか、臓器提供者(ドナー)側に立つかで、決断を下せない報道番組。普段は麻生内閣をボロクソに叩いているんだから、結論くらいハッキリ見せろ!イランの暴動ではこれまで「民主派=善」としてきた見方を変えた。いままでの見方が間違っていたのなら、権力機関として謝罪しろ!そして、空港戦略のなさを取り上げた特集。空港の最大の問題点は、空港の近隣住民のことばかりを考えすぎてきた民主左翼勢力、つまりテレビ朝日のような人間たちだったはずだ。このような一貫性のない報道ばかりをするテレ朝、少しは反省しろ!
臓器移植法A案衆院通過(約17分45秒)

(ナレーション・要約) 脳死は人の死とする臓器移植法改正案(A案)が今日、衆議院を通過した。脳死は人の死、これが日本人の新たな死生観となるのだろうか。(棄権の共産党以外、)各党は党議拘束をはずし、議員個人の判断に委ねられた。脳死は人の死という定義する法案(A案)が、賛成263、反対167(棄権47)の賛成多数で可決された。現行の臓器移植法は、法律施行後、臓器提供は12年間で81例。今年3月現在、臓器提供の待機患者数は1万2579人。子どもの場合、移植手術を受けられるのは海外しかない。(心臓移植を待つ女児とその両親へのインタビュー) しかし世界各国では、自国の患者を優先させる流れにあり、WHOも海外での移植を制限する方針を示している。アメリカの一部の病院では、移植を希望する日本人患者に億単位の前払い医療費を請求するケースもあったという。

(東大大学院医学部・許俊鋭特任教授) 「アメリカの医療費そのものが高騰してることと、多くの患者さんがそれを希望なさると。そうすると、そのチャンスが狭められれば狭められるほど、経済原則としては値上がりしていくんじゃなかろうかと。WHOのああいう声明を受けて、まあ日本人ばかりが心臓移植の機会を持つのはいかがかという意見は一部にあると思います」

(自民党・中山太郎議員) 「死を待っている、待たざるを得ない人たちも、これで救われる可能性が出てきた。ようやく日本も世界的水準に移植医療がこれで成長すると」

(テレビで法案可決見て喜ぶ日本移植支援協会の理事のコメントに続き、脳死の定義と、脳死判定検査についての解説、街の声)

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「脳死判定は臓器提供の時にしか行われませんので、臓器提供がかかわらない場合の“脳死”をですね、死と決めて、治療を中止したりすることはない」

(今回の法案では15歳未満の子どもについては家族の判断に委ねられるので、それについて、街の声)

(改正案に反対・東大大学院・金森修教授) 「死を迎えつつある、あるいは死んだ直後の患者に対して、その人たちの遺体を資源として見るというまなざしが、どうしてもそこに混入することになります。このA案はあまりに問題が大きすぎて、これは極めてずさんな審議によって通してしまうということは、これは間違いなく将来に禍根を残す」

(全国交通事故遺族の会理事・井出政子さん・19年前に交通事故で娘が脳死状態になり、4日後に死亡) 「大差でA案が通ったというようなお話を聞きましたので、非常に残念でした。(中略9 脳死が人の死だという法律が通ると、医療の現場で積極的な治療ではなくて、助けることができる人をお断りをする可能性も出てくる。臓器移植ではなく、(新しい)治療法の開発の方に力を入れることの方が、根本的な解決方法になるんではないかなって」

(改正案に反対・社民党・阿部知子議員) 「国会で8時間だけの審議で、そしてどれほどの議員の皆さんがA案の内容を本当に知っていて、賛成された、まず私自身、疑問が残ります」

(ナレーション) 法案が参議院を通過し、実施された場合、医療現場は

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「脳死というのは医学的に死だと、脳死というのはこういう状態ですと断言することができますし、そういうものは医学的に言うと、もうその方が生き返らないんだということもはっきりと断言できます。その状態で脳死判定をするのかしないのかという決断になりますので、流れとしてはすごくスムーズにいくわけです」

(日本移植学会・福嶌教偉教授) 「(現在は10例くらいだが、)30例(くらい)は確実になるかなと思いますが、多分、今のアッパーリミットは70(例)ぐらいかなと思ってます。移植が増えるか増えないかっていうこともありますが、亡くなった後のカウンセリングであるとか、ケアであるとか、これはもう日本全体で考えていかなくてはいけない」

(ナレーション) 慎重論の中には、虐待で脳死になった子が紛れ込む恐れを指摘する声もある。日本小児救急学会が去年行ったアンケートでは、虐待を見抜けるとしたのはわずか1割で、「できない」「わからない」が8割にのぼる。日本臓器移植ネットワークによると、臓器提供意思表示カードやシールは全国のコンビニなどにおかれ、合わせて1億6000万枚配られている。しかし、内閣府によると、所持率は10%にとどまる。

(改正案に賛成・9年前、娘の臓器を7人に提供した田中和行さん) 「(法案が実施されれば)何かあった時に、お父さん、お母さん、僕の臓器を第3者に与えてください、私の臓器を与えてください。そういうですね、家族でやっぱり考えるという1つのアクションができたと思うんですよね」

(ナレーション) 田中さんは臓器提供への後悔はないとういう。

(田中さん) 「もう9年経ちますけど、もういっぱいあります。手紙もいっぱいあります。いろんなものをですね、レシピエント(移植を受けた人)の人たちから感謝の気持ちを出してくれるということは、現実的にまた、娘がそこに宝石のように輝いていることのメッセージですよね。ですからうれしいですよ」

(冒頭の、心臓移植を待つ女児とその両親へのインタビュー。今の身体の状態では日本で移植を待つ時間的余裕はなく、法改正がもっと早ければよかったとのコメント。)

(ナレーション) 日本人の死生観をも変える臓器移植法案。今後、審議される参議院では違った案を出そうとする動きも出ている。成立までにはさらなる曲折も予想される。衆議院が解散すれば、廃案になる見込みだ。

(古館)① 「まあ、一色さん、この問題はねえー」

(一色)① 「うん、難しいですね。本当に、移植を待っている子のことを思い浮かべますと、A案に賛成したくなりますし、また、提供する側のことを考えますとA案でいいのかなというふうな気もしますしですね、今日も迷った方も多かったと思いますね」

(古館)② 「そうですねえ」

(一色) ②「投票結果を見ますと、自民党の方が賛成が多くて、民主党は反対が結構、A案にですね、反対が結構多い、賛成より多いということなんですけど。これから参議院にいきますと、民主党の方が参議院での議席が多いですからねえ、民主党の影響力が大きくて、この傾向が仮に同じような傾向であるとすればですけれども、なかなかこの法案もすんなりと通らないかもしれませんですよね。それから、あと解散すれば、成立前に解散すれば廃案になりますし、またこの法案がどうなるか、行方はまだよくわからないですね」
(グズな一色コメント①②)「難しい、難しい」というばかりの一色。死に関する決断力のなさは見え見え。
(古館)③ 「あの、確かにね、97年以降ね、3年ごとの見直しって言ってたのにね、まあズルズルしてるところもあってね、何でこの会期末に、慌てて駆け込むようにこういうふうに決めるんだっていうことを、私なんかも責めることはたやすいんですけれどもね、それから同時に、一色さんがおっしゃったように、自分の子どもさんが大変な状態で提供を待っているという立場の方の立場に立てば、本当に賛成と思うんですね。同時に、私の中で正直言うと、“ちょっと待てよ。賛成って言う前に、自分の身勝手さをちゃんと検証しろよ”って声もあってね、正直言うとやっぱり、自分の子どもで考えたら、もし困ってる、臓器提供してくださいって気持ちになるでしょうけれども、逆だったら、はたして自分の子どもの臓器をね、さっき一色さんがおっしゃるように、“提供することに賛成できるだろうか、自分は”っていうことをね、ちゃんと検証しないと決められないなっていうのも正直あるんですよね」
(問題コメント①②③)死生観がなく、自分の欲望だけで生きている古館キャスター。自分の子供だったら臓器移植に賛成しない、という情緒的な風潮に拍車をかけ、ますます視聴者を迷わせる。政治に関してボロクソに言うのだったら、「まず自分の身勝手さを検証しろよ」と言いたい。
(一色) 「来年5月ですかね、WHOが国内で移植を基本的にするようにというようなことになりますから、少なくとも私はだけど、何か結論は出した方がいいと思うは思うんですけれどもね」

(古館) 「うーん。まあ、今はいったん延期という形になってますから、もう決めなきゃいけないというところもありますよね」

リニア、迂回ルートだと直線ルートに比べ6400億円のコスト増との試算を発表

 公表した資料によると、甲府市から南アルプスをほぼ直線のトンネルで貫く直線ルートでは、工事費5兆1000億円、東京―名古屋間の所要時間は40分。南アルプスを迂回して伊那谷を経由する迂回ルートだとプラス6400億円で、所要時間も47分となる。JR東海は、建設技術の進歩で長大トンネルが実現可能となったため、直線ルートを本命としている。しかし沿線の長野県では、1989年の県議会で迂回ルートを採択していることからも、迂回ルートが当然と捉えられ、直線ルートは現実味がないと見られてきた。県北部には長野新幹線があるが、県南部には高速鉄道網がないため、リニアがくれば地元に経済効果があると主張する。一昨年12月、JR東海はリニアの建設費を自己負担とすると発表(駅は地元負担の方針)。JR東海は沿線各県に1つ、駅を設置する方針を打ち出している。

(古館) 「それぞれの地元の方の思いっていうのがあるのは、想像に難くないんですけれども」

(一色) 「まあ夢のある計画ですし、お金はまあJR東海が基本的に全部出しましょうと言ってるわけですから、それ自体はいいことだと思うんですけれども、ただですね、開業したはいいが、大赤字だっていうことであれば、JR東海の経営がおかしくなって、やはりそこは公共性のある企業ですから、国民のお金が入っていくことにさせざるを得ないと思うんですよね。そうなると、基本的に採算性のことをよくつめておかないと、やっぱりいけないと思うんですけど、国民の前でもっと、しかも広く議論をしてですね。私は個人的には、人口も減っていく社会っていうことが確実になってるわけですから、2025年ですかね、開業が。どうも東海道新幹線がある上にプラスして、このリニアに乗るお客さんっていうのがどれぐらいたくさんいるのかなっていうのが、ちょっと私は不安なところ、ありますけれどもね」

(古館) 「あー、そうですね。まあそれぞれの地元の方には申し訳ないんだけど、今のお話につなげて言えばね、たとえば人口密度が高いところ、そして鉄道の需要があるところということを考えた時には、リニアはいいと言われてるなら、この技術、リニアをそっくり中国にね、売る話をね、したたかな中国としたたかな日本とで詰められないのかと。いろんな問題あるでしょうけれども、ここは。ちょっと思ってね、既存の新幹線がある場合、考えるとね。これ、でもやっぱり、交通インフラの採算性と、今後の戦略性っていうのは、国の根幹の問題だと思いますんでね」

(一色) 「そうですね。東名があり、第二東名がありとか。その辺のところも、また自動車があり、それで空があり」

(古館) 「そうなんですよ」

(一色) 「そういう全体的な中から見ると、なかなか、本当に事情が(? 「必要が」)ってところ、もっと詰めた方がいいですよね」

(古館) 「今、空とおっしゃってくれましたけども、今日、番組の後半でね、実は特集としてですね、日本の空港をどうするのかという問題をお伝えしようと思っています」

大統領選後、混乱の続くイラン

(ナレーション・要約) 今、イランでは外国メディアは退去処分を受けるなど、事実上の取材全面禁止状態にあり、イラン治安当局は「許可のない取材に関しては身の安全は保証しない」としている。

(現地メディア編集長) 「当局が全ての通話を傍受しているので、具体的には話せません。外国メディアはみんな追い出されました。デモの取材現場は大変に難しい状況です。当局に見つかればカメラは没収されます。既に200人逮捕されています」

(ナレーション・要約) こうした状況下、改革派の市民が最大の情報源として頼っているのがインターネットだ。映像を世界に発信したり、デモのスケジュールなどもネット上で共有されている。アメリカはイランの自主性を尊重するとしつつ、国務省がイランの改革派にとって重要な通信インフラとなりつつある民間ブログサイトのツィッターの運営会社に、予定していたメンテナンスの時期を延期するように要請し、暗に改革派を後押しするような異例の措置をとった。

(クリントン国務長官) 「特に今のように情報源の少ない時に、人々が情報を共有できるようにすることは、表現の自由の観点から重要だ」

(ナレーション・要約) イラン当局はインターネットのアクセス制限をかけるなど、情報統制に躍起になっている。サッカーワールドカップ最終戦の韓国対イランの対戦でも、一部のイラン選手が、改革派のシンボルカラーである緑のリストバンドをしていた。明日の金曜日はイスラムの金曜礼拝のため休日となっており、大規模集会が両派それぞれで予定されている。宗教指導者が国を統治する国、イラン。大統領をも超える強い権限を持つその宗教指導者ハメネイ師は明日、礼拝の場に姿を出すという。

(静岡県立大・宮田律准教授) 「最高指導者のハメネイ師がですね、国民に対して呼びかけるというのは大変異例だと思うんですね。それほど彼は、今の状況に対して危機感を持っているんではないか。今の状況がですね、イラン革命(1979年)に至ったプロセスによく似ているんではないかという思いがあると思うんですね」

(古館)① 「宮田先生が今、一部説明してくれました。まああのー、私たちはともするとですね、対立して揉めているっていうところの映像を中心に流しがちだと思うんですね。しかしあの、ご覧になっている方の中には、そもそも世界にこれ、影響を与えるっていうのは何となくわかるけれども、何で、誰と誰がどういうふうに揉めてるのっていうところをですね、もっとお伝えしなきゃというふうに思うんですね。あの、単純に改革派、怒っている、そして保守・強硬派が強硬な手段に出てきてっていうふうな図式ですけれども、そもそもコトはそんな単純じゃなくてですね、やっぱりアフマディネジャド大統領が、革命防衛隊出身ということで、大統領になってからこっちですね、やはり革命防衛隊出身の人たちが、石油利権を含めて多くの利権を手にしたということで、一部の保守派の人たちが、改革派の方と合流をして、今、対立をしてるというきわどい局面にあるようですね。これは明日のハメネイ師の演説を含め、これ、万が一にも武力弾圧ということになってはいけないというふうに思います」
(問題コメント①)最初は「保守派=強硬な手段を使う悪の勢力」VS「改革派=イランの民主勢力を応援する良い民主派勢力」という構図で報道していたのは誰だ!完全に見方が間違っていたのなら、素直に謝るべきと前日の足利事件の際には言っていたよな?
日本郵政西川社長、「私自身、一定の処分を考えたい」と発言するも、社長続投の意思(約1分10秒)

午前10時、衆院総務委員会
(日本郵政・西川善文社長) 「私自身のけじめのつけ方につきましても、一定の処分を考えてまいりたい」

 西川社長はこのように話し、業務改善命令に対する改善報告書を来週にも提出する際、自分自身の処分を明らかにする考えを示した。ただ「民営化の土台をしっかり築き、必要な改革を推進することが私の責務」とも話し、社長続投に理解を求めた。自身への処分は減俸などにとどまるのではないかとの見方が出ている。西川氏の進退について佐藤総務大臣は「西川氏の進退は、報告書を見た上で財務大臣らと相談し、麻生総理の判断をいただく」と話した。

特集 戦略なき公共投資、日韓“ハブ空港”競争の結末

 日本にはまもなくできる茨城空港を合わせて99の空港がある。必要が疑問視される空港もたくさんある。韓国・仁川空港が、国際貨物では1位の香港に次いで世界第2位となっている。

(ナレーション・要約) (総工費1900億円かけて国内98番目の空港として開港した静岡空港へ到着する韓国航空会社の飛行機や、空港での韓国の航空会社の社員らの様子のVTR)韓国の航空会社は今、積極的に地方空港に乗り入れている。開港した静岡空港を含め、仁川空港とつながっている日本の空港は北海道から沖縄まで27ヶ所。

静岡空港
(記者) 「どちらまで行かれるのですか?」

(ビジネス客) 「今日はね、ジャカルタまで。仁川で乗り換えて」

(別のビジネス客) 「韓国経由で上海に行きます」

(記者) 「やっぱり仁川を使われるのは便利ですか?」

(ビジネス客) 「そうですね。そこからいろんなところに、いろんな空港に飛べますから。もうホント、世界各国に行けますから便利です」

(ナレーション) 韓国の航空会社が狙っているのは、韓国の仁川空港で乗り換えて世界各地に向かう日本のビジネス客。

(アシアナ航空・尹永斗社長) 「仁川空港は人口100万人以上の都市とつながっていますから、今後、ますます発展すると思います

(大韓航空・李来珪常務) 「外国人が秋田に行く場合、あるいは大分に行く場合も、成田で降りると荷物を持って羽田に移動する不便さがあります。しかし仁川で乗り換えれば、出発地で預けた荷物は(日本の)目的地で受け取れるという利便性があります」

(ナレーション) 国内便が少ない静岡では仁川空港との連携に期待が高まる。

(鈴木康友浜松市長) 「静岡空港を1つの海外への窓口としてですね、仁川から海外に行くという、そういう関係を築いていくことによって、まあ静岡空港のですね、価値っていうのはですね、どんどん高まっていくんじゃないかなあと」

(ナレーション) 韓国の仁川空港で乗り換えて海外に出かける日本人は年間18万人。その分、新幹線や国内便を利用する人は減る。日本航空の西松社長はこの韓国勢の動きをどう思っているのか。

(日本航空・西松遥社長) 「大阪から西側は(海外旅行客が)結構、韓国に流れているっていうふうに今、言われてますから、そこはこう、非常に我々としてもね、忸怩たるものがありますよね」

(ナレーション) 日本の税金で整備した地方空港が韓国の仁川空港の発展を助け、日本の航空会社の足を引っ張るという皮肉な現実。国土交通省は

15日、国交省
(国交省・春田謙事務次官) 「そういう利用も当然、利用者の利便との関係であって、またそういう現実が存在するということは、受け止めていかなきゃいけないことだと思ってます」

(ナレーション) 韓国・仁川空港。4000メートル級の滑走路を3本持ち、24時間フル稼働する巨大空港だ。ネットワークを結んでいる世界の都市は成田の94を上回る170.アジア有数のハブ空港だ。ハブとは車輪の軸のことだ。ハブ空港はこの軸を起点に航空路線が広がる。就航している路線が多ければ多いほど、利用者にとっては便利になる。仁川空港は計画段階からハブ空港を目指していた。

(韓国国土海洋部・黄聖淵航空政策課長) 「東北アジアのハブ空港を建設するという戦略のもと、将来、さらに拡張でき、24時間利用可能な空港を目指しました」

(ナレーション) 仁川空港が開港する7年前、日本では関西国際空港が開港した。目指したのは、国内線と国際線の乗換えも便利な東アジアのハブ空港。2年前には第2滑走路が完成、4000メートル級の滑走路を2本持ち、24時間フル活用できる日本で唯一の世界標準の空港となった。ところが、着陸料などが仁川に比べれ2倍~3倍も高く、国際線ではアジア便は増えたものの、欧米路線など、長距離便が激減、最大20都市を結んでいたのが、いまやその半分の9都市に落ち込んだ。国内線はさらに深刻だ。最盛期に34空港と結んでいた路線は、13にまで激減していた。国内線出発ロビーはこの日も閑散としていた。仁川空港に完全に水をあけられた格好だ。

去年7月、東京都内
(橋下徹大阪府知事) 「日本が国際競争に打ち勝つためにも、この関空というものがなければ、ここで関空が沈んでしまえば、大阪のみならず、関西も日本も沈んでしまうと思います」

(ナレーション) 関西には半径30キロ圏内に関空、伊丹、神戸という3つの空港があり、国内線は伊丹空港に集中している。当初、騒音問題が深刻な伊丹空港の廃止を前提に関空の建設が決まったが、その後、方針が変わり、伊丹空港は存続することになった。これも関空の国際競争力の足を引っ張っている。

(関空・村山敦社長・元松下電器副社長) 「ですから、いかに将来を見通して、戦略的に、計画的に、その本当に意味のあるインフラ整備をしていくということが大事かなということを、仁川を見てたらつくづく思いますね」

(記者) 「それは日本では欠けてますか?」

(村山社長) 「日本は全く欠けていますね。戦略がないと思います。特に空港に関しては」

(ナレーション) 韓国の仁川空港の戦略は航空貨物においても発揮されている。貨物取扱量で仁川空港が成田空港を抜いて世界第2位となったのは2006年。仁川で取り扱う貨物の半分は日本や中国からのもので、ここで積み替えて世界各地に送られる(積み替え貨物は全取扱貨物量の49%)。成田空港の15%を大きく上回っており、ハブ空港としての機能が成田を追い越す原動力となった。このハブ機能を最大限に活用して、国際航空貨物取扱量で世界一になったのが大韓航空だ。大韓航空の強みは世界39ヶ国、117都市とつながるネットワーク。日本からの航空貨物もここに集まる。日本が得意とする輸出品、精密機器や電子部品なども、その一部は韓国経由で世界各地に送られるようになった。経済大国日本からの貨物も仁川空港の発展を支えている。ハブ空港・仁川。しかし、これで全てが完成したわけではないという。

(仁川国際空港公社・閔永基未来事業推進室長) 「滑走路は最終的には5本になるよう計画しています。さらに貨物ターミナルなら貨物ターミナル、旅客ターミナルな旅客ターミナルと、各施設ごとにその隣に拡張可能な十分な土地を確保しています」

(ナレーション) 韓国の仁川空港に追い越された成田空港。貨物取扱量は1995年まで世界一だった。それが香港や仁川のハブ空港に抜かれ、今や第3位。そして、1985年に貨物輸送世界一だった日本航空は(2008年には)14位にまで後退した。成田空港が苦戦するのは、これ以上の拡張が難しいことと、騒音問題を抱えて24時間使えないことだ。

(JALカーゴサービス・有薗剛マネージャー) 「航空貨物の場合、一般的に昼間の時間に生産された製品を、夜の貨物便で運ぶっていうのが一般的な傾向なんですけども、今、成田空港では運用時間が23時までということですから、航空貨物輸送ってところでは非常に大きなデメリットがあるというふうに認識しています」

(ナレーション) さらに成田では運送会社にもしわ寄せがいっている。空港の周辺。畑の中に点在するのは運送会社の物流拠点だ。本来、空港の中に収容すべき施設が、空港内に敷地が確保できないため、離れた場所に散らばっている。その数、実に47ヶ所。貨物ターミナルから離れた場所で作業するため、それだけ時間とコストが余計にかかる。

テロップにて
(物流業者) 「仁川みたいに広い土地があるところがうらやましい。成田は物流業者にとって非常に使いにくい空港だ」

(ナレーション) このため、国土交通省は「首都圏国際ハブ空港」実現に向けて動き出した。総額14兆円の補正予算の中に、調査費として1億円が盛り込まれた。しかし、ここ(関西国際空港第2期空港島)にはアジアのハブ空港を目指しながら、いまだその目的が達成できない空港がある。せっかく埋め立てたのに予算がつかず、何も使われていない広大な土地。滑走路の脇に放置されている。それでもまだ関空には挽回のチャンスがあるという。

(関空・村山社長) 「今ならまだ仁川に追いつき、追い越せるという、私は余地があると思います。日本の国内産業はどう見ても韓国より多いですから、中国との位置取り、あるいは欧米との距離感、これも決して負けてないですからね。そういう意味ではまあ巻き返しの最後の機会が今あるんだと。本当に早く目覚めなければいかんと思ってます」

(ナレーション) そのためには何が必要なのか。

(北海道情報大学・木村達也教授) 「関空が持つ一番の問題というのは、1兆1000億円にものぼる(空港建設費の)有利子負債があるということです。なぜこれが問題になるのかといいますと、有利子負債が高いということは、着陸料などの使用量というのが極めて高くなっているということです。その高い有利子負債をとにかく軽減することが必要なので、そこに国費を投入するということが必要かと思います。当然、仁川がリードしていますけれども、まだ勝負はつききっていないと思います」

(古館) 「着陸料から何から下げなきゃいけないだろうっていう課題。今まで一体、何してきたのかと改めて思いますね」

(一色) 「確かに日本の空港建設っていうのは長期的な戦略がホントなかったですね。成田の騒音の件は非常に大きいなと思うんですけれども、ただ、今改めて白地に絵を描くわけにはいかないですから、既にある空港を活用していくしかないということですね。そうするとまあ関西国際空港でしょう。それでこちらも、使い勝手をよくするという意味でいうなら、24時間空港という強みを生かすというのは大事でしょうし、もった大事なのは、だけど、やっぱり経済規模の大きい首都圏ですよね。これは羽田空港、成田空港、これをまあ、もっともっと使い勝手をよくしてですね、いかないといけないと思うんですね。それでまあ、3つの空港が競争と協力をして、それでアジアのハブ空港と対抗すると、結局そういうことしかないと思いますね」

(古館) 「うーん、そうですね。この羽田もね、深夜にパリ便を飛ばすとか、いろんな動きが出てきてますけど、とにかく徹底して国が施策をね、打ち出さなきゃだめだと思うんですね。この仁川、こんなに大きくなった1つにはやっぱり、ああいう97年のアジア通貨危機があって、危機を好機に変えて、選択と集中せざるを得なかったというのがあると思いますね。日本も思い切ってそれをやらなきゃいけないと思いますね」

(問題特集)このような話はハッキリ言って、30年前から予測されていた。中央主導でのハブ空港戦略をダメにしたのは、わけのわからない民主的な地方分権派と成田空港建設に絶対に反対指摘や左翼勢力。つまり、報道ステーションの番組関係者のような人たちだ。



平成21(2009)年6月18日(木)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
24Hに続いてのトップは、放火の疑いで消防団員の少年を逮捕のニュース。その後、臓器移植法案改正案の衆院通過のニュースだが、解説と事実関係を流す番組構成。報道ステーションに似た優柔不断さがあるのは否めないが、古館のような自分勝手な欲望を垂れ流すコメントをしないだけマシ。イラン報道も同じ構成だ。

●臓器移植法A案、衆院通過(約12分35秒)

 法案の説明に加え、A案に賛成の、昨年、アメリカでの心臓移植待機中に死亡した男児の両親と、A案に反対の、医師から「脳死に近い状態」と判断されてから2年以上経っても心臓が動き続けている5歳男児の母親へのインタビュー、臓器移植を待っている成人男性などへの取材。そして今日の衆議院本会議での採決の様子と、法案採決後の昨年、移植待機中に死亡した男児の両親の記者会見など。

(ナレーション・要約) 自民党、民主党は党議拘束をかけず、議員の自主投票に委ねた。小泉元総理は賛成、麻生総理が反対票を投じると、議場にどよめきが起こった。民主党では、岡田幹事長は賛成、鳩山代表は反対。結果は賛成263票、反対167。

(A案に賛成の自民党・中山太郎議員) 「政治的な問題じゃなしに、人道的な問題。死を待たざるを得ない人たちも、これで救われる可能性が出てきた」

(A案に反対の社民党・阿部知子議員) 「1人1人の死を決めるところまで、国会議員は国民からそうしたことの権限を与えられていないんだと思います」

(麻生総理) 「人の命を救う臓器移植という話と、人の死をどう考えるかっていうんで、これは正直、まあ私だけじゃなく、多く悩まれた方が多いと思いますが」

(ナレーション) A案は今後、参議院で審議が行われるが、成立するかどうかはまだ不透明。

(村尾) (死の定義と臓器移植、A案のポイントについての解説の後)「A案は今後、参議院で審議されますが、私たち1人1人がこの問題、真剣に考えなくてはいけません」

大統領戦後、混乱が続くイラン情勢
 
改革派はインターネットで、デモ隊の発砲の様子を撮影した写真などを発信したり、デモの組織や情報交換に利用している。ムサビ元首相もホームページを開設し、抗議活動をしている。改革派に最も利用されているアメリカのインターネットサイトのツィッターは、保守点検のため、イラン時間の昼間にサービスを一時停止する予定だったが、アメリカ国務省はイラン市民の利用に配慮し、保守点検をイラン時間の深夜に行うよう、運営会社に要請した。「アメリカ政府が事実上、デモを続けるムサビ支持派を後方から支援した形」(ナレーション)。
 護憲評議会の報道官は18日、大統領選挙をめぐって寄せられている646件の申し立てについて調査を始めたことを明らかにした。

Pic UPのコーナー
●静岡県知事選、新人4人が立候補。衆院選の前哨戦として激戦が予想される。

●航空自衛体が発注した事務用品で、事務機器メーカーが談合を繰り返していた疑い
 公正取引委員会は今日、「イトーキ」や「内田洋行」など6社に独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査。自衛隊側についても調査を進める予定。

日本郵政の西川社長は、参考人として出席した衆議院の委員会で、鳩山前総務大臣の更迭にまで発展した一連の混乱の責任をとって、自らに処分を科すことを明らかにした。


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党首討論で古館「格闘技と同じだと思う」??村尾、論点整理した後「政策の選択肢をしめせ」、古館の限界がよく解る。

平成21(2009)年6月17日(水)の報道ステーショ
(本日の番組構成と内容)
 党首討論のニュースで、麻生首相の間違いやあら探しに追われる報道ステーション。しかも、プロレス中継と勘違いしたのか、古館は「格闘技と同じ」と言い出す始末。最後は、「尻切れトンボに終わった」と締め、政策の内容よりもどーでもいいことばかりを報じる価値のない報道番組だった。
さらに、足利事件のニュースでは、捜査当局や裁判所の誤りに謝罪した栃木県警を追い打ちをかけるように追いかけ回し、コメントを取りまくる。権力機関というならば、テレ朝日よ、あんたたちもいまや「第一の権力」だということをよく覚えておいた方がいい。
党首討論(約14分15秒)


(ナレーション) 異例の野次自制の中、始まった党首討論第2ラウンド。支持率20%割れで窮地に追い込まれた麻生内閣。総理の器をかけたバトルが幕を開けた。民主党の鳩山代表が切り出したのは、弟邦夫氏の辞任話。

(日本郵政社長人事についてのやりとり)

(ナレーション) 西川社長の続投に、世論も厳しいことを配慮してか、麻生総理も

(麻生総理) 「この西川さんという方の行状、もしくはいろいろな問題点につきましては、いろいろあるんだと思いますよ。行状という言葉が正しいと思いますが、私につきましてはいろいろあると思いますから、敢えて行状という言葉を使わせていただきました」

(ナレーション)① 得意の外交で反撃したい麻生総理だったが、先手を打たれた。

(鳩山代表) 「私の方から先に申し上げておきたいことがございます。それは北朝鮮の核実験、ミサイル発射の問題をとらえた国連安保理(第)1874(号決議)に対する採択の問題でございます」

(麻生総理) 「(北朝鮮の)核実験が2回目に行われた後には、私としてはブッシュ(正:オバマ)大統領に、また国連安保理の」

(ナレーション) ②間違ってしまった。鳩山代表はその後、医師不足の問題など、社会保障の問題に話題を切り替えた。
(問題ナレーション①②)「先手を打たれた」「間違えてしまった」などと、麻生首相のあら探しに躍起となるナレーション。
(鳩山代表の医師、看護師不足なので、早急に増員すべきとの発言)

(ナレーション) 麻生総理もすかさず民主党の政策のアキレス腱、財源問題で切り返す。

(麻生総理) 「(社会保障費の)財源というものに対して、消費税というものは我々としては避けて通れないと。消費税の論議というものを避けて通るというのは、財源を避けて通るということになろうと思いますが、この点に関しては、どのように財源を考えておられるのか」

(鳩山代表) ①「私は今、お話を伺って、人の命より財源の方が大事かなと。官僚任せにする政治が、どうしてもですね、コンクリートの方が大事で、人の命というものを粗末にしてしまう政治に成り下がってしまっている。無駄遣いを徹底的に見直すという部分を、官僚主導でやられているものだから、どこにも無駄がありませんという話になって、ならば減らせませんねと。私どもは、たとえば随意契約を見直すとか、不要不急のものを後に回すとかして、当然の話で我々は10兆円くらい削減できると考えているんです。すなわち4年間の間は、我々が政権をとっても、消費税の増税はしないということをここに明言をしておきます。これでよろしいでしょうか」

(ナレーション) これに対して麻生総理は、前回の党首討論での鳩山代表の発言を蒸し返した。(4500の)天下り団体に(官僚OBが在籍し)およそ12.1兆円の予算が流れているという指摘についてだ。

(麻生総理) 「12兆1000奥のほとんどというものは、これはよーく調べていただかないといかんとこだと思いますが、国立大学、私立大学などなど、教育に1兆2000億出しております。また、独立行政法人に3兆7000億でておりますが、この中には住宅金融支援機構に3000億など、いろいろ例を挙げて出てまいりますが、我々はこの間のお話を聞いていますと、これ全部足して申し上げてもいいですよ、これ。時間がもったいないなと思って申し上げないだけなんですが、民主党は12兆1000億円が既に天下りOBの人件費がのごとき話をされておりますが、これは12兆1000億のうち、人件費は0.8%です。国立大学の授業料は今、50万円だと思いますが、直ちに5倍、250万円くらいにならないと計算が合わない。そういったようなことができるでしょうか?」

(鳩山代表)② 「全て12兆1000億円、全部が無駄なんてことは言ってませんよ。あなた方は、たとえば河野太郎先生などが中心となって、事業仕分けで、たとえばアニメの殿堂が無駄なんていう話が出てまいりましたけど、そういう議論は政府の中ではまじめにされてないんですか? 無駄遣いはないと、本当に麻生総理は思っておられるのかどうか、お聞きしたい」

(麻生総理) 「アニメの殿堂の話を具体例としてされましたけれども、これは何も思いつきで私の段階から出たわけでも何でもない。これは前々、安倍内閣の時にこれがスタートし、福田内閣でこれを企画をし、私の時で実行させていただいたという、それまでの経緯がございます。思いつきで何もやっているというわけでは全くないことだけは、私としては誤解を招かれるような話になりすぎていると思ってます」

(鳩山代表) ③「補正予算ですよ。補正予算で組むのは緊急的に本予算が終わった後、緊急的に必要になるところに組まれる予算でなければいけないのに、何で安倍総理の時から問題が起きていると考えられていたものが、突然、補正予算に組まれるのかということが、どう考えたっておかしいでしょ」
(鳩山氏に甘い編集①②③)党首討論の中で、鳩山氏が押し、麻生首相が受け太刀になっているかのような部分を取り上げた発言を編集している。意図的、そしてダメを押すようなナレーションがこれ。

(ナレーション) 友愛がモットーの鳩山代表。アニメの殿堂ではなく母子加算に充てるべきだと主張した。

(4月に廃止された母子加算についての鳩山代表の発言に、月額一律2万3000円は廃止したが、高校在学中の生徒には2万円、就労している者には1万円を支給していると反論する麻生総理のやりとり)

(ナレーション) 終了間際、麻生総理が突然、切り出した。

(麻生総理) 「あと1分だということなんで、これで終わらせていただきますが、話が途中になっているところもありますし、我々としては間違いなく、安全保障の問題、何となく隣の朝鮮半島の話などいろいろなお話を伺ってますと、どう考えても、“第7艦隊さえいれば大丈夫だ”と。第7艦隊だけで日本の安全が守れるであろうかということに関しては、我々としては明らかに偏っていると思っておりますので」

(鳩山代表) 「何か突然に安全保障の話を最後に触れられて、聞いておられる国民の皆さんも唖然とされたんではないかと思いますが」

(古館) 「まあ叶わぬことなんですけど、本当は47分間、全部見た印象とは、また編集すると違うってところあると思うんですよね。一色さん、どういうふうに思いました、今日の?」

(一色) 「まあ与野党の党首らしいですね、現実と理想の違いみたいなものがお互い出ててですね、まあ、それなりに有益な時間だったんじゃないかなと思いますけどもね」

(古館) 「現実論と理想論という感じですか?」 

(一色) 「そうですね。もちろん麻生さんが現実論、鳩山さんが理想論というところはあって、いろいろなところにそれが出ましたですよね。もちろん理想も大事ですし、ただ現実はっていうところで、まあ立場が、よく違いが出てたんじゃないかと思うんですけどね」

(古館) 「あとは、いろいろ、そのー、消費税のこととかね、出てきました」

(一色) 「ええ。内容的には、まあ私は、麻生さんが欲求不満がかなり残ったんじゃないかなと思いますけれどもね。つまりあの、民主党の弱点というのは、財源の問題と、それから安全保障の問題ですよね。あの、麻生さんもそこを攻めたいと考えていたと思うんですけれども、財源の問題については、まああの、鳩山さんが、あの、10兆円ですね。無駄遣いをなくして10兆円を捻出しましょうと。捻出できるんですと言って、まあ麻生さん、どっちかっていうと聞きっぱなしみたいな感じになりましたですね。それから安全保障の論議については、まあ時切れで、ほんとに最後にもう駆け込みみたいな話で終わりましたですね。まあこれは本当に、入念な準備をしていれば、もう少し攻められたと思うんですよね。攻めることができたと思うんですけど、まあ入念な準備ができてなかったのかどうか、麻生さん、悔やまれるところもあるんじゃないでしょうかね」

(古館) ①「その攻めなんですけれどもね、やっぱり格闘技と同じだと僕は思うんですね、僕個人としては。やっぱり相手の攻めを受け止めて、その上で、こっから攻撃に転ずるっていうね、やっぱりそこを見たいってところが私個人としてはあって、ちょっとそういう意味で私はその、ちょっと似てるところもあるかもしれませんけど、不満が残ったのは、さっきおっしゃった理想と現実のところなんですけれどもね、やっぱり麻生さんは問われた時に、総理として、“命が大切に決まってますよ、鳩山さん”とね。“私たち、国民の命を守るためだからこそ、現実論としての財源を綿密に確保しなきゃ、国民の命、救えなくなるんですよ”っていうふうな受け止めてから、大事だと受け止めてから転ずるとかね。それから鳩山さんの方もやはり、それは、理想論が、ただ理想論じゃダメで、やっぱりその、財源を綿密に確保するという現実論に裏打ちされない限り、理想は達成できないんで、そのためにも命は一番大切なんで、まず無駄を省くところをウチは優先しますっていうね、相手を受け止めてから反論するっていうかね、そのあたりを見たかったなって気がするんですよ」
(問題コメント①)急に格闘技の話を持ってきて、「攻めを受け止めて、その上で攻撃に転ずる」と突然言い出した古館。どう聴いても完全に自分の世界に酔っているとしか思えないが、三沢の急死でプロレスの世界が恋しくなったのか。早くプロレス中継のアナウンサーに帰れ!
(一色) 「まあ、そういうふうな議論になると本当にかみ合いますよね、議論は」

(古館) 「うーん。まあ、これまたね、わずかな、選挙まであとどのくらいかわかりませんけれども、これ、まずちょっと尻切れトンボで終わってますよね、今日ね」

(一色) 「ええ」

足利事件で、栃木県警本部長が菅家利和さんに謝罪

(栃木県警石川本部長が菅家さんに謝罪する映像)

栃木県警本部長からの謝罪を受けた後の記者会見
(菅家さん) 「これまで私は、罪のない私に自白を迫った警察官や検察官を絶対に許さないと言ってきました。彼らから直接謝ってもらっていない現在、私の方から許すわけにいきませんが、私の前に来て“申し訳なかった”と言ってもらえれば許そうと思います」

(ナレーション) 当時、実際に捜査や裁判にあたった関係者は、菅家さんの発言をどう受け止めたのか。

テロップにて
(菅家さんを嘘の自白に追い込んだとされる当時の県警捜査一課の刑事) 「今日、本部長が会見してますよね。それ以外はノーコメントです」

(当時の足利署長) 「今のところ、謝罪に行くつもりはない。今後、裁判で無罪となれば、申し訳ないと思うだろう。謝ってくれれば許すという件については、当時の関係者と行くべきだということになれば行こうと思う」

(当時の県警刑事部長) 「県警本部からは取材には応じないように要請されている」

(当時の最高裁判事の1人) 「誠心誠意、良心に従ってやりました」

(ナレーション) 菅家さんに無罪を言い渡すことになる今後の裁判、東京高裁は23日に再審開始の可否を決めることを昨日、通知している。しかし、菅家さんはそのことを喜んではいない。

(菅家さん) 「裁判所は証拠調べを全くしないで、再審決定を下すと昨日、通知してきました」

(ナレーション) 今日午後、女の子の遺体が発見された現場を訪れ、手を合わせた菅家さん。なぜ自分が逮捕され、有罪とされたのか。そして再審の扉が長らく開かれなかった理由。このままではそれがきちんと検証されないと憤る。

昨日
(菅家さんの主任弁護人・砂糖博史弁護士) 「足利事件について、(東京高裁で)事実審理っていうのをしていただきたいというのは(弁護側)書面に書いてあることなんで、“その点についてはどうなんでしょうか”と言ったら、“その点についてはまだ判断してないんだ”っていうふうに言われてですね」

(ナレーション) 弁護団が求めているのは、単に無罪を言い渡すことではない。DNA鑑定を行った関係者の証人尋問などを実施し、菅家さんが有罪とされた根拠をきちんと検証してほしいというのだ。

昨日
(菅家さん) 「私は17年半、刑務所にいました。その17年半を、たった何ヶ月ですか、それで簡単に葬られては困るんですよ」

(ナレーション) 再審は宇都宮地裁で開かれる運びだ。裁判では検察が無罪を主張する公算で、証人尋問などを行うことなく、菅家さんに無罪が確定することになる。

(後略)

(古館) ①「いろんな考え方、あるでしょうけれど、一色さん、私はね、県警の本部長が“長い間、辛い思いをさせました”と言いましたよね。確かにそう。だけど、これ、ナンセンスかもしれないけど、私が菅家さんだったら、そうでもないのに失礼かもしれないけど、自分がそうだったら、これ、長い間じゃないんだと。もうどんなに住宅や就職先を市が斡旋してくれても、戻ってこない人生っていうのがあるんだというふうな気持ちだとするとね、でもその菅家さんが、担当の人たちにも、出向いてきて、謝ったら許すっていうふうに今日、語りましたよね。自分だったらそう言えないなと、正直、思ったんですよね」
(問題コメント①)心の狭い古館、もしそうなら早くプロレスに帰れ!
(一色) 「県警の本部長は、そういう人も代表して、自分が謝ったというおつもりなのかもしれないんですけど、この捜査に関わった、あるいは司法として関わった、そういう人たちの中でですね、やはり申し訳ないという気持ちを持ってる人、そういう人は、やはり菅家さんに直接謝った方がいいと思いますね」

(古館) 「そうですね」

(一色) 「ええ。それから無罪が確定してからというようなことも先ほどチラッとありましたけれども、もう実質、無罪は確定しているんですよ。だからもう、本当に早く謝った方がいいと思いますね。それからあの、しっかり検証してほしいというのも、これも全く本当にその通りだと思いますね。やはり、これを教訓としてやっぱり生かしていくっていう意味では、何で間違えたのかとういうことをしっかり検証してほしいと思いますね」

(古館) ②「そこですね。あのー、なーんかね、こう組織の中に隠れちゃうといいますかね、何でもかんでも実名を炙り出せとか、そういうふうには思いませんが、一般だったらどうなんだろうかと。権力を行使する人たちっていうのはどうしても隠れるところがある気がしてならないんですよね。で、これはやっぱり、人間として、ここまで菅家さんを追い込んだ責任をね、やっぱりはっきりさせるさせるためにも検証は必要だと思いますし、検証で言えば、私たちメディアも、全部とは言いませんが、私たちマスコミだって、やっぱり捜査当局の情報に従って、有罪報道をしてきたという責任があると思う。私たちもメディアを検証するということをね、これ、やらないと、私たちもどんどん進んでいくということができないんじゃないかなって、正直、思いますね。いろんなところに責任があると思います」
(問題コメント②)テレ朝がもし報道番組内で間違いがあったとき、トップが出てきて謝ることができるのか。金正雲の誤報ではなぜ早河社長が出てこない?自らが取材を受けたときに、きちんとコメントしないことを自らの身に振り返って真摯に反省できるのか?

東京都VS 国交省、直轄事業の地方負担金問題で猪瀬東京都副知事に聞く(約14分半)

(ナレーション・要約) 事前相談もほとんどなく、国から一方的に自治体に送られてくる国直轄事業地方負担金の請求書には、具体的な内訳や明細がないため、地方から批判が上がっていた。再三にわたる地方からの要求に、先月末、国交省は初めて、直轄負担金の内訳を示す明細書を公表した。そして今日、地方分権改革推進委員会は国交省の担当者を呼び、説明を求めた。
 国交省が東京都に明らかにした負担金の内訳リストには、東京都とは関係のない事業への流用など、不透明な実態が次々に明らかになった。東京都と直接関係のない備品の購入までなぜ負担しなければいけないのか。都は国交省に50に及ぶ疑問点を挙げ、その説明を迫った。東京都が挙げた疑問に対して、6ヶ所の(記載の)間違えを認め、謝罪した。


(東京都地方分権推進室・福島大起賛辞) 「結局、彼ら(国交省)は、何もこういうもの(詳細な内訳)を作ったことがないから、そういう訂正になってしまう」

(記者) 「疑問点は解消されたんですか?」

(福島参事) 「いや、まだまだですね。実際、わからないところはもっとわからなくなってしまったかもしれない」

(記者) 「説明内容は納得された?」

(福島参事) 「納得できない」

(ナレーション・要約) 東京都が国交省の説明に納得できない最大の理由は、国の事業や施設の維持・管理にまで負担を強いられている点だ。昨年度、東京都が負担した国の官舎などの営繕宿舎費は1億3000万円。

(福島参事) 「そもそも宿舎というのは、事業主、雇い主である国が用意するものであって、地方がそれを用意するっていうのはおかしいと」

(ナレーション) 今年度、地方が国に払う直轄負担金の総額は約1兆円。全国知事会は昨日、直轄負担金の2割を占める「維持管理費」の廃止を訴えた。さらに、全国一斉の支払い拒否もあり得ると警告を発している。

(全国知事会PT座長・二井関成山口県知事) 「我々は住民への説明責任を果たすことができる適正な負担範囲に見直しがなされないならば、(平成)21年度分の負担金については支払えないと考える」

(古館) 「これ、大変重要な動きであると思います。あの、今のこの取材模様見ていてね、ちょっと前に猪瀬さんが僕に話してくれたのをふっと思い浮かんだんですけど、民間だったら、決算っていうのは大変なんだと。決算でなくて予算となるとひどいもんだよと、前ね、おっしゃってましたけど」

(猪瀬直樹・東京都副知事) 「ええ、そうなんですね。だから民営化すると決算になるわけですけれども、予算ですからね。ただ予算でも、やっぱり決算は一応あるわけですから、その数字が非常にあいまいであると、今度、我々負担求めてられてるわけですからね。そういう負担を求められている時に、じゃあ東京都が3分の1出しますよと、負担をね。そういう時に、じゃあその3分の1出したものが、どう使われたのかわからないのであれば、今度は東京都は都民に説明できませんよね」

(古館) 「あの、猪瀬さんがいろいろ調べて出せって言って、その明細がないから始まったことをね、橋下さんが言ったりもしましたし、猪瀬さんもこうやってやって、出てきて、余計わかんなくなっちゃってるようなとんでもない話じゃないですか」

(猪瀬副知事) 「橋下さん、ぼったくりバーって言ったんだけど、結局、主人と奴隷みたいな関係になってることがおかしいわけで、つまり、国は出せよと言う時に、出したものについての明細は出さないけれども、国から地方へ補助金をよこした時には、1円でも全部出させるわけですよ。これはだから、主人と奴隷の関係じゃないかと思うんだけれども、こういう、いろいろ今、先ほどもVTRありましたけれども、いろんなものありましたよね。そういったものが、その、今まで全く明細がなくてわからなかった。で、わかるようにしろと言ったら、まず4月末に持ってきて、ダメだからって疑問を出したら、今度は5月末に持ってきて、5月末も、5月29日金曜日の夜11時半ですよ。5月末だから、あと土日になっちゃうから。夜中に持ってくるんだよね。まあ、そういうことで、その中身がですね、そしてまたおかしいぞと言ったら、昨日、説明に来たんですよ」

(古館) 「全国知事会の?」

(猪瀬副知事) 「いや、あのね、東京都に説明に来た。それから昨日の全国知事会のプロジェクトチームも昨日やって、もうとにかく、全都道府県がんばってですね、そして“こんなのは払えないよ”ということをきちっとやろうじゃないかと、こういうふうに今、やってるところなんですね」

(古館) 「で、具体的にですね、直轄事業のまあ3分の1は地方負担っていって、まあ言っちゃいますけども、まあ3分の1って言っちゃえば簡単なんだけど、複雑で、猪瀬さんはこういうふうに切り拓こうって、主張してることありますね。これ、ちょっとフィリップにたった1枚に簡略化してまとめました。説明してもらえますか?」

(猪瀬副知事) 「はい。まずですね、まあ3分の1負担するというルールがあることは事実なんですが、本当に建設に使うんだということであれば払いますよということなんですね。しかしながらこういうもの(退職手当、国家公務員共済組合負担金、公務災害補償費、営繕宿舎費)はですね、本当に建設に使うものではないでしょと。(中略) だから道路つくる。だからここの部分(整備・建設費)は払うよと言ってるけれども、これ(退職手当、国家公務員共済組合負担金、公務災害補償費、営繕宿舎費)がまぜこぜに入ってるから、明細を出して、この部分を除きましょうと。そういうの、はっきりさせようということを今回、まあ打ち出しているわけですね」

(古館) 「ということは、この維持管理費というね」

(猪瀬副知事) 「これもちょっと今、言います。これね、これはですね、もう払わないよと。整備(建設)費は3分の1負担してるんですね」

(古館) 「こっち(維持管理費)45%ぐらい」

(猪瀬副知事) 「ええ、45%。国が直轄管理している国道に何で地方が45%払う必要があるのかと。これは管理主体が払うべきであると。で、払わないよと。全国知事会でこういう方向にきてます。そこで、じゃあ本来はですね、これは国が管理するものではなくて、国道は地方に渡せばいいわけで、地方に渡せば、その分は我々が払いますよと。渡さないんなら、あんた方、払いなさいよというところをはっきりさせたいんですね」

(古館) ①「こういう主張を通していくということは、そうやって一歩一歩、突き進めていけばですね、今度はどの、要するにこういうことですかね。直轄負担金、ただノーなんて言ってると、また国の自由な、また権力拡大につながっちゃって、話にならないから、きちっと切り分けて、やることはやる、こっちはこう、こーっちは許せないっていうふうに、こうやるってことですよね」

(猪瀬副知事) 「具体的に言うことが大事ですね。ですから、国が全部日本中の道路をつくりますよと言うと、今度は霞ヶ関の権限が強くなって」

(古館) 「ええ」

(猪瀬副知事) 「そして族議員が跋扈するようになりますから、地方が一定額負担するということは当然あっていいわけですが、それは地方の主体性という意味ですね。でも、やっぱりそれは国の決めてるのに、ただ上納金を出すような出し方ではなくて、きちんとその、国の税源や財源も全部、地方に渡せば、本来はこんなものは出さなくていいわけですね。で、そういう方向に行くのが地方分権ということになります」

(古館) 「霞ヶ関改革と、地方分権が、こう一対になってると思うんですね」

(猪瀬副知事) 「ええ。あっ、その通り。だから、そこなんだよ」

(古館) ②「そうするとね、麻生さんだって、まあこれ(直轄事業負担金)につながっていく二重行政の問題とか、そういうことも、行政改革ってことも言ってるわけだし、えー、民主党・鳩山さんだってね、無駄を省くと、当然言ってるわけですから。今日の、たとえば党首討論などで、格好のテーマですね、この国の直轄事業の地方負担金は。出てこないですね」
(問題コメント①②)「霞ヶ関=悪」、「地方=善」という構図に乗った、勧善懲悪的プロレスのパターン。テレ朝よ、そろそろプロレス中継を元のゴールデンに戻して、古館を帰してやってくれ!
(猪瀬副知事) 「今日の、だから党首討論でやってもらいたかったのね。つまり麻生さんは国の出先機関を廃止するという方向へ行ってたわけですよね。それから国道を地方に渡すとか、そういうことを地方分権だって言ってるわけですから、それをテーマにしてほしかったということと、もう1つは、あの鳩山代表もですね、無駄使いはいかんと言うなら、こういう具体的なことを攻めていかないと、その、霞ヶ関をコントロールするといっても、そう簡単に霞ヶ関はコントロールできません。具体的にこれはダメだ、あれはダメだとやって、ここは不正じゃないか、ここは間違ってるじゃないかってやっていかないとですね、霞ヶ関は改革できません。それから先ほど、おっしゃる通りだと言ったのは、つまり霞ヶ関というのはそんな簡単にですね、解体もコントロールもできません。やるぞ、やるぞと言ってても、それは僕は信用できないと見てますから、それぞれね、今、麻生さんも鳩山さんも。実際に、この出先機関は地方に渡す、あるいはこの財源は地方に渡すということで、霞ヶ関が小さくなっていくことが霞ヶ関改革で、霞ヶ関は安全保障とか防衛、外交とか金融とかやっててもらえばいいんで、日常的に我々が生活に関係あるものは全部渡してもらう。つまり地方分権というのは霞ヶ関の解体。つまり、霞ヶ関の解体は地方分権で移していくことによってしかできないということなんですね」

(古館) 「なるほど。いきなり霞ヶ関の岩盤をぶっ壊すったって、ぶっ壊せるような代物じゃない。だから縮めていくためには、具体的に1つ1つ潰していかなきゃダメってことですね」

(猪瀬副知事) 「おしゃる通りですね」

(古館) 「どうぞうよろしくお願いします。ありがとうございました」





平成21(2009)年6月17日(水)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
 党首討論のニュースではナレーション、構成ともにどちらに組みすることなく、淡々と報じる。村尾キャスターのコメントは、古館キャスターのようにプロレスの「勧善懲悪」の見方ではなく、政策の違いを浮き立たせるもの。さて、ニュースの料理人としてはどちらが優秀でしょうか?
党首討論(約9分50秒)

(ナレーション) 午後3時前、会場に先に現れたのは鳩山代表。余裕の表れか、笑顔も見える。遅れて登場した麻生総理。表情は硬い。まずは鳩山代表。まずはあの問題から踏み込んだ。

(日本郵政社長人事についてのやりとり)

(ナレーション) 西川社長の交代を打ち出した鳩山代表に対し、麻生総理はあくまで慎重な姿勢を示した。そして話は社会保障の問題に。

(社会保障と財源についてのやりとりの中で、)

(ナレーション) 3年後の景気回復を条件に、消費税の引き上げを挙げた麻生総理に対し、鳩山代表は4年間は消費税を上げないと明言した。さらに補正予算に117億円が組まれたある施設の話題に。日本のアニメ文化を世界に発信する“アニメの殿堂”。

(“アニメの殿堂”についてのやりとり)

(ナレーション) この後、2人は母子家庭の支援について議論。ところが、

(麻生総理) 「あと1分だということなので、これで終わらせていただきますが、話が途中になっているところもありますし、我々としては間違いなく安全保障の問題。何となく、隣の朝鮮半島など、いろいろお話を伺っていますと、どう考えても第7艦隊さえいれば大丈夫だと」

(鳩山代表) 「突然に安全保障の話をされて、聞いておられる国民の皆さんも唖然とされたんではないかと」

(ナレーション) 安全保障の問題で民主党を揺さぶる狙いだったのか。討論を終えて、自民党の幹部は麻生総理をかばってみせた。

記者会見
(細田幹事長) 「なんか、郵政に始まって、医療に始まって、政府の責任じゃないかと言われてね、それに答えなきゃならない総理もまあ気の毒な気がしましたね」

(ナレーション) 党首討論でも守りの姿勢が目立った麻生総理。自民党内では「このまま麻生総理で衆院選挙を戦えるのか」との声が挙がっている。昨夜はついに側近議員からも、来月の東京都議選について、「負ければダメでしょ」と進退問題に発展するとの考えが示された。

午後7時半、官邸
(麻生総理) 「地方選挙と総選挙は(進退問題とは)全然別です」

(ナレーション) 厳しい立場に追い込まれつつある麻生総理。一方、党首討論で麻生総理から混乱を招いたと言われたこの人は

午後4時ごろ、記者に囲まれ
(鳩山邦夫前総務大臣) 「総理の発言? 完全に誤っていると思いますよ。ここまで言われたら、私に黙っていろと言っても、それは無理ですよ」

(ナレーション) 怒りが収まらない様子。夜には親しい議員を招きパーティーを開いた。会の名前は「有機野菜を食べる会」。鳩山氏とともに政務官を辞めた議員ら、およそ20人が集合。麻生総理と決別した直後の会合。政界再編を睨んだ動きとの憶測もあがる。鳩山前総務大臣の辞任から5日。麻生総理を取り巻く環境は一気に厳しさを増している。

(村尾) ①「私は今日の党首討論、なかなかよかったと思いましたね。あの、鳩山がですね、医師不足の問題や自殺の問題を取り上げて、社会保障はどうするんだと迫ったら、麻生さんは、いや、これは財源問題を抜きにして、社会保障は語れないんだというふうに切り返した。そして社会保障の財源問題について、両者の言い分がですね、明らかになってきましたよね。ここで整理しておきますと、まずこの社会保障の財源について、麻生さんは3年後、景気が回復したら消費税の増税を考えると言った。一方、鳩山さんは、いやいや、4年間は消費税の増税はしませんよと。支出の面で、無駄遣いをやめて、今、国の総支出は210兆円あるんですが、その10兆円を、無駄遣いをやめて浮かすんだと言ったわけですね」

(小林麻央) 「麻生総理は収入を上げる。そして鳩山代表は支出を削るということですね」

(村尾)② 「そういうことなんですね。これに対して麻生さんは10兆円なんてこんな巨額な額をなかなか削れないんだと。現実的ではないですよと言った。そうすると鳩山さんはですね、いやいやそれは、今までのしがらみに捉われた役人の発想に立つから削れないんだと切り返してるわけですよね。私はだんだん議論の論点が明らかになってきて、両者の言い分もわかってきた。このリズムでですね、これから国家の安全保障をどうするのか、国や地方の借金をどう返していくのか、地方の活性化を図るにはどうしたらいいんだ、こうした課題についてですね、政策の選択肢、これを私たち有権者に示してほしいですね」

(論点のハッキリしたコメント①②)報道ステーションの勧善懲悪的プロレスパターンではなく、きちんと政策の違いと論点を浮き立たせる村尾キャスターのコメント。政策の違いを出せ、という報道機関に徹している。

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報ステ、郵便不正事件で倉沢容疑者が元石井一の秘書だと知っていても報道しない。今日も反政府運動展開中。

平成21(2009)年6月15日(月)の報道ステーション
(本日の番組内容・構成)
 2番目のニュースで扱った鳩山総務相辞任をめぐる麻生政権の混乱に、やりたい放題のテレビ朝日。彼らの存在はいよいよ「政治組織」と化してきた。彼らの狙いは、このブログを見ている人には周知の通り、むろん「民主党政権の樹立」。政権の混乱を自らも論陣に加わってあおり、弱体化に追い込む。彼らはもはや立派な反政府勢力。まるで「革命前夜」のような雰囲気と勢いで、政権を攻めてきているようだ。
厚労省局長逮捕(約11分20秒)

(ナレーション) 今日、19日ぶりに大阪地検特捜部が家宅捜索に入った厚生労働省。現役局長が逮捕されるという事態は厚生労働省始まって以来のことだ。新たに逮捕されたのは厚生労働省雇用均等児童家庭局長・村木厚子容疑者。2日に行われた国会答弁では、一貫して事件への関与について口をつぐんでいた。

2日、参院厚生労働委員会
(民主党・蓮舫議員) 「児童家庭局長にお伺いいたします。当時の企画課長として決裁されましたか?」

(村木局長) 「お答え申し上げます。お尋ねの件でございますが、雇用均等児童家庭局長である政府参考人としては、所管ではございませんので、お答えをする立場にございません」

(ナレーション) ①逮捕容疑は虚偽有印公文書作成・同行使。部下だった上村容疑者と共謀し、障害者団体の実体がない「凛の会」を正規の障害者団体と認める偽造証明書を作成したというのだ。報道ステーションは逮捕前の先月末、村木容疑者に話を聞いていた。

先月27日、電話にて
(富川アナ) 「村木さんの電話でよろしいでしょうか?」

(村木局長) 「はい、そうですが。その取材の件は、窓口を一元化しているので、そちらの方にまず取材をしてください。私の方では個人的にお答えしないことになってますので、よろしくお願いします」

(ナレーション) ②村木容疑者はこの電話取材の後、人事課を通じて、「“凛の会”のことは全く知らない」と回答を寄せた。逮捕後も、大阪地検の取り調べに同様の供述をしているという。郵便割引制度を悪用したとされる事件。制度を使えば、通常120円の郵便用金が8円ほどに割引される。その差額は障害者福祉のため、広く一般の利用者が負担している形だが、“凛の会”は大阪地検特捜部が立件しただけで、20億円近い郵送料を免れたとされる。“凛の会”が郵便割引制度を悪用するためには、郵便局側に公式な障害者団体だと認めさせる必要があった。そのためのお墨付きとなったのが厚労省の出した証明書だった。

先月25日夜
(厚労省・障害保健福祉部・上村勉係長) 「何なんですか?」

(記者) 「事実関係は?」

(上村) 「知らないです」

(記者) 「全く知らない?」

(上村) 「はい」

(ナレーション) ③先月、村木容疑者のかつての部下にあたる上村容疑者が逮捕、「村木容疑者に証明書の発行をせかされ、直接渡した」と供述している。さらに先に逮捕されている“凛の会”の元会長・倉沢邦夫容疑者も、村木容疑者の関与を供述する。

テロップにて
(倉沢邦夫・“凛の会”元会長) 「証明書は村木容疑者から直接受け取った」

(ナレーション) そもそも証明書は課長がじきじきに手渡しするようなものなのだろうか。都内にある障害者関係団体。今年3月に厚生労働省から証明書が発行された。しかし、課長が直接申請者に証明書を渡すことは異例だという。

(障害者関係団体の常務理事) 「係長というより、係の人ですかね、まあそういう人に(申請書を)提出して、そして最後はその人から(証明書が)またこちらに郵送される。課長がですね、いわゆる係員なり係長を飛び越えて、証明書を渡すと、そういう形はまあ経験としてはないですね」

(ナレーション) ④そこにちらつくのは政治家の影。当時、村木容疑者の直属の上司にあたる担当部長の供述。
(あおり前振りナレーション①②③④)
 逮捕された村木容疑者―凛の会―政治家という関連図に持っていく前振りのためのナレーション。彼らは当然、その名前を知っているが、絶対に明かさない。
テロップにて
(上司だった元部長)① 「証明書の発行を国会議員に頼まれた。村木容疑者に倉沢容疑者を引き合わせた」

(ナレーション) 村木容疑者が課長を務め、偽造証明書を発行したとされる時期、厚生労働省保健福祉部はある重要法案を通すために、多忙を極めていた。その法律とは「障害者自立支援法」。当時の局内状況をよく知る障害者団体の関係者は

(日本障害者協議会・藤井克徳常務理事) 「こうした新しい大きな変革だけにね、当然まあ、国会の理解が要るんだと。協力なしにはね、こうしたものは実現しないんだ。国会議員の有力な方々と、やっぱりつながりをつくりたいと」

(ナレーション) 障害者福祉予算の増額を抑える狙いとして、2006年から施行されている障害者自立支援法。サービス料の1割の自己負担を求めるなど、障害者団体からの強い反対の声も挙がっていた。当時、村木容疑者の上司だった元部長の供述

テロップにて
(上司だった元部長)② 「野党対策の意識があった。障害者自立支援法の成立を視野に、証明書発行を承諾した」

(ナレーション) 関係者によると、国会議員からの依頼に対処しなければならないという空気が、当時の企画課全体に流れていたという。しかし、依頼をしたという国会議員本人は厚生労働行政とはなじみが薄く、今回の件への関与を一切否定している。逮捕を受けて厚生労働省の幹部は

テロップにて
(厚労省幹部)③ 「なんで決裁権を持っている人が偽造するのかわからない。釈然としない。偽造するぐらいだったらちゃんと認定するはずだ」
(問題匿名コメント①②③)
 ①で政治家の関与を証言させ、②で「野党」という言葉を使う。そして③で、なぜ証明書を偽造したのかという点を匿名で明るみする。おい、そろそろその政治家の名前を明らかにしたらどうだ。民主党の石井一代議士ということを!
(ナレーション) 村木厚子容疑者は1978年に地元、高知大学を卒業し、旧労働省へ入省。長年にわたり、女性(の雇用問題)や障害者政策に携わってきた。将来の次官候補とも目されていたという。

午前10時、記者会見
(舛添厚労大臣) 「大変有能な局長でありますし、働く女性にとって大きな希望の星でしたので」

(ナレーション) 村木容疑者が将来の次官候補とまで目されるようになったのは、障害者自立支援法を取りまとめたことが功績となった。(村木容疑者は、証明書の偽造が行われた当時、障害者自立支援法の成立に向けて、全国を回っていた。広島県福山市でも約300人の聴衆を前に1時間以上にわたり、熱心に講演していたとして、当時の講演の録音テープを流す)

2005年6月、福山市で行われた講演
(村木) 「皆さん、こんにちは。厚生労働省の村木でございます。今度の自立支援法なんですが、制度改革をしますから、どうしても必要なお金なんです」

(ナレーション) 当時、村木容疑者を講演に招いた障害者団体は、彼女の熱心な仕事ぶりを鮮明に覚えているという。

(就労支援事業所「ウイズ」・村田直司施設長) 「彼女は純粋な気持ちで障害のある方に対しての施策をやっていた本人ですから」

(山口アナ) 「まじめな方なんですかね?」

(村田施設長) 「僕の知ってる国の官僚タイプじゃない、何か芯が通っているものを持っておられるような気はしてましたね」

(ナレーション) 村木容疑者は大阪地検の調べに対し、「“凛の会”を知らないし、倉沢容疑者のことも、証明書偽造のことも全く知らない」と、これまで同様、不正への関与を否定している。

(古館)① 「この自立支援法案を何としても通そうと思っている時だとすれば、もし政治家からいろいろと圧力なり何なり声がかかってきた時には、まあ、ちゃっちゃっとやっちゃおうかみたいなことがあったのかなと思うんですけども、もしそうだとすると、どこまで伸びるかだと思うんですけどね、これ」
(問題コメント①)どこまで伸びるかはわかっていて言っているんだろう。まず、民主党に伸びるということを!そしてさらに自民党に伸びてくるのを期待して言っている古館キャスター。
(一色) 「それだったらまあ、目的のために本当にね、手段を選ばずということで、ちょっと善悪が見えなくなったのかなと思いますけれども、まあとりあえず、一応大詰めにきているのはもう間違いないと思うんですけどね。全体の全容がだいたい見えてきたのかなっていう感じはしますけどね」

(古館) ②「ああ、そうですか。まあだけど、本当にこの自立支援法というのは評判が悪くて、障害者の方に均等にサービス料1割自己負担!と。これが評判が悪い、よくないっていうんで、今、この改正法案っていうのがね、政府案として出てますけど、国会、それ動いてませんよね。そういう中でどうしてもお金が必要なんですと、講演で局長の人が言ってましたけれども、容疑者は。だけど、もし本当に必要だというのを認めたら、じゃあ一方では悪事働くためにこれだけカネがね、とんでもない形で、カネ浮かして動いてたわけですよね。本当に嫌になっちゃいますよね、それ考えると。
(問題コメント②)障害者自立支援法自体は、必要な法律だったことは論を待たない。評判が悪いのは、野党側だけで、「カネを浮かして、悪事を働くために動いていた」というとんでもない方向に誘導していく古館罪悪コメント。嫌になるのはお前の頭の中身だ。
鳩山前総務大臣辞任の余波と、千葉市長選自民惨敗、内閣支持率低下で自民党は?(約11分20秒)

午後1時すぎ、総務省
記者会見場に入ってきながら「ザ・ラスト会見ですからね」、「どうもお世話になりました。ありがとうございました」(と、マイクの前で深々と頭を下げる鳩山前総務大臣の映像)

(ナレーション) 大臣辞任から3日。鳩山氏は笑顔でお別れ会見に臨んだ。

(鳩山前総務大臣) 「私はかんぽの宿というのは氷山の一角ではないだろうかと、こういう感覚を持っておりますから、当然、国民の共有の財産を守るためには、命がけでこれからも戦ってまいります」

(ナレーション) 今後も日本郵政の疑惑追及に意欲を燃やす鳩山氏。そして、社長人事に関する麻生総理の変節を暴露した。

(鳩山前総務大臣) 「総理からお手紙を頂戴しまして、要するに“西川(社長)後継の人事でお悩みではないかと思います。後継にふさわしい人が何人かいますから、リストを同封します”と」

(ナレーション) 鳩山氏によると、春頃、麻生総理から西川社長の後継候補として、何人かの具体的な名前が記された手紙をもらったという。

(鳩山前総務大臣) 「総理もその時点ではそういうお気持ちだったことは間違いない。社長交代はもう既定の路線とお考えであると、私が安心しきっておったのがバカだったかもしれません」

(ナレーション)① しかしその後、麻生総理は西川氏続投を求める小泉元総理や民営化推進の強烈な巻き返しにあう。西川氏が交代となれば、党内分裂となりかねない事態だった。総理に近い安倍元総理や菅選対副委員長も先週になって、麻生総理に「西川氏をクビにしても筋は通らない」と強く助言、結局、麻生総理は西川氏続投へと舵を切る。盟友である鳩山氏を更迭した。

(鳩山前総務大臣) 「(麻生総理は)進言してくる方の意見を聞きすぎる」

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「(鳩山前総務大臣は)今年の春頃、麻生総理から手紙をもらったことを明らかにしました。リストをもらったことを述べてられています。このことに対する事実関係を教えてください」

(麻生総理) (笑って、その後、首を横に振って) 「コメントありません」

(記者) 「今年の春の時点で、総理が西川社長の交代を考えていたということなんでしょうか?」

(麻生総理) (笑って) 「今、今お答えした通りです。コメントはありません」

(ナレーション) ②鳩山氏の後任となった佐藤総務大臣もまた発言がブレた。
(問題ナレーション①②)鳩山氏の辞任会見のコメントを持ち出し、ナレーションで朝日新聞、テレビ朝日自らも荷担した郵政民営化賛成派の利権が温存されるように持っていく。そして②で麻生政権が「またブレた」と政権を混乱させる「工作活動」に結びつける。本当に二度も三度もおいしくてたまらない報道ステーション。
テロップにて
(13日の佐藤総務大臣の発言) 「株主の国が社長を代えるのは民営化の趣旨に若干反する」

(ナレーション) 就任早々、西川氏続投を表明したが、今日は一転、明言を避けた。

午前10時半すぎ、記者会見
(佐藤勉総務大臣) 「あの時点でですね、全てを理解してたかというと、あの、理解していなかったところもあるので、若干、あの、踏み込みすぎたかなという思いがあります。財務大臣、官房長官によくご相談をして、その辺のところは決断をしていかなければいけない」

(ナレーション) そして大臣就任後、初めて西川氏と面会。

午前11時半、西川社長が面会に訪れた際の映像
(記者) 「大臣、社長と握手してもらえませんか?」

(佐藤大臣) 「いや、いや、いや、いや、それは(苦笑)」

(ナレーション) その佐藤大臣は官邸で麻生総理と会談。

午後6時すぎ、官邸
(記者) 「佐藤総務大臣と面会されまして、日本郵政の社長人事については何かお話されましたでしょうか?」

(麻生総理) 「瀧野(事務)次官と一緒に来て、たしか地方分権の段取りの話をしたと思いますが」

(ナレーション) 麻生総理がいったん決めた西川氏続投は揺らいでいるのか。

テロップにて
(自民党関係者) 西川社長更迭の選択肢はまだ残されているようだ」

12日
(自民党・加藤紘一) 「最終的にまた西川さんも辞めざるを得なくなっていくんじゃないでしょうか。そうすると全部、総理にかぶってくるんじゃないでしょうかねえ。ここで続投を認めたって決断が」

(ナレーション) ③鳩山氏更迭に続き、麻生政権に追い討ちをかけたのは、昨日、投開票が行われた千葉市長選。収賄で逮捕・起訴された前市長の辞職に伴い、行われた今回の市長選。民主党が推薦した31歳の熊谷俊人氏が全国最年少で、自民・公明が推す候補に大差で勝利した。名古屋、さいたまに続き、これで政令指定都市の選挙は民主党が3連勝となった。

今日午前、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「国政に対する大きな政権交代への期待感でもあると、そのように私たちは感じています」

(ナレーション) 自公対民主の図式となり、衆院選の前哨戦とも位置づけられた今回の市長選。民主は政権交代の旗印を掲げ、党幹部を積極的に投入した。一方、衆院選への影響を避けたい自民は

今日午前、記者に囲まれ
(菅義偉選対副委員長) 「当初から非常に難しい、特殊な事情の選挙でしたから、ある程度はこれは織り込んでおりましたので、次の静岡の知事選挙、都議会議員の選挙、ここはやはり極めて大事な選挙だと思って、全力で戦って勝利をしたいと」

(ナレーション) ④一部のメディアが週末に行った世論調査では、内閣支持率が2割以下に急落(共同通信17.5%…前回比マイナス8.7ポイント、毎日新聞19%…前回比マイナス5ポイント)。都議選を控えた自民党内に衝撃が走った。
(問題ナレーション④⑤)
自民党が負けそうで、うれしくてうれしくて仕方がない報道ステーション。もはやこれは報道機関ではなく、政治工作機関だ。
午後7時半、都議選候補予定者の会合での挨拶で
(自民党東京都連総務会長・平沢勝栄) 「国政がもうこんな状態でごめんなさい。私たちは謙虚に反省しないと、私は今回の都議会議員選挙っていうのは乗り切れないんじゃないかと思います」

午後6時すぎ、議員会館で
(民主党東京都連副会長・長妻昭) 「今回、東京(都議会議員選挙)で勝てれば、これは完全に前回の(衆院選の)払拭ができたと。一気に弾みがつくと思います」

(ナレーション) いち早く、議員たちに総裁選前倒しを呼びかけた山本(拓)議員は今日、一般党員らの署名を集めるホームページを開設した。

今日午後、議員会館で
(記者) 「現時点で国会議員の先生の賛同っていうのは?」

(山本拓) (手で口をチャックする手振りをして) 「ピー」

(記者) 「2ケタはいってる?」

(山本拓) 「ああ、数字はいってますよ。うん、数字はいってます」

テロップにて
(自民党若手) 「政権浮揚を狙って内閣改造という声があるけど、内閣を代える前に総理大臣を代えるべきだ」

(総理に近い閣僚経験者) 「麻生政権が生き残る道は、都議選前に解散するしかないと思っている。このままやると、都議選に負けて“自民惨敗”と書かれる。そうなったらどうしようもない」

(古館)① 「まあ、諸説飛び交ってますけれども、何1つですね、信用できないというか、まあ、でも一色さん、どうですかね、ちょっと。西川さんの件でもね、鳩山さんを含めて喧嘩両成敗っていうのも正直、変だなって思ったんですけれども、鳩山さんをまあ、事実上の更迭という形にして、ちょっと経って、今後また西川さんにね、辞めてもらうってことになると、“これ、何やってるの?”っていうことになりませんか? それに受ける人もいないんじゃないですか?」
問題コメント①)絶対に西川氏の辞任には反対のテレビ朝日。それを操り人形のように語る古館と一色。
(一色)② 「ええ、まあここまできますとね、もうあとは総選挙が目の前ですよね。政権交代の可能性も出てきてる中で、民間の方でですね、手を挙げる人、私、なんか今の時期はもう、特にいると思えないですね」

(古館) 「タイミング的にね」

(一色) 「ええ。先ほど加藤紘一さんもおっしゃってましたけど、やはりまた2段階のダメージを麻生さんが受けるんじゃないでしょうかね。もしも西川さんをまた更迭しようと動くとですね。なかなか、どっちにしても、何か変なところに入っちゃいましたね」

(古館)③ 「今日、鳩山さんがですね、発言したことに関して、記者に問われて、麻生総理ね、“コメントはありません”っていう、そのコメントありませんに、こちらはコメントありであって、やっぱりこの国、何か、誰かが辞めろとか、誰かやってもらおうというのは誰が決めているんだと言いたくなるんですけどね。まあ、そういう中で優柔不断と言われる麻生総理なんですが、まあ支持率的にも非常に厳しいのが出てますよね」

(一色) ④「あの、朝日新聞も土日で世論調査やったんですけれども、明日の朝刊に掲載されると思うんですが、朝日新聞の調査では支持率が19%。先ほどの毎日新聞と同じですね。前回から8ポイント下がって19%ということで、だいたい20%が危険水域だと言われますから、20%をきってきて、しかも任期満了まであともう3ヶ月をきってるわけですよね。それで国会は今週、臓器移植法案、それから海賊対処法案、それから国民年金法の改正法案、こういうものをだいたい採決していく予定になっておりますんで、そうなりますともう来週からは一応、重要法案が終わったということでですね、何が起こってもおかしくないという状況に入ってくるんだと思うんですね」

(古館)⑤ 「もう内閣改造とかそういうレベルじゃないのかなという気もしますしね」
(問題コメント②③④⑤)「もうどっちに転んでもいい」という言いたい報道のコメント。④で麻生政権に対して、暗に「早く解散して総選挙をやれ」といい、⑤で同じく「何をやっても同じ」と視聴者をリードしていく恐るべき政治的発言。これはもはや政治誘導番組ではないか!
(一色) 「そうですね。今の世論調査の結果を見ますと、政権交代の可能性がそれなりに高まってきているということなんで、自民党としてはとにかく動かないと、やっぱり局面は打開できないっていうふうな気持ちになるでしょうからね。だから何か動きが出てくるっていうふうに考えるのが普通なんでしょうかね」

(古館)① 「共に敵失を狙うというのはいつものことかもしれませんけど、まあ一方の民主党は大久保秘書の公判も始まるっていうことで、予断を許さない」
(調子乗り過ぎコメント①)つい調子に乗りすぎて、「民主党は勝って兜の緒を締めよ」といわんばかりにウソの事実を喋ってしまうバカな古館
(一色) 「大久保秘書の公判はもう少し先で、西松建設本体の方の初公判が」


(古館) 「西松建設から始まるんですね。だからやっぱり、何でしょうね。“支持政党なし”っていうのがこの国の第一党のような気がするんですよ、現段階で。さあどっちに行くかというところなんだけども、まあー、イライラすることが多いですね、ちょっとね。今日のニュースなどは」
(イライラするのは、お前の調子のいいコメントだ!)
新型インフルエンザ関連
 
(ナレーション・要約) インフルエンザウイルスに変異が起きていることを東大医科学研究所感染症国際研究センターの河岡義裕教授らのグループが突き止めた。河岡教授らはウイルスの変異についてイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に報告している。

(河岡教授) 「今回、いろんなところで分離された新型インフルエンザのウイルスを調べると、人から人へうつりやすくなるような可能性がある変異の入ったウイルスが見つかった」

(ナレーション・要約) 変異によってウイルスは今よりもヒトの細胞にくっつきやすくなる性質を獲得した可能性があるという。新型インフルエンザウイルスに見つかった変異は、ウイルスの表面にあるHAと呼ばれるたんぱく質で、ウイルスがヒトの細胞に入り込む時、表面にくっつく役割を果たしている。変異が広がると、ウイルスは現在よりも人に感染しやすくなる可能性があるという。

(河岡教授) 「だからといって、必ずしもすぐ、そういう人から人へうつりやすいものが出てきて、どんどんどんどん広がっていくというわけではないんです」

(ナレーション) 感染が広がりやすくなると、重症化する人が増える可能性も出てくる。

(WHO緊急委員・田代眞人氏) 「流行規模が大きくなった第2波が起こる可能性がありますので、その時に対する医療サービスの十分な確保、これに尽きると思います」

(ナレーション) 一方、南北アメリカ大陸以外で初となる新型インフルエンザの死者がイギリスで確認された。スコットランドの病院で手当を受けていた患者だという。当局は性別や年齢、健康状態に問題があったかなどを明らかにしていない。

(古館) 「このイギリスの場合は、はたしてこの亡くなられた方が基礎疾患があったどうかということも、今後、明らかになると思いますが、とにかく今回、この日本においてですね、あのH5N1といわれます鳥インフルエンザ、強毒性、まあこれに対するパンデミック、大流行の1つのマニュアルで対処したという問題点ということがあらわになりましたから、これはですね、いろんな可能性というものが、季節性も、それからこの新型も、さらには鳥インフルエンザに関しても、いろんな可能性があるわけですから、いろんな場合の対策のバリエーションを豊富に、1日も早く国は出して、“この場合はこうだ”ということ、そして自治体とどう連携するかっていうことも早くやらないといけない時期にあるのかなということを強く思います」

●アメリカの「地デジ」完全移行に伴う国や国民の対応

6月12日、「地デジ」に完全移行したアメリカの地デジ移行への国の取り組み(低所得者向けにチューナー購入の補助をする)、国民の準備などをリポート。最後の部分で、日本政府の「地デジ」への対応の現状を報告。地デジ対応型テレビはサイズによってはエコポイントの対象になっており、価格の一定金額分は還元される。また生活保護受給者などNHK受信料免除世帯には、簡易チューナーを無償で提供することにしている(最大260万世帯を想定)。

(古館)① 「まあ今、出てきたこれもありますが、もう1つ、総務省の方針の1つ、1例を挙げますと、今あるアナログ対応の受像機、そのテレビ受像機でそのまま見られるようにするために、たとえばですね、とにかく5000円以下のチューナーを開発して、市場にいち早く出回るようにするんだという、その方針を目指しているところがあります。ここは非常に重要なポイントの1つだと思います」
(問題コメント①)自らのテレビ業界への予算については、何もいわず、ただひたすら「もっとテレビに予算を遣うべき」という古館の強欲コメント。
●イラン大統領選で開票に不正があったとして、改革派のデモ隊が警官隊と衝突

(ナレーション) 群集が大通りを埋め尽くす。選挙結果への抗議デモだ。そこへ警棒を手にした男たちがバイクで乗り込んできた。警官隊がデモの鎮圧を開始したのだ。12日に投開票が行われたイラン大統領選挙。結果は得票率およそ63%という予想外の圧勝で、強硬保守派のアフマディネジャド大統領が再選されることとなった。

14日、支持者を前に
(アフマディネジャド大統領) 「国民の意思が全てを決める。指導者を選ぶのは国民の力だ」

(ナレーション) しかし、開票作業に大規模な不正があったと反発する改革派の市民が街頭に集まり、抗議活動を繰り広げた。というのも、投票率が85%を超え、現状に不満を持つ多くの若者が投票したにもかかわらず、改革派・ムサビ元首相の得票が伸びなかったことに疑念が出ているためだ。

(改革派のデモ) 「ムサビ、ムサビ、我々の票を取り戻せ」

(ナレーション) 実力行使に出た治安部隊との衝突により、デモ隊には多数の負傷者が出ている。また地元メディアによると、既に逮捕者は170人を超えたという。敗れたムサビ元首相は護憲評議会に選挙結果の取り消しを求めており、混乱は長期化する見込みだ。今日もテヘラン市内で行われた抗議デモ。その規模は数万人にまで達している。

(古館) このイランの話は世界のどこにでも影響を及ぼすという大変なことですよね?」

(一色) 「うん、そうなんですね。選挙とか、その後の暴動の取材をしている外国人のジャーナリスト、たくさんいますから、今の映像もそうやって来るんでしょうけれども、あの、そういう外国人のジャーナリストが逮捕されたりですね、国外へ追放されたりとか、あるいは取材を妨害されたり、暴行されたりとか、かなり起こってるようなんですね。ここがまあ、報道の自由というところが、非常に著しい制約を受けているということで、このイランとしてもまあ大きな問題だと思うんですね」

(古館) 「うーん、そうですね」

(一色) 「まああの、オバマ大統領、今、対話外交ということでやってますけど、まあイランにしてもですね、まああと北朝鮮なんかもそうなんですけど、なかなかこの対話の流れには乗らないってい
うことになってますんで、オバマ外交かなり試練の時ですね。まずはしれんですね」

(古館) 「そうですねえ。保守強硬派のアフマディネジャド大統領そのままということになりますとね、そうですし、またこれ、イスラエル、パレスチナの問題ともつながってきますよねえ」

(一色) 「そうですね」

(古館) 「うーーん、アメリカのその対話路線がどうなるかもそうですし、それこそ今おっしゃったように、このイランにしても、北朝鮮にしても違いはあれど、核保有化。こっちの核保有の道にずんずん突き進んでいっているというね、この現状があって、NPT体制、核不拡散っていうことも、結果、核を持ってる国が持ってない国に対して言ってるんじゃないかっていうその反発の前に、非常に停滞気味に感じてしまいますよねえ」

(一色) 「何かこう、定期的な対話がまた生まれるんじゃないかという期待も一方では持ってはいるんですけれども、まだ今のところは緊張が高まる方向で一直線な感じですね」

(古館) 「うん。もうちょっといった時に劇的な対話があるかどうかっていうところですかねえ」

(一色) 「そうですね」

北朝鮮が3回目の核実験を行う可能性がある地下施設11ヶ所を、米韓の情報機関が集中的に監視していると韓国の中央日報が報じる。

 11ヶ所は先月25日に2回目の核実験が行われた豊渓里をはじめ、いずれも北朝鮮北部に位置し、岩盤が固い地域にある。米韓当局は特に、寧辺近郊の金昌里の地下施設に注目している。金昌里の施設は1998年の米朝協議でアメリカが地下核施設の建設疑惑を指摘したことがある。





平成21(2009)年6月15日(月)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
障害者郵便割引制度悪用事件、鳩山総務相の辞任のニュースと、扱うニュースは報道ステーションと同じだが、あくまで事実を淡々と触れ、「追い込まれている麻生内閣」という解説だけを付けるZERO。これは、「政治工作番組」ではなく、報道番組である。
障害者団体への郵便割引制度悪用事件で厚労省局長逮捕(約6分)

(ナレーション) 今朝、厚生労働省の中に入る20人の係官。向かったのは建物の13階。捜索の様子を隠すため、ドアに目隠しのポスターが貼られた。このドアの先にあるのは厚労省の雇用均等・児童家庭局長・村木厚子容疑者の部屋。障害者団体への郵便割引制度悪用事件で逮捕された。(「局長逮捕についてどう思うか」とマイクを向けるも、無言で歩き去る厚労省職員の映像) 村木楊容疑者は1978年、旧労働省に入省。女性の労働環境整備にあたる旧婦人局などを経て、2003年8月から2年あまり、障害保健福祉部企画課長を務めた。その後、厚労省では4人目の女性局長に就任した。女性キャリア官僚のエースだ。4月に行われたシンポジウムでは

4月25日、「脱!子どもの貧困サバイバルシンポジウム」
(村木局長) 「日本は子どもにかけるお金が少ない状況だろうと思います」

(ナレーション) 子どもの貧困について熱弁をふるっていた。

午前10時ごろ、記者会見
(舛添厚労大臣) 「同じように働く女性にとって大きな希望の星でしたので、誠に遺憾なことと考えております」

(ナレーション) 舛添大臣は「早急に後任を決めたい」としている。(事件の概要説明) 今月2日の参院厚生労働委員会。村木容疑者はこの問題を追及されていた。

(共産党・小池晃議員) 「この障害者団体の証明書には企画課長であったあなたの公印が押されていたっていうのは、さっき答弁があったんですよ。ねえ、ちゃんと答えてくださいよ」

(村木局長) 「えー、私の立場でお答えをできる状況でございません。立場でございません」

(ナレーション) 村木容疑者は大阪地検特捜部の調べに対し、「偽の証明書は知らない」と容疑を否認している。しかし、村木容疑者の当時の部下で既に逮捕されている上村勉容疑者は「自分で作った偽の証明書を、当時、課長だった村木容疑者に渡した」と供述、また、証明書を受け取った自称障害者団体「凛の会」の元会長・倉沢邦夫容疑者も「証明書は村木容疑者から手渡された」と話している。なぜ偽造は行われたのか。証明書の発行は、国会議員が村木容疑屋の上司にあたる当時の部長に話を持ちかけたことが発端だという。この時、部長と村木容疑者は障害者自立支援法の法案づくりに関わっていた。村木容疑者らがこの法案の審議を円滑に進める見返りを国会議員に期待し、証明書を偽造した疑いがあると見られている。また、証明書の発行は議員案件として、厚労省の中で代々引き継がれており、特捜部は組織的な犯行と見て、事件の全容解明を進めている。

(村尾) 「この逮捕された村木局長なんですけれどもね、厚生労働省の大幹部なんですね。ちょっとこちらをご覧ください(と言って、簡略化した厚労省のポストのボードを出し、職員3万8608人の厚労省の中で11人いる局長の中の1人であることを説明)。まさにこれ大幹部なんですね」

(小林麻央) 「女性官僚にとって希望の星と言われているだけに、衝撃は大きいですよね」

(村尾) 「衝撃は大きくてですね、そもそも今回の事件というのは、郵便の障害者割引制度、これを悪用したわけですよね。だから本来であれば正規の料金を受け取っていれば、郵便局の収支はいいはずなんですが、割引分だけ料金が入ってこないわけで、その分、国民の資産に損害を与えたということが言えるんですよね。この今回の事件が個人のレベルを超えて、VTRにもあった国会対策の絡みということになってくると、この問題、相当根が深いと言わざるを得ません」

厳しさを増す麻生内閣(約4分50秒)

市長選では3連敗、日本テレビの世論調査での内閣支持率は23.5%(前回比マイナス9・4ポイント)。こうしたダブルショックの中、反麻生の動きが活発化する可能性も出てきた。

(ナレーション) 総務省に現れた鳩山前総務大臣。

午後1時ごろ、記者会見場に入りながら
(鳩山前総務大臣) 「ザ・ラスト会見ですよね」

(ナレーション) こんな裏話を暴露した。

(鳩山前総務大臣) 「(3月か4月に)総理からお手紙を頂戴しまして、“(西川社長の)後継にふさわしい人が何人かいますから、リストを同封します”ということで、リストをいただきました。総理も当然、これだけの問題の起きている日本郵政ですから、社長交代はもう既定の路線であるとお考えであると、私が安心しきっておったのがバカだったかもしれません」

(ナレーション) 麻生総理と日本郵政の西川社長の交代で一致していたはずが、はしごを外された形になったと主張した。週が明けた今日も、混乱が続いた鳩山氏の辞任劇。世論はどう受け止めたのか。日本テレビが週末行った世論調査(6月12~14日、全国1037人に電話、回答率67.5%)。鳩山氏を事実上、更迭した麻生総理の判断を支持する人は25.2%、支持しない人はその倍以上にのぼった(55.7%)。これを受けた内閣支持率。小沢代表の公設秘書が西松事件で逮捕されたのを境に上がっていた。しかし今回は23.5%と、前回より9ポイント以上急落。一方、支持しない人は減り続けていたが、11ポイント上昇、60%を超えた(61.7%)。麻生総理は

午後6時、官邸
(麻生総理) 「支持率が落ちたっていうのは、これは私の責任なんだと思っています」
(報道ステーションにはないコメント。潔いコメントはあくまでテレ朝は使わない。
(ナレーション) さらにこの週末、麻生総理にとって、手痛い出来事が起きた。昨日投票の千葉市長選挙。与党が推す候補が民主党が推す熊谷俊人氏に惨敗した。実は与党が推す候補は4月の名古屋市長選、5月のさいたま市長選に続き、政令指定都市の市長選で3連敗している。民主党は

午前11時ごろ、民主党本部
(鳩山代表) 「名古屋で政権交代ができて、さいたま市でも政権交代が起きた。さらには千葉市でも政権交代が起きたと。これは当然のことながら、国政に対する大きな政権交代への期待感でもあると」

(ナレーション) 地方選挙での連勝を総選挙での勝利につなげたい考えだ。来月には静岡県知事、東京都議会の選挙が控える。もうこれ以上負けられない麻生総理。この週末も都議選候補者の陣営を回る異例の応援を行った。

昨日、都内
(麻生総理) 「この都議選挙で負けると、極めて深刻な事態になりますんで、いろんな意味で大きな意味を持つこの選挙ですんで、ぜひ皆さん方の変わらぬご理解とお力添えを」

(ナレーション) だが、麻生総理に残された時間はそう長くないとの見方が出てきている。既に市長選で3連敗。麻生総理が期待するこの後の選挙でも苦戦が予想される。このため、自民党内からは総裁選挙を早く行い、麻生総理を交代させようという動きが今後、加速していく可能性があるのだ。

テロップにて
(自民党議員) 「麻生総理では選挙ができないという雰囲気が相当ある」

(自民党ベテラン議員) 「地元は“自民党だけはイヤ”という拒否反応だ」

(ナレーション) 政権はいよいよ追い詰められつつある。

スタジオでのコメントなし

桜井翔のイチメンのコーナー 
北朝鮮がウラン濃縮型核爆弾の開発に着手

 国連安保理での制裁決議を受け、北朝鮮がウラン濃縮作業に着手すると宣言した。これまで北朝鮮の核といえば、先月行った核実験も、テレビでよく映像が流れる原子炉も、昨年爆破した核関連施設も全プルトニウム型だった。ウラン型についてはこれまえで公に認めていなかった。
 核爆弾はもともとウラン鉱石から作られるが、北朝鮮国内では天然のウランが採掘できるので、材料の調達は簡単である。プルトニウム型はウランを原子炉で燃やし、科学的に再処理をしてプルトニウムを抽出し、核爆弾をつくる。これに対しウラン型は、ウランを遠心分離機にかけ、濃度を上げる。この濃縮したウランから核爆弾をつくる。プルトニウム型は取り出すのが比較的簡単だが、ウラン型は高度な技術が必要で難しいとされている。
 なぜ北朝鮮はウラン濃縮という新たな核開発に乗り出すのか。最大の理由は見つかりにくい。原子炉を使うプルトニウム型とは違い、ウラン型は電気で遠心分離機を動かすだけなので、煙も出ず、人工衛星から見えない地下に工場を作ることも可能で、秘密が保ちやすい。

(桜井) 「こうした事態が進めば、世界にとっても脅威となりますね、村尾さん」

(村尾) 「今ね、アメリカをはじめ、国際社会が非常に心配しているのは、この核兵器を国際社会の枠組みの中でしっかりコントロールできなくなっていることなんですよね。事実、アメリカのクリントン国務長官は、この問題はもう周辺諸国だけでなくて、もう国際社会全体がこの北朝鮮の動きを受け入れることはできないと言ってるんですよね。こうした中で、明日なんですが、アメリカのワシントンでオバマ大統領と韓国の李明博大統領、この2人がですね、北朝鮮の核問題についても真剣な議論が行われるというふうな予定なんですね」

(桜井) 「今後の動きを注目していく必要がありそうですね」

(村尾) 「はい」

イラン大統領選、改革派が「公正ではない」として、抗議デモが行われる

 テヘランでは改革派のムサビ元首相の支持者らが大規模な抗議活動を行い、数万人規模に膨れ上がっている。デモにはムサビ氏本人も参加しており、アハマディネジャド氏が圧勝したとするイラン当局の発表に抗議、「選挙に不正があった」と主張し、選挙のやり直しを求めている。当局は抗議デモを禁止していて、街頭に大量の治安部隊を配置し、厳戒態勢を強いている。AP通信によると、最高指導者ハメネイ氏が、選挙に不正があったかどうか、当局に調査を命じた。「事態の沈静化を図ったものとみられるが、選挙のやり直しが行われる可能性は極めて低いと見られている」と結ぶ。

北朝鮮に対する日本独自の制裁内容が決まる
 現在の制裁に加え、北朝鮮に向けた全ての品目の輸出を禁止すること、制裁措置に違反し、刑が確定した外国人船員らの日本上陸を原則、認めないことが新たに加えられる。明日の閣議で正式決定されるが、中国など、日本以外の国からの輸出が増えるだけだと、効果を疑問視する声も出ている。

Pic UPのコーナー
北朝鮮は今日、国連安保理の追加制裁決議を断固糾弾するとして抗議集会を開いた。
 平壌の会場には北朝鮮のナンバー2である最高人民会議常任委員会の金泳南委員長らが姿を見せた。北朝鮮メディアによると、集会には10万人あまりが参加したという。

(村尾) 「今日は株価、ちょっと下がりましたけど、1万円台を維持してますよね。私ね、今、世界のお金の流れの潮目が変わりつつあるんじゃないかと思うんですよ。ようやくリスクのある資産にお金が流れ始めてきた。株式しかり、それから原油価格、これも一時期は1バレル50ドルを下回っていたのが、これ今、ニューヨークの原油先物相場、70ドルを越えてますからね。どうなるか」

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報ステ、事実を都合よくまとめて(椿事件の)局の考えを押し付け誘導しようとする番組。文字で読むとよーく解る。

平成21(2009)年6月12日(金)の報道ステーション
(本日の番組構成と内容)
 鳩山邦夫総務大臣が辞任し、郵政民営化継続の方針を決めた麻生首相の決断に、疑問と世論の不支持を取り上げながら、最終的には「西川社長に頑張ってもらうしかない」と総括する報道ステーション。古館の「もともと、どういうことだったのか」というコメントを挟みながら、鳩山総務相辞任の決断は絶対に評価しないマッチポンプ的手法。「改めるに若くはなし」という言葉を知らないテレビ朝日。やはり彼らは「でっち上げ」と「あおり」、lマッチポンプ」を行わなければならないという「もともとの原点」があるから、間違っても組織の本質は変わることがないのだろう。
鳩山総務大臣辞任(約26分)

(ナレーション) 人事をめぐり続いた対立は、結局、歩み寄ることはなかった。自ら席を降りる格好となった前大臣。この言葉を繰り返した。

午後2時、官邸
(鳩山邦夫前総務大臣) 「正しいことが通らない」「正しいことを言っても」「正しいことが通用しなかったら、潔く去るべきだと思ってるんです」

(ナレーション) 「正しい」と「正義」。その数、合わせて10回以上。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「まあ、いずれ歴史が私の正しさを証明してくれると」

(ナレーション) その無念さについては明治維新の立役者の言葉も借りた。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「“尋問の筋、これあり”って、西郷隆盛さんお有名な言葉あるけど」

(ナレーション) 維新後、西郷隆盛と袂を分かったのは大久保利通。その子孫が今日、大臣の辞表を受け取った。

午後5時、官邸
(麻生総理) 「この状況は早急に解決されてしかるべき」

(ナレーション) 政治家が口にする「正義」という言葉。その意味は重い。

午後2時、官邸
(記者) 「総理からはどのようなお話があったんですか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「まあ、非常に残念ですが、信念を曲げられないということなので、本当に残念ですけども、やむを得ませんと」

(ナレーション) 1、日本郵政の社長人事をめぐり、西川善文社長の続投を認めないとしてきた鳩山邦夫氏。今日、総務大臣の辞表を提出。事実上の更迭となった。
(問題発言1)「事実上の更迭」とナレーションではいっているが、スタジオでは「辞任」と田崎史郎氏が否定するお粗末な構成。
(鳩山邦夫前総務大臣) 「世の中、正しいことが通らない時があるんだなと、今はそういう思いですね。えー、どんなに不透明で悪事を働いていても、私がそのことをはっきりと説明を世の中に対してもしてきましたが、今の政治は、正しいことを言っても認められないことがあると。潔さが大事だから、こういうのは。正しいことが通用しないと思ったら、潔く去るのがいいんじゃないでしょうか」

(記者) 「総理は辞表を受理された?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「もちろん」

(記者) 「その際、総理からはどんな言葉が?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「先ほど申し上げたように、“悲しいですね”と。“しかし、党もあり、いろいろな、俺が決断しないとか、調整しないとか、いろんな批判もあり、やむを得ない”と、こういうことですね」

(記者) 「これから麻生政権を応援するつもりはありますか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「“いつかこの人を総理にしてみせる”と言い張ってやってきた人間ですから、今回の総理の判断は間違っていると思いますけど、今後は正しい判断で政治をやっていただくことを信じています」

(ナレーション) 鳩山氏は3回の総裁選を麻生選対の本部長として支えるなど、麻生総理とは長年の盟友関係だった。しかし麻生総理は、西川社長の続投を認める方針を固め、鳩山氏に引導を渡した形だ。

午後5時、官邸
(麻生総理) 「政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたということは、はなはだ遺憾なことなんであって、この状況は早急に解決されてしかるべき」

(ナレーション) オリックスグループへのかんぽの宿売却を「出来レース」と強烈に批判してきた鳩山氏。責任を問われた西川社長は辞任を否定し続けてきた。泥沼のバトルが続く中、明確な方針を示してこなかった麻生総理。昨夜になって、河村官房長官が妥協案なるものを鳩山氏に示したという。西川社長に経営責任を謝罪させることで、鳩山氏に西川氏の続投を認めさせるというものだ。

(鳩山邦夫前総務大臣) 「西川さんが謝罪すべきは国民に対してであって、私に対してではないんです。国民の財産をかすめ取ろうとしたのに加わったんでしょ。なら、国民に対して謝るべきだって。私に謝ってどうするってもんじゃないから、私はその妥協案は一切拒否しました。そんな馬鹿な妥協案はない」

(ナレーション) 辞表提出に先立つこと5時間。今日の閣議後の会見。

午前9時すぎ、記者会見
(鳩山邦夫総務大臣) 「内閣の方針として、西川さん続投であると。まだ総理からそういう話は私、1回も聞いていませんけども、もしそうであるならば、あの、まあタイミングによって罷免、あるいは辞任ということは十二分にあり得ると」

(ナレーション) この後、鳩山氏は官邸に呼ばれ、40分にわたって麻生総理と会談。

テロップにて
(麻生総理) 「妥協案呑めますか? 呑めませんか?」

(鳩山邦夫総務大臣) 「呑めません。呑めませんから、辞任しろと言われれば辞任します」

(麻生総理) 「そうですか。では、また午後もう1度来てください」

午前11時すぎ、官邸
(記者) 「総理からはどのような話が?」

(鳩山邦夫総務大臣) 「いろいろ。いろいろ」

(ナレーション) そして午後2時前。再度、官邸に呼ばれ、辞表を提出した。西川社長は郵政民営化の際に、小泉元総理が三顧の礼で迎えた経緯がある。中川元幹事長ら郵政改革推進派は西川辞任論に反発を強めている。

午後2時半、記者に囲まれ
(中川秀直元幹事長) 1、「私はやっぱり鳩山さんの思想の方が、明らかに誤っていたと思うし、(総理は)正しい判断だったと思います」

午後4時すぎ
(菅義偉・自民党選対副委員長)2、 「まあ、このところ郵政問題で混乱をしましたので、総理が明快に判断されたと、そういうことだと思いますので、私はこれで落ち着いてくるだろうと、こう思ってます」

(ナレーション) 鳩山氏は自民党離党の可能性について、こう述べた。

(記者) 「自民党としての議員の議席は?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「仲間たちと相談をします」

(記者) 「離党もあり得るということですか?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「いや、仲間たちが大勢おりまして、様々な仲間たちからいろんな激励を受けておりますので、仲間たちと相談をするということです」

(記者) 「自民党政権に見切りをつけた?」

(鳩山邦夫前総務大臣) 「自民党政権には見切りをつけておりませんが、まあ、“政府に尋問の筋これあり”って西郷隆盛さんの有名な言葉あるけど、そういう心境ではありますね」

(ナレーション) “政府に尋問の筋これあり”とは、西郷隆盛が西南戦争で明治政府に弓を引く際に唱えた言葉だ。兄の鳩山民主党代表は

午後6時半、民主党本部
(民主党・鳩山代表) 「弟の言葉はですね、政府に対して反旗を翻した時の西郷隆盛の言葉を引用したわけですから、弟としてはその覚悟を持っていふんだなと、当然、理解されますよね」

(記者) 「辞任されてから、今日午後、弟さんと話は?」

(鳩山代表) 「全くしておりません。連絡もありません」

(ナレーション) 行動を共にする動きも見せる側近議員。戸井田徹厚生労働政務官が今日午後、政務官の辞表を提出した。

午後4時半、記者に囲まれて
(戸井田徹厚生労働政務官) 「(西川氏と)喧嘩両成敗ならわかるけれども、そうでなしにね。私と鳩山大臣との関係からいえば、大臣にお供しますと」

(ナレーション) 2、鳩山氏の動向は、総選挙に向け、走り出している政局に大きな波乱要因となる可能性がある。
(問題ナレーション2、)26分間全編にわたって、政府内部が大混乱に陥っていることを延々と解説。今回の問題は、もともとマスコミでも朝日や日経、産経など郵政民営化賛成派のマスコミが分裂をあおってきた経緯がある。自分たちの動きをまったくふれずに、どんどん騒ぎを大きくさせる極めて無責任なやり方は相変わらずだ。
午後5時、官邸
(麻生総理) 「解散総選挙については、前々からお答えしている通りです。ダメージにつきましては、これは私に聞かれるより、聞かれる相手が間違っていると思います」

午後6時半、東京・中野区
(富川アナ) (麻生総理が笑顔で都民と握手する映像)「会見を終えた麻生総理は、東京都議選の候補予定者の事務所回りを始めました。集まった都民の皆さんから握手攻めにあっています。笑顔で総理は応えています」

(ナレーション) 麻生内閣での大臣辞任は、中山前国土交通大臣(去年9月辞任)、中川前財務大臣(今年2月辞任)に続き、これで3人目。政権への打撃は少なくない。

午後3時すぎ
(谷川秀善参院幹事長) 「(総理の決断は)遅いですよ、そんなの全然遅いがな。切りやすい方を切ったんかなという」

(記者) 「火消しをしたというよりも、ボヤを広げた?」

(谷川参院幹事長) 「これはもう火消しじゃないですよ。むしろ広がったと思います」

午後3時半すぎ
(公明党・漆原良夫国体委員長) 「総理の指導力にそういう疑問符がつくことは、まあ否めない。政権への影響はあると思います」

(ナレーション) 一方、野党。


今日午後、愛媛県松山市
(民主党・小沢代表代行) 「まあ政局云々というよりも、私はこの郵政の問題、それから年金、そして医療の問題、これは本当に自民党政治の実態と、それから限界を示すものだと思ってます」

午後3時すぎ、国会内で記者に囲まれ
(共産党・穀田恵二国対委員長) 「辞めるってことが肝心ではなくて、この、民営化路線に伴う国民の被害、これを見直してですね」

午後3時半すぎ、社民党本部
(社民党・福島みずほ党首) 「辞めさせるべきは鳩山総務大臣ではなくて、西川社長だと」

(ナレーション) 郵政造反組からなる国民新党は、鳩山氏と連携する可能性も示唆した。

午後2時半、国会内で記者に囲まれ
(国民新党・長谷川憲正副幹事長) 「(鳩山氏とは)非常にスタンスとしては似通っていると思いますから。一緒にやりたいと言われたら、綿貫党首が判断されると思いますけど」

(ナレーション) 後任の総務大臣には佐藤勉国家考案委員長が兼任となった。前回の郵政選挙で東京から福岡に国替えをした鳩山氏。地元の久留米市では対応に追われていた。

午後2時半、久留米市内の事務所で
(鳩山氏の次男で秘書の鳩山二郎氏) 「正しいことをしてるのに、それが受け入れられない。それで潔く私は去るだけですって父が言っていた、その通りだと思います」

午後5時、久留米市
(地元の有権者・60代男性) 「あの人が正義って言うから正義じゃないの。だって他の人は言わないんでしょ」

(地元の有権者・60代男性) 「大臣が総理大臣と違ったことをいつまでもやってるわけにはいかんわね」

午後8時半、東京・新橋
(60代と思しき男性) 「麻生さんよりも鳩山さんの方の姿勢表明の方が共感できる」

(50~60代と思しき男性) 「内閣の方針に従わないんであれば、もう少し潔く早めに辞めるべきだったと思います」

午後9時20分
(鳩山邦夫前総務大臣) 「西郷さんの言葉をそのまま総理にはお送りしたいですね。誤っております」

(古館)1、 「まあ、街でいろいろ聞いても意見が分かれるところですね。あのー、自民党の中も“西川さん辞めろ”、“いや、西川さん温存だ”で、もう割れてるっていうのがね、はっきり出てきてますし、3人目ですね、これで大臣辞める。政権にはかなりのダメージですね」
(問題発言1、)「もう割れてるというのが、ハッキリ出てきている」と、自分たちで火をつけておいてお得意の自民党分裂工作活動に勤しむテレビ朝日。そのマッチポンプ的手法は変わらない。
(時事通信・田崎史郎解説委員長) 「かなり大きなダメージ、打撃になってると思いますね。それはこのVTRであったように盟友なわけですね。総理の盟友である鳩山さんが閣内で反乱を起こした。それに対して、総理がそれをコントロールできなかったということで、やっぱり総理の指導力がやっぱり大きく問われる。それはやっぱり内閣支持率の低下に表れてくると思いますね」

(古館) 2,「ああ、なるほど。そしてね、この鳩山大臣の今日ね、まあ辞任とも言われるし、更迭とも表現されるわけですけれども、まああの、午前と午後で2回、麻生総理と鳩山大臣は会ったわけですよね、鳩山さんは。そうするとこう、更迭って形にも、3年間支えて、総理の応援団長やってた鳩山さんを更迭にはできない、一方でこの、辞任100%ってことになると、その決断力って面もあるっていうんで、段取りかなっていう感じがして、どうですか?」
(問題発言2、)「段取りかなっていう感じがして、どうですか?」というが、何のことかわからない。打ち合わせをしてから即興をおこなっているように見せかける「やらせ」をやっているから、言っていることがおかしい。以後、古館氏と田崎氏の妙なやりとり。
(田崎) 「総理秘書官に聞きますとね、あの、総理は鳩山さんに辞めてくださいとか、辞表を出してくださいってことは言ってないんですよ」

(古館) 「直接?」

(田崎) 「はい、直接は言ってらっしゃらない。そうするとまあ、こう考え方が違うなっていう話はしれるんですけれども、辞任っていう行為は鳩山さんの方がとられてるわけですね。で、少なくとも罷免的なことは言ってないということで、僕はやっぱり辞任ということだと思いますけどね」

(古館) 「まあ、どっちかといえばやっぱり辞任色が強いと」

(田崎) 「ええ、そうです、はい」

(古館) 3、「うーん。その場合ですね、この、鳩山さんはいろんなことを正義だ何だいっていらっしゃいましたけども、ここでガッとこういう形にね、出たと。政権にダメージを与えることはもちろん承知の上でもう、これは自分の考えを通すって出たっていう、何か後押しするものがやっぱりかなり強くあったからですか?」
 (妙な問題発言3、)「何か後押しするものが強くあった」とわざとライバルの読売新聞の渡辺恒雄社主の名前を引き出そうとする古館。郵政民営化見直しをどうしても表に引き出そうとする古館の狙いは明らかに変。
(田崎) 「そうですね、まああの、鳩山さんのパフォーマンスだって見方は自民党の中で多いですけれども、鳩山さんがあそこまで突っ込むには、やっぱり応援してくれる人がいたはずだと。自民党の中で言われているのはね、何かマスメディアの大物の方が後ろでやっぱり、小泉―竹中改革路線を否定しなきゃいけない、西川を更迭しろというふうな話をされてる方がいたっていうのが、自民党内に流れてる話ですね」

(古館) 「ああ、そうですか。またあの方の登場ですか?」

(田崎) 「という話が出てますけれども、ええ」

(古館) 「マスコミで大物というと1人しか浮かばないんですけど?」

(田崎) 「ええ、複数いらっしゃるみたいですよ」

(古館) 4、「あっ、そうですか」

(田崎) 「はい」

古館)5、 「私が想定してる人以外もいるんですか?」
(変な問題発言4、5)4で田崎氏の予定外の答えが出てきたため、あわてて確認する古館。自分の思った方に行かないと彼らは困るのだ。
(田崎) 「はい」

(古館) 6、「あっ、そうですか。これはもう、民営化っていうこと、田崎さんね、そもそも論になってしまいますけど、麻生総理も民営化反対だったって言いながら、今は賛成とか、それから鳩山さんも私は民営化論者ですよと。間違った民営化はまずいから、西川さんに辞めてもらうんだっていう意向、このあたりがね、本音と違うんじゃないかっていうところで、ちょっとわからないなって思ってる方、多いんじゃないかなと」
(変な問題発言6、)自分の思うとおりの展開にならなかったので、今度は自分の考えを押しつけようとする古館。「西川さんに辞めてもらうんだという意向が本音と違うと思っている方が多い」というのは、まさに古館とテレ朝の考え方そのもの。それほど自分の考え方を押しつけたいのなら、ハッキリとそういえ!
(田崎) 「なるほどね。あのー、民営化の意味合いをやっぱりそれぞれちょっと解釈が違ってる感じはするんですよね。でも、総理も民営化に対して賛成じゃなかったりって言われたりして、あのー、じゃあ本当の民営化は何だったんだっていうところで、それぞれ解釈が違っているのが出てるんじゃないかと思いますけどね」

(古館)7、 「あの、鳩山さんもね、西川さんは、国民の財産なんだから、国民に謝るべきだっていうふうにおっしゃいますよね。たしかに、あのかんぽの宿の一括売却の情報が全く不透明だという点はね、これはもう当然そう思います、私個人としても。しかし、ああいうふうなものをあの値段で売ろうとしたのは問題だけれども、そもそも2000億以上も使って、いらないハコモノって言ったら失礼ですが、不採算のものを作り上げてきた人たちに対しての総括やお咎めがなくて、さあ、これから民営化で売っていくっていうことだけに、こうターゲットを絞ってるような気がする人も多いかなって
(変な問題発言7、)「いらないハコモノ」と断定し、「いらないものは民間がただ同然で譲渡されて当然というような論調に持っていこうとする古館。この古館の発言以降、テレビ朝日の本音と本性が見えてくる。
(田崎) 「そうですね。だから、なんであんなに2000億円もかけて作ったんだと、それにはやっぱり自民党の族議員がいたとかという見方がずっとあるんですよね。だからその部分を追及されてない。その族議員は田中・竹下派に多かったわけですから、今、鳩山総務大臣が所属されている派閥にずーっと流れてきてるわけですね。そんならもっと足元をきちんと見直したらどうだという声もありますよね」

(古館) 「かつて堀田さんは田中角栄氏、ロッキード事件の時に論告求刑やられましたよね、検事としてね。今、そういう族議員の話が出てきたけれども、考えてみたら、まあ、あの田中角栄氏がこの郵政というものをガーっとネット作ったっていうのが始まりのような感じがしますけどね」

(堀田力) 「そうですね。そういう点では非常に見通しのいい、要するに、政治にお金がくるようなしくみを作る、その点では天才的な人だったし、その流れがありますよね、今はね」

(古館) 「ああ。後でまたちょっとね、族議員に関してはね、堀田さんのお考え聞きたいと思うんですけど、もう1つね、田崎さん、これあの、内閣改造っていうのがワーッて言われてきましたけど、どうですかね?」

(田崎) 「これはあのー、安倍元総理や麻生総理の側近の菅義偉さんなんかが、もう1ヶ月以上前から、内閣改造やるべきだと。で、内閣改造やらずに、これで都議選に向かってった場合、都議選でも惨敗しかねないよと。だから、今ここで内閣改造をやるべきだっていうことで、今月下旬に内閣改造をやる可能性が高まってますね」

(古館) 「じゃあもう、総選挙の時期云々という前に、まずそこだ?」

(田崎) 「まず都議選をクリアしなきゃいけないことですね。その前に、都議選をクリアするためには今、これでまた落ち目になりますから、それをやっぱり立て直す行為が、やっぱり内閣改造・自民党役員人事。改造じゃなくて自民党の役員も替えなきゃいけないという声が強まってますね」

(古館) 「ああ。まああの、有名な方を幹事長にとか何だとか、いろんな声がね」

(田崎) 「たとえば舛添さんを幹事長にするとか、公務員制度改革をやり遂げるという姿勢を示すために中川秀直さんに入閣していただくとか、そういう話はもう飛び交ってますね」

(古館) 「鳩山さんはあれ、兄弟として水面下で連携してるのかしてないのかっていうのは知りたいんですけどねえ」

(田崎) 「僕は今の段階ではしてないと思いますよ」

(古館) 「ああ、そうですか。ちょっとまた話を後ほど続けて聞きたいんですけども。とにかく考えてみれば2005年から、あの郵政選挙からこっちですね、4年間どういう流れがあったのかということを考えると、この郵政民営化をめぐるいろんな話というのは、改めて見えるところがないかなということで、ちょっとこちらをご覧ください」

(この4年間を振り返るナレーションとVTR)
 郵政選挙、2007年10月1日の郵政民営化スタート、小泉路線の継承を掲げて誕生した安倍内閣では、民営化に賛成するという誓約書を出すことを条件に造反組11人を復党させた。安倍内閣は郵政選挙で得た300議席を背景に教育基本法など矢継ぎ早に重要法案を可決。
 しかし2007年の参院選では格差の拡大や地方切り捨てといった小泉改革批判を前面に掲げた民主党に歴史的な敗北を喫した。後を継いだ福田内閣が直面したのは「ねじれ現象」。福田内閣が頼ったのは衆議院の3分の2を使った再議決で、2008年1月のインド洋での給油支援活動を再議決したのを皮切りに、2008年5月のガソリン税の暫定税率復活など、再議決はこの2年間で14回。

(ナレーション) 1,去年秋の麻生内閣誕生では、造反組を閣僚や党三役に抜擢するなど、小泉時代の終焉を印象付けた。その象徴的な一幕がこの発言だった。

今年2月5日
(麻生総理) 「小泉総理の下に(郵政民営化には)賛成じゃありませんでしたんで、私の場合は、反対だとわかってたんで、私だけ外されていましたから」

(ナレーション) 2、小泉内閣の一員だった麻生総理、郵政民営化には反対だったと述べたのだ。

2月12日
(小泉元総理) 「怒るというより、笑っちゃうぐらい、もうただただあきれているところなんです」

(ナレーション) 3,本心とは裏腹に発言の修正を迫られた麻生総理。今回も党内の亀裂を憂慮して盟友の鳩山前大臣よりも、民営化の象徴・西川社長の続投を選ばざるを得なかった。
(あおりナレーション1,2、3)しつこく麻生首相が「民営化反対」の姿勢をとったことを報じてあおるナレーション。もうわかったから!
午後5時、官邸
(麻生総理) 「あまり長引いて、話が混乱をさらにしているかのごとき印象を与えるのはいかがなものかと思っています」

(古館) 「田崎さん、あのーこれ、民営化と言ってもね、これがまあ変な、その、いわゆる民営化利権者の何かね、利権みたいなことになったら、とんでもないと、もちろん思うんですが、そもそも民営化イエスかノーかで300議席。あの選挙に勝ったってところから今ちょっと見たんですけどね」

(田崎) 「ええ、だから4年前の総選挙で、郵政民営化を問うて、それで自民党が300議席を得たわけですね。その後は今度、その郵政民営化に反対した議員を復党させるとか、総理自身が、実は賛成じゃありませんでしたって言ってしまうというのは、4年前の民意を自ら否定していることになるわけですね。あまりにいい加減すぎるじゃないかというのは当然の考え方だと思いますよね」

(古館) 「そうですねえ。堀田さんはそのあたり、どういうふうに?」

(堀田) 「そうですね、あの、民営化、これはもう国民の大多数が賛成して、あれだけの議席を与えたわけですからね、国民はそれはあのー、単純に便利で安いサービスがいいですよ。それが民営化だと、こう判断してるわけですから、そこはもう全然揺るがないんですよね。それに対して、やっぱりあのサービスする側は、厳しくなるから、やっぱり楽な方がいい。そうすると、それに反対する流れが出てきますよね。で、この方は数から言ったらもうほんのわずかなんですけれども、やっぱりあの、地方の名士とかね、そういう方が多いから、集票力がありますよね。票を集める力が、選挙のね。そうすると、そっちに媚びる議員がやっぱり出てくる。それがこの、揺らぎ出してきた一番基本だと思うんですけどね」

(古館)1、 「うーん。そうするとやっぱり前提が崩れてしまいますよね。またそちらの人たちがグーっと力を出してきているとなるとね」

(田崎) 「そうですね。民主党の方も今度はやっぱり、そういう民営化に反対の方へ振ってますよね。そうすると地方で起こっているのは、ポストを横に置いて、民主党の議員が、“このポストを残したい人は民主党へ、残したくない人は自民党へ”みたいな言い方をされると、自民党の方もちょっと焦ってきちゃう」

古館)2、 「はい、それもありますよねえ。じゃあ、もともとの話、何だったんだろうっていう」

(田崎) 「そうそう。そうそう」


古館) 3、「もちろんね、その、何か外資がガンガン無秩序に入ってきて、莫大な郵貯マネーとかそういうものがね、外資にさらわれていくなんていうのは何をかいわんやだと思うんですが、まあそれにしても、あの時、そして今も、この官の肥大化も考えても、民営化っていうのは必然だった。その根幹を崩さずに、歪まない民営化を推し進めることできないですかねえ」
(本当のことを言わない誘導発言1、2、3)
 民営化の見直しが出てきたことがまずい、というように視聴者を誘導するコメントの数々。本当の話は、小泉郵政改革で「見直しをしよう」という国民が多数に変わってきたということ。本当は視聴者をバカにしているのだが、決してそんなことは言わないふざけた古館。
(田崎) 「そうですね。それはやっぱり日本郵政の人たちに頑張ってもらうほかないんですね。やっぱり彼らがやってるわけですから。だから西川さんがこれで残るとしたら、これからの西川さんの責任っていうのはすごい重くなると思いますよ」

(古館) 「そうですねえ。重大ですね」

(田崎) 「重大です」

新型インフルエンザ、舛添厚労大臣は医療体制を見直す方針を表明(5分)に続き、エコポイント制度、ポイントと商品の引換え手続きが来月1日から受付開始(約1分45秒)

一部、経産省の記者会見の模様をはさみ、申請方法、対象商品の内容の告知などをナレーションで伝える。

(古館) 「みんなこれ、関心ありますよ」

(市川アナ) 「ええ。まだね、漠然としてますねえ」

(古館) 「そうなんです、ホントそうなんですよ。やっぱりちゃんと細目、微細にわたって詰めてからね、やってほしかったなあと思うんですけどね」

政治とカネ、日本に個人献金は根付くか(18分弱)

(ナレーション) 総選挙を控え、頻繁に開かれている政治家たちのパーティー。多くの政治家は、政治資金をパーティー券の売り上げや企業献金に頼っている。

(自民党・笹川尭総務会長) 「多い時は1日3件ぐらいだね。だってみんながやっているから」

(民主党・山岡賢次国対委員長) 「選挙もお金がかかりますしですね、パーティーを中心にですね、今、お金を集めておられる方が多いと」

(ナレーション) カネのかかる政治は変わらないのか。政治資金をどう集めるか。今日、新たな動きが出てきた。

午後1時、「インターネット献金」早期導入に関する提言説明会
(自民党・世耕弘成議員) 「ネット献金、クレジットカード等を使った献金が可能であるという結論を得るに至りました」

(ナレーション) 個人献金を増やそうと集まった与野党の議員たち。インターネット上でクレジットカードを使って献金ができる「ネット献金」のしくみを導入しようというのだ。

(自民党・加藤紘一議員) 「ポンとボタンを押して1000円献金するというようなことがあると、それはねえ、助かるし、それからやる気出てきますよね」

(民主党・菅直人代表代行) 「少額の個人献金が結果として大勢の人から集まってくればですね、まあその方が望ましいといえば、望ましい」

(ナレーション) 呼びかけたのは自民党の世耕氏。当選以来、個人献金を中心に活動している数少ない議員の1人だ。

(世耕氏) 「企業献金にまつわるいろんろなトラブルがですね、これはもう党派を越えて絶えないと。自宅から(ネット)献金ができるようにするということは、個人献金の間口を広げる上で非常に重要だと」

(ナレーション) 去年のアメリカ大統領選。オバマ大統領はネット献金を使って、一般市民から少額の献金を幅広く集めた。寄せられた選挙資金は7億5000万ドル(約735億円)にのぼり、ネット献金の可能性を見せつけた。

(世耕氏) 「これからの政治活動っていうのは、やっぱり1人1人に政策を理解してもらって、応援をしてもらって、そして余裕のある方にはお金も出していただくという、そういう政治のスタイルっていうのが変わってきているのかなと」

(ナレーション) 世耕氏は個人献金だけで年間1600万円を集めている。しかし、問題はその効率の悪さだという。

(世耕氏) 「大変ですね。手間もかかります。これは地道にやるしかなくてですね、それこそ1000円、2000円でですね、寄付をいただくと」

(ナレーション) 民主党は西松献金事件をきっかけに、企業献金とパーティー券の購入を3年後に全面禁止、個人献金にシフトすると決めた。しかし、党内に個人献金中心に政治活動を行っている議員は、現時点ではほとんどいない。

(民主党・安住淳議員) 「(個人献金は)すっごく大変。僕も14年間やりましたけれど、この間、調べてみたけど、やっぱり200万円も集まらないですね、年間」

(民主党・渡辺周議員) 「個人(献金)となるとね、これホント、個人の善意によるものですから、一社にまとめてごそっといただくよりはね、やっぱり大変なことだと思いますけどね」

(ナレーション) 個人献金による政治は本当に困難なのか。当選以来、個人献金だけで活動してきた(民主党の)馬淵(澄夫)氏。党内でも極めて珍しい存在だ。企業献金やパーティーとは一切無縁。地元有権者との会合では

地元の個人宅での会合
(馬淵澄夫議員) 「企業からお金を集めて政治活動しているのでは全然見えへんのです。僕はそれを変えたい。だから1票で選んでもらったら、その先、今度は皆さんの、申し訳ないけど1万円を出してくださいと、お願いします。その1万円で僕を育ててください」

(ナレーション) 単刀直入に年1万円の個人献金を有権者に求める。そしてさらにこう付け加える。

(馬淵) 「それはみなさんに直接お返しはしません。申し訳ないですが、皆さんの未来のため、皆さんのお子さんのため、お孫さんのために僕はお返しします」

(ナレーション) しかし、参加者の財布の紐は固い。

(参加した40歳会社員) 「今、“1万円出して”と言われて出しますかという話ですよ。気持ち的にはよくわかりましたっていう」

(ナレーション) 個人献金集めは手間がかかる。ポスターを貼ってもらうために初対面のお宅に足を運ぶ際にも

(馬淵) 「企業献金を受けずに活動を続けてきまして、皆さんのお財布から月々800円強のお金を出していただけませんかという、大変不躾なお願いなんですか、直接こうやってお訪ねしております」

(献金をお願いされた男性) 「違和感は特にないんですけども、まあ政治がやっぱりもうひとつね、あの、信頼を得ていないといいますか、そういうところがあるんで、まあ、まずやってよと」

(献金をお願いされた女性) 「えーっと思ってね、びっくりしたんですけど」

(献金をお願いされた男性) 「急に言われて“はい”と言われても困るなと思ってて、即答はしなかったんですよね」

(ナレーション) 多い時で1日150件のお宅を訪ねるという。話をするのはわずか3分程度。中にはその場で献金してくれる人もいるが、極めて稀だ。

(馬淵) 「ありがたいなと思ってますし、3、4軒の方々は支援をしていただけるなという感じはありましたけれども」

(ナレーション) こうした活動を通して、個人献金に応じてくれる人は全体の1割程度。支援者は最近、徐々に増えてきたという。

(年金生活の68歳男性) 「我々ね、とにかく年金生活ですからね、(献金は)そんなにたくさんは出せない。今日は納得したからね、まあぜひ」

(記者) 「出すんですか?」

(男性) 「出します」

(ナレーション) タウンミーティングの場で献金したのは派遣社員の男性だった。

(設計事務の41歳の派遣社員) 「企業団体献金を受けないという姿勢でやってこられたことにすごい共感を持ちまして、あのー、それで応援しようと」

(ナレーション) 馬淵氏の台所事情は厳しい。個人献金の総額は1200万円で、これに政党助成金1000万円が加わる。しかし、支出はスタッフの人件費(1100万円)や地元事務所の家賃(1400万円)、活動費(900万円)など、総額3400万円。足りない分は自らの給料の一部1200万円をつぎ込まざるを得ない。コスト削減のため、毎週3万部発行する活動報告は自前で印刷。郵送すると莫大な費用がかかるため(切手80円×年150万部=年間1億2000万円)、支持者たちにボランティアで配ってもらう。個人献金による政治活動は決して楽ではない。

(馬淵) 「私自身がですね、企業経営にかかわってきて、会社がお金を出すというのはもうこれ、一義的に収益目的なんですよ。企業からお金をもらえば、見返りを求められてしまう。だったら政治家が本来の活動を失ってしまうかもしれないので、それはもう止めようと」

(ナレーション) 実際、国会で耐震偽装の問題を追及していた際、関連企業のトップから呼び出しを受け、こう揺さぶりをかけられたという。

(馬淵) 「(与野党議員への)献金リストを見せて、“あなたともね、良い関係でいたい”と言われるわけですよ。“質問をしないでほしい”とはっきり言いましたからね。“そんなお話は承服しかねる”と言って席を立って帰ってきたんですね」


(以上、民主党の馬淵澄夫を持ち上げるビデオ映像を流す)
(ナレーション) 多くの議員が企業献金に頼ってしまうのはなぜなのか。そこには政治にかかるコストの問題がある。自民党の後藤田(正純)議員は大口の個人献金で1200万円を集めている。しかし、企業献金やパーティー収入なしでは必要経費を賄いきれないのが現実なのだという。

(後藤田正純議員) 「どうしても、その、経費っていうのはかかるわけで、企業がやることまでもね、否定するっていうのは、その、政治活動そのものを、いい政治活動をまさに止めろっていう話で」

(ナレーション) 後藤田氏は選挙区が広いため、2つの地元事務所を構え、スタッフ8人を雇っている(人件費2700万円)。交通費などもかさみ(交通費・交際費3400万円)、必要経費は7400万円。額の多い企業献金やパーティー収入(4200万円)が活動を支える大きな柱となっている(その他の収入は個人献金1200万円、政党助成金2000万円)。

(25万円を献金した企業経営者) 「企業もね、市民なんですよ。わずかなもんでしょ。近所づきあいっていうのがありますよね。その程度じゃないですか」

(後藤田) 「カツカツ、カツカツでやっていますよ。一般庶民からすると大きな額っていうふうに見えるけど、今申し上げたように、5000万円~1億円ぐらいのお金がかかるし」

(ナレーション) 政治にかかる巨額の費用。これは与野党問わず、多くの政治家が直面する問題だ。

(日大法学部・岩井奉信教授) 「選挙活動の費用をですね、まあ政治家個人が実際問題、負担をしてきている。ここに一番、お金のかかる原因があると思いますね。やはり政党中心である以上は、政党が全部、政治活動費は賄う、選挙の費用も賄う。そして政治資金については、できる限り政党にまとめていくということが必要だと思いますね」

(古館) 「そうすると政党助成金をどうするかっていうことも出てくるんですけれども、もっと上げるのかとか、いろいろ考えるとこなんですが、まあ今のVTRの印象を言いますと、ちょっとこう、あの、民主党の方がコツコツやってるっていうのがね、ちょっと強い印象を持っちゃう方もいらっしゃると、これはちょっと自民党に対して申し訳ないんで、これ、民主党と自民党、共通しているところもあるはずで、お金に関しては。馬淵さんがとにかく地道にやってらっしゃるという点は事実だと思うんですね

(堀田) 「そうですね。世耕さんもやってるんでしょうしね」


(古館) 「そうですよね」

(堀田) 「あれが政治だと思いますよ、私」

(古館) 「本来」

(堀田) 「ええ。ああして理解してもらって納得してもらって、それで献金してもらうわけですから、それはもう本当に、あの、支えてもらえる、その代わり、相手の気持ちをしっかり政治に生かしていいかなきゃいけない。こうしてみんなの声を地道に吸い上げて、それを国政に生かすって、これ政治そのものじゃないですか」

(古館) 「約束を守んなきゃいけないってことですよね」

(堀田) 「そうですよ、ええ」

(古館) 「一方でやっぱり、アメリカと違って日本は個人献金っていうのはね、定着しないなんていう意見もあるかもしれないけどって言葉で今、ちょっと思い出したんですけど、あの、田原総一郎さんが週刊誌のコラムに書いてらっしゃったと思うんですが、まあ簡単に言うと、これ、今と違って、政治家に献金する場合は個人献金の場合、全額税額控除にしたらどうだと。財務省もそれをなっとくしたらどうだという提言をされてましたけどね」

(堀田) 「そうですね。もうそれぐらいの思い切った手を打つ時だと思いますね」

(古館) 「そこにまあ、お金持ちで多額に献金する人がいて、妙な影響力ってなってきた時は、またそれはそれでね、ちゃんと監視するシステムを作ればいいんじゃないかなって気もするんですよね」

(堀田) 「そういう多額の変なのが出てきたら、目立ちますよ。で、それを選挙で言えば、またみんな、献金したという人がおかしいと言ってきれいにしていくというね」

(古館) 「なるほど。で、あの政治とカネと言うとね、まあ現在では西松問題っていうことはもう避けては通れないことだと思うんですがね、で、民主党が先ごろですね、ずっと第三者委員会で答えを出しますということを鳩山代表もおっしゃっていて、まあ第三者委員会には堀田さんも呼ばれてお話をされてますね」

(堀田) 「そうですね、はい」

(古館) 「そういうことでね、こっからはちょっと、通常のコメンテーターというより、元検事というね、まあ、その立場でですね、お話を聞きたいと思うんですね。ちょっと気になりますのは、その民主党が出してきた第三者委員会、ちょっとバランスが悪いんじゃないかと、その記事を読まれたりした方、接した方、思う方多いんじゃないでしょうか。ちょっとこれ、要約ですけれども(と言って、民主党第三者委員会最終報告書のポイントを列記したボードを出す)。

ボードに書かれた内容
【検察の捜査について】
・偏った捜査が行われたのではないか
・検察は説明責任を負っている
・指揮権の発動
【報道のあり方について】
・検察側の情報に寄りかかった報道だった
【小沢代表の説明責任について】
・どういう目的で使われるのか、もっと説明する姿勢があってもよかった

 50ページにわたる大変分厚い第三者の委員会の最終報告書なんですが、ここ見てください。小沢代表の説明責任については“もっと説明する姿勢があってもよかった”と。“あってもよかった”ぐらいで、これに関する割合が少ないなあという印象は正直持ちました。そして報道のあり方について、ここも重要ですが、ここについて限られた時間の中で、これあのー、堀田さん、まずですね、これ、“検察は説明責任を負っている”んだと。これ、何といってもあの時期、3月に、一方の側は小沢さんの公設秘書を逮捕したんだからと、で、説明責任があると言っている。一方、堀田さんは新聞などには、“検察にはこれ以上の説明責任はない”と明確におっしゃっている。このあたりはどうなんですか?」

(堀田) 「ええ、あれはあのー、なぜ逮捕したか。それは悪質な事件だからですよね。悪質な事件だから、時期が何であれ、やらなきゃいかなかった。そういう説明は検察もしております。私もそういう主張をしてきました。説明責任を言う人は、“いや、これは悪質な事件じゃない。こんな事件はもともとやるべき事件ではない。それをやったのがおかしい。そこをだから説明せよ”という問いですから、これ、前提が違うんですよね」

(古館) 「ああー。あの、やはり元検事でいらした郷原さんなどは真っ向対立という形になってますが、その前提が違うということですか?」

(堀田) 「そうですね。彼はもう、形式犯で、こんなのやるのがおかしいと。もう場合によっちゃ無罪だという、そういう前提で言ってますからね、ええ」

(古館) 「堀田さんのお考えとしてはとにかく、他がどうであれ、表ガネも裏ガネもないと。こういう疑わしきものがあれば、ちゃんと逮捕して起訴したことでもう説明責任を検察は果たしているというお考えですか?」

(堀田) 「ええ、もうそれで、この悪質さは国民はわかっていると思うんですね。あの時はびっくりしたかもしれませんけども、まあだんだんわかってきてると思います。だんだん背景の報道とか、いろいろされてきましたから」

(古館) 1,「小沢さんサイドに関してはそうかもしれないけど、私はその今の堀田さんのお話聞いてて、大変生意気なようですけど、ちょっと引っかかりますのはね、やっぱりこの第三者委員会も報告してるんですが、“偏った捜査が行われたのではないか”。もうまさしく小沢さんサイドだけいって、自民党にも西松からカネが流れているのに、そっちがもう立ち消えになっていることはどうもおかしいって、ずーっと引っかかってる方多いと思うんですよ。ここはどうでしょう」

(堀田) 「ええ、そうでしょうね。報道されているところでも、自民党の議員何名かに西松建設からいってますから。ただ、それは証拠を見て、そしてその実態を見れば、小沢さんのやつがこれはずば抜けて悪質、悪質っていうのは金額も多い、時期もある程度の期間にわたっている、回数がある。そして、秘書の方が相手方と話して仕切っておる。そして西松建設は特に岩手の工事、公共工事等もある。そういう状況判断すれば、他の出てきている外形的事実に比べても、格段に私は悪質性が高い。だからこっからまずやるという判断をした。で、残りのも順次、今もまだ捜査してると思うんです。それはやっぱり、何党とかどうとかいうことじゃなしに、犯罪自体の悪質性、それを見てこう、順次捜査していく。これが1回とか2回の献金になると、なかなか認識、本当は西松建設だったと、名前が違うんだけど、そこの認識がなかなか取りにくいということもあると思いますね。捜査が難しくなる。だからもたもたしてるようですけれども、これはもう、党に限らず、悪質なものからやっていく。証拠に従ってやっていく」

(古館)2、「はあ。堀田さんはもう一貫して国策捜査ではないというお立場ですけれども、だったらそれはもう、規模の問題があったとしても、自民党サイドもやらないとなというところがあります」
(何が何でも自民党に捜査のメスを入れてもらいたい古館コメント1、2)
国連安保理は北朝鮮に対する制裁決議を全会一致で採択する見通し。アメリカのメディアでは情報当局者の話として、安保理決議が採択された場合、北朝鮮が3度目の核実験を強行する可能性があると報じた。

エンディング
(古館) 「ICBM(大陸間弾道ミサイル)、この発射の話も出てきております。そして日経平均株価、今日8ヶ月ぶりですけども1万円の大台に乗りました。しかしこれはまあ、期待先行というところも強くあるようでして、まあ売り買いの、買っている半分が外国人投資家、投資ファンドっていうことで、その他、穀物相場も上がっている。実体経済との兼ね合いは不安であります」





平成21(2009)年6月12日(金)のZERO
(本日の番組構成と報道ステーションとの比較)
報道ステーションが日本郵政問題の不祥事を「障害者郵便割引制度の悪用」を日本テレビ粕谷政治部長が、「国民は納得していない」と発言。翌週、厚生労働省のキャリアの逮捕者まで出して、「問題がなかったようにしたい」テレビ朝日と「不祥事は不祥事だ」と報道機関としては当たり前のことを指摘する日本テレビ。この違いは何?

鳩山総務大臣辞任、総選挙は?(12分弱)

日本郵政西川社長の進退をめぐる問題について、今日の鳩山大臣の辞任までの経緯をスタジオで簡単に説明後、

午後2時前、官邸
(ナレーション) 多くのカメラが待ち構える総理官邸。そこへ鳩山総務大臣が現れた。

(記者) 「総理のところへ?」

(鳩山総務大臣) 「総理にお会いするんですよ」

(ナレーション) 言葉すくなに総理執務室に向かった。そのわずか6分後、

(鳩山前総務大臣) 「今、辞表を提出してまいりました。というか、そこの場でサインをしました」

(記者) 「総理からはどのようなお話がありましたか?」

(鳩山前総務大臣) 「まあ非常に残念ですが、信念を曲げられないということなので、本当に残念ですけれども、やむを得ませんと」

(記者) 「どのような気持ちで辞表を提出されましたか?」

(鳩山前総務大臣) 「今の政治は正しいことを言っても認められないことがある。正しいことが通用しないと思ったら潔く去るのがいいんじゃないでしょうか。私はそれを、少なくとも祖父の鳩山一郎から、正義と友愛は十分に仕込まれたと思っていますから、潔く去ります」

(記者) 「麻生政権を応援するつもりはありますか?」

(鳩山前総務大臣) 「今回の総理の判断は間違っていると思いますけど、今後は正しい判断で政治をやていただくことを信じてます」

(ナレーション) 西川社長を辞めさせず、自分を事実上、更迭した麻生総理を厳しく批判。最後には明治時代、政府に立ち向かって散った西郷隆盛の言葉を引用。

(鳩山前総務大臣) 「自民党政権に見切りをつけてはおりませんが、まあ、“政府に尋問の筋、これあり」って、西郷隆盛さんの有名な言葉があるけど、そういう心境ではありますね」

(ナレーション) そう言い残して官邸を後にした。そもそも鳩山大臣は麻生総理が総裁選挙に出馬した時の選対本部長を務めたほどの盟友。その盟友が去ったことは政権にとって大きな打撃だ。麻生総理は

午後5時、官邸
(麻生総理) 「郵政事業に関して、政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたということは、甚だ遺憾なことなんであって、この状況は早急に解決されてしかるべき、基本的にそう思って判断をさせてもらいました。

(記者) 「西川社長は続投ということでよろしいんでしょうか?」

(麻生総理) 「基本的には民間の事業(日本郵政)に対して、国が直接、いろいろなことを介入したりするというのは、努めて避けるべきだと、私は基本的にそう思っています。法律と事実に基づいて、新しい大臣の下に、その問題をどう解決していっていかれるのか、その判断がきちんと出た上で判断をさせていただきます。

(ナレーション) 鳩山大臣の後任には佐藤勉国家公安委員長の兼務が決まった。鳩山大臣が辞任を求めていた日本郵政の西川社長は

午後6時前、日本郵政本社前、停まっている車の中にいる西川社長に対して
(記者) 「ご自身、辞められるおつもりはないですか、西川社長?」

(日本郵政・西川社長) 「……」

(ナレーション) 無言で会社を後にした。大臣の辞任という決着に、自民党内からは

(伊吹文明) 「国民の感情からするとね、鳩山さんの主張の方がストンと胸に落ちるんじゃないかと、私は思います」

(中川秀直元幹事長) 「郵政民営化貫徹という国民の真意の上にある麻生内閣としてね、こういう結論に至ったということは、正しい判断だったと思います」

(谷川秀善参院幹事長) 「喧嘩したら両成敗よ。だからそれはやっぱり、そういうことわざもあるんだからね、そうして両方引いてもらってですね、新しい考えやったら一番いいんじゃないかなと思いますけどね」

(ナレーション) 党内の意見は分かれた。一方、鳩山大臣の兄である民主党・鳩山由紀夫代表は

民主党本部、記者会見
(民主党・鳩山代表) 「麻生総理のリーダーシップの欠如は、甚だしいにも程があると。政権の体を成していない」

(記者) 「反旗を翻す覚悟はあるかっていうことをおっしゃいましたけれども、今後の連携の連携の可能性について、どのように?」

(鳩山代表) 「本人がしかし、記者会見のぶら下がりで“連携はないでしょうね”って言っていませんでしたか? 何かそう聞いておりますし、私どもも政権交代を目指しているわけですから、そのことを念頭においてはおりません。ただ、弟の言葉はですね、政府に対して反旗を翻した時の西郷隆盛の言葉を引用したわけですから、弟としてはその(反旗を翻す)覚悟を持っているんだなと、当然そう理解されますよね」

(ナレーション) 兄からそう言われた鳩山大臣。午後、鳩山一郎元総理らが眠る鳩山家の墓参りをしていた。

墓参を終えて、記者に囲まれ
(鳩山前総務大臣) 「祖父も親父もわかってくれるでしょう。正しいことをして、潔く去るんだったら」

午後4時半すぎ、鳩山氏の事務所前
(七尾藍佳) 「新党を立ち上げるですとか、そういったことを国民に訴えていくお気持ちはありますか?」

(鳩山前総務大臣) 「それはこれから仲間と相談をして、じっくり考えて行動することですから、軽々しくそういうことは言えません」

(七尾) 「応援の声はいっぱい、今日、事務所に来ていたということですが、そういいう声あしました?」

(鳩山前総務大臣) 「それはありますよ。“新党作れ”っていう声はすごい多いけど、まあそう簡単に新党なんか作れるものじゃありませんから」

(ナレーション) 新党結成の動きもにおわせた。さらに、鳩山大臣に歩調を合わせたのか、側近である戸井田厚生労働政務官も辞意を表明した。こうした動きに自民党内からは

午後6時すぎ、横浜市

(笹川尭総務会長) 「(鳩が)鳩舎から飛び出して、鳩山さんもどこの空を飛ぶのか、大変心配いたしております」

(ナレーション) 政界再編につながるのではと警戒する声が挙がる。

テロップにて
(自民党議員) 「これは計画的ですね」

(現職閣僚) 「辞任の雪崩が起きたら一巻の終わりだ」

(ナレーション) 麻生政権発足から8ヶ月あまり。辞任した大臣は3人目となる。

(村尾) 「粕谷さん、まず今日、鳩山大臣が辞任しましたけれども、その背景はどう見てますか?」

(粕谷賢之政治部長) 「5日ほど前から、麻生総理自身が水面下で